JP2009053048A - トルク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリング軸に加わる操舵トルクを高精度に検出可能であり、低コスト化、小型化、高信頼化されたトルク検出装置を提供する。
【解決手段】車両の操舵部材としてのステアリングホイール30の操作を舵取機構に伝えるステアリング軸3に加わる操舵トルクに関する物理量をセンサ50で検出する。センサ50と、センサ50に対して有線で給電し、センサ50の出力を得るICタグ51とがステアリング軸3に取り付けられている。ICタグ51に対しては、ステアリング軸3の全周に張り巡らされている外部アンテナ52を介して、コラムハウジング31に配されている給電受信部70が非接触で給電を行ない、センサ50の出力を示す信号を無線で受信する。受信された信号に基づいて、操舵トルクが算出される。以上のような構成であるため、センサ50と操舵トルクを算出する算出手段とを接続するケーブル、スリップリング等が不要である。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の操舵部材に操舵のために加えられる操舵トルクを検出するトルク検出装置に関する。
近年の車両には、操舵に要する運転者の労力負担を軽減することを目的として、電動モータを操舵補助用のアクチュエータとして備える電動パワーステアリング装置が広く装備されている。この電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイール等の操舵部材に加えられる操舵トルクを、操舵部材と舵取機構とを連結するステアリング軸の中途に配したトルク検出装置により検出し、検出された操舵トルクの方向及び大きさに基づいて操舵補助用のモータを駆動制御し、このモータの発生力を舵取機構に加える構成となっている。
このような電動パワーステアリング装置においては、一般に、電磁結合式のトルク検出装置が用いられている(特許文献1,2参照)。この場合、検出対象となるステアリング軸は操舵部材の側の第1軸と舵取機構の側の第2軸とに分割され、これらが細径のトーションバーにより相対角変位を可能に同軸上に連結される。
電磁結合式のトルク検出装置は、第1,第2軸の夫々に嵌合され、かつ、それらの端面に互いに対向する複数の歯が並設されている第1及び第2の磁性環と、夫々の磁性環の外周に離隔配置された励磁コイルとにより磁気回路を構成し、前記励磁コイルのインピーダンスの変化に基づいてステアリング軸に加わった操舵トルクを検出するように構成されている。
ここで、ステアリング軸はコラムハウジングの内部で回転自在に支持され、励磁コイルはコラムハウジングに固定されており、励磁コイルに対して、例えばECUと励磁コイルに給電する電源とが、信号線及び電力線を有するケーブルで接続されている。ECUは、励磁コイルのインピーダンスの変化に基づいて操舵トルクを算出する。
電磁結合式のトルク検出装置以外のトルク検出装置としては、コードリール式のトルク検出装置が知られている。コードリール式のトルク検出装置においては、ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量(ステアリング軸の歪み、捩れ等)を検出するセンサがステアリング軸に取り付けられ、このセンサに対して、ECUとセンサに給電する電源とが、信号線及び電力線を有するケーブルで接続されている。ECUは、センサが検出した物理量に基づいて操舵トルクを算出する。コードリール式のトルク検出装置は、ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量を、ステアリング軸に取り付けられているセンサによって直接的に検出するため、信頼性が高い。
特開平11−248561号公報 特開2003−11833号公報
しかしながら、コードリール式のトルク検出装置は、回転するステアリング軸上にセンサが取り付けてあるため、センサに接続されているケーブルを、ステアリング軸の回転を阻害しないようステアリング軸を囲繞して配置し、更に、ステアリング軸の回転に応じてステアリング軸に対する巻き数を増減すべくケーブルの長さに余裕を持たせる必要もあって、小型化、低コスト化が困難である。
