JP2009033560A - 情報収集システム - Google Patents

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勉 溝田
Aiichiro Sasaki
愛一郎 佐々木
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満 品川
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門  勇一
Toshiaki Asahi
利彰 朝日
Seiji Yabe
誠司 矢部
Shigeto Koda
成人 幸田
Ryoichi Matsumoto
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Abstract

【課題】電界伝達媒体を介して情報の送受信を行う電界通信を用いた情報収集システムにおいて、セミナーを聴講したユーザに関する情報を効率よく収集する。
【解決手段】送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させて情報の送信を行う携帯端末と、電界伝達媒体に誘起した電界を検出して前記携帯端末が送信した情報を受信する受信機5と、受信機5に接続された管理装置8とを有し、携帯端末は当該携帯端末を携帯するユーザが前記受信機5に接続された電極6に接触することによりユーザIDを受信機5に送信し、受信機5は携帯端末からユーザIDを受信すると当該受信機5が設置されたセミナー会場を示す設置場所を付加した情報を管理装置8に出力し、管理装置8は、セミナーを聴講したユーザを記憶するセミナー情報記憶手段と、受信機5が出力した情報に基づいてセミナーを聴講したユーザを検出し、セミナー情報記憶手段に登録する検出手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行う情報収集システムに関する。
携帯端末の小型化および高性能化によりウェアラブルコンピュータが注目されているが、図13はこのようなウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示している。同図に示すように、ウェアラブルコンピュータ7はそれぞれトランシーバ9を介して人間の腕、肩、胴体などに装着されて互いにデータの送受信を行うとともに、更に手足の先端で触れられるよう壁や床に設けられたトランシーバ9a、9bとケーブルとを介して外部に設けられたパソコン(PC)8と通信を行っている。
ここで、このようなウェアラブルコンピュータ7間、およびウェアラブルコンピュータ7とパソコン8間とのデータ通信に使用されるトランシーバ9は、電界信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うものである。なお、トランシーバ9については、特許文献1および特許文献2に記載されている。
特開2001−352298号公報 特開2006−081111号公報
さて、製品説明会や講演会などのセミナー主催者は、一般的に、セミナーに参加したユーザに対してダイレクトメールの送信などのフォローアップを行う。そのため、セミナー開催前に、事前に参加者の氏名や住所などのユーザ情報を登録しておく。
しかしながら、ユーザ登録したもののセミナーを欠席してしまうユーザが存在する。また、1つの会場で複数のセミナーを同時に開催している場合、ユーザがどのセミナーを聴講しているかを把握することは困難である。そのため、セミナー主催者は、ユーザ登録したユーザ全てに対して、開催した全てのセミナーのフォローアップを行う必要がある。また、セミナーに参加したユーザの中で、実際にセミナーを聴講した人数などセミナー効果の指標となる情報を収集することは、容易ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電界伝達媒体を介して情報の送受信を行う電界通信を用いた情報収集システムにおいて、セミナーを聴講したユーザに関する情報を効率よく収集することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、電界伝達媒体を介して通信する電界通信を用いた情報収集システムであって、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させて情報の送信を行う携帯端末と、電界伝達媒体に誘起した電界を検出して前記携帯端末が送信した情報を受信する受信機と、前記受信機に接続された管理装置と、を有し、前記携帯端末は、当該携帯端末を携帯するユーザが前記受信機に接続された電極に接触することにより、所定のユーザIDを前記受信機に送信し、前記受信機は、前記携帯端末からユーザIDを受信すると、前記ユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場を示す設置場所を付加した情報を、前記管理装置に出力し、前記管理装置は、セミナーを聴講したユーザを記憶するセミナー情報記憶手段と、前記受信機が出力した情報に基づいてセミナーを聴講したユーザを検出し、前記セミナー情報記憶手段に登録する検出手段とを有する。
