JP2009065119A - レーストラック型コイルの製造装置、コイルの製造方法およびレーストラック型コイル - Google Patents
レーストラック型コイルの製造装置、コイルの製造方法およびレーストラック型コイル Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】超電導線の供給装置の側方に固定された基台と、前記基台上に回転駆動手段を介して搭載され、所定時間間隔をあけて180度回転される回転台と、前記回転台上に搭載され、移動駆動手段により前記超電導線の供給側から離反する方向へ直線状に移動されると共に、前記巻枠を着脱自在に装着する巻枠取付部を備えた移動台と、前記回転台の回転中心位置の外方に前記基台より突設され、前記移動台上に装着される前記巻枠の直線部に巻回される超電導線を外方から押さえる押えローラを備え、前記移動台の移動時に前記巻枠の一対の直線部に超電導線を前記押えローラで外方から押さえながら巻き付けると共に前記回転台の回転時に巻枠の一対の円弧部に超電導線を巻き付ける構成としている。
【選択図】図1
Description
前記レーストラック型コイルは、超電導線が直線状に巻回される直線状巻回部と、該直線状巻回部の両端で円弧状に巻回される円弧状巻回部からなる細長い形状のコイルである。該レーストラック型コイルは、超電導線を巻回する際に直線状巻回部の超電導線に張力がかかりにくいため、超電導線が直線状にならずに弛んでしまい精度良く巻回できず、超電導線の占積率が低下してコイルの性能が低下しやすい問題がある。
しかしながら、超電導線を巻回しているときに直線状巻回部1aの超電導線が弛んでしまうと、金属バンド3で締め付けても弛みを解消することはできず、かつ、金属バンド3を取り付けた分、コイルが大型化する点で改善の余地がある。
超電導線の供給装置の側方に固定された基台と、
前記基台上に回転駆動手段を介して搭載され、所定時間間隔をあけて180度回転される回転台と、
前記回転台上に搭載され、移動駆動手段により前記超電導線の供給側から離反する方向へ直線状に移動されると共に、前記巻枠を着脱自在に装着する巻枠取付部を備えた移動台と、
前記回転台の回転中心位置の外方に前記基台より突設され、前記移動台上に装着される前記巻枠の直線部に巻回される超電導線を外方から押さえる押えローラを備え、
前記移動台は前記回転台の回転中心位置を移動方向前端とする初期位置から移動されると共に、前記回転中心位置に移動台の後端が位置すると前記回転台を180度回転して前記移動台を180度回転させて前記初期位置に戻す作動を繰り返し、該移動台の移動時に前記巻枠の一対の直線部に超電導線を前記押えローラで外方から押さえながら巻き付けると共に前記回転台の回転時に巻枠の一対の円弧部に超電導線を巻き付ける構成としていることを特徴とするレーストラック型コイルの製造装置を提供している。
また、製造装置により巻回した超電導線の外周側端末をテープ等により固定しておけば、直線状に巻回された部位の超電導線がコイル形成後も弛むことがなく直線状を保持することができる。これにより、特許文献1で提供されているような金属バンドを用いて直線状に巻回された部位の超電導線を強固に押さえつける必要がなく、コイルの大型化を防止することができる。
かつ、前記基台上の超電導線の供給装置側に移動台用モータを搭載し、該モータで回転されるギアを、前記回転台の回転に応じて180度回転される前記スクリューシャフトの一端の前記結合用ギアと着脱自在に結合している。
このように、ハス歯車とすることにより、スクリューシャフトを回転台と共に180度回転させた時に、一端側のハス歯車をモータ駆動される定位置のハス歯車とスムーズに噛み合わせを解除できると共に他端側のハス歯車をハス歯車をスムーズに噛み合わせることができる。
即ち、回転台はガイドレールおよび該ガイドレール上を横行する移動台、移動台上に搭載する巻枠を支持できる強度を持たせれば、回転台を大きくする必要がない。回転台を小さくすることで、コイルの巻線中に不具合が発生した際に移動台に作業員が近づきやすくなり、ハンドリング作業をしやすくすることができる。
具体的には、前記浸漬槽にはエポキシ樹脂等の絶縁樹脂液を貯留しており、該浸漬槽内へ超電導線を案内するローラを配置し、該ローラに沿って超電導線を浸漬槽内の樹脂液中に浸漬させた後に引き上げて前記移動台上の巻枠へと案内している。かつ、浸漬槽内で樹脂に浸漬した後に引き上げるローラ間に樹脂絞りダイスを配置し、該樹脂絞りダイス内に超電導線を通すことで余分に付着した樹脂を除去して、適正量を超電導線に塗布している。
