JP2009028141A - カードホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】商品吊下バーに対する着脱が容易で、しかも商品カードの挿脱が簡単なカードホルダを提供する。
【解決手段】商品陳列具の50に、ベース部材51を介して、上下2段の商品吊下バー52,53を装着する。上の商品吊下バー52の先端の屈曲部52aには価格等を表示したカードを取り付け、下の商品吊下バー53には、文具,菓子類等の小物の商品を取り付ける。カードホルダ10は、左右に長い一対のカード挟持板11,12と、左端側の第1脚部13と右端側の第2脚部14とを有する。第1脚部13の第1係合凹部Mを、商品吊下バー52に左方から係合させ、第2脚部14の第2係合凹部Nを、別の商品吊下バー52に上方から係合させることで、簡単にカードホルダ10を取り付けることができる。その後、カード挟持板11,12の間の第1間隙に商品カードCを挟み込んで保持する。
【選択図】図10

Description

本発明は、スーパーマーケットやデパートの商品売り場において、文具,菓子類等の小物の商品に対する付加情報を標記した商品カードを保持するためのカードホルダに関する。
スーパーマーケットやデパートにおいて、文具,菓子等の小物の商品を陳列する方法として、商品吊下バー(支持バー)に商品を引っかける方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
商品吊下バーは、その基端側が「コ」字形のベース部材に固定されていて、ほぼ水平に前方に向けて延びるように配設されている。ベース部材は、商品陳列具の一部を構成する、左右方向に延びる角柱状の梁状部材に上方から係合されていて、左右方向に移動自在となっている。商品は、包装袋に入れられた状態で、包装袋に穿設された透孔を商品吊下バーに通したり、包装袋に係合された小さなフックを商品吊下バーに引っかけたりすることで、陳列されている。
また、商品吊下バーの上には、これと平行に別の支持バーが配設されており、その先端に、透明なカードケースが保持されていて、カードケースには、商品の価格等が表示されたカードが保持されている。このような商品吊下バー及びカードが上下左右に多数配置されていて、種々の商品を整然と保持するのに使用されている。
特開2005−192586号公報
しかしながら、上述の特許文献1においては、価格等の、商品についての必要最小限の情報は、表示することができるものの、商品に対するその他の付加情報、例えば、メーカーや商品納入業者が販売促進を目的として購買者に強くアピールしたいような宣伝文やキャラクタが標記されたカード(以下「商品カード」という。)を取り付けるような場所が確保されていないため、メーカー等は、商品吊下バーに吊された自社の商品を積極的にアピールすることができないといった問題があった。
そこで、本発明は、商品吊下バーに対する着脱が容易で、しかも商品カードの挿脱が簡単なカードホルダを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、商品陳列具の一部を構成する梁状部材の左右方向の異なる位置から前方に延びる複数の商品吊下バーに取り付けて使用するカードホルダに関する。この発明に係るカードホルダは、商品カードが上方から挿入される第1間隙を介して前後方向に対向するとともに左右方向に延びる一対のカード挟持板と、前記一対のカード挟持板の底部における左右方向の一方の端部側に取り付けられて、前記商品吊下バーに左右方向から係脱される第1係合凹部を有する第1脚部と、前記一対のカード挟持板の前記底部における左右方向の他方の端部側に取り付けられて、別の前記商品吊下バーに上方から係脱される第2係合凹部を有する第2脚部と、を備える、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るカードホルダにおいて、前記第2脚部は、左右方向に異なる位置に複数の前記第2係合凹部を有する、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係るカードホルダにおいて、前記一対のカード挟持板のうちの、後側に位置する前記カード挟持板の背面側から上方に向けて突設されて、前記背面との間に商品カードが上方から挿入される第2間隙を構成する補助板を有する、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項3に係るカードホルダにおいて、前記補助板の背面に、前記梁状部材に対して上方から係脱可能なフックが形成されている、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に係るカードホルダにおいて、前記一対のカード挟持板は、相互に対面する内面に、相手方の前記カード挟持板に向かって突設されて前記第1間隙を狭める上下方向のリブを左右方向に複数有し、前記複数のリブには、前記第1間隙に対する挿入時の商品カードの下端をガイドする傾斜ガイドが形成されている、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項5に係るカードホルダにおいて、前記複数のリブは、前記一対のカード挟持版に対して、左右方向に沿って、一方の前記カード挟持板と他方の前記挟持板とに交互に配置されている、ことを特徴としている。
