JP2009125554A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】メダル払出口から異物を挿入してメダルセレクタに対して行われる不正行為を防止できるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンにおいて、返却流路600の回収口601にメダルセレクタ91に対する不正を防護する不正防護部材500を着脱自在に装着する。不正防護部材500は、返却流路600の後方壁部602上端に装着される本体部501と、本体部501から前方に延在し、回収口におけるメダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲を塞ぐ回収口閉塞部502と、回収口閉鎖部502における回収口601の中央方向側端部から上方に立設した立設壁部503と、を備えている。
【選択図】図9

Description

本発明は、前面が開放した箱形の筐体と、この筐体前面に開閉可能に軸着された前面扉と、複数の図柄を外周面に表示された複数のリールを備え、リールを回転させることにより可変表示ゲームを行う変動表示手段と、前記前面扉に設けられメダルを投入するメダル投入口と、前記メダル投入口から投入されたメダルを選別するメダルセレクタと、前記メダルセレクタの下部に設けられ該メダルセレクタから返却されたメダルを回収するために上方に開口した回収口と、を備えたスロットマシンに関する。
従来、複数の図柄を外周面に表示した複数(例えば、3個)のリールを備え、これらのリールを回転させることで複数の図柄を変動表示させる可変表示ゲームを行い、可変表示ゲームの結果、予め設定された有効ライン上において所定の図柄組合せ態様が形成された場合に、所定の遊技価値を遊技者に付与するようにしたスロットマシンが一般的に知られている。
スロットマシンにおいては、遊技者による所定数(通常1〜3枚)の遊技媒体(メダルや遊技球)の投入操作、あるいはクレジットからの賭けボタン操作(ベット操作)に基づく賭入力の後、スタートレバーが操作されることにより可変表示ーゲームが開始される。そして、一定時間経過後に自動的に、又は遊技者が各リールに対応して各々設けられたリール停止ボタンを操作することにより、各リールの回転を順次停止させて図柄組合せ態様(停止表示態様)が確定される。
リールが停止した際に、前記賭入力に応じて有効化された有効ライン上に形成された図柄組合せ態様が、予め定められた所定の図柄組合せ態様(入賞態様)となった場合に入賞が確定(成立)し、入賞種類に対応した数の遊技媒体が遊技者に付与される。
ここで、遊技者が遊技を開始するために遊技媒体を投入することおよび予めスロットマシンに預け入れた(クレジット)遊技媒体の記憶数から賭けボタン操作に応じてクレジット数を減算することに基づく賭数の入力を総称してベットまたは賭入力と呼ぶ。
つまり、スロットマシンでは、遊技者によって賭入力が行われたことを示す信号、スタートレバーが操作されたことを示す信号に基づいて、遊技制御装置が可変表示ゲームに関する制御を行う。
スロットマシンの筐体前面部には、メダルを投入するメダル投入口が形成されるとともに、該メダル投入口の下流側には、該メダル投入口と連通してメダル投入口から投入されたメダルを真偽の判別と、その枚数を計測するためのメダルセレクタが設けられている。
メダルセレクタで真と判断されたメダルは、メダルセレクタの下流端部に備えられた誘導部により誘導されて、該メダルセレクタの後方に配設されたホッパー装置のメダル貯留部に流下されて貯留されるようになっている。
一方、メダルセレクタの下部には、メダル投入口から投入されてメダルセレクタで不適正と判断されて下方に落下されたメダルを回収して回収口が形成され、該回収口に落下したメダルは返却流路を流下した後、スロットマシンの受皿にメダル払出口を介して返却されるようになっている。
また、メダルセレクタには、メダルセレクタ内の流路でメダル詰まり等が発生した場合に、外部操作により詰まったメダルを取り除く機構が備えられていて、該取り除かれたメダルも回収口から遊技者に返却されるようになっている。
ところで、このような構成のスロットマシンにおいて、近年、筐体に形成される開口部から、棒状の異物を筐体内部に挿入してセレクタに対して不正行為が行われることが多くなっている。例えば、筐体前面部に形成されたメダル投入口から異物を挿入して、メダルセレクタのセンサを誤検出させることで、不正に遊技の開始やクレジットの増加等を行う不正行為が行われていた。
このような不正行為に対して、メダルセレクタの流路の上流側に第1のセンサ、下流側に第2のセンサを配置し、かつ、第1のセンサおよび第2のセンサはメダルの進行方向に対してそれぞれ上下に離隔して配置することにより、不正行為に係わる異物を戻す際にセンサが反応して不正行為を検出するようにしたメダルセレクタが考えられている。(例えば、特許文献1)
特開2004−166806号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機であっては、例えば、メダル投入口から異物を挿入してメダルセレクタに対して行われる不正行為を防止することは可能であるが、筐体前面側の開口部として、受皿に形成されたメダル払出口から異物を挿入して行われる不正行為を防止することができない。
すなわち、近年、メダル払出口からピアノ線やセル板等の異物を挿入し、該異物の先端等をメダルセレクタの下流端部に備えられた誘導部に臨ませて、本来ホッパー装置のメダル貯留部に誘導されるメダルの誘導方向を変化させ、メダルがメダルセレクタ下部の回収口に誘導されるようにすることで、投入したメダルがメダルセンサで正常に検出された後に受皿に返却されるようにした不正行為が行われているが、このような不正行為に対しては従来のメダルセレクタでは防止することができない。
本発明は、受皿に形成されたメダル払出口から異物を挿入して行われる不正行為を防止できるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
前面が開放した箱形の筐体と、
この筐体前面に開閉可能に軸着された前面扉と、
複数の図柄が外周面に表示された複数のリールを備え、該リールを回転させることにより可変表示ゲームを行う変動表示手段と、
前記前面扉に設けられメダルを投入するメダル投入口と、
前記メダル投入口から投入されたメダルを選別するメダルセレクタと、
前記メダルセレクタから返却されたメダルを回収する回収口が形成され該返却されたメダルを下方に流下させる返却流路と、
前記前面扉に設けられるとともに前記返却流路から流下してメダル払出口から払い出されたメダルを貯留可能な受皿と、
を備えたスロットマシンにおいて、
前記返却流路の回収口に前記メダルセレクタに対する不正を防護する不正防護部材を着脱自在に装着し、
前記不正防護部材は、
前記返却流路の後方壁部上端に装着される本体部と、
前記本体部から前方に延在し、前記回収口における前記メダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲を塞ぐ回収口閉塞部と、
前記回収口閉鎖部により前記回収口が閉鎖されていない未閉鎖部側における当該回収口閉鎖部の縁部に形成され、上方に立設した立設壁部と、
を備えていることを特徴とする。
