JP2009032572A - ライティングダクト及び照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ライティングダクトに照明器具を装着するための手数を削減して容易に装着できるようにし、しかも、不完全な装着を防止して、地震等の衝撃があった場合にライティングダクトから照明器具が不用意に脱落することを防止する。
【解決手段】装着された照明器具2に対して給電可能であり、かつ、照明器具2の装着位置を長手方向に沿って移動可能としたライティングダクトにおいて、長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部13を形成し、前記照明器具2の取付突部24が前記開放部13から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部24を移動自在に係合させる取付溝部12を備えたことを特徴とするライティングダクト1とする。
【選択図】図1
【解決手段】装着された照明器具2に対して給電可能であり、かつ、照明器具2の装着位置を長手方向に沿って移動可能としたライティングダクトにおいて、長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部13を形成し、前記照明器具2の取付突部24が前記開放部13から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部24を移動自在に係合させる取付溝部12を備えたことを特徴とするライティングダクト1とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、照明器具を装着し、給電を行うライティングダクト、及びライティングダクトに装着され、給電を受ける照明器具に関する。
従来、ライティングダクトと照明器具とから構成される照明装置が知られている。ライティングダクトは、装着された照明器具に対して給電可能であり、かつ、照明器具の装着位置を長手方向に沿って移動可能である。従来、照明器具はプラグを介してライティングダクトに装着されるのが一般的であり、プラグはライティングダクト下端部に形成された開口部に挿脱可能な係合片を有している。照明器具をライティングダクトに装着する場合は、プラグの係合片をライティングダクト下端部の開口部に挿入し、続いて係合片を90度回動させて、係合片に設けた集電用端子をライティングダクト内の給電用電極に押圧接触させ、ライティングダクトの開口部から係合片が抜脱しないようにして装着している(例えば、特許文献1参照。)。
登録実用新案第3110925号公報
しかしながら、上記従来のライティングダクトと照明器具との装着構造では、プラグの係合片をライティングダクト下端部の開口部に挿入する工程と、プラグの係合片を90度回動させる工程の2工程が必要であり、ライティングダクトに対する照明器具の装着に手数を要するという問題があった。また、係合片が確実に90度回動されておらず、装着が不完全である場合には、ライティングダクトに衝撃があった場合や、地震発生時に照明器具がライティングダクトから不用意に脱落するおそれがあるという問題もあった。
本発明は、前記課題を解消するためになされたものであり、ライティングダクトに照明器具を装着するための手数を削減して容易に装着できるようにし、しかも、不完全な装着を防止して、地震等の衝撃があった場合にライティングダクトから照明器具が不用意に脱落することの防止を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載の発明では、装着された照明器具に対して給電可能であり、かつ、照明器具の装着位置を長手方向に沿って移動可能としたライティングダクトにおいて、
長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部が形成され、前記照明器具に形成された取付突部が前記開放部から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部を移動自在に係合させる取付溝部、
を備えたことを特徴とするライティングダクトとする。
長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部が形成され、前記照明器具に形成された取付突部が前記開放部から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部を移動自在に係合させる取付溝部、
を備えたことを特徴とするライティングダクトとする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の照明装置において、
