JP2009105305A - 熱電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】防湿対策を施した合成樹脂製の基板を用いて、薄型で、長寿命で、かつ信頼性に優れた熱電モジュールを提供するとともに、このような熱電モジュールを安価に製造できるようにする。
【解決手段】本発明の熱電モジュール10は、合成樹脂製上基板11の周縁と合成樹脂製下基板12の周縁との間に防湿壁14が形成されており、上基板11の上表面に該表面を被覆するように防湿性を有する上防湿膜15が形成されているとともに、下基板12の下表面に該表面を被覆するように防湿性を有する下防湿膜16が形成されている。そして、防湿壁14の上部の延長線上に上防湿膜15の少なくとも端部が存在し、かつ防湿壁14の下部の延長線上に下防湿膜16の少なくとも端部が存在するように当該上防湿膜15および下防湿膜16がそれぞれ形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、裏面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製上基板と、表面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用配線パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなる熱電モジュールに関する。
従来より、P型半導体からなる熱電素子とN型半導体からなる熱電素子を隣り合わせて交互に配列し、これらの各熱電素子が互に直列に導電接続されるように、熱電素子用配線パターンが形成された上基板と下基板との間に配設するようにして構成された熱電モジュールは広く知られている。ところが、この種の熱電モジュールにおいては、湿気(水分や水蒸気など)の浸入により熱電素子の接合部が腐食され、劣化が進行するようになって、当該熱電モジュールの耐久性が低下していくという問題があった。
そこで、例えば、特許文献1(特開2000−286460号公報)や特許文献2(特開2001−185769号公報)にて、湿気(水分や水蒸気など)による熱電素子の劣化を防止する手法が提案されるようになった。この場合、特許文献1においては、熱電素子の外周面にシール材(防湿性材料)を塗布したり、一対の基板(上基板と下基板)の外周面間に防湿性材料としてのシリコンゴムを充填塗布して、熱電モジュールの周囲をシールすることが提案されている。
また、特許文献2において提案された熱電モジュール50は、図5に示すように、2枚の絶縁導熱板(上基板と下基板)51,52間において最外周に位置する熱電素子53間の空間に内部シール用の合成樹脂54を配設して、最外周に位置する熱電素子53と合成樹脂54とで内部空間を密閉する隔壁を構成するようにしている。この場合、合成樹脂54としては、熱伝導率が低くて透湿性が小さく、さらに絶縁導熱板(上基板と下基板)51,52との密着性に優れたエポキシ樹脂やフェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂などを用いている。
ところで、上記特許文献1,2において、基板あるいは絶縁導熱板(上基板と下基板)は、セラミック基板やあるいは金属基板が用いられる。そして、このようなセラミック基板や金属基板においては、基板自体には水分や水蒸気などの透湿性がないこととなっている。このため、上述のように側部が防湿処理された熱電モジュールにおいては、湿気(水分や水蒸気など)がこれらの基板あるいは絶縁導熱板(上基板と下基板)を通して熱電モジュール内に浸入することを考慮する必要がなかった。
ところが、近年、この種の熱電モジュール用の基板として、例えば、特許文献3(特表2005−507157号公報)にて示されるように、合成樹脂製基板が用いられるようになった。この特許文献3にて示されるような合成樹脂製基板を用いると、柔軟なシート材料とすることによりフレキシブルな基板にすることが可能となるとともに、薄型の熱電モジュールを形成することが可能となる。また、熱伝導性に優れた合成樹脂製基板とするため、当該合成樹脂製基板を合成樹脂と無機フィラーの混合物から形成することが特許文献4(特開平11−46049号公報)にて開示されている。
特開2000−286460号公報 特開2001−185769号公報 特表2005−507154号公報 特開平11−46049号公報
しかしながら、上述した特許文献3にて示されるような合成樹脂製基板は透湿性が高いことが知られている。このため、特許文献3にて示されるような合成樹脂製基板を用いた薄型の熱電モジュールに、上述した特許文献1や特許文献2に示されるような防湿対策を施したとしても、図6の破線矢印に示すように、透湿性が高い合成樹脂製の上基板61あるいは下基板62を通して水分や水蒸気が通過し、熱電モジュール60の内部に湿気が浸入することとなる。なお、図6に示す熱電モジュール60は、上基板61と下基板62との間において、最外周に位置する熱電素子63の列の外周部空間にシールの合成樹脂64を配設して、この合成樹脂64が囲まれた内部空間を密閉するようにしている。
これは、透湿性が高い合成樹脂製の上基板61あるいは下基板62は、通常、厚みが数十μmから数百μmと薄いために、水分や水蒸気が通過し易いためである。ここで、熱伝導性に優れた合成樹脂製基板とするために、無機フィラーを含有した合成樹脂製基板を用いた場合、合成樹脂と無機フィラーとの間に隙間がある場合がある。このため、この隙間を通して、より水分や水蒸気が通過し易くなる。これにより、合成樹脂製の基板(上基板、下基板)を用いた場合、特に、無機フィラーを含有した合成樹脂製基板を用いた場合には、従来の防湿対策以上の施策が必要となる。
そこで、本発明は上記の如き問題点を解消するためになされたものであって、防湿対策を施した合成樹脂製の基板を用いて、薄型で、長寿命で、かつ信頼性に優れた熱電モジュールを提供するとともに、このような熱電モジュールを安価に製造できるようにすることを目的とする。
本発明の熱電モジュールは、裏面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製上基板と、表面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製下基板と、これらの両基板の熱電素子用配線パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とを備えている。そして、上記の如き目的を達成するため、合成樹脂製上基板の周縁と合成樹脂製下基板の周縁との間に形成された防湿性を有する防湿壁と、上基板の上表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する上防湿膜と、下基板の下表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する下防湿膜とを備えるとともに、防湿壁の上部の延長線上に上防湿膜の少なくとも端部が存在し、かつ防湿壁の下部の延長線上に下防湿膜の少なくとも端部が存在するように前記上防湿膜および下防湿膜がそれぞれ形成されている。
一般的な合成樹脂製基板(上基板および下基板)は透湿性が高く、水分や水蒸気が通過し易い。ところが、上基板の上表面に防湿性を有する上防湿膜が形成され、下基板の下表面に防湿性を有する下防湿膜が形成されていると、これらの各防湿膜により上基板や下基板を介する水分や水蒸気の浸入を遮断できるようになる。この場合、防湿壁の上部や下部の延長線上と各防湿膜の端部との間に重なり合う部分(重畳部)が存在しない(非重畳部が存在する)と、この非重畳部の上基板や下基板を介して水分や水蒸気が熱電モジュール内に浸入(例えば、図2や図4(b)の破線矢印を参照)することとなる。このため、防湿壁の上部の延長線上に上防湿膜の少なくとも端部が存在し、かつ防湿壁の下部の延長線上に下防湿膜の少なくとも端部が存在するように当該上防湿膜および下防湿膜をそれぞれ形成する必要がある。
一方、防湿壁の上、下端に接する各合成樹脂製基板の周縁の全周にそれぞれ金属層が形成されており、これらの各金属層の各延長線上に各防湿膜の少なくとも端部が存在するように各防湿膜がそれぞれ形成されていると、これらの各金属層と各防湿壁と各防湿膜とにより、熱電モジュール内への水分や水蒸気の浸入を確実に遮断できるようになる。これにより、防湿壁の形成の際に厚みが薄い防湿壁が金属層に接する面に形成されたとしても、防湿壁と金属層と防湿膜とにより水分や水蒸気の浸入を確実に遮断できるようになる。このため、防湿壁の形成工程後に、防湿壁に孔などができていないか否かの外観チェックを行うことにより、防湿性のチェックを行うことが可能となる。この結果、外観チェックにより容易に不良品の発生を未然に防止できるようになって、この種の熱電モジュールの信頼性がさらに向上することとなる。
この場合、防湿性の観点からすると、上防湿膜および下防湿膜は金属膜であるのが望ましく、金属膜としてCu膜であるのが望ましい。また、防湿壁はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂のいずれかから選択して用いるのが望ましい。さらに、合成樹脂製上基板および合成樹脂製下基板はポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂のいずれかから選択して用いるのが望ましい。この場合、熱伝導性が良好な上基板あるいは下基板とするためには、合成樹脂製上基板および合成樹脂製下基板にアルミナあるいは窒化アルミニウムからなるフィラーが添加されているのが望ましい。
