JP2009044403A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体の表示領域を確保しつつ、残りの表示領域で被写体周辺をより広く表示することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子107は、被写体を撮像した主画像の画像信号を出力する。撮像素子109は、主画像の撮像時よりも画角を広角にして被写体を撮像した副画像の画像信号を出力する。画像変形回路114は、副画像の画像信号に対して、副画像の表示倍率を変更する処理を行う。画像合成部115は、主画像の画像信号と副画像の画像信号を合成することによって、中央部が主画像で構成され周辺部が副画像で構成される合成画像を形成する合成画像信号を生成する。表示部117は合成画像信号に基づいて合成画像を表示する。合成画像において、主画像と副画像の境界部における被写体表示倍率は、副画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きい。
【選択図】図1
【解決手段】撮像素子107は、被写体を撮像した主画像の画像信号を出力する。撮像素子109は、主画像の撮像時よりも画角を広角にして被写体を撮像した副画像の画像信号を出力する。画像変形回路114は、副画像の画像信号に対して、副画像の表示倍率を変更する処理を行う。画像合成部115は、主画像の画像信号と副画像の画像信号を合成することによって、中央部が主画像で構成され周辺部が副画像で構成される合成画像を形成する合成画像信号を生成する。表示部117は合成画像信号に基づいて合成画像を表示する。合成画像において、主画像と副画像の境界部における被写体表示倍率は、副画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きい。
【選択図】図1
Description
本発明は、2種類の画像を撮像し、それらの画像を合成する撮像装置に関する。
撮影者が被写体周辺を確認し、被写体を追跡することを容易にするため、2種類の画像を撮像し、それらの画像を合成して表示する撮像装置が開示されている。例えば特許文献1には、主受光部を介して光像を電気信号に変換し主画像データを生成すると共に、副受光部を介して光像を電気信号に変換し副画像データを生成し、被写体を拡大した主画像と、被写体およびその周辺を含む副画像とを同一の液晶ディスプレイに表示する撮像装置が記載されている。
特開2007−43502号公報
しかし、従来の撮像装置では、主画像の表示領域を大きくすると副画像の表示領域が小さくなり、被写体周辺の状況を把握することが困難となる。逆に、副画像の表示領域を大きくすると主画像の表示領域が小さくなり、被写体の状況を把握することが困難となる。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、被写体の表示領域を確保しつつ、残りの表示領域で被写体周辺をより広く表示することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、被写体を撮像し、第1の画像信号を出力する第1の撮像部(図1の撮像レンズ101、撮像素子107に対応)と、前記第1の撮像部よりも広角な画角で前記被写体を撮像し、第2の画像信号を出力する第2の撮像部(図1の魚眼レンズ102、撮像素子109に対応)と、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号を合成することによって、中央部が前記第1の画像信号に基づく第1の画像で構成され、周辺部が前記第2の画像信号に基づく第2の画像で構成される合成画像を形成する合成画像信号を生成する画像合成部(図1の画像変形回路114、画像合成回路115に対応)と、前記合成画像信号に基づいて前記合成画像を表示する表示部(図1の表示部117に対応)とを備え、前記合成画像において、前記第1の画像と前記第2の画像の境界部における被写体表示倍率が、前記第2の画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きいことを特徴とする撮像装置である。
また、本発明の撮像装置では、前記境界部において、前記第1の画像と前記第2の画像の被写体表示倍率が略同一であることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置では、前記第2の画像の被写体表示倍率が前記周縁部に向かって徐々に小さくなることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置では、前記第1の撮像部はズームレンズを有し、前記第1の画像の被写体表示倍率の変化に応じて前記第2の画像の被写体表示倍率が変化することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置では、前記第2の画像において、前記境界部を含む一定領域の被写体表示倍率が一定であり、前記一定領域よりも外側の領域において、前記第2の画像の被写体表示倍率が前記周縁部に向かって徐々に小さくなることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置では、前記表示部は、前記境界部に枠を表示することを特徴とする。
