JP2009112325A - ミシンの押え装置及びミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させることができると共に、縫製時に邪魔にならない使い勝手の良いミシンの押え装置、及び、この押え装置を備えたミシンを提供する。
【解決手段】ミシンの頭部には、押え棒8と共に押え足10を昇降させる押え装置14が設けられている。この押え装置14は、押え足10の昇降操作に用いられる押え上げレバー13と、この押え上げレバー13を、ミシンのアーム部の下方となるふところ部に位置する第1位置と頭部の後方に位置する第2位置とに切換え可能に支持する支持機構30とを備えている。押え上げレバー13を、その使用状況や加工布の大きさ等に応じて第1位置と第2位置とに切換えることができ、使い勝手を改善することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ミシンの押え足を昇降させる押え装置、及び押え装置を備えたミシンに関する。
家庭用のミシンは、ベッド部、脚柱部及びアーム部を備えて構成されるのが一般である。アーム部の先端側に設けられた頭部には、押え棒が昇降可能に支持されており、この押え棒の下端部に、ベッド部上の加工布を押える押え足が装着されている。また、前記頭部には、押え足を昇降させるための押え上げレバーを有する押え装置が設けられている。この押え装置は、押え上げレバーがユーザ(作業者)により上下に揺動操作されることで、押え棒と共に押え足を昇降させるようになっている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載されたミシンでは、押え上げレバーは、ベッド部と脚柱部とアーム部とで囲まれたふところ部へ突出するように頭部に配置されている。また、特許文献2に記載されたミシンでは、アーム部が左右方向へ延びるように見た側を正面とした場合、押え上げレバーは、頭部の背面側において後方へ突出するように配置されている。
特開2002−66181号公報 特開平8−57174号公報
特許文献1のミシンでは、アーム部が左右方向へ延びるように見た側を正面として使用する場合、押え上げレバーがふところ部へ突出する位置にあるため、押え上げレバーの操作性は良いと言える。その反面、縫製の際、ふところ部で加工布の取り回し等を行うときに押え上げレバーに作業者の手が当り易く、また、加工布が大きいと、その加工布がふところ部に張り出して押え上げレバーに引っ掛かる惧れがあり、押え上げレバーが邪魔になるという課題があった。
一方、特許文献2のミシンでは、アーム部が左右方向へ延びるように見た側を正面として使用する場合、押え上げレバーが頭部の背面側に位置するため、特許文献1のミシンで生じる上記課題は解消される。しかしながら、特許文献2の押え上げレバーにあっては、作業者がこれを操作する際に、ミシンの正面側から頭部の背面側に手を回り込ませなければならず、操作性に劣る問題がある。
つまり、押え上げレバーをふところ部へ突出させた場合と後方へ突出させた場合とでは、夫々相反する一長一短があり、これら両方の短所を同時に改善することが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性を向上させることができる共に、縫製時に邪魔にならない使い勝手の良いミシンの押え装置を提供すること、及び、この押え装置を備えたミシンを提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の請求項1のミシンの押え装置は、アーム部の先端側の頭部に支持され且つ下端部に押え足を有する押え棒を備えたミシンに設けられ、前記押え棒と共に前記押え足を昇降させるミシンの押え装置であって、前記押え足の昇降操作に用いられる押え上げレバーと、この押え上げレバーを、前記ミシンの前記アーム部の下方となるふところ部に位置する第1位置と前記頭部の後方に位置する第2位置とに切換え可能に支持する支持手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、押え足の昇降操作時に、押え上げレバーを第1位置たるふところ部に位置させることで、押え上げレバーの操作性を良くすることができる。他方、加工布を取り回したり、比較的大きい加工布を縫製する時、押え上げレバーを第2位置たる頭部の後方に位置させることで、押え上げレバーに対し作業者の手が当ったり加工布が引っ掛かることを確実に防止することができる。また、押え上げレバーの操作位置を、作業者の好みに応じて第1位置と第2位置との間で切換えることができ、使い勝手を改善することができる。
