JP2009088986A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】白板や黒板に書かれた文字などを撮影した場合であっても、文字の視認性の高いテキストデータを作成し保存するデジタルカメラを提供する。
【解決手段】スルー画データから輝度ヒストグラムを生成するヒストグラム生成回路55と、生成した輝度ヒストグラムをパターンマッチング照合してテキストを識別するヒストグラム識別回路56と、ヒストグラム識別回路56の識別結果によりテキスト撮影モードに自動的に設定してシャープネスとコントラストを高く補正するとともに露出量を補正して撮影を実行する撮像部40とを備える。ヒストグラム識別回路56による識別結果が、黒文字テキストのときは露出レベルを+1EV補正し、白文字テキストのときは露出レベルを−1EV補正する。白文字テキストの場合、画像の輝度を反転させて、黒文字テキストに変換する画像プロセッサ58を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホワイトボードや黒板に書かれた文字あるいは書類などのテキストを撮影したときに、テキストの表示または印刷がより鮮明になるようにしたデジタルカメラに関するものである。
デジタルカメラの発達と蓄積型メモリの低価格化に伴い、デジタルカメラを単なる風景や人物の撮影に用いるのではなく、紙面文書や名刺などの書類、あるいは、会議でホワイトホードや黒板に筆記したものなどを撮影し、これらの画像をパーソナルコンピュータ等にデジタル的に保存して管理するようになった。
しかしながら、デジタルカメラは、風景や人物を撮影することを主目的として作られているので、黒レベルから白レベルまで全階調が均等にウエイト付けされている。このようなデジタルカメラで書類などのテキストを撮影すると文字が鮮明に写らないことがある。特に、文字の濃淡がはっきりしない原稿を撮影する場合、撮影された文字の画像が見にくい場合がある。最近では、文字の撮影に適したテキスト撮影モードを備えたデジタルカメラが提案されている。このテキスト撮影モードは、画像のコントラストとシャープネスを高くしたもので、これによって撮影された文字のエッジが明瞭になり、文字が見やすくなる。
下記特許文献1には、文字あるいは図形等の原稿を撮影し表示する場合、撮像信号を予め設定した閾値を境に黒または白にニ値化処理し、濃淡のはっきりした文字を画面に表示する表示装置が記載されている。
また、下記特許文献2には、ホワイトボードに書かれた文字等の原稿を撮影した画像から、輝度ヒストグラムおよび色相ヒストグラムを取得し、各ヒストグラムのパラメータを用いて原稿の種類(カラーかモノ黒か)と背景色を判別し、画像処理を行うデジタルカメラが記載されている。
特開平07−012306号公報 特開2005−260657号公報
前述の特許文献記載の方法は、書類やホワイトホードの撮影を行う場合に文字のコントラストやシャープネスを高くして撮影された文字のエッジが明瞭になるようにしている。しかしながら、ホワイトホードのように文字が手書きの場合は、文字の濃淡が均一ではなく、必ずしもすべての文字が見やすくなるとは限らない。特に、黒板の場合は、背景色が黒あるいは濃緑色であり文字が白であるため、撮影した文字が滲んでしまうことがある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、撮影した文字画像の種類や背景色にかかわらず視認性の高い画像を得ることができ、特に、黒板に書かれたテキストを撮影した場合の、文字の視認性を高めたテキストデータを作成し保存するデジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明によるデジタルカメラは、ホワイトボードや黒板に書かれた文字あるいは書類などのテキストを撮影するのに適したテキスト撮影モードを備える。被写体画像のスルー画データから輝度ヒストグラムを生成するヒストグラム生成部と、生成した輝度ヒストグラムを照合して少なくとも黒文字テキストか白文字テキストかを識別するヒストグラム識別部と、前記ヒストグラム識別部の識別結果により、露出量とシャープネスとコントラストを補正して撮影する撮像部と、を備える。
前記ヒストグラム識別部は、前記輝度ヒストグラムをパターンマッチング照合によって識別する。被写体がテキストであるか否かを識別可能であって、取得した輝度ヒストグラムによって前記被写体がテキストであると識別されたときは、テキスト撮影モードに自動的に設定される。前記ヒストグラム識別部による識別結果が、黒文字テキストのときは露出レベルをオーバー気味に設定し、白文字テキストのときは露出レベルをアンダー気味に設定する。白文字テキストの場合、画像の輝度を反転させて、黒文字テキストに変換する画像プロセッサを備える。前記テキスト撮影モードは、通常撮影モードよりシャープネスとコントラストを高く設定する。