上記において、括弧で括った部分の記述は、後述する本発明の実施形態と本発明の構成要素とを便宜的に対応付けるためのものであり、この記述によって本発明の内容が限定されるわけではない。
本発明によれば、第1の画像と第2の画像の境界部における被写体表示倍率が、第2の画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きいため、被写体を表示する第1の画像の表示領域を確保しつつ、残りの表示領域で第2の画像によって被写体周辺を広く表示することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。まず、本実施形態の技術思想を説明する。本実施形態では、被写体を撮像して主画像(第1の画像)を生成すると共に、主画像の撮像時よりも画角を広角にして被写体を撮像して副画像(第2の画像)を生成する。図5は、主画像と副画像を合成した合成画像における主画像と副画像の位置関係を示している。合成画像500の中央部は主画像510で構成され、中央部の周辺に位置する周辺部は副画像520で構成される。図6は主画像と副画像の撮像画角の関係を示している。図6では主画像と副画像の撮像時の視差は考慮していない。撮像装置600が被写体610を撮像する場合に、副画像の撮像系に例えば魚眼レンズを用いることにより、副画像の撮像画角630を主画像の撮像画角620よりも大きくして撮像が行われ、主画像と副画像が生成される。
本実施形態では、主画像と副画像の被写体表示倍率が一定ではなく、主画像内では被写体表示倍率が一定であるが、副画像内では副画像の周縁部(副画像の最も外側に位置する画素を含む部分領域)に向かって被写体表示倍率が徐々に小さくなる。被写体表示倍率が徐々に小さくなるということは、必ずしも被写体表示倍率が周縁部に向かって単調に減少することだけを意味するのではなく、被写体表示倍率が一定となる領域が副画像の一部に含まれていてもよい。あくまで、副画像を大域的に捉えた場合に、被写体表示倍率が周縁部に向かって小さくなるように変化しているということである。
図7は、主画像と副画像を合成した合成画像における被写体表示倍率の一例を示している。図7(a)は合成画像700を示しており、図7(b)は合成画像700のX−X’線上の被写体表示倍率を示している。図7(b)では、2種類の被写体表示倍率の変化を示すグラフ730,740が描かれている。グラフ730では、主画像710の被写体表示倍率は一定値Mであり、主画像710と副画像720の境界715から副画像720の周縁へ向かって被写体表示倍率が直線的に減少する。また、グラフ740では、主画像710の被写体表示倍率は一定値Mであり、副画像720において、主画像710の周辺の領域720aでも被写体表示倍率は一定値Mであるが、領域720aよりも外側では副画像720の周縁へ向かって被写体表示倍率が直線的に減少する。副画像の周縁部方向に見た被写体表示倍率の減少割合は一定でなくてもよい。すなわち、副画像の周縁部に向かって被写体表示倍率が直線的に変化するようにしてもよいし、被写体倍率が曲線的に変化するようにしてもよい。
次に、図8および図9を参照し、上記の画像表示方法の効果を説明する。図8は、主画像と副画像の被写体表示倍率を同一とした場合の合成画像を示している。図8(a)は合成画像の被写体表示倍率を模式的に示しており、図8(b)は実際の合成画像の様子を示している。合成画像800の中央部は主画像810で構成され、中央部の周辺に位置する周辺部は副画像820で構成される。主画像810と副画像820は境界815を介して接している。
図8(a)の合成画像800に描かれた格子状の模様は被写体表示倍率を示している。例えば、格子状に並んだ1つの領域830において、領域830の縦方向(垂直方向)の長さは、領域830の位置における縦方向(垂直方向)の被写体表示倍率を示している。また、領域830の横方向(水平方向)の長さは、領域830の位置における横方向(水平方向)の被写体表示倍率を示している。
図9は、副画像の周縁部に向かって被写体表示倍率が小さくなるように副画像の被写体倍率を変化させた場合の合成画像を示している。図9(a)は合成画像の被写体表示倍率を模式的に示しており、図9(b)は実際の合成画像の様子を示している。合成画像900の中央部は主画像910で構成され、中央部の周辺に位置する周辺部は副画像920で構成される。主画像810と副画像820は境界815を介して接している。