請求項2のミシンの押え装置は、請求項1の発明において、前記支持手段は、前記押え上げレバーを前記押え足を上昇させる上昇位置と前記押え足を下降させる下降位置との間で揺動可能に支持する第1軸と、前記押え上げレバーを前記第1位置と前記第2位置との間で前記第1軸ごと略水平回りに回動可能に支持する第2軸とを備えたことを特徴とする。
請求項3のミシンの押え装置は、請求項2の発明において、前記第1軸を略水平方向に指向するように配置し、前記第2軸を略鉛直方向に指向するように配置したことを特徴とする。
請求項4のミシンの押え装置は、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記支持手段は、前記押え上げレバーを前記第1位置および前記第2位置に選択的に保持する保持機構を備えたことを特徴とする。
請求項5のミシンの押え装置は、請求項4の発明において、前記保持機構は、前記ミシンのフレームに固定された第1カムと、前記押え上げレバーの前記第1位置と前記第2位置との間の移動に連動するように設けられ、前記第1位置と前記第2位置で前記第1カムと係合する第2カムとを有することを特徴とする。
請求項6のミシンの押え装置は、請求項2乃至5の何れかの発明において、前記押え棒に固定された押え棒抱きに被係合部を設け、前記押え上げレバーに、前記被係合部と係脱可能に係合して前記押え上げレバーの前記上昇位置を保持する係合部を設けたことを特徴とする。
請求項7のミシンの押え装置は、請求項6の発明において、前記係合部を、前記押え上げレバーの前記上昇位置で前記第2軸の略軸中心線上に位置するように配置したことを特徴とする。
請求項8のミシンは、請求項1乃至7の何れかに記載のミシンの押え装置を備えたことを特徴する。よって、上記した請求項1乃至7と同様の効果を奏する。
請求項1のミシンの押え装置によれば、押え上げレバーを、その使用状況や加工布の大きさ等に応じて第1位置と第2位置とに切換えることができる。つまり、押え足の昇降操作時に、押え上げレバーを第1位置たるふところ部に位置させることで、押え上げレバーの操作性を良くすることができる。他方、加工布を取り回したり、比較的大きい加工布を縫製する時、押え上げレバーを第2位置たる頭部の後方に位置させることで、押え上げレバーに対し作業者の手が当ったり加工布が引っ掛かることを確実に防止することができる。また、押え上げレバーの操作位置を、作業者の好みに応じて第1位置と第2位置との間で切換えることができ、使い勝手を改善することができる。
請求項2のミシンの押え装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、押え上げレバーを、第2軸によって第1軸ごと略水平回りに回動させることができ、第1位置と前記第2位置とに切換えるための構成を極力簡単にできる。
請求項3のミシンの押え装置によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、第1軸および第2軸は互いに垂直となる関係にあり、第2軸が押え棒に沿う鉛直方向を指向するため、ミシンの押え装置に好適な押え上げレバーの支持構造にできる。
請求項4のミシンの押え装置によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、保持機構によって押え上げレバーが第1位置或いは第2位置で保持されるため、これら夫々の位置で押え上げレバーによる押え足の昇降操作を安定的に行うことができる。
請求項5のミシンの押え装置によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、第1カムと第2カムの輪郭曲線(カムが本来有する曲線)を利用して、押え上げレバーを第1位置と第2位置との間で円滑に回動させることができると共に、第1位置或いは第2位置に確実に保持することができる。
請求項6の発明によれば、請求項2乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、押え上げレバーを上昇位置と下降位置との間で揺動可能としつつ、係合部と被係合部が係合することにより、上昇位置の押え上げレバーが振動等で不用意に下降位置に移動しないように保持することができる。