これに対して、本発明では、巻き付け直前に超電導線の表面に接着用の樹脂を塗布し、この樹脂が塗布された超電導線を弛みなく巻き付けているため、隣接する超電導線の表面同士が密着し接着強度の均等化がはかれる。かつ、コイル巻線後に樹脂を含浸する工程を不要とでき、コイルの製造を効率良く行うことができる。
前記一対の直線部の長さが0.2m以上1m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.03以下であり、
前記一対の直線部の長さが1m以上2m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.04以下であり、
前記一対の直線部の長さが2m以上3m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.06以下であるレーストラック型コイルを提供している。
通常、レーストラック型コイルは、直線部において弛みが発生しないように押圧力を負荷すると、押さえられた弛み余長が両端の円弧部にしわ寄せされ、円弧部が膨らむと共に、超電導線間に隙間が発生しやすい。そのため、円弧部の巻付厚さが直線部の厚さに比べて増加して膨らみ、コイルの均一な厚さとできない問題がある。
このように、円弧部の膨らみが大きくなると巻線間の隙間が開くため、超電導線が一体化せず、局部的な許容曲がり以下に小さく曲がることで、Icが劣化して臨界電流が低下する。その結果、それ以上の電流を流すとIcを越えてしまい、コイルが抵抗を発生して発熱が生じ、クエンチする事態となる。
その結果、前記のように、直線部の長さが3mに達する長尺な大型のレーストラック型コイルにおいても、直線部の厚さL1と円弧部の厚さL2との比を1.00〜1.06にすることができる。
このように、直線部と円弧部の厚さを略均等とすることができ、コイルに大電流を流した場合に発生する高電磁応力に対して巻線間の隙間が開かず、局部的にコイル強度が高かったり、局部的な超電導線の劣化を生じさせない効果がある。
即ち、コイル形成後に樹脂浸漬槽に浸漬させるものでなく、巻枠に巻き付けてコイルとして形成した時点で、超電導線の表面、即ち、隣接層の超電導線の間には接着用の樹脂が介在した構成としている。このように、コイル形成後の後工程での樹脂含浸工程が不要なコイルとしている。
超電導線の供給装置より供給される超電導線を、一対の直線部の両端を円弧部で連結した巻枠を、初期位置より前記供給装置より離れる方向に直線方向に横移動させて、前記直線部の一方側に超電導線を巻き付けた後に、前記巻枠を供給装置側に向けて回転させて180度回転させて前記巻枠の他端を前記初期位置に戻し、該回転時に一方側の前記円弧部に超電導線を巻き付け、ついで、前記巻枠を前記と同一方向に横移動させて他方側の直線部に超電導線を巻き付け、この直線移動と180度の回転を交互に繰り返していることを特徴とするレーストラック型コイルの製造方法を提供している。
図1乃至図7に本発明の第1実施形態のレーストラック型コイルの製造装置10を示す。該製造装置10は基台20と、該基台20上で水平方向に回転する回転台30と、巻枠61が取り付けられると共に回転台30上で直線移動する移動台40と、前記巻枠61に巻回された超電導線62に押圧される押えローラ51と押さえ板41を備えている。
なお、本実施形態の製造装置10で巻回される超電導線62は絶縁材で被覆された帯状の超電導線としている。
また、基台20の上面周縁にローラ26を設け、該ローラ26を回転台30の下面に当接させて、回転台30が基台20上でスムーズに回転するようにしている。
前記回転台30には、図1に示すように、ガイドレール32と平行に移動台40を直線移動させるためのスクリューシャフト33を回転自在に設け、移動台40の下面側に設けた従動部材42をスクリューシャフト33に外嵌している。従動部材42の内周面にはネジ溝を設けている。前記基台20に設けたモータ23を稼動させると、図1(B)に示すように、互いに歯車を噛み合わせて連結した複数の回転部材27、28、34、35を介してスクリューシャフト33が回転し、該スクリューシャフト33の回転に伴って、スクリューシャフト33に外嵌した従動部材42は回転せずにスクリューシャフト33の軸線方向に沿って移動する。これにより、移動台40がスクリューシャフト33に沿って直線移動する構成としている。
詳細には、図2(A)に示すように、移動台40を直線移動させる際に、巻枠61の直線部61aに巻回する超電導線62の外面に長さ方向に沿って順に押えローラ51を押し当て、巻枠61の直線部61aに巻回する超電導線62を弛みなく直線状に巻回できるようにしている。
