JP2009060720A - 売電量推定システムおよび売電量推定方法 - Google Patents

売電量推定システムおよび売電量推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 発電装置を備える需要家による売電量を推定することを可能にする売電量推定システムおよび売電量推定方法を提供する。
【解決手段】 太陽光発電装置24による売電量を推定する売電量推定システムであって、買電量をデマンドデータとして記憶しているデータベースサーバ12と、太陽光発電装置24による発電量を算出し、推定対象の需要家のデマンドデータをデータベースサーバ12から読み出し、デマンドデータと太陽光発電装置24の発電量とから売電量を算出するパソコン14とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、売電量を推定する売電量推定システムおよび売電量推定方法に関する。
電気の需要家には、太陽光などを利用した発電装置を備えようとする場合がある。こうした発電装置を備えることにより、需要家は電力の消費量の一部または全部を発電装置の発電量で賄うことができる。さらに、発電量が消費量を上回ると、余剰の電力を電力会社に売ることも可能となる(例えば、特許文献1参照。)。需要家が売電を行うためには、売電量を計測するための計器と計器用の変成器を新たに設置する。これにより、売電量を計測する計器である売電用電力量計が売電量を積算し、電力会社は買い取った電力量に応じた支払を需要家に対して行う。
特開2004−12376号公報
ところで、需要家が売電を行う場合には、先に述べたように、売電量を計測するための計器と計器用の変成器を設置することが必要となる。特に、高圧の需要家の場合、高圧用計器と変成器が高価になってしまう。このために、売電で得られる利益と、売電に必要とする経費との関係によっては、需要家に不利益が生じる場合がある。しかし、先に述べた技術は売電量などを表示するだけであり、発電装置を備えた場合に需要家による売電量を推定することはできない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、発電装置を備える需要家による売電量を推定することを可能にする売電量推定システムおよび売電量推定方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、発電装置による売電量を推定する売電量推定システムであって、買電量をデマンドデータ(30分毎の使用電力量)として記憶している記憶手段と、前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家のデマンドデータを前記記憶手段から読み出し、該デマンドデータと該発電装置の発電量とから売電量を算出する処理手段とを備えることを特徴とする売電量推定システムである。
請求項1の発明では、推定対象の需要家が例えば高圧の買電をしている場合、買電量をデマンドデータとして記憶手段が記憶している。こうした状態のときに、処理手段は、発電装置による発電量を算出する。また、処理手段は、推定対象の需要家のデマンドデータを記憶手段から読み出す。そして、処理手段は、デマンドデータと発電装置の発電量とから売電量を算出する。
請求項2の発明は、発電装置による売電量を推定する売電量推定システムであって、需要家の業態毎の標準的なデマンドデータを記憶している記憶手段と、前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家の業態に応じた標準的なデマンドデータを前記記憶手段から読み出し、該デマンドデータと該発電装置の発電量とから売電量を算出する処理手段とを備えることを特徴とする売電量推定システムである。
請求項2の発明では、推定対象の需要家が例えば高圧の買電をしていない場合、需要家の業態毎の標準的なデマンドデータを記憶手段が記憶している。こうした状態のときに、処理手段は、発電装置による発電量を算出する。また、処理手段は、推定対象の需要家の業態に応じたデマンドデータを記憶手段から読み出す。そして、処理手段は、標準的なデマンドデータと発電装置の発電量とから売電量を算出する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の売電量推定システムにおいて、前記処理手段は、前記推定対象の需要家の業態規模に応じて、前記記憶手段から読み出したデマンドデータを修正することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の売電量推定システムにおいて、前記処理手段は、前記推定対象の需要家による買電量が変わると予想される場合には、予想される買電量を基にして、前記記憶手段から読み出したデマンドデータを修正することを特徴とする。