前記取付溝部は、前記照明器具に形成された取付突部の前記開放部側に当接する当接部と、前記照明器具の取付突部を上方に退避させつつ前記当接部上を通過可能とする退避部と、一端部が前記退避部に連通され、他端部が前記開放部である案内部と、を備えたことを特徴とするライティングダクトとする。
前記取付溝部は、前記照明器具に形成された取付突部の前記開放部側に当接する当接部と、前記照明器具の取付突部を上方に退避させつつ前記当接部上を通過可能とする退避部と、一端部が前記退避部に連通され、他端部が前記開放部である案内部と、を備えたことを特徴とするライティングダクトとする。
請求項3に記載の発明では、装着されたライティングダクトから給電を受けることが可能で、かつ、その装着位置を前記ライティングダクトの長手方向に沿って移動可能とした照明器具において、
前記ライティングダクトを挿通させる間隔を確保した挿通部と、前記挿通部に形成され、ライティングダクトの側部に形成される取付溝部に係合する取付突部と、を備えたことを特徴とする照明器具とする。
前記ライティングダクトを挿通させる間隔を確保した挿通部と、前記挿通部に形成され、ライティングダクトの側部に形成される取付溝部に係合する取付突部と、を備えたことを特徴とする照明器具とする。
請求項4に記載の発明では、ライティングダクトの長手方向に沿って側部に形成された取付溝部には、給電用電極を備えた給電用凹部が設けられ、
照明器具に形成されて前記ライティングダクトの取付溝部に係合する取付突部には、集電用端子を備えた集電用凸部が設けられ、
前記取付溝部に前記取付突部が係合するとともに、前記給電用凹部に前記集電用凸部が嵌合することにより、前記給電用電極と前記集電用端子とが接触して、前記ライティングダクトから前記照明器具に給電されることを特徴とする、ライティングダクトと照明器具との装着構造とする。
照明器具に形成されて前記ライティングダクトの取付溝部に係合する取付突部には、集電用端子を備えた集電用凸部が設けられ、
前記取付溝部に前記取付突部が係合するとともに、前記給電用凹部に前記集電用凸部が嵌合することにより、前記給電用電極と前記集電用端子とが接触して、前記ライティングダクトから前記照明器具に給電されることを特徴とする、ライティングダクトと照明器具との装着構造とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、ライティングダクトは、長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部が形成され、前記照明器具に形成された取付突部が前記開放部から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部を移動自在に係合させる取付溝部、を備えているため、ライティングダクトに照明器具を装着する場合、照明器具の取付突部をライティングダクトの側部に形成した取付溝部の開放部から進入させる工程を行うだけで、照明器具の取付突部をライティングダクトの取付溝部に係合させ、ライティングダクトに照明器具を確実に装着することができる。従って、ライティングダクトに照明器具を装着するための手数を削減して容易に装着することができる。
また、照明器具の交換等のためにライティングダクトから照明器具を取り外す必要がある場合には、照明器具をライティングダクトの開放部側に移動させ、照明器具の取付突部をライティングダクトの取付溝部の開放部から退出させる工程を行うだけで、ライティングダクトから容易に照明器具を取り外すことができる。
また、照明器具の交換等のためにライティングダクトから照明器具を取り外す必要がある場合には、照明器具をライティングダクトの開放部側に移動させ、照明器具の取付突部をライティングダクトの取付溝部の開放部から退出させる工程を行うだけで、ライティングダクトから容易に照明器具を取り外すことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ライティングダクトに形成した取付溝部は、照明器具に形成された取付突部の開放部側に当接する当接部と、照明器具の取付突部を上方に退避させつつ当接部上を通過可能とする退避部と、一端部が退避部に連通され、他端部が開放部である案内部と、を備えているため、ライティングダクトに装着された照明器具は、衝撃等によってライティングダクトの案内部側に移動した場合であっても、照明器具の取付突部が取付溝部に形成した当接部に当接することにより、照明器具がライティングダクトから不用意に脱落することを防止することができる。
また、照明器具の交換等のためにライティングダクトから照明器具を取り外す必要がある場合には、照明器具の取付突部が当接部に当接する位置で、照明器具を上方に移動させることにより、取付突部を退避部に移動させて当接部の上を通過させ、案内部から取付突部を退出させることができるため、照明器具をライティングダクトから容易に取り外すことができる。
