JP2009099073A - 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム - Google Patents

文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009099073A
JP2009099073A JP2007271904A JP2007271904A JP2009099073A JP 2009099073 A JP2009099073 A JP 2009099073A JP 2007271904 A JP2007271904 A JP 2007271904A JP 2007271904 A JP2007271904 A JP 2007271904A JP 2009099073 A JP2009099073 A JP 2009099073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
processing
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007271904A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunori Murakami
哲範 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007271904A priority Critical patent/JP2009099073A/ja
Priority to US12/129,365 priority patent/US20090106305A1/en
Publication of JP2009099073A publication Critical patent/JP2009099073A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/197Version control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

【課題】文書処理履歴管理システムにおいて、編集の有無や複写の有無に関わらず、文書の派生履歴を漏れなく管理できるようにする。
【解決手段】文書処理履歴管理装置6は、処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部28と、処理操作情報受付部28が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複写の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン更新部30と、処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報とバージョン更新部30が付与した新たなバージョン情報を対応付けてデータ保持部14に記憶する記録部32と、検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部38とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙などの出力媒体上の画像を読み取りその電子データを取得する機能(画像取得機能と称する)や出力用の画像データに基づき紙などの出力媒体に画像を出力する機能(画像出力機能と称する)を持つ画像処理装置で処理した文書画像をその処理履歴とともに記録・保存・管理する文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置並びにプログラムに関する。
画像を読み取りその電子データを取得する画像取得機能を備えたスキャナを代表例とする装置や、複写機やデジタル複合機を始めとする画像を複写する機能を備えた装置やプリンタなどの画像を紙媒体などに出力する印刷装置などの画像処理装置(イメージング機器などとも称される)においては、処理された文書画像を、処理されたときの状況と一緒に処理履歴(ログとも称される)として記録・保存・管理することにより、特定の文書画像の処理日時や処理指示者などを追跡可能とするイメージログ管理などと称される仕組みが考えられている。
このようなイメージログ管理の仕組み(以下代表的に「文書処理履歴管理」と称する)は、たとえば、情報漏洩への対策や、企業コンプライアンスの確保、あるいは内部統制などに利用される。たとえば、文書処理履歴管理システムを導入した組織は、「いつ」、「だれが」、「何を」、画像取得機能や画像出力機能を持つ画像処理装置(以下イメージング機器とも称する)で処理したかと言った処理履歴を後から知ることができる。その結果、情報漏洩の抑制や漏洩後の調査、意思決定時に利用された判断材料の証明などが行なえるようになる。
ここで、文書画像の処理履歴を記録・保存・管理するための基本的な仕組みとしては、文書に対する操作が行なわれたときの状況を記録する必要があり、そのため方法が種々提案されている(たとえば特許文献1〜4を参照)。
特開平11−327980号公報 特開2002−269095号公報 特開2007−172233号公報 特開平10−154228号公報
たとえば、特許文献1に記載の仕組みでは、電子文書の電子的なリソースについてそれらのバージョンを木構造で管理するもので、特に、リソースのバージョン間の派生関係を「継続」と「分岐」の2種類に分けて管理することにより、継続関係で集合化されるバージョングループとして管理して、バージョングループ単位での選択や表示などの操作を容易にする仕組みである。この仕組みでは、あるバージョン情報から複数の派生関係が派生する場合、これら派生関係には継続関係が2つと無いようにし、継続関係によって関係付けられたバージョン情報の集合をバージョングループという単位で扱うことで、バージョン木構造をユーザにとって管理の容易な単位に分割する。そのため、「継続」に該当する既存バージョンがなかったら「派生」とするなど、「継続」と「派生」の意味付けが関連するバージョンの数によって決まっている。編集(加筆)を伴わない派生関係は記録・管理しないことになる。
特許文献2に記載の仕組みは、文書やプログラムの履歴(版)と、その文書の関連文書の履歴(版:バージョン)を対応付けて管理するもので、文書の内容に関する変化を管理することを目的としており、文書の内容に変化があればバージョンを変化させるが、文書の内容に変化がなければバージョンは変化せず、同一バージョンの文書が複数存在する。つまり、編集(加筆)を伴わない文書の複製などの物理的な派生関係は記録・管理しないことになる。
特許文献3に記載の仕組みは、検索結果として表示される文書群において、見た目の同じ文書が重複して表示されることを避けるため、文書の派生関係によってグルーピングを行なうもので、同じような内容の文書(つまり似通った文書)をグルーピングすることで、検索時の利便性を向上するようにしている。そのため、基本的には文書の内容的な変化があった場合、それらの関係を記録しないので、内容の変更も含む派生関係を記録しない。
特許文献4に記載の仕組みは、機器の動作過程においてスキャンやプリントされた文書を自動的に保管するので、このときに処理履歴をその文書とともに保存すれば、文書情報に対する処理に最終的に関わった個人を特定することはできる。
本発明は、編集(加筆)を伴わない文書の複製や文書に内容的な変化が加えられた場合などに関わらず、誰のどのような操作によって文書情報が派生していったかを記録・保存・管理することのできる仕組みを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、情報を記憶する記憶装置と、文書を読み取る機能や出力用の画像データに基づき所定の出力媒体に文書の画像を形成する機能を持つ画像処理装置を使用した所定の処理操作があったときに、その処理操作の履歴情報を文書の画像とともに前記記憶装置に保存する文書処理履歴管理装置とを備えたことを特徴とする文書処理履歴管理システムである。
ここで、文書処理履歴管理装置は、処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて前記記憶装置に記憶する記録部と、検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて情報を記憶可能な所定の記憶装置に記憶する記録部と、検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部とを有することを特徴とする文書処理履歴管理装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明においてさらに、前記処理対象の文書の画像を受け付ける文書画像受付部と、前記記憶装置に記憶されている文書画像の中から前記文書画像受付部が受け付けた前記処理対象の文書に対応する画像を読み出す読出部と、読出部が読み出した画像と前記文書画像受付部が受け付けた前記処理対象の文書の画像を比較する画像比較部を有し、前記バージョン情報付与部は、前記比較部の比較結果に基づき、処理操作が文書に対する編集を伴うか否かを判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、文書の操作履歴の情報を保存・管理する処理をコンピュータを用いて行なうためのプログラムであって、前記コンピュータに備えられる中央演算制御部を、処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて情報を記憶可能な所定の記憶装置に記憶する記録部と、検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部として機能させることを特徴とするプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、編集(加筆)を伴わない文書の複製などの派生関係や文書の内容的な変化があった場合の派生関係などの文書の派生関係を漏れなく記録・保存・管理することができ、その結果、編集の有無や複製の有無を問わず、検索指示のあった文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を漏れなく提示できる文書処理履歴管理システムを構築できる。
請求項2に記載の発明によれば、編集(加筆)を伴わない文書の複製などの派生関係や文書の内容的な変化があった場合の派生関係などの文書の派生関係を漏れなく記録・保存・管理することができ、その結果、編集の有無や複製の有無を問わず、検索指示のあった文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を漏れなく提示できる文書処理履歴管理装置を構成できる。
請求項3に記載の発明によれば、文書に対する編集の有無を、処理対象文書の画像と、当該画像に対応する記憶装置に保存されている文書の画像との比較に基づき特定できる。
請求項4に記載の発明によれば、編集(加筆)を伴わない文書の複製などの派生関係や文書の内容的な変化があった場合の派生関係などの文書の派生関係を漏れなく記録・保存・管理することができ、その結果、編集の有無や複製の有無を問わず、検索指示のあった文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を漏れなく提示する仕組みを、コンピュータを用いて実現できる。
たとえば、デジタル複合機やプリンタなどのイメージング機器で扱われた文書が、誰のどのような操作によって派生していったかを記録・管理し、その操作履歴を派生関係を含めて漏れなくサーチすることができる。記録媒体の数に対しても派生関係を記録することができる結果、派生した文書の数や加筆された文書が誰のどのような操作によって派生したものかと言った事柄を知ることができる。
また、クラスタリングや類似画像検索などを利用して、類似した内容のものをグループ化する手法と比較すると、文書の内容が変更された場合でも、明確な派生関係によってグループを作成することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態を適用した文書処理履歴管理システムの一構成例を示す図である。図示のように、本実施形態の文書処理履歴管理システム1は、紙などの出力媒体に画像を出力する画像出力機能や出力媒体上の画像を読み取りその電子データを取得する画像取得機能を持つ各種のイメージング機器2と、各種のイメージング機器2に対して画像取得処理や画像出力処理を指令するパーソナルコンピュータなどの処理指示装置4と、処理された文書画像を各種のイメージング機器2で画像取得処理や画像出力処理がなされたときの状況と一緒に処理履歴(ログとも称される)として記録・保存・管理するサーバ機能を持った文書処理履歴管理装置6とが通信手段の一例であるネットワーク9により接続されて構成されている。
また、文書処理履歴管理システム1は、文書を廃棄するためのシュレッダ装置3を備える。シュレッダ装置3は、廃棄する際に文書を識別することのできるもので、ネットワーク9などを介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、識別した文書の情報を文書処理履歴管理装置6に通知する。
イメージング機器2としては、たとえば、画像取得機能および画像出力機能(合わせて複写機能と称する)を持つ複写機2A、プリンタと称される単機能(画像出力機能の一例である印刷機能のみ)の印刷装置2B、スキャナと称される画像取得機能(特にスキャナ機能と称する)を持つ画像読取装置2C、印刷機能や複写機能やスキャナ機能を持つ複合機2D、およびファクシミリ2Eがあり、これらは、ネットワーク9を介してあるいは所定の接続インタフェースを介して文書処理履歴管理装置6と接続されている。図では、イメージング機器2を、各種1台ずつで示しているが、その数は任意でよく、また、何れかが存在しない場合であってもよい。
たとえば、複写機2Aは、ネットワーク9を介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、利用者がその複写機2Aの操作パネル(図示せず)を操作して複写指示を行なったときに、複写指示に従って読み取った画像(詳しくはその電子データである画像データ:以下同様)を文書処理履歴管理装置6へ送信する。このとき、複写機2Aは、複写指示を行なった利用者を、利用者名やパスワードを入力させることで認証し、この認証によって得られた利用者を特定する利用者名などの情報を、画像とともに文書処理履歴管理装置6へ送信してもよい。
さらに、複写機2Aは、読み取った画像をそのまま用紙に形成処理せず、文書処理履歴管理装置6から形成処理の対象となる画像を受信して、受信した画像に基づき用紙に対応する画像を形成する。つまり、複写機2Aは、複写する原稿を読み取って得た画像を一旦文書処理履歴管理装置61へ送信し、文書処理履歴管理装置6から受信した画像に基づいて処理を継続するようにする。
印刷装置2Bは、ネットワーク9などを介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、文書処理履歴管理装置6から入力される画像に基づき用紙などの出力媒体に画像を形成する。
画像読取装置2Cは、ネットワーク9を介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、利用者がその画像読取装置2Cの操作パネル(図示せず)もしくは処理指示装置4を操作して読取り指示を行なったときに、その読取り指示に従って読み取った画像を文書処理履歴管理装置6へ送信する。このとき、画像読取装置2Cは、読取り指示を行なった利用者を、利用者名やパスワードを入力させることで認証し、この認証によって得られた利用者を特定する利用者名などの情報を、画像とともに文書処理履歴管理装置6へ送信してもよい。
複合機2Dは、ネットワーク9を介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、複写機2A、印刷装置2B、画像読取装置2Cの各機能を実行する。
ファクシミリ2Eは、ネットワーク9などを介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、読み取った画像をFAX送信し、あるいは受信した画像に基づき用紙などの出力媒体にFAX画像を出力するととともに、送受信時の処理画像を文書処理履歴管理装置6に出力する。
処理指示装置4は、ネットワーク9を介して文書処理履歴管理装置6に接続されており、印刷装置2Bや画像読取装置2Cなどに処理させる画像と、処理指示を行なう利用者名などの付帯情報とを文書処理履歴管理装置6に送信する。
文書処理履歴管理装置6は、サーバ機能を備え、クライアント・システムである処理指示装置4側からの要求によってイメージング機器2における画像取得処理や画像出力処理のための制御を行なうとともに、処理画像とその処理の際の関連情報を処理履歴として保管するため、文書画像の特徴を所定の記憶装置に記録・保存する。処理履歴の取得や保存の基本的な手法に関しては、公知の各種の仕組みと同様のものでよい。
文書処理履歴管理装置6は、制御部12と、処理画像および処理履歴を対応付けて記憶するハードディスク装置や光ディスク装置などを記憶装置として有するデータ保持部14とを有する。制御部12のハードウェア構成としては、たとえば、制御処理や演算処理を行なう中枢を司るCPU(中央演算制御部)や処理データやプログラムデータを記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリー装置などで構成される一般的な電子計算機と同様の仕組みとすることができる。そのハードウェア構成例については、所定の処理用のソフトウェアを実行するマイクロプロセッサなどから構築される、パーソナルコンピュータを始めとする電子計算機の構成として周知であるので図示を割愛する。
つまり、本実施形態において、文書の操作履歴の情報を保存・管理する中心的な機能をなす制御部12の仕組みは、ハードウェア処理回路により構成することに限らず、その機能を実現するプログラムコードに基づき電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェア的に実現することも可能である。
よって、本発明に係る文書の操作履歴の情報を保存・管理する仕組みを、電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェアで実現するために好適なプログラムあるいはこのプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体を発明として抽出することもできる。ソフトウェアにより実行させる仕組みとすることで、ハードウェアの変更を伴うことなく、処理手順などを容易に変更できる利点が享受される。
電子計算機に、文書の操作履歴の情報を保存・管理する機能をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ(組込マイコンなど)、あるいは、CPU、論理回路、記憶装置などの機能を1つのチップ上に搭載して所望のシステムを実現するSOC(System On a Chip:システムオンチップ)、または、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
記録媒体は、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気などのエネルギの状態変化を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。たとえば、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクFDを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MO(Magneto Optical Disk)を含む)、または半導体メモリなどよりなるパッケージメディア(可搬型の記憶媒体)により構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMやハードディスクなどで構成されてもよい。また、ソフトウェアを構成するプログラムは、記録媒体を介して提供されることに限らず、有線あるいは無線などの通信網を介して提供されてもよい。
制御部12は、複写機2Aや印刷装置2Bなどのイメージング機器2から処理の対象となる画像や、画像の処理を要求した利用者や処理日時や処理条件などの処理操作の情報を特定する情報などの付帯情報(処理操作の状況を特定する画像以外の情報)を受信して、文書の画像と付帯情報(たとえば文書ID、バージョン、属性など)を処理履歴情報としてデータ保持部14に格納する。また、処理の対象として受信した画像を複写機2Aや印刷装置2Bやファクシミリ2Eなどのイメージング機器2に送信出力して、画像処理を実行させる。さらに、制御部12は、処理履歴情報の検索指示を受けて、データ保持部14に格納した処理履歴情報を検索し、その検索の結果を提示する検索処理を実行する。
この検索処理のため、画像をイメージング機器2で処理する際、画像を一意に特定する情報(識別子ID)とバージョンVOを出力媒体(紙媒体などへの出力や電子データでのファイル保存の何れでもよい)に、バーコードやIDタグや電子透かしなどの手段によって埋め込んでおく。処理された画像が再度、イメージング機器2で処理される際には、画像のIDとバージョンを読み取る。そして、読み取った情報から特定されるデータ保持部14に保存済みの文書画像G1と、出力媒体から読み取った文書画像G2を比較する。
文書画像G1と文書画像G2に違いがある場合、データ保持部14に保持されている既存の文書画像G1対して何らかの編集(文書に対する内容的な変化)があったものとして新たなバージョンVEを付与し、バージョンVEに文書画像G2を関連付ける。イメージング機器2での操作が、編集(加筆)を伴わない文書の複製を行なうものならば、画像が派生したものとして新たなバージョンVCを付与する。バージョンVCは、文書画像G1と文書画像G2に違いがあった場合には文書画像G2に関して新たなバージョンVEが付与されるのでそのバージョンVNの派生となるし、そうでなければデータ保持部14に保持されている元の文書画像G1のバージョンVOの派生となる。
<文書処理履歴管理装置の構成例>
図2は、文書処理履歴管理装置6の構成例を示す図である。制御部12は、前述のような処理を行なうための仕組みとして、詳しくは、機能ブロックとして、たとえば複写機2Aや画像読取装置2Cや複合機2Dなどに搭載されている原稿読取部92から処理された画像を受け取る文書画像受付部22を有する。
なお、ユーザは、原稿画像P1を原稿読取部92の所定位置にセットする(置く)とともに、イメージング機器2に搭載の操作パネルなどの操作部94(あるいは処理指示装置4)を通じて、コピー、ファックス送信、スキャン、シュレッダでの削除などの操作入力O1を行なう。原稿読取部においては、原稿画像P1から、文書(原稿)の画像(特に入力画像と称する)IINと、文書を一意に特定する文書識別情報(ID)D1、およびバージョンを特定するバージョン情報V1を読み取る。
制御部12はまた、データ保持部14に保存されている情報の中からバージョン情報V1の複製ではない最新バージョンV2および最新バージョンV2に関連付けられている画像(特に保存画像と称する)IREC を読み出す読出部24と、入力画像IINと読出部24が読み出した保存画像IREC を比較し、画像間の差分情報Diff(IIN,IREC )を算出する画像比較部26と、イメージング機器2に搭載の操作パネルなどの操作手段から文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部28を有する。
制御部12はまた、操作入力O1および差分情報Diff(IIN,IREC )に基づいて、新たなバージョン情報(0ないし複数個)VNを作成するバージョン情報付与部の一例であるバージョン更新部30と、バージョン情報VNが1個以上ある場合に、文書識別情報D1の新たなバージョンVer(D1,VN,IIN)を、その個数だけデータ保持部14に記録する記録部32と、入力画像IIN、文書識別情報D1、およびバージョン情報VNに基づき、それらの出力情報を生成する情報生成部34と、情報生成部34で生成された出力情報を、たとえば、紙、電子メール、電子ファイル、あるいはファクシミリ回線などの出力先に出力する出力部36とを有する。情報生成部34と出力部36により、検索指示を受け付けたことを条件として検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部38が構成される。
情報生成部34で生成される出力情報としては、たとえば、入力画像IINに対応する出力する画像IOUT 、文書を特定する文書識別情報D1に対応する文字情報、バージョン情報VNに対応する文字情報などである。
<バージョン更新部の処理概要>
図2Aは、バージョン更新部30における主要な処理の概要を説明する図であって、特に、バージョン更新部30は、操作入力O1および差分情報Diff(IIN,IREC )に基づいて作成する情報の関係を示す図である。バージョン更新部30は、基本的には、新たなバージョン情報VNを0ないし複数個生成するが、その生成されるバージョン情報VNの個数と、バージョンとしての位置付けは、操作入力O1および差分情報Diff(IIN,IREC )によって、図2Aに示すように異なる。
たとえば、差分(文書に対する編集:以下同様)がある場合であって、最新バージョンV2のものに削除(廃棄)指示があったときは最新バージョンV2の削除を示すべく文書の派生関係を示す修正バージョンV2*を与える。このとき、その他の操作として、複製を伴う場合並びに複製を伴わない場合の何れにも(つまり複製の有無に拘わらず)、同じく最新バージョンV2を修正して文書の派生関係を示す修正バージョンV2*を与える。
差分がある場合であって、修正バージョンV2*のものに削除(廃棄)指示があったときは修正バージョンV2*の削除を示すべく文書の派生関係を示す修正削除バージョンV2*DEL を与える。このとき、複製を伴う場合並びに複製を伴わない場合(つまり複製の有無に拘わらず)にも、最新バージョンV2を修正して文書の派生関係を示す修正バージョンV2*を与える。このとき、その他の操作として、修正バージョンV2*のものの複製を伴う場合、修正バージョンV2*に分岐があったことを示すべく文書の派生関係を示す分岐バージョンV2BRC を与える。
差分がない場合であって、最新バージョンV2のものに削除指示があったときは最新バージョンV2の削除を示すべく文書の派生関係を示す削除バージョンV2DEL を与える。このとき、複製を伴う場合、最新バージョンV2に分岐があったことを示すべく文書の派生関係を示す分岐バージョンV2BRC を与える。
<文書の派生関係:第1例>
図3および図4は、本実施形態の文書処理履歴管理装置6の制御によって生成される文書の派生関係の特徴を説明する第1例の図である。ここで、図3は、本実施形態に対する第1比較例を示す図であって、特開平11−327980号公報に記載の仕組みにおけるバージョン管理で生成される文書の派生関係を示す図である。図4は、本実施形態の文書処理履歴管理装置6の制御によって生成される文書の派生関係を示す第1例の図である。
第1比較例の場合、そのバージョン管理手法によって記録される情報の派生関係は、図3に示すように、内容の派生関係のみを記録することを目的としているので、文書のコピー(図中に点線で示す)や文書のスキャンと言った処理対象となる文書に対する編集(加筆)を伴わない派生関係は記録されることがない(図中のハッチングで示した文書を参照)。したがって、派生した文書の数や加筆された文書が誰のどのような操作によって派生したものかと言った事柄を知ることができない場合がある。
一方、本実施形態の場合、そのバージョン管理手法によって記録される情報の派生関係は、図4に示すように、文書のコピーや文書のスキャンと言った処理対象となる文書に対する編集(加筆)を伴わない派生関係や廃棄する際に文書を識別することのできるシュレッダ装置で廃棄(削除)した場合についても、その派生関係を記録する。第1比較例による派生関係の記録と比べると、文書の内容に対してだけではなく、出力媒体の数に対しても派生バージョンを記録する。つまり、関連するバージョンの数とは無関係に、文書に対して行なわれた操作によって「派生」と「継続」を区別して管理することになる。
<文書の派生関係:第2例>
図5〜図6Bは、本実施形態の文書処理履歴管理装置6の制御によって生成される文書の派生関係の特徴を説明する第2例の図である。ここで、図5は、本実施形態に対する第2比較例を示す図であって、特開2007−172233号公報に記載の仕組みにおける画像処理履歴管理で生成される文書の派生関係を示す図である。図5Aは、第2比較例の動作例を説明する図である。図5Bは、第2比較例での文書検索や画像検索などの結果として提示される表示画面の一例を示す図である。
図6は、本実施形態の文書処理履歴管理装置6の制御によって生成される文書の派生関係を示す第2例の図である。図6Aは、本実施形態での文書検索や画像検索などの結果として提示される表示画面の一例を示す図である。図6Bは、図6Aに示す検索結果画面に基づく文書の履歴の参照手法を説明する図(履歴情報提示画面の一例)である。
第2比較例の場合、そのバージョン管理手法によって記録される情報の派生関係は、図5に示すように、似通った文書をグルーピングしてグルーピングの代表的な文書を提示することで検索時の利便性を向上するようにしているので、文書に加筆があった場合、その関係を記録しないので、内容の変更も含む派生関係を記録しない。つまり、見た目の同じような文書のグルーピングを目的としているため、内容的な変化を記録・管理することはない。図5では、このことを示すべく、加筆操作の部分を点線で示している。
たとえば、第2比較例の具体的な動作例を図5Aに示している。ここでは、“ABC…”と記述された文書が次のように派生した場合を考える。先ず、“2006/6/30”に“Fuji Shiro”からの指示によって印刷処理がなされ、“2006/7/12”に“Fuji Taro”からの指示によってコピー(複写)処理がなされ、当該文書に対しては日時(少なくとも“2006/7/18”以前ではある)および処理者が不明であるが加筆修正が加えられている。
そして、この加筆修正が加えられている文書に対しては、“2006/7/18”に“Fuji Taro”からの指示によってFAX送信処理がなされ、さらに当該文書に対しては日時(少なくとも“2006/7/26”以前ではある)および処理者が不明であるが加筆修正が加えられている。そして、このさらなる加筆修正が加えられている文書に対しては、“2006/7/26”に“Fuji Jiro”からの指示によってコピー(複写)処理がなされている。
ここで、“2006/7/18”に、“ABC…DD”と記述された文書がFAXとして流出したことが判明したとする。このとき、イメージログ管理サーバ(本実施形態の文書処理履歴管理装置6に対応するもの)を用いて流出した文書の情報を特定しようとすると、文書検索や画像検索などの結果として、図5Bに示すような検索結果画面が表示される。その結果、流出した文書に関する1)に示す情報を特定できるとともに、同じような内容の文書(似通った文書)を取り扱った2),3)に示す2名の情報も特定することができる。しかしながら、第2比較例の仕組みで特定できる検索結果の情報からでは、これら2名が情報流出に何かしら関与したかどうかを知ることはできない。
1)“2006/7/18”に“Fuji Taro”さんによって流出した
2)“2006/6/30”に文書を印刷した“Fuji Shiro”さん
3)“2006/7/26”に文書をコピーした“Fuji Jiro”さん
一方、本実施形態の場合、そのバージョン管理手法によって記録される情報の派生関係は、図6(図4も参照)に示したように、加筆修正が加えられている文書に対しても、その派生関係を記録する。図6では、図5との対比においては、このことを示すべく、加筆操作の部分を実線で示している。
図5Aに示した第2比較例の動作例の場合と同様の動作条件下において“2006/7/18”に“ABC…DD”と記述された文書がFAXとして流出したことが判明したとききに、イメージログ管理サーバ機能を持つ本実施形態の文書処理履歴管理装置6を用いて流出した文書の情報を特定しようとしたとき、先ず、文書検索や画像検索などの結果として、図6Aに示すような検索結果画面が表示される。図5Bに示した第2比較例との対比においては、検索で抽出された文書ごとに“履歴ボタン”が追加されている点に特徴を有する。
ここで、FAXとして流出した“ABC…DD”の文書の“履歴ボタン”をクリックすると、この“2006/7/18”にFAXで流出した文書に関係する全ての文書(つまり図中にハッチングで示すFAXとして流出した当該文書と派生関係にある全ての文書)の操作履歴が図6Bに示すように表示される。
その結果、第2比較例で提示される1)〜3)の情報以外にも、情報流出に何かしら関与した者がどのような操作に関わったかなどの次の4)〜7)のような情報が、FAXとして流出した“ABC…DD”をキーにして、派生関係にある各文書の操作履歴がほぼ即時にまた漏れなく提示される。検索対象文書に対して派生関係にある各文書の操作履歴の情報の提示において、即時性と網羅性が担保される。
4)流出した文書は“Fuji Shiro”が印刷したものを元にしている。
5)流出した文書は“Fuji Shiro”から“Fuji Taro”へ何らかの方法で渡された。
6)“Fuji Taro”は流出した情報のコピーを持っている。
7)流出した文書は“Fuji Taro”から“Fuji Jiro”へ何らかの方法で渡された。
第1比較例や第2比較例の仕組みでは、情報漏洩への対策や企業コンプライアンスの確保あるいは内部統制という目的に対して、たとえば、文書の作成や伝達に誰が関わったかを知ることはできないので、情報漏洩に最終的に関わった個人が特定されるだけで、文書の作成や伝達に関するプロセスなどの問題を知るための情報は提示されない。また、情報漏洩が問題となる文書と起源が同じ文書(派生関係にある文書)が他にあっても気が付かないため、同じ問題が発生したということや、または発生し得るということを知るための情報は提示されない。結果として、場当たり的な対策に終始してしまう。
一方、本実施形態の仕組みでは、前記説明から明らかなように、情報漏洩に最終的に関わった個人を特定するための情報だけでなく、文書の作成や伝達に関するプロセスなどの問題を知るための情報も提示される。また、情報漏洩が問題となる文書と起源が同じ文書(派生関係にある文書)が他にある場合、その派生関係にある他の文書の操作履歴の情報も漏れなく提示される。
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で前記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、前記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
たとえば、前記実施形態における具体的な事例では、文書画像の複写と印刷とFAX送信と言った主に紙媒体への出力を伴う事例で説明したが、処理対象の文書に基づく処理はこのようなものに限らず、電子データのみでハンドリングする純電子的な処理であってもよい。純電子的な処理であっても、電子ファイルとしての文書の作成や編集や出力処理を伴うので、これらの各操作の履歴を漏れなく管理する仕組みとして前記実施形態の仕組みを同様に適用可能である。
本発明の一実施形態を適用した文書処理履歴管理システムの一構成例を示す図である。 文書処理履歴管理装置の構成例を示す図である。 バージョン更新部における主要な処理の概要を説明する図である。 本実施形態に対する第1比較例で生成される文書の派生関係を示す図である。 本実施形態で生成される文書の派生関係を示す第1例の図である。 本実施形態に対する第2比較例で生成される文書の派生関係を示す図である。 第2比較例の動作例を説明する図である。 第2比較例での文書検索や画像検索などの結果として提示される表示画面の一例を示す図である。 本実施形態で生成される文書の派生関係を示す第2例の図である。 本実施形態での文書検索や画像検索などの結果として提示される表示画面の一例を示す図である。 図6Aに示す検索結果画面に基づく文書の履歴の参照手法を説明する図(履歴情報提示画面の一例)である。
符号の説明
1…文書処理履歴管理システム、12…制御部、14…データ保持部、2…イメージング機器、2A…複写機、2B…印刷装置、2C…画像読取装置、2D…複合機、2E…ファクシミリ、22…文書画像受付部、24…読出部、26…画像比較部、28…処理操作情報受付部、3…シュレッダ装置、30…バージョン更新部(バージョン情報付与部)、32…記録部、34…情報生成部、36…出力部、38…操作履歴提示部、4…処理指示装置、6…文書処理履歴管理装置、9…ネットワーク、92…原稿読取部、94…操作部

Claims (4)

  1. 情報を記憶する記憶装置と、文書を読み取る機能や出力用の画像データに基づき所定の出力媒体に文書の画像を形成する機能を持つ画像処理装置を使用した所定の処理操作があったときに、その処理操作の履歴情報を文書の画像とともに前記記憶装置に保存する文書処理履歴管理装置と
    を備え、
    前記文書処理履歴管理装置は、
    処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、
    処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、
    前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて前記記憶装置に記憶する記録部と、
    検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部と
    を有することを特徴とする文書処理履歴管理システム。
  2. 処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、
    処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、
    前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて情報を記憶可能な所定の記憶装置に記憶する記録部と、
    検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部と
    を有することを特徴とする文書処理履歴管理装置。
  3. 前記処理対象の文書の画像を受け付ける文書画像受付部と、
    前記記憶装置に記憶されている文書画像の中から前記文書画像受付部が受け付けた前記処理対象の文書に対応する画像を読み出す読出部と、
    読出部が読み出した画像と前記文書画像受付部が受け付けた前記処理対象の文書の画像を比較する画像比較部を有し、
    前記バージョン情報付与部は、前記比較部の比較結果に基づき、処理操作が文書に対する編集を伴うか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の文書処理履歴管理装置。
  4. 文書の操作履歴の情報を保存・管理する処理をコンピュータを用いて行なうためのプログラムであって、
    前記コンピュータに備えられる中央演算制御部を、
    処理対象の文書に対する処理操作の情報を受け付ける処理操作情報受付部と、
    処理操作情報受付部が受け付けた処理操作の情報に基づき、文書に対する編集の有無や複製の有無を問わず、処理操作ごとに、元の文書に基づく派生関係を示す新たなバージョン情報を前記処理対象の文書に対応付けて付与するバージョン情報付与部と、
    前記処理対象の文書に基づく処理結果の文書を示す画像と操作履歴の情報と前記バージョン情報付与部が付与した前記新たなバージョン情報を対応付けて情報を記憶可能な所定の記憶装置に記憶する記録部と、
    検索指示を受け付けたことを条件として、検索対象の文書と派生関係にある各文書の操作履歴の情報を生成して提示する操作履歴提示部と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
JP2007271904A 2007-10-19 2007-10-19 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム Withdrawn JP2009099073A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271904A JP2009099073A (ja) 2007-10-19 2007-10-19 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム
US12/129,365 US20090106305A1 (en) 2007-10-19 2008-05-29 Document process history managing system, document process history managing apparatus, document process history managing method, and computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271904A JP2009099073A (ja) 2007-10-19 2007-10-19 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009099073A true JP2009099073A (ja) 2009-05-07

Family

ID=40564544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007271904A Withdrawn JP2009099073A (ja) 2007-10-19 2007-10-19 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090106305A1 (ja)
JP (1) JP2009099073A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8984390B2 (en) 2008-09-15 2015-03-17 Palantir Technologies, Inc. One-click sharing for screenshots and related documents
JP5644225B2 (ja) 2010-07-16 2014-12-24 富士ゼロックス株式会社 プログラム及び情報処理装置
JP5811708B2 (ja) * 2010-09-30 2015-11-11 ブラザー工業株式会社 画像処理システム、画像処理方法、中継装置、及び、中継プログラム。
US8732574B2 (en) 2011-08-25 2014-05-20 Palantir Technologies, Inc. System and method for parameterizing documents for automatic workflow generation
US8909656B2 (en) 2013-03-15 2014-12-09 Palantir Technologies Inc. Filter chains with associated multipath views for exploring large data sets
US8868486B2 (en) 2013-03-15 2014-10-21 Palantir Technologies Inc. Time-sensitive cube
US9866446B2 (en) * 2013-08-26 2018-01-09 Akarsh Belagodu Data retrieval system
US9105000B1 (en) 2013-12-10 2015-08-11 Palantir Technologies Inc. Aggregating data from a plurality of data sources
US10185777B2 (en) * 2015-04-01 2019-01-22 Microsoft Technology Licensing, Llc Merged and actionable history feed

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185750A (ja) * 1997-07-08 1999-03-30 Hitachi Ltd 構造化文書処理方法および装置および構造化文書処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20020019827A1 (en) * 2000-06-05 2002-02-14 Shiman Leon G. Method and apparatus for managing documents in a centralized document repository system
US9898462B2 (en) * 2001-09-20 2018-02-20 Wellogix Technology Licensing, Llc Process and system for providing and managing offline input of field documentation to a complex project workflow system
US8108429B2 (en) * 2004-05-07 2012-01-31 Quest Software, Inc. System for moving real-time data events across a plurality of devices in a network for simultaneous data protection, replication, and access services
US9020887B2 (en) * 2004-12-21 2015-04-28 Proofpoint, Inc. Managing the status of documents in a distributed storage system
JP4693669B2 (ja) * 2006-03-23 2011-06-01 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像処理装置、画像形成方法、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
US20080005194A1 (en) * 2006-05-05 2008-01-03 Lockheed Martin Corporation System and method for immutably cataloging and storing electronic assets in a large scale computer system
US9286306B2 (en) * 2007-03-14 2016-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Document image management device and document image management method
JP5319133B2 (ja) * 2008-02-07 2013-10-16 キヤノン株式会社 文書管理システム、文書管理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090106305A1 (en) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5004868B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2009099073A (ja) 文書処理履歴管理システム、文書処理履歴管理装置、プログラム
JP4626604B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム、画像履歴管理装置及びプログラム、及び画像履歴管理システム
US20090044283A1 (en) Document management apparatus, document management system and method, and computer-readable medium
US7611050B2 (en) Image processing system including plurality of image processing apparatuses connected to network for use by plurality of users, and image processing apparatus included in the image processing system
JP5407209B2 (ja) 文書管理装置、文書管理プログラム、及び文書管理システム
JP2009282611A5 (ja)
US10075597B2 (en) Image processing apparatus having file server function, and control method and storage medium therefor
US20080243831A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and storage medium
JP2009038609A (ja) 画像処理装置
US7995229B2 (en) Image processing device, information management device, information management system, and information management method
JP4305510B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2007310821A (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
JP5458861B2 (ja) 文書検索装置、プログラム、文書登録装置、および文書検索システム
JP5371611B2 (ja) データ処理システム、サーバ、サーバの制御方法、及びプログラム
JP4986583B2 (ja) 画像処理装置、及び画像処理システム
JP5264945B2 (ja) 装置、方法、およびプログラム
US8570547B2 (en) Image registration device, image registration system, image registration method and computer readable medium that register the associated image acquired by the associated image acquisition unit with the associated image being assigned to the predetermined process
JP5045118B2 (ja) 文書管理装置、文書管理システム及びプログラム
JP2007102416A (ja) 電子機器
JP4003789B2 (ja) 画像処理方法および装置
JP2007208664A (ja) 文書記憶システム及び記憶装置
JP2008147947A (ja) 情報処理装置、プログラム、及び画像履歴管理システム
JP2008176710A (ja) 文書管理システム、文書管理装置および文書管理プログラム
JP4687686B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091009

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100922

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20111107