JP2009099310A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009099310A JP2009099310A JP2007267922A JP2007267922A JP2009099310A JP 2009099310 A JP2009099310 A JP 2009099310A JP 2007267922 A JP2007267922 A JP 2007267922A JP 2007267922 A JP2007267922 A JP 2007267922A JP 2009099310 A JP2009099310 A JP 2009099310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- concentration distribution
- gas
- reaction gas
- estimated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】反応ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の面内を反応ガスの主要な流れ方向と交差する方向に複数の領域に分割し、上流側から各領域に流入するガスに含まれる反応ガスのモル量、および前記各領域から下流側へ排出するガスに含まれる反応ガスのモル量に基づいて、各領域における反応ガスの濃度を推定する濃度分布推定手段と、前記濃度分布推定手段により推定された推定濃度分布が目標濃度分布と一致するように、前記燃料電池における反応ガスの供給量および/または排出量、および前記燃料電池の負荷電流の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図4
Description
反応ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、
前記燃料電池の面内を反応ガスの主要な流れ方向と交差する方向に複数の領域に分割し、上流側から各領域に流入するガスに含まれる反応ガスのモル量、および前記各領域から下流側へ排出するガスに含まれる反応ガスのモル量に基づいて、各領域における反応ガスの濃度を推定する濃度分布推定手段と、
前記濃度分布推定手段により推定された推定濃度分布が目標濃度分布と一致するように、前記燃料電池における反応ガスの供給量および/または排出量、および前記燃料電池の負荷電流の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記濃度分布推定手段は、前記供給量、前記排出量、および前記燃料電池の電流密度が一定である場合の、所定時間経過後の反応ガス濃度を推定することを特徴とする。
前記制御手段は、前記燃料電池の発電状態に基づいて、前記目標濃度分布を可変に設定する目標濃度分布設定手段を含むことを特徴とする。
前記制御手段は、前記推定濃度分布が前記目標濃度分布と一致するように、前記推定濃度分布と前記目標濃度分布との偏差を反応ガスの供給量および/または排出量にフィードバックするフィードバック手段を含むことを特徴とする。
前記制御手段は、前記フィードバック手段を実行する場合に、制御燃料電池の運転状態に基づいて決定された所定の供給量および/または排出量を、フィードフォワード項として加算するフィードフォワード手段を含むことを特徴とする。
前記フィードバック手段は、フィードバックゲインを前記燃料電池の発電状態に基づいて可変に設定することを特徴とする。
前記燃料電池は、複数の単位セルを積層して構成された燃料電池スタックであり、
前記濃度分布推定手段は、前記燃料電池の運転状態に基づいて選択された、反応ガス流量の低い単位セルの濃度分布を推定することを特徴とする。
反応ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、
前記燃料電池の面内における反応ガスの濃度分布を推定する濃度分布推定手段と、
前記濃度分布推定手段により推定された推定濃度分布が目標濃度分布と一致するように、前記燃料電池における反応ガスの供給量および/または排出量、および前記燃料電池の負荷電流の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
[実施の形態の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの構成を説明するための図である。図1に示すとおり、燃料電池システムは、燃料電池スタック10(以下、「FCスタック」とも称する)を備えている。FCスタック10は複数枚の燃料電池セル(単位セル)を積層して構成されている。各単位セルは、MEA、酸素を含むカソードガスが流れるカソード流路、水素を含むアノードガスが流れるアノード流路、および隣接する発電体を隔離するセパレータ(何れも図示せず)によって構成されている。尚、単位セルの構造に関しては、本発明の主要部ではなく、かつ、公知の構造であるため、その詳細な説明を省略する。
(水素ガスの濃度分布推定動作)
次に、本実施の形態の燃料電池システムの動作として、水素ガス(H2)の濃度分布の推定動作について説明する。ここでは、FCスタック10を構成する単位セルの中から選択された一の単位セルにおける水素ガスの濃度分布(水素ガスと窒素ガスの分圧の分布)を制御装置30が演算する動作について説明する。尚、演算の簡略化のために、燃料電池内の水の流れは考慮しないこととする。また、窒素ガスの透過量は、セル全体で均一且つ一定であると仮定する。また、単位セルをアノードガスの流れ方向と交差する方向に2つに分割し、上流側をセル1、下流側をセル2と称する。
単位セル面における水素ガス分圧が低い場合には、水素欠によるカソード触媒の腐食反応が進行してしまう。一方、水素ガス分圧が高い場合には燃費が悪化してしまう。そこで、水素ガス分圧は、その領域毎に最適な目標値に制御されることが好ましい。
図4は、この発明の実施の形態において、制御装置30が上式(14)に基づいて水素ガスの供給量およびガス排出量を制御するためのブロック図を、図5は、制御装置30が上式(14)に基づいて水素ガスの供給量およびガス排出量を制御するために実行するルーチンのフローチャートを示す。以下、図5に示すルーチンに従って、制御装置30が水素ガスの供給量・排出量を制御する手順を説明する。
12 アノードガス配管
14 アノードオフガス配管
16 アノードガス供給源
18 レギュレータ
20 排気弁
22 カソードガス配管
24 カソードオフガス配管
26 コンプレッサ
28 調圧弁
30 制御装置
F フィードバックゲイン
I 電流密度
qH2 水素供給量
qAN ガス排出量
Claims (8)
- 反応ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、
前記燃料電池の面内を反応ガスの主要な流れ方向と交差する方向に複数の領域に分割し、上流側から各領域に流入するガスに含まれる反応ガスのモル量、および前記各領域から下流側へ排出するガスに含まれる反応ガスのモル量に基づいて、各領域における反応ガスの濃度を推定する濃度分布推定手段と、
前記濃度分布推定手段により推定された推定濃度分布が目標濃度分布と一致するように、前記燃料電池における反応ガスの供給量および/または排出量、および前記燃料電池の負荷電流の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記濃度分布推定手段は、前記供給量、前記排出量、および前記燃料電池の電流密度が一定である場合の、所定時間経過後の反応ガス濃度を推定することを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
- 前記制御手段は、前記燃料電池の発電状態に基づいて、前記目標濃度分布を可変に設定する目標濃度分布設定手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池システム。
- 前記制御手段は、前記推定濃度分布が前記目標濃度分布と一致するように、前記推定濃度分布と前記目標濃度分布との偏差を反応ガスの供給量および/または排出量にフィードバックするフィードバック手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の燃料電池システム。
- 前記制御手段は、前記フィードバック手段を実行する場合に、制御燃料電池の運転状態に基づいて決定された所定の供給量および/または排出量を、フィードフォワード項として加算するフィードフォワード手段を含むことを特徴とする請求項4記載の燃料電池システム。
- 前記フィードバック手段は、フィードバックゲインを前記燃料電池の発電状態に基づいて可変に設定することを特徴とする請求項4または5記載の燃料電池システム。