ここで、「メダルセレクタから返却」とは、メダルセレクタ内でメダル詰まりが発生した場合に、スロットマシン前面に備えられたメダル詰まりを解消する解消ボタンの操作により詰まったメダルをメダルセレクタの返却部から遊技者に返却する場合と、形状等が正規なものと異なるメダルを投入した場合に、選別されたメダルを返却する場合等がある。
また、「回収口における前記メダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲」とは、回収口の一部分であるが、メダル払出口からメダルセレクタの下流側端部に対して異物を挿入した場合に、少なくともその最短距離を結ぶ線が通る回収口の開口範囲である。ピアノ線やセル板等の異物の侵入を物理的に阻止できる範囲があれば良いが、望ましくは、異物の侵入を広範囲で阻止しつつメダルセレクタから落下するメダルの回収に支承がない範囲である。
請求項1に記載の発明によれば、受皿のメダル払出口から異物を挿入しても、回収口におけるメダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲は回収口閉鎖部で塞がれているので、回収口閉鎖部よりも内側へは異物を挿入できなくなるし、回収口自体も一部が塞がれて不正にメダルを落下することが困難なことから、メダルセレクタから真と選別されて流下したメダルの誘導方向を、ホッパー装置のメダル貯留部側から回収口側に変更する不正行為を防止することが可能となる。
また、メダル払出口から挿入した異物の挿入方向を、前記回収口閉鎖部で塞がれた部位を避けた方向に変更して異物を回収口よりも上方に挿入するようにしても、回収口閉鎖部の未閉鎖部側の縁部には立設壁部が形成されているので、異物はこの壁部で進入方向が規制されてメダルセレクタの下流側には挿入できなくなり不正行為を防止することが可能となる。
また、不正防護部材は、返却流路に着脱自在に装着されるので、メダルセレクタの交換時や点検時にはこの不正防護部材を取り外せば作業が容易になるので作業性を高めることが可能となる。また、返却流路を構成する部材とは別体で成型できるので、不正行為を効率よく防止できるようなより複雑な形状にすることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記回収口閉鎖部の前方端部に、左右方向に亘って上方に立設するとともに前記立設壁部と連続する補助立設壁部を形成したことを特徴とする。
ここで、「立設壁部と連続する」とは、補助立設壁部と立設壁部とが隣り合っていて互いに隙間無く一体的に形成されていること。
請求項2に記載の発明によれば、回収口閉鎖部の前方から異物を挿入するようにしても補助立設壁部により内部への進入を防止できるので、不正行為を防止することが可能となる。
また、補助立設壁部は立設壁部と連続しているので、補助立設壁部と立設壁部との間に形成される隙間から異物を侵入されることを防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記本体部には、前記メダルセレクタの返却部の後方を覆うとともに前記立設壁部と連続する後方カバー部が設けられていることを特徴とする。
ここで、「立設壁部と連続する」とは、後方カバー部と立設壁部とが隣り合っていて互いに隙間無く一体的に形成されていること。
請求項3に記載の発明によれば、異物の先端を回収口の後方に廻して内部に挿入しようとしても、その部位には後方カバー部が設けられているので、異物の進入を防止でき、不正行為を防止することが可能となる。
また、後方カバー部は立設壁部と連続しているので、後方カバー部と立設壁部との間に形成される隙間から異物を侵入されることを防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のスロットマシンにおいて、
前記後部カバー部は、上端側を後方に向くように傾斜させたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、メダルセレクタから返却されたメダルを効率よく回収することが可能となるし、返却メダルがメダルセレクタと後部カバー部との間で挟まることも防止可能となる。
本発明によれば、受皿のメダル払出口から異物を挿入しも、回収口におけるメダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向の一端部側は回収口閉鎖部で塞がれているので、回収口閉鎖部よりも内側へは異物を挿入できなくなるし、回収口自体も一部が塞がれて不正にメダルを落下することが困難なことから、メダルセレクタから真と選別されて流下したメダルの誘導方向を、ホッパー装置のメダル貯留部側から回収口側に変更する不正行為を防止することが可能となる。
また、メダル払出口から挿入した異物の挿入方向を、前記回収口閉鎖部で塞がれた部位を避けた方向に変更して異物を回収口よりも上方に挿入するようにしても、回収口閉鎖部の端部には立設壁部が形成されているので、異物はこの壁部で進入方向が規制されてメダルセレクタの下流側には挿入できなくなり不正行為を防止することが可能となる。
また、不正防護部材は、返却流路に着脱自在に装着されるので、メダルセレクタの交換時や点検時にはこの不正防護部材を取り外せば作業が容易になるので作業性を高めることが可能となる。また、返却流路を構成する部材とは別体で成型できるので、不正行為を効率よく防止できるようなより複雑な形状にすることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るスロットマシンの一例を示す外観正面図である。図2は、本実施形態のスロットマシン1の前面扉2の背面図である。
また、図3は、メインパネルユニット4の主要部を示す前面扉2の背面拡大図である。なお、図3では、メインパネルユニット4の背面側にカバー部材200、300を取り付ける前の状態を示している。
スロットマシン1は、前面が開放した箱形の筐体の内部に、変動表示手段としてのリール装置8や、メダル払出装置(メダルホッパー、ホッパー装置)等の各種機器が設けられるとともに、この筐体の前面に前面扉2が片開き形式に開閉可能に設けられることで概略構成されている。
前面扉2は、略矩形状に形成されたメインフレーム21に、上部ユニット3、メインパネルユニット4、下部パネルユニット5、下皿ユニット6、及び各種操作スイッチ等が配設されて構成される。
メインフレーム21は、上側略1/3の領域にメインパネルユニット4を配設するための開口部が設けられ、一方の長辺には前面扉2を筐体に取り付けるための取付プレート23が固着されている。取付プレート23の上下2箇所には、前面扉2を筐体に対して開閉可能とするためのヒンジ24、24が設けられている。
メインフレーム21の上方には、上部ユニット3が配設されている。上部ユニット3は、所定のベース部材に可動演出部材や発光装飾装置からなる演出ユニット32やスピーカ31等を配置されて構成される。上部ユニット3の底面の一部がメインフレーム21の上辺部(開口部の上方)に係合され、所定の固定部材(例えば、パネル固定部材)によって固着されることにより、上部ユニット3はメインフレーム21に取り付けられる。
スロットマシン1では、この上部ユニット3内の可動演出部材を動作させて所定の演出を行うことにより、例えば、特別入賞に内部当選したことを報知する。
メインフレーム21に形成された開口部には、メインパネルユニット4が配設される。メインパネルユニット4は、メインパネルベース49の前面側にメインパネル41を備えて構成され、このメインパネル41の略中央には後方を視認可能な(例えば透明の)図柄表示窓部42が形成されている。この図柄表示窓部42を透して、筐体内に配設されたリール8装置を視認可能となっている。