また、本発明は、電界伝達媒体を介して通信する電界通信を用いた情報収集システムであって、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させて情報の送信を行う携帯端末と、電界伝達媒体に誘起した電界を検出して前記携帯端末が送信した情報を受信する受信機と、前記受信機に接続された管理装置と、を有し、前記携帯端末は、当該携帯端末を携帯するユーザが前記受信機に接続された電極に接触することにより、所定のユーザIDを前記受信機に送信し、複数の電極が接続された前記受信機は、当該受信機への入力先となる電極を切り替える切替スイッチと、前記携帯端末からユーザIDを受信すると、前記ユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場を示す設置場所、および、前期切替スイッチが切替えた電極が設置された椅子の設置場所を付加した情報を、前記管理装置に出力し、前記管理装置は、セミナーを聴講したユーザを記憶するセミナー情報記憶手段と、前記受信機が出力した情報に基づいてセミナーを聴講したユーザを検出し、前記セミナー情報記憶手段に登録する検出手段と、を有する。
本発明によれば、電界伝達媒体を介して情報の送受信を行う電界通信を用いた情報収集システムにおいて、セミナーを聴講したユーザに関する情報を効率よく収集することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である情報収集システムを説明するための説明図である。本実施形態の情報収集システムは、製品説明会や講演会などのセミナーを聴講したユーザの情報を収集するものである。また、本実施形態では、複数のセミナーが同時に開催され、ユーザは自由に所望のセミナーを聴講するものとする。
各ユーザは、ネットストラップ付の携帯端末1を携帯し、複数のセミナー会場の中から、興味のあるセミナー会場に入場し、当該セミナー会場に設置された所定の椅子7に座ってセミナーを聴講する。また、ユーザは、任意のタイミングで椅子7から立ち上がって他のセミナー会場に移動するものとする。
各椅子7の座面には、後述する受信機に接続された電極6が設置されている。そして、ユーザが椅子7に座ることでユーザと電極6とが接触し、これにより電界伝達媒体であるユーザの人体を介して、当該ユーザが携帯する携帯端末1と受信機との間で情報が送受信される。すなわち、携帯端末1が送信するユーザIDは、ユーザの人体を介して受信機に送信される。受信機は、送信されたユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場を示す設置場所を付加した情報を、後述する管理サーバに送信する。
図2は、本実施形態である情報収集システムの全体構成図である。
図示する情報収集システムは、各セミナー会場に設置された複数の受信機5および各受信機5に対応する複数の電極6と、管理センタに設置された管理サーバ8と、表示装置9とを有する。
本実施形態の受信機5と電極6とは、1対1に対応して接続されているものとする。また、図示する電極6は、図1で説明したように、各セミナー会場に設置された椅子7の座面に設置されている。そして、各受信機5は、HUBなどのネットワーク機器により、管理センタの管理サーバ(管理装置)8に接続されている。
管理サーバ8は、各セミナーを聴講しているユーザの情報を、受信機5から収集する。表示装置9は、HUBなどのネットワーク機器を介して管理サーバ8に接続され、管理サーバ8が出力した各種情報を表示する。
図3は、ユーザが携帯する携帯端末1の概略構成図である。
本実施形態の携帯端末1は、ID発信器2と、送信機3とを有する。ID発信器2は、当該携帯端末1を携帯するユーザのユーザIDを、所定の時間間隔で常時発信する。ユーザIDは、あらかじめID発信器2に設定されているものとする。
携帯端末1の送信機3は、電界信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送信を行うものである。