以下に、本発明の熱電モジュールの実施の形態を図1〜図4に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
なお、図1は実施例1の熱電モジュールを模式的に示す図であり、図1(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図1(b)は、そのA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図1(c)は、そのB−B’断面を模式的に示す断面図である。図2は、図1に示す防湿膜(上防湿膜および下防湿膜)の配置面積が小さい場合に、基板(上基板および下基板)を通して水蒸気が熱電モジュール内に浸入する状態を模式的に示す断面図である。
また、図3は実施例2の熱電モジュールを模式的に示す図であり、図3(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図3(b)は、そのA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図3(c)は、そのB−B’断面を模式的に示す断面図である。図4は、図3に示す防湿膜(上防湿膜および下防湿膜)の配置面積が小さい場合を示し、図4(a)は熱電素子用配線パターンの外周部に形成されたシール用パターン(上金属層および下金属層)の上部および下部の延長線上に重なるように防湿膜が配置された状態の断面を模式的に示す断面図であり、図4(b)は熱電素子用配線パターンの外周部に形成されたシール用パターン(上金属層および下金属層)の上部および下部の延長線上に重ならないように防湿膜が配置された状態の断面を模式的に示す断面図であって、基板(上基板および下基板)を通して水蒸気が熱電モジュール内に浸入する状態を模式的に示す断面図である。
1.実施例1
本実施例1の熱電モジュール10は、図1に示すように、下面に熱電素子用(熱電素子接合用)配線パターン(導電層)11aが形成された上基板11と、上面に熱電素子用(熱電素子接合用)配線パターン(導電層)12aが形成された下基板12と、これらの両配線パターン(導電層)11a,12a間で電気的に直列接続された多数の熱電素子13とからなる。そして、これらの上基板11の全外周部と下基板12の全外周部との間に、最外周部に配置された熱電素子13の最外壁に沿うようにして防湿性を有する防湿壁14が形成されている。また、上基板11の上表面には、その略全表面を被覆するように防湿性を有する上防湿膜15が形成されているとともに、下基板12の下表面には、その略全表面を被覆するように防湿性を有する下防湿膜16が形成されている。
ここで、上基板11および下基板12は、ポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂により形成されているとともに、その厚みが100μmになるように形成されている。この場合、これらのポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂などからなる上基板11および下基板12に、熱伝導性を向上させるためにアルミナあるいは窒化アルミニウムからなるフィラーを添加するのが望ましい。なお、上基板11および下基板12は、例えば、基板サイズが34mm×34mmのサイズになるように形成されている。
そして、上基板11の下面には熱電素子用配線パターン11aが、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。また、下基板12の上面には熱電素子用配線パターン12aが、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。この場合、熱電素子用配線パターン11a,12aの上にそれぞれニッケルめっき層を設けるようにしてもよい。さらに、このニッケルめっき層の上に金めっき層を設けるようにしてもよい。なお、図1(a)において、仮想線(点線)で示す熱電素子用配線パターンは上基板11の下面に形成された熱電素子用配線パターン11aを示しているとともに、この熱電素子用配線パターン11aに接合された熱電素子13も仮想線(点線)で示している。
熱電素子13は、例えば、2mm(長さ)×2mm(幅さ)×2mm(高さ)のサイズになるように形成されたP型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とからなるものである。この場合、熱電素子13の熱電素子用配線パターン11a,12aとの接合面にはハンダ付けのためのニッケルめっき層を設けるのが望ましい。そして、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、上基板11に形成された熱電素子用配線パターン11aと下基板12に形成された熱電素子用配線パターン12aにそれぞれSnSb合金やSnAu合金やSnAgCu合金からなるハンダによりハンダ付けされている。
