JP2009059750A - 基板洗浄装置、及び基板洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板洗浄工程を中断することなく、スクラブブラシを毎回クリーニングすることを可能にする。
【解決手段】回転台312に取付けた被洗浄基板110にスクラブブラシ320aを接触させ、このスクラブブラシ320aを被洗浄基板110の中心から外縁方向へ揺動させることで被洗浄基板110の表面を洗浄するに際し、回転台312の外周にスクラブブラシ320aをクリーニングするクリーニングディスク341を配設し、スクラブブラシ320aをクリーニングディスク341まで揺動させてクリーニングする。
【選択図】図4

Description

本発明は、被洗浄基板の表面を洗浄ブラシで洗浄することで、被洗浄基板の表面に付着されている異物を除去する基板洗浄装置、及び基板洗浄方法に関する。
一般に、電気光学装置の代表である液晶装置や半導体装置を構成する基板は、多数枚取り可能な大型基板にて一括して製造される。大型基板の製造過程では、成膜処理、パターニング処理が多用されており、その各処理工程では高密度、高精細な成膜やパターニングが行われるため、各処理工程間において大型基板を充分に洗浄し、付着されている異物(塵埃、破片、汚染物等のパーティクル)を除去する必要がある。
基板洗浄装置としては大型基板を1枚ずつ洗浄する枚葉方式が知られている。この枚葉方式の基板洗浄装置は、大型基板を回転させるスピンテーブルと、回転する大型基板の表面をスクラブするスクラブブラシと、回転する大型基板に洗浄液を供給するノズルとを備えている。
このような基板洗浄装置は、スクラブブラシを、回転する大型基板に押し当てながら、回転中心から外周方向へ揺動させ、その際、大型基板とスクラブブラシとの間に洗浄水を供給することで、大型基板に付着している異物をこすり取るようにして除去する。
スクラブブラシを繰り返し使用すると、このスクラブブラシに大型基板からこすり取られた異物の一部(特に、粘着物)が付着して残留ないし蓄積される。そのため、このような基板洗浄装置にはブラシクリーニング装置が併設されている。
例えば特許文献1(特開2003−273058号公報)には、ブラシクリーニング用の大型基板を備え、このブラシクリーニング用大型基板を回転台にセットし、スクラブブラシを押し当てて、スクラブブラシに付着した異物を除去する技術が開示されている。
又、特許文献2(特開2001-7069号公報)には、スクラブブラシをクリーニングするに際しては、このスクラブブラシをスクラブ洗浄ノズルの方向へ移動させて、ノズルから噴出する洗浄液によりスクラブブラシをセルフクリーニングする技術が開示されている。
特開2003−273058号公報 特開2001-7069号公報
しかし、上述した各特許文献に開示されている技術では、その何れもがスクラブブラシをクリーニングするための工程を、基板洗浄工程とは別に設けているため、スクラブブラシをクリーニングしている間は、基板洗浄が中断されるため、生産効率が悪いという問題がある。
更に、スクラブブラシのクリーニングは、基板を1回洗浄する毎に行うことが理想であるが、スクラブブラシのクリーニングのために毎回基板洗浄工程を中断することは現実的ではなく、実際には、数回或いは数十回の基板洗浄に1回の割合でクリーニングが行われる。その結果、異物が付着したスクラブブラシで基板を洗浄してしまう可能性があり、前回の基板洗浄時に除去した異物が、今回の基板洗浄時に当該基板に付着させてしまう可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑み、基板洗浄工程を中断することなく、洗浄ブラシを毎回クリーニングすることが可能で、生産効率が良く、しかも、基板洗浄時における洗浄ブラシから当該基板への異物の再付着を確実に防止するこのとできる基板洗浄装置、及び基板洗浄方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1発明は、回転台に取付けた被洗浄基板に洗浄ブラシを接触させ、該洗浄ブラシを該被洗浄基板の中央から外縁方向へ、或いは該被洗浄基板の外縁から中央方向へ移動させることで該被洗浄基板の表面を洗浄する基板洗浄装置において、前記回転台の外周に前記洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、前記洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させることを特徴とする。
このような構成では、回転台の外周に洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、この洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させるようにして、洗浄ブラシをクリーニングするようにしたので、基板洗浄工程を中断することなく、洗浄ブラシを毎回クリーニングすることが可能となり生産効率が良い。しかも、洗浄時の洗浄ブラシは毎回クリーンな状態となるため洗浄ブラシから被洗浄基板への異物の再付着を確実に防止することができる。
