JP2009106753A - コンピュータ断層撮影装置、再構成処理方法 - Google Patents

コンピュータ断層撮影装置、再構成処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、サンプリング密度を実質的に高めて、風車アーティファクトを抑制することにある。
【解決手段】本発明のある局面は、フライング焦点を有するX線源3と、X線源からX線を検出するように配置されたX線検出器5と、検出器から発生された投影データを収集するユニット11と、投影データに基づいて補間インタレーシング処理とともに画像を再構成するように構成された再構成処理装置12と、画像を表示する表示装置14とを具備するコンピュータ断層撮影装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータ断層撮影装置(CT)に係り、特にインタレース式データアップサンプリングによるCT再構成に関する。
ヘリカルマルチスライスCTシステムによって作成される画像は、中間ヘリカルピッチ値と高ヘリカルピッチ値で走査されたときに異なるタイプのアーティファクトを示す。このアーティファクトは、軸方向に大きさが変化する構造物のまわりに明るい領域と暗い領域とが交互に現われる。このアーティファクトの形は、風車の羽根に似ており、従って、「風車(windmill)」アーティファクトと名付けられている。
風車アーティファクトの原因は、検出器による軸方向でサンプリングが不十分なことである。検出器の軸方向のサイズを小さくすることによって軸方向サンプリング(分解能)を高めることができる場合に、風車アーティファクトを減少させることができる。しかしながら、これは、検出器が既に現在の技術レベルによって支援される最小の限界にあるため、実際的な代替策ではない。
検出器のサイズを物理的に小さくせずに軸方向サンプリングを高める1つの方法は、特許文献1に記載され図1に示されたフライング焦点を有するX線管を実現することである。REBは、陽極上の半径方向の電子ビームの位置を表わし、陽極の傾斜形状により軸方向の対応する焦点位置zfsを有する。SODはX線源−対象物間距離を表し、SDDはX線源−検出器間距離を表している。検出器サイズは、アイソセンタにおける換算サイズwで取り扱われる。電子ビーム位置REBがZ軸前後に±ΔSODだけ振れると、軸方向のzfs=±δに2つの焦点(実際のX線源−対象物間距離SOD±ΔSODとX線源−検出器間距離SDD±ΔSODを有する)が生じる。アイソセンタにおける検出器幅の4分の1のオフセットを作成するようにδを計算するときは、次の式に従う(非特許文献1を参照)。
Figure 2009106753
隣り合ったビューの検出器セグメントは、それらの幅の半分重なる。
Figure 2009106753
検出器の幅がwのままなので、フライング焦点データをそのまま単に逆投影すると、軸方向サンプリング密度は二倍にならず、風車アーティファクトがほとんど減少しない。
同じ用途のための先行技術として、実施態様では、正確であるが、投影データは、縦方向とアジマス方向の両方にリビンニング(rebin)され平行な形状に再サンプリングされ、そして再構成される(非特許文献2と非特許文献1を参照)。非特許文献3では、フライング焦点の平行再構成アルゴリズムの再ビンニングと再サンプリングについて説明している。再ビンニングと再サンプリングは、コーンビーム形状にあまり適していない時間のかかる処理である。また、これは、非フライング焦点の場合と同じ信号対雑音比を得るのに約2倍のビュー数を必要とする。
一般的なゼロインタレーシングの応用例は、デジタル信号のデータ転送速度を高めることである(非特許文献4を参照。これは「ゼロパッキング」とも呼ばれる)。デジタル信号が周期Tでサンプリングされる場合、アップサンプリングされたデータ値にゼロを代入し、FFTを行い、低域フィルタにかけ、次に逆FFTを行うことによって、データをNからT/Nの係数によってアップサンプルすることができる。しかしながら、これにより得られたアップサンプル値は補間値であり、サンプリング密度の真の増大を意味しない。フライング焦点なしに実施された場合は、風車アーティファクトにほとんど影響しない。
CTに適用される「ゼロインタリービング」技術は、非特許文献5に記載されている。この技術では、チャネル方向のデータのゼロインタリービングを使用して、横断分解能を改善する光線オフセット技術のより高速なバージョンを実現した。これは、フライング焦点アルゴリズムではなく、また軸方向のサンプリングを高めない。更に、上記手法と同じように、この技術は、平行ジオメトリへの再ビンニングと再サンプリングを必要とする。