図9(a)の合成画像900に描かれた格子状の模様は被写体表示倍率を示している。図9(a)が示すように、主画像910の被写体表示倍率は一定であるが、副画像920の被写体表示倍率は、縦方向(垂直方向)および横方向(水平方向)共に、副画像920の周縁部に向かって小さくなるように変化している。また、主画像910と副画像920の境界部(主画像910と副画像920の境界915を含む領域)に含まれる領域910aと領域920aにおける被写体表示倍率は同一であり、主画像910と副画像920の境界における画像の見え方の違和感(画像の不連続)をなくしている。
主画像810と主画像910の画角は等しく、副画像820と副画像920の画角は等しい。したがって、合成画像800では主画像810の表示領域が小さくなり、解像度が低くなってしまう場合でも、合成画像900では主画像910の表示領域を大きくし、解像度を高くすることができるため、合成画像900の方が合成画像800よりも被写体の状況が把握しやすい。また、合成画像900では副画像920の被写体表示倍率が周縁部に向かって小さくなるので、副画像820よりも小さい表示領域に対して、副画像820と同一の画角で撮像した副画像920を表示することができ、被写体周辺の状況も把握しやすい。したがって、合成画像900を表示することによって、被写体を表示する主画像910の表示領域を確保しつつ、残りの表示領域で副画像920によって被写体周辺を広く表示することができる。
次に、本実施形態による撮像装置の構成を説明する。図2は撮像装置を上面から見た状態を示している。撮像装置1は、主画像を撮像する撮像レンズ101と、副画像を撮像する魚眼レンズ102とを備えている。魚眼レンズ102の撮像画角210は撮像レンズ101の撮像画角200よりも大きい。撮像レンズ101と魚眼レンズ102の位置は間隔Dだけ離れており、この間隔Dに基づく視差が主画像と副画像に発生するが、画像処理によって視差は補正される。
図1は撮像装置1の機能構成を示している。被写体Aからの光は撮像レンズ101および魚眼レンズ102に入射する。撮像レンズ101は主画像を得るための光学系であり、撮影倍率を調節するズームレンズ101aと、フォーカスを調節するフォーカスレンズ101bとを備えている。カメラシステムとして必要なシャッタや絞り等は図示していない。ズームレンズ101aはズームモータ103によって駆動される。ズーム制御部104は、カメラシステム制御部118からの駆動指示に基づくズームレンズ101aの目標位置と実際の位置とを比較して、実際の位置が目標位置となるようにズームモータ103をフィードバック制御することによって、ズーム動作を制御する。
フォーカスレンズ101bはフォーカスモータ105によって駆動される。フォーカス制御部106は、カメラシステム制御部118からの駆動指示に基づくフォーカスレンズ101bの目標位置と実際の位置とを比較して、実際の位置が目標位置となるようにフォーカスモータ105をフィードバック制御することによって、オートフォーカス動作を制御する。本実施形態のオートフォーカス方式として、一般的な位相差方式やコントラスト方式等を適用することが可能である。ズーム動作やオートフォーカス動作を指示するためのインターフェース(シャッタボタン、ズームコントロールボタン等)は図示していない。
撮像素子107は、撮像レンズ101により集光された光を光電変換により電気信号に変換し、アナログ画像信号として出力する。撮影回路108は、撮像素子107を電気的に駆動すると共に、撮像素子107から出力されたアナログ画像信号を、カメラシステム内部での使用に適したデジタル画像信号に変換するA/D変換等を行う。
魚眼レンズ102は副画像を得るための光学系であり、主画像よりも広い画角(例えば120度)の副画像を得ることができる。また、魚眼レンズ102は単焦点(ズーム機能無し)、パンフォーカス(フォーカス動作不要)で構成されている。撮像素子109は、魚眼レンズ102により集光された光を光電変換により電気信号に変換し、アナログ画像信号として出力する。撮影回路110は、撮像素子109を電気的に駆動すると共に、撮像素子109から出力されたアナログ画像信号を、カメラシステム内部での使用に適したデジタル画像信号に変換するA/D変換等を行う。
歪補正回路111は、撮影回路110から出力された画像信号に含まれる、魚眼レンズ102による光学的な歪みを補正する。視差補正回路112は、歪補正回路111から出力された画像信号に含まれる視差を補正する。この視差は、前述したように撮像装置1における撮像レンズ101と魚眼レンズ102の配置位置の違いに基づくものである。領域切り出し回路113は、視差補正回路112から出力された画像信号に基づく副画像において、最終的に表示する領域を切り出し、その領域の画像に対応する信号を抽出する。最終的に表示される副画像も、主画像よりも広い撮影視野の画像である。