また、照明器具の交換等のためにライティングダクトから照明器具を取り外す必要がある場合には、照明器具の取付突部が当接部に当接する位置で、照明器具を上方に移動させることにより、取付突部を退避部に移動させて当接部の上を通過させ、案内部から取付突部を退出させることができるため、照明器具をライティングダクトから容易に取り外すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、照明器具は、ライティングダクトを挿通させる間隔を確保した挿通部と、挿通部に形成され、ライティングダクトの側部に形成される取付溝部に係合する取付突部と、を備えているため、照明器具をライティングダクトに装着する場合、挿通部にライティングダクトを挿通させつつ、挿通部に形成された取付突部をライティングダクト側部の取付溝部に係合する工程を行うだけで、照明器具をライティングダクトに確実に装着することができる。従って、照明器具をライティングダクトに装着するための手数を削減して容易に装着することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ライティングダクトの長手方向に沿って側部に形成された取付溝部には、給電用電極を備えた給電用凹部が設けられており、給電用電極が給電用凹部の内部に設けられているため、給電用電極に外部から不用意に手指を接触させるおそれがなく、感電の危険を防止することができる。また、ライティングダクトの取付溝部に照明器具の取付突部が係合するとともに、給電用凹部に集電用凸部が嵌合することにより、給電用電極と集電用端子とが接触して、ライティングダクトから照明器具に給電されるため、ライティングダクトに照明器具を装着するだけで、ライティングダクトと照明器具とを確実に導通状態とすることができ、装着が容易であるとともに導通状態が安定する。
次に、発明の実施の形態について図を用いて説明する。
本発明の実施例1に係るライティングダクト1と照明器具2について、図1乃至図10を用いて説明する。本実施例に係るライティングダクト1と照明器具2は対になっており、ライティングダクト1に照明器具2を装着して一対の照明装置を構成するものである。尚、本願発明における照明器具には、照明器具本体がライティングダクト1に対して直接装着される照明器具と、ライティングダクトに対してプラグ等が装着され、プラグ等に照明器具本体が接続される照明器具と、が含まれる。このため、本願の特許請求の範囲及び明細書における「照明器具」の意味内容には、ライティングダクトに装着される「プラグ等」も含まれるものとする。
図1に示すように、ライティングダクト1は、1又は複数の照明器具2を装着して使用するものであり、装着された照明器具2に対して給電可能であって、かつ、照明器具2の装着位置を長手方向に沿って移動可能とするものである。ライティングダクト1は図示しない取付手段によって天井等に直接取り付けて使用することができ、あるいは天井等から吊り下げて使用することもできる。
図1に示すように、ライティングダクト1は長手方向に細長い形状であり、ライティングダクト本体11はアルミニウムや合成樹脂素材等の細長板を接合して構成されている。図2に示すように、断面形状は略矩形状とし、内部には中空部分が形成されている。ライティングダクト1の断面形状は、照明器具2がライティングダクト1を挟んだ状態で装着できる程度に細く形成されていればよく、矩形に限定されない。天井等からの給電線や、天井等への取付手段等(図示せず)は内部の中空部分に収容される。
図1、図2に示すように、ライティングダクト1の両側部には、長手方向に沿ってそれぞれ取付溝部12が形成される。取付溝部12は、照明器具2の挿通部23に形成された取付突部24(図7参照)が移動自在に係合する部分であり、ライティングダクト本体11の内側方向に窪んだ溝状部分である。本実施例における取付溝部12は両端部に開放部13を有し、開放部13付近に当接部14、退避部15及び案内部16を有している。
図1に示すように、取付溝部12は、両端付近を除いた部分においてはライティングダクト1の底部から一定寸法の位置に直線状に形成されており、両側部とも同じ位置に形成される。取付溝部12の断面形状は、図2に示すように、略L字状に屈曲しており、取付溝部12の内側下部には給電用凹部17が設けられている。外側の幅は、図2、図3に示すように寸法A1であり、取付溝部12の内側の幅は寸法B1である。照明器具2の取付突部24の断面形状は図7に示すように、取付溝部12の断面形状よりやや小さい略L字状に屈曲した形状であり、ライティングダクト1の取付溝部12は、照明器具2の取付突部24が移動自在に係合するものである。