本発明によるデジタルカメラは、撮影した文字画像の種類や背景色にかかわらず視認性の高い画像を得ることができる。特に、黒板に書かれたテキストの場合の視認性は、従来に比べて極めて高い。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1および図2に示すように、デジタルカメラ10は、スライド式のレンズカバー11を備える。略直方体形状のカメラ本体12は、前カバー13と後カバー14によって撮影機構を前後から包む形で構成されている。前カバー13にはレンズカバー11の他に光学ファインダを構成するファインダ対物窓15が設けられている。レンズカバー11を開き位置にスライド移動させると、図示しない電源スイッチがONする。また、撮影レンズ16、ストロボ発光部18が前面に露呈される。カメラ本体12の上面には、シャッタボタン19が設けられている。シャッタボタン19は、2段押しのボタンであり、このシャッタボタン19が半押しされた時に、各種撮影準備処理が実行され、半押しよりさらに押し込まれて全押しされた時に、撮影処理が実行される。
カメラ本体12の背面には、画像を表示する表示手段であるLCDパネル20が設けられ、LCDパネル20の表面は、タッチパネルとなっている。LCDパネル20に表示された操作アイコンに対して、ユーザの指、又は付属する操作ペン(図示せず)などを用いて、タッチパネルに接触することによって操作を行うことができる。また、LCDパネル20は、スルー画、再生画像、及び各種設定画面等を表示する。LCDパネル20の上方にはファインダ接眼窓21が設けられている。この他に、撮影モードと再生モードを切り替えるモード選択ボタン22、再生モードにおいて再生画像を順送り及び逆送りする際に押圧操作される送りボタン23および戻しボタン24、メニューボタン25、決定ボタン26、キャンセルボタン27、及び表示ボタン28などの操作ボタンが設けられている。
メニューボタン25は、メニュー画面をLCDパネル20に表示させ、表示させた複数の内容から任意のものを選択する際に押圧操作される。決定ボタン26を押圧操作して、メニューボタン25によって選択されたメニューや条件を確定する。キャンセルボタン27は、メニュー画面内での各種設定操作を途中でやめる場合や、前画面に戻す場合に押圧操作される。表示ボタン28は、LCDパネル20のオン/オフを切り替える際に押圧操作される。
メニューボタン25によって選択される内容は、電源ONによって初期値に設定される。例えば、撮影モード選択の場合は自動撮影モードが設定される。マニュアルモードを選択する場合は、メニューボタン25の押圧によりモード設定メニューをLCDパネル20に表示させて、マニュアルモードを選択し、決定ボタン26を押圧する。マニュアルモードが選択されると、更にポートレート撮影、風景撮影、テキスト撮影、などのメニューが表示されるので、いずれかを選択して決定ボタン26を押圧する。マニュアルモードを選択した場合は、露出レベルやシャープネス、コントラストなど撮影条件の設定も有効になるので、適切な値を選択し設定することが望ましい。
カメラ本体12の側面には、スロット30が設けられている。このスロット30には、画像データが記録されるメモリカード31が着脱自在に装填される。メモリカード31には撮影された画像データが書き込まれて保存される。
図3に示すように、デジタルカメラ10の撮像部40は、撮像レンズ16および絞り32の背後に配置され被写体像を撮像するCCD33と、CPU34と、CPU34によって制御されるCCDドライバ35と、相関二重サンプリング回路(以下、CDSと略す)36と、増幅器(以下、AMPと略す)37と、A/D変換器(以下、A/Dと略す)38と、画像入力コントローラ39によって構成される。
撮像レンズ16はレンズモータ41によって駆動され、絞り32はアイリスモータ42によって駆動される。レンズモータ41とアイリスモータ42は、ステッピングモータであり、モータドライバ43と44からそれぞれに送信される駆動パルスによって制御される。レンズモータ41は、撮影レンズ16を移動させて合焦位置に停止させ、アイリスモータ42は、絞り32を動作させ、絞り径を調整する。これらも前記撮像部40に含まれる。