請求項7のミシンの押え装置によれば、請求項6に記載の発明の効果に加え、押え上げレバーを、上昇位置に保持した状態で係合部と第2軸を中心として略水平回りに回動させることができる。従って、上昇位置にある押え上げレバーの第1位置と第2位置との間の回動操作を安定的に行うことができ、押え上げレバーが不用意に下降位置になる(つまり押え足が下降する)のを防止することができる。
請求項8のミシンによれば、請求項1乃至7の何れかに記載のミシンの押え装置を備えたので、請求項1乃至7と同様の効果を奏する。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至図10を参照しながら説明する。図1に示すように、ミシンMは、一般的な家庭用のミシンと同様のもので、ベッド部1と、ベッド部1の右端部に上方に延びるように立設された脚柱部2と、脚柱部2の上部に左方に延びるように突設されベッド部1に対向するアーム部3と、アーム部3の先端側たる左部に設けられた頭部4とを一体に備えて構成されている。これらベッド部1、脚柱部2及びアーム部3で囲まれた空間は、ふところ部Fとされている。このミシンMでは、アーム部3が左右方向へ延びるように見た側を正面として使用される。脚柱部2の前面(図1の紙面に対して垂直方向を前後方向とする)には、縦型の液晶ディスプレイ2aが設けられており、アーム部3と頭部4の前面側に、種々の操作スイッチ類5が配設されている。
アーム部3には、ミシン主軸(図示せず)が左右方向に延びるように設けられていると共に、前記ミシン主軸を回転させるミシンモータ(図示せず)が設けられている。また、アーム部3には、前記ミシン主軸を回転させるハンドプーリ6が設けられていて、外部からの手動操作が可能に構成されている。頭部4には、下端に縫針7a(図1にのみ図示)を装着した針棒7が設けられている。この針棒7は、前記ミシン主軸の回転により針棒駆動機構(図示せず)を介して上下動されるようになっている。アーム部3には、針棒7を布送り方向と直交する左右方向に針振り揺動させる針振り機構(図示せず)、天秤(図示せず)を針棒の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示せず)等が設けられている。
何れも図示は省略するが、ベッド部1には、送り歯を上下方向や前後方向に移動させる布送り機構が設けられていると共に、糸切り機構が設けられている。また、ベッド部1には、下糸ボビンを収容し下糸を供給しつつ縫針7aと協働して縫製作業を実行する水平回転釜等が設けられている。
頭部4には、押え棒8が上下動可能に設けられている。図2、図3は、この押え棒8と共に示す頭部4の右方で且つ後方からの拡大斜視図を示している。頭部4のミシン機枠9には、上下1対のガイド部材9a,9b(図4参照)が固着されている。押え棒8は、その上部がガイド部材9a,9bに挿通されることにより、針棒7の後側(図2参照)で鉛直方向への昇降自在にガイドされている。押え棒8の下部は、頭部4の後部から下方に突出しており、押え棒8の下端部に、押え足10が取付けられている。押え棒8の上下方向における略中間部には、押え棒抱き11が嵌め込まれて固定されている。押え棒8には、押え棒抱き11と上側のガイド部材9aとの間に圧縮コイルバネ12が外装されている。この圧縮コイルバネ12は、押え棒抱き11の上端面に当接して押え棒8を下方へ弾性付勢し、押え足10をベッド部1の針板1a(図4参照)に圧接させている。
さて、頭部4には、押え足10の昇降操作に用いられる押え上げレバー13を有する押え装置14が設けられている。この押え上げレバー13は、ユーザ(作業者)により上下に揺動操作されることで、押え棒抱き11を介して、押え棒8と共に押え足10を昇降させるようになっている。これら押え棒抱き11及び押え装置14の構造について、図6乃至図10も参照しながら詳述する。
図6に示すように、押え棒抱き11は、前後方向に延びる長方体状の押え棒抱き本体部15と、この本体部15の後部から右方に延びる腕部16を一体に有し、全体として「L」の字状に形成されている。押え棒抱き本体部15の前部には押え棒8用の挿通孔15aが形成され、後部には下方へ延びる棒状のガイド軸部15bが一体的に設けられている。腕部16の先端部(右端部)及び後部には、下側に円弧状のカム面16a及び16b(図4及び図5参照)が一続きに連なるように形成されている。また、腕部16の下面には、後述する鉛直軸24(図4等参照)の略軸中心線上に位置して、被係合部としての小突起状の凸部17が一体的に形成されている。