例えば、送信機3は、図3に示すような構成をしており、ID発信器2からの送信データ(ID信号)を制御回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して電極903に供給し、当該電極903および絶縁膜904を介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させる。
携帯端末1を携帯したユーザがセミナー会場の椅子の電極6に接触することにより、電界伝達媒体であるユーザの人体を介して、受信機5と携帯端末1との通信路が確立される。
図4は、本実施形態の管理サーバ8と受信機5の概略構成図である。
図示する受信機5は、電界信号検出技術を利用していて、電界伝達媒体である生体に誘起した電界を用いて情報の受信を行うものである。例えば、受信機5は、図4に示すような構成をしており、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜を介して電極6で検出し、この電界を電界検出光学部905に結合して電気信号に変換する。そして、この電気信号は、信号処理回路906で増幅、ノイズ除去などの信号処理を施され、更に波形整形回路907で波形整形がなされ、制御回路901を介して管理サーバ8に出力するようになっている。また、本実施形態の絶縁膜を含む電極6は、ケーブルにより受信機5と接続されており、ユーザが接触可能な椅子の座面に設置されているものとする。
制御回路901は、携帯端末1から送信されたユーザIDに、当該受信機5が設置されたセミナー会場を示す設置場所(例えば、Aセミナー会場など)を付加して、管理サーバ8に送信する。また、設置場所には、セミナー会場だけでなく、当該受信機に接続された電極が設置された椅子の位置情報(例えば、座標情報など)も含まれるものとする。
図示する管理サーバ8は、検出部81と、解析部82と、セミナー情報テーブル86と、ユーザ情報テーブル87と、を有する。検出部81は、受信機5から収集した情報に基づいて各セミナーを聴講しているユーザを検出し、セミナー情報テーブル86に記憶する。解析部82は、セミナー情報テーブル86に記憶された情報に基づいて、各セミナーの統計処理を行う。
図5は、セミナー情報テーブル86の一例を示す図である。
セミナー情報テーブル86は、セミナーを聴講したユーザを登録するテーブルである。図示するセミナー情報テーブル86は、ユーザIDと、設置場所(セミナー会場、椅子の位置)と、着席時刻と、離席時刻とを有する。
図6は、ユーザ情報テーブル87の一例を示す図である。ユーザ情報テーブルは、ユーザの属性情報があらかじめ記憶されたテーブルであって、ユーザID毎に、氏名、性別、年齢、連絡先(電話番号、住所)、職業、職種、セミナー参加理由、VIP/一般区分などのマーケティングに必要な各種の情報が記憶されている。
なお、管理サーバ8は、少なくともCPUと、メモリと、記憶装置と、通信制御装置と、これらの各装置を接続するバスと、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、管理サーバ8の各機能が実現される。
次に、本実施形態の情報収集システムの処理について説明する。
ユーザが携帯する携帯端末1は、ID発信器2が発信するユーザIDを、所定の時間間隔(例えば、0.5秒間隔)で常時送信している。そして、ユーザは、所望のセミナー会場に入場し、所望の椅子に着席することにより(図1参照)、当該椅子の電極6に接触する。これにより、携帯端末1と受信機5との間で、ユーザの人体である電界伝達媒体および電極6を介した通信路が確立され、通信が可能となる。そして、携帯端末1が所定の時間間隔で送信するユーザIDは、前記通信路を介して受信機5に送信される。
受信機5の受信部910および波形整形回路907は、前記通信路を介して入力された電界をユーザID(電気信号)に変換して制御回路901に出力する。制御回路901は、入力されたユーザIDに、当該受信機5にあらかじめ設定された設置場所(セミナー会場、椅子の位置)を付加したID情報を、管理サーバ8に送信する。
したがって、ユーザが椅子に着席してセミナーを聴講している間、携帯端末1が所定の時間間隔で送信するユーザIDは、前記通信路を介して受信機5に送信され、また、受信機5からはユーザIDおよび設置場所を含むID情報が前記時間間隔で管理サーバ8に送信される。そして、管理サーバ8は、以下に示す処理を行う。
図7は、管理サーバ8の処理を示すフローチャートである。
管理サーバ8は、受信機5毎に、図7の処理を行うものとする。管理サーバ8の検出部81は、所定の受信機5からID情報を受信すると(S11:YES)、セミナー情報レコードを生成し、セミナー情報テーブル86に登録する(S12)。すなわち、検出部81は、ID情報に含まれているユーザIDおよび設置場所と、ID情報を受信した時刻を着席時刻としたセミナー情報レコードを生成し、登録する。