CCDドライバ35は、CCD33の電荷蓄積時間と電荷掃き出しタイミングを制御するためのタイミング信号(クロックパルス)をCCD33に出力する。CCD33から出力された撮像信号は、CDS36に入力される。CDS36は、CCD33の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データを出力する。AMP37は、CDS36から出力された画像データを、所定のゲインで増幅する。A/D38は、AMP37で増幅されたアナログの画像データを、デジタルの画像データに変換する。画像入力コントローラ39は、データバス47を介してCPU34に接続され、CPU34の制御命令に応じて、CCD33、CDS36、AMP37およびA/D38を制御する。
A/D38から出力された画像データは、システムメモリ48に一時記録される。システムメモリ48は、ROMやRAMなどからなり、デジタルカメラ10を制御するための各種のプログラムや設定情報などを格納するとともに、CPU34が読み出したプログラムや、取得した各画像データなどを一時的に記憶するバッファとして機能する。
画像信号処理回路49は、システムメモリ48から画像データを読み出して、階調変換、γ補正処理などの各種画像処理を施し、この画像データを再度システムメモリ48に記録する。システムメモリ48に一時的に格納された画像データは、LCDドライバ50でアナログのコンポジット信号に変換され、LCDパネル20にスルー画像として表示される。
圧縮伸長処理回路51は、画像信号処理回路49で画像処理が施された画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で画像圧縮を施す。圧縮された画像データは、メディアコントローラ52を経由してメモリカード31に記録される。また、メモリカード31に記録された画像データは、メディアコントローラ52を経てシステムメモリ48に一旦格納され、圧縮伸張処理回路51に読み出されて、圧縮される前の画像データに伸張される。
データバス47には、露出量、すなわち電子シャッタのシャッタ速度、および絞り32の絞り径が撮影に適切か否かを検出するとともに、ホワイトバランスが撮影に適切か否かを検出するAE/AWB検出回路53、撮影レンズ16の焦点調整が適切か否かを検出するAF検出回路54、およびストロボ発光部18の発光を制御するストロボ制御回路59が接続されている。
AE/AWB検出回路53は、画像データを基に、露出量、およびホワイトバランスの適否を検出し、この検出結果をCPU34に送信する。AE/AWB検出回路53は、スルー画像の表示中は所定のサイクルで作動している。スルー画像の表示中は、AE/AWB検出回路53で決定された露出量に応じて、モータドライバ44によりアイリスモータ42が動作され、絞り32の絞り径が制御される。絞り径のみで適正な露出量にすることができない場合は、CCDドライバ35によりCCD33の電荷蓄積時間が制御される。
AF検出回路54は、A/D38でデジタル化された画像データから画像の鮮鋭度を表すフォーカス評価値を算出し、この算出結果をCPU34に送信する。フォーカス評価値は、画像の特定のエリア、例えば、撮影画角の中央部分の画像データに対して、バンドパスフィルタなどで輪郭抽出処理を施し、これにより抽出した輪郭信号、および中央部分の画像データの輝度値を積算することで得られる。フォーカス評価値が大きいほどその部分の高周波成分が多く、その部分が合焦状態にあることを表している。
CPU34は、シャッタボタン19の半押しに伴う撮影準備処理時に、撮影レンズ16の合焦位置の探索範囲を決定し、モータドライバ43を介してレンズモータ41の動作を制御して、決定した探索範囲内で、撮影レンズ16を光軸に沿って、例えば遠点側から近点側に移動させる。そして、そのときAF検出回路54から順次送信されるフォーカス評価値の大小を比較することで、フォーカス評価値が最大となる位置、つまり合焦位置で撮影レンズ16を停止させる。
ヒストグラム生成回路(ヒストグラム生成部)55は、スルー画の画像データより輝度ヒストグラムを生成する。生成された輝度ヒストグラムはヒストグラム識別回路(ヒストグラム識別部)56によってヒストグラムのパターンテンプレート57とパターンマッチング照合され、被写体がテキストであるか否か、テキストである場合は黒文字テキストか白文字テキストか、が識別される。ヒストグラム識別回路56の識別結果は、前記CPU34に送られ、露出量とシャープネスとコントラストが補正されて撮影が行われる。ヒストグラム識別回路56の識別結果が、テキストである場合はシャープネスとコントラストが通常撮影モードより高く設定される。更に、テキストが書類などの黒文字テキストである場合は、露出レベルが1EV高く設定され、テキストが黒板などの黒文字テキストである場合は、露出レベルは1EV低く設定される。
画像プロセッサ58は、ヒストグラム識別回路56の識別結果が白文字テキストの場合、画像の輝度を反転させ、黒文字テキストに変換した画像データを作成しシステムメモリ48に記憶させる。このデータは、前述の処理を行った後にLCDパネル20に表示される。または、メディアコントローラ52を介してメモリカード31に記録される。