防湿壁14は防湿性を有するエポキシ樹脂などから形成されている。この場合、このエポキシ樹脂をペースト状に形成した後、最外周部に配置された熱電素子13の最外壁に沿うように上基板11と下基板12の全外周部との間に塗布し、硬化させることにより形成するようにしている。なお、防湿壁14に用いる防湿性を有する樹脂はエポキシ樹脂に限ることなく、エポキシ樹脂に代えてフェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などから選択して用いるようにしてもよい。
防湿性を有する上防湿膜15および防湿性を有する下防湿膜16は、Cu膜などの金属膜により形成されており、厚みが100μmで、上基板11および下基板12の全表面積よりも若干小さいサイズとなる(この場合は、32mm×32mmとした)ように形成されている。そして、これらの上防湿膜15および下防湿膜16は、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などで形成するようにすればよい。なお、これらの上防湿膜15および下防湿膜16の上にニッケルめっき層を設けるようにしてもよい。さらに、このニッケルめっき層の上に金めっき層を設けるようにしてもよい。
ここで、図1(c)に示すように、防湿壁14の上部に位置する上防湿膜15の端部は防湿壁14の延長上で重なる重畳部15aが形成されるように形成する必要があるとともに、防湿壁14の下部に位置する下防湿膜16の端部は防湿壁14の延長上で重なる重畳部16aが形成されるようにする必要がある。これは、このような重畳部15aおよび重畳部16aを形成しなかった場合、図2の破線矢印で示すように、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂膜からなる上基板11および下基板12の非重畳部11c,12cを通して水や水蒸気が浸入するようになるためである。
この場合、重畳部15aおよび重畳部16aの幅lは、これらの上基板11および下基板12の厚みt以上であればその効果があるが、できれば上基板11および下基板12の厚みtの3倍以上(l≧3t)になるように調整するのが望ましい。
2.実施例2
本実施例2の熱電モジュール30は、図3に示すように、下面に熱電素子用(熱電素子接合用)配線パターン(導電層)31aが形成され、その全外周部にシール用パターン(上金属層)31bが形成された上基板31と、上面に熱電素子用(熱電素子接合用)配線パターン(導電層)32aが形成され、その全外周部にシール用パターン(下金属層)32bが形成された下基板32と、これらの両配線パターン(導電層)31a,32a間で電気的に直列接続された多数の熱電素子33とからなる。
そして、これらの上基板31の全外周部に形成されたCu膜からなるシール用パターン(上金属層)31bと下基板32の全外周部に形成されたCu膜からなるシール用パターン(下金属層)32bとの間に、最外周部に配置された熱電素子33の最外壁に沿うようにして防湿壁34が形成されている。また、上基板31の上表面には、その略全表面を被覆するように防湿性を有する上防湿膜35が形成されているとともに、下基板32の下表面には、その略全表面を被覆するように防湿性を有する下防湿膜36が形成されている。
ここで、上基板31および下基板32は、ポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂により形成されているとともに、その厚みが100μmになるように形成されている。この場合、これらのポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂などからなる上基板31および下基板32に、熱伝導性を向上させるためにアルミナあるいは窒化アルミニウムからなるフィラーを添加するのが望ましい。なお、上基板31および下基板32は、例えば、基板サイズが34mm×34mmのサイズになるように形成されている。
そして、上基板31の下面には熱電素子用配線パターン31aが、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。また、上基板31の下面の全外周部には熱電素子用配線パターン31aを囲うようにCu膜からなるシール用パターン(上金属層)31bが、熱電素子用配線パターン31aと同様な銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。この場合、熱電素子用配線パターン31aとシール用パターン31bとは同一の工程で形成するようにしてもよいし、あるいは別々の工程で形成するようにしてもよい。