そして、検出部81は、S11で受信したID情報のユーザIDと同一ユーザIDが設定されたID情報を待つ(S13)。所定の時間(例えば、1秒)が経過する前に同一ユーザIDのID情報を受信した場合(S14:YES)、検出部81は、S13に戻り以下の処理を繰り返す。なお、S14における所定の時間(例えば、1秒)は、携帯端末1がユーザIDを発信する所定の時間間隔(例えば、0.5秒間隔)より、長い時間とする。
一方、同一ユーザIDのID情報が受信されないまま、所定の時間が経過した場合(S14:NO)、すなわち受信機5から送信されるID情報が途切れた場合、検出部81は、ユーザが離席したものとみなし、セミナー情報テーブル86のS12で登録したセミナー情報レコードの離席時刻に、S14の所定の時間が経過した時刻を設定する(S15)。そして、検出部81は、S11に戻り、次のID情報を待つ。
なお、ユーザが椅子から立ち上がることにより、椅子に設置された電極6とユーザとが離れた状態となり、携帯端末1と受信機5との間での通信が行われなくなる。これにより、携帯端末1が送信するユーザIDを受信機5は受信することができず、受信機5はID情報を管理サーバ8に送信しない。
以上説明した処理により、セミナー情報テーブル86には、セミナーを聴講したユーザの着席時刻および離席時刻や、聴講したセミナー会場および着席した椅子の位置が登録される。
次に、セミナー情報テーブル86に登録された情報の解析処理について説明する。
管理サーバ8の解析部82は、セミナー終了後に、セミナー情報テーブル86およびユーザ情報テーブル87を用いて、セミナー会場毎に、各種の統計情報を出力する。
例えば、セミナーの効果を数量的に把握するために、解析部82は、離席時刻から着席時刻を減算することにより、各ユーザの着席時間(セミナーを聴講していた時間)を算出する。また、解析部82は、ユーザ各々の着席時間から、セミナー毎に平均着席時間を算出する。
また、解析部82は、セミナー会場毎に、セミナー情報テーブル86に登録されたユーザIDをカウントすることにより、各セミナーを聴講したユーザの総数を算出する。また、解析部82は、あらかじめ用意された椅子に対する着席率を算出する。
また、セミナーに参加したユーザに対して効果的なフォローアップを行うために、解析部82は、セミナー会場毎に長時間聴講したユーザ(ホットユーザ)のユーザIDを特定し、特定したユーザIDに対応するユーザの氏名、連絡先などをユーザ情報テーブル87から抽出し、リストアップすることなどが考えられる。
さらに、解析部82は、セミナーを開催している最中に、セミナー情報テーブル86を用いて各セミナー会場の空席数を算出し、表示装置9に表示することとしてもよい。すなわち、解析部82は、セミナー情報テーブル86の離席時刻が設定されていないセミナー情報レコードについては、ユーザが着席しているものとみなし、設置場所のセミナー会場毎に離席時刻が設定されていないセミナー情報レコード数を集計する。そして、各セミナー会場に設置された各椅子の数から、集計した各セミナー情報レコード数を減算することにより、空席数を算出する。
以上説明した第1の実施形態では、携帯端末を携帯したユーザが所望のセミナー会場の椅子に着席することにより、携帯端末が送信するユーザIDおよび受信機が設定する設置場所を含むID情報が、管理サーバに送信される。これにより、ユーザに携帯端末を携帯させるだけで、各セミナーを実際に聴講したユーザの情報を効率よく収集することができる。
また、本実施形態では、ユーザIDおよび設置場所を含むID情報が受信機から送られてきたタイミングでユーザが椅子に着席し、受信機からの情報が途切れたタイミングでユーザが離席したものとみなし、セミナー情報記憶部に着席時刻および離席時刻を設定する。これにより、各ユーザの着席時間(すなわちセミナーの聴講時間)、セミナーを聴講したユーザの人数、着席率など、セミナーの効果を測定するために必要な情報を、容易に取得することができる。また、長時間を着席していたユーザ(ホットユーザ)を容易に検出することができ、当該ユーザに対して、ユーザ情報テーブルに記憶された連絡先に優先的に連絡するなど、効率のよいフォローアップ作業を行うことができる。
また、本実施形態の受信機が付加する設置場所には、セミナー会場を識別するための情報だけでなく、セミナー会場の椅子の位置を示す情報も含まれている。そして、このような設置場所がユーザIDとともに管理サーバに送信され、セミナー情報記憶部に記憶される。これにより、各ユーザの着席場所から、より適切なセミナー会場を設計し、次回のセミナー会場設営に役立てることができる。また、ユーザが、セミナー会場内で後ろの席から前の席に移動したなどのユーザの行動を容易に把握することができる。