リール装置8は、複数の(例えば3つ)円筒形のリール8a、8b、8c、すなわち、第1リール(左リール)8a、第2リール(中リール)8b、及び、第3リール(右リール)8cが水平方向に並設されて構成されている。これらのリール8a、8b、8cの外周面には、所定の配列に従って複数の図柄が配置されている。複数の図柄としては、ボーナス入賞に対応する特別入賞図柄(例えば、7、BAR)と、特別入賞図柄以外の図柄(例えば、リプレイ、ベル、スイカ、チェリー、ブランク等)がある。
各リール8a、8b、8cにはそれぞれ、リール用モータ(ステッピングモータ、図示略)が設けられており、各リール8a、8b、8cを独立して回転駆動ならびに回転停止することが可能となっている。
リール用モータによりリール8a、8b、8cを回転させることにより、図柄表示窓部42から視認される複数種類の図柄を、例えば上から下へと循環するように変動させる(変動表示)。一方、リール8a、8b、8cが停止している状態では、各リール8a、8b、8cについて、連続する所定数(例えば、3つ)の図柄が図柄表示窓部42を介して視認可能となっており、つまり図柄表示窓部42には3×3の計9つの図柄が停止表示されることとなる。
図柄表示窓部42から視認される3×3の図柄行列に対しては、複数の有効化可能ラインが設定されている。すなわち、例えば、各リール8a、8b、8c中段の図柄を横切る有効化可能ライン(中段横ライン)、各リール8a、8b、8c上段の図柄を横切る有効化可能ライン(上段横ライン)、各リール8a、8b、8c下段の図柄を横切る有効化可能ライン(下段横ライン)、第1リール8a下段−第2リール8b中段−第3リール8c上段にかけて各リール8a、8b、8cを斜めに横切る有効化可能ライン(右上がりの斜めライン)、及び、第1リール8a上段−第2リール8b中段−第3リール8c下段にかけて各リール8a、8b、8cを斜めに横切る有効化可能ライン(右下がりの斜めライン)の5ラインが、有効化可能ラインとして設定されている。
そして、遊技者によるメダルの投入又はクレジットからの入力(以下、賭入力と称する)によって設定されたベット数(賭数)に応じて所定の有効化可能ラインが有効化され、この有効ライン上に形成された図柄組合せ態様に基づいて入賞の成立/不成立が判断される。例えば、ベット数1では中段横ラインが有効ラインとなり、ベット数2では中段横ラインに加え、上下段横ラインが有効ラインとなり、ベット数3では上中下段横ラインに加え、右上がり、右下がりの斜めラインが有効ラインとなる。
なお、ベット数が3の場合でのみゲームを実行可能な所謂3枚がけ専用としてもよく、この場合は常に5つの有効化可能ラインが有効ラインとなる。また、ベット数には無関係にすべてのラインを有効としてもよい。
メインパネルユニット4において、図柄表示窓部42の上方には、所定の装飾の他、入賞役構成や入賞役に対応する配当等が表示された配当表示パネル43が配設されている。
図柄表示窓部42の下方には、クレジット数表示部44、払出数表示部45、獲得枚数表示部46が設けられている。クレジット数表示部44は、クレジットとして記憶されているメダル数を表示し、払出数表示部45は、ボーナスゲーム時の払出枚数を表示するものである。また、獲得枚数表示部46は入賞成立時の獲得枚数を表示するものである。これらの表示部44、45、46は、後方を透視可能な透明部材の奥に、例えば、7セグメントのLEDからなる表示部を備えて構成され、その点灯状態によって各種情報を表示する。
クレジット数表示部44の左方には、各種遊技状態を表示する遊技状態表示部47が設けられており、その奥に配されたランプの点灯状態により現在の遊技状態を表示する。遊技状態表示部47は、例えば、ベット操作が行われスタートレバー73によるゲームのスタート操作が有効であることを示すスタート表示部、遊技者がスタートレバー73を操作してからリールが回転するまでに待ち時間がある(前回のゲーム開始から一定時間経過していないためにリールの回転開始を待機している状態)ことを示すウェイト表示部、再遊技入賞(リプレイ入賞)が成立してリプレイゲームが付与されたことを示すリプレイ表示部、スロットマシン1が遊技可能な待機状態であることを示しベット操作を示唆するインサートメダル表示部、で構成される。
獲得枚数表示部46の右方には、ベット操作によって設定されたベット数(最高3枚)を表示するベット数表示部48が設けられている。このベット数表示部48は、その奥に配されたランプの点灯状態によりメダルのベット数を表示する。
また、メインパネルユニット4において、メインパネルベース49の背面側には、周辺部に起立壁491が形成されており、この起立壁491には、後述する各種操作部からの配線を挿通させる開口部492,493,494が下方に向けて形成されている。そして、この起立壁491で囲まれた凹部には、各種操作部からの出力信号を集約して遊技制御装置(図示略)に出力する中継基板(ディジタル表示基板)100が配設されている。
中継基板100の前面側には、クレジット数表示部44、払出表示部45、獲得枚数表示部46等の表示部(例えば、LED)が設けられている。一方、図3に示すように、中継基板100の背面側には、各種操作部からの出力信号を入力する入力端子(基板コネクタ)101、102、103、及び遊技制御装置と接続するための入出力端子(基板コネクタ)104が設けられている。
例えば、入力端子101には、マックスベットボタン71、スタートレバー75、及びクレジット選択ボタン73からの配線コネクタ(図示略)が、メインパネルベース49の開口部492を通して接続される。入力端子102には、メダルセレクタ(セレクタユニット)91、リールストップボタン74a、74b、74c等からの配線コネクタ(図示略)が、メインパネルベース49の開口部493を通して接続される。入力端子103には、前面扉の開放検出センサ95からの配線コネクタ(図示略)がメインパネルベース49の開口部494を通して接続される。そして、入力端子101、102、103に入力された信号は中継基板100で集約され、入出力端子104にコネクタ接続された遊技制御装置に出力される。つまり、各種操作部からの出力信号は、入力端子101,102,103、及び入出力端子104からなる配線接続部を介して前記遊技制御手段に出力される。
また、中継基板100には、スロットマシン1の機械割を段階的に変更(いわゆる設定変更)するための設定操作スイッチ105が設けられている。
中継基板100の背面側は、第2カバー部材300で覆われる。すなわち、メインパネルベース49の起立壁491と第2カバー部材300により、中継基板100が収納された凹部が閉塞されることとなる。第2カバー部材300の取付構成については後述する。
なお、入出力端子104は、遊技制御装置からの制御信号が入力可能に構成され、この制御信号に基づいて表示部の発光制御等が行われることとなる。つまり、入出力端子104は、遊技制御装置と双方向通信が可能に構成されている。
メインフレーム21の開口部の下方(メインパネルユニット4と下部パネルユニット5に挟まれる部分)には、前方側に突出する段部22が形成されている。
段部の上面22aには、メダル投入口72、マックスベットボタン71が設けられている。
