JP2009097186A - プレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及びプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及びプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】効率的に且つ確実にプレキャストコンクリート梁と柱を接合することが可能なプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及び接合方法を提供する。
【解決手段】プレキャストコンクリート梁1が柱3の一側面3aに接合する側端面1bよりも軸線O1方向中央側に側端面1bと略反対側を向く定着面1cを備えて形成されており、直線状の接合部材9、10、11が、プレキャストコンクリート梁1の側端部1a及び柱3を貫通し、一端を定着面1cに、他端を一側面3aと反対側の柱3の他側面3bあるいは柱3の他側面3bに側端面1bを接合する他のプレキャストコンクリート梁1’の定着面1c、1eに定着して設けられて、プレキャストコンクリート梁1と柱3を接合する。
【選択図】図1
【解決手段】プレキャストコンクリート梁1が柱3の一側面3aに接合する側端面1bよりも軸線O1方向中央側に側端面1bと略反対側を向く定着面1cを備えて形成されており、直線状の接合部材9、10、11が、プレキャストコンクリート梁1の側端部1a及び柱3を貫通し、一端を定着面1cに、他端を一側面3aと反対側の柱3の他側面3bあるいは柱3の他側面3bに側端面1bを接合する他のプレキャストコンクリート梁1’の定着面1c、1eに定着して設けられて、プレキャストコンクリート梁1と柱3を接合する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プレキャストコンクリート梁と柱を接合する接合構造及び接合方法に関する。
従来、工期の短縮や、安全性の向上、品質の向上、ひいてはコスト縮減などの多くの利点を有することから、コンクリート系建築物の梁や柱を予め工場などで製作したプレキャストコンクリート(PCa)造とし、これらを現場で組み立てて建築物を構築することが行なわれている。
また、PCa造の梁と柱の接合方法(接合構造)として、例えば、柱の側面やこの柱の側面に接合する梁の側端面(接合端)に接合用の鉄筋を設け、接合用鉄筋が配置される梁の側端面と柱の側面の間に現場打ちコンクリートを打設し、これら接合用鉄筋と現場打ちコンクリートを介して梁と柱を接合し一体化する方法が用いられている。
さらに、PCa造の梁と柱の他の接合方法(接合構造)として、梁の内部に予め曲線配置して埋設したシース管にPC鋼線を挿通し、このPC鋼線にプレストレスを導入するとともに梁の側端面と柱の側面を圧着して接合する方法も一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−148897号公報
しかしながら、接合用鉄筋と現場打ちコンクリートを介して梁と柱を接合する場合には、梁の側端面と柱の側面の間(狭隘な箇所)に少量の現場打ちコンクリートを打設することになるため、コンクリート量に比してコンクリートの打ち込みに多くの時間を要し、また、一般にバケットを用いてコンクリートを打設するため、クレーンの拘束時間も長くなるという問題があった。
一方、PC鋼線にプレストレスを導入し梁と柱を圧着して接合する場合においても、PCa梁の製作時に、曲線配置するシース管の設置に多大な手間と労力を要し、また、シース管に挿通して曲線配置したPC鋼線にプレストレスを導入するため、その緊張管理が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、効率的に且つ確実にプレキャストコンクリート梁と柱を接合することが可能なプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及び接合方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造は、プレキャストコンクリート梁と柱を接合するための接合構造であって、前記プレキャストコンクリート梁が前記柱の一側面に接合する側端面よりも軸線方向中央側に前記側端面と略反対側を向く定着面を備えて形成されており、直線状の接合部材が、前記プレキャストコンクリート梁の側端部及び前記柱を貫通し、一端を前記定着面に、他端を前記一側面と反対側の前記柱の他側面あるいは前記柱の他側面に側端面を接合する他のプレキャストコンクリート梁の定着面に定着して設けられて、前記プレキャストコンクリート梁と前記柱を接合することを特徴とする。