また、ケーブルの代わりにスリップリングを用いたものもあるが、スリップリングの摩耗、接触不良等により信頼性が低下し易い。
一方、電磁結合式のトルク検出装置は、回転するステアリング軸上に取り付けられている物品にケーブルを接続する必要はないが、ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量を検出するために、回転側であるステアリング軸を囲繞して磁性環を取り付け、固定側であるコラムハウジングに励磁コイルを、磁性環を囲繞しつつ該磁性環から離隔して取り付ける必要があるため、構成が複雑であり、小型化が困難である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステアリング軸に加わる操舵トルクを高精度に検出可能であり、しかも低コスト化、小型化、高信頼化されたトルク検出装置を提供することにある。
第1発明に係るトルク検出装置は、操舵部材の操作を舵取機構に伝えるステアリング軸に取り付けられて、該ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量を検出するセンサを備え、前記ステアリング軸の中途に配してあり、操舵のために前記操舵部材に加えられる操舵トルクを検出するトルク検出装置において、前記ステアリング軸に取り付けられて、前記センサに接続され、前記センサに給電し、前記センサの検出結果を示す信号を無線で送信するICタグと、前記ICタグに非接触で給電する給電部と、前記ICタグが送信した信号を受信する受信部と、該受信部が受信した信号が示す前記物理量の値に基づいて操舵トルクを算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係るトルク検出装置は、前記ICタグを複数備え、少なくとも2個の前記ICタグは、前記ステアリング軸の径方向に対向する位置に配置されていることを特徴とする。
第3発明に係るトルク検出装置は、前記ICタグは、互いに異なる周波数で信号を送信するようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係るトルク検出装置は、前記ICタグに接続されており、前記ステアリング軸の全周に配されているアンテナを更に備えることを特徴とする。
第5発明に係るトルク検出装置は、前記ICタグに複数接続されており、前記ステアリング軸の径方向に対向する位置に夫々配されているアンテナを更に備えることを特徴とする。
第1発明のトルク検出装置による場合、ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量を検出するセンサをステアリング軸に取り付けるため、磁性環及び励磁コイルを用いる必要がない。また、このセンサに対して有線で給電及び通信を行なうICタグをステアリング軸に取り付け、このICタグに対して非接触で給電を行ない、また無線で通信を行なうため、センサと給電部、算出手段等との間をケーブル、スリップリング等で接続する必要がない。以上の結果、従来のトルク検出装置よりも、信頼性、小型化、コストパフォーマンスの3点で優れた効果を奏する。
第2発明のトルク検出装置による場合、少なくとも2個のICタグがステアリング軸の径方向に対向する位置に配置されているため、例えばICタグに外部アンテナを接続するような複雑な構成にすることなく、ICタグの内部アンテナを用いて、給電部によるICタグへの非接触給電及び受信部とICタグとの無線通信が、ICタグの回転位置の如何にかかわらず可能となる。
第3発明のトルク検出装置による場合、互いに異なる周波数で信号を送信する複数のICタグを備えるため、各ICタグの回転位置によって複数のICタグからの信号が同時に受信されるような場合に電波の干渉が生じず、受信部が正確な信号を受信することができる。
第4発明のトルク検出装置による場合、ICタグに接続されるアンテナがステアリング軸の全周に配されているため、給電部によるICタグへの非接触給電及び受信部とICタグとの無線通信が、ICタグの回転位置の如何にかかわらず確実に可能となる。