米国特許第6,256,369号 Stierstorfer Flohr "A Reconstruction Procedure for CT Systems with z-Sharp Technology" Proc.8th Annual Meeting on Fully Three Dimensional Image Reconstruction in Radiology and Nuclear Medicine, July 2005, pp.28-30 Kachelreiβ, Knaup, Penfβellm and Kalender "Flying Focal Spot in ConeBeam CE" IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol.53, No.3, June, 2006, pp.1238-1247 Shechter, Koehier, Altman and Proksa "High-Resolution Images of Cone-Beam Collimated Scans" IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol.52, No.1, February, 2005, pp.247-255 Elliot, Douglas, ed., Handbook of Digital Signal Processing: Engineering Applications, Academic Press, Inc., 1987, pp.234-237 Shechter, Koehler, Altman, and Proksa, "High-Resolution images of Cone-Beam Collimated Scans," IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol.52, No.1, February, 2005, pp.247-25
本発明の目的は、サンプリング密度を実質的に高めて、風車アーティファクトを抑制することにある。
本発明のある局面は、フライング焦点を有するX線源と、前記X線源からX線を検出するように配置されたX線検出器と、前記検出器から発生された投影データを収集するユニットと、前記投影データに基づいて補間インタレーシング処理とともに画像を再構成するように構成された再構成処理装置と、前記画像を表示する表示装置とを具備するコンピュータ断層撮影装置を提供する。
本発明によれば、サンプリング密度を実質的に高めて、風車アーティファクトを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態によって処理されるデータを取得するためのX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示す。ガントリ1によって構成された投影データ測定システムは、略角錐等のX線束のコーンビームを生成するX線源3と、2次元的に配列された複数の検出素子、即ち1次元に配列され複数の検出素子からなる検出器素子列を、複数列体軸方向に沿って並べた2次元アレイ型X線検出器5とを収容する。X線源3は、フライング焦点を可能に構成されたものであり、電子ビームを偏向制御することにより、回転陽極部上の焦点の位置を移動することができるように構成されている。
X線源3と2次元アレイ型X線検出器5は、ベッド6の天板上に乗せられた被検体を挟むように対向して設けられている。2次元アレイ型X線検出器5は、回転式リング2に取り付けられており、被検体の周囲を回転するように設けられている。各検出器要素は1つのチャンネルに対応する。X線源3からのX線は、X線フィルタ4を介して被検体に照射される。被検体を透過したX線は、2次元アレイ型X線検出器5によって電気信号として検出される。
X線コントローラ8は、高電圧発生器7にトリガ信号を供給する。高電圧発生器7は、トリガ信号を受け取ったタイミングでX線源3に高電圧を印加する。これによりX線源3からX線が放射される。ガントリ/ベッドコントローラ9は、ガントリ1の回転式リング2の回転と、ベッド6の天板の被検体(患者)の体軸方向(セグメント方向)に沿った移動を同期的に制御する。システムコントローラ10は、システム全体の制御を行うように構成され、X線コントローラ8とガントリ/ベッドコントローラ9を制御し、その結果、被検体から見たときに、X線源3は、いわゆる螺旋状スキャンを実行し、螺旋経路に沿って移動する。具体的には、回転リング2は、一定の角速度で連続的に回転し、天板は、一定の速度で移動され、X線は、X線源3からの一定の角度間隔で連続的または断続的に放射される。
2次元アレイ型X線検出器5の出力信号は、各チャネルのデータ収集ユニット11によって増幅され、デジタル信号に変換されて、投影データとして出力される。本発明では、第1のビュー位置、X線管の第1の焦点位置に対応する第1の投影データ、第1のビューとは異なる位置の第2のビュー位置、X線管の第1の焦点位置とは異なる第2の焦点位置に対応する第2の投影データを含むように投影データが収集される。データ収集ユニット11からの投影データ出力は、処理装置12に供給される。処理装置12は、投影データを使用して様々な処理を実行する。処理装置12は、補間インタレーシング処理(後述する)、逆投影処理、および再構成処理を実行する。補間インタレーシング処理では、上述の第1の投影データと前記第2の投影データを補間インタレーシング処理することにより、元の投影データより分解能の高い投影データを生成する。