CPU34には、シャッタボタン19やその他の操作ボタンによってオンオフするスイッチの他に、前記ストロボ発光部18の発光を制御するストロボ制御回路59が接続されている。
次に、上記構成によるデジタルカメラ10でテキストを撮影する場合について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。デジタルカメラ10は、スライド式のレンズカバー11を開くと電源がONする。このときモード選択ボタン22が撮影モードになっていると、直ちにLCDパネル20にスルー画が写される。デジタルカメラ10を文字等の書かれたホワイトボードに向けると、ホワイトボードがスルー画としてLCDパネル20に表示される。
図5に示すように、デジタルカメラ10は、スルー画データを取得すると、ヒストグラム生成回路55によって輝度ヒストグラムが生成される。輝度ヒストグラムは、ホワイトボードの白を検出し、輝度レベルの高い位置に大きな波形Aを表示し、黒色マジックで書いた文字の黒を検出して、輝度レベルの低い位置に小さな波形Bを表示する。
ヒストグラム識別回路56は、生成した輝度ヒストグラムを図6および図7に示された複数のパターンテンプレート57とパターンマッチング照合し、図6に示された複数のパターンテンプレート57の中にマッチングするものがあった場合は、ホワイトボードに記載された黒文字テキストであると認識する。この識別結果はシステムメモリ48に記録される。
メニューボタン25によってマニュアルモードの設定がなされていなければ、自動的に自動撮影モードが設定される。ヒストグラム識別回路56によって被写体がテキストであることが判明しているので、CPU34は、シャープネスとコントラストを通常より高いレベルに設定する指示をだす。続いて、前記テキストが黒白文字テキストである旨の情報を入手し、露出レベルを+1EV補正する。この状態でシャッタボタン19の全押しを待つ。
図8に示すように、シャッタボタン19が全押しされると撮影が行われ、撮影された画像がシステムメモリ48に取り込まれる。取り込まれた画像は、画像信号処理回路49で処理された後、再びシステムメモリ48に記録される。システムメモリ48に記録された画像は、圧縮伸長処理回路51で所定の圧縮形式で圧縮され、メディアコントローラ52を経由してメモリカード31に記録される。メモリカード31に記録された画像データは、メディアコントローラ52を経てシステムメモリ48に一旦格納され、圧縮伸張処理回路51に読み出されて、圧縮される前の画像データに伸張される。伸張された画像データはLCDパネルに表示される。
次に図4戻って、撮影する被写体が黒板の場合について説明する。デジタルカメラ10の入手したスルー画データが、ヒストグラム生成回路55によって輝度ヒストグラムが生成され、生成された輝度ヒストグラムは、図9に示すように、黒板の黒を検出して、輝度レベルの低い位置に大きな波形Cを表示し、白色チョークで書いた文字の白を検出して、輝度レベルの高い位置に小さな波形Dを表示する。
ヒストグラム識別回路56は、生成した輝度ヒストグラムを図6および図7に示された複数のパターンテンプレート57とパターンマッチング照合し、図7に示された複数のパターンテンプレート57の中にマッチングするものがあった場合は、黒板に記載された白文字テキストであると認識する。この識別結果はシステムメモリ48に記録される。
メニューボタン25によるマニュアルモードの設定はなく、自動撮影モードが設定されている。ヒストグラム識別回路56によって被写体がテキストであることが判明しているので、CPU34は、シャープネスとコントラストを通常より高いレベルに設定する指示をだす。続いて、前記テキストが白文字テキストである旨の情報を入手し、露出レベルを−1EV補正する。この状態でシャッタボタン19の全押しを待つ。
図8に示すように、シャッタボタン19が全押しされると撮影が行われ、撮影された画像がシステムメモリ48に取り込まれる。取り込まれた画像は、画像信号処理回路49で処理された後、画像プロセッサ58によって輝度レベルが反転され、白文字テキストは黒文字テキストに変換されてからシステムメモリ48に記録される。システムメモリ48に記録された画像データは、圧縮伸長処理回路51で所定の圧縮形式で圧縮され、メディアコントローラ52を経由してメモリカード31に記録される。記録された画像データは、メディアコントローラ52を経てシステムメモリ48に一旦格納され、圧縮伸張処理回路51に読み出されて、圧縮される前の画像データに伸張される。伸張された画像データは黒文字テキストとしてLCDパネルに表示される。