図1、図3に示すように、取付溝部12の両端部はライティングダクト本体11の端部まで形成されており、両端部には開放部13が形成されている。開放部13においても外側の幅寸法A1、内側の幅寸法B1を確保しており、照明器具2に形成される取付突部24を取付溝部12に対して進入及び退出させることを可能としている。
前記当接部14は、取付溝部12の両端部からやや中央部寄りに設けられており、取付溝部12の下部を上方に向けて突出させている部分である。当接部14は照明器具2に形成された取付突部24が取付溝部12に係合した状態において、照明器具2がライティングダクト1の端部に移動した際、取付突部24の開放部13側が当接することにより、照明器具2がライティングダクト1から不用意に脱落することを防止するためのものである。突出量は寸法Cとしている。
前記退避部15は、取付溝部12に形成された当接部14からやや中央部寄りに設けられており、取付溝部12の幅を上方に拡張させた部分である。退避部15は、照明器具2の交換等のためにライティングダクト1から照明器具2を取り外す必要がある場合において、照明器具2を上方に移動させることにより、取付突部24を退避部15に移動させて当接部14の上を通過させ、案内部16から取付突部24を退出させるためのものである。従って、退避部15での幅寸法Dは、退避部15に移動させた取付突部24が当接部14の上を通過できる寸法値とし、退避部15の幅寸法Dは、例えば、当接部14の寸法Cに取付溝部12の幅寸法A1を加えた寸法としている。また、退避部15での長手方向の寸法Eは、退避部15に取付溝部12が収まるように取付突部24の長手方向の寸法より長くしている。
取付溝部12の両端部には、案内部16が形成されている。案内部16は、一端部が退避部15に連通され、他端部が開放部13であって、取付溝部12に進入する照明器具2の取付突部24を開放部13から退避部15及び取付溝部12に案内し、また、取付溝部12から退出する照明器具2の取付突部24を取付溝部12及び退避部15から開放部13に案内する部分である。案内部16の幅寸法は、照明器具2の取付突部24を案内させるため、他の取付溝部12の寸法と同様にA1としている。案内部16は当接部14の上方で退避部15と連通していることから、形成される位置は、取付溝部12の中央部寄りの部分よりも上方に形成されるものである。
図2に示すように、取付溝部12の内側下部に形成された給電用凹部17は、照明器具2の取付突部24に形成された集電用凸部25(図10参照)が嵌合する部分である。本実施例では、ライティングダクト1の両側に給電用凹部17が設けられており、各給電用凹部17の外側部において内側に向けて給電用の給電用電極18がそれぞれ設けられている。給電用電極18は取付溝部12の当接部14より中央部寄りの区間に設けられており、ライティングダクト本体11内部に収容された給電線に接続されている。従って、照明器具2が当接部14より中央部寄りに装着された状態において、ライティングダクト1から照明器具2に給電可能となっている。
次に照明器具2について説明する。本実施例の照明器具2は、LED(Light Emitting Diode)を用いた照明器具であり、装着されたライティングダクト1から給電を受けることが可能で、かつ、その装着位置をライティングダクト1の長手方向に沿って移動可能としたものである。図4乃至図7に示すように、本実施例に係る照明器具2は、プラグ等を介さず、ライティングダクト1に直接装着されるタイプのものである。外形形状は略円筒形状であり、図5(b)、図6に示すように、5個のLEDランプ31が配設されたランプ収容部22と、ランプ収容部22の上方に形成される照明器具本体21とから構成される。照明器具本体21の上部略中央には、ライティングダクト1を挿通させる間隔を確保した挿通部23が形成されている。
図7に示すように、照明器具本体21の上部略中央に形成される挿通部23は、断面略U字状の凹部であり、上部は開放されており、ライティングダクト1の略下半分を挿通しうる間隔と深さを有している。挿通部23の間隔は、ライティングダクト1を挿通させた状態で、ライティングダクト1に沿って長手方向に移動できる程度に遊嵌される間隔とする。
図7に示すように、挿通部23の内側には、ライティングダクト1に形成した取付溝部12に係合する取付突部24が、挿通部23の内側に向けて突出するように形成されている。取付突部24は挿通部23の長手方向に沿って、両側とも同じ高さ位置に形成されている。取付突部24の断面形状は、略L字状に屈曲した形状であり、取付突部24の内側下方に向けて集電用凸部25が設けられている。取付突部24の形状は、ライティングダクト1の取付溝部12の断面形状よりやや小さくし、照明器具2の取付突部24がライティングダクト1の取付溝部12に移動自在に係合するようにしている。従って、取付突部24の外側の幅A2を取付溝部12の外側の幅A1よりやや小さくし、取付突部24の内側の幅B2を取付溝部12の内側の幅B1よりやや小さくすることにより、取付突部24の断面形状を取付溝部12の断面形状よりやや小さくしている。