また、下基板32の上面には熱電素子用配線パターン32aが、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。また、下基板32の上面の全外周部には熱電素子用配線パターン32aを囲うようにCu膜からなるシール用パターン(下金属層)32bが、熱電素子用配線パターン32aと同様な銅めっき法や接着剤による圧着法などにより、厚みが100μmになるように形成されている。この場合、熱電素子用配線パターン32aとシール用パターン32bとは同一の工程で形成するようにしてもよいし、あるいは別々の工程で形成するようにしてもよい。
なお、熱電素子用配線パターン31a,32aの上にそれぞれニッケルめっき層を設けるようにしてもよい。さらに、このニッケルめっき層の上に金めっき層を設けるようにしてもよい。また、図3(a)において、仮想線(点線)で示す熱電素子用配線パターンおよびシール用パターンは上基板31の下面に形成された熱電素子用配線パターン31aおよびシール用パターン31bを示しているとともに、この熱電素子用配線パターン31aに接合された熱電素子33も仮想線(点線)で示している。
熱電素子33は、例えば、2mm(長さ)×2mm(幅さ)×2mm(高さ)のサイズになるように形成されたP型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とからなるものである。この場合も、熱電素子33の熱電素子用配線パターン31a,32aとの接合面にはハンダ付けのためのニッケルめっき層を設けるのが望ましい。そして、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、上基板31に形成された熱電素子用配線パターン31aと下基板32に形成された熱電素子用配線パターン32aにそれぞれSnSb合金やSnAu合金やSnAgCu合金からなるハンダによりハンダ付けされている。
防湿壁34は防湿性を有するエポキシ樹脂などから形成されている。この場合、このエポキシ樹脂をペースト状に形成した後、最外周部に配置された熱電素子33の最外壁に沿うように上基板31と下基板32の全外周部との間に塗布し、硬化させることにより形成するようにしている。なお、防湿壁34に用いる防湿性を有する樹脂はエポキシ樹脂に限ることなく、エポキシ樹脂に代えてフェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などから選択して用いるようにしてもよい。
防湿性を有する上防湿膜35および防湿性を有する下防湿膜36は、Cu膜などの金属膜により形成されており、厚みが100μmで、上基板31および下基板32の全表面積よりも若干小さいサイズとなる(この場合は、32mm×32mmとした)ように形成されている。そして、これらの上防湿膜35および下防湿膜36は、例えば、銅めっき法や接着剤による圧着法などで形成するようにすればよい。なお、これらの上防湿膜35および下防湿膜36の上にニッケルめっき層を設けるようにしてもよい。さらに、このニッケルめっき層の上に金めっき層を設けるようにしてもよい。
ここで、図3(c)に示すように、シール用パターン(上金属層)31bの上部に位置する上防湿膜35の端部がシール用パターン31bの延長上で重なる重畳部35aおよびシール用パターン(下金属層)32bの下部に位置する下防湿膜36の端部がシール用パターン32bの延長上で重なる重畳部36aが形成されていれば、実施例1のように、防湿壁34の上部に位置する上防湿膜35の端部が防湿壁34の延長上で重なる重畳部を形成したり、防湿壁34の下部に位置する下防湿膜36の端部が防湿壁34の延長上で重なる重畳部を形成する必要はない。なお、この場合、重畳部35aおよび重畳部36aの幅lは、これらの上基板31および下基板32の厚みt以上であればその効果があるが、できれば上基板31および下基板32の厚みtの3倍以上になるように調整するのが望ましい。
これは、図4(a)に示すように、シール用パターン31b(32b)に接する防湿壁34に厚みが薄い部分34aが形成されていたとしても、防湿壁34とシール用パターン31bと防湿膜35および防湿壁34とシール用パターン32bと防湿膜36とにより、水分や水蒸気の浸入を確実に遮断できるようになるからである。このため、防湿壁34の形成工程後に、防湿壁34に孔などができていないか否かの外観チェックを行うことにより、防湿性のチェックを行うことが可能となる。この結果、外観チェックにより容易に不良品の発生を未然に防止できるようになって、この種の熱電モジュールの信頼性がさらに向上することとなる。