第5発明のトルク検出装置による場合、ICタグに接続されるアンテナがステアリング軸の径方向に対向する位置に配置されているため、給電部によるICタグへの非接触給電及び受信部とICタグとの無線通信が、ICタグの回転位置の如何にかかわらず可能となり、しかも、ステアリング軸の全周にアンテナを配することなくコンパクトな構成にすることができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置の全体構成を示す模式図である。
図中7は電動パワーステアリング装置であり、電動パワーステアリング装置7は、車両の左右方向に延設されたラックハウジング10の内部に軸長方向への移動自在に支持されたラック軸1と、ラックハウジング10の中途に交叉するピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されたピニオン軸2とを有するラックピニオン式の舵取機構9を備えている。
ラック軸1の両端は、ラックハウジング10の両側から外部に突出され、操舵用の車輪としての左右の前輪12,12に各別のタイロッド11,11を介して連結してある。ピニオン軸2の一端は、ピニオンハウジング20の上部から外側に突出され、上位置に対向するステアリング軸3の下端に連結されている。ピニオンハウジング20の内部に延びるピニオン軸2の下半部には、図示しないピニオンが形成されており、該ピニオンは、ラックハウジング10との交叉部においてラック軸1に適長に亘って形成されたラックに噛合させてある。
ステアリング軸3は、筒形をなすコラムハウジング31の内部に回転自在に支持され、コラムハウジング31を介して、図示しない車室の内部に前方を下とした傾斜姿勢を保って支持されている。ステアリング軸3の両端は、コラムハウジング31の上下両側から外部に突出しており、下方への突出端には、前述の如くピニオン軸2が連結され、上方への突出端には、操舵部材としてのステアリングホイール30が固設されている。
以上の構成により、操舵のためにステアリングホイール30が回転操作された場合、この回転がステアリング軸3を介してピニオン軸2に伝達され、該ピニオン軸2が軸周りに回転する。ピニオン軸2が回転した場合、下半部に設けたピニオンの回転がラックとの噛合部において運動変換され、ラック軸1がラックハウジング10内にて軸長方向に移動する。このように生じるラック軸1の移動は、両端のタイロッド11,11を介して左右の前輪12,12に伝わり、これらの前輪12,12が押し引きされて操舵がなされる。
図1に示す電動パワーステアリング装置7は、以上のように実行される操舵を補助する電動のモータ4と、ステアリングホイール30の回転操作によってステアリング軸3に加えられる操舵トルクを検出するトルク検出装置5とを備えている。
操舵補助用のモータ4は、コラムハウジング31の下端部近傍の外側に軸心を略直交させて取り付けてあり、コラムハウジング31の内部に延びる出力軸の回転を、例えば、ウォーム及びウォームホイールを備えるウォームギヤ減速機により減速してステアリング軸3に伝え、該ステアリング軸3に回転力を付与するように伝動構成されている。この構成によりモータ4の回転力は、ステアリング軸3に減速伝動され、該ステアリング軸3の下端に連結されたピニオン軸2を介してラック軸1に伝えられ、該ラック軸1の移動により前述の如くなされる操舵を補助することができる。
トルク検出装置5は、図1中に破線により示すように、操舵補助用のモータ4の取り付け部よりも上位置のコラムハウジング31の内部に設けてある。
図2は、本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図であり、図3は、この配置を模式的に示す横断面図であり、図4は、このICタグの構成を示すブロック図である。
トルク検出装置5は、操舵のためのステアリングホイール30の操作によりステアリング軸3自体に生じる微小な捩れを検出すべく、伸縮可能な抵抗体を用いてなるセンサ50を備える。本実施の形態においては、センサ50に給電し、また、センサ50の出力を後述するアシスト制御部6に与えるために、ケーブル、スリップリング等を用いずに、RFID(Radio Frequency IDentification:無線通信を利用した非接触による自動認識技術)技術を利用した非接触給電及び無線通信を行なう。