取付突部24を形成する高さ方向の位置は、図8(b)に示すように、取付突部24が取付溝部12の案内部16に係合している状態でもライティングダクト1の下部が挿通部23の下部に接触しないよう、充分上方に形成するものとする。また、ライティングダクト1に照明器具2が装着された状態では、取付溝部12の下部と取付突部24の下部とが摺接して照明器具2の重量をライティングダクト1が支えることとなるが、摺接する部分の面積は、広く確保するほどライティングダクト1に対して照明器具2の装着状態が安定するため好ましい。
図7、図10に示すように、取付突部24の内側下方に形成された集電用凸部25は、ライティングダクト1の取付溝部12に形成された給電用凹部17に嵌合する部分である。本実施例では、照明器具2の挿通部23の両側に集電用凸部25が設けられており、各集電用凸部25の外側において外側に向けて集電用端子26がそれぞれ設けられている。集電用端子26は照明器具本体21内部に収容された点灯装置等に接続されており、ライティングダクト1に設けられた給電用電極18に接触して給電されるものである。集電用端子26は、給電用電極18に対して付勢された状態で接触する構造を有しており、集電用端子26と給電用電極18との導通が安定するようにしている。
ここで、本実施例に係る照明器具2の排熱構造について説明する。図5(a)、図6に示すように、照明器具本体21の内部には隔壁32とフィン33が形成されている。隔壁32は照明器具本体21の外壁34から挿通部23や中心部まで接続されて照明器具本体21内部を区画しており、フィン33は照明器具本体21の外壁34から中心方向に向けて突設されている。隔壁32とフィン33はそれぞれランプ収容部22と接続されている。照明器具本体21内部に隔壁32とフィン33が設けられていることにより、照明器具2内部の表面積が拡大されるとともに、ランプ収容部22のLEDランプ31から発生した熱が隔壁32とフィン33を伝わって照明器具本体21全体に伝導する。また、照明器具本体21の上面は開放され、ランプ収容部22と照明器具本体21との間には、内部に連通するスリット35が形成されている。このスリット35から照明器具2内部に外気が取り入れられて上面から排出されることにより、照明器具2内の空気流量が飛躍的に増加することとなる。このため、隔壁32、フィン33が照明器具本体21内部に収容されていながら、照明器具本体21内を外気が通過するため、外気が隔壁32、フィン33及び外壁34に接触してこれらを効果的に冷却し、照明器具2の排熱を効果的に行うことができる。また、隔壁32、フィン33が照明器具本体21内部に収容されているため、照明器具2の外観体裁を向上させることができ、しかも、デザインの自由度が増すため、趣味性の高い照明器具2とすることができる。
次に、ライティングダクト1に照明器具2を装着する場合と、取り外す場合について説明する。まず、ライティングダクト1に照明器具2を装着する場合、図8(a)に示すように、ライティングダクト1の取付溝部12の開放部13と、照明器具2の取付突部24の高さを合わせ、取付溝部12の開放部13から案内部16に向けて、取付突部24を進入させていく。図8(b)に示すように、取付突部24を進入させて行き、取付突部24を退避部15に進入させる。装着する場合は取付突部24は取付溝部12の当接部14に当接しないため、照明器具2を案内部16からライティングダクト1の中央部方向に押動して移動させるだけで、取付突部24は当接部14の上を通過することができる。図8(c)に示すように、照明装置の取付突部24がライティングダクト1の当接部14を通過すれば、取付突部24が取付溝部12に係合するとともに、給電用凹部17に集電用凸部25が嵌合することとなり、給電用電極18と集電用端子26とが接触して、ライティングダクト1から照明器具2に給電可能となる。照明器具2を移動させて適切な位置を決定すれば、照明器具2の装着が完了する。複数の照明器具2を装着する場合は、各照明器具2について、同様の操作を順次行えばよい。尚、複数の照明器具2を装着する場合は、重量バランスが取れるように照明器具2を配置することが好ましく、均等な配置が容易となるようにライティングダクト1に装着位置を表示してもよい。また、ライティングダクト1と照明器具2とが摺接する部分にわずかな凹凸を形成し、凹凸が嵌合することによって均等な配置位置に装着されたことを認識できるようにしてもよい。