なお、回転台30を回転させる際には、移動装置50が邪魔にならないように、図3(B)に示すように、押えローラ51を移動台40から離反させると共に、エアシリンダ54を下降させている。
前記押さえ板41は、巻枠61の直線部61aに巻回される超電導線62に押えローラ51が押し当てられるまでは、図3(B)の破線で示した退避位置に配置している一方、超電導線62に押えローラ51を押し当てた後、外周ターンの超電導線62が巻回されるまでの間、押さえ板41を超電導線62に押し当てて、巻枠61の直線部61aに巻回された超電導線62の直線状態を保持している。
前記押さえ板41は、巻枠61の直線部61aの両側にそれぞれ2つずつ設けており、それぞれに設けたエアシリンダ44により所要のタイミングで作動する。
まず、製造装置10の移動台40を、図1に示すように、移動台40の移動方向前端が回転台30の回転中心位置Oに位置する初期位置に配置し、該移動台40の巻枠取付部43に巻枠61を外嵌固定すると共に、超電導線供給装置70に超電導線62をセットする。
次いで、超電導線供給装置70から超電導線62を製造装置10側へ引き出し、該超電導線62を一対の規制用ローラ24間を通して、その先端を巻枠61の外周面に取り付ける。
前記のように回転台30の回転に伴って移動台40も180度回転して、図6に示すように、移動台40が再び初期位置に配置される。移動台40が初期位置に戻ったときには、超電導線62の巻回の邪魔にならないように、押さえ板41を押さえ位置から退避位置へ揺動させる。
このような移動台40の直線移動と回転台30の回転を交互に繰り返して、超電導線62を巻枠61に所要ターン数巻回したシングルパンケーキ形状のレーストラック型コイル60としている。巻枠61の一対の直線部61aの長さを45cmとし、該直線部61aのコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部61bのコイルの厚さL2との比(L2/L1)を1.00以上1.03以下としており、本実施形態では比(L2/L1)を1.02としている。
また、製造装置10により巻回した超電導線62の巻き終端を固定しておけば、直線状に巻回された超電導線62がコイル形成後も弛むことがなく、コイルの形状を保持するための金属バンド等を用いる必要がなく、コイルの大型化を防止することができる。
本実施形態の製造装置10’は、最内周ターンの渡り部で連続する2層のコイル部60a、60bが積層されたダブルパンケーキ形状のレーストラック型コイル60’を製造するものである。第2実施形態でも、第1実施形態と同様、巻枠61の一対の直線部61aの長さを45cmとし、該直線部61aのコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部61bのコイルの厚さL2との比(L2/L1)を1.02としている。
前記製造装置10’は、超電導線62の挿通位置を規制するための規制用ローラ24を対向する両側に設け、製造装置10’の両側に超電導線供給装置70A、70Bを配置している。
第1コイル部60aを形成する際には、移動台40の直線移動(図8の右方向)と回転台30の時計回り方向の回転を交互に繰り返して、超電導線供給装置70Aにセットした第1のサプライリールから供給される超電導線62を巻枠61の軸線方向の下部側に巻回している。
一方、他方のコイル部60bを形成する際には、移動台40に仮固定した第2のサプライリールを超電導線供給装置70Bにセットし、移動台40の直線移動(図8の左方向)と回転台30の反時計回り方向の回転を交互に繰り返して、超電導線供給装置70Bにセットした第2のサプライリールから供給される超電導線62を巻枠61の軸線方向の上部側に巻回している。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、レーストラック型コイルの製造装置80を第1実施形態と相違させており、回転台30の直径を第1実施形態の装置よりも小さくし、ガイドレール32の全長の1/2以下としている。
前記回転台30には、ガイドレール32の全長に沿うスクリューシャフト33を回転自在に軸架し、移動台40にスクリューシャフト33に螺合するネジ穴を有する従動部材42を固定し、スクリューシャフト33を回転させることにより移動台40を直線移動させる構成としている。
前記ハス歯車38とスクリューシャフト33のハス歯車37とは着脱自在としており、移動台40を直線移動させる際には、モータ23のハス歯車38とスクリューシャフト33の一方のハス歯車37を結合させ、モータ23でハス歯車38を回転させることによりハス歯車37およびスクリューシャフト33を回転させて、移動台40を直線移動させている。