また、本発明のプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法は、プレキャストコンクリート梁と柱を接合する方法であって、前記プレキャストコンクリート梁が前記柱の一側面に接合する側端面よりも軸線方向中央側に前記側端面と略反対側を向く定着面を備えて形成されており、直線状の接合部材を、前記プレキャストコンクリート梁の側端部及び前記柱に貫通させて配置するとともに、前記接合部材の一端を前記定着面に、他端を前記一側面と反対側の前記柱の他側面あるいは前記柱の他側面に側端面を接合する他のプレキャストコンクリート梁の定着面に定着させて、前記プレキャストコンクリート梁と前記柱を接合することを特徴とする。
上記の発明においては、直線状の接合部材を用いてプレキャストコンクリート梁と柱を接合するため、プレキャストコンクリート梁の側端部及び柱に埋設し接合部材を挿通(貫通)させるためのシース管を直線配置することが可能になり、従来のシース管を曲線配置するプレキャストコンクリート梁と比較し、製作時におけるシース管の設置手間や労力を大幅に軽減することが可能になる。また、接合部材にプレストレスを導入しプレキャストコンクリート梁と柱を圧着して接合する場合において、すなわち接合部材としてPC鋼線やPC鋼棒(PC鋼材)を用いる場合において、直線配置した接合部材を緊張してプレストレスを導入するため、従来のように曲線配置した場合と比較しその緊張作業及び緊張管理を容易に行うことが可能になる。
また、本発明のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造においては、水平に配設される接合部材と、前記一端から前記他端に向かうに従い漸次下方に傾斜して配設される接合部材とを備えていることが望ましい。
この発明においては、一端をそれぞれプレキャストコンクリート梁の定着面に定着し、水平に配設した接合部材と漸次下方に傾斜して配設した接合部材とを備えることで、これら接合部材を介してプレキャストコンクリート梁に作用する鉛直荷重を柱に伝達して確実に支持するように、プレキャストコンクリート梁と柱を強固に接合することが可能になる。
さらに、本発明のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造においては、前記接合部材がPC鋼材及び/又は鉄筋であることが望ましい。
この発明においては、接合部材にPC鋼線やPC鋼棒などのPC鋼材を用いることによりプレストレスを導入してプレキャストコンクリート梁と柱を圧着接合することが可能になる。また、例えばプレキャストコンクリート梁の側端部を柱に上載させるなどして支持した場合には、接合部材に普通鉄筋(鉄筋)を用いてプレキャストコンクリート梁と柱を接合することが可能である。さらに、PC鋼材と鉄筋とを混在させた場合、PC鋼材と鉄筋の比率を変えることで架構の履歴特性をPC(プレストレストコンクリート)的にしたり、RC(鉄筋コンクリート)的にすることができ、履歴特性をコントロールすることが可能になる。また、接合部材が挿通したシース管内にグラウト材を注入せずに、接合部材に対し部分的に付着のない区間を形成することによって、地震時の損傷を制御することも可能になり、プレストレスによる損傷低減効果とともに高い損傷低減性能を付与することも可能になる。
本発明のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及びプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法によれば、直線状の接合部材を用いてプレキャストコンクリート梁と柱を接合するようにしたことで、プレキャストコンクリート梁の製作時における手間や労力を軽減でき、接合部材にプレストレスを導入する際の緊張作業や緊張管理を容易にすることが可能になるため、効率的に且つ確実にプレキャストコンクリート梁と柱を接合することが可能になる。
以下、図1を参照し、本発明の一実施形態に係るプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及びプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法について説明する。
はじめに、図1に示すように、本実施形態のプレキャストコンクリート梁(PCa梁)1(1’)は、いわゆるハーフPCa梁であり、軸線O1方向中央部に、上端から下端に向けて凹み現場打ちコンクリートが打設されるコンクリート打設空間2(現場打ちコンクリート部分T1)を備えて形成され、軸線O1方向両側端部1aにフルPCa部分T2を備えて形成されている。
また、このPCa梁1(1’)は、柱3の側面(一側面3a、他側面3b)に接合する側端面1bよりも軸線O1方向中央側に配されてこの側端面1bと反対側を向く面(すなわち本実施形態ではコンクリート打設空間2を形成する軸線O1方向を向く面)が第1の定着面1cとされている。そして、各側端部1aには、一端が第1の定着面1cに開口し他端が側端面1bに開口するように、図示せぬ複数のシース管が直線状に埋設されており、上端側に配されたシース管がPCa梁1(1’)の軸線O1に沿って水平に延設され、この上端側のシース管の下方に配されたシース管が一端から他端に向かうに従い漸次下方に傾斜するように、すなわち第1の定着面1cから側端面1bに向かうに従い漸次下方に傾斜するように延設されている。
また、各側端部1aには、その軸線O1方向略中央に、下端から上端に向けて凹む凹部1dが形成されており、側端面1bと反対側を向くこの凹部1dを形成する面が第2の定着面1eとされている。そして、各側端部1aには、第2の定着面1eから側端面1bに向かうに従い漸次上方に傾斜するように図示せぬ直線状のシース管が埋設されている。
さらに、本実施形態のPCa梁1(1’)は、下端側に、鉄筋4とPC鋼材5がそれぞれ軸線O1方向の略全長に渡って水平に埋設されており、製作時にこのPC鋼材5を緊張してプレテンションを導入することにより、小さい梁成で大スパン化を可能にしたいわゆるPRC梁とされている。また、各側端部1aの上端側には、軸線O1方向に沿って延びる鉄筋6が埋設されており、この鉄筋6は、第1の定着面1cからコンクリート打設空間2に延出している。そして、この鉄筋6のコンクリート打設空間2に延出した部分に重ね継ぎ手7などによって鉄筋8を繋ぎ、コンクリート打設空間2に現場打ちコンクリートを打設することによって、現場打ちコンクリート部分T1とPCa梁1(1’)とが一体化される。
一方、本実施形態の柱3は、プレキャストコンクリート柱(PCa柱)であり、いわゆるフルPCa柱として形成されている。また、このPCa柱3には、図示せぬ複数のシース管が直線状に埋設されている。これらのシース管はそれぞれ、図1に示すように、PCa柱3を挟むように一対のPCa梁(一方のPCa梁1と他方のPCa梁(他のPCa梁1’))を設置した状態で、両PCa梁1、1’の各側端部1aに埋設されてそれぞれ対応するシース管同士を直線状に連通させるように設けられている。
そして、本実施形態では、PC鋼線やPC鋼棒などの直線状のPC鋼材(接合部材)9、10が、それぞれ連通するシース管に挿通してPCa梁1、1’の側端部1a及びPCa柱3を貫通するように設置され、プレストレスの導入によってPCa梁1、1’の側端面1bとPCa柱3の側面3a、3bとを圧着して接合している。
このとき、PCa梁1、1’の上端側に水平に配置されるPC鋼材9は、一端を一方のPCa梁1の第1の定着面1cに定着し、プレストレスを導入するとともに他端を他方のPCa梁1’の第1の定着面1cに定着して設けられて、両PCa梁1、1’とPCa柱3を接合している。また、下方のPC鋼材10(11)は、一端を一方のPCa梁1の第1の定着面1c(他方のPCa梁1’の第1の定着面1c)に定着し、プレストレスを導入するとともに他端を他方のPCa梁1’の第2の定着面1e(一方のPCa梁1の第2の定着面1e)に定着して、第1の定着面1cから第2の定着面1eに向かうに従い漸次下方に傾斜するように直線状に設けられて、両PCa梁1、1’とPCa柱3を接合している。
ここで、本実施形態におけるPCa梁1(1’)とPCa柱3の接合構造Aは、少なくとも各PC鋼材(接合部材)9、10、11と、各シース管と、各PCa梁1、1’の第1及び第2の定着面1c、1eとによって構成されている。
ついで、上記構成からなるPCa梁1(1’)とPCa柱3の接合構造Aによって、PCa梁1(1’)とPCa柱3を接合する方法について説明するとともに、本実施形態のPCa梁1(1’)とPCa柱3の接合構造A及びPCa梁1(1’)とPCa柱3の接合方法の作用及び効果について説明する。
予め工場などで製作したPCa柱3とPCa梁1、1’を現場に搬入し、PCa柱3を所定位置に設置するとともに、このPCa柱3の所定位置(接合部)にPCa梁1、1’を仮受け支持した状態で設置する。