なお、第1の実施形態の携帯端末は、当該携帯端末を携帯するユーザのユーザIDを送信することとしたが、ユーザIDの他にユーザが所属するグループのグループIDさらに送信することしてもよい。グループとしては、例えば、社内見学者、一般見学者、所定の企業に属する見学者、所定の団体に属する見学者、所定の学校に属する見学者などが考えられる。また、グループIDは、あらかじめID発信器2に設定されているものとする。ユーザIDとともにグループIDを管理サーバのセミナー情報記憶部に記憶することにより、ユーザ単位での統計情報だけでなく、グループ単位での統計情報(マーケティング情報、業界動向など)を取得することができる。
また、第1の実施形態では、管理サーバ8の検出部81が、受信機5から送信されるID情報に基づいて着席および離席の状態を判別することとしたが、受信機5が、図7と同様の処理を行うことにより着席および離席の状態を判別することとしてもよい。すなわち、受信機5の制御回路901は、携帯端末1からユーザIDを受信すると、ユーザIDおよび設置場所を含む着席情報を管理サーバ8に送信する。そして、制御回路901は、携帯端末1からの同一ユーザIDを受信し続ける。そして、携帯端末1から送信されるユーザIDが途切れた場合、すなわち、所定の時間が経過しても同一ユーザIDが受信されない場合、制御回路901は、ユーザが離席したものとみなし、このタイミングでユーザIDおよび設置場所を含む離席情報を管理サーバ8に送信する。管理サーバ8の検出部81は、受信機5から着席情報を受信したタイミングで、セミナー情報テーブル86に着席時刻を設定したレコードを登録し、受信機5から離席情報を受信したタイミングでセミナー情報テーブル86に離席時刻を設定する。受信機5が着席および離席の状態を判別することにより、管理サーバ8の処理負荷を低減することができる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態を、図面を用いて説明する。
図8は、第2の実施形態の情報収集システムの全体構成図である。本実施形態の情報収集システムは、各セミナー会場には1つの受信機5が設置され、当該受信機5に複数の電極6が接続されている点において、第1の実施形態の情報収集システムと異なる。
図9は、第2の実施形態の受信機5の概略構成図である。図示する受信機5は、第1の実施形態の受信機5(図4参照)が備える回路の他に、さらに切替スイッチ911を有する。切替スイッチ911には、複数の電極6が接続され、制御回路901からの制御により、受信部910への入力先電極を順次切替える。図示する場合、切替スイッチ911は、例えば、電極(1)→電極(2)→電極(3)→電極(1)→・・・・の順に、短時間で入力先電極を切替えるものとする。なお、本実施形態の電極6は、第1の実施形態と同様に、セミナー会場の各椅子の座面に設置されているものとする。
本実施形態の制御回路901は、切替スイッチ911に対して、入力先電極の切替制御指示を送出する。また、制御回路901は、波形整形回路907から入力されたユーザIDに、当該受信機5が設置されたセミナー会場、および、切替スイッチ911により現在入力先となっている電極6の設置された椅子の位置情報を含む設置場所を付加したID情報を、管理サーバ8に送信する。
なお、本実施形態の携帯端末1、管理サーバ8および表示装置9は、第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
次に、本実施形態の情報収集システムの処理について説明する。
ユーザは、所望のセミナー会場に入場し、所望の椅子に着席することにより、当該椅子の電極6に接触する。これにより、携帯端末1と受信機5との間で、ユーザの人体である電界伝達媒体および電極6を介した通信路が確立され、通信が可能となる。そして、携帯端末1が所定の時間間隔で送信するユーザIDは、前記通信路を介して受信機5に送信される。
本実施形態の受信機5の受信部910には、切替スイッチ911が入力先の電極6を短時間で切替えることにより、各電極6を介して各携帯端末1から送信されるユーザIDが、時分割で入力される。
受信機5の制御回路901は、各電極6を介して順次入力されたユーザIDに、当該受信機5にあらかじめ設定されたセミナー会場を示す設置場所を付加するとともに、切替スイッチ911が入力先として切替えている(接続している)電極6の設置された椅子の位置情報を付加する。そして、制御回路901は、ユーザIDと付加した設置場所とを含むID情報を、管理サーバ8に送信する。