次に、ライティングダクト1から照明器具2を取り外す場合について、図9(a)乃至(c)を用いて説明する。まず図9(a)に示すように、ライティングダクト1に装着された照明器具2を押動してライティングダクト1の端部側に移動させる。図9(b)に示すように、照明器具2の取付突部24がライティングダクト1の当接部14に当接すると、そのままでは取付突部24は当接部14を通過できないため、照明器具2を持ち上げて上方に移動させ、取付突部24を退避部15に移動させる。取付突部24を退避部15に移動させれば、取付突部24は当接部14の上を通過でき、案内部16に移動可能となる。図9(c)に示すように、照明器具2を持ち上げた状態のまま、取付突部24を案内部16に移動させ、更に端部側に移動させることにより、取付突部24を開放部13から退出させることができ、ライティングダクト1からの照明器具2の取り外しが完了する。
実施例1によれば、ライティングダクト1は、長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部がライティングダクト1の端部まで形成されて開放部13が形成され、照明器具2に形成された取付突部24が開放部13から進入及び退出可能であるとともに、取付突部24を移動自在に係合させる取付溝部12、を備えているため、ライティングダクト1に照明器具2を装着する場合、照明器具2の取付突部24をライティングダクト1の側部に形成した取付溝部12の開放部13から進入させるだけで、照明器具2の取付突部24をライティングダクト1の取付溝部12に係合させ、ライティングダクト1に照明器具2を装着することができる。従って、ライティングダクト1に照明器具2を装着するための手数を削減して容易に装着することができる。
また、照明器具2の交換等のためにライティングダクト1から照明器具2を取り外す必要がある場合には、照明器具2をライティングダクト1の開放部13側に移動させ、照明器具2の取付突部24をライティングダクト1の取付溝部12の開放部13から退出させる工程を行うだけで、ライティングダクト1から容易に照明器具2を取り外すことができる。
また、照明器具2の交換等のためにライティングダクト1から照明器具2を取り外す必要がある場合には、照明器具2をライティングダクト1の開放部13側に移動させ、照明器具2の取付突部24をライティングダクト1の取付溝部12の開放部13から退出させる工程を行うだけで、ライティングダクト1から容易に照明器具2を取り外すことができる。
また、ライティングダクト1に形成した取付溝部12は、照明器具2に形成された取付突部24の開放部13側に当接する当接部14と、照明器具2の取付突部24を上方に退避させつつ当接部14上を通過可能とする退避部15と、一端部が退避部15に連通され、他端部が開放部13である案内部16と、を備えているため、ライティングダクト1に装着された照明器具2は、衝撃等によってライティングダクト1の案内部16側に移動した場合であっても、照明器具2の取付突部24が取付溝部12に形成した当接部14に当接することにより、照明器具2がライティングダクト1から不用意に脱落することを防止することができる。
また、照明器具2の交換等のためにライティングダクト1から照明器具2を取り外す必要がある場合には、照明器具2の取付突部24が当接部14に当接する位置で、照明器具2を上方に移動させることにより、取付突部24を退避部15に移動させて当接部14の上を通過させ、案内部16から取付突部24を退出させることができるため、照明器具2をライティングダクト1から容易に取り外すことができる。
また、照明器具2の交換等のためにライティングダクト1から照明器具2を取り外す必要がある場合には、照明器具2の取付突部24が当接部14に当接する位置で、照明器具2を上方に移動させることにより、取付突部24を退避部15に移動させて当接部14の上を通過させ、案内部16から取付突部24を退出させることができるため、照明器具2をライティングダクト1から容易に取り外すことができる。
また、ライティングダクト1の長手方向に沿って側部に形成された取付溝部12には、給電用電極18を備えた給電用凹部17が設けられており、給電用電極18が給電用凹部17の内部に設けられているため、給電用電極18に外部から不用意に手指を接触させるおそれがなく、感電の危険を防止することができる。また、ライティングダクト1の取付溝部12に照明器具2の取付突部24が係合するとともに、給電用凹部17に集電用凸部25が嵌合することにより、給電用電極18と集電用端子26とが接触して、ライティングダクト1から照明器具2に給電されるため、ライティングダクト1に照明器具2を装着するだけで、ライティングダクト1と照明器具2とを確実に導通状態とすることができ、装着が容易であるとともに導通状態が安定する。
