JP2009135254A - 粘着テープ貼着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一厚さの粘着テープをウエーハに貼着可能な粘着テープ貼着方法を提供することである。
【解決手段】 ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを加工する加工手段とを備えた加工装置によってウエーハを加工する際に、該チャックテーブルに保持されるウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する粘着テープ貼着方法であって、前記粘着テープはシート層と、該シート層に塗布された糊層とから構成され、ウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する際に、該シート層の糊層塗布面に、又はウエーハの被保持面に糊層を均一に塗布してウエーハの被保持面に前記シート層を貼着することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハに粘着テープを貼着する粘着テープ貼着方法に関する。
IC、LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、切削装置(ダイシング装置)によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石を回転可能に支持する研削ユニットから概ね構成され、ウエーハを高精度に所定の厚さに研削することができる。
そして、ウエーハの裏面を研削する際には複数のデバイスが形成されたウエーハの表面をチャックテーブルに対面させて載置することから、デバイスが損傷する恐れがあるためウエーハの表面には粘着テープ(保護テープ)が貼着される。
また、ダイシングフレームに粘着テープ(ダイシングテープ)を介して配設されたウエーハを切削ブレードで切削して所定深さのV溝を形成したり、或いはLow−k膜を除去するためにレーザービームを照射してウエーハに所定深さの溝を形成したりする場合がある。
しかし、保護テープ又はダイシングテープ等の粘着テープは、ロール状に巻かれて流通し更には保管されており、このロール状に巻かれた粘着テープから必要長さを切り出して保護テープ又はダイシングテープとして使用するため、ロール状に巻かれている際に保護テープ又はダイシングテープの糊層が捩れることに起因してその厚さが均一でなくなり厚みばらつきが生じることがある。
このように厚みばらつきが生じた保護テープをウエーハの表面に貼着し、ウエーハの表面側を下にしてチャックテーブルでウエーハを吸引してウエーハの裏面を研削すると、ウエーハと保護テープを含む総厚が均一厚さに形成されても、保護テープをウエーハから剥離するとウエーハの厚みにばらつきが生じるという問題がある。
また、ダイシングフレームに粘着テープ(ダイシングテープ)を介して配設されたウエーハを切削ブレードで切削して所定深さのV溝を形成したりする場合に、溝深さにばらつきが生じるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、均一厚さの粘着テープをウエーハに貼着可能な粘着テープ貼着方法を提供することである。
本発明によると、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを加工する加工手段とを備えた加工装置によってウエーハを加工する際に、該チャックテーブルに保持されるウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する粘着テープ貼着方法であって、前記粘着テープはシート層と、該シート層に塗布された糊層とから構成され、ウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する際に、該シート層の糊層塗布面に、又はウエーハの被保持面に糊層を均一に塗布してウエーハの被保持面に前記シート層を貼着することを特徴とする粘着テープ貼着方法が提供される。
好ましくは、シート層は塩化ビニールから構成され、糊層はアクリル系樹脂から構成される。
本発明によると、粘着テープを構成するシート層と糊層とを分離しておき、ウエーハに粘着テープを貼着する際にシート層と糊層とを一体化するように構成したので、粘着テープがロール状に巻かれて流通又は保管されることにより、糊層が捩れることに起因して粘着テープの厚みにばらつきが生じることを回避できる。