一方、回転台30を回転させる際には、モータ22により回転台30を回転させることにより、回転台30に追従してスクリューシャフト33も回転し、モータ23のハス歯車38とスクリューシャフト33の一方のハス歯車37との結合が解除される。回転台30が180度回転すると、ハス歯車38とスクリューシャフト33の他方のハス歯車37が結合され、再びモータ23でハス歯車38を回転させることによりハス歯車37およびスクリューシャフト33を回転させて、移動台40を再び直線移動させている。
よって、巻枠61の直線部及び両端円弧部に巻き付けられる超電導線の表面にはエポキシ樹脂91が塗布されており、巻枠61に超電導線62を巻回した後にレーストラック型コイルをエポキシ樹脂に浸漬することなく、レーストラック型コイルを加熱して超電導線の表面のエポキシ樹脂を硬化させている。
なお、本実施形態では、予め絶縁材が被覆されている超電導線材を用いている。
また、回転台30を小さくすることで、コイルの巻線中に不具合が発生した際に移動台に作業員が近づきやすくなり、ハンドリング作業をしやすくすることができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態の浸漬槽90を第1、第2実施形態の製造装置に適用してもよい。
具体的には、
巻枠の直線部の長さが0.2mでは比(L2/L1)が1.04、
巻枠の直線部の長さが1.0mでは比(L2/L1)が1.06、
巻枠の直線部の長さが2.0mでは比(L2/L1)が1.09、
巻枠の直線部の長さが3.0mでは比(L2/L1)が1.11
程度のコイルしか製造できなかった。
これに対して、本発明の製造装置を用いれば、
直線部の長さが0.2mでは比(L2/L1)が1.00以上1.02以下、
直線部の長さが1.0mでは比(L2/L1)が1.00以上1.04以下、
直線部の長さが2.0mでは比(L2/L1)が1.00以上1.06以下、
直線部の長さが3.0mでは比(L2/L1)が1.00以上1.07以下となる、
巻枠の直線部が長くても比(L2/L1)が小さなレーストラック型コイルを製造することができる。
従来の製造方法により、巻枠の直線部の長さが45cmで、比(L2/L1)が1.04、1.08となるレーストラック型コイルをそれぞれ製造した。これらのレーストラック型コイルに通電すると、図13に示すように、比(L2/L1)が1.04のレーストラック型コイルでは比(Iop/Io)が0.8、比(L2/L1)が1.08のレーストラック型コイルでは比(Iop/Io)が0.4となり低かった。
また、巻枠の直線部が長く、比(L2/L1)が比較的大きめのレーストラック型コイルの場合であっても、従来技術で製造したコイルの比(L2/L1)が小さい分、通電可能な電流Iopの割合を高くすることができるが確認できた。
20 基台
22 回転台用モータ
23 移動台用モータ
30 回転台
37、38 ハス歯車
40 移動台
41 押さえ板
51 押えローラ
60 レーストラック型コイル
61 巻枠
61a 直線部
61b 円弧部
62 超電導線
90 浸漬槽
Claims (12)
- 対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる巻枠に、超電導線を巻回して形成されるレーストラック型コイルの製造装置であって、
超電導線の供給装置の側方に固定された基台と、
前記基台上に回転駆動手段を介して搭載され、所定時間間隔をあけて180度回転される回転台と、
前記回転台上に搭載され、移動駆動手段により前記超電導線の供給側から離反する方向へ直線状に移動されると共に、前記巻枠を着脱自在に装着する巻枠取付部を備えた移動台と、
前記回転台の回転中心位置の外方に前記基台より突設され、前記移動台上に装着される前記巻枠の直線部に巻回される超電導線を外方から押さえる押えローラを備え、
前記移動台は前記回転台の回転中心位置を移動方向前端とする初期位置から移動されると共に、前記回転中心位置に移動台の後端が位置すると前記回転台を180度回転して前記移動台を180度回転させて前記初期位置に戻す作動を繰り返し、該移動台の移動時に前記巻枠の一対の直線部に超電導線を前記押えローラで外方から押さえながら巻き付けると共に前記回転台の回転時に巻枠の一対の円弧部に超電導線を巻き付ける構成としていることを特徴とするレーストラック型コイルの製造装置。 - 前記移動台に、前記巻枠の直線部に前記超電導線を外方から押さえる押さえ板が揺動自在に取り付けられ、前記押えローラ通過後に前記押さえ板を超電導線の押さえ位置に揺動させると共に、前記移動台が前記初期位置に戻ると押さえ位置から退避位置に揺動させる請求項1に記載のレーストラック型コイルの製造装置。