センサ50は歪みゲージであり、コラムハウジング31の内部に軸受32,32によって支持されたステアリング軸3の中途の周面に、例えば接着剤を用いて直接的に取り付けられている。
ステアリング軸3のセンサ50近傍には、非金属(例えば合成樹脂)製のリング59が外嵌されており、リング59を介して、ICタグ51及び外部アンテナ52がステアリング軸3に間接的に取り付けられている。
外部アンテナ52はアンテナ線を用いてなり、リング59周面上でステアリング軸3の全周に張り巡らされ、更に、ICタグ51に有線で接続されている。ここで、外部アンテナ52は、後述する給電受信部70のアンテナ70aに対向するようステアリング軸3の軸長方向の所定位置に配される。
ICタグ51は制御部510、受電部511、送信部512及びセンサ回路513を内蔵しており、受電部511及び送信部512は夫々外部アンテナ52に有線で接続されている。
受電部511は制御部510、送信部512及びセンサ回路513に夫々有線で接続されている。また、受電部511は外部アンテナ52が受信した電波によって起電力を生じる共振回路、生じた起電力を整流する整流回路等を有し、直流又は直流を変換してなる交流を制御部510、送信部512及びセンサ回路513夫々に給電する。
ところでセンサ50は、ステアリング軸3に操舵トルクが加えられることによって生じるステアリング軸3の捩れに伴って伸縮し、伸縮量に応じて抵抗値が増減する。例えば図2に示す白抜矢符方向(又は白抜矢符方向の逆方向)に操舵トルクが加えられた場合、センサ50は伸張(又は収縮)し、ステアリング軸3に操舵トルクが加えられていない状態ではセンサ50は伸縮しない。
一方、センサ回路513は、センサ50を含めてブリッジ回路Bが形成されるよう有線で接続された複数の固定抵抗器を備え、センサ回路513と受電部511及び制御部510とは有線で接続されている。
受電部511からセンサ回路513へは、一定値の直流電圧が与えられるよう構成されている。更に詳細には、ステアリング軸3に操舵トルクが加えられていない状態でのブリッジ回路Bの出力電圧値が“0”になるような入力電圧Vinが、ブリッジ回路Bに印加される。
ステアリングホイール30の操作によりステアリング軸3に加わる操舵トルクの大きさ及び方向が変化すると、この変化に一義的に対応してブリッジ回路Bの出力電圧値の大小及び正負が変化する。
ブリッジ回路Bの出力電圧Vout は、センサ回路513から制御部510へ与えられる。制御部510は送信部512と有線で接続されており、センサ回路513から与えられた出力電圧Vout の値を示す検出信号Sを送信部512に与える。送信部512は、所定周波数の電波を発信するよう構成されており、制御部510から与えられた検出信号Sは送信部512が発信する電波に重畳されて、外部アンテナ52を介し、無線で送信される。
以上のようにしてICタグ51はセンサ50に給電し、センサ50の検出結果を示す信号を無線で送信する。
なお、ICタグ51は、リング59を介さずにステアリング軸3に直接的に取り付けられてもよい。また、リング59の代わりに、例えばステアリング軸3の表面に形成された絶縁層を備える構成でもよい。
また、ICタグ51が内部アンテナを備え、外部アンテナ52のみならず内部アンテナも用いて非接触給電及び無線通信を行なってもよい。
給電受信部70はタグリーダ/ライタを用いてなり、ICタグ51に非接触で給電する給電部の機能とICタグ51が送信した検出信号Sを無線で受信する受信部の機能とを兼ね備えるよう構成されている。このために給電受信部70はアンテナ70aを備え、少なくともアンテナ70aがコラムハウジング31内部で外部アンテナ52に対向配置されるようコラムハウジング31に取り付けられている。また、給電受信部70は、有線で接続されている電源80から給電されて作動し、アンテナ70aを介して所定の周波数の電波を送信し、且つICタグ51が送信した電波を受信して、受信した電波に重畳されている検出信号Sを、有線で接続されているアシスト制御部6へ送信する。