第2発明は、第1発明において、前記クリーニング部材が前記回転台と一体回転することを特徴とする。
このような構成では、クリーニング部材が回転台と一体回転するので、このクリーニング部材に洗浄ブラシを押し当てるだけで、洗浄ブラシに付着した異物を効率よく除去することができる。
第3発明は、第1発明において、前記クリーニング部材が少なくとも前記洗浄ブラシの径と同じであり、該クリーニング部材が前記回転台の外周であって、前記洗浄ブラシの移動方向に配設されていることを特徴とする。
このような構成では、クリーニング部材を少なくとも洗浄ブラシの径と同じとし、このクリーニング部材を回転台の外周であって洗浄ブラシの移動方向に配設したので、最小の面積で洗浄ブラシを効率よくクリーニングすることができる。
第4発明は、第1〜第3発明において、前記クリーニング部材が昇降部に連設されており、該昇降部が前記洗浄ブラシと前記被洗浄基板との接触位置を検出して、該クリーニング部材を該被洗浄基板と略同一高さに調整することを特徴とする。
このような構成では、クリーニング部材の高さが昇降部にて被洗浄基板と略同一高さに調整されるので、洗浄ブラシを常に良好にクリーニングすることができる。
第5発明は、回転台に取付けた被洗浄基板に洗浄ブラシを接触させ、該洗浄ブラシを該被洗浄基板の中央から外縁方向へ、或いは該被洗浄基板の外縁から中央方向へ移動させることで該被洗浄基板の表面を洗浄する基板洗浄方法において、前記回転台の外周に前記洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、前記洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させてクリーニングすることを特徴とする。
このような構成では、回転台の外周に洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、この洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させるようにして、洗浄ブラシをクリーニングするようにしたので、基板洗浄工程を中断することなく、洗浄ブラシを毎回クリーニングすることが可能となり生産効率が良い。しかも、洗浄時の洗浄ブラシは毎回クリーンな状態となるため洗浄ブラシから被洗浄基板への異物の再付着を確実に防止することができる。
第6発明は、第5発明において、前記クリーニング部材が前記回転台と一体回転することを特徴とする。
このような構成では、クリーニング部材が回転台と一体回転するので、このクリーニング部材に洗浄ブラシを押し当てるだけで、洗浄ブラシに付着した異物を効率よく除去することができる。
第7発明は、第5或いは第6発明において、前記洗浄ブラシが前記被洗浄基板に接触すると、該洗浄ブラシと該被洗浄基板と接触位置を検出して、該接触位置に前記クリーニング部材の高さを一致させることを特徴とする。
このような構成では、クリーニング部材の高さが被洗浄基板と略同一高さに調整されるので、洗浄ブラシを常に良好にクリーニングすることができる。
第8発明は、第5〜第7発明において、前記洗浄ブラシは前記被洗浄基板の中央から外縁方向へ移動して該被洗浄基板を洗浄した後、前記クリーニング部材へ移動してクリーニングされることを特徴とする。
このような構成では、洗浄ブラシは、被洗浄基板を中央から外縁方向へ洗浄した後、クリーニング部材でクリーニングされるため、常にクリーンな状態を維持することができる。又、基板洗浄工程中においてクリーニングされるので作業性が良い。
第9発明は、第5〜第8発明において、前記洗浄ブラシは前記被洗浄基板を1回洗浄する毎に前記クリーニング部材へ移動されてクリーニングされることを特徴とする。
このような構成では、洗浄ブラシは、被洗浄基板を1回洗浄する毎に、クリーニング部材でクリーニングされるため、常にクリーンな状態を維持することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1〜図7に本発明の第1実施形態を示す。図1は液晶表示装置の概略断面図、図2は液晶表示装置の組み立て工程を示す工程図である。
先ず、図1を参照して液晶表示装置の全体構成について簡単に説明する。尚、図1には駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置が示されている。
図1の符号1は、電気光学装置の代表である液晶表示装置であり、表示パネルとしての液晶パネル120と、この液晶パネル120の両外表面に貼り合わされている、防塵機能を有する透明なガラス基板(以下「防塵ガラス基板」と称する)30,31とを備えている。
液晶パネル120は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)基板10と、これに対向配置される対向基板20とが、枠状のシール材52を介して貼り合わされて液晶パネル120が形成されており、このシール材52によって形成された両基板10,20の対向面間の空隙に、電気光学物質としての液晶50が封入されている。