次に、本発明の実施例2に係るライティングダクト1と照明器具2について、図11を用いて説明する。実施例2では、給電用凹部17がライティングダクト1の一方の側のみ形成されており、これに嵌合する照明器具2の集電用凸部25も一方の側のみに形成されている点が前記実施例1とは大きく異なっている。前記実施例1と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図11に示すように、ライティングダクト1の両側に取付突部24が設けられており、そのうち一方の取付溝部12(図示右側)にのみ、給電用凹部17が形成されている。給電用凹部17が形成されている位置は取付溝部12の下部であり、給電用凹部17の内側には、対向する部分に給電用電極18がそれぞれ設けられている。そして、照明器具2の挿通部23の内側には取付突部24が内側に向けて対向するように形成されている。そのうち一方の取付突部24(図示右側)にのみ、集電用凸部25が形成されている。集電用凸部25が形成されている位置は、取付突部24の下部であり、集電用凸部25の両側に集電用端子26がそれぞれ設けられている。
上記ライティングダクト1と照明器具2の装着及び取り外しは、実施例1に係るライティングダクト1と照明器具2の装着及び取り外しと同様であり、容易に装着、取り外しすることができる。また、ライティングダクト1に照明器具2が装着された状態では、取付溝部12の下部と取付突部24の下部が摺接して照明器具2の重量をライティングダクト1が支えることとなるが、摺接する部分の面積は実施例1と比較して広く確保することができるため、ライティングダクト1に対する照明器具2の装着状態が安定するという効果がある。
次に、本発明の実施例3に係るライティングダクト1と照明器具2について、図12を用いて説明する。実施例3では、給電用凹部17がライティングダクト1の一方の側のみ形成されており、これに嵌合する照明器具2の集電用凸部25も一方の側のみに形成されている点は前記実施例2と共通するが、給電用電極18と集電用端子26の位置が実施例2とは大きく異なっている。前記実施例1、2と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図12に示すように、ライティングダクト1の両側に取付突部24が設けられており、そのうち一方の取付溝部12(図示右側)にのみ、給電用凹部17が形成されている。給電用凹部17が形成されている位置は取付溝部12の上部であり、給電用凹部17の内側には、対向する部分に給電用電極18がそれぞれ設けられている。そして、照明器具2の挿通部23の内側には取付突部24が内側に向けて対向するように形成されている。そのうち一方の取付突部24(図示右側)にのみ、集電用凸部25が形成されている。集電用凸部25が形成されている位置は、取付突部24の上部であり、集電用凸部25の両側に集電用端子26がそれぞれ設けられている。
上記ライティングダクト1と照明器具2の装着及び取り外しは、実施例1、2に係るライティングダクト1と照明器具2の装着及び取り外しと同様であり、容易に装着、取り外しすることができる。また、ライティングダクト1に照明器具2が装着された状態では、取付溝部12の下部と取付突部24の下部が摺接して照明器具2の重量をライティングダクト1が支えることとなるが、摺接する部分の面積は実施例1と比較して広く確保することができるため、ライティングダクト1に対する照明器具2の装着状態が安定するという効果がある。
本発明の実施例は上記各実施例に限定されない。例えば、上記実施例ではライティングダクト1に照明器具本体21が直接装着されているが、プラグを介して照明装置本体が装着される構成でもよい。この場合、ライティングダクト1とプラグに本願発明に係る装着構造が適用され、プラグに照明装置本体が接続される構成となる。
以上説明した本発明の技術的範囲は、上記の実施例に限定されるものではなく、上記実施例の形状に限定されない。本発明の技術的範囲は、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
1 ライティングダクト
11 ライティングダクト本体
12 取付溝部
13 開放部
14 当接部
15 退避部
16 案内部
17 給電用凹部
18 給電用電極
2 照明器具
21 照明器具本体
22 ランプ収容部
23 挿通部
24 取付突部
25 集電用凸部
26 集電用端子
31 LEDランプ
32 隔壁
33 フィン
34 外壁
35 スリット
11 ライティングダクト本体
12 取付溝部
13 開放部
14 当接部
15 退避部
16 案内部
17 給電用凹部
18 給電用電極
2 照明器具