請求項5の発明は、発電装置による売電量を推定する売電量推定方法であって、買電量をデマンドデータとして記憶し、前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家のデマンドデータを読み出し、読み出したデマンドデータと前記発電装置の発電量とから売電量を算出することを特徴とする売電量推定方法である。
請求項6の発明は、発電装置による売電量を推定する売電量推定方法であって、需要家の業態毎の標準的なデマンドデータを記憶し、前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家の業態に応じた標準的なデマンドデータを読み出し、読み出したデマンドデータと前記発電装置の発電量とから売電量を算出することを特徴とする売電量推定方法である。
請求項1および請求項5の発明によれば、デマンドデータと発電装置の発電量とから売電量を算出するので、この発電装置を用いた場合の売電量を、確実に推定することを可能にする。
請求項2および請求項6の発明によれば、需要家が買電をしていない場合、例えば高圧の契約をしていない場合でも、需要家の業態毎の標準的なデマンドデータと、発電装置の発電量とから売電量を算出するので、この発電装置を用いた場合の売電量を、確実に推定することを可能にする。
請求項3と請求項4の発明によれば、推定対象の需要家の業態規模に応じてデマンドデータを修正し、また、推定対象の需要家による買電量が変わると予想される場合には、予想される買電量を基にしてデマンドデータを修正するので、売電量の推定を、さらに確実なものとすることを可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、需要家が高圧で電力の供給を受ける契約を電力会社と既に行っている場合を例として説明する。需要家が高圧の契約をしている場合、過去1年間の最大需要電力で基本料金が算出されるが、最大需要電力は30分間毎の使用電力量であるデマンドデータにより決定される。このために、電力会社が需要家に取り付けている電力量計は、デマンドデータをそれぞれ計測して記憶する能力を備えている。また、電力量計の一部機種は、デマンドデータを定期的に電力会社に送信する機能を備えている。
(実施の形態1)
この実施の形態では、需要家が高圧で電力の供給を受ける契約を電力会社と既に行い、この後、太陽光発電装置を導入して、売電を検討する場合を例としている。この実施の形態による売電量推定システムを図1に示す。図1の売電量推定システムは、需要家Aに設置されている需要家側設備A11と、電力会社に設けられている通信制御装置11、データベースサーバ12、データベース13およびパソコン(PC)14とを備えている。需要家Aと電力会社は通信網NWを経てデータ通信が可能な状態にある。
需要家Aの需要家側設備A11は、電力系統から高圧電力を受電して負荷に供給するためのものであり、図2に示すように、変成器21A、買電用電力量計21B、受電設備22および分電盤23を備えている。変成器21Aは買電による潮流がある場合に高圧の交流電流を測定し、買電用電力量計21Bは変成器21Aの測定結果から買電による電力量を積算する。また、買電用電力量計21Bは、30分間の最大需要電力を記憶・保持し、定期的に電力会社に送信する。受電設備22は、電力系統からの高圧電力を変圧して低圧電力にする。分電盤23は、受電設備22からの低圧電力を各負荷に供給する。こうした需要家側設備A11に対して、新たに太陽光発電装置を導入して、売電を検討する場合、需要家側設備A11は、図3に示すように変更される。つまり、需要家Aは、太陽光発電装置24を設置すると共に、売電をするための売電用設備25の設置を検討する。太陽光発電装置24は、複数の太陽電池モジュール24からなる太陽電池アレイ24Aと、パワーコンディショナ24Bとを備えている。太陽電池アレイ24Aは太陽光を直流電力に変換する。太陽電池アレイ24Aから取り出せる直流電力は、太陽電池モジュール24の数と日照に関連する。パワーコンディショナ24Bは、太陽電池アレイ24Aからの直流電力を交流の低圧電力に変換し、分電盤23に供給する。
分電盤23は、受電設備22からの低圧電力と太陽光発電装置24からの低圧電力を各負荷に供給するが、負荷に必要とする低圧電力の一部または全部を、太陽光発電装置24からの低圧電力で補っている。さらに、太陽光発電装置24からの低圧電力が余った場合には、受電設備22が余剰電力を高圧電力に変換し、余剰電力が逆潮流となって電力系統に送られる。
売電用設備25は、逆潮流による売電量を計るものであり、変成器25Aと売電用電力量計25Bを備えている。変成器25Aは、逆潮流がある場合に高圧の交流電流を測定し、売電用電力量計25Bは、変成器25Aの測定結果から、電力系統に送られる売電量を積算する。