- 前記燃料電池は、複数の単位セルを積層して構成された燃料電池スタックであり、
前記濃度分布推定手段は、前記燃料電池の運転状態に基づいて選択された、反応ガス流量の低い単位セルの濃度分布を推定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の燃料電池システム。 - 反応ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、
前記燃料電池の面内における反応ガスの濃度分布を推定する濃度分布推定手段と、
前記濃度分布推定手段により推定された推定濃度分布が目標濃度分布と一致するように、前記燃料電池における反応ガスの供給量および/または排出量、および前記燃料電池の負荷電流の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007267922A JP5169127B2 (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007267922A JP5169127B2 (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 燃料電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009099310A true JP2009099310A (ja) | 2009-05-07 |
JP5169127B2 JP5169127B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=40702147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007267922A Expired - Fee Related JP5169127B2 (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5169127B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050106A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置及び方法、それを備えた複合発電システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08222260A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池の異常監視方法およびその装置 |
JPH09306519A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-28 | Fuji Electric Co Ltd | リン酸型燃料電池発電装置 |
JP2004006087A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Toto Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP2007042363A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システムとその運転方法および燃料電池 |
-
2007
- 2007-10-15 JP JP2007267922A patent/JP5169127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08222260A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池の異常監視方法およびその装置 |
JPH09306519A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-28 | Fuji Electric Co Ltd | リン酸型燃料電池発電装置 |
JP2004006087A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Toto Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP2007042363A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システムとその運転方法および燃料電池 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050106A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置及び方法、それを備えた複合発電システム |
US9768454B2 (en) | 2013-09-03 | 2017-09-19 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Control apparatus and control method, and combined power generation system provided therewith |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5169127B2 (ja) | 2013-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101646417B1 (ko) | 연료전지 시스템 및 그 제어 방법 | |
KR102651959B1 (ko) | 연료전지의 수소 공급 제어시스템 및 제어방법 | |
JP4577313B2 (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池の運転方法 | |
JP5081574B2 (ja) | 燃料電池システムの負荷増加時の運転方法 | |
JP2006351506A (ja) | 燃料電池システム | |
WO2009016985A1 (ja) | 燃料電池システム及びその制御方法 | |
JP2007220538A (ja) | 燃料電池システム | |
US20150037700A1 (en) | Fuel cell system and control method of fuel cell system | |
JP2009211935A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5169127B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2005243491A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2010135194A (ja) | 燃料電池装置 | |
JP2008084603A (ja) | 燃料電池システム及びそのパージ方法 | |
JP2009104885A (ja) | 燃料電池システムの負荷減少時の運転方法 | |
JP6304366B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2008097973A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5080876B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2012059557A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2014002844A (ja) | 燃料電池システム | |
WO2013080814A1 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5158407B2 (ja) | 燃料電池システム及びその制御方法 | |
JP2018092920A (ja) | 燃料電池システムおよびその運転方法 | |
JP2012156144A (ja) | 燃料電池システム及びその制御方法 | |
JP2011216259A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5167660B2 (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121217 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |