JP2009069759A - 液晶基板の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚のガラス板の間に液晶が注入されシール材によって封止された構成の液晶基板を破損させることなくより、薄く形成する。
【解決手段】回転する研削砥石45及び研磨砥石を、これらの砥石の回転軸に直交する方向である液晶基板1のガラス板10、11の面方向に作用させ、いわゆるクリープフィードによって研削して所定の厚さにすると共に研削面を研磨することで、液晶基板1に厚さ方向の応力が加わりにくくし、液晶基板1の破損を防止する。また、液晶基板1を短冊状に形成することで、砥石の大径化を抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶基板を所望の厚さに加工する液晶基板の加工方法に関するものである。
液晶デバイスは、2枚のガラス板の間に液晶が注入され、シール材によって封止された構成となっており、複数の液晶デバイスが短冊状に連接されて構成される液晶基板が切断されることにより個々の液晶デバイスが形成され、各種電子機器に搭載される(例えば特許文献1参照)。
特開平06−123890号公報
しかし、現状では、液晶デバイスの総厚が1.4mm程と厚いために、このことが、液晶デバイスを搭載した携帯電話機、ビデオカメラ等の各種電子機器の小型化、薄型化、軽量化を阻害する要因となっている。
一方、液晶デバイスを構成するガラス板を予め薄く、例えば200μm程に形成しておけば、完成後の液晶デバイスの総厚を0.4mm程度と薄くすることができるが、薄くなったガラス板で液晶基板を形成すると、組み立ての過程でガラス板が破損しやすく、実際には困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、総厚のより薄い液晶デバイスの製造を可能とすることである。
本発明は、第一のガラス板と第二のガラス板との間に液晶が封入された液晶デバイスが分割予定ラインによって区画されて複数形成され短辺と長辺とを有する短冊状の液晶基板を所定の厚さに加工する液晶基板の加工方法に関するもので、液晶基板を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された液晶基板を研削する回転可能な研削砥石を備えた研削手段と、研削手段のチャックテーブルに対する接近及びチャックテーブルからの離反を制御する研削送り手段と、液晶基板を研磨する回転可能な研磨砥石を備えた研磨手段と、研磨手段のチャックテーブルに対する接近及びチャックテーブルからの離反を制御する研磨送り手段と、チャックテーブルを研削砥石及び研磨砥石の回転軸に対して直交する方向に移動させるチャックテーブル駆動手段とを有する加工装置を用い、チャックテーブルにおいて第一のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研削送り手段による制御によって研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研削砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第一のガラス板の表面を研削する第一の研削工程と、チャックテーブルにおいて第二のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研削送り手段による制御によって研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研削砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第二のガラス板の表面を研削する第二の研削工程と、チャックテーブルにおいて研削済みの第一のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研磨送り手段による制御によって研磨砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研磨砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研磨砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第一のガラス板の表面を研磨する第一の研磨工程と、チャックテーブルにおいて研削済みの第二のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研磨送り手段による制御によって研磨砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研磨砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研磨砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第二のガラス板の表面を研磨する第二の研磨工程とから少なくとも構成される。
研削手段は、第一の研削工程で使用した研削砥石より粒径が小さい砥粒によって構成された研削砥石を備え、第一の研削工程と第一の研磨工程との間で、チャックテーブルにおいて第一の研削工程終了後の第一のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研削送り手段による制御によって研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研削砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第一のガラス板の表面を研削する第三の研削工程を実施し、研削手段は、第二の研削工程で使用した研削砥石より粒径が小さい砥粒によって構成された研削砥石を備え、第二の研削工程と第二の研磨工程との間で、チャックテーブルにおいて第二の研削工程終了後の第二のガラス板が露出すると共に長辺がチャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、研削送り手段による制御によって研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に研削砥石を回転させ、チャックテーブル駆動手段による制御の下でチャックテーブルを移動させて研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより第二のガラス板の表面を研削する第四の研削工程を実施するようにしてもよい。また、研削送り手段による制御によって、研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて第一の研削工程を複数回実施し、研削送り手段による制御によって、研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて第二の研削工程を複数回実施するようにしてもよい。更に、研削送り手段による制御によって、研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて第三の研削工程を複数回実施し、研削送り手段による制御によって、研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて第四の研削工程を複数回実施するようにしてもよい。
第一の研削工程の前には、第一のガラス板の分割予定ラインを完全切断すると共に第二のガラス板の仕上がり厚さに相当する深さの切削溝を第二のガラス板に形成する先ダイシング工程が実施されることがある。また、第二のガラス板の第一のガラス板に対面する側に電極が形成されており、第一のガラス板のうち電極に対面する部分を除去して電極を露出させる電極露出工程が含まれることもある。電極露出工程は、第二の研磨工程の後に実施されることが望ましい。
本発明では、短冊状に形成された液晶基板をクリープフィードによって研削して所定の厚さにすると共に研削面を研磨することで、液晶基板に対して水平方向に研削砥石及び研磨砥石を作用させるため、液晶基板に垂直方向の応力が加わりにくく、液晶基板の破損を防止することができる。また、短冊状の液晶基板の短辺から長辺方向にクリープフィードしていくことで、研削砥石及び研磨砥石を大径化することなく研削及び研磨を行うことが可能となる。
図1に示す液晶基板1は、第一のガラス板10と第二のガラス板11との間に液晶が封入され液晶の回りがシール部12よってシールされた液晶デバイスDが分割予定ラインSによって区画されて複数形成されたものであり、短辺13a、13bと長辺14とを有する短冊状に形成されている。
液晶基板1は、例えば図2に示す加工装置2において所定の厚さに形成される。この加工装置2は、液晶基板1を保持するチャックテーブル3と、液晶基板1を粗研削する第一の研削手段4と、粗研削された液晶基板1を仕上げ研削する第二の研削手段5と、仕上げ研削された液晶基板1を鏡面加工する研磨手段6とを備えている。なお、第一の研削手段4、第二の研削手段5及び研磨手段6は、それぞれが別個の装置に設けられていてもよい。
チャックテーブル3は、チャックテーブル駆動手段30によって駆動されてX軸方向に移動する構成となっている。このチャックテーブル駆動手段30は、X軸方向の軸心を有するボールネジ300と、ボールネジ300に平行に配設された一対のガイドレール301と、ボールネジ300の一端に連結されボールネジ300を回動させるパルスモータ302と、図示しない内部のナットがボールネジ300に螺合すると共に下部がガイドレール301に摺接しチャックテーブル3に連結されたスライド部303とから構成され、モータ302に駆動されてボールネジ300が正逆両方向に回動するのに伴い、スライド部303がガイドレール301上をX軸の+X方向及び−X方向に摺動し、これに伴いチャックテーブル3も両方向に移動する構成となっている。
第一の研削手段4は、Z軸方向(垂直方向)の軸心を有するスピンドル40と、スピンドル40を回転可能に支持するハウジング41と、スピンドル40を回転させるモータ42と、スピンドル40の下端に形成されたホイールマウント43と、ホイールマウント43に固定されるホイール44とから構成され、ホイール44の下面には研削砥石45がリング状に固着されており、モータ42に駆動されてスピンドル40が回転するのに伴い研削砥石45も円軌道を描いて回転する構成となっている。研削砥石45は、比較的粒径の大きい砥粒をボンド剤で固めた構成となっており、例えば、粒径が50μm前後のダイヤモンド砥粒をレジノイドボンドで固定したものを使用することができる。また、研削砥石45の回転軌跡の直径は、液晶基板1の短辺13a、13bよりも長くなっている。
第二の研削手段5は、研削砥石55以外は第一の研削手段4と同様に構成されるため、研削砥石55以外の部位には第一の研削手段4と同一の符号を付し、その説明は省略することとする。研削砥石55は、第一の研削手段4を構成する研削砥石45よりも粒径が小さい砥粒をボンド剤で固めた構成となっており、例えば、粒径が2μm前後のダイヤモンド砥粒をレジノイドボンドで固定したものを使用することができる。また、研削砥石55の回転軌跡の直径は、液晶基板1の短辺13a、13bよりも長くなっている。
研磨手段6は、研磨砥石65以外は第一の研削手段4及び第二の研削手段5と同様に構成されるため、研削砥石65以外の部位には第一の研削手段4及び第二の研削手段5と同一の符号を付し、その説明は省略することとする。研磨砥石65としては、第二の研削手段5を構成する研削砥石55よりも粒径が小さい砥粒がゴム粒子からなる粒状マトリクス中に分散して結合保持された構成のもの、例えば、粒径が1μm前後の酸化セリウム砥粒をNBR硬質ゴムで固定したものを使用することができる。また、研磨砥石65の回転軌跡の直径は、液晶基板1の短辺13a、13bよりも長くなっている。
第一の研削手段4は、第一の研削送り手段46によって駆動されてZ軸方向(垂直方向)に移動可能となっている。第一の研削送り手段46は、垂直方向の軸心を有するボールネジ460と、ボールネジ460と平行に配設された一対のガイドレール461と、ボールネジ460の一端に連結されボールネジ460を回動させるパルスモータ462と、内部のナットがボールネジ460に螺合すると共に側部がガイドレール461に摺接し第一の研削手段4を支持する昇降部463とから構成され、パルスモータ462に駆動されてボールネジ460が回動するのに伴い昇降部463がガイドレール461にガイドされて昇降し、第一の研削手段4も昇降する。
第二の研削手段5は、第二の研削送り手段56によって駆動されてZ軸方向に移動可能となっている。第二の研削送り手段56は、昇降させる対象が第二の研削手段5である点以外は第一の研削送り手段46と同様に構成されるため、各部位については第一の研削送り手段46と同一の符号を付し、その説明は省略することとする。
研磨手段6は、研磨送り手段66によって駆動されてZ軸方向に移動可能となっている。研磨送り手段66は、昇降させる対象が研磨手段6である点以外は第一の研削送り手段46及び第二の研削送り手段56と同様に構成されるため、第一の研削送り手段46及び第二の研削送り手段56と同一の符号を付し、その説明は省略することとする。
チャックテーブル3は、バキューム式、冷凍式、静電式等により液晶基板1を保持するもので、液晶基板1に対して横方向の力が加わった場合にも液晶基板1をしっかりと保持する機能を有する。
次に、加工装置2を用いて液晶基板1の第一のガラス板10及び第二のガラス板11を研削及び研磨して所望の厚さに仕上げる方法について説明する。以下では、共に厚さが700μmの第一のガラス板10及び第二のガラス板11について、第一の研削手段4による研削によって500μm除去し、その後、第二の研削手段5による研削によって21μm除去し、最後に研磨手段6によって1μm除去して鏡面仕上げする場合、すなわち、液晶基板1を全体として1044μm薄くする場合を例に挙げて説明する。
液晶基板1は、図3に示すように、最初に、第一のガラス板10が露出した状態で、かつ、長辺14がチャックテーブル3の移動方向であるX軸方向となるようにチャックテーブル3に保持される。そして、図2に示した第一の研削送り手段46が第一の研削手段4を垂直方向に駆動し、図3に示すように、研削砥石45の下面が第一のガラス板10の上面より100μm低い高さを切り込み位置とし、この高さで第一の研削手段4を停止させる。なお、研削砥石45の下面の高さは、例えばチャックテーブル3の表面の高さを基準位置とし、第一の研削送り手段46に備えた図示しない制御部にその基準位置及び液晶基板1の厚さを記憶させておくことで制御することができる。第二の研削手段5及び研磨手段6についても同様である。
第一の研削手段4においてモータ42によって例えば2000rpm程の回転速度でホイール45を回転させると共に、チャックテーブル駆動手段30による制御の下でチャックテーブル3を例えば5[mm/秒]の速度でスピンドル41の軸心に直交する方向であるX軸方向に移動させ、回転する研削砥石45を第一のガラス板10の第一の短辺13aから接触させて、いわゆるクリープフィードにより液晶基板1の長辺方向に研削して第二の短辺13bまで作用させ、第一のガラス板10を上面10aから100μm除去する。なお、クリープフィードとは、砥石の回転軸に直交する方向に被加工物を送り込むことを意味する。
こうして一度のクリープフィードによって第一のガラス板10が100μm除去されると、次に、チャックテーブル駆動手段30による制御によってチャックテーブル3の+X方向の移動を止めると共に、第一の研削送り手段46による制御の下で第一の研削手段4を100μm下降させる。この状態では、図4に示すように、研削砥石45の下面が第一のガラス板10の研削面10bより100μm低い高さに位置している。そして、この位置を切り込み位置として、チャックテーブル駆動手段30による制御の下でチャックテーブル3を−X方向に移動させ、回転する研削砥石45を第二の短辺13bから接触させて、クリープフィードにより長辺方向に研削して第一の短辺13aまで作用させ、第一のガラス板10を更に100μm除去する。このように、チャックテーブル3を1往復させることで、第一のガラス板10を研削面10bから100μm、図3に示した上面10aから累積で200μm除去することができる。
更に、研削砥石45を100μmずつ下降させて複数の切り込み位置に段階的に位置させると共にチャックテーブル3を1往復半させて同様の研削を行うと、第一のガラス板10が累積で500μm除去され、当初より500μm薄くすることができる(第一の研削工程)。なお、第一の研削工程においては、チャックテーブル3が−X方向に移動する際には第一の研削手段4を上昇させて研削を行わず、チャックテーブル3を+X方向に移動させるときのみ第一の研削手段4を所定の高さに位置させて研削を行うようにしてもよい。
第一の研削工程が終了した後は、チャックテーブル3から液晶基板1を取り外し、表裏を反転させてからチャックテーブル3にて液晶基板1を保持し、第二のガラス板11が露出すると共に長辺14がX軸方向と平行になった状態とする。そして、第一の研削工程と同様の手法により、第一のガラス板10と同じだけ(上記の例では500μm)第二のガラス板11を研削する(第二の研削工程)。
第一の研削工程が終了した後は、第一の研削送り手段45による制御の下で、図5に示すように、第二の研削手段5における研削砥石55の下面が第一のガラス板10の研削面10cより3μm低い位置を切り込み位置とし、この位置で第二の研削手段4を停止させる。そして、その状態で、モータ42によって例えば2000rpm程の回転速度で研削砥石55を回転させると共に、チャックテーブル駆動手段30による制御の下でチャックテーブル3を+X方向に2[mm/秒]の速度で移動させ、回転する研削砥石55を第一のガラス板10の第一の短辺13aから接触させてクリープフィードにより長辺方向に研削して第二の短辺13bまで作用させ、第一の研削手段4による研削が済んだ第一のガラス板10の研削面10cから3μm除去する。
次に、チャックテーブル駆動手段30による制御によってチャックテーブル3の+X方向の移動を止めると共に、第二の研削送り手段56による制御の下で第二の研削手段5を3μm下降させ、この位置を切り込み位置とする。この状態では、図6に示すように、研削砥石55の下面が第一のガラス板10の研削面10dより3μm低い高さに位置している。そして、チャックテーブル駆動手段30による制御の下でチャックテーブル3を−X方向に移動させ、回転する研削砥石55を第二の短辺13bから接触させて、クリープフィードにより長辺方向に研削して第一の短辺13aまで作用させ、第一のガラス板10を更に3μm除去する。このように、チャックテーブル3を1往復させることで、第一のガラス板10を、第一の研削手段4による研削終了直後から累積で6μm除去することができる。
更に、研削砥石55を3μmずつ下降させて複数の切り込み位置に段階的に位置させると共にチャックテーブル3を3往復させて同様の研削を行うと、第一のガラス板10が第一の研削手段4による研削終了直後から更に21μm除去され、第一の研削手段4による研削前より累積で521μm薄くすることができる(第三の研削工程)。なお、第三の研削工程では、チャックテーブル3が−X方向に移動する際には第二の研削手段5を上昇させて研削を行わず、チャックテーブル3を+X方向に移動させるときのみ第二の研削手段5を所定の高さに位置させて研削を行うようにしてもよい。
第三の研削工程が終了した後は、チャックテーブル3から液晶基板10を取り外し、表裏を反転させてからチャックテーブル3にて液晶基板10を保持し、第二のガラス板11が露出した状態でかつ長辺14がX軸方向と平行になった状態とする。そして、第三の研削工程と同様の手法により、第一のガラス板10と同じだけ第二のガラス板11を研削する(第四の研削工程)。そうすると、第二のガラス板11が、第一の研削手段4による第二の研削工程終了直後から累積で6μm除去される。
第四の研削工程が終了した後は、図7に示すように、第一のガラス板10の研削面10eが露出した状態でかつ長辺14がX軸方向に平行になった状態で液晶基板10をチャックテーブル3にて保持し、研磨送り手段66による制御の下で、研磨手段6における研磨砥石65が第一のガラス板10の研削面10eより1μm低い高さに位置するようにし、この高さを切り込み位置とする。そして、その状態で、モータ42によって例えば2000rpm程の回転速度で研磨砥石65を回転させると共に、チャックテーブル駆動手段30による制御の下でチャックテーブル3を+X方向に2[mm/秒]の速度で移動させ、回転する研磨砥石65を第一のガラス板10の第一の短辺13aから接触させて、クリープフィードにより長辺方向に研削して第二の短辺13bまで作用させ、第二の研削手段5による研削済みの第一のガラス板10の研削面10eから1μm除去する。そうすると、研削面10eが鏡面仕上げされると共に、第一のガラス板10が累積で522μm除去されて薄型化される(第一の研磨工程)。
第一の研磨工程が終了した後は、チャックテーブル3から液晶基板10を取り外し、表裏を反転させてからチャックテーブル3にて液晶基板10を保持し、第二のガラス板11の研削面が露出すると共に長辺14がX軸方向と平行になった状態とする。そして、第一の研磨工程と同様の手法により、第一のガラス板10と同じだけ第二のガラス板11を研磨する。そうすると、第二のガラス板11が鏡面仕上げされると共に、第二のガラス板11が累積で522μm除去されて薄型化される(第二の研磨工程)。
なお、上記の例では、第一の研削工程、第二の研削工程、第三の研削工程及び第四の研削工程における除去量が比較的大きいために数回に分けて段階的に研削を行ったが、除去量が小さい場合は、各工程を1度の研削で済ませることができ、また、除去量に応じて回数を増減することもできる。更に、第一の研削工程及び第二の研削工程のみで正確な研削量を得られる場合は、必ずしも第三の研削工程及び第四の研削工程は必要とされない。
また、各工程を実施する順序も上記の例には限られない。例えば、第一の研削工程→第三の研削工程→第一の研磨工程→第二の研削工程→第四の研削工程→第二の研磨工程の順に実施した場合は、図2の例のようにチャックテーブル3の移動経路の上方に第一の研削手段4、第二の研削手段5及び研磨手段6が直列に配設されている装置では、チャックテーブル3の同方向への一度のフィードで効率的に研削及び研磨を行うことができると共に、液晶基板1を裏返す回数が1回で済む。また、第一の研削工程→第三の研削工程→第二の研削工程→第四の研削工程→第一の研磨工程→第二の研磨工程の順とし、両面の研削が終了してから研磨を行うようにしてもよい。
液晶基板1は短冊状に形成されているため、研削砥石45、55及び研磨砥石65の回転軌跡の直径を液晶基板1の短辺13a、13bよりも長くしておくことで、チャックテーブル3の一度のフィードで一方のガラス板を一度に研削または研磨することができ、効率的である。
また、液晶基板1に対して研削砥石45、55及び研磨砥石65を水平方向に作用させるため、垂直方向の応力が加わりにくく、薄いガラス板が破損しない。
こうして液晶基板1が所定の厚さに形成された後は、例えば図8に示す電極露出装置7を用い、第一のガラス板10の一部を切削して完全に除去することにより、電極を露出させる。
この電極露出装置7は、液晶基板1を保持するチャックテーブル70と、チャックテーブル70に保持された液晶基板1を切削する切削手段71と、切削手段71をY軸方向に移動させると共に回転させる切削駆動手段72とを備えている。なお、図示の例におけるチャックテーブル70は、図2に示した加工装置2のチャックテーブル3を兼ねている。
切削手段71は、Y軸方向の軸心を有するスピンドル710と、スピンドル710を回転可能に支持するハウジング711と、スピンドル710の一方の先端部に装着された切削ブレード712と、スピンドル710の他方の端部に装着されスピンドル710及び切削ブレード712を回転させるモータ713とから構成される。
切削駆動手段72は、切削手段71をY軸方向に移動させるY軸駆動手段73と、切削手段71をZ軸方向に移動させるZ軸駆動手段74と、切削手段71を水平方向に回転させる回転駆動手段75とから構成される。
Y軸駆動手段73は、Y軸方向の軸心を有するボールネジ730と、ボールネジ730と平行に配設されたガイドレール731と、ボールネジ730を回動させるパルスモータ732と、内部のナットがボールネジ730に螺合すると共に下部が摺接する移動板733とから構成され、パルスモータ732によって駆動されてボールネジ730が回動するのに伴い移動板733がガイドレール731にガイドされてY軸方向に移動する構成となっている。
Z軸駆動手段74は、Z軸方向(垂直方向)の軸心を有するボールネジ740と、ボールネジ740と平行に配設されたガイドレール741と、ボールネジ740を回動させるパルスモータ742と、内部のナットがボールネジ740に螺合すると共に側部がガイドレール741に摺接しハウジング711を支持する昇降部743とから構成され、パルスモータ742に駆動されてボールネジ740が回動するのに伴い昇降部743がガイドレール741にガイドされて昇降し、切削手段71も昇降する構成となっている。
回転駆動手段75は、図示しないモータによって駆動され移動板733に対して回転可能に配設された回転板750によって構成され、回転板750の回転に伴いZ軸駆動手段74及び切削手段71が水平方向に回転する構成となっている。
チャックテーブル70に保持され所望の厚さに形成された液晶基板1の電極を露出させる際には、まず、切削手段71を構成する切削ブレード712がY軸駆動手段73によって駆動されて切削手段71がY軸方向に移動することにより所定の切削位置まで移動する。そして、切削ブレード712が高速回転すると共に切削手段71がZ軸駆動手段74によって駆動されて下降し、チャックテーブル70が+X方向に移動すると共に高速回転する切削ブレード712が第一のガラス板10に対して所定量切り込むことにより、第一のガラス板10が完全切断され、図9に示すように、第二のガラス板11のうち第一のガラス板10に対面する側に形成されている電極15が露出する(電極露出工程)。
液晶基板1に形成された分割予定ラインSを切削して個々の液晶デバイスDに分割する際には、例えば電極露出装置7を用いることができる。最初に、図8に示した切削手段71を90度回転させて、切削ブレード712の面方向を分割予定ラインSと平行にする。そして、チャックテーブル70をX軸方向に移動させることにより切削しようとする分割予定ラインSと切削ブレード712とのX軸方向の位置とを位置合わせし、切削ブレード712が高速回転しながら切削手段71がZ軸駆動手段74によって駆動されて下降すると共にY軸駆動手段73によって駆動されてY軸方向に移動し、高速回転する切削ブレード712が第一のガラス板10から第二のガラス板11にかけて1本の分割予定ラインS1を完全切断する。
また、隣り合う分割予定ラインの間隔だけチャックテーブル3を+X方向にインデックス送りしながら同様の切削を行い、すべての分割予定ラインS1、S2、・・・・Snを完全切断すると、個々の液晶デバイスDに分割される(分割工程)。
次に、液晶基板1のすべての分割予定ラインに液晶デバイスDの仕上がり厚さに相当する深さの切削溝を形成した後に第一のガラス板10及び第二のガラス板11を研削及び研磨して所定厚さの液晶デバイスとする、いわゆる先ダイシングの手法について説明する。
先ダイシングの手法を用いる場合は、図10に示すように、最初にすべての分割予定ラインSに切削溝Gを形成する。切削溝の形成には、例えば図8に示した電極露出装置7を用いることができる。以下では、具体的な装置の制御等に関して上記の例と同様に行われる点については詳細な説明は省略することとする。
最初に、高速回転する切削ブレード712を第一のガラス板10側から分割予定ラインS1に切り込ませ、Z軸駆動手段74による制御により、図10に示すように、第二のガラス板11に形成された切削溝Gの深さがデバイスDを構成する第二のガラス板の仕上がり厚さと等しくなるまで切削を行う。このような切削を、チャックテーブル3をインデックス送りしながらすべての分割予定ラインSについて行う(先ダイシング工程)。
次に、第一のガラス板10及び第二のガラス板11の研削及び研磨を行う。具体的には、加工の途中で薄くなったガラス板が割れるのを防止するために、第一の研削工程→第三の研削工程→第一の研磨工程の後に、第二の研削工程→第四の研削工程→第二の研磨工程を行うことが好ましい。第二の研削工程、第四の研削工程及び第二の研磨工程では、研削及び研磨が行われた第一のガラス板にテープを貼ることが好ましい。
そして、第一のガラス板10及び第二のガラス板11を所定の厚さとし、図11に示すように、第二の研磨工程において第二のガラス板11から切削溝Gが露出すると、切削溝Gによって図12に示す個々の液晶デバイスDに分割される。
液晶基板の一例を示す斜視図である。 加工装置の一例を示す斜視図である。 第一の研削工程の一例を示す正面図である。 第一の研削工程の一例を示す正面図である。 第三の研削工程の一例を示す正面図である。 第三の研削工程の一例を示す正面図である。 第一の研磨工程の一例を示す正面図である。 電極露出装置の一例を示す斜視図である。 電極が露出した液晶基板の一例を示す斜視図である。 切削溝が形成された液晶基板の一例を示す正面図である。 分割された液晶基板の一部を拡大して示す正面図である。 液晶デバイスの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1:液晶基板
10:第一のガラス板 11:第二のガラス板 12:シール部
13a、13b:短辺 14:長辺 15:電極
D:液晶デバイス S:分割予定ライン
2:加工装置
3:チャックテーブル
30:チャックテーブル駆動手段
300:ボールネジ 301:ガイドレール 302:パルスモータ
303:スライド部
4:第一の研削手段 5:第二の研削手段 6:研磨手段
40:スピンドル 41:ハウジング 42:モータ 43:ホイールマウント
44:ホイール 45、55:研削砥石 65:研磨砥石
46:第一の研削送り手段 56:第二の研削送り手段 66:研磨送り手段
460:ボールネジ 461:ガイドレール 462:パルスモータ 463:昇降部
7:電極露出装置
70:チャックテーブル
71:切削手段
710:スピンドル 711:ハウジング 712:切削ブレード 713:モータ
72:切削駆動手段
73:Y軸駆動手段
730:ボールネジ 731:ガイドレール 732:パルスモータ 733:移動板
74:Z軸駆動手段
740:ボールネジ 741:ガイドレール 742:パルスモータ 743:昇降部
75:回転駆動手段 750:回転板

Claims (7)

  1. 第一のガラス板と第二のガラス板との間に液晶が封入された液晶デバイスが分割予定ラインによって区画されて複数形成され短辺と長辺とを有する短冊状の液晶基板を所定の厚さに加工する液晶基板の加工方法であって、
    液晶基板を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された液晶基板を研削する回転可能な研削砥石を備えた研削手段と、該研削手段の該チャックテーブルに対する接近及び該チャックテーブルからの離反を制御する研削送り手段と、該液晶基板を研磨する回転可能な研磨砥石を備えた研磨手段と、該研磨手段の該チャックテーブルに対する接近及び該チャックテーブルからの離反を制御する研磨送り手段と、該チャックテーブルを該研削砥石及び該研磨砥石の回転軸に対して直交する方向に移動させるチャックテーブル駆動手段とを有する加工装置を用い、
    該チャックテーブルにおいて該第一のガラス板が露出すると共に該長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように該液晶基板を保持し、該研削送り手段による制御によって該研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研削砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第一のガラス板の表面を研削する第一の研削工程と、
    該チャックテーブルにおいて該第二のガラス板が露出すると共に該長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように該液晶基板を保持し、該研削送り手段による制御によって該研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研削砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第二のガラス板の表面を研削する第二の研削工程と、
    該チャックテーブルにおいて研削済みの第一のガラス板が露出すると共に該長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように該液晶基板を保持し、該研磨送り手段による制御によって該研磨砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研磨砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研磨砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第一のガラス板の表面を研磨する第一の研磨工程と、
    該チャックテーブルにおいて研削済みの該第二のガラス板が露出すると共に該長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように該液晶基板を保持し、該研磨送り手段による制御によって該研磨砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研磨砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研磨砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第二のガラス板の表面を研磨する第二の研磨工程と
    から少なくとも構成される液晶基板の加工方法。
  2. 研削手段は、前記第一の研削工程で使用した研削砥石より粒径が小さい砥粒によって構成された研削砥石を備え、
    前記第一の研削工程と前記第一の研磨工程との間で、該チャックテーブルにおいて該第一の研削工程終了後の第一のガラス板が露出すると共に前記長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように液晶基板を保持し、該研削送り手段による制御によって該研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研削砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第一のガラス板の表面を研削する第三の研削工程を実施し、
    研削手段は、前記第二の研削工程で使用した研削砥石より粒径が小さい砥粒によって構成された研削砥石を備え、
    前記第二の研削工程と前記第二の研磨工程との間で、該チャックテーブルにおいて該第二の研削工程終了後の該第二のガラス板が露出すると共に該長辺が該チャックテーブルの移動方向と平行になるように該液晶基板を保持し、該研削送り手段による制御によって該研削砥石を所定の切り込み位置に位置させると共に該研削砥石を回転させ、該チャックテーブル駆動手段による制御の下で該チャックテーブルを移動させて該研削砥石を一方の短辺から他方の短辺まで作用させてクリープフィードにより該第二のガラス板の表面を研削する第四の研削工程を実施する
    請求項1に記載の液晶基板の研削方法。
  3. 前記研削送り手段による制御によって、前記研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて前記第一の研削工程を複数回実施し、
    前記研削送り手段による制御によって、前記研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて前記第二の研削工程を複数回実施する
    請求項1または2に記載の液晶基板の加工方法。
  4. 前記研削送り手段による制御によって、前記研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて前記第三の研削工程を複数回実施し、
    前記研削送り手段による制御によって、前記研削砥石を複数の切り込み位置に段階的に位置させて前記第四の研削工程を複数回実施する
    請求項2または3に記載の液晶基板の加工方法。
  5. 前記第一の研削工程の前に、前記第一のガラス板の分割予定ラインを完全切断すると共に前記第二のガラス板の仕上がり厚さに相当する深さの切削溝を該第二のガラス板に形成する先ダイシング工程が実施される
    請求項1、2、3または4に記載の液晶基板の加工方法。
  6. 前記第二のガラス板の前記第一のガラス板に対面する側に電極が形成されており、該第一のガラス板のうち該電極に対面する部分を除去して該電極を露出させる電極露出工程が含まれる
    請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶基板の加工方法。
  7. 前記電極露出工程は、前記第二の研磨工程の後に実施される
    請求項6に記載の液晶基板の加工方法。
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