- 前記回転台に設けた下向き中心軸部を前記基台に設けた軸受で回転自在に支持すると共に、該基台に付設した回転台用モータからなる前記回転駆動手段で前記回転台を回転させ、該回転台の上面に、直径方向に延在すると共に該回転台の両側外縁より突出する移動台用のガイドレールを突設すると共に、前記移動台の移動駆動手段として前記ガイドレールの全長に沿ったスクリューシャフトを回転自在に軸架し、該スクリューシャフトの両端に結合用ギアを取り付ける一方、前記移動台に前記スクリューシャフトに螺合するネジ穴を有する従動部材を固定し、前記スクリューシャフトの回転で移動台を直線移動させ、
かつ、前記基台上の超電導線の供給装置側に移動台用モータを搭載し、該モータで回転されるギアを、前記回転台の回転に応じて180度回転される前記スクリューシャフトの一端の前記結合用ギアと着脱自在に結合している請求項1または請求項2に記載のレーストラック型コイルの製造装置。 - 前記スクリューシャフトの両端に固定する前記結合用ギアおよび前記モータで駆動されるギアはハス歯車からなる請求項3に記載のレーストラック型コイルの製造装置。
- 前記回転台の直径は前記ガイドレールの全長の1/2以下である請求項3または請求項4に記載のレーストラック型コイルの製造装置。
- 第1コイル部と第2コイル部との2層のコイル部が積層されたダブルパンケーキ形状のレーストラック型コイルの製造装置とされ、前記移動台の移動方向の両側外方に前記超電導線の供給装置を配置し、前記第1コイル部形成時には一方側の供給装置から超電導線を供給すると共に第2コイル部形成時には他方側の供給装置から超電導線を供給して、第1コイル部と第2コイル部の直線部の巻き付け時には前記移動台は逆方向に直線状に移動され、かつ、第1コイル部と第2コイル部の円弧部の巻き付け時には前記回転台は逆方向に回転される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレーストラック型コイルの製造装置。
- 前記超電導線の供給装置から前記巻枠に達するまでの間に、超電導線の表面に塗布する接着用の樹脂液を貯留した浸漬槽を配置している請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のレーストラック型コイルの製造装置。
- 対向する一対の直線部の両端を円弧部で連結してなる巻枠に、超電導線を巻回して形成されるレーストラック型コイルであって、
前記一対の直線部の長さが0.2m以上1m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.03以下であり、
前記一対の直線部の長さが1m以上2m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.04以下であり、
前記一対の直線部の長さが2m以上3m未満の場合、直線部のコイルの厚さL1と、直線部両端の円弧部のコイル厚さL2との比(L2/L1)が1.00以上1.06以下であるレーストラック型コイル。 - 前記直線部及び両端円弧部に巻き付けられる超電導線の表面に樹脂が塗布されている請求項8に記載のレーストラック型コイル。
- レーストラック型コイルを製造する方法であって、
超電導線の供給装置より供給される超電導線を、一対の直線部の両端を円弧部で連結した巻枠を、初期位置より前記供給装置より離れる方向に直線方向に横移動させて、前記直線部の一方側に超電導線を巻き付けた後に、前記巻枠を供給装置側に向けて180度回転させて前記巻枠の他端を前記初期位置に戻し、該回転時に一方側の前記円弧部に超電導線を巻き付け、ついで、前記巻枠を前記と同一方向に横移動させて他方側の直線部に超電導線を巻き付け、この直線移動と180度の回転を交互に繰り返していることを特徴とするレーストラック型コイルの製造方法。 - 前記巻枠の直線部に巻き付けられる超電導線の弛み防止として、一方側の直線部に超電導線を巻き付けている時に、巻き付けられる超電導線を押えローラにより押さえると共に、他方側の直線部に巻き付けられている超電導線を押さえ板で押さえ付けている請求項10に記載のレーストラック型コイルの製造方法。
- 前記巻枠への超電導線の巻き付け直前に、超電導線を接着用の樹脂液を貯留した浸漬槽に浸漬させ、超電導線の表面に接着用の樹脂を塗布した後に巻き付けている請求項10または請求項11に記載のレーストラック型コイルの製造方法。
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