X線コーンビームを使用するヘリカル走査システムでは、撮像領域(有効視野)は、回転軸を中心とする半径o)の円筒形状のものである。装置12は、この撮像領域内に複数のボクセル(3次元画素)を定義し、各ボクセルごとの逆投影処理を行なう。この逆投影データを使用することによって生成された3次元画像データまたは断層撮影画像データは、表示装置14に送られ、そこで、3次元画像または断層撮影画像として視覚的に表示される。
図3は、本発明の第1の実施形態による補間インタレーシングアルゴリズムのブロック図である。入力データPD[]は、ログ変換後の畳み込み投影データであり、各補間ビューvは、入力ビューvとv+1から作成される。出力パラメータは、次の式で与えられる。
Figure 2009106753
ここで、NSegとNSegFFSは、セグメントの入出力数であり、β[v]は、ビューvでの視野角である。
データの補間インタレーシングを次の式8で示す。
Figure 2009106753
ここで、n=int(s/2),A=int((s−1)/2)であり、WII1とWII2は補間重みであり、even(s)は、sが偶数の場合は1であり、sが奇数の場合は0である。重みWII1とWII2は、WII1+WII2=1になるように選択される。通常、WII1=0.5とWII2=0.5を使用するが、他の重みの選択も可能である。また、式(8)で、パラメータc、s、vはそれぞれ、チャネル方向、セグメント方向、およびビュー方向(X線管の回転位置を表す方向)の座標を表す。代表的なCTシステムでは、検出器は、約1000チャネル(1つの検出器列当たりの検出器)、64セグメント(検出器列)を有し、また1回転当たり約1000ビュー(投影)を収集する。
2つのビューは、式(8)に従って補間され、補間ビューが得られる。装置12内で実行されるデータ処理および再構成プロセスは、補間済みビューを使用して実行される。補間後、再構成で使用される実効焦点位置(zfsII)とX線源−対象物間距離(REB_IIによって決定される)が公称値であることに注意されたい。
補間関数は、ビューvおよびv+1の軸方向の配向(orientation)に依存する。2つのビューのフライング焦点の位置により2つの配向が可能である。それらの向きを図4に示す。図4では、分かりやすくするために1行のチャネルを示しているが、補間がすべてのチャネルにわたって等しく実行されることに注意されたい。有効な焦点位置が、連続したビューによって+δと−δの間で変動するので、配向もビューによって変動する。
補間後に、再構成に使用される実効焦点位置(zfsII)とX線源−対象物間距離(REB_IIによって決定される)が公称値であることに注意されたい。第1の実施形態は、z(軸、セグメント)方向の焦点位置を有するデュアルフライング焦点位置X線管による補間インタレーシングを含む。また、軸方向と横断(チャネル)方向の両方に4つの焦点を有するX線管も存在する。代替の実施形態は、横断チャネル方向のインタレーシングと、軸方向と横断方向両方のインタレーシングを含む。
第1の実施形態は、フェルドカンプ(Feldkamp)型フィルタ補正逆投影再構成アルゴリズムにより実施されることが好ましい。代替の実施形態は、フライング焦点X線管によって得られたデータの任意の再構成アルゴリズムで実現することができる。そのような再構成アルゴリズムには、他のフィルタ補正逆投影法アルゴリズム、厳密法(Katsevitchらによって説明されているような)と統計的再構成アルゴリズムがある。
第1の実施形態は、第3世代コーンビーム型ジオメトリで実施される。代替の実施形態は、第4世代ジオメトリのフライング焦点X線管によって得られたデータの任意のジオメトリ(平行ビームまたは第1、第2世代を含む)により実現することができる。
第1の実施形態は、図1に示したように向けられたフライング焦点X線管陽極によって実施され、正の焦点位置δは、負のΔSODと関連付けられる。代替の実施形態は、図1と上下逆の陽極を有するX線管を含み、ここで、正の焦点位置δは、正のΔSODと関連付けられる。
更に2つの代替の修正が可能である。第1に、本実施形態は、逆投影の一部として実施され、第2に、逆投影前の別のプロセスとして実施される。両方のケースでは、インタレーシングは、ポストログされた畳み込みデータに実行される。第1の実施形態の他の修正は、畳み込み前などの処理チェーンの様々な部分への組み込みを含む。
第1の実施形態は、迅速かつ単純であり、固有のX線システムジオメトリで動作し、データの再ビンニングまたは再サンプリングを必要とせず、同じ信号対雑音比を得るためにビューの数を2倍にする必要がない。