電力会社の通信制御装置11は、買電用電力量計21Bとデータベースサーバ12との間の、通信網NWを経由したデータ通信や、パソコン14によるデータ通信を可能にする。
データベースサーバ12は、電力の売買などに関する各種のデータをデータベース13に記憶している。データベースサーバ12がデータベース13に記憶するデータには、顧客データがある。顧客データは、電力会社と契約をした顧客のリストであり、この顧客データを図4に示す。図4の顧客データには、顧客が電力会社と契約した際の契約番号、顧客の名称、住所および電話番号、顧客の業態などが記録されている。図4では、顧客として需要家Aのデータが例示されている。
データベースサーバ12がデータベース13に記憶するデータには、各需要家のデマンドデータがある。デマンドデータは、30分毎に記録された最大需要電力から得られたデータであり、このデマンドデータを図5に示す。図5のデマンドデータには、需要家の契約番号にそれぞれ対応して、各年度のデマンドデータ(以下、「年デマンドデータ」という)が記録されている。図5では需要家Aの年デマンドデータが例示されている。各年デマンドデータは、図6に示すように、月毎のデマンドデータ(以下、「月デマンドデータ」という)から形成され、さらに、各月デマンドデータは、日毎のデマンドデータ(以下、「日デマンドデータ」という)から形成されている。各日デマンドデータには、データを識別するためのデータ番号が付けられている。図6では、需要家Aの昨年の年デマンドデータが例示されている。各データ番号に対応する日デマンドデータの一例を図7に示す。図7に示す日デマンドデータは、昨年度の「01月」から抜粋したものであり、「1日(日)」〜「7日(土)」までのものである。
データベースサーバ12がデータベース13に記憶するデータには、日射データがある。日射データは、地域別に記録された日射量を表すデータであり、気象予報機関などから得たものである。この日射データを図8に示す。図8の日射データには、地域にそれぞれ対応して各年度の日射データ(以下、「年・日射データ」という)が記録されている。図8では、需要家Aの「○○専門学校」が所在する「AA県BB市」の年・日射データが例示されている。各年・日射データは、図9に示すように、月毎の日射データ(以下、「月・日射データ」という)から形成され、さらに、各月・日射データは、日毎の日射データ(以下、「日・日射データ」という)から形成されている。各日・日射データには、データを識別するためのデータ番号が付けられている。図9では、「AA県BB市」の昨年の年・日射データが例示されている。各データ番号に対応する日・日射データの一例を図10に示す。図10に示す日・日射データは、昨年度の「01月」から抜粋したものであり、「1日(日)」〜「7日(土)」までのものである。
パソコン14は、電力会社の担当者に操作されて、各種の処理を行うコンピュータである。パソコン14が行うプログラムの中に余剰電力算出処理がある。余剰電力算出処理は、需要家が新たに太陽光発電装置を設置した場合に、発生する余剰電力を算出するための処理である。この余剰電力算出処理を図11に示す。パソコン14は、余剰電力算出処理を開始すると、担当者による契約番号の入力を待つ(ステップS1)。担当者が入力する契約番号は、売電の推定を希望する推定対象の需要家のものである。担当者がパソコン14を操作して契約番号を入力すると、パソコン14はこの契約番号を受け取る(ステップS2)。この後、パソコン14は、ステップS2で受け取った契約番号に対応する昨年の年デマンドデータつまり最新の年デマンドデータを、データベースサーバ12から読み出す(ステップS3)。
ステップS3が終了すると、パソコン14は太陽光発電装置の1年分の出力曲線を作成するための出力曲線作成処理(ステップS4)を行う。ステップS4の出力曲線作成処理を図12に示す。出力曲線作成処理を始めると、パソコン14は、太陽光発電装置に使用されている太陽電池モジュール数の入力待ちとなる(ステップS21)。担当者がパソコン14を操作してモジュール数を入力すると、パソコン14はこのモジュール数を受け取る(ステップS22)。この後、パソコン14は、ステップS2で受け取った契約番号を用いて、データベースサーバ12の顧客データ(図4)を参照し(ステップS23)、顧客の住所から、太陽光発電装置が設置されている地域名を調べる(ステップS24)。この後、パソコン14は、日射データ(図8)を参照し、ステップS24で調べた地域の昨年の年・日射データを読み出す(ステップS25)。