請求項1の発明によると、カードホルダは、第1脚部の第1係合凹部を左右方向から商品吊下バーに係合させ、この係合状態を維持して、第2脚部の第2係合凹部を別の商品吊下バーに上方から係合させることにより、商品吊下バーに簡単に取り付けることができる。そして、カードホルダは、取り付け後には、安定した姿勢を維持することができる。この状態で、一対のカード挟持板の間の第1間隙に商品カードを挿入することができる。さらに、商品カードは、第1間隙から簡単に引き抜くことができ、また、上述の逆の手順で、商品吊下バーからカードホルダを簡単に取り外すことができる。
請求項2の発明によると、第2脚部が複数の第2係合凹部を有しているので、カードホルダを商品吊下バーに取り付ける際に、第2係合凹部を係合させる側の商品吊下げバーの位置を左右方向のほとんど移動させることなく、この商品吊下バーに複数の商品係合凹部のうちのいずれかを係合させることができる。
請求項3の発明によると、第1間隙の外に、第2間隙を有しているので、この第2間隙にも商品カードを簡単に着脱することができる。
請求項4の発明によると、補助板の背面に形成されたフックを使用して、カードホルダを直接、梁状部材に取り付けることもできる。
請求項5の発明によると、第1間隙に挿入された商品カードを、カード挟持板の内面に形成されたリブによって確実に保持することができる。また、リブには傾斜ガイドが形成されているので、第1間隙に対する商品カードの挿入を円滑に行うことができる。
請求項6の発明によると、第1間隙に挿入された商品カードを、交互に配置された複数のリブによって湾曲させる(腰を付ける)ことができるので、例えば、薄くて大きい商品カードも確実に保持することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図13を参照して、本発明の実施形態1に係るカードホルダ10について説明する。このうち、図1は、カードホルダ10を前側の右斜め上方から見た斜視図である。図2は、カードホルダ10を後側の右斜め上方から見た斜視図である。図3はカードホルダ10の正面図、図4は背面図、図5は平面図、図6は底面図、図7は右側面図、図8は左側面図であり、図9は図3のA−A断面図である。図10〜図13は、カードホルダ10の使用態様を説明する、前側の右斜め上方から見た斜視図である。
カードホルダ10は、図1,図2に示すように、左右方向に長い一対のカード挟持板11,12と、このカード挟持板11,12の左端側(一方の端部側)に取り付けられた第1脚部13と、右端側(他方の端部側)に取り付けられた第2脚部14とを備えており、さらに、後側に位置するカード挟持板12の背面側には、補助板15及びフック16が設けられている。以下、カード挟持板11,12から順に説明する。
カード挟持板11,12は、それぞれ左右方向に長い板状の部材によって形成されていて、2枚が平行となるように前後方向に対向して配置されている。カード挟持板11,12の左右方向の長さや高さについては、保持すべき商品カードC(図10,図11,図13)の大きさや枚数に応じて適宜に設定することができる。ここで、商品カードCについて説明する。商品カードCとは、小物の文具や菓子等の商品に対する付加情報、例えば、メーカーや商品納入業者が販売促進を目的として購買者に強くアピールしたいようなキャッチコピーやキャラクタが標記されたカードをいうものとする。相互に対向するカード挟持板11,12の間には、前後方向に薄く左右方向に延びる面状の第1間隙G1が形成されている。この第1間隙G1の前後方向の幅t1、すなわち前側のカード挟持板11の内面(後面)11aと後側のカード挟持板12の内面(前面)12aとの間の距離は、挿入される商品カードCの厚さよりも広くなるように設定されている。カード挟持板11,12の下端には、第1間隙G1の下端を覆うように底部20が設けてある。
カード挟持板11,12の内面11a,12aには、図5,図7〜図9に示すように、複数のリブ21,22が突設されている。各リブ21は、前側のカード挟持板11の内面(後面)11aに上下方向に配置されていて、後側のカード挟持板12の内面12aに向かって突設されている。一方、各リブ22は、後側のカード挟持板12の内面(前面)12aに上下方向に配置されていて、前側のカード挟持板11の内面11aに向かって突設されている。これらリブ21,22は、内面11a,12aからの突設量が第1間隙G1の幅t1のほぼ半分になるように設定されている。つまり、リブ21の後面21a、及びリブ22の前面22aが、第1間隙G1の幅t1のほぼ中央に位置するようになっている。図7〜図9に示すように、各リブ21,22の上端には、傾斜ガイド21b,22bが形成されている。また、図5に示すように、本実施形態では、前側のカード挟持板11側のリブ21と、後側のカード挟持板12側のリブ22とは、左右方向に沿って交互に配置されている。上述のようにリブ21,22の上端に傾斜ガイド21b,22bが形成されていて、第1間隙G1に上方から商品カードCを挿入する際に、商品カードCの下端がこれら傾斜ガイド21b,22bにガイドされるので、商品カードCの挿入動作を円滑に行うことができる。さらに、上述のように、リブ21とリブ22とが左右方向に交互に配置されていて、第1間隙に挿入された商品カードCを、これらリブ21,22によって湾曲させる(腰を付ける)ことができるので、例えば、商品カードCが薄くて大きいような場合であっても、確実に保持することができる。