以下、本発明実施形態に係る粘着テープ貼着方法を図面を参照して詳細に説明する。図1は所定の厚さに加工される前の半導体ウエーハの斜視図である。図1に示す半導体ウエーハ11は例えば厚さが700μmのシリコンウエーハからなっており、表面11aに複数のストリート13が格子状に形成されているとともに、該複数のストリート13によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス15が形成されている。
このように構成された半導体ウエーハ11は、デバイス15が形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19を備えている。また、半導体ウエーハ11の外周にはシリコンウエーハの結晶方位を示すマークとしてのノッチ21が形成されている。
次に、図2及び図3を参照して、ウエーハ11に粘着テープとしての保護テープ29を貼着する方法について説明する。まず、図2(A)に示すように、ウエーハ11の表面11aに糊塗布装置23を使用して糊を霧状に散布して均一厚さに塗布する。
次いで、図2(B)に示すように、シート層25をウエーハ11の表面11aに塗布された糊層に接着する。これにより、図3に示すように、ウエーハ11の表面に均一厚さの糊層27を有する粘着テープ(保護テープ)29を貼着することができる。シート層25の厚さは均一であるため、保護テープ29の厚さも全体的に均一となる。
以下、このように構成された半導体ウエーハ11の裏面を所定厚さに研削する研削装置2を図4を参照して説明する。研削装置2のハウジング4は、水平ハウジング部分6と、垂直ハウジング部分8から構成される。
垂直ハウジング部分8には上下方向に伸びる1対のガイドレール12,14が固定されている。この一対のガイドレール12,14に沿って研削手段(研削ユニット)16が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット16は支持部20を介して一対のガイドレール12,14に沿って上下方向に移動する移動基台18に取り付けられている。
研削ユニット16は、支持部20に取り付けられたスピンドルハウジング22と、スピンドルハウジング22中に回転可能に収容されたスピンドル24と、スピンドル24を回転駆動するサーボモータ26を含んでいる。
図7に最も良く示されるように、スピンドル24の先端部にはマウンター28が固定されており、このマウンター28には研削ホイール30がねじ止めされている。例えば、研削ホイール30はホイール基台32の自由端部に粒径0.3〜1.0μmのダイヤモンド砥粒をビトリファイドボンドで固めた複数の研削砥石34が固着されて構成されている。よって、研削面は鏡面となる。
研削手段(研削ユニット)16にはホース36を介して研削水が供給される。好ましくは、研削水としては純水が使用される。図7に示すように、ホース36から供給された研削水が、スピンドル24に形成された研削水供給穴38、マウンター28に形成された空間40及び研削ホイール30のホイール基台32に形成された複数の研削水供給ノズル42を介して研削砥石34及びチャックテーブル54に保持されたウエーハ11に供給される。
図4を再び参照すると、研削装置2は、研削ユニット16を一対の案内レール12,14に沿って上下方向に移動する研削ユニット送り機構44を備えている。研削ユニット送り機構44は、ボールねじ46と、ボールねじ46の一端部に固定されたパルスモータ48から構成される。パルスモータ48をパルス駆動すると、ボールねじ46が回転し、移動基台18の内部に固定されたボールねじ46のナットを介して移動基台18が上下方向に移動される。
水平ハウジング部分6の凹部10には、チャックテーブルユニット50が配設されている。チャックテーブルユニット50は、図5に示すように、支持基台52と、支持基台52に回転自在に配設されたチャックテーブル54を含んでいる。チャックテーブルユニット50は更に、チャックテーブル54を挿通する穴を有したカバー56を備えている。
チャックテーブルユニット50は、チャックテーブル移動機構58により研削装置2の前後方向に移動される。チャックテーブル移動機構58は、ボールねじ60と、ボールねじ60のねじ軸62の一端に連結されたパルスモータ64から構成される。