ステップS25が終了すると、パソコン14は年・日射データの中から最初の日付の日・日射データを読み出す(ステップS26)。この後、パソコン14は、ステップS22で入力された太陽電池モジュール数と、ステップS26で読み出した日・日射データとを用いて、当日の太陽光発電装置の出力曲線を作成する(ステップS27)。パソコン14は、作成した出力曲線を日付と共に記憶装置(図示を省略)に保存する(ステップS28)。この後、パソコン14は、年・日射データの中に未抽出の日・日射データが有るかどうかを判断し(ステップS29)、未抽出の日・日射データが有ると、次の日付の日・日射データを抽出し(ステップS30)、処理をステップS27に戻す。もし、年・日射データの中に未抽出の日・日射データが無ければ、パソコン14は処理を終了する。
こうして、ステップS4の出力曲線作成処理が終了すると、パソコン14は、ステップS3で読み出した年デマンドデータの中から最初の日付けの日デマンドデータを抽出し(ステップS5)、ステップS4で作成した出力曲線の中から、ステップS5で抽出した日デマンドデータの日付けに該当する出力曲線を抽出する(ステップS6)。
ステップS6の後、パソコン14は、ステップS5で抽出した日デマンドデータと、ステップS6で抽出した出力曲線とを比較し(ステップS7)、余剰電力が有るかどうかを判定する(ステップS8)。例えば、図13に示すように、日デマンドデータを表すデマンド曲線CU1に対して出力曲線CU2があると、デマンド曲線CU1の上側部分つまり斜線部分が余剰電力である。図13の斜線部分は、太陽光発電装置による発電量が内部使用の電力より多い状態を表している。ステップS8で余剰電力が有ると、パソコン14は、余剰電力を日付けと共に記憶装置(図示を省略)に保存する(ステップS9)。
ステップS9が終了すると、パソコン14は、年デマンドデータの中に未抽出の日デマンドデータが有るかどうかを判断し(ステップS10)、未抽出の日デマンドデータが有ると、次の日付けの日デマンドデータを抽出して(ステップS11)、処理をステップS6に戻す。また、年デマンドデータの中に未抽出の日デマンドデータが無ければ、パソコン14は、余剰電力算出処理を終了する。こうした余剰電力算出処理により、1年分の余剰電力が日毎に記録される。
次に、この実施の形態による売電量推定システムを利用した売電量推定方法について、需要家Aを例として説明する。需要家Aが高圧で電力の供給を受ける契約を電力会社と既に行っている場合、過去1年間の最大需要電力で基本料金が算出される。買電用電力量計21Bは、30分毎の最大需要電力(デマンド値)を日デマンドデータとして記録し、記録した日デマンドデータを定期的に電力会社に送信する。電力会社のデータベースサーバ12は、需要家Aから日デマンドデータを受信すると、これらの日デマンドデータをデータベース13に記録する。そして、データベースサーバ12は、日デマンドデータから月デマンドデータおよび年デマンドデータを作成してデータベース13に記録する。
ところで、需要家Aが売電を計画した場合に、売電用設備25が高額であるために、電力会社の担当者は、需要家Aの前年の年デマンドデータを用いて売電量を調べる。つまり、担当者は、パソコン14を操作し、推定対象の需要家Aの名称を利用して、データベースサーバ12の顧客データ(図4)から契約番号を調べ、この後、余剰電力算出処理を行う。パソコン14は、余剰電力算出処理により、太陽光発電装置24の太陽電池モジュール24の数と、日・日射データ(図10)とから、例えば図14に示すように、太陽電池モジュール24の日毎の出力曲線CU21〜CU27を得る。この後、パソコン14は、図15に示すように、日デマンドデータを表すデマンド曲線CU11〜CU17と、日毎の出力曲線CU21〜CU27とから余剰電力つまり売電量を算出する。そして、余剰電力算出処理のステップS9で保存した日毎の売電量から月毎の売電量を算出し、さらに、月毎の売電量から昨年の売電量を算出する。
この後、パソコン14は、売電量によって得られる利益と、売電用設備25を設置するための費用とを表す費用対効果情報を作成し、作成した費用対効果情報を表示し、また、必要に応じて印刷する。
こうして、この実施の形態により、昨年度のデマンドデータを基にして、確実な売電量を推定することができる。これにより、売電用設備25を設置した際の費用対効果を需要家Aが具体例で検討することを可能にする。
(実施の形態2)
この実施の形態では、需要家が高圧で電力の供給を受ける契約を電力会社と新規に行い、さらに、太陽光発電装置を導入して、売電を検討する場合を例としている。なお、この実施の形態では、先の実施の形態と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
この実施の形態によるデータベースサーバ12は、各需要家のデマンドデータを用いて標準デマンドデータを作成し、作成した標準デマンドデータをデータベース13に記憶する。データベースサーバ12が作成する標準デマンドデータを図16に示す。図16の標準デマンドデータには、業態にそれぞれ対応して各年度の標準デマンドデータ(以下、「年標準デマンドデータ」という)が記録されている。