即ち、電源80から給電受信部70へ供給された電力は、給電受信部70からICタグ51へ外部アンテナ52を介して非接触で給電され、ICタグ51からセンサ50へ給電される。センサ50の検出結果はセンサ50からICタグ51へ出力され、センサ50の検出結果を示す検出信号SがICタグ51から給電受信部70へ外部アンテナ52を介して無線で送信され、給電受信部70から算出手段であるアシスト制御部6へ与えられる。
アシスト制御部6は、CPU、ROM及びRAMを備え、ROMに記憶された制御プログラムに従うCPUの動作により以下の制御動作を実行するECUとして構成されており、このためにアシスト制御部6は、給電受信部70から与えられた検出信号Sが示す出力電圧値に基づいて、操舵トルクを算出する。
図1に示すように、アシスト制御部6の出力は、前述した操舵補助用のモータ4の駆動回路に与えられており、前記モータ4は、アシスト制御部6から与えられる制御指令に従って駆動されるようになしてある。またアシスト制御部6には、操舵補助用のモータ4に付設されたモータ電流センサ40から、該モータ4の駆動電流の検出値が与えられ、更に、車両の各部に設けた走行状態センサ60から、車速、ヨーレート等、操舵に影響を及ぼす走行状態の検出結果が与えられている。
アシスト制御部6は、給電受信部70の出力である検出信号Sを適宜のサンプリング周期にて取り込み、操舵のためにステアリング軸3に加えられる操舵トルクを算出し、算出した操舵トルク検出値をROMに記憶させてある補助力マップに適用して、操舵補助用のモータ4に発生させるべき操舵補助力を算出し、この操舵補助力を発生すべく操舵補助用のモータ4に動作指令を発し、該モータ4をアシスト駆動する。つまりアシスト制御部6は、トルク検出装置5の算出手段と電動パワーステアリング装置7の制御手段とを兼ねている。
このアシスト駆動は、モータ電流センサ40から与えられる駆動電流の検出値を用いたフィードバック制御により行われ、この駆動によりモータ4が発生する操舵補助力がラック軸1に加えられ、前述の如く操舵を補助することができる。目標補助力の算出に用いる補助力マップは、車速、ヨーレート等、操舵に影響を与える走行状態毎に設定してあり、走行状態センサ60による走行状態の検出結果は、補助力マップの選定に用いられる。これにより、走行状態に応じて適正な操舵補助が実行される。
以上のようなトルク検出装置5は、電磁結合式のトルク検出装置が備えるような磁性環及び励磁コイルを用いる必要がないため、構成が簡易であり、小型化が容易である。また、コードリール式のトルク検出装置が備えるようなケーブルを用いる必要がないため、センサ50に対するケーブルの接続及びステアリング軸3に対するケーブルの巻回が不要であり、小型化、低コスト化が簡単である。更に、スリップリングを用いる必要がないため、スリップリングの摩耗、接触不良等による信頼性の低下が生じない。即ちトルク検出装置5は信頼性が高い。
また、センサ50がステアリング軸3に直接的に取り付けられているため、ステアリング軸3に加わる操舵トルクに関する物理量を直接的に検出することができ、検出結果に基づいて、操舵トルクを高精度に算出することができる。
更に、ステアリング軸3の全周に配されている外部アンテナ52とアンテナ70aとの間で電波がやり取りされるため、ステアリング軸3の回転に伴って回転するICタグ51と、コラムハウジング31に固定されているアンテナ70aとがどのような位置関係にあろうとも、給電受信部70からICタグ51への非接触給電及びICタグ51から給電受信部70への無線通信が確実に行なわれる。
なお、センサ50が検出する物理量は、ステアリング軸3に加わる操舵トルクに関する物理量であれば、捩れに限るものではない。また、センサ50は、ステアリング軸3に生じる捩れの有無及び変化を、自身の静電容量、インダクタンス等の変化として検出する構成でもよい。
更に、ステアリング軸3を第1,第2軸及びトーションバーを用いて構成し、このトーションバーにセンサ50を取り付ける構成でもよい。
更にまた、アシスト制御部6で操舵トルクを算出する構成に限らず、例えば制御部510又は給電受信部70に操舵トルクを算出する算出回路を配して、算出結果をアシスト制御部6へ与える構成としてもよい。
実施の形態 2.