そして、管理サーバ8の検出部81は、第1の実施形態と同様に図7で説明した処理を行う。なお、本実施形態では、検出部81は、受信機5毎であって、かつ電極6毎に、図7の処理を行うものとする。検出部81は、受信機5から送信されるID信号の設置場所(電極6の設置された椅子の位置情報)を用いて、各電極6の椅子に着席したユーザの着席時刻を検出するとともに離席時刻を検出し、セミナー情報テーブル86に登録する。
なお、管理サーバ8の解析部82の解析処理については、第1の実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
以上説明した第2の実施形態では、1つの受信機に複数の電極が接続され、切替スイッチにより入力先の電極を順次切替えるものとする。これにより、システムの構築コストを低減することができる。
また、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、携帯端末を携帯したユーザが所望のセミナー会場の椅子に着席することにより、携帯端末が送信するユーザIDおよび受信機が設定する設置場所を含むID情報が、管理サーバに送信される。これにより、ユーザに携帯端末を携帯させるだけで、各セミナーを実際に聴講したユーザの情報を効率よく収集することができる。
なお、第2の実施形態では、受信機5が切替スイッチ911を内蔵するものとしたが、図10に示すように、受信機5の外部に切替スイッチ911を設けることとしてもよい。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態を、図面を用いて説明する。本実施形態の電界通信システムは、携帯端末の送信機および受信機が、第1の実施形態と異なる。
第3の実施形態の情報収集システムの全体構成は、図2に示す第1の実施形態の情報収集システムと同様に、各セミナー会場に設置された複数の受信機および各受信機に対応する複数の電極と、管理センタに設置された管理サーバと、表示装置とを有する。
図11は、第3の実施形態の携帯端末1Aの概略構成図である。
図示する携帯端末1Aは、第1の実施形態と同様のID発信器2と、送信機3Aとを有する。本実施形態の送信機3Aは、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送信を行うものであって、データを送信するための送信部802と、制御回路901と、電極903と、絶縁膜904と、を備える。
送信機3Aは、ID発信器2からの送信データを制御回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部802を介して電極903に供給し、当該電極903および絶縁膜904を介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させる。送信部802は、送信データを発振器805から出力される搬送波で変調するための変調回路804と、搬送波を出力するための発振器805とを備える。
図12は、第3の実施形態の受信機5Aの概略構成図である。受信機5Aは、電界伝達媒体である生体に誘起した電界を用いて情報の受信を行うものであって、受信部803と制御回路901とを備える。受信機5Aは、絶縁膜を含む電極6で検出された電界を、受信部803で受信データに変換して制御回路901を介して管理サーバ8に出力する。受信部803は、復調信号のHレベルとLレベルの反転が起きていないかを判定して補正するための補正回路806と、搬送波再生回路808で再生された搬送波と受信した信号をもとにデータを再生する復調回路807と、受信した信号から搬送波を抽出する搬送波再生回路808と、を備える。
なお、図示する管理サーバ8は、第1の実施形態の管理サーバ8と同様である。
第3の実施形態では、図11および図12で説明した送信機3Aおよび受信機5Aを用いて、第1の実施形態と同様の処理を行う。
また、本実施形態の送信機3Aおよび受信機5Aを第2の実施形態に適用することが考えられる。すなわち、第2の実施形態の情報収集システムの送信機3および受信機5の代わりに本実施形態の送信機3Aおよび受信機5Aを用いて、第2の実施形態と同様の処理を行うこととしてもよい。
以上、本発明の各実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。