一方、シール用パターン(上金属層)31bの上部に位置する上防湿膜35の端部がシール用パターン31bの延長上で重なる重畳部35aおよびシール用パターン32bの下部に位置する下防湿膜36の端部がシール用パターン(下金属層)32bの延長上で重なる重畳部36aが形成されていないと、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂膜からなる上基板31および下基板32を通して、図4(b)の破線矢印に示すように、水や水蒸気が浸入するようになる。
3.比較実験
(1)加熱サイクル試験
ついで、上述のような構成となる実施例1の熱電モジュールA,B,C,Dを形成するとともに、実施例2の熱電モジュールEを形成した。また、比較のための熱電モジュールX,Yを形成した。この場合、実施例1の熱電モジュールにおいて、上基板11および下基板12をポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのCu膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールAとした。
また、上基板11および下基板12をフィラー(アルミナ)を含有したポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのCu膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールBとした。また、上基板11および下基板12をフィラー(アルミナ)を含有したポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのエポキシ樹脂膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールCとした。また、上基板11および下基板12をフィラー(アルミナ)を含有したポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのAl膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールDとした。
さらに、実施例2の熱電モジュール(Cu膜よりなるシール用パターン31b,32bが形成されている)において、上基板31および下基板32をフィラー(アルミナ)を含有したポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのCu膜により形成し、防湿壁34をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールEとした。
一方、上防湿膜15および下防湿膜16は形成されておらず、上基板11および下基板12をポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのCu膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールXとした。同様に、上防湿膜15および下防湿膜16は形成されておらず、上基板11および下基板12をフィラー(アルミナ)を含有したポリイミド樹脂膜により形成し、上防湿膜15および下防湿膜16として厚みが100μmのCu膜により形成し、防湿壁14をシリコンゴム(シリコン樹脂)により形成したものを熱電モジュールYとした。
ついで、これらの各熱電モジュールA,B,C,D,E,X,Yを用いて、以下のようにして加熱サイクル試験を行った。この場合、これらの各熱電モジュールA,B,C,D,E,X,Yを湿度が80%で、排熱側(放熱側)温度が常に80℃になるように温度制御されたステージ上に配置し、冷却側(吸熱側)温度を80℃で5分間維持した後、30℃で5分間維持するという加熱サイクルを1000サイクル繰り返した。このような加熱サイクルを行った後、各熱電モジュールA,B,C,D,E,X,Yの質量を測定する。ついで、加熱サイクル前に求めた質量に基づいて、各熱電モジュールA,B,C,D,E,X,Yの質量増加率を求めると下記の表1に示すような結果が得られた。なお、質量増加率は各熱電モジュールA,B,C,D,E,X,Yをそれぞれ5個ずつ用いて試験を行い、それらの平均値とした。そして、熱電モジュールBの平均の質量増加率を100とし、他の熱電モジュールA,C,D,E,X,Yの平均の質量増加率はそれとの比(質量増加率比)で表している。
Figure 2009105305
上記表1の結果から以下のようなことが明らかになった。即ち、熱電モジュールXと熱電モジュールYとを比較すると、熱電モジュールYの方が質量増加率が大きいことが分かる。これは、熱電モジュールYにおいては、上、下基板はフィラー(アルミナ)を含有した透湿性が高いポリイミド樹脂膜により形成されているためである。また、これらの熱電モジュールX,Yと熱電モジュールA〜Eとを比較すると、熱電モジュールA〜Eの方が格段に質量増加率が小さいことが分かる。これは、熱電モジュールA〜Eにおいては、上、下基板11,12にそれぞれ防湿性に優れた上、下防湿膜15,16が形成されているためである。