図5は、本発明の実施の形態2に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図であり、図6は、この配置を模式的に示す横断面図であり、図7は、このICタグの構成を示すブロック図である。
図中5はトルク検出装置であり、本実施の形態のトルク検出装置5は、実施の形態1のトルク検出装置5と略同様であり、実施の形態1の電動パワーステアリング装置7と略同様の電動パワーステアリング装置7に備えられている。
以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態のトルク検出装置5は、実施の形態1のICタグ51及び外部アンテナ52の代わりに、ICタグ53及び外部アンテナ54,54を備えている。ICタグ53が内蔵している制御部530、受電部531、送信部532及びセンサ回路533は、実施の形態1のICタグ51が内蔵している制御部510、受電部511、送信部512及びセンサ回路513と略同様であり、センサ回路533は、センサ50を含めてブリッジ回路Bが形成されるよう有線で接続された複数の固定抵抗器を備える。
各外部アンテナ54は、例えばアンテナ線をコイル状に形成してなり、受電部531及び送信部532夫々に有線で接続されている。また、外部アンテナ54,54は、給電受信部70のアンテナ70aに対向可能にステアリング軸3の軸長方向の所定位置に配され、且つ、ステアリング軸3の径方向に対向する位置に夫々配されている。即ち外部アンテナ54,54は、ステアリング軸3の周方向に180°離隔配置されている。
従って、電源80から給電受信部70へ供給された電力は、給電受信部70からICタグ53へ外部アンテナ54,54を介して非接触で給電され、ICタグ53からセンサ50へ給電される。センサ50の検出結果はセンサ50からICタグ53へ出力され、センサ50の検出結果を示す検出信号SがICタグ53から給電受信部70へ外部アンテナ54,54を介して無線で送信され、給電受信部70から算出手段であるアシスト制御部6へ与えられる。
以上のようなトルク検出装置5は、実施の形態1のトルク検出装置5と同様の効果を奏する。また、ステアリング軸3の周方向に180°離隔配置されている外部アンテナ54,54とアンテナ70aとの間で電波がやり取りされるため、ステアリング軸3の回転に伴って回転するICタグ53と、コラムハウジング31に固定されているアンテナ70aとがどのような位置関係にあろうとも、給電受信部70からICタグ53への非接触給電及びICタグ53から給電受信部70への無線通信が行なわれる。しかも、ステアリング軸3の全周にアンテナ線を配する必要がないため、構成がコンパクトである。
実施の形態 3.
図8は、本発明の実施の形態3に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図であり、図9は、この配置を模式的に示す横断面図であり、図10は、このICタグの構成を示すブロック図である。
図中5はトルク検出装置であり、本実施の形態のトルク検出装置5は、実施の形態1のトルク検出装置5と略同様であり、実施の形態1の電動パワーステアリング装置7と略同様の電動パワーステアリング装置7に備えられている。
以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態のトルク検出装置5は、実施の形態1のICタグ51及び外部アンテナ52の代わりに、ICタグ55,56を備えている。ICタグ55が内蔵している制御部550、受電部551、送信部552及びセンサ回路553は、実施の形態1のICタグ51が内蔵している制御部510、受電部511、送信部512及びセンサ回路513と略同様であり、センサ回路553は、センサ50を含めてブリッジ回路Bが形成されるよう有線で接続された複数の固定抵抗器を備える。更にICタグ55は内部アンテナ554を備え、内部アンテナ554は、受電部551及び送信部552夫々に有線で接続されている。また、ICタグ55は、内部アンテナ554が給電受信部70のアンテナ70aに対向可能にステアリング軸3の軸長方向の所定位置に配されている。
ICタグ56の構成はICタグ55と略同様であるが、ICタグ55の送信部552が発信する電波の周波数と、ICタグ56の図示しない送信部が発信する電波の周波数とは互いに異なるようにしてある。
ICタグ55,56は、ステアリング軸3の径方向に対向する位置に夫々配されている。即ちICタグ55,56は、ステアリング軸3の周方向に180°離隔配置されている。
従って、電源80から給電受信部70へ供給された電力は、給電受信部70からICタグ55,56へ非接触で給電され、ICタグ55,56からセンサ50へ給電される。センサ50の検出結果はセンサ50からICタグ55,56へ出力され、センサ50の検出結果を示す検出信号SがICタグ55,56から給電受信部70へ無線で送信され、給電受信部70から算出手段であるアシスト制御部6へ与えられる。