TFT基板10上には画素を構成する画素電極(ITO)9a等がマトリクス状に配置され、又、対向基板20上には全面に対向電極(ITO)21が設けられている。更に、TFT基板10の画素電極9a上、及び対向基板20上の全面に渡って、ラビング処理が施された配向膜16,22が各々形成されている。尚、各配向膜16,22は、ポリイミド膜等の透明な有機膜で構成されている。又、TFT基板10のシール材52が形成された領域の外側の一辺に、データ線駆動回路101、及び外部接続端子102が形成されている。尚、図示しないが、この一辺に隣接する2辺に沿って走査線駆動回路が設けられ、更に、残る一辺に、走査線駆動回路間をつなぐ配線パターンが形成されている。
又、防塵ガラス基板30,31は、塵埃等が液晶パネル120の表面に付着することを防止すると共に、塵埃等が液晶表示面から離間させてデフォーカスすることで、塵埃等の像を目立たなくさせる機能を有する。このような機能を実現するために、防塵ガラス基板30,31は、板厚が1〜3mm程度と比較的厚く形成されており、その材質は、TFT基板30や対向基板20と同一のものが使用されている。又、防塵ガラス基板30,31は、液晶パネル120の表面に対し、TFT基板30や対向基板20(及び防塵ガラス基板30,31)と同じ屈折率に調整されたシリコン系接着剤やアクリル系接着剤等からなる熱硬化型或いは光硬化型等の透明接着剤を用いて、TFT基板30と対向基板20の外表面に対し気泡を除去した状態で接着されている。
図2に液晶表示装置の組み立て工程を示す。又、図3に各工程において貼り合わされる基板の分解斜視図を示す。尚、この作業はクリーンルーム内で行われる。
工程(a):前工程において大型基板110,200に、TFT基板10と対向基板20とが多数枚ずつ、それぞれ一括して製造される。そして、大型基板200に形成されている対向基板20のみをチッブ状に切り出す。
工程(b):大型基板200から切り出された対向基板20は、大型基板110のTFT基板10が形成されている領域に各々貼り合わされる。尚、大型基板110と対向基板20との間には液晶が滴下注入法(ODF)により充填されている。そして、動作状態等の検査を行う。
工程(c):次いで、各対向基板20の外表面に対向基板20とほぼ同一形状の防塵ガラス基板31を貼り合わせる。
工程(d):その後、大型基板110の、対向基板20が貼り合わされている面と反対側の面である外表面に、大型基板110とほぼ同一かやや小さい形状の大型防塵ガラス基板300を貼付する。
工程(e):大型基板110の対向基板20が張り合わされている側の面の、対向基板20間にスクライブラインを形成し、このスクライブラインに沿って大型基板110を分割し、チップ状の液晶装置100を切り出す。このとき大型防塵ガラス基板300も、チップ状の防塵ガラス基板30に切り出されて、液晶表示装置1が完成する。
尚、工程(c)と工程(d)とを入れ換え、対向基板20に対して防塵ガラス基板31を貼付する前に、大型基板110に大型防塵ガラス基板300を貼り合わせるようにしても良い。
前工程におけるライン投入時、及び上述した各工程間において、基板洗浄が行われる。図4、図5に示すように、本実施形態で採用する基板洗浄装置310は、枚葉スピン式であり、図示しいな処理チャンバ内に配設されている。尚、以下においては、大型基板110を洗浄対象となる基板としているため、この大型基板110を被洗浄基板110と読み換えて説明する。但し、洗浄対象となる基板は、上述した図2の(a)〜(d)で形成されるものの全てに適用できることは云うまでもない。又、基板はガラス基板以外に、シリコン基板、SOI(silicon on insulator)基板であっても良い。
図5に示すように、この基板洗浄装置310の回転軸311の上端に回転台312の中心が固設されており、この回転台312の周囲に、被洗浄基板110を保持する複数のチャック爪313が等間隔に設けられている。尚、回転軸311は図示しない駆動モータに連設されている。
又、この回転台312の外周に、ディスク保持台312aが同心円状に一体形成され、このディスク保持台312aに昇降部315を介して、クリーニング部材としてのリング状のクリーニングディスク316が載置固定されている。クリーニングディスク316は、PCV(塩化ビニル)等の樹脂製であり、表面にヤスリ目状の凹凸、或いは格子溝が形成されている。又、昇降部315は、クリーニングディスク316と被洗浄基板110との高さを同一にするための高さ調整機構であり、例えばリンク機構を有し、このリンク機構をソレノイドなどの駆動機構にて駆動させることで昇降動作させる。尚、このソレノイドは、後述する制御装置に入力されている基板データに基づいて動作される。
