JP2009072376A - パチンコ遊技機、パチンコ遊技機の演出制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技中の遊技者の面白みをより増大させる演出処理を行うことが可能なパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】図柄表示装置9に複数の図柄を含むミッション演出画像と図柄変動画像を表示し、特定の図柄変動画像を表示したときにミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外することで、図柄変動画像において特定の図柄変動画像が表示されるたびにミッション演出画像の図柄が減るように表示すようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技者が図柄表示装置に表示される変動図柄を見ながら遊技を行うパチンコ遊技機に関するものである。
始動条件の成立に伴って特別図柄が変動を開始し、特定の図柄(例えば「777」など三つ揃い図柄)にて停止することで、特別遊技状態である大当たり状態に移行し、賞球として多数の遊技球を獲得し得るよう構成されたパチンコ遊技機が知られている。
特に、近年のパチンコ遊技機は、遊技中の遊技者の面白みをより増大させるため、様々な演出が行われている。例えば、「3の図柄でリーチをかけろ!」というように、遊技機から遊技中に課題が提示され、この課題を所定時間内に達成することができれば、大当たりが確定するといった演出、いわゆるミッション演出(ミッションモード)がある。
この種の発明としては、特許文献1に示すように、特別遊技移行判定手段が、停止識別情報が所定の態様である場合に、ミッション開始許可を出すミッション開始判定手段と、ミッションの内容を決定するためのミッション内容決定手段と、そのミッションをクリアしたか否かを判定して、当該ミッションをクリアした場合に前記所定条件を充足したと認定するミッションクリア判定手段とを備えるパチンコ遊技機が開示されている。
特開2006−263227公報
しかしながら、これまでのミッション演出では、例えば「大当たりに当選した場合のみ3の図柄が選択される」といった内部的な仕組みを知ってしまうと、「4の図柄が選択された時点でハズレの可能性が高い」ことが判ってしまい、逆に興味を失わせる結果になるという課題があった。
本発明は、上記したような点に鑑みてなされたものであり、ミッション演出の面白みをより高めることができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、始動条件の成立に伴って図柄制御コマンドと演出パターン制御コマンドの抽選を行い、それらの制御コマンドを送信する主制御手段と、前記主制御手段から受信した演出パターン制御コマンドに基づいて演出画像表示装置に演出画像を表示する表示を行う図柄制御手段と、を備え、前記図柄制御手段が、前記演出パターン制御コマンドに基づいてミッション演出を実行可能に構成されたパチンコ遊技機において、前記図柄制御手段は、ミッション演出実行時、前記演出画像表示装置に複数の図柄を含むミッション演出画像の表示制御を行う演出画像表示制御手段と、前記主制御手段からの図柄制御コマンドに基づいて前記演出画像表示装置に図柄変動画像を表示する図柄変動処理手段と、前記図柄変動処理手段により前記演出画像表示装置に特定の図柄変動画像を表示したときに、前記ミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外する図柄選択除外手段と、前記ミッション演出の実行開始から終了までの期間をカウントするカウント手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記演出画像表示手段に表示するミッション演出画像が、ビンゴゲーム画像であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、始動条件の成立に伴って図柄制御コマンドと演出パターン制御コマンドの抽選を行い、それらの制御コマンドを送信する主制御手段と、前記主制御手段から受信した演出パターン制御コマンドに基づいて演出画像表示装置に演出画像を表示する表示を行う図柄制御手段と、を備え、前記図柄制御手段は前記演出パターン制御コマンドに基づいてミッション演出を実行可能に構成されたパチンコ遊技機の演出制御方法であって、前記演出画像表示装置に複数の図柄を含むミッション演出画像の表示するステップと、前記主制御手段からの図柄制御コマンドに基づいて前記演出画像表示装置に図柄変動画像を表示するステップと、前記演出画像表示装置に特定の図柄変動画像を表示したときに前記ミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外するステップと、前記ミッション演出の実行開始から終了までの期間をカウントするステップと、を有することを特徴とする。
本発明のパチンコ遊技機によれば、演出画像表示装置に複数の図柄を含むミッション演出画像と図柄変動画像を表示し、特定の図柄変動画像を表示したときにミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外することで、図柄変動画像において特定の図柄変動画像が表示されるたびにミッション演出画像の図柄が減るように表示されるため、大当たり確率が高まったように感じることができ、遊技者の面白みをより増大させる演出を行うことが可能になる。
以下、本発明のパチンコ遊技機の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の一例を示した正面図である。
この図に示すパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3には、遊技領域の外周縁に沿って前方に突出されたガイドレールが設けられている。ガイドレールは、発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト球を回収するアウト口19に案内したりする外レールR1及び内レールR2により構成される。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には、遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4と発射レバー5との間の前面下部板6には、チャンスボタン7や、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部4内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタンが設けられている。また、この図には示されていないが、パチンコ遊技機1には音声出力手段としてスピーカ8が取り付けられている。
遊技盤3のほぼ中央部には、図柄表示装置9が配置されている。図柄表示装置9は、表示画面が、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態時は、図示しない特別図柄画像が表示される。また、大当たり遊技時は大当たり遊技状態用動画像等が表示される。さらに、通常遊技状態においても、ミッション演出などを行う場合はミッション演出画像が表示される。
図柄表示装置9の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。また図柄表示装置9の左側には、普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート14が設けられている。
可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口15が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット(上始動口形成部材)13と左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えて構成される。
また遊技盤3には普通入賞口18やアウト口19等が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート14が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート14を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップ17から成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
図柄表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば、同一図柄の組合せとなった場合に大当たり状態となるように構成されている。また特別図柄は可変入賞装置11の上始動ポケット13又は電動式チューリップ17の開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示しない)において遊技球を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当たり状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ図柄等が使用可能である。
また、ミッション演出中の図柄表示装置9には、特別図柄と共にミッション内容やミッション用の特別演出画像が表示される。なお、図柄表示装置9に表示されるミッション演出画像は後述する。
図2は、本実施形態のパチンコ遊技機の動作制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図2に示す遊技制御装置においては、遊技の進行を制御する主制御手段として遊技制御基板21が設けられていると共に、遊技の各種演出制御を行う図柄制御手段として図柄制御基板31が設けられ、さらに音声制御基板41、ランプ制御基板51及び賞球制御基板61等が設けられている。
遊技制御基板21は、CPU22、ROM23、RAM24、及び入出力インターフェース(以下、「I/O」と表記する)25、26を有し、当該パチンコ遊技機1の主たる制御を行う。遊技制御基板21のI/O25には、可変入賞装置11の電動式チューリップ17内に設けられた下始動口の下始動SW12aや、上始動ポケット13に設けられた上始動SW13a、遊技盤3上の始動ゲートSW14aが接続されている。また遊技盤3の普通入賞口18に設けられた普通入賞口SW18a、18b、大入賞口15に設けられた大入賞口SW15a、大入賞口15の開閉扉を夫々開閉動作させるための大入賞口ソレノイド15b、及び可変入賞装置11に備えられた電動式チューリップ17を開閉動作させるための始動口ソレノイド17aなどが接続されている。
一方、遊技制御基板21のI/O26には、図柄制御基板31のI/O35と賞球制御基板61のI/O65が接続される。
図柄制御基板31は、図柄表示装置9等の表示制御を行うためのもので、CPU32、ROM(記憶手段)33、RAM34、I/O35、36、37を有し、I/O36には液晶表示装置により構成された図柄表示装置9と、7セグメント等により構成された普通図柄表示装置10が接続されている。
そして、本実施形態の図柄制御基板31のCPU32は、本発明の特徴的なミッション演出を行うため、後述する図3に示すような機能ブロック(321〜325)を備えている。
またI/O37は音声制御基板41のI/O45及びランプ制御基板51のI/O55と接続される。
ROM33には、図柄表示装置9に表示する各種動画像データが記憶されている。例えば、大当たり遊技状態のときに、図柄表示装置9に表示する大当たり遊技状態用動画像データ(特別遊技状態用動画像データ)やスピーカ8から出力する特別遊技状態用音声データ等が記憶されている。
音声制御基板41は、CPU42、ROM43、RAM44、I/O45、46を有し、I/O46に接続されているスピーカ8の音声制御や、発射レバー5内に内蔵した振動手段47の制御等を行う。
ランプ制御基板51は、CPU52、ROM53、RAM54、I/O55、56を有し、I/O56に接続されている各種ランプ、例えば枠2を飾る装飾ランプ(LED)57やガラス枠ランプ58、サイドランプ59、チャンスボタン7内に設けられているLED(表示ランプ)60等の制御を行う。表示ランプ60はカラー表示可能に構成されている。
賞球制御基板61は、CPU62、ROM63、RAM64、I/O65、66を有し、遊技制御基板21からの制御信号に基づいてI/O66に接続されている払出駆動モータ67の駆動制御を行う。またI/O66には定位置検出SW68aや、払出球検出SW68b、球有り検出SW68c、満タン検出SW68d等が接続されている。
図3は、本実施形態のパチンコ遊技機の演出制御を行う図柄制御基板のCPUの構成を示したブロック図であり、図4〜図6は、本実施形態のパチンコ遊技機においてミッション演出中に図柄表示装置9に表示されるミッション演出画像の表示例を示した図である。
図3に示すCPU32は、ミッション演出処理用の機能ブロックとして、演出画像表示制御部321、図柄選択除外部322、図柄変動処理部323、およびタイマー部(カウント手段)324、必要指定図柄数判定部325等を備えている。
図柄制御基板31のCPU32は、遊技制御基板21からミッション演出用の演出パターン制御コマンドを受信した場合、CPU32の演出画像表示制御部321が図柄表示装置9にミッション演出画像を表示する。この場合、図柄表示装置9は例えば特別図柄の図柄変動を表示する図柄表示領域9aと、ミッション内容を表示するミッション表示領域9c、ミッション用の特別演出画像を表示する演出表示領域9bに分割されて表示が行われる。
例えば、ミッション内容が「5の図柄でリーチをかけろ!」の場合は、そのミッション内容をミッション表示領域9cに表示すると共に、ミッション演出画像として、例えば3×3マスに1〜9までの数字が配置したビンゴゲーム画像を演出表示領域9bに表示する。ミッション演出中は、遊技制御基板21から送信されてくる演出パターン制御コマンドがリーチ演出を伴うコマンドである場合、図柄変動処理部323は図柄表示領域9aの有効ライン上にリーチ図柄を表示する。
このとき、図柄変動処理部323は、遊技制御基板21から演出パターン制御コマンドと同時に送られてくる図柄制御コマンドが大当たりに当選したことを示すコマンドであった場合は、図柄表示領域9aの有効ライン上に「5」の図柄を表示し、それ以外の場合は、有効ライン上に「5」以外の図柄を表示する。例えば、図4では図柄変動処理部323は図柄表示領域9aに「5」以外の図柄(ここでは「2」)の図柄を表示するようにしている。図柄変動処理部323による図柄変動処理終了後は、図柄選択除外部322は、演出表示領域9bに表示された「2」の図柄を演出表示領域9bから選択的に除外する(図4では、暗転させた「2」を破線で示す)。
図柄変動処理部323による図柄変動処理終了後、再び遊技制御基板21から図柄制御コマンドがハズレ指定で且つ演出パターン制御コマンドがリーチ演出を伴うコマンドが送られてきた場合、図柄変動処理部323は、再び「5」以外の図柄を表示する。例えば、図5では図柄変動処理部323は図柄表示領域9aに「4」の図柄を表示するようにしている。図柄変動処理部323による図柄変動処理終了後は、図柄選択除外部322は、演出表示領域9bに表示された「4」の図柄を演出表示領域9bから選択的に除外する(図5では、暗転させた4を破線で示す)。
同様に、図6では、図柄変動処理部323が図柄表示領域9aに「9」の図柄を表示する例が示されており、図柄変動処理部323による図柄変動処理終了後は、図柄選択除外部322は演出表示領域9bに表示された「9」の図柄を演出表示領域9bから選択的に除外する(図6では、暗転させた「9」を破線で示す)。タイマー部324は、ミッション演出を実行する時間をカウントする。
必要指定図柄数判定部325は、ミッション演出中のビンゴゲームにおいて、ビンゴ成立までに必要な図柄の枚数を判定する。
例えば、ミッション演出の初回時に内部抽選により大当たりを引いていた場合は、ビンゴ成立までに最低でも3回(それ以上でも構わない)の図柄選択除外処理が必要になる。このため、本実施の形態では、大当たり当選時は、必要指定図柄数判定部325においてビンゴ成立までに複数枚の指定図柄を除外する必要があるか否かの判定を行い、複数枚の図柄を除外する必要があると判定した場合は、その判定結果に応じて、1回の図柄変動処理において必要枚数分の図柄を除去する図柄変動処理が行われたように見える所謂擬似連続演出を実行するようにしている。
上記のように構成することで、所定時間内で行われるミッション演出中に、ハズレリーチが発生するたびに、ミッション演出画像であるビンゴゲームの数字が減っていくため、大当たり確率が高まったように感じることができ、遊技者の面白みを一層増大させる演出を行うことが可能になる。なお、本実施の形態ではミッション演出を所定時間行う場合を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、例えば規定のゲーム数を消化するまでの期間、あるいは確立変動遊技や時間短縮遊技の期間においてミッション演出を実行するようにしてもよい。
また本実施の形態では、大当たり当選時は、ミッション演出のビンゴゲームを成立させるまでに複数回の図柄変動処理が必要であるか否かの判定を行い、必要な場合は擬似連続演出を実行してビンゴゲームが成立させるようにしているので、ミッション演出のゲーム性が損なわれることがない。
以下、上記したようなパチンコ遊技機1の演出動作を実現するための演出処理について説明する。なお、以下に説明する処理は遊技制御基板21のCPU22がROM23に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
図7は、本実施形態のパチンコ遊技機における遊技制御基板の処理を説明するフローチャートである。図7に示すように、遊技制御基板21は、可変入賞装置11に遊技球が入賞したことを始動SWで検出すると(ステップS1)、保留個数が4以下か否かを見て(ステップS2)、「4」以下なら保留個数に「1」を加える(ステップS3)。
続くステップS4では、保留個数が1以上あれば、ステップS5で特別図柄の変動抽選処理が行われる。変動抽選処理を行うと保留個数から1を引き(ステップS6)、抽選乱数を取得する(ステップS7)。
遊技制御基板21は、抽選乱数を取得すると、これに基づいて図柄制御を行うための図柄制御コマンドを図柄制御基板31に送信すると共に(ステップS8)、演出パターン制御コマンドを図柄制御基板31に送信する(ステップS9)。そして、遊技制御基板21は、図柄制御基板31における図柄変動処理の終了を待って(ステップS10)、ステップS1に戻り、上記処理が繰り返される。
図8は、本実施形態のパチンコ遊技機における図柄制御基板の処理を説明するフローチャートである。なお、以下に説明する処理は、図柄制御基板31のCPU32がROM33に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
図8に示すように、図柄制御基板31は、遊技制御基板21から制御コマンド(図柄制御コマンドと演出パターン制御コマンド)を受信すると(ステップS21)、演出パターン制御コマンドがミッション演出コマンドであるか否かを判別する(ステップS22)。
ミッション演出コマンドの場合は、図柄制御基板31のCPU32のタイマー部324をスタートさせ(ステップS23)、CPU32内の演出画像表示制御部321により図柄表示装置9にミッション演出画像の表示を行う(ステップS24)。この場合、図柄表示装置9は、図4に示したように、図柄表示領域9a、演出表示領域9b、及びミッション表示領域9cに分割されて表示が行われる。
続いて、遊技制御基板21からの図柄制御コマンドにより大当たりか否かが判断される(ステップS25)。大当たりでない場合は、演出パターン制御コマンドによりリーチを行うか否かを判断する(ステップS26)。リーチを行う場合は、ステップS27において、演出表示領域9bに表示されているビンゴゲームから図柄(数字)を除外する指定図柄選択除外表示処理を行い、ステップS29において図柄変動処理部323により図柄表示領域9aにリーチ図柄を表示する図柄変動処理を行う。そして、続くステップS29において、タイマー部324で所定時間が経過したか否かを判別し、タイムアウトになっていない場合は、制御コマンドを受信して(ステップS30)、ステップS24に戻り、所定時間内であればステップS24〜ステップS29の処理が繰り返される。
その際、ステップS28において指定図柄選択除外表示処理が繰り返される度に、演出表示領域9bから除外された図柄(図4〜図6中の演出表示領域9bの破線で示した数字)が増えていくように表示される(図4→図5→図6)。
これにより、ミッション演出中に遊技者に対し、ミッションで指定した図柄でリーチがかかる可能性が高まっていくことで、大当たり確率が高まったように感じることができ、遊技者の面白みを一層増大させるミッション演出が可能となる。
また、ステップS29において、タイマー部324で所定時間が経過し、タイムアウトになるとミッション演出が終了する(ステップS31)。
さらに、ステップS26において、リーチを行わない場合は、ステップS27の指定図柄選択除外表示処理を行わずに、ステップS28の図柄変動処理に移行する。
また、ステップS25において、大当たりの場合は、ステップS32において、必要指定図柄枚数判定部325によりビンゴ成立に必要な指定図が複数枚であるか否かの判定を行い、複数枚の場合にはステップS33の疑似連続演出処理を行ってビンゴゲームが成立する一つ手前(リーチ状態)にさせてからステップS34の大当たり演出画像表示処理に移行する。大当たり演出画像表示処理においては、図柄表示領域9aの有効ライン上に「5」の図柄を表示すると共に、演出表示領域9bに表示されているビンゴゲームを成立させる演出画像を表示する。
また、ステップS22において、演出パターン制御コマンドがミッション演出コマンドでない場合は、ステップS35に移行して通常画像演出表示処理が行われ、ステップS36で大当たりか否かを判断する。大当たりの場合は、ステップS37に移行して大当たり演出画像表示処理が行われる。大当たりでなかった場合は、ステップS38に移行して図柄変動表示処理が行われる。
このように、本実施形態における演出処理を行ったことにより、ミッション演出中の遊技者に対し、図4→図5→図6のように演出表示領域9bで指定図柄を1つ1つ除外することで、ミッションで指定した図柄でリーチがかかる可能性が高まっていることを期待させ、大当たり確率が高まったように感じさせることができるため、遊技者の面白みを一層増大させることが可能になる。
なお、これまで説明した本実施形態のパチンコ遊技機1においては、ミッション演出画像としてビンゴゲーム画像を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、ミッション演出画像としてはミッション演出中に図柄が徐々に減っていくような演出画像であれば良い。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の一例を示した正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の動作制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の演出制御を行う図柄制御基板のCPUの構成を示したブロック図である。 本実施形態のパチンコ遊技機におけるミッション演出処理の図柄表示例を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機におけるミッション演出処理の図柄表示例を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機におけるミッション演出処理の図柄表示例を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機における遊技制御基板の処理を説明するフローチャートである。 本実施形態のパチンコ遊技機における図柄制御基板の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…皿部、5…発射レバー、6…前面下部板、7…遊技機用チャンスボタン、9…図柄表示装置、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…下始動SW、12a…始動SW、13…上始動ポケット、13a…上始動SW、14…ゲート、14a…始動ゲートSW、15…大入賞口、15a…大入賞口SW、15b…大入賞口ソレノイド、17…電動式チューリップ、17a…始動口ソレノイド、18…普通入賞口、18a…普通入賞口SW、19…アウト口、21…遊技制御基板、22…CPU、23…ROM、24…RAM、25、26…I/O、31…図柄制御基板、32…CPU、33…ROM、34…RAM、35、36、37…I/O、41…音声制御基板、42…CPU、43…ROM、44…RAM、45、46…I/O、47…振動手段、51…演出制御基板、52…CPU、53…ROM、54…RAM、55、56…I/O、57…装飾ランプ(LED)、58…ガラス枠ランプ、59…サイドランプ、61…賞球制御基板、62…CPU、63…ROM、64…RAM、65、66…I/O、67…払出駆動モータ、68a…定位置検出SW、68b…払出球検出SW、68c…検出SW、68d…満タン検出SW、321…演出画像表示部、322…図柄選択除外部、323…図柄変動処理部、324…タイマー部、324…必要指定図柄数判定部

Claims (3)

  1. 始動条件の成立に伴って図柄制御コマンドと演出パターン制御コマンドの抽選を行い、それらの制御コマンドを送信する主制御手段と、前記主制御手段から受信した演出パターン制御コマンドに基づいて演出画像表示装置に演出画像を表示する表示を行う図柄制御手段と、を備え、前記図柄制御手段が、前記演出パターン制御コマンドに基づいてミッション演出を実行可能に構成されたパチンコ遊技機において、
    前記図柄制御手段は、ミッション演出実行時、前記演出画像表示装置に複数の図柄を含むミッション演出画像の表示制御を行う演出画像表示制御手段と、前記主制御手段からの図柄制御コマンドに基づいて前記演出画像表示装置に図柄変動画像を表示する図柄変動処理手段と、前記図柄変動処理手段により前記演出画像表示装置に特定の図柄変動画像を表示したときに、前記ミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外する図柄選択除外手段と、前記ミッション演出の実行開始から終了までの期間をカウントするカウント手段と、を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記演出画像表示手段に表示するミッション演出画像が、ビンゴゲーム画像であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 始動条件の成立に伴って図柄制御コマンドと演出パターン制御コマンドの抽選を行い、それらの制御コマンドを送信する主制御手段と、前記主制御手段から受信した演出パターン制御コマンドに基づいて演出画像表示装置に演出画像を表示する表示を行う図柄制御手段と、を備え、前記図柄制御手段は前記演出パターン制御コマンドに基づいてミッション演出を実行可能に構成されたパチンコ遊技機の演出制御方法であって、
    前記演出画像表示装置に複数の図柄を含むミッション演出画像の表示するステップと、
    前記主制御手段からの図柄制御コマンドに基づいて前記演出画像表示装置に図柄変動画像を表示するステップと、
    前記演出画像表示装置に特定の図柄変動画像を表示したときに前記ミッション演出画像から特定の図柄画像を選択的に除外するステップと、
    前記ミッション演出の実行開始から終了までの期間をカウントするステップと、
    を有することを特徴とするパチンコ遊技機の演出制御方法。
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