そして、このようにPCa柱3に対してPCa梁1、1’を所定位置に設置した状態で、それぞれ直線状に連通するシース管に直線状のPC鋼材9、10、11を挿通し、PC鋼材9、10、11をPCa梁1、1’の側端部1a及びPCa柱3を貫通するように設置する。ついで、水平に配置されたPC鋼材9の他端を他方のPCa梁1’の第1の定着面1cに、傾斜して配置されたPC鋼材10、11の他端を一方のPCa梁1と他方のPCa梁1’のそれぞれの第2の定着面1eに定着する。ついで、ジャッキなどを用いて各PC鋼材9、10、11を緊張して、PCa柱3の一側面3aと他側面3bにそれぞれ各PCa梁1、1’の側端面1bを圧着させるとともに、水平に配置されたPC鋼材9の一端を一方のPCa梁1の第1の定着面1cに、傾斜して配置されたPC鋼材10、11の一端を一方のPCa梁1と他方のPCa梁1’のそれぞれの第1の定着面1cに定着する。これにより、プレストレスが導入された状態で各PC鋼材9、10、11が定着され、これらPC鋼材9、10、11によってPCa柱3の一側面3aと他側面3bにそれぞれ側端面1bを圧着して各PCa梁1、1’がPCa柱3に一体に接合される。
上記のようにPCa梁1、1’をPCa柱3に一体に接合した段階で、シース管にグラウト材を注入してPC鋼材9、10、11をシース管ひいてはPCa梁1、1’やPCa柱3に一体に付着させる。また、コンクリート打設空間2に鉄筋8を配筋し現場打ちコンクリートを打設して梁を完成させる。さらに、このとき、PC鋼材10、11の他端を定着する凹部1dにモルタルなどを充填して、PCa梁1、1’の下面を平滑に仕上げるようにしてもよい。
ここで、本実施形態においては、直線状のPC鋼材9、10、11を用いてPCa梁1、1’とPCa柱3を接合するため、PCa梁1、1’の側端部1a及びPCa柱3に埋設するシース管を直線配置してPCa梁1、1’が工場などで製作できる。このため、従来のシース管を曲線配置するPCa梁と比較し、シース管の設置手間や労力を大幅に軽減してPCa梁1、1’が製作できる。
また、PCa梁1、1’とPCa柱3の接合時においても、直線状のPC鋼材9、10、11をジャッキなどで緊張してプレストレスを導入することで、PC鋼材9、10、11としてPC鋼線だけでなくPC鋼棒を適用することが可能になるとともに、従来のように曲線配置したPC鋼材にプレストレスを導入する場合と比較し、緊張作業及び緊張管理を容易にして所定のプレストレスを導入することが可能になる。
さらに、本実施形態のように、水平に配設されるPC鋼材9と、一端から他端に向かうに従い漸次下方に傾斜して配設されるPC鋼材10、11とによってPCa梁1、1’とPCa柱3を接合することで、これらPC鋼材9、10、11を介してPCa梁1、1’に作用する鉛直荷重をPCa柱3に確実に伝達して支持するように、PCa梁1、1’とPCa柱3を強固に接合することが可能になる。
したがって、本実施形態のPCa梁1、1’とPCa柱3の接合構造A及び接合方法によれば、直線状のPC鋼材9、10、11を用いてPCa梁1、1’とPCa柱3を接合することで、PCa梁1、1’の製作時における手間や労力を軽減でき、PC鋼材9、10、11にプレストレスを導入する際の緊張作業や緊張管理を容易にできるため、効率的に且つ確実にPCa梁1、1’とPCa柱3を接合することが可能になる。よって、さらなる工期の短縮や、安全性の向上、品質の向上、ひいてはコスト縮減を図って、建築物を構築することが可能になる。
以上、本発明に係るプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造及びプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、プレキャストコンクリート梁を接合する柱がプレキャストコンクリート柱であるものとしたが、本発明は、柱を現場打ちコンクリートで形成し、この柱にプレキャストコンクリート梁を接合するために適用されてもよい。
また、本実施形態では、全ての接合部材をPC鋼材9、10、11とし、これら全ての接合部材9、10、11にプレストレスを導入してPCa梁1、1’とPCa柱3を圧着接合するものとしたが、接合部材9、10、11としてPC鋼材と鉄筋を併用するようにしてもよく、また、例えば図2に示すように柱3の接合部12の幅を小さく形成したり、図3に示すように柱3の側面3a、3bに突起13を設け、PCa梁1、1’の側端部1aを柱3や柱3の突起13に上載し支持させて設置する場合には、全ての接合部材9、10、11に鉄筋を用いてPCa梁1、1’とPCa柱3を接合するようにしてもよい。そして、接合部材9、10、11としてPC鋼材と鉄筋とを混在させた(併用した)場合には、PC鋼材と鉄筋の比率を変えることで架構の履歴特性をPC(プレストレストコンクリート)的にしたり、RC(鉄筋コンクリート)的にすることができ、履歴特性をコントロールすることが可能になる。