パルスモータ64をパルス駆動すると、ボールねじ60のねじ軸62が回転し、このねじ軸62に螺合したナットを有する支持基台52が研削装置2の前後方向に移動する。よって、チャックテーブル54もパルスモータ64の回転方向に応じて、前後方向に移動する。
図4に示されているように、図5に示した一対のガイドレール66,68及びチャックテーブル移動機構58は蛇腹70,72により覆われている。すなわち、蛇腹70の前端部は凹部10を画成する前壁に固定され、後端部がカバー56の前端面に固定されている。また、蛇腹72の後端は垂直ハウジング部分8に固定され、その前端はカバー56の後端面に固定されている。
ハウジング4の水平ハウジング部分6には、第1のウエーハカセット74と、第2のウエーハカセット76と、ウエーハ搬送手段78と、ウエーハ仮載置手段80と、ウエーハ搬入手段82と、ウエーハ搬出手段84と、洗浄手段86が配設されている。更に、ハウジング4の前方にはオペレータが研削条件等を入力する操作手段88が設けられている。
また、水平ハウジング部分6の概略中央部には、チャックテーブル54を洗浄する洗浄水噴射ノズル90が設けられている。この洗浄水噴射ノズル90は、チャックテーブルユニット54がウエーハ搬入・搬出領域に位置づけられた状態において、チャックテーブル54に保持された研削加工後のウエーハに向けて洗浄水を噴出する。
チャックテーブルユニット50は、チャックテーブル移動機構58のパルスモータ64をパルス駆動することにより、図4に示した装置奥側の研削領域と、ウエーハ搬入手段82からウエーハを受け取りウエーハ搬出手段84にウエーハを受け渡す手前側のウエーハ搬入・搬出領域との間で移動される。
ウエーハ搬入・搬出領域の上方にはCCDカメラ等を有する撮像装置94が配設されている。この撮像装置94は、ウエーハ11の研削面を撮像し、画像情報を取得する。
このように構成された研削装置2の研削作業について以下に説明する。第1のウエーハカセット74中に収容されるウエーハは、保護テープが表面側(回路が形成されている側の面)に装着された半導体ウエーハであり、従ってウエーハは裏面が上側に位置する状態で第1のカセット74中に収容されている。このように複数の半導体ウエーハを収容した第1のウエーハカセット74は、ハウジング4の所定のカセットを搬入領域に載置される。
そして、カセット搬入領域に載置された第1のウエーハカセット74に収容されていた研削加工前の半導体ウエーハが全て搬出されると、空のウエーハカセット74に変えて複数個の半導体ウエーハを収容した新しい第1のウエーハカセット74が手動でカセット搬入領域に載置される。
一方、ハウジング4の所定のカセット搬出領域に載置された第2のウエーハカセット76に所定枚数の研削加工後の半導体ウエーハが搬入されると、かかる第2のウエーハカセット76は手動で搬出されて、新しい空の第2のウエーハカセット76がカセット搬出領域に載置される。
第1のウエーハカセット74に収容された半導体ウエーハは、ウエーハ搬送手段78の上下動作及び進退動作により搬送され、ウエーハ仮載置手段80に載置される。ウエーハ仮載置手段80に載置されたウエーハは、ここで中心合わせが行われた後にウエーハ搬入手段82の旋回動作によって、ウエーハ搬入・搬出領域に位置せしめられているチャックテーブルユニット50のチャックテーブル54に載置され、チャックテーブル54によって吸引保持される。
このようにチャックテーブル54がウエーハを吸引保持したならば、チャックテーブル移動機構58を作動して、チャックテーブルユニット54を移動して装置後方の研削領域に位置づける。
チャックテーブルユニット50が研削領域に位置づけられると、チャックテーブル54に保持されたウエーハの中心が研削ホイール30の外周円を僅かに超えた位置に位置づけられる。
次に、チャックテーブル54を例えば100〜300rpm程度で回転し、サーボモータ26を駆動して研削ホイール30を4000〜7000rpmで回転するとともに、研削ユニット送り機構44のパルスモータ48を正転駆動して研削ユニット16を下降させる。
そして、図7に示すように、研削ホイール30の研削砥石34をチャックテーブル54上のウエーハ11の裏面(被研削面)に所定の荷重で押圧することにより、ウエーハ11の裏面が研削される。このようにして所定時間研削することにより、ウエーハ11が所定の厚さに研削される。