又、回転台312の上方に、揺動アーム321がほぼ水平に配設されている。更に、この揺動アーム321の基端に昇降アーム322が連設されている。尚、昇降アーム322は、ボールねじ等を用いた周知の昇降機構が採用されている。揺動アーム321は被洗浄基板110の回転中心とクリーニングディスク316との間を揺動するものであり、昇降アーム322は、この揺動アーム321を平行に昇降させる。
この揺動アーム321の下端にブラシ軸320が図示しないモータに連設されて回転自在に垂設されている。更に、このブラシ軸320の下端に、洗浄ブラシとしてのスクラブブラシ320aが固設されている。このスクラブブラシ320aは、被洗浄基板110の表面に接触して、この被洗浄基板110に付着されている異物(パーティクル)をこすり取るようにして除去するものである。尚、符号323はスクラブブラシ320aと一体に移動して、このスクラブブラシ320aに洗浄液(リンス液)を供給するノズル、234は回転台312の回転中心の上方に臨まされ、被洗浄基板110の回転中心に洗浄液(リンス液)を供給するノズルである。
次に、このような構成による基板洗浄装置310の動作について説明する。尚、この基板洗浄装置310の制御動作は、図示しない制御装置によって行われる。
先ず、回転台312の外周に形成されているディスク保持台312aにクリーニングディスク316を載置固定する。次いで、回転台312から上方へ延出されているチャック爪313に被洗浄基板110を掛止して、固定する。
その後、駆動モータ(図示せず)を駆動させて回転台312を回転させると共に、両ノズル323,324から洗浄液(リンス液)を吐出する。次いで、揺動アーム321を揺動させて、この揺動アーム321の先端に、ブラシ軸320を介して垂設されているスクラブブラシ320aを被洗浄基板110の回転中に臨ませると共に、この揺動アーム321の基端を支持する昇降アーム322を降下させて、スクラブブラシ320aを被洗浄基板110の回転中心に押し当てて接触させる(図6の状態)。
このときの接触位置が、制御装置(図示せず)に読込まれ、クリーニングディスク316の底面に介装されている昇降部315に高さ情報として出力され、このクリーニングディスク316の高さが、スクラブブラシ320aと被洗浄基板110の接触面との位置に自動調整される。その後、揺動アーム321を低速で揺動させて、スクラブブラシ320aを、被洗浄基板110の中心から回転台312の外周方向(図5の矢印S1方向)へ移動させ、被洗浄基板110の表面に付着されている異物をスクラブ洗浄する。
そして、このスクラブブラシ320aが被洗浄基板110の周縁部に達した後も、更に揺動させ、スクラブブラシ320aを被洗浄基板110の外周に配設されているクリーニングディスク316へ移動させ、このクリーニングディスク316でスクラブブラシ320aに付着した異物を除去するセルフクリーニングを行う(図7参照)。その際、このクリーニングディスク316の高さが、スクラブブラシ320aに接触する位置に自動調整されているため、スクラブブラシ320aに付着した異物を確実に除去することができる。
そして、クリーニングディスク316でスクラブブラシ320aに付着した異物が所定に除去された後、昇降アーム(図示せず)を上昇させ(図5の矢印S2方向)、スクラブブラシ320aをクリーニングディスク316から離間させ、揺動アーム321を、被洗浄基板110の回転中心方向(図5の矢印S3方向)へ水平移動させる。その後、昇降アーム(図示せず)を下降させてスクラブブラシ320aを再び、被洗浄基板110の表面に接触させ、上述した洗浄作業を数回〜数十回繰り返して、洗浄作業を終了する。
このように、本実施形態によれば、スクラブブラシ320aは、被洗浄基板110の表面を1回スキャンする毎に、その外周に配設されているクリーニングディスク316でセルフクリーニングされるので、常に異物の除去されたクリーンなスクラブブラシ320aによって被洗浄基板110が洗浄されるため、被洗浄基板110にスクラブブラシ320aに付着されている異物が再付着されることがなく、良好な基板洗浄を行うことができる。
又、クリーニングディスク316を回転台312の外周に固設したので、洗浄工程中にセルフクリーニングが完了するため、洗浄工程を中止する必要が無くなり、生産効率が向上する。更に、クリーニングディスク316の高さが、昇降部315によりスクラブブラシ320aに接触する位置に自動調整されるので、スクラブブラシ320aに付着した異物を常に確実に除去することができる。
[第2実施形態]
図8、図9に本発明の第2実施形態を示す。図8は基板洗浄装置の斜視図、図9は図5相当の断面図である。尚、図示しない揺動アーム、昇降アームは、第1実施形態と同様の動作をする。
上述した第1実施形態では、クリーニングディスク316を、被洗浄基板110の外周にリング状に配設して回転台312と一体回転させるようにしたが、本実施形態では、スクラブブラシ320aの径と同じか、それよりもやや大きい形状のクリーニングディスク341を回転台312の外周であって、クリーニングディスク341の揺動方向に配設されている支持台340上に固設したものである。