一方、頭部4の下部には、右後方の隅部(図2、図3参照)に位置して、取付部材18が設けられている。図6に示すように、取付部材18は、前記隅部に臨む平坦部19と、押え棒抱き11のガイド軸部15bが上下動可能に挿通されるガイド筒部20とを一体に有する。平坦部19には、上方へ突出する筒状の軸受部21が設けられると共に、軸受部21と平坦部19とを貫通する貫通孔21aが形成されている。この取付部材18は、ミシンMのフレームとしてミシン機枠9の一部を構成し、ガイド筒部20において押え棒抱き11のガイド軸部15bを昇降自在にガイドする。
取付部材18の軸受部21には、押え上げレバー13を回動可能に支持するレバーホルダ22が配置されている。このレバーホルダ22は、図7に示すように、全体として「コ」の字板状をなす底板部23a及び側板部23b、23bと、底板部23aから下方に延びる鉛直軸24とを一体に有すると共に、側板部23b、23bを貫通する水平軸25を備えて構成されている。詳しくは後述するように、水平軸(第1軸)25は略水平方向を指向し、押え上げレバー13を揺動(略鉛直回りの回動)可能に支持している。鉛直軸(第2軸)24は、軸受部21の貫通孔21aに略鉛直方向を指向するように挿通され、押え上げレバー13を水平軸25ごと略水平回りに回動可能に支持している。
このレバーホルダ22と取付部材18との間には、押え上げレバー13を、前記ふところ部Fに位置する第1位置(図2参照)、及び頭部4の後方に位置する第2位置(図3参照)に選択的に保持する保持機構が配置されている。この保持機構は、一対のカム部材たる上側カム(第2カム)26及び下側カム(第1カム)27からなる。図8に示すように、上側カム26は、挿通孔26aが形成された取付板26bと、挿通孔26aの縁部に所定間隔(例えば90度間隔)で設けられた山部26cとを有し、山部26c,26c間は谷部26dとされている。上側カム26の取付板26bは、挿通孔26aに鉛直軸24を挿通させた状態で、レバーホルダ22の底板部23aに固定されている。
図9に示すように、下側カム27は、上側カム26と同様に、挿通孔27aが形成された取付板27bと山部27cと谷部27dとを有して構成されている。下側カム27の取付板27bは、挿通孔27aに取付部材18の軸受部21を挿通させた状態で、平坦部19に固定されている。このため、押え上げレバー13がレバーホルダ22と共に略水平回りに回動されると、上側カム26の山部26c(或は谷部26d)及び下側カム27の谷部27d(或は山部27c)が、押え上げレバー13の第1操作位置と第2操作位置において相互に係合するようになっている。
前記押え上げレバー13は、図7に示すようなクランク形状に形成されている。押え上げレバー13の基端部には、水平軸25に挿通される筒部28が一体に設けられると共に押え上げカム29が形成されている。押え上げカム29は、筒部28の外径寸法が大きくなるように隆起した形状をなす。これら筒部28と押え上げカム29の外周面は、押え棒抱き11の腕部16が上側から当接するカム面29aとされている。
押え上げレバー13は、筒部28に挿通された水平軸25によって、レバーホルダ22に軸支され、押え足10を上昇させる上昇位置(図4(b)、図7(b)等参照)と、押え足10を下降させる下降位置(図4(a)、図7(a)等参照)との間で揺動するようになっている。このように、押え上げレバー13を支持するレバーホルダ22(鉛直軸24、水平軸25)、上側カム26、下側カム27及び取付部材18は支持手段としての支持機構30を構成し、この支持機構30と押え上げレバー13は押え装置14を構成する。
押え上げレバー13のカム面29aには、押え上げレバー13の上昇位置で、鉛直軸24の略軸中心線上に位置する小穴状の凹部(係合部)32が形成されている。凹部32は、押え棒抱き11の凸部17と係脱可能に係合して押え上げレバー13の上昇位置を保持する。従って、押え上げレバー13の上昇位置は、圧縮コイルバネ12により付勢された押え棒抱き11(の腕部16)が押え上げレバー13のカム面29aに圧接することによって保持されると共に、凹部32と凸部17の係合により確実に保持される。尚、水平軸25には、図示しないねじりコイルバネが、押え上げレバー13を下降位置側(図7中矢印D1方向)へ付勢するように設けられている。当然ではあるが、このねじりコイルバネの付勢力は、押え上げレバー13の上昇位置において凹部32と凸部17の係合状態が外れない比較的小さい値に設定されている。また、水平軸25には「E」の字状の止め輪(図示せず)が設けてあり、この止め輪によって押え上げレバー13が位置決めされると共に水平軸25が抜け止めされている。