研削が終了すると、チャックテーブル移動機構58を駆動してチャックテーブル54を装置手前側のウエーハ搬入・搬出領域に位置付ける。チャックテーブル54がウエーハ搬入・搬出領域に位置付けられたならば、洗浄水噴射ノズル90から洗浄水を噴射して、チャックテーブル54に保持されている研削加工されたウエーハ11の被研削面(裏面)を洗浄する。
本実施形態によると、粘着テープ(保護テープ)29を構成するシート層25と糊層27とを分離しておき、ウエーハ11に粘着テープ29を貼着する際にシート層25と糊層27と一体化するような粘着テープ貼着方法を採用したので、均一の厚さの保護テープ29をウエーハ11の表面に貼着できるため、ウエーハ11の裏面を研削して均一の所定厚さにウエーハ11を仕上げることができる。
次に、図8乃至図10を参照して、本発明の粘着テープ貼着方法を切削装置のダイシングテープに使用した例について説明する。まず、図8(A)に示すように、シート層91の表面91aに糊塗布装置23を使用して糊を霧状に散布して均一に塗布し、ダイシングテープ92を作成する。
次いで、図8(B)に示すように、作業テーブル上に環状フレーム94及びウエーハ11をその裏面11bを上にして載置するとともに、表面側に糊が均一に塗布されたシート層91の裏面91bを上にしてダイシングテープ92を環状フレーム94及びウエーハ11に貼着する。
この状態で反転すると、図9に示すようにウエーハ11がダイシングテープ92を介して環状フレーム94に配設された状態となる。
本実施形態では、ウエーハ11のストリート13を所定深さに切削するために、図10に示す切削装置96を使用する。以下、切削装置96の構成について概略的に説明する。
切削装置96の前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作手段98が設けられている。装置上部には、オペレータに対する案内画面や後述する撮像手段によって撮像された画像が表示されるCRT等の表示手段100が設けられている。
図9に示すように、ウエーハ11は粘着テープであるダイシングテープ92に貼着され、ダイシングテープ92の外周縁部は環状フレーム94に貼着されている。これにより、ウエーハ11はダイシングテープ92を介してフレーム94に支持された状態となり、図10に示したウエーハカセット102中にウエーハが複数枚(例えば25枚)収容される。ウエーハカセット102は上下動可能なカセットエレベータ104上に載置される。
ウエーハカセット102の後方には、ウエーハカセット102から切削前のウエーハ11を搬出するとともに、切削後のウエーハをウエーハカセット102に搬入する搬出入手段106が配設されている。
ウエーハカセット102と搬出入手段106との間には、搬出入対象のウエーハ11が一時的に載置される領域である仮置き領域108が設けられており、仮置き領域108には、ウエーハ11を一定の位置に位置合わせする位置合わせ手段110が配設されている。
仮置き領域108の近傍には、ウエーハ11と一体となったフレーム94を吸着して搬送する旋回アームを有する搬送手段112が配設されており、仮置き領域108に搬出されたウエーハ11は、搬送手段112により吸着されてチャックテーブル114上に搬送され、このチャックテーブル114に吸引されるとともに、複数のクランプ116によりフレーム94がクランプされることでチャックテーブル114上に保持される。
チャックテーブル114は、回転可能且つX軸方向に往復動可能に構成されており、チャックテーブル114のX軸方向の移動経路の上方には、ウエーハ11の切削すべきストリートを検出するアライメント手段118が配設されている。
アライメント手段118は、ウエーハ11の表面を撮像する撮像手段120を備えており、撮像により取得した画像に基づき、パターンマッチング等の処理によって切削すべきストリートを検出することができる。撮像手段120によって取得された画像は、表示手段100に表示される。
アライメント手段118の左側には、チャックテーブル114に保持されたウエーハ11に対して切削加工を施す切削手段(切削ユニット)122が配設されている。切削手段122はアライメント手段118と一体的に構成されており、両者が連動してY軸方向及びZ軸方向に移動する。
切削手段122は、回転可能なスピンドル124の先端に切削ブレード126が装着されて構成され、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能となっている。切削ブレード126は撮像手段120のX軸方向の延長線上に位置している。