メダル投入口72は、段部上面22aの正面視右側(前面扉2の開放端側)に配設されている。遊技者がこのメダル投入口72にメダルを投入してベット操作を行うことにより、ゲームが実行可能となる。このメダル投入口72から投入されたメダルが通過する経路には、メダルの通過を検知するメダル検出センサを備えたメダルセレクタ91が設けられており、このメダルセレクタ91による検出情報をもとにメダルの投入枚数がカウントされる。
マックスベットボタン71は、段部上面22aの正面視左側に配設されている。マックスベットボタン71は、押圧操作を一度行うことでクレジットからベット数の限度数(例えば、3枚)まで入力できる。
段部正面22bには、クレジット選択ボタン(精算ボタン)73、リールストップボタン74、スタートレバー75、メダル詰まり解消ボタン76、及び鍵穴77が設けられている。
クレジット選択ボタン73は、メダル投入口72から投入されたメダル又は入賞が成立することにより払い出されるメダルをクレジットとして記憶可能なクレジット状態と、記憶不能な非クレジット状態を切り換えるためのものである。例えば、クレジット状態において、メダル投入口72から最大ベット数(例えば、3枚)を超えるメダルが投入された場合は、最大ベット数を超えた分のメダルは、所定数(例えば50枚)までクレジットとしてスロットマシン1に記憶され、以降のゲームで使用できる。また、クレジットとして記憶可能な所定数を超えるメダルが投入された場合は、受皿62に返却される。一方、非クレジット状態では、最大ベット数を超えた分のメダルは受皿62に返却される。
リールストップボタン74は、第1リール8a、第2リール8b、及び第3リール8cとそれぞれ1対1で対応付けられて設けられた第1リールストップボタン74a、第2リールストップボタン74b、及び第3リールストップボタン74cで構成され、停止操作に応じて対応するリール8a、8b、8cの回転をそれぞれ停止させるためのものである。これらのリールストップボタン74a、74b、74cは、例えば、有色半透明の樹脂部材などで形成されている。また、リールストップボタン74a、74b、74cの奥には、該リールストップボタン74a、74b、74cの操作により各リールを停止可能な状態であることを、点灯により報知するためのストップボタンLED(図示略)がそれぞれ設けられている。
スタートレバー75は、一区切りのゲームを開始させるための操作レバーである。メダル詰まり解消ボタン76は、メダルセレクタ91の流路内でメダル詰まりが発生した場合に、該流路に設けられたメダル詰まり解消部材(図示略)を動作させるもので、このメダル詰まり解消部材の動作により流路内に詰まったメダルは返却部96(図9参照)から後方に返却されるようになっている。鍵穴77は、前面扉2を開く際、又はスロットマシン1のエラー(例えば、ホッパーエラー)状態をリセットする際に鍵を差し込むためのものである。
メダルセレクタ91の下流端部には、誘導部材97が備えられている。誘導部材97は、メダルセレクタ91の流路内でメダル検出センサの検出に基づき真(正当)と判断されて流下されたメダルを、後方のホッパー装置のメダル貯留部(図示略)に誘導するように後方側に湾曲した誘導部98を形成している。
上述したように、メインフレーム21の段部22には、マックスベットボタン71、スタートレバー71、リールストップボタン74等の操作手段が、操作部位を外部に露呈された状態で配設されている。これらの操作手段からの出力信号はメインパネルユニット4を構成する中継基板100に集約され、中継基板100の入出力端子104から遊技制御装置(図示略)に出力されるようになっている。
メインフレーム21の段部22の下方には、前面扉2の下部領域を構成する下側パネルユニット5が配設される。下側パネルユニット5は、所定のベース(枠体)に装飾パネルがはめ込まれて構成されており、装飾パネルには、例えば、スロットマシンの機種名や入賞役等が表示される。
メインフレーム21の最下部(下側パネルユニット5の下方)には、下皿ユニット6が配設される。下皿ユニット6は、灰皿61、メダルを貯留するための受皿62、スピーカの前面を覆うスピーカカバー63、メダル払出口64等を備える。スピーカカバー63の後方には、スピーカ93が配設される。
メインフレーム21の背面側には、メダル投入口72から投入されたメダルを検知するメダル検出センサを備えたメダルセレクタ91、メダルセレクタ91から返却されたメダルを流下させる返却流路600、スピーカ93、遊技制御装置(図示略)からの制御信号を中継する下部中継基板ユニット94等が配設される。
返却流路600は、その上流部がメダルセレクタ91の下部から鉛直方向に延在して形成され、その下流の中流部が前面扉2の左右方向中央側(前方から見て左側)に向かって下り傾斜し、さらにその下流の下流部で再度鉛直方向に変換されて、メダルを受皿62に流下誘導するようになっている。下流部においては前面扉2前面に設けられた受皿62にメダルを払い出すため前方側に流路が屈折した状態となっている。
返却流路600の上端部(上流端部)にはメダルセレクタ91の下部に臨んだ回収口601が形成される一方、下端部(下流端部)は受皿62に形成されたメダル払出口64に連通している。そして、メダルセレクタ91から返却されたメダルは回収口601で回収されて返却流路600を流下した後、メダル払出口64を介して受皿62に払い出されるようになっている。返却流路600の上端部、すなわち回収口601には前記メダルセレクタに対する不正を防護する不正防護部材500が着脱自在に装着されている。
回収口601は、メダルセレクタ91の返却部96(図9参照)から返却されたメダルや、メダルセレクタ91で形状等が正規なものと異なると判断されて選別されて落下口(図示略)から落下したメダルを回収できるように上方に開口するように形成されている。すなわち、回収口601は、図10に示すように、返却流路600の後方壁部602と前方壁部(図示略)と左右の側方壁部603の各々の上端部で囲まれて形成され、上方から見て、前後の辺(前方壁部、後方壁部)が左右の辺(側方壁部)よりも長い矩形状に形成されている。また、後方壁部602の上端の左側はメダルセレクタ91の傾斜した流路に対応して左側に向けて下方に傾斜していることから、側方壁部603、603のうち左側の壁部上端は右側の壁部上端よりも下に位置している。
また、マックスベットボタン71とスタートレバー75の背面側は第1カバー部材200によって覆われており、さらに、第1カバー部材200と中継基板100(入力端子101,102,103、及び入出力端子104を含む)の背面は第2カバー部材300で覆われている。第1カバー部材200及び第2カバー部材300の取付構成については後述する。
上述したように、本実施形態のスロットマシン1は、前面が開放した箱形の筐体(図示略)と、この筐体前面に開閉可能に軸着された前面扉2と、複数の図柄を外周面に表示された複数のリール8a、8b、8cを備え、リール8a、8b、8cを回転させることにより可変表示ゲームを行うリール装置(変動表示手段)8と、リール装置8による可変表示ゲームを実行するためのマックスベットボタン(賭入力操作手段)71、及びメダルセレクタ(賭入力手段)91と、マックスベットボタン71又はメダルセレクタ91による賭入力の後、可変表示ゲームを開始するためのスタートレバー(スタート操作手段)75と、マックスベットボタン71又はメダルセレクタ91からの出力信号、及びスタートレバー75からの出力信号に基づいて、可変表示ゲームに関する制御を行う遊技制御装置(遊技制御手段)と、マックスベットボタン71、メダルセレクタ91、及びスタートレバー75からの出力信号を集約して遊技制御装置に出力する中継基板100と、を備える。