以上のようなトルク検出装置5は、実施の形態1のトルク検出装置5と同様の効果を奏する。また、ステアリング軸3の周方向に180°離隔配置されているICタグ55,56とアンテナ70aとの間で電波がやり取りされるため、ステアリング軸3の回転に伴って回転するICタグ55,56と、コラムハウジング31に固定されているアンテナ70aとがどのような位置関係にあろうとも、給電受信部70からICタグ55,56の少なくとも一方への非接触給電及びICタグ55,56の少なくとも一方から給電受信部70への無線通信が行なわれる。しかも、ICタグ55の内部アンテナ554及びICタグ56の図示しない内部アンテナを用いて非接触給電及び無線通信が行なわれるため、ICタグに外部アンテナを接続するような複雑な構成にする必要がなく、構成がコンパクトである。
また、ICタグ55,56は互いに異なる周波数で検出信号Sを送信するため、ICタグ55,56夫々とアンテナ70aとの位置関係によってICタグ55,56夫々が送信した電波が同時に受信されるような場合に電波の干渉が生じない。従って、給電受信部70は検出信号Sを正確に受信する。
なお、例えばICタグ55の受電部551にコンデンサ、蓄電池等を備えて適宜に充放電することで、ICタグ55とアンテナ70aとの位置関係によって給電受信部70からの非接触給電が一時的に途絶したとしても、制御部550、センサ回路553等のICタグ55各部に安定的に給電可能に構成してもよい。
なお、ICタグ55,56間に例えばステアリング軸3周方向に90°離隔して3個目及び4個目のICタグを設ける構成でもよい。この場合、4個の内の1個が故障して完全に通信が途絶したとしても操舵トルクを検出することが可能となる。
また、ICタグ55からの検出信号SとICタグ56からの検出信号Sとが同時的に受信された場合、例えば2つの検出信号S,S夫々が示す出力電圧値と所定電圧値との大小関係に基づいて、検出信号S,S夫々が正常な範囲に収まっているか否かを判定し、検出信号S,Sの一方が異常である場合は正常な他方に基づいて操舵トルクを求め、検出信号S,Sの両方が異常である場合は運転者にトルク検出装置5の異常を報知する構成でもよい。
更に、1個のセンサ50ではなく2個のセンサを備え、これらにICタグ55,56が夫々接続される構成でもよい。この場合、ICタグ55からの検出信号Sに基づいて求められる操舵トルクと、ICタグ56からの検出信号Sに基づいて求められる操舵トルクとは理論上は一致するため、ICタグ55,56の内の何れからの検出信号Sを用いて操舵トルクを算出しても問題はない。
本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を模式的に示す横断面図である。 本発明の実施の形態1に係るトルク検出装置が備えるICタグの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を模式的に示す横断面図である。 本発明の実施の形態2に係るトルク検出装置が備えるICタグの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係るトルク検出装置が備えるICタグ、センサ及びアンテナのステアリング軸に対する配置を模式的に示す横断面図である。 本発明の実施の形態3に係るトルク検出装置が備えるICタグの構成を示すブロック図である。
符号の説明
3 ステアリング軸、30 ステアリングホイール(操舵部材)、5 トルク検出装置、50 センサ、51,53,55,56 ICタグ、52,54 外部アンテナ、6 アシスト制御部(算出手段)、70 給電受信部(給電部,受信部)、9 舵取機構

Claims (5)

  1. 操舵部材の操作を舵取機構に伝えるステアリング軸に取り付けられて、該ステアリング軸に加わる操舵トルクに関する物理量を検出するセンサを備え、
    前記ステアリング軸の中途に配してあり、操舵のために前記操舵部材に加えられる操舵トルクを検出するトルク検出装置において、
    前記ステアリング軸に取り付けられて、前記センサに接続され、前記センサに給電し、前記センサの検出結果を示す信号を無線で送信するICタグと、
    前記ICタグに非接触で給電する給電部と、
    前記ICタグが送信した信号を受信する受信部と、
    該受信部が受信した信号が示す前記物理量の値に基づいて操舵トルクを算出する算出手段と
    を備えることを特徴とするトルク検出装置。
  2. 前記ICタグを複数備え、
    少なくとも2個の前記ICタグは、前記ステアリング軸の径方向に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のトルク検出装置。
  3. 前記ICタグは、互いに異なる周波数で信号を送信するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載のトルク検出装置。
  4. 前記ICタグに接続されており、前記ステアリング軸の全周に配されているアンテナを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のトルク検出装置。
  5. 前記ICタグに複数接続されており、前記ステアリング軸の径方向に対向する位置に夫々配されているアンテナを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のトルク検出装置。
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