このように構成された切削装置96により、チャックテーブル114に保持されたウエーハ11のストリートを所定深さに切削する際には、まずアライメント手段118により少なくとも2点でのパターンマッチング等の手法を使用して切削すべきストリートを検出する。次いで、切削手段122をY軸方向に移動させることにより、切削しようとするストリートと切削ブレード126との位置合わせを行う。
切削しようとするストリートと切削ブレード126との位置合わせが行われた状態で、チャックテーブル114をX軸方向に移動させるとともに、切削ブレード126を高速回転させながら切削手段122を所定距離下降させると、位置合わせされたストリートに所定深さの溝が形成される。
メモリに記憶されたストリートピッチずつ切削手段122をY軸方向にインデックス送りしながら切削を行うことにより、同方向の全てのストリートに所定深さの溝が形成される。更に、チャックテーブル114を90°回転させてから、上記と同様の切削を行うと、最初のストリートと直交する方向の全てのストリートに所定深さの溝が形成される。
全てのストリートに所定深さの溝が形成されたウエーハ11はチャックテーブル114をX軸方向に移動してから、Y軸方向に移動可能な搬送手段128により把持されて洗浄装置130まで搬送される。洗浄装置130では、洗浄ノズルから水を噴射しながらウエーハ11を低速回転(例えば300rpm)させることによりウエーハを洗浄する。
洗浄後、ウエーハ11を高速回転(例えば3000rpm)させながらエアノズルからエアを噴出させてウエーハ11を乾燥させた後、搬送手段112によりウエーハ11を吸着して仮置き領域108に戻し、更に搬出入手段106によりウエーハカセット102の元の収納場所にウエーハ11が戻される。
本実施形態の粘着テープ貼着方法を採用したダイシングテープ92によると、シート層91に糊層が均一に塗布されているため、ダイシングテープ92の厚さが均一となり、従ってウエーハの全てのストリートに均一深さの溝を形成することができる。
半導体ウエーハの表面側斜視図である。 図2(A)はウエーハの表面に均一に糊層を塗布する様子を示す斜視図、図2(B)はシート層をウエーハの表面に貼着する様子を示す斜視図である。 保護テープがウエーハの表面に貼着された状態の斜視図である。 研削装置の外観斜視図である。 チャックテーブルユニット及びチャックテーブル送り機構の斜視図である。 下側から見た研削ホイールの斜視図である。 研削ホイールの縦断面図である。 図8(A)はシート層に均一な厚さの糊層を塗布する様子を示す斜視図、図8(B)はダイシングテープをウエーハ及び環状フレームに貼着する様子を示す斜視図である。 ダイシングテープを介してフレームと一体化されたウエーハを示す斜視図である。 切削装置の外観斜視図である。
符号の説明
2 研削装置
11 半導体ウエーハ
16 研削手段(研削ユニット)
23 糊塗布装置
25 シート層
24 スピンドル
29 保護テープ
30 研削ホイール
34 研削砥石
54 チャックテーブル
91 シート層
92 ダイシングテープ
94 環状フレーム
114 チャックテーブル
122 切削手段(切削ユニット)
124 スピンドル
126 切削ブレード

Claims (2)

  1. ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを加工する加工手段とを備えた加工装置によってウエーハを加工する際に、該チャックテーブルに保持されるウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する粘着テープ貼着方法であって、
    前記粘着テープはシート層と、該シート層に塗布された糊層とから構成され、
    ウエーハの被保持面に粘着テープを貼着する際に、該シート層の糊層塗布面に、又はウエーハの被保持面に糊層を均一に塗布してウエーハの被保持面に前記シート層を貼着することを特徴とする粘着テープ貼着方法。
  2. 前記シート層は塩化ビニールから構成され、前記糊層はアクリル系樹脂から構成されることを特徴とする請求項1記載の粘着テープ貼着方法。
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