スロットマシン1においてゲームを行う場合、まず、メダル投入口72からメダルを投入するか、或いはマックスベットボタン71を操作してクレジットから賭数を入力する(賭入力)。賭入力がなされると、ベット数に応じて有効ラインが設定され、スタートレバー75の操作が有効な状態、すなわちゲームを開始可能な状態となる。そして、スタートレバー75を操作すると、遊技制御装置(図示略)において内部抽選処理がなされて入賞の当選/非当選が決定されるとともに、リール装置8の変動が開始される。
所定時間経過後、リールストップボタン74a、74b、74cの操作に基づいて、リール8a、8b、8cの回転が停止されることで、図柄表示窓部42に所定の図柄が停止表示される。このとき、内部抽選結果が特定結果となった場合(例えば、特別入賞(ボーナス入賞)や小役入賞に内部当選した場合)に、特定の図柄組合せ態様(内部当選した入賞に対応する図柄組合せ態様)を形成し得るように複数のリールの停止制御が行われる。そして、内部当選した入賞に対応する図柄組合せ態様が有効ライン上に形成された場合に入賞が成立し、当該入賞に対応する遊技価値が付与される(例えば、入賞メダルが払い出される)。以上で一区切りのゲームが終了し、以降、この操作を繰り返すことによってゲームを進行させるようになっている。
つまり、スロットマシン1は、例えば、マックスベットボタン71による賭入力を条件に、その後のスタートレバー75の操作に基づいて可変表示ゲームを実行し、可変表示ゲームの結果に関連して遊技者に所定の遊技価値を付与する。
また、本実施形態のスロットマシン1において、前面扉2には、マックスベットボタン71及びスタートレバー75の裏面側を覆う第1カバー部材200と、第1カバー部材200及び中継基板100を覆う第2カバー部材300と、が設けられている。
なお、第1カバー部材200及び第2カバー部材300は、前面扉2に直接取り付ける構成としても良いし、メインパネルユニット4のメインパネルベース49等を介して前面扉2に取り付ける構成としても良い。本実施形態では、第1カバー部材200は前面扉2に直接取り付けられ、第2カバー部材300はメインパネルベース49に取り付けられる。
以下に、第1カバー部材100及び第2カバー部材300の取付構成について説明する。
図4は第1カバー部材200を前方から見た斜視図であり、図5は第1カバー部材200を後方から見た斜視図である。
図4、5に示すように、第1カバー部材200は、底面202に側壁201、203、及び背面壁204が形成された、前方及び上方に開口部された箱状部材であり、例えば、透明な樹脂材料によって一体的に成形されている。
第1カバー部材200の底面202には、断面鉤型の仕切り壁205が形成され、この仕切り壁205と側壁201の上方は上部壁体206で連結されている。上部壁体206は、所定の厚さを有するとともに、その上面は前方下側に向けて傾斜されている(傾斜部206a)。上部壁体206の上面と第2カバー部材300とを外接させるために、上部壁体206が所定の厚さを有する、言い換えれば、背面壁204及び側壁201が所定の高さを有するようにしている。なお、上部壁体206の内部は中空状に形成されてもよい。
底面202、側壁203、仕切り壁205、及び背面壁204で囲まれた正面視右側の空間は、マックスベットボタン71の後方側でありコネクタが設けられる部位(図3参照)を収納する第1収納部210となる。なお、マックスベットボタン71の下部が、第1収納部210の上方の開口から臨んで配置されることとなる。第1収納部210を構成する背面壁204の上部は、メインパネルベース49の形状に合わせて凹状切欠部204aと円弧状切欠部204bが形成されている。
底面202、側壁201、仕切り壁205、及び上部壁体206で囲まれた正面視左側の空間は、スタートレバー75の後方側でありコネクタが設けられる部位(図3参照)を収納する第2収納部220となる。底面202の第2収納部220を構成する部分には、スタートレバー75の背面部のうち収容しきれない部位を外部に臨ませる切欠部202aが形成されている。
また、底面202の側壁201側の縁部(切欠部202aの縁部)から内側(上方)に向けてスタートレバー75をネジ留めするための取付部207aが形成されている。上部壁体206の下面であって、取付部207aに対向する位置には、内側(下方)に向けてスタートレバー75をネジ留めするための取付部207bが形成されている。
また、第2収納部220には、スタートレバー75をネジ留めするときの取付作業を行うために、後方に向けて開口部204aが形成されている。
図6は、メインパネルユニット4の主要部を示す前面扉2の背面拡大図である。なお、図6では、メインパネルユニット4の背面側に第1カバー部材200だけを取り付けた状態を示している。
図6に示すように、第1カバー部材200は、マックスベットボタン71の下部が第1収納部210の上方の開口に臨むとともに、スタートレバー75の背面部が第2収納部220の切欠部202aに当接して収納されるように配設される。このとき、第1カバー部材200の背面壁204に形成された凹状切欠部204aにはメインパネルベース49の開口部492を形成する起立壁491の突出部が位置し、円弧状切欠部204bにはメインパネルベース49のカシメ部材取付部495が位置することとなる。また、第1カバー部材200の下面は、前面扉2の段部22の背面側に形成された後方に突出した突出部25の上面に当接され、第1カバー部材の取り外しを不能としている。
そして、第2収納部220の後方開口部204aから取付部207a、207bを介して、スタートレバー75の取付部75a、75aにネジを挿通し、前面扉2のメインフレーム21にネジ留めすることにより、スタートレバー75と第1カバー部材200は一体的に前面扉2に取り付けられる。すなわち、第1カバー部材200によってマックスベットボタン71及びスタートレバー75の裏面側が覆われる。
図7は第2カバー部材300の背面図であり、図8は第2カバー部材300を後方から見た斜視図である。
図7、8に示すように、第2カバー部材300は、略矩形状の第1平面部301と、第1平面部301の背面視左上部から延設された略矩形状の第2平面部302と、を有する板状部材であり、例えば、透明な樹脂材料によって一体的に成形されている。
第1平面部301の左半部(第2カバー部材300の略中央)には、中継基板100に接続される配線端部のコネクタ(配線コネクタ)を収容するために、後方に向けてT字状の凹部304が形成されている。このT字状凹部304には、中継基板100の入出力端子104及び入力端子102が収納される。また、T字状凹部304の下方は開口されており、遊技制御装置からの配線コネクタがこの開口部304aを介して入出力端子104に接続されることとなる。なお、開口部304aの大きさは、遊技制御装置からの配線コネクタの大きさ(入出力端子104の大きさ)よりも小さいので、第2カバー部材300を取り外さない限り配線コネクタを抜いて外部へ引き抜くことは不可能となっている。
第1平面部301の右上部には、後方に向けて略矩形状の凹部303が形成されている。矩形状凹部303には、中継基板100の入力端子101に接続される配線コネクタが収納される。第1平面部301のT字状凹部の右側(押圧部301a)には、カシメ部材400を取り付けるための取付部307が形成されている。