次に、上記構成の押え装置14の作用について図4、図5、図10も参照しながら説明する。図4及び図5は、押え装置14による押え足10の昇降操作を説明するための正面図及び側面図を示し、図10はその平面図を示している。
図4(a)に示すように、押え上げレバー13は先端部が下向きとなる下降位置にあるとき、押え足10は、圧縮コイルバネ12により、押え棒抱き11を介して押え棒8と共に下方へ付勢され、ベッド部1の針板1aと当接する位置まで下降している。この状態では、押え足10により、針板1a上の図示しない加工布を押えることができる。また、押え上げレバー13は第1位置に移動されており、ふところ部Fへ適度に突出した状態になる(図1参照)。この状態で、作業者が、押え上げレバー13を図4(a)中、反時計回り方向(矢印D2方向)に回動させると、押え上げレバー13は、そのカム面29aが押え棒抱き11のカム面16aを摺動して、押え棒抱き11を圧縮コイルバネ12の付勢力に抗して上方へ移動させ、押え棒8と共に押え足10を上昇させる。そして、押え上げレバー13が横向きとなる上昇位置まで回動されると(図2(b)、図4(b)、図10(a)参照)、押え上げレバー13のカム面29aが略水平となって押え棒抱き11の腕部16の下面と圧接すると共に、押え上げレバー13の凹部32と押え棒抱き11の凸部17が係合する。
このとき、鉛直軸24の軸中心線上に押え上げレバー13の凹部32と押え棒抱き11の凸部17が位置するように配置されている。これにより、押え足10が上限位置に保持され、針板1a上の加工布を手動操作により移動させることができる。この上昇位置の押え上げレバー13を、図4(b)中、時計回り方向(矢印D1方向)に回動させると、上記した凹部32と凸部17の係合状態が解除され、押え上げレバー13のカム面29aが押え棒抱き11のカム面16aを摺動することに伴い、押え棒抱き11が圧縮コイルバネ12の付勢力により下方へ移動される。そして、押え上げレバー13が下降位置まで回動されると(図4(a)参照)、押え足10が針板1a上の加工布を押える下限位置まで下降する。
縫製時において加工布を取り回したり、加工布が比較的大きい場合には、上記した上昇位置の押え上げレバー13を、頭部4の後方側へ回動させることができる。即ち、作業者が、押え上げレバー13を平面視にて反時計回り方向(図10(a)中、矢印D3方向)に回動させると、押え上げレバー13は、ふところ部Fたる第1位置から頭部4の後方たる第2位置へ凹部32(凸部17)と鉛直軸24を中心として略水平回りに回動する。この回動に伴い上側カム26の山部26cが、下側カム27の谷部27dから山部27cを超えて隣の谷部27dに係合することにより、節度が付与されると共に90度回動した位置で保持される。これにより、押え上げレバー13を、上昇位置のまま(つまり押え足10と針板1aが離間した状態で)頭部4の後方へ移動させることができる(図3(b)、図5(b)、図10(b)参照)。このように、押え上げレバー13を第2位置に切換えた場合でも、作業者が、頭部4の後方に位置する押え上げレバー13を上下に揺動操作することで、押え上げレバー13のカム面29aを押え棒抱き11のカム面16bに摺動させて、押え足10を上昇位置と下降位置との間で昇降させることができる(図3及び図5参照)。
以上のように本実施形態の押え装置14は、押え上げレバー13を、ふところ部Fに位置する第1位置と頭部4の後方に位置する第2位置とに切換え可能に支持する支持機構30を備えて構成されている。従って、押え足10の昇降操作時に、押え上げレバー13をふところ部Fに位置させることで、押え上げレバー13の操作性を良くすることができる。また、ふところ部Fで加工布の取り回したり、比較的大きい加工布を縫製する際、押え上げレバー13を第2位置たる頭部4の後方に切換えることで、押え上げレバー13に対し作業者の手が当ったり加工布が引っ掛かることを確実に防止することができる。更に、押え上げレバー13の操作位置を、作業者の好みに応じて第1位置と第2位置との間で切換えることができ、使い勝手を改善することができる。
レバーホルダ22は、押え上げレバー13を上昇位置と下降位置との間で揺動可能に支持する水平軸25と、押え上げレバー13を第1位置と第2位置との間で水平軸25ごと略水平回りに回動可能に支持する鉛直軸24とを備えて構成される。従って、押え上げレバー13を、鉛直軸24によって、水平軸25ごと略水平回りに回動させることができ、第1位置と第2位置とに切換えるための構成を極力簡単にできる。