情報収集システムを説明するための説明図である。 第1の実施形態の情報収集システムの全体構成図である。 携帯端末の構成図である。 受信機および管理サーバの構成図である。 セミナー情報テーブルの一例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 管理サーバの処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の情報収集システムの全体構成図である。 第2の実施形態の受信機の構成図である。 第2の実施形態の受信機の構成図である。 第3の実施形態の携帯端末の構成図である。 第3の実施形態の受信機の構成図である。 トランシーバを介してウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示す説明図である。
符号の説明
1,1A 携帯端末
2 ID発信器
3,3A 送信機
5,5A 受信機
6 電極
7 椅子
8 管理サーバ
81 検出部
82 解析部
86 セミナー情報テーブル
87 ユーザ情報テーブル
901 制御回路
911 切替スイッチ

Claims (6)

  1. 電界伝達媒体を介して通信する電界通信を用いた情報収集システムであって、
    送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させて情報の送信を行う携帯端末と、電界伝達媒体に誘起した電界を検出して前記携帯端末が送信した情報を受信する受信機と、前記受信機に接続された管理装置と、を有し、
    前記携帯端末は、当該携帯端末を携帯するユーザが前記受信機に接続された電極に接触することにより、所定のユーザIDを前記受信機に送信し、
    前記受信機は、前記携帯端末からユーザIDを受信すると、前記ユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場を示す設置場所を付加した情報を、前記管理装置に出力し、
    前記管理装置は、
    セミナーを聴講したユーザを記憶するセミナー情報記憶手段と、
    前記受信機が出力した情報に基づいてセミナーを聴講したユーザを検出し、前記セミナー情報記憶手段に登録する検出手段と、を有すること
    を特徴とする情報収集システム。
  2. 請求項1記載の情報収集システムであって、
    前記受信機に接続された電極は、セミナー会場の椅子に設置されること
    を特徴とする情報収集システム。
  3. 請求項2記載の情報収集システムであって、
    前記受信機は、前記携帯端末からユーザIDを受信すると、前記ユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場における、当該受信機に接続された電極が設置された椅子の設置場所を付加した情報を、前記管理装置に出力すること
    を特徴とする情報収集システム。
  4. 請求項2記載の情報収集システムであって、
    前記管理装置の検出手段は、前記受信機が出力する情報を受信した時刻を、ユーザが前記椅子に着席した着席時刻として前記セミナー情報記憶手段に設定し、前記受信機からの情報が途絶えた時刻をユーザが前記椅子から離席した離席時刻として前記セミナー情報記憶手段に設定すること
    を特徴とする情報収集システム。
  5. 請求項1記載の情報収集システムであって、
    前記管理装置は、
    前記セミナー情報記憶手段に記憶された情報を用いて、セミナーの統計情報を算出する解析手段を、さらに有すること
    を特徴とする情報収集システム。
  6. 電界伝達媒体を介して通信する電界通信を用いた情報収集システムであって、
    送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させて情報の送信を行う携帯端末と、電界伝達媒体に誘起した電界を検出して前記携帯端末が送信した情報を受信する受信機と、前記受信機に接続された管理装置と、を有し、
    前記携帯端末は、当該携帯端末を携帯するユーザが前記受信機に接続された電極に接触することにより、所定のユーザIDを前記受信機に送信し、
    複数の電極が接続された前記受信機は、
    当該受信機への入力先となる電極を切り替える切替スイッチと、
    前記携帯端末からユーザIDを受信すると、前記ユーザIDに当該受信機が設置されたセミナー会場を示す設置場所、および、前期切替スイッチが切替えた電極が設置された椅子の設置場所を付加した情報を、前記管理装置に出力し、
    前記管理装置は、
    セミナーを聴講したユーザを記憶するセミナー情報記憶手段と、
    前記受信機が出力した情報に基づいてセミナーを聴講したユーザを検出し、前記セミナー情報記憶手段に登録する検出手段と、を有すること
    を特徴とする情報収集システム。
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