第2平面部302には、中継基板100の設定操作スイッチ105を操作するための開閉窓部305が形成されている。開閉窓部305を覆うように、開閉窓部305を開状態又は閉状態に変換する開閉部材(スライドカバー)310が取り付けられる(図2参照)。また、開閉窓部305の右側には、開閉部材310に形成されている係止片(図示略)によって前面側に押圧された場合に背面側に向けて付勢する板バネ306が、上下に切り込み加工を施すことにより一体的に形成されている。開閉部材310は、係止片が開口窓部305の端部に係止されることによって閉状態に固定されるとともに、右側にスライドされると板バネ306の付勢力によって容易に開状態とされる。
第2平面部302の左下部には、後方に向けて略矩形状の凹部305が形成されている。矩形状凹部305には、中継基板100の入力端子103に接続される配線コネクタが収納される。
第1平面部301の右側辺(凹部303の側壁)には第1平面部301より前方に突出した突出部309が形成されており、この突出部309には第2カバー部材300をメインパネルベース49に取り付けるためのフック部309aが形成されている。また、第2平面部の左側辺には第2平面部302より前方に突出した突出部308が形成されており、この突出部308には第2カバー部材300をメインパネルベース49に取り付けるための係合片308aが形成されている。
また、第2カバー部材300の第1平面部301及び第2平面部302には、第2カバー部材300をメインパネルベース49に隙間なく取り付け、中継基板100の収納空間を閉塞するために、中継基板100の外形に沿った微小高さの起立壁(図示略)が形成されている。第2カバー部材の押圧部301aは、この起立壁よりも外側に延在する。
第2カバー部材300の起立壁が、中継基板100の外形に沿って形成されているメインパネルベース49の起立壁491に嵌合されることで、中継基板100の入力端子101、102、103、及び入出力端子104は、T字状凹部304の下側開口304a及びメインパネルベース49の開口部492,493,494を除いて外部空間と遮断されることとなる。
図6に示すように、第1カバー部材200が前面扉2(メインフレーム21)に取り付けられた後、その後方から第2カバー部材300が取り付けられる。このとき、第1カバー部材200の背面壁204の位置は、メインパネルベース49の収納凹部を形成する起立壁491と同等若しくは後方側となる。具体的には、メインパネルベース49の係合孔(図示略)に係合片308aを係合させ第2カバー部材300の左側を固定した後、メインパネルベース49の係止部(図示略)にフック部309aを係止させ右側を固定することで、第2カバー部材300を取り付ける。
このとき、第2カバー部材300の押圧部301aによって第1カバー部材200の背面の一部が押さえつけられる。なお、第2カバー部材200の押圧部301aによって第1カバー部材200の背面の全部が押さえつけられるようにしてもよい。
また、第2カバー部材300の突出部309の下辺が第1カバー部材200の上部壁体206の上面と外接することとなる。すなわち、第2カバー部材300は、第1カバー部材に外接して前面扉2に取り付けられる。
さらに、第2カバー部材300は、取付部307にカシメ部材400を挿通してメインパネルベース49のカシメ部材取付部495に固着することで、メインパネルベース49に着脱不能に取り付けられる。ここで、カシメ部材400は、外部からカシメ部材取付部内495内の係止状態を解除できないように取り付ける部材で、破壊しない限り取付状態を解除できない止着部材である。なお、メインパネルユニット4は前面扉2に着脱不能に取り付けられるので、第2カバー部材300は前面扉2に対して着脱不能に取り付けられることになる。ただし、中継基板100を修理する等、第2カバー部材300を取り外す必要が生じた場合には、カシメ部材400を破壊することにより取り外すことは可能である。
このようにして、第1カバー部材200及び第2カバー部材300は、前面扉2の背面側に取り付けられる(図2参照)。
上述したように、本実施形態のスロットマシン1において、前面扉2には、マックスベットボタン71及びスタートレバー75の裏面側を覆う第1カバー部材200と、第1カバー部材200及び中継基板100を覆う第2カバー部材300と、が設けられ、第2カバー部材300はカシメ部材400を用いて前面扉2に着脱不能に取り付けられている。
これにより、第2カバー部材300を取り外さない限り、マックスベットボタン71及びスタートレバー75からの配線コネクタを接続する中継基板上の入力端子(基板コネクタ)101は外部に露呈されないので、この入力端子101に打ち込み機の配線コネクタが接続されるのを防止できる。
また、第2カバー部材200を取り外さない限り、遊技制御装置からの配線コネクタを、中継基板上の入出力端子104から取り外すことが困難となるので、遊技制御装置からの配線コネクタに打ち込み機のコネクタが接続されるのを防止できる。
さらに、第1カバー部材200を取り外さない限り、中継基板100からの配線コネクタをマックスベットボタン71側のコネクタ又はスタートレバー75側のコネクタから取り外すことが困難となるので、この中継基板100からの配線コネクタに打ち込み機のコネクタが接続されるのを防止できる。つまり、打ち込み機によるクレジットからの賭入力やスタート操作が不可能となる。
したがって、コネクタ接続により打ち込み機をスロットマシン1に簡単に取り付けることはできないので、打ち込み祈祷の不正機器の使用を防止することができる。
また、第2カバー部材300は、第1カバー部材300に外接するように前面扉2に取り付けられるので、第1カバー部材300に覆われたマックスベットボタン71及びスタートレバー75の背面側は外部空間と遮断されることとなる(ただし、スタートレバー75の背面側は開口部を介して外部に露呈される)。これにより、マックスベットボタン71及びスタートレバー75から中継基板100への配線を改変することも困難となるので、より厳重に不正機器の使用を防止することができる。
さらに、第2カバー部材300は、開閉部材310によって開状態又は閉状態に変換される開閉窓部305を有し、開閉窓部305に設定操作スイッチ105が位置するように配設されるので、開閉部材310により開閉窓部305を閉鎖することが可能となり、営業中等に針金等の不正部材を前面扉2の隙間等から挿入して設定スイッチ105を不正に操作することを防止できる。また、第2カバー部材300の開閉窓部305を開状態に変換すれば、設定操作スイッチ105を操作することができるので、第2カバー部材300を設けることにより設定操作スイッチ105の操作が妨げられることもない。
次に、不正防護部材500について説明する。
図9〜図13に示すように、返却流路600における回収口601には、メダルセレクタ91に対する不正行為を防護する不正防護部材500が着脱自在に装着されている。
不正防護部材500は、平板状の部材で構成されるとともに返却流路600の後方壁部602の後面に当接するように当該後方壁部602に装着される本体部501と、本体部501の上端部を前方に向けて折り返された状態で延出形成される延出壁部508と、を備えている。また、本体部501の左側端部上方には上下に亘って前方に延出した側壁部512が形成され、側壁部512の上辺は前記延出壁部508の左側下面に接続した状態となっている。一方、本体部501の右側端部上方にも、上下に亘って前方に延出するとともに前記側壁部512よりも面積の小さい側壁部513が形成され、側壁部513の上辺は前記延出壁部508の右側下面に接続した状態となっている。側壁部512は、その内側面が返却流路600における左側の側方壁部603の外面に当接し、側壁部513は、その内側面が返却流路600における右側の側方壁部603の外面に当接し、不正防護部材500の返却流路600への保持力を高めると共に位置規制を行っている。