また、水平軸25を略水平方向に指向するように配置し、鉛直軸24を略鉛直方向に指向するように配置した。従って、水平軸25及び鉛直軸24は互いに垂直となる関係にあり、鉛直軸24が押え棒8に沿う鉛直方向を指向するため、ミシンMの押え装置14に好適な押え上げレバー13の支持構造にできる。
取付部材18に下側カム27を固定すると共にレバーホルダ22に上側カム26を固定して、押え上げレバー13の第1位置と第2位置で、下側カム27と上側カム26が互いに係合するように構成した。これにより、押え上げレバー13を第1位置および第2位置に選択的に保持することができ、押え上げレバー13の操作を第1位置および第2位置で安定的に行うことができる。また、上側カム26と下側カム27の輪郭曲線(カムが本来有する曲線)を利用して、押え上げレバー13を第1位置と第2位置との間で円滑に回動させることができる。
押え棒抱き11の腕部16に凸部17を設け、押え上げレバー13に、凸部17と係脱可能に係合して押え上げレバー13の上昇位置を保持する凹部32を設けた。これによれば、押え上げレバー13を上昇位置と下降位置との間で揺動可能としつつ、上昇位置の押え上げレバー13が振動等で不用意に下降位置の方へ移動しないように保持することができる。
押え棒抱き11の凸部17を、鉛直軸24の略軸中心線上に位置するように配置した。また、押え上げレバー13の凹部32を、その上昇位置で鉛直軸24の略軸中心線上に位置するように配置したので、押え上げレバー13を上昇位置に保持した状態で、凹部32(凸部17)と鉛直軸24を中心として略水平回りに回動させることができる。従って、上昇位置にある押え上げレバー13の第1位置と第2位置との間の回動操作を安定的に行うことができ、押え上げレバー13が不用意に下降位置になる(つまり押え足10が下降する)のを防止することができる。
従来の押え棒抱きでは、押え上げレバーによる力の作用点が腕部の先端部に存するため、押え棒抱きにねじりモーメントが作用して押え棒が上昇し難くなる「こじれ」が発生する惧れがある。本実施形態では、押え棒抱き11にガイド軸部15bを設け、取付部材18にガイド軸部15bをガイドするガイド筒部20を設けることで、押え棒抱き11ひいては押え棒8を円滑に上下動させることができ、「こじれ」の問題を解消することができる。
<第2実施形態>
図11は、本発明の第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と異なるところを説明する。図11は、押え装置の近傍部を拡大した縦断正面図を示しており、同一部分には同一符号を付している。
本実施形態の押え装置14の支持機構41は、第1実施形態の支持機構30と以下の点について相違する。即ち、支持手段としての支持機構41は、レバーホルダ22とその取付部材42とから構成されている。取付部材42は、平坦面43が形成された平坦部19と、この平坦部19と上方にて対向するように突設された支持部44とを備えている。支持部44には、押え棒抱き11のガイド軸部15bが上下動可能に挿通される挿通孔44aと、レバーホルダ22の鉛直軸24が上下動可能に挿通される挿通孔44bとが形成されている。鉛直軸24は、挿通孔44bに略鉛直方向を指向するように挿通され、押え上げレバー13を水平軸25ごと略水平回りに回動可能に支持している。この場合、鉛直軸24の上端部が押え棒抱き11の腕部16に当接し、押え上げレバー13が取付部材42と当接するようになっている。尚、図示は省略するが、頭部4のミシン機枠9には、押え上げレバー13の回動範囲を第1位置と第2位置との間(例えば90度)に規制する回動規制部が設けられている。
押え上げレバー13の基端部には、取付部材42の平坦面43に上側から当接する押え上げカム45が形成されている。押え上げカム45は、円弧状のカム面45aとこのカム面45aに連なる平坦なカム面45bとを有している。このカム面45bは、押え上げレバー13の上昇位置で水平となって(図11(b)参照)鉛直軸24の略軸中心線上に位置するように形成されている。また、押え上げレバー13の基端部には、取付部材42の平坦部19の角部42aに沿う段状の係止部46が形成されている。係止部46は、取付部材42の角部42aと係合することにより、押え上げレバー13の下降位置を保持するように形成されている。