さらに、本実施形態では、PCa梁1、1’をPCa柱3に一体に接合した段階で、シース管にグラウト材を注入してPC鋼材(接合部材9、10、11)をシース管ひいてはPCa梁1、1’やPCa柱3に一体に付着させるものとしたが、接合部材9、10、11が挿通したシース管内にグラウト材を注入しないようにしてもよい。この場合には、接合部材9、10、11に対し部分的に付着のない区間が形成されることによって、地震時の損傷を制御することが可能になり、プレストレスによる損傷低減効果とともに高い損傷低減性能を付与することが可能になる。
また、本実施形態では、PC鋼材10、11の他端を、PCa柱3を挟んで隣り合う他のPCa梁1、1’の定着面1eに定着させるものとしたが、例えば図3に示すように、PCa梁1、1’の側端面1bが接合するPCa柱3の一側面3aと反対側の他側面3bにPC鋼材10、11の他端を定着させるようにしてもよい。この場合には、PCa梁1、1’に凹部1dを形成する必要がなく、PCa梁1、1’の製作がさらに容易になる。
1 PCa梁(プレキャストコンクリート梁)
1’ 他のPCa梁
1a 側端部
1b 側端面
1c 第1の定着面
1d 凹部
1e 第2の定着面
2 コンクリート打設空間
3 PCa柱(柱)
3a 一側面
3b 他側面
4 鉄筋
5 PC鋼材
6 鉄筋
7 重ね継ぎ手
8 鉄筋
9 水平に配設される接合部材
10 傾斜して配設される接合部材
11 傾斜して配設される接合部材
12 接合部
13 突起
A 接合構造
O1 軸線
T1 現場打ちコンクリート部分
T2 フルPCa部分
1’ 他のPCa梁
1a 側端部
1b 側端面
1c 第1の定着面
1d 凹部
1e 第2の定着面
2 コンクリート打設空間
3 PCa柱(柱)
3a 一側面
3b 他側面
4 鉄筋
5 PC鋼材
6 鉄筋
7 重ね継ぎ手
8 鉄筋
9 水平に配設される接合部材
10 傾斜して配設される接合部材
11 傾斜して配設される接合部材
12 接合部
13 突起
A 接合構造
O1 軸線
T1 現場打ちコンクリート部分
T2 フルPCa部分
Claims (4)
- プレキャストコンクリート梁と柱を接合するための接合構造であって、
前記プレキャストコンクリート梁が前記柱の一側面に接合する側端面よりも軸線方向中央側に前記側端面と略反対側を向く定着面を備えて形成されており、
直線状の接合部材が、前記プレキャストコンクリート梁の側端部及び前記柱を貫通し、一端を前記定着面に、他端を前記一側面と反対側の前記柱の他側面あるいは前記柱の他側面に側端面を接合する他のプレキャストコンクリート梁の定着面に定着して設けられて、前記プレキャストコンクリート梁と前記柱を接合することを特徴とするプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造。 - 請求項1記載のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造において、
水平に配設される接合部材と、前記一端から前記他端に向かうに従い漸次下方に傾斜して配設される接合部材とを備えていることを特徴とするプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造。 - 請求項1または請求項2に記載のプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造において、
前記接合部材がPC鋼材及び/又は鉄筋であることを特徴とするプレキャストコンクリート梁と柱の接合構造。 - プレキャストコンクリート梁と柱を接合する方法であって、
前記プレキャストコンクリート梁が前記柱の一側面に接合する側端面よりも軸線方向中央側に前記側端面と略反対側を向く定着面を備えて形成されており、
直線状の接合部材を、前記プレキャストコンクリート梁の側端部及び前記柱に貫通させて配置するとともに、前記接合部材の一端を前記定着面に、他端を前記一側面と反対側の前記柱の他側面あるいは前記柱の他側面に側端面を接合する他のプレキャストコンクリート梁の定着面に定着させて、前記プレキャストコンクリート梁と前記柱を接合することを特徴とするプレキャストコンクリート梁と柱の接合方法。
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|---|---|---|---|---|
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| JP7734260B1 (ja) * | 2024-11-11 | 2025-09-04 | 大成建設株式会社 | 柱梁架構の構築方法 |
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