図5に、第2の実施形態を示す。この実施形態は、ゼロインタレーシング技術を使用する。PD[]は、ポストログされた畳み込み投影データであり、インタレーシングプロセスによってセグメント幅をwからwFFSに半分にする他に、投影データのセグメントの数は、NSegからNSegFFSに2倍にされる。本発明は、ゼロインタレーシングと重み付けゼロインタレーシング(ゼロインタレーシングは、実際には、重みゼロで重み付けされたゼロインタレーシングであるが)の2つの形態で示されたインタレーシングプロセスからなる。インタレーシングされた後で、各ビューは、再構成パラメータとしてwFFS、NSEGFFS、SOD±ΔSOD、およびBPScaleZIとして再構成され、ここで、BPScaleZIは、インタレース値を補償する逆投影倍率である。
図6に、隣り合ったビューのゼロインタレーシングの詳細を示す。ゼロインタレーシング列は、次の式(9)で与えられるような焦点位置zfsの関数である。
Figure 2009106753
次に、ゼロインタレース投影データは、焦点位置により、SOD+ΔSODかSOD−ΔSODのいずれかで逆投影される。この場合、BPScaleZI=2/BPScaleを使用しており、BPScaleは、システム(装置12)によって提供され、管電圧や畳み込みカーネルなどの多くのパラメータに依存する。
図7に重み付けゼロインタレーシングアップサンプリングが示され、次の式(10)に従って実行される。
Figure 2009106753
図7は、4から8にアップサンプリングされたNSegの事例を示し、「P」は、zfs=+δで取得されたセグメントを表し、「M」はzfs=−δで取得されたセグメントを表す。実線は、重み1による補間を表わし、破線は、重みWZIによる補間を表わす。
ZIを0.0から0.5に変化させて、分解能と風車アーティファクト削減とのトレードオフを制御することができる。WZI=0.0(ゼロインタレーシング)を選択すると、達成し得る最良の分解能が得られるが、サンプリングパターンが最適でないために、エイリアシングアーティファクトが増大し、風車アーティファクト削減があまり強力でない。WZIを大きくすると風車アーティファクト削減が大きくなるが、分解能が低下する(しかし、分解能は、フライング焦点のない場合と比べて改善されたままである)。WZI=0.5の場合、サンプリングパターンは、所定の捕捉ジオメトリに最適になり、風車アーティファクトが最も大きく減少する。従って、風車アーティファクトの減少と軸方向分解能の改善を最も両立できるようにWZIを最適化することができる。
逆投影スケーリング係数もWZIの関数である。
Figure 2009106753
第2の実施形態は、z(軸、セグメント)方向の焦点位置を有する2つのフライング焦点位置X線管によるゼロインタレーシングまたは重み付けゼロインタレーシングを組み入れる。また、軸方向と横断(チャネル)方向に4つの焦点を有するX線管も存在する。第2の実施形態の修正は、横断チャネル方向のインタレーシングと、軸方向と横断方向両方のインタレーシングを含む。
第2の実施形態は、フェルドカンプ型フィルタ補正逆投影再構成アルゴリズムで実施されることが好ましい。フライング焦点X線管により得られるデータの任意の再構成アルゴリズムを使用することができる。そのような再構成アルゴリズムには、他のフィルタ補正逆投影アルゴリズム、厳密法(Katsevitchらにより述べられているような)、および統計的再構成アルゴリズムがある。
第2の実施形態は、第3世代コーンビーム型ジオメトリで実施される。また、第4世代ジオメトリのフライング焦点X線管により得られたデータの任意のジオメトリ(平行ビームまたは第1、第2世代を含む)を第2の実施形態と共に使用することができる。
この実施形態は、図1に示したように向けられたフライング焦点X線管陽極によって実施され、ここで、正の焦点位置δは、負ΔSODと関連付けられる。代替の実施形態は、図1と上下逆の陽極を有するX線管を含み、ここで、正の焦点位置δは、正のΔSODと関連付けられる。
アルゴリズムは、(1)逆投影の一部として実施されるものと、(2)逆投影前の別のプロセスとして実施されるものの2つの修正が可能である。両方の事例で、インタレーシングは、ポストログされた畳み込みデータに実行される。他の代替の実施形態は、畳み込み前など処理チェーンの様々な部分への組み込みを含む。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
フライング焦点ジオメトリを示す図である。 本発明によるシステムの図である。 本発明の第1の実施形態によるインタレーシング処理の図である。 隣り合ったビューの軸方向空間の配向を得られた補間ビューと共に示す図である。 本発明の第2の実施形態によるインタレーシング処理の図である。 投影データのゼロインタレーシングを示す図である。 重み付けしたゼロインタレーシングアップサンプリングを示す図である。
符号の説明
7…発生器、8…X線コントローラ、9…ガントリー/ベッドコントローラ、10…システムコントローラ、11…データ収集ユニット、12…処理ユニット、14…表示装置。

Claims (13)

  1. 回転陽極部上の第1の焦点位置と第2の焦点位置を移動可能に構成されたX線源と、
    前記X線源からX線を検出するように配置されたX線検出器と、