本体部501の上端の形状は後方壁部602の形状に対応して、右側の所定範囲が略水平となっていてそれより左側は、中央に向かって下方に傾斜するようになっている。したがって、延出壁部508も左側の所定範囲が下方に傾斜した状態で形成されている。また、本体部501の左右方向中央からやや右側には縦方向に切れ目部510が形成されている。切れ目部510は本体部501の下端部から上下方向中央のやや上方まで形成されている。そして、本体部501の下端部のうち切れ目部510で分断された右側部分の下辺は、返却流路600の後方壁部602の右下辺に対応して傾斜した状態で形成されるとともに、その下辺全体に前方側に突出したリブ状の係合段部511が形成されている。この係合段部511は後方壁部602の右下辺の傾斜部に係合することとなる。また、切れ目部510が形成されていることからこの部分の弾性変形が容易となり、不正防護部材500を返却流路600に装着する際に係合段部511を容易に係合することが可能となっている。
延出壁部508の下面には、左右方向に所定距離を開けて2箇所に係止部材507、507が下方に向けて弾性変形可能に突設されている。この係止部材507、507は本体部501から前方に返却流路600の後方壁部602の厚さ分に対応する距離を開けて突設されていて、本体部501と係止部材507、507の間に後方壁部602を挿入して挟み込むことで、不正防護部材500を返却流路600に着脱自在に装着することを可能にしている。係止部材507、507の下辺部には後方に突出したリブ状の係合段部509、509が形成されていて、後方壁部602の前面に形成されている段部(図示略)に嵌合するようになっている。
延出壁部508のうち左側の部位は他の部位よりも前方への延出距離が長くなっていて、この部分は回収口閉鎖部502となっている。回収口閉鎖部502は回収口601の左側端部から右側方向の開口所定範囲を覆って閉鎖可能となっている。すなわち、回収口閉鎖部502は回収口601のうちメダルセレクタ91の下流側端部側に対応した左右方向一側の所定範囲を閉鎖するようになっている。
回収口閉鎖部502の前方端部には、その左右方向全辺に亘って上方に立設した補助立設壁部504が形成されている。この補助立設壁部504により回収口閉鎖部502とメダルセレクタ91との間に形成される隙間を塞ぐようになっている。また、回収口閉鎖部502の右側端部、すなわち、回収口閉鎖部502により前記回収口601が閉鎖されていない未閉鎖部側であって当該回収口閉鎖部502の縁部には前後方向に亘って上方に立設した立設壁部503が形成されている。立設壁部503は回収口601のうち回収口閉鎖部502で閉鎖されていない未閉鎖部から異物(ピアノ線やセル板等の不正部材)を挿入した場合でも、メダルセレクタ91の流下端部側への進入を防止するもので、これにより回収口601のうち塞ぐことができない部分から異物を挿入して行われる不正行為も防止することが可能となっている。また、補助立設壁部504と立設壁部503とは隣り合っていて隙間無く連続(連設)していて一体的な壁部を形成されていることから、補助立設壁部504と立設壁部503との間に異物を挿入することはできないようになっている。
また、上述したように回収口閉鎖部602の左側の辺部は、前記側壁部512の上辺と接続した状態となっていることから、回収口閉鎖部602のと左側の側方壁部603との間には隙間が生じないので、異物の侵入を確実に防止することが可能となっている。
立設壁部503の前方端は上方に向かうにつれ前方側への突出量が大きくなるようになっていて、当該立設壁部503の前方側とメダルセレクタ91との間に形成される隙間を効率よく塞ぐことで、上記挿入した異物を前方に廻してもその侵入を防止することが可能となっている。
一方、延出壁部508のうち、回収口閉鎖部502が形成されていない右側部分の前方端部にも上方に立設した後方カバー部505が形成されている。後方カバー部505はメダルセレクタ91の返却部96の後方を覆うように形成されている。後方カバー部505の左側端部は立設壁部503の後方端部と連続(連設)されていて、隙間のない一体的な壁部を形成するようになっている。すなわち、延出壁部508の前方側の辺部は、後方カバー部505と補助立設壁部504が前後方向に距離を開けて設けられ、その間には前後方向に立設壁部503が形成されていていることから、回収口閉鎖部502の前方端部には後方カバー部505と立設壁部503と補助立設壁部504とからなる折り曲がった状態で連続した壁部が形成されていることとなる。また、後方カバー部505は、上方に向かうにつれ後方側に傾斜した状態で形成されている。すなわち、後方カバー部505は、上端側が後方に向くように傾斜した状態となっていて、メダルセレクタ91の返却部96から返却されたメダルを効率よく回収したり、また、メダルセレクタ91と後方カバー部505との間に返却されたメダルが詰まることを防止したりするようになっている。
上述したように、返却流路600には不正防護部材500が装着されていることから、受皿62のメダル払出口64から異物を挿入して、メダルセレクタ91の誘導部材97を狙って回収口601から上部に進入させようとしても、回収口601は回収口閉鎖部502で閉鎖されていることから、異物の侵入を防止することができる。特に、返却流路600はその中流部が前面扉2の中央方向に下り傾斜していることから、メダル払出口64から侵入させた異物は返却流路600の左側の側方壁部603に接触しながら上方に移動する可能性が高い。すなわち、メダル払出口64から異物を挿入してメダルセレクタ91の誘導部材97を狙った不正行為を行う場合に、異物の進入の最短距離は回収口601の左側の端部周辺を通ることとなる。したがって、この回収口601の左側部分だけを回収口閉鎖部502で閉鎖するだけで、効率よく異物の侵入を防止することが可能となっている。また、回収口601の左側の一部分しか閉鎖されていないので、メダルセレクタ91から返却されたメダルの回収口601への落下を妨げることもない。また、仮に異物が挿入されてメダルセレクタ91の誘導部材97からのメダルの誘導方向を変更された場合が生じても、回収口601自体の一部が塞がれているのでメダルを不正に返却することを防止することも可能となっている。
また、異物の侵入方向を回収口閉鎖部502よりも前方側に変更しても、回収口閉鎖部502の前方端部には補助立設壁部504が形成されているので、回収口閉鎖部502の前方端部とメダルセレクタ91との間に形成される隙間から異物を挿入されることも防止できる。
一方、回収口601における回収口閉鎖部502で閉鎖されている部位よりも中央側から異物を挿入された場合でも、回収口閉鎖部502の中央方向側端部には立設壁部503が形成されているので、立設壁部503よりも左側には異物を進入させることは困難となり、メダルセレクタ91の誘導部材97に対する不正行為を防止できる。
また、異物を立設壁部503を避けるように後方側に廻しても、延出壁部508の右側部分にも後方カバー部505が形成されているので、この部分からも異物を進入させることはできなくなっている。