画像変形回路114は、領域切り出し回路113から出力された画像信号に対して、副画像の表示倍率を変更する処理を行う。画像合成回路115は、撮影回路108から出力された主画像の画像信号と、画像変形回路114から出力された副画像の画像信号とを合成することによって、中央部が主画像で構成され周辺部が副画像で構成される合成画像を形成する合成画像信号を生成する。
表示制御回路116は、画像合成回路115から出力された合成画像信号に対して、合成画像のサイズを表示サイズに合わせる処理を行って合成画像信号を表示部117へ出力すると共に、表示部117による画像表示を制御する。表示部117は、合成画像信号に基づいた合成画像を表示する。この際に表示部117は主画像と副画像の境界部に枠を表示する。カメラシステム制御部118は撮像装置1内の各部の動作を制御する。図示していないシャッタボタン操作による撮影動作が行なわれた場合、撮像レンズ101を介して撮像した主画像が撮影画像として記録される。撮影画像を記録するための記録装置は図示していない。
次に、画像変形回路114による表示倍率の変更処理の詳細を説明する。図3は、画像変形回路114による表示倍率の変更処理の内容を模式的に示している。図3(a)は処理前の副画像300を示している。また、図3(b)は処理後の副画像310を示している。各画像に描かれた格子状の模様は被写体表示倍率を示している。また、枠320は、合成画像における主画像と副画像の境界に対応している。この枠320内に主画像が合成される。
図3(a)に示されるように、処理前の副画像300の被写体表示倍率は均一である。一方、図3(b)に示されるように、処理後の副画像310の被写体表示倍率は縦方向(垂直方向)および横方向(水平方向)共に、副画像310の周縁部に向かって小さくなるように変化している。また、主画像が合成される領域330と、領域330に接する領域340とにおける被写体表示倍率は同一となっている。領域340における被写体表示倍率は、ズーム制御部104から画像変形回路114へ出力される光学倍率情報に基づいて決定される。また、枠320が示す主画像の表示領域のサイズは、撮像レンズ101の光学倍率によらず変化しない。
以下、撮像レンズ101の光学倍率(言い換えると主画像の被写体表示倍率)に応じて副画像の被写体表示倍率を変更する処理の具体例を説明する。撮像レンズ101のズームレンズ101aの光学倍率は1倍から3倍まで変更可能であるものとする。また、主画像の表示領域と副画像の表示領域のサイズは撮像レンズ101の光学倍率によらず変化しないものとする。また、領域切り出し回路113によって切り出される副画像の部分領域のサイズは一定であるものとする。また、主画像と副画像の境界部における被写体表示倍率は主画像の被写体表示倍率と同一であるものとする。また、副画像の周縁部における被写体表示倍率は一定(例えば0.1倍)であるものとする。
図4は、主画像と副画像を合成した合成画像における被写体表示倍率を示している。図4(a)は、撮像レンズ101の光学倍率が1倍の状態で撮像された主画像を副画像に合成した合成画像400を示している。図4(b)は、撮像レンズ101の光学倍率が3倍の状態で撮像された主画像を副画像に合成した合成画像410を示している。
主画像が表示される表示領域420,430のサイズは同一である。合成画像400において、主画像との境界部から副画像の周縁部に向かって徐々に画像が縮小しながら表示されるように、副画像の被写体表示倍率は1倍から0.1倍に設定される。また、合成画像410においては、副画像の被写体表示倍率は3倍から0.1倍に設定される。図示していないズームコントロールボタンの操作により、撮像レンズ101の光学倍率が設定されると、その光学倍率を示す光学倍率情報がズーム制御部104から画像変形回路114へ出力される。画像変形回路114は、主画像との境界部における副画像の被写体表示倍率が光学倍率情報に基づく主画像の被写体表示倍率と同一となるように、かつ副画像の周縁部に向かって被写体表示倍率が徐々に小さくなり、副画像の周縁部で被写体表示倍率が0.1倍となるように副画像の画像信号を処理する。
上述したように、本実施形態によれば、主画像と副画像の境界部における被写体表示倍率が、少なくとも副画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きくなるように合成画像の被写体表示倍率を設定することによって、被写体の表示領域を確保しつつ、残りの表示領域で被写体周辺を広く表示することができる。したがって、被写体およびその周辺の両方の状況を把握するのに適した合成画像を表示することができる。また、主画像と副画像の境界部において、主画像と副画像の被写体表示倍率は略同一であることが望ましく、これによって、表示された合成画像内の主画像と副画像の境界で画像が不連続となることを防止することができる。