データベースサーバ12は、年標準デマンドデータを次のようにして作成する。データベースサーバ12は、電力会社から電力が供給されている各需要家を業態別に分類し、集まった需要家のデマンドデータを基にして、平均規模における標準的なデマンドデータを算出する。例えば、年標準デマンドデータとして、業態が「専門学校」であり、生徒数の平均規模が100人である場合の標準的なデマンドデータを作成してデータベース13に記録する。図16では、需要家Aが関係する「専門学校」の年標準デマンドデータや、「コンビニエンスストア」の年標準デマンドデータが例示されている。
各業態の年標準デマンドデータは、図17に示すように、各月毎の標準デマンドデータ(以下、「月標準デマンドデータ」という)から形成され、さらに、各月標準デマンドデータは、日毎の標準デマンドデータ(以下、「日標準デマンドデータ」という)から形成されている。各日標準デマンドデータには、データを識別するためのデータ番号が付けられている。図17では、業態として「専門学校」の昨年の年標準デマンドデータが例示されている。各データ番号に対応する日標準デマンドデータの一例を図18に示す。図18に示す日標準デマンドデータは、昨年度の「01月」から抜粋したものであり、「1日(日)」〜「7日(土)」までのものである。
この実施の形態によるパソコン14は、次の余剰電力算出処理を行う。余剰電力算出処理は、需要家が高圧で電力の供給を受ける契約を新規に行い、さらに、新たに太陽光発電装置を設置した場合に、発生する余剰電力を算出するための処理である。この余剰電力算出処理を図19および図20に示す。なお、図20は出力曲線作成処理を表している。パソコン14は、図19の余剰電力算出処理を開始すると、担当者による業態の入力を待つ(ステップS41)。担当者がパソコン14を操作して、推定対象の需要家の業態を入力すると、パソコン14はこの業態を受け取る(ステップS42)。この後、パソコン14は、ステップS42で受け取った業態に対応する昨年の年標準デマンドデータを、データベースサーバ12の標準デマンドデータ(図16)から読み出す(ステップS43)。
ステップS43が終了すると、担当者による業態規模の入力を待つ(ステップS44)。担当者がパソコン14を操作して、推定対象の需要家の業態規模を入力すると、パソコン14はこの業態規模を受け取る(ステップS45)。この後、パソコン14は、ステップS42で受け取った業態規模と、業態の平均規模とから補正データを求め、この補正データを用いて、ステップS43で読み出した年標準デマンドデータを修正する(ステップS46)。例えば図21に示すように、日標準デマンドデータを表すデマンド曲線CU31のピーク値PE1を移動する移動量ΔMを、業態規模と業態の平均規模とから算出し、この移動量ΔMを補正データとする。そして、パソコン14は、日標準デマンドデータを表すデマンド曲線CU31の全体を移動量ΔMだけ移動し、業態規模に応じたデマンド曲線を曲線CU32とする。なお、業態が生産工場などである場合には、生産機械の設置台数などに応じて補正データを得ることができ、業態が店舗である場合には、店舗面積や空調機の設置台数などに応じて補正データを得ることができる。
ステップS46が終了すると、パソコン14は太陽光発電装置の出力曲線を作成するための出力曲線作成処理(ステップS47)を行う。パソコン14は、図20に示す出力曲線作成処理を始めると、太陽光発電装置に使用される太陽電池モジュール数の入力待ちとなる(ステップS61)。担当者がパソコン14を操作してモジュール数を入力すると、パソコン14は、このモジュール数を受け取る(ステップS62)。この後、パソコン14は、担当者による地域名の入力を待つ(ステップS63)。地域名は、推定対象の需要家の太陽光発電装置が設置される場所を表す。担当者がパソコン14を操作して地域名を入力すると、パソコン14はこの地域名を受け取る(ステップS64)。この後、パソコン14は、データベースサーバ12の日射データ(図8)を参照し、ステップS64で受け取った地域の昨年の年・日射データを読み出す(ステップS65)。
ステップS65が終了すると、パソコン14は年・日射データの中から最初の日付けの日・日射データを読み出す(ステップS66)。この後、パソコン14は、ステップS62で入力された太陽電池モジュール数と、ステップS66で抽出した日・日射データとを用いて、当日の太陽光発電装置の出力曲線を作成する(ステップS67)。パソコン14は、作成した出力曲線を日付けと共に記憶装置(図示を省略)に保存する(ステップS68)。この後、パソコン14は、年・日射データの中に未抽出の日・日射データが有るかどうかを判断し(ステップS69)、未抽出の日・日射データが有ると、次の日付けの日・日射データを抽出し(ステップS70)、処理をステップS67に戻す。もし、年・日射データの中に未抽出の日・日射データが無ければ、パソコン14は処理を終了する。