上述したように、スクラブブラシ320aは揺動アーム321(図4参照)の揺動動作により常に一定方向に移動しているだけであるため、この揺動方向の外周にクリーニングディスク341を配設するだけで、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。又、クリーニングディスク341が最小面積で良いため経済的である。尚、クリーニングディスク341をクリーニングディスク341とは逆方向へ回転させるようにすれば、セルフクリーニングをより効果的に行うことができる。
尚、本発明は上述した各実施形態に限るものではなく、例えば、スクラブブラシ320aは、大型基板110の中央から外縁方向へ直線的に移動することで、この大型基板110を洗浄するようにしても良い。又、スクラブブラシ320aは、大型基板110の外縁から中央方向へ移動することで、大型基板110を洗浄するようにしても良く、或いは、大型基板110の外縁から中央を通過して反対側の外縁方向へ移動することで洗浄するようにしても良い。
本発明による基板洗浄装置によって洗浄できる基板は液晶装置に使用される基板に限らず、半導体基板等何れの基板であっても良い。
第1実施形態による液晶表示装置の概略断面図 同、液晶表示装置の組み立て工程を示す工程図 同、図2の各工程において貼り合わされる基板の分解斜視図 同、基板洗浄装置の平面図 同、基板洗浄装置の断面側面図 同、基板洗浄装置の基板洗浄時の要部斜視図 同、スクラブブラシをセルフクリーニングしている状態の要部斜視図 第2実施形態による基板洗浄装置の要部斜視図 同、基板洗浄装置の断面側面図
符号の説明
110…大型基板(被洗浄基板)、310…基板洗浄装置、312…回転台、312a…ディスク保持台、315…昇降部、316,341…クリーニングディスク、320a…スクラブブラシ、321…揺動アーム、322…昇降アーム、340…支持台

Claims (9)

  1. 回転台に取付けた被洗浄基板に洗浄ブラシを接触させ、該洗浄ブラシを該被洗浄基板の中央から外縁方向へ、或いは該被洗浄基板の外縁から中央方向へ移動させることで該被洗浄基板の表面を洗浄する基板洗浄装置において、
    前記回転台の外周に前記洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、前記洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させる
    ことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 前記クリーニング部材が前記回転台と一体回転する
    ことを特徴とする請求項1記載の基板洗浄装置。
  3. 前記クリーニング部材が少なくとも前記洗浄ブラシの径と同じであり、該クリーニング部材が前記回転台の外周であって、前記洗浄ブラシの移動方向に配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の基板洗浄装置。
  4. 前記クリーニング部材が昇降部に連設されており、該昇降部が前記洗浄ブラシと前記被洗浄基板との接触位置を検出して、該クリーニング部材を該被洗浄基板と略同一高さに調整する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の基板洗浄装置。
  5. 回転台に取付けた被洗浄基板に洗浄ブラシを接触させ、該洗浄ブラシを該被洗浄基板の中央から外縁方向へ、或いは該洗浄基板の外縁から中央方向へ移動させることで該被洗浄基板の表面を洗浄する基板洗浄方法において、
    前記回転台の外周に前記洗浄ブラシをクリーニングするクリーニング部材を配設し、前記洗浄ブラシをクリーニング部材まで移動させてクリーニングする
    ことを特徴とする基板洗浄方法。
  6. 前記クリーニング部材が前記回転台と一体回転する
    ことを特徴とする請求項5記載の基板洗浄方法。
  7. 前記洗浄ブラシが前記被洗浄基板に接触すると、該洗浄ブラシと該被洗浄基板と接触位置を検出して、該接触位置に前記クリーニング部材の高さを一致させる
    ことを特徴とする請求項5或いは6に記載の基板洗浄方法。
  8. 前記洗浄ブラシは前記被洗浄基板の中央から外縁方向へ移動して該被洗浄基板を洗浄した後、前記クリーニング部材へ移動してクリーニングされる
    ことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の基板洗浄方法。
  9. 前記洗浄ブラシは前記被洗浄基板を1回洗浄する毎に前記クリーニング部材へ移動されてクリーニングされる
    ことを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の基板洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019042923A (ja) * 2018-11-28 2019-03-22 株式会社荏原製作所 研磨装置、及び、処理方法

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