また、熱電モジュールAと熱電モジュールBとを比較しても質量増加率にそれほど格差が生じていないことが分かる。これは、上、下基板11,12をフィラー(アルミナ)を含有した透湿性が高いポリイミド樹脂膜により形成しても、これらの略全表面に防湿性に優れた上、下防湿膜15,16が形成されていると、これらの上、下防湿膜15,16により水蒸気や水分の浸入が遮断されるためである。さらに、熱電モジュールBと熱電モジュールDを比較しても、質量増加率に差がないことが分かる。これは、上、下防湿膜15,16の材質を金属(Cu,Al等)とすれば、防湿性はそれほどの差が生じないことを示している。熱電モジュールCと熱電モジュールB,Dとを比較すると、熱電モジュールCの方がやや質量増加率が大きいことが分かる。これは、樹脂膜は金属膜に比べて防湿性が劣っていることを示している。
(2)再現性試験
ついで、上述した熱電モジュールB,Eを60個ずつ用いて、以下のようにして加熱サイクル試験を行った。この場合、上述と同様に加熱サイクルを1000サイクル繰り返した後、60個の各熱電モジュールB,Eの質量を測定して、これらの質量増加率を求めるとともに、上述した表1において求めた5個の熱電モジュールBの平均の質量増加率に対する比(質量増加率比)を求めた。そして、求めた比(質量増加率比)が95以上で105未満の個数および105以上で120未満の個数をそれぞれ求めると、下記の表2に示すような結果が得られた。
Figure 2009105305
上記表2の結果から明らかなように、熱電モジュールBよりも熱電モジュールEの方がより確実に水分や水蒸気の浸入が防止でき、安定した防湿処理が施されていることが分かる。これは、熱電モジュールEにおいては、上基板31の下面の全外周部には熱電素子用配線パターン31aを囲うようにCu膜からなるシール用パターン(上金属層)31bが形成されているとともに、下基板32の上面の全外周部には熱電素子用配線パターン32aを囲うようにCu膜からなるシール用パターン(下金属層)32bが形成されている。
そして、これらのCu膜からなるシール用パターン31b,32bに繋がるようにシリコンゴム(シリコン樹脂)を塗布して防湿壁34を形成するようにしている。このため、シール用パターン31b(32b)に接する防湿壁34に厚みが薄い部分34a(図4(a)参照)が形成されていたとしても、防湿壁34とシール用パターン31bと防湿膜35および防湿壁34とシール用パターン32bと防湿膜36とにより、水分や水蒸気の浸入を確実に遮断できるようになる。これにより、防湿壁34の形成工程後に、防湿壁34に孔などができていないか否かの外観チェックを行うことにより、防湿性のチェックを行うことが可能となる。この結果、外観チェックにより容易に不良品の発生を未然に防止できるようになって、この種の熱電モジュールの信頼性がさらに向上することとなる。
なお、上述した実施の形態においては、上基板11(31)の上表面に形成された防湿性を有する上防湿膜15(35)、および下基板12(32)の下表面に形成された防湿性を有する下防湿膜16(36)を、Cu膜により形成する例について説明したが、Cu膜に代えて、アルミニウム膜やチタン膜を形成するようにしてもよい。また、これらの金属膜に限らず、水分や水蒸気を透過しにくく、かつ良好な熱伝導性を有するものであればどのような材料でも良い。
実施例1の熱電モジュールを模式的に示す図であり、図1(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図1(b)は、そのA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図1(c)は、そのB−B’断面を模式的に示す断面図である。 図1に示す防湿膜(上防湿膜および下防湿膜)の配置面積が小さい場合に、基板(上基板および下基板)を通して水蒸気が熱電モジュール内に浸入する状態を模式的に示す断面図である。 実施例2の熱電モジュールを模式的に示す図であり、図3(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図3(b)は、そのA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図3(c)は、そのB−B’断面を模式的に示す断面図である。 図3に示す防湿膜(上防湿膜および下防湿膜)の配置面積が小さい場合を示し、図4(a)は熱電素子用配線パターンの外周部に形成されたシール用パターン(上金属層および下金属層)の上部および下部の延長線上に重なるように防湿膜が配置された状態の断面を模式的に示す断面図であり、図4(b)は熱電素子用配線パターンの外周部に形成されたシール用パターン(上金属層および下金属層)の上部および下部の延長線上に重ならないように防湿膜が配置された状態の断面を模式的に示す断面図であって、基板(上基板および下基板)を通して水蒸気が熱電モジュール内に浸入する状態を模式的に示す断面図である。 従来例の熱電モジュールを模式的に示す図である。 従来例の熱電モジュールを模式的に示す図である。