図11(a)は第1位置に移動された下降位置の押え上げレバー13を示している。この状態で、作業者が、押え上げレバー13を図中、反時計回り方向(矢印D2方向)に回動させると、押え上げレバー13は、カム面45aが取付部材42の平坦面43を摺動することに伴い、レバーホルダ22ごと上方へ移動する。このとき、レバーホルダ22の鉛直軸24が、押え棒抱き11の腕部16に対し下側から当接して、押え棒抱き11を圧縮コイルバネ12の付勢力に抗して上方へ移動させ、押え棒8と共に押え足10(何れも図11で図示せず)を上昇させる。そして、押え上げレバー13が上昇位置まで回動されると(図11(b)参照)、カム面45bが取付部材42の平坦面43と面接触して、押え上げレバー13の上昇位置を保持する。
この上昇位置の押え上げレバー13を、図11(b)中、時計回り方向(矢印D1方向)に回動させると、上記したカム面45bと平坦面43の係合状態が解除され、押え上げレバー13のカム面45aが平坦面43を摺動することに伴い、押え棒抱き11が圧縮コイルバネ12の付勢力により下方へ移動される。そして、押え上げレバー13は係止部46が角部42aと係合する下降位置まで回動して(図11(a)参照)、押え棒8及び押え足10を下限位置まで下降させる。
作業者は、上昇位置の押え上げレバー13を、鉛直軸24を中心に略水平回りに回動させて、第1位置と第2位置との間の任意に位置に移動させることができる。つまり、上側カム26及び下側カム27により押え上げレバー13を第1位置と第2位置に選択的に保持した第1実施形態と異なり、本実施形態の押え上げレバー13は、平坦なカム面45bが、取付部材42の平坦面43上を滑るように回動する。このため、例えば、押え上げレバー13を、上昇位置のまま第1位置と第2位置との間の中間部に移動させ、その中間部において、押え足10の昇降操作を行うことができる。
以上のように本実施形態では、押え上げレバー13を、作業者の好みに応じて、第1位置と第2位置との間の所望の位置に移動させることができ、使い勝手を改善することができる。
また、カム面45bは、押え上げレバー13の上昇位置で水平となって鉛直軸24の略軸中心線上に位置するように形成されている。このため、押え上げレバー13の上昇位置において、圧縮コイルバネ12の付勢力が、押え棒抱き11及びレバーホルダ22を介して、押え上げレバー13のカム面45bに垂直に作用する。これにより、押え上げレバー13の上昇位置を、取付部材42の平坦面43上に安定的に保持することができる。この他、押え上げレバー13を第2位置に移動させることで、押え上げレバー13に対し加工布が引っ掛かることを確実に防止することができる等、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は上記しかつ図面に示す実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。本発明は、一般的な家庭用のミシンMに限られず、下端部に押え足10を有する押え棒8を備えたミシン全般にも適用できるものである。
上記した略水平及び略鉛直は、夫々水平及び鉛直を包含するものであり、例えば、水平軸25及び鉛直軸24を、夫々水平方向及び鉛直方向を指向するように配置してもよい。
第1実施形態において、押え上げレバー13を第1位置及び第2位置に選択的に保持するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、上側カム26及び下側カム27について、山部26c及び27cの数を増加させるようにしてもよい(例えば10度間隔で環状配置する)。これにより、押え上げレバー13の第1位置と第2位置との間の回動に伴い複数回(例えば10度ごとに9回)の節度を付与することができると共に、押え上げレバー13を第1位置と第2位置を含めた複数の位置(10カ所)に選択的に保持することができる。
第1及び第2実施形態において、例えばミシンMに、操作スイッチ類5の1つのスイッチを操作することにより、押え上げレバー13を操作することなく電動により押え足10を自動で昇降させる押え足自動昇降機構を設けるようにしてもよい。この押え足自動昇降機構を使用して押え足10を昇降させる場合、常時、押え上げレバー13が邪魔にならないように、これを第1位置から第2位置に切換えておくことができる。尚、作業者が加工布の縫い始め位置を正確に合わせたいような場合には、手動に切り替えて押え上げレバー13を操作することで押え足10を昇降させることができる。
第2実施形態において、レバーホルダ22と取付部材42の支持部44との間に、上側カム26及び下側カム27を設け、第1実施形態と同様に押え上げレバー13を第1位置及び第2位置に選択的に保持するようにしてもよい。