上述したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、前記返却流路600の回収口601に前記メダルセレクタ91に対する不正を防護する不正防護部材500を着脱自在に装着し、前記不正防護部材500は、前記返却流路600の後方壁部602上端に装着される本体部501と、前記本体部501から前方に延在し、前記回収口601における前記メダルセレクタ91の下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲を塞ぐ回収口閉塞部502と、前記回収口閉鎖部502により前記回収口601が閉鎖されていない未閉鎖部側であって当該回収口閉鎖部502の縁部に形成され、上方に立設した立設壁部503と、を備えているので、受皿62のメダル払出口64から異物を挿入しても、回収口601におけるメダルセレクタ91の下流側端部に対応した左右方向の一端部側は回収口閉鎖部502で塞がれているので回収口閉鎖部502よりも内側へは異物を挿入できなくなるし、回収口601自体も一部が塞がれて不正にメダルを落下することが困難なことから、メダルセレクタ91から真と選別されて流下したメダルの誘導方向を、ホッパー装置のメダル貯留部側から回収口601側に変更する不正行為を防止することが可能となる。
また、メダル払出口64から挿入した異物の挿入方向を、前記回収口閉鎖部502で塞がれた部位を避けた方向に変更して異物を回収口601よりも上方に挿入するようにしても、回収口閉鎖部502の未閉鎖部側の縁部には立設壁部503が形成されているので、異物はこの壁部で進入方向が規制されてメダルセレクタ91の下流側には挿入できなくなり不正行為を防止することが可能となる。
また、不正防護部材500は、返却流路600に着脱自在に装着されるので、メダルセレクタ91の交換時や点検時にはこの不正防護部材500を取り外せば作業が容易になるので作業性を高めることが可能となる。また、返却流路600を構成する部材とは別体で成型できるので、不正行為を効率よく防止できるようなより複雑な形状にすることが可能となる。
また、前記回収口閉鎖部502の前方端部に、左右方向に亘って上方に立設するとともに前記立設壁部と連続する補助立設壁部504を形成したので、回収口閉鎖部502の前方から異物を挿入するようにしても補助立設壁部504により内部への進入を防止できるので、不正行為を防止することが可能となる。
また、補助立設壁部は立設壁部と連続しているので、補助立設壁部と立設壁部との間に形成される隙間から異物を侵入されることを防止できる。
また、前記本体部501には、前記メダルセレクタ91の返却部96の後方を覆うとともに前記立設壁部503と連続する後方カバー部505が設けられているので、異物の先端を回収口601の後方に廻して内部に挿入しようとしても、その部位には後方カバー部が設けられているので、異物の進入を防止でき、不正行為を防止することが可能となる。
また、後方カバー部は立設壁部と連続しているので、後方カバー部と立設壁部との間に形成される隙間から異物を侵入されることを防止できる。
さらに、前記後部カバー部505は、上端側を後方に向くように傾斜させたので、メダルセレクタ91から返却されたメダルを効率よく回収することが可能となるし、返却メダルがメダルセレクタ91と後部カバー部505との間で挟まることも防止可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係るスロットマシンの一例を示す外観正面図である。 本実施形態のスロットマシン1の前面扉2の背面図である。 メインパネルユニット4の主要部を示す前面扉2の背面拡大図(第1、第2カバー部材なし)である。 第1カバー部材200を前方から見た斜視図である。 第1カバー部材200を後方から見た斜視図である。 メインパネルユニット4の主要部を示す前面扉2の背面拡大図(第2カバー部材なし)である。 第2カバー部材300の背面図である。 第2カバー部材300を後方から見た斜視図である。 不正防護部材500が装着された状態の前面扉2を後方から見た斜視図である。 不正防護部材500が取り外された状態の前面扉2を後方から見た斜視図である。 不正防護部材500の正面図である。 不正防護部材500の側面図である。 不正防護部材500を前方から見た斜視図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面扉
3 上部ユニット
4 メインパネルユニット
5 下部パネルユニット
6 下皿ユニット
8 リール装置
21 メインフレーム
62 受皿
64 メダル払出口
72 メダル投入口
91 メダルセレクタ
100 中継基板
101,102,103 入力端子(配線接続部)
104 入出力端子(配線接続部)
200 第1カバー部材
210 第1収納部
220 第2収納部
207a,207b 貫通孔
300 第2カバー部材
310 開閉部材
400 カシメ部材
500 不正防護部材
501 本体部
502 回収口閉鎖部
503 立設壁部
504 補助立設壁部
505 後方カバー部
600 返却流路
601 回収口
602 後方壁部

Claims (4)

  1. 前面が開放した箱形の筐体と、
    この筐体前面に開閉可能に軸着された前面扉と、
    複数の図柄が外周面に表示された複数のリールを備え、該リールを回転させることにより可変表示ゲームを行う変動表示手段と、
    前記前面扉に設けられメダルを投入するメダル投入口と、
    前記メダル投入口から投入されたメダルを選別するメダルセレクタと、
    前記メダルセレクタから返却されたメダルを回収する回収口が形成され該返却されたメダルを下方に流下させる返却流路と、
    前記前面扉に設けられるとともに前記返却流路から流下してメダル払出口から払い出されたメダルを貯留可能な受皿と、
    を備えたスロットマシンにおいて、
    前記返却流路の回収口に前記メダルセレクタに対する不正を防護する不正防護部材を着脱自在に装着し、
    前記不正防護部材は、
    前記返却流路の後方壁部上端に装着される本体部と、
    前記本体部から前方に延在し、前記回収口における前記メダルセレクタの下流側端部に対応した左右方向一側の所定範囲を塞ぐ回収口閉塞部と、
    前記回収口閉鎖部により前記回収口が閉鎖されていない未閉鎖部側における当該回収口閉鎖部の縁部に形成され、上方に立設した立設壁部と、
    を備えていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記回収口閉鎖部の前方端部に、左右方向に亘って上方に立設するとともに前記立設壁部と連続する補助立設壁部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記本体部には、前記メダルセレクタの返却部の後方を覆うとともに前記立設壁部と連続する後方カバー部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記後部カバー部は、上端側を後方に向くように傾斜させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
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