符号の説明
10…熱電モジュール、11…上基板、11a…熱電素子用配線パターン、11c…非重畳部、12…下基板、12a…熱電素子用配線パターン、12c…非重畳部、13…熱電素子、14…防湿壁、15…上防湿膜、15…下防湿膜、15a…重畳部、15c…電極部、16…下防湿膜、16a…重畳部、30…熱電モジュール、31…上基板、31a…熱電素子用配線パターン、31b…シール用パターン(上金属層)、32…下基板、32a…熱電素子用配線パターン、32b…シール用パターン(下金属層)、33…熱電素子、34…防湿壁、35…上防湿膜、35a…重畳部、36…下防湿膜、36a…重畳部

Claims (7)

  1. 裏面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製上基板と、表面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用配線パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなる熱電モジュールであって、
    前記合成樹脂製上基板の周縁と前記合成樹脂製下基板の周縁との間に形成された防湿性を有する防湿壁と、
    前記上基板の上表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する上防湿膜と、
    前記下基板の下表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する下防湿膜とを備えるとともに、
    前記防湿壁の上部の延長線上に前記上防湿膜の少なくとも端部が存在し、かつ前記防湿壁の下部の延長線上に前記下防湿膜の少なくとも端部が存在するように前記上防湿膜および下防湿膜がそれぞれ形成されていることを特徴とする熱電モジュール。
  2. 裏面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製上基板と、表面に熱電素子用配線パターンが形成された合成樹脂製下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用配線パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなる熱電モジュールであって、
    前記合成樹脂製上基板の周縁と前記合成樹脂製下基板の周縁との間に形成された防湿性を有する防湿壁と、
    前記上基板の上表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する上防湿膜と、
    前記下基板の下表面に該表面を被覆するように形成された防湿性を有する下防湿膜と、
    前記防湿壁の上端に接する前記合成樹脂製上基板の周縁の全周に形成された上金属層と、
    前記防湿壁の下端に接する前記合成樹脂製下基板の周縁の全周に形成された下金属層とを備えるとともに
    前記上金属層の上部の延長線上に前記上防湿膜の少なくとも端部が存在し、かつ前記下金属層の下部の延長線上に前記下防湿膜の少なくとも端部が存在するように前記上防湿膜および下防湿膜がそれぞれ形成されていることを特徴とする熱電モジュール。
  3. 前記防湿性を有する上防湿膜および下防湿膜は金属膜であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電モジュール。
  4. 前記金属膜はCu膜であることを特徴とする請求項3に記載の熱電モジュール。
  5. 前記防湿性を有する防湿壁はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂のいずれかから選択されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱電モジュール。
  6. 前記合成樹脂製上基板および前記合成樹脂製下基板はポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂のいずれかから選択されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱電モジュール。
  7. 前記合成樹脂製上基板および前記合成樹脂製下基板にはアルミナあるいは窒化アルミニウムからなるフィラーが添加されていることを特徴とする請求項6に記載の熱電モジュール。
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