こうして、ステップS47の出力曲線作成処理が終了すると、パソコン14は、ステップS46で修正した年標準デマンドデータの中から最初の日付けの日標準デマンドデータを抽出し(ステップS48)、ステップS47で作成した出力曲線の中から、ステップS48で抽出した日標準デマンドデータの日付けに該当する出力曲線を抽出する(ステップS49)。この後、パソコン14は、ステップS48で抽出した日標準デマンドデータと、ステップS49で抽出した出力曲線とを比較し(ステップS50)、余剰電力が有るかどうかを判定する(ステップS51)。ステップS51で余剰電力が有ると、パソコン14は、余剰電力を日付けと共に記憶装置(図示を省略)に保存する(ステップS52)。
ステップS52が終了すると、パソコン14は、年標準デマンドデータの中に未抽出の日標準デマンドデータが有るかどうかを判断し(ステップS53)、未抽出の日標準デマンドデータが有ると、次の日付けの日標準デマンドデータを選択して(ステップS54)、処理をステップS49に戻す。また、年標準デマンドデータの中に未抽出の日標準デマンドデータが無ければ、パソコン14は、余剰電力算出処理を終了する。
次に、この実施の形態による売電量推定システムを利用した売電量推定方法について、需要家Aを例として説明する。需要家Aが高圧で電力の供給を受けることを予定している場合、さらに、太陽光発電装置24を導入して、売電を検討するとき、電力会社の担当者は、パソコン14を操作して余剰電力算出処理を行う。パソコン14は、余剰電力算出処理により、太陽光発電装置24の太陽電池モジュール24の数と、日・日射データ(図10)とから、日毎の出力曲線を得る。また、パソコン14は、需要家Aの業態規模に応じた日毎のデマンド曲線を得る。この後、パソコン14は、各デマンド曲線と、日毎の出力曲線とから余剰電力つまり売電量を算出し、日毎の売電量から月毎の売電量を算出し、さらに、月毎の売電量から昨年の売電量を算出する。
この後、パソコン14は、売電量によって得られる利益と、売電用設備25を設置するための費用とを表す費用対効果情報を作成し、作成した費用対効果情報を表示し、また、必要に応じて印刷する。
こうして、この実施の形態により、過去に高圧の買電の実績が無くても、つまり、推定対象の需要家Aのデマンドデータが無くても、同じ業態のデマンドデータを基にして売電量を推定することができる。これにより、太陽光発電装置24と売電用設備25を設置した際の費用対効果を需要家Aが具体例で検討することを可能にする。
(実施の形態3)
この実施の形態では、昨年の年デマンドデータに比べて当年のデマンドデータが変わると予想される場合、当年の予想されるデマンドデータを用いて補正係数を算出する。この後、パソコン14は、余剰電力算出処理のステップS3やステップS43で、データベースサーバ12から読み出した年デマンドデータの各日デマンドデータを、算出した補正係数を用いて修正する。
一方、昨年の年・日射データに比べて当年の年・日射データが変わると予想される場合、当年の予想される日射データを用いて、例えば月毎の補正係数を算出する。この後、パソコン14は、出力曲線作成処理のステップS25やステップS65で、データベースサーバ12から読み出した年・日射データの各日・日射データを、補正係数を用いて修正する。
なお、ステップS3やステップS43で年デマンドデータを修正しない場合、また、ステップS25やステップS65で年・日射データを修正しない場合には、余剰電力算出処理のステップS9やステップS68で保存した日毎の売電量から月毎の売電量を算出する際に、さらに、月毎の売電量から昨年の売電量を算出する際に、売電量の値を修正するようにしてもよい。
こうして、この実施の形態により、当年度の買電量や日射量の変動を、推定した売電量に含めることができ、信頼性の高い売電量の推定を可能にする。
(実施の形態4)
この実施の形態では、売電量の推定に必要とするデータを次のようにしている。
なお、この実施の形態では、先の実施の形態と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。先に述べた各実施の形態では、パソコン14がデータベースサーバ12から顧客データ(図4)やデマンドデータ(図5)などを参照した。これに対して、この実施の形態では、パソコン14が必要とする顧客データ(図4)やデマンドデータ(図5)などをデータベースサーバ12からあらかじめ読み出して記憶装置(図示を省略)に記憶し、以後は、パソコン14は記憶装置に記憶している顧客データ(図4)やデマンドデータ(図5)などを用いて、余剰電力算出処理や出力曲線作成処理を行う。パソコン14がデータベースサーバ12からデータを読み出すためのプログラムは、余剰電力算出処理や出力曲線作成処理のプログラムと共にあらかじめ記憶装置(図示を省略)に保存されている。