撮影モードが、自動撮影モードではなく、マニュアルモードが設定された場合で、設定が黒文字テキストのときは、前述の黒文字テキストの条件で撮影が行われる。白文字テキストが設定されたときは、白文字テキストの条件で撮影が行われ、輝度反転したデータがメモリカード31に記録され、黒文字テキストとしてLCDパネルに表示される。
前記実施形態では、パターンマッチング照合によって被写体であるテキストの識別を行ったが、これに限るものではなく、例えば、所定の低輝度範囲の最大値と所定の高輝度範囲の最大値が、予め設定した範囲内でかつ相関関係を有しているかなどのデータを比較して照合する方法であっても良い。
前記デジタルカメラ10は、AF検出回路を備えたものであるが、三角測距式のAF装置であっても良く、AF機能付きでなくても良い。
前記デジタルカメラ10は、単焦点レンズを備えたものであるが、ズーム機能付きであっても良い。
前記デジタルカメラ10は、ストロボ装置を備えたものであるが、ストロボ装置がついていないものであっても良い。
本発明によるデジタルカメラを前から見た斜視図である。 本発明によるデジタルカメラを後から見た斜視図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 スルー画データよりテキストの識別をするフローチャートを示す図である。 ホワイトボードの輝度ヒストグラムを示す図である。 ホワイトボードの輝度ヒストグラムのパターンテンプレート 黒板の輝度ヒストグラムのパターンテンプレート シャッタボタン全押し後のフローチャートを示す図である。 黒板の輝度ヒストグラムを示す図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
16 撮影レンズ
19 シャッタボタン
20 LCDパネル
22 モード選択ボタン
31 メモリカード
32 絞り
33 CCD
34 CPU
35 CCDドライバ
36 相関二重サンプリング回路(CDS)
37 増幅器(AMP)
38 A/D変換器(A/D)
38 画像入力コントローラ
40 撮像部
41 レンズモータ
42 アイリスモータ
43,44 モータドライバ
47 データバス
48 システムメモリ
49 画像信号処理回路
50 LCDドライバ
51 圧縮伸長処理回路
55 ヒストグラム生成回路(ヒストグラム生成部)
56 ヒストグラム識別回路(ヒストグラム識別部)
57 パターンテンプレート
58 画像プロセッサ

Claims (6)

  1. ホワイトボードや黒板に書かれた文字あるいは書類などのテキストを撮影するのに適したテキスト撮影モードに設定可能なデジタルカメラにおいて、
    被写体画像のスルー画データから輝度ヒストグラムを生成するヒストグラム生成部と、
    生成したヒストグラムを照合して、少なくとも黒文字テキストか白文字テキストかを識別するヒストグラム識別部と、
    前記ヒストグラム識別部の識別結果により、露出量とシャープネスとコントラストを補正して撮影する撮像部と、
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記ヒストグラム識別部は、前記被写体がテキストであるか否かを識別可能であって、生成したヒストグラムにより前記被写体がテキストであると識別されたときは、前記テキスト撮影モードに自動設定されることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記ヒストグラム識別部は、前記輝度ヒストグラムをパターンマッチング照合によって識別することを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
  4. 前記条件設定部は、前記ヒストグラム識別部による識別結果が、黒文字テキストのときは露出レベルをオーバー気味に補正し、白文字テキストのときは露出レベルをアンダー気味に補正することを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のデジタルカメラ。
  5. 前記テキストが白文字テキストの場合、画像の輝度を反転させて、黒文字テキストに変換する画像プロセッサを備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のデジタルカメラ。
  6. 前記テキスト撮影モードは、通常撮影モードよりシャープネスとコントラストが高く設定されたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のデジタルカメラ。
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