また、第2実施形態において、第1実施形態の凸部17に相当する被係合部としての凸部を取付部材42の平坦面43に設けると共に、この凸部と係合する係合部としての凹部を押え上げレバー13のカム面45bに設けることで、押え上げレバー13の上昇位置をより確実に保持するようにしてもよい。また、本発明は、第1及び第2実施形態において、被係合部を凹部とし係合部を凸部とする等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
本発明の第1実施形態を示すミシンの正面図 (a)及び(b)は、ふところ部に位置する押え上げレバーの下降位置及び上昇位置を示すものであり、押え装置の右方で且つ後方からの拡大斜視図 押え上げレバーを頭部の後方へ位置させた状態を示す図2相当図 (a)及び(b)は、ふところ部に位置する押え上げレバーの下降位置及び上昇位置における押え装置、押え棒、押え足の正面図 (a)及び(b)は、頭部の後方に位置する押え上げレバーの下降位置及び上昇位置における押え装置、押え棒、押え足の側面図 (a)は押え棒抱きと取付部材を拡大して示す平面図、(b)は正面図 (a)及び(b)は下降位置及び上昇位置の押え上げレバーと共に示すレバーホルダの上方からの斜視図 (a)及び(b)は、上側カムの正面図及び底面図 (a)及び(b)は、下側カムの平面図及び正面図 (a)及び(b)は、押え上げレバーをふところ部及び頭部の後方に位置させた状態を示す要部の平面図 本発明の第2実施形態を示すものであり、(a)及び(b)は、ふところ部に位置する押え上げレバーの下降位置及び上昇位置を示す押え装置近傍部の正面図
符号の説明
M ミシン
F ふところ部
3 アーム部
4 頭部
8 押え棒
9 ミシン機枠(フレーム)
10 押え足
11 押え棒抱き
13 押え上げレバー
14 押え装置
17 凸部(被係合部)
24 鉛直軸(第2軸)
25 水平軸(第1軸)
26 上側カム(第2カム、保持機構)
27 下側カム(第1カム、保持機構)
30 支持機構(支持手段)
32 凹部(係合部)
41 支持機構(支持手段)

Claims (8)

  1. アーム部の先端側の頭部に支持され且つ下端部に押え足を有する押え棒を備えたミシンに設けられ、前記押え棒と共に前記押え足を昇降させるミシンの押え装置であって、
    前記押え足の昇降操作に用いられる押え上げレバーと、
    この押え上げレバーを、前記ミシンの前記アーム部の下方となるふところ部に位置する第1位置と前記頭部の後方に位置する第2位置とに切換え可能に支持する支持手段とを備えたことを特徴とするミシンの押え装置。
  2. 前記支持手段は、
    前記押え上げレバーを、前記押え足を上昇させる上昇位置と前記押え足を下降させる下降位置との間で揺動可能に支持する第1軸と、
    前記押え上げレバーを、前記第1位置と前記第2位置との間で前記第1軸ごと略水平回りに回動可能に支持する第2軸とを備えたことを特徴とする請求項1記載のミシンの押え装置。
  3. 前記第1軸を略水平方向に指向するように配置し、前記第2軸を略鉛直方向に指向するように配置したことを特徴とする請求項2記載のミシンの押え装置。
  4. 前記支持手段は、前記押え上げレバーを前記第1位置および前記第2位置に選択的に保持する保持機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のミシンの押え装置。
  5. 前記保持機構は、
    前記ミシンのフレームに固定された第1カムと、
    前記押え上げレバーの前記第1位置と前記第2位置との間の移動に連動するように設けられ、前記第1位置と前記第2位置で前記第1カムと係合する第2カムとを有することを特徴とする請求項4記載のミシンの押え装置。
  6. 前記押え棒に固定された押え棒抱きに被係合部を設け、
    前記押え上げレバーに、前記被係合部と係脱可能に係合して前記押え上げレバーの前記上昇位置を保持する係合部を設けたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のミシンの押え装置。
  7. 前記係合部を、前記押え上げレバーの前記上昇位置で前記第2軸の略軸中心線上に位置するように配置したことを特徴とする請求項6記載のミシンの押え装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のミシンの押え装置を備えたことを特徴とするミシン。
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