この実施の形態によれば、パソコン14が記憶装置に記憶している顧客データ(図4)やデマンドデータ(図5)などを用いて余剰電力算出処理や出力曲線作成処理を行うので、電力会社の担当者は、任意の場所でパソコン14を用いて売電量を推定することができる。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、買電用電力量計21Bが自動でデマンドデータを電力会社に送信したが、データを送信する機能が電力量計にないときには、電力量計に記録したデマンドデータを、担当者が現地で収集するようにしてもよい。また、各実施の形態では、太陽光発電装置24を例としたが、廃棄物の焼却熱を利用した発電や風力発電など、各種の発電装置にこの発明が適用可能である。
この発明の実施の形態1による売電量推定システムを示す構成図である。 需要家側設備を示す構成図である。 需要家側設備を示す構成図である。 顧客データの一例を示す図である。 デマンドデータの一例を示す図である。 年デマンドデータの一例を示す図である。 日デマンドデータの一例を示す図である。 日射データの一例を示す図である。 年・日射データの一例を示す図である。 日・日射データの一例を示す図である。 余剰電力算出処理を示すフローチャートである。 出力曲線作成処理を示すフローチャートである。 余剰電力を説明する図である。 出力曲線の作成を説明する図である。 余剰電力の算出を説明する図である。 実施の形態2で用いる標準デマンドデータの一例を示す図である。 実施の形態2で用いる年標準デマンドデータの一例を示す図である。 実施の形態2で用いる日標準デマンドデータの一例を示す図である。 実施の形態2による余剰電力算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態2による出力曲線作成処理を示すフローチャートである。 日標準デマンドデータの修正を説明する図である。
符号の説明
12 データベースサーバ(記憶手段)
13 データベース(記憶手段)
14 パソコン(処理手段)
24 太陽光発電装置(発電装置)
25 売電用設備

Claims (6)

  1. 発電装置による売電量を推定する売電量推定システムであって、
    買電量をデマンドデータとして記憶している記憶手段と、
    前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家のデマンドデータを前記記憶手段から読み出し、該デマンドデータと該発電装置の発電量とから売電量を算出する処理手段と、
    を備えることを特徴とする売電量推定システム。
  2. 発電装置による売電量を推定する売電量推定システムであって、
    需要家の業態毎の標準的なデマンドデータを記憶している記憶手段と、
    前記発電装置による発電量を算出し、推定対象の需要家の業態に応じた標準的なデマンドデータを前記記憶手段から読み出し、該デマンドデータと該発電装置の発電量とから売電量を算出する処理手段と、
    を備えることを特徴とする売電量推定システム。
  3. 前記処理手段は、前記推定対象の需要家の業態規模に応じて、前記記憶手段から読み出したデマンドデータを修正することを特徴とする請求項2に記載の売電量推定システム。
  4. 前記処理手段は、前記推定対象の需要家による買電量が変わると予想される場合には、予想される買電量を基にして、前記記憶手段から読み出したデマンドデータを修正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の売電量推定システム。
  5. 発電装置による売電量を推定する売電量推定方法であって、
    買電量をデマンドデータとして記憶し、
    前記発電装置による発電量を算出し、
    推定対象の需要家のデマンドデータを読み出し、
    読み出したデマンドデータと前記発電装置の発電量とから売電量を算出する、
    ことを特徴とする売電量推定方法。
  6. 発電装置による売電量を推定する売電量推定方法であって、
    需要家の業態毎の標準的なデマンドデータを記憶し、
    前記発電装置による発電量を算出し、
    推定対象の需要家の業態に応じた標準的なデマンドデータを読み出し、
    読み出したデマンドデータと前記発電装置の発電量とから売電量を算出する、
    ことを特徴とする売電量推定方法。
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