また、副画像の被写体表示倍率を周縁部に向かって徐々に小さく(副画像の被写体表示倍率を主画像との境界部に向かって徐々に大きく)することによって、副画像の周縁部に向かうほど、表示される情報量は少なくなるが、被写体周辺をより広く表示することができる。また、主画像との境界部に向かうほど、表示される情報量が多くなるので、被写体周辺の状況を把握しやすくなる。
また、主画像の被写体表示倍率の変化に応じて副画像の被写体表示倍率を変化させ、特に、主画像と副画像の境界部における副画像の被写体表示倍率を主画像の被写体表示倍率と一致させたまま副画像全体の被写体表示倍率を変化させることによって、撮像レンズ101の光学倍率が変化しても、その変化に応じて合成画像に不連続な部分が生じることを防止することができる。
また、合成画像を表示するときに、主画像と副画像の境界部に枠を表示することによって、主画像として撮像される領域が分かるので、移動する被写体を撮像するときに、撮影者が撮像のタイミングを決定しやすくなる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1・・・撮像装置、101・・・撮像レンズ、101a・・・ズームレンズ、101b・・・フォーカスレンズ、102・・・魚眼レンズ、103・・・ズームモータ、104・・・ズーム制御部、105・・・フォーカスモータ、106・・・フォーカス制御部、107,109・・・撮像素子、108,110・・・撮影回路、111・・・歪補正回路、112・・・視差補正回路、113・・・領域切り出し回路、114・・・画像変形回路、115・・・画像合成回路、116・・・表示制御回路、117・・・表示部、118・・・カメラシステム制御部
Claims (6)
- 被写体を撮像し、第1の画像信号を出力する第1の撮像部と、
前記第1の撮像部よりも広角な画角で前記被写体を撮像し、第2の画像信号を出力する第2の撮像部と、
前記第1の画像信号と前記第2の画像信号を合成することによって、中央部が前記第1の画像信号に基づく第1の画像で構成され、周辺部が前記第2の画像信号に基づく第2の画像で構成される合成画像を形成する合成画像信号を生成する画像合成部と、
前記合成画像信号に基づいて前記合成画像を表示する表示部と、
を備え、前記合成画像において、前記第1の画像と前記第2の画像の境界部における被写体表示倍率が、前記第2の画像の周縁部における被写体表示倍率よりも大きい
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記境界部において、前記第1の画像と前記第2の画像の被写体表示倍率が略同一であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2の画像の被写体表示倍率が前記周縁部に向かって徐々に小さくなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- 前記第1の撮像部はズームレンズを有し、前記第1の画像の被写体表示倍率の変化に応じて前記第2の画像の被写体表示倍率が変化することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記第2の画像において、前記境界部を含む一定領域の被写体表示倍率が一定であり、前記一定領域よりも外側の領域において、前記第2の画像の被写体表示倍率が前記周縁部に向かって徐々に小さくなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記表示部は、前記境界部に枠を表示することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
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JP2017175635A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-09-28 | オリンパス株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
CN108141539A (zh) * | 2015-11-24 | 2018-06-08 | 三星电子株式会社 | 数字拍摄装置及其操作方法 |
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