第1脚部13は、図1〜図4に示すように、カード挟持板11,12の左端側の底部20近傍に配置されている。第1脚部13は、ほぼ「L」字形をした2枚の第1脚板23,24を有している。このうち、前側の第1脚板23は、前側のカード挟持板11の前面11bにおける左端側の下端部に固定されている。一方、後側の第1脚板23は、後側のカード挟持板12の後面12bにおける左端側の下端部に固定されている。前側の第1脚板23の水平部23a及び後側の第1脚部24の水平部24aと、カード挟持板11,12の底部20との間には、第1係合凹部Mが形成されている。第1係合凹部Mは、左右方向に長く形成されていて、右端側には右方に向けて開口された開口部M1を有している。第1係合部Mは、第1脚板23,24の水平部23a,24aの上端縁に段部23b,24bが形成されていることにより、上下方向の寸法が、基端側係合部M2で狭く、先端側係合部M3で広くなっている。後述する商品吊下バー52,53は、その太さが細い場合と太い場合とがあるが、細い商品吊下バー52,53に対しては、第1係合凹部のうちの、基端側係合部M2が係合され、太い商品吊下バー52,53に対しては、先端側係合部M3が係合されるようになっている。第1脚部13は、いずれの太さの商品吊下バー52,53に対しても、その左方から第1係合凹部Mを係合させるようになっている。
第2脚部14は、図1〜図4に示すように、カード挟持板11,12の底部20における右端側に配置されている。第2脚部14は、櫛歯状の、左右方向に長い2枚の第2脚板25,26を有している。このうち、前側の第2脚板25は、底部20の前側に固定されており、後側の第2脚板26は、底部20の後端側に固定されている。第2脚板25,26には、左右方向の複数の第2係合凹部Nが形成されている。第2係合凹部Nは、上端が半円状に形成され、下端には下方に向けて開口された開口部を有している。開口部の左右方向の寸法は、上述の商品吊下バー52,53のうちの、太さの太い商品吊下バー52,53のその直径よりも少し広く設定されている。第2脚部14は、いずれの太さの商品吊下バー52,53に対しても、その上方から第2係合凹部Nを係合させるようになっている。
補助板15は、図1,図2に示すように、後側のカード挟持板12の後面(背面)12b側に配設されている。本実施形態では、2個の補助板15が、カード挟持板12の左右方向の中心を基準として、左右に振り分けるようにして配置されている。各補助板15は、水平部15aと垂直部15bとを有していて、短く形成された水平部15aの先端が後側のカード挟持板12の後面12bの下端に固定されている。これにより、後面12bと垂直部15bとの間に、第2間隙G2が形成されている。図7に示すように、第2間隙G2の前後方向の幅t2は、上述の第1間隙t1よりも広く設定されている。第2間隙G2は、左方,右方,上方の3方が開放されている。以上のように、第2間隙G2は、左右方向の位置が異なる2箇所に設けられ、また、幅t2が、第1間隙G1の幅t1よりも大きく設定されているので、例えば、図11に示すように、大きさが大きく、また、厚さが厚い商品カードC1を保持するのに好適である。
フック16は、本実施形態では、図1,図2に示すように、上述の補助板15の後面(背面)15cに形成されている。各フック16は、補助板15の後面15cから後方に延びる水平部16aと水平部16aの後端から下方に垂下された垂直部16bとを有している。このようなフック16があると、例えば、商品陳列具に商品吊下バーが設けてないような場合でも、これらのフック16を左右方向に向けて配設された梁状部材50に直接、係合させることにより、カードホルダ10を取り付けることができる。
以上で、カードホルダ10の構成要素である、カード挟持板11,12、第1脚部13、第2脚部14、補助板15、フック16の説明を終える。
上述構成のカードホルダ10は、例えば、合成樹脂を射出成形することで構成することができ、また、各構成要素を個別に作製して適宜に接合させて構成することもできる。カードホルダ10の製造方法や材質については、特に制約がなく任意のものを採用することが可能であるが、材質については、上述のように合成樹脂を使用した場合には、カード挟持板11,12によって商品カードCを挟持する際に、適宜な弾性を発揮させることが容易であるので、特に好ましい。
また、カードホルダ10全体が透明であることが好ましい。特に、カード挟持板11,12が透明であると、これらに狭持された部分に記載されている商品カードの情報についても、カード挟持板11,12越しに視認できるので都合がよい。
図13を参照して、カードホルダ10の使用態様を説明する。これらの図に示すように、スーパーマーケットやデパートの商品売り場において、文具,菓子類等の小物の商品を陳列するための商品陳列具の1つとして、左右方向に延びる角柱状の梁状部材50が使用されている。この梁状部材50に対して、断面「コ」字形のベース部材51が上方から係合されて、左右方向にスライド可能に保持されている。商品吊下バー52,53は、このベース部材51に固定されている。図10,図11の例では、棒状部材を屈曲させることで、上下2段の商品吊下バー52,53が形成されている。これら商品吊下バー52,53は、後端側の連結部54で連結されていて、全体として、ベース部材51に固定されている。つまり1つのベース部材51に対して、上下2本の商品吊下バー52,53が前側に延びるように構成されている。上下2本の商品吊下バー52,53のうち、上の商品吊下バー52は、その先端(前端)に、上方に向かって直角に屈曲された屈曲部52aを有している。一