    第1のビュー位置で、第1の焦点位置に対応する第1の投影データを収集し、第1のビューとは異なる位置の第2のビュー位置で、第2の焦点位置に対応する第2の投影データを収集する収集するユニットと、
    前記第1の投影データと前記第2の投影データを補間インタレーシング処理することにより、前記第1の投影データと前記第2の投影データより分解能の高い投影データを生成し、その分解能の高い投影データを再構成処理して画像を生成する再構成処理手段と、
    前記画像を表示する表示装置とを具備するコンピュータ断層撮影装置。
  2. X線フライング焦点を有するX線源と、
    前記X線源からX線を検出するように配置されたX線検出器と、
    前記検出器から発生された投影データを収集するユニットと、
    前記投影データに基づいて補間インタレーシング処理とともに画像を再構成するように構成された再構成処理装置と、
    前記画像を表示する表示装置とを具備するコンピュータ断層撮影装置。
  3. 前記再構成処理装置は、
    Figure 2009106753
    前記投影データを補間し、
    ここで、補間データPDII[c,s,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、n=int(s/2),A=int((s−1)/2)、WII1とWII2は補間重みであり、even(s)は、sが偶数の場合に1であり、sが奇数の場合に0である請求項2に記載のコンピュータ断層撮影装置。
  4. 前記補間重みWII1とWII2は、WII1+WII2=1になるように選択される請求項3に記載のコンピュータ断層撮影装置。
  5. 前記補間重みWII1=0.5とWII2=0.5である、請求項3に記載のコンピュータ断層撮影装置。
  6. 前記補間インタレーシング処理は、ゼロインタレーシングアップサンプリング処理を含み、
    Figure 2009106753
    により前記投影データを補間し、
    ここで、補間データPDZI[c,s’,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、zfsは実効焦点位置であり、δは実効焦点偏差である請求項2に記載のコンピュータ断層撮影装置。
  7. 前記補間インタレーシング処理は、重み付けゼロインタレーシングアップサンプリング処理を含み、
    Figure 2009106753
    により前記投影データを補間し、
    ここで、補間データPDZIw[c,s’,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、zfsは実効焦点位置であり、δは実効焦点偏差であり、WZIは重みである請求項2に記載のコンピュータ断層撮影装置。
  8. 被検体にフライング焦点を有するX線源からのX線を照射する段階と、
    前記X線から投影データを収集する段階と、
    前記投影データに基づいて補間インタレーシング処理とともに画像を再構成する段階と、
    前記画像を表示する段階とを有するコンピュータ断層撮影装置の再構成処理方法。
  9. 前記補間インタレーシング処理は、
    Figure 2009106753
    により実行され、
    ここで、補間データPDII[c,s,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、n=int(s/2),A=int((s−1)/2)、WII1とWII2は補間重みであり、even(s)は、sが偶数の場合に1であり、sが奇数の場合に0である請求項8に記載の方法。
  10. 前記補間重みWII1とWII2を、WII1+WII2=1になるように選択する段階をさらに有する請求項9に記載の方法。
  11. 前記補間重みWII1=0.5とWII2=0.5を選択する段階をさらに有する請求項9に記載の方法。
  12. 前記補間インタレーシングを実行する段階は、
    Figure 2009106753
    によりゼロインタレーシングアップサンプリングを実行する段階を有し、
    ここで、補間データPDZI[c,s’,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、zfsは実効焦点位置であり、δは実効焦点偏差である請求項8に記載の方法。
  13. 前記補間インタレーシング処理を実行する段階は、
    Figure 2009106753
    により、重み付けゼロインタレーシングアップサンプリングを実行する段階を有し、
    ここで、補間データPDZIw[c,s’,v]は、投影データPD[c,s,v]から生成され、cはチャネルであり、sはセグメントであり、vはビューであり、zfsは実効焦点位置であり、δは実効焦点偏差であり、WZIは重みである、請求項8に記載の方法。
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