21 照明器具本体
22 ランプ収容部
23 挿通部
24 取付突部
25 集電用凸部
26 集電用端子
31 LEDランプ
32 隔壁
33 フィン
34 外壁
35 スリット
Claims (4)
- 装着された照明器具に対して給電可能であり、かつ、照明器具の装着位置を長手方向に沿って移動可能としたライティングダクトにおいて、
長手方向に沿って側部に形成され、少なくとも一端部が端部まで形成されて開放部が形成され、前記照明器具に形成された取付突部が前記開放部から進入及び退出可能であるとともに、前記取付突部を移動自在に係合させる取付溝部、
を備えたことを特徴とするライティングダクト。 - 前記取付溝部は、前記照明器具に形成された取付突部の前記開放部側に当接する当接部と、前記照明器具の取付突部を上方に退避させつつ前記当接部上を通過可能とする退避部と、一端部が前記退避部に連通され、他端部が前記開放部である案内部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のライティングダクト。 - 装着されたライティングダクトから給電を受けることが可能で、かつ、その装着位置を前記ライティングダクトの長手方向に沿って移動可能とした照明器具において、
前記ライティングダクトを挿通させる間隔を確保した挿通部と、前記挿通部に形成され、ライティングダクトの側部に形成される取付溝部に係合する取付突部と、
を備えたことを特徴とする照明器具。 - ライティングダクトの長手方向に沿って側部に形成された取付溝部には、給電用電極を備えた給電用凹部が設けられ、
照明器具に形成されて前記ライティングダクトの取付溝部に係合する取付突部には、集電用端子を備えた集電用凸部が設けられ、
前記取付溝部に前記取付突部が係合するとともに、前記給電用凹部に前記集電用凸部が嵌合することにより、前記給電用電極と前記集電用端子とが接触して、前記ライティングダクトから前記照明器具に給電されることを特徴とする、ライティングダクトと照明器具との装着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007196247A JP2009032572A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ライティングダクト及び照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007196247A JP2009032572A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ライティングダクト及び照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009032572A true JP2009032572A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40402875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007196247A Pending JP2009032572A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ライティングダクト及び照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009032572A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012015075A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電気器具及び器具取付部材 |
| CN103062683A (zh) * | 2013-01-03 | 2013-04-24 | 东莞恒隆家具制造有限公司 | 一种用于展示柜的新型通电发光装置 |
| CN103296535A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-11 | 誉明(香港)有限公司 | 一种用于展示的通电装置 |
-
2007
- 2007-07-27 JP JP2007196247A patent/JP2009032572A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN103062683A (zh) * | 2013-01-03 | 2013-04-24 | 东莞恒隆家具制造有限公司 | 一种用于展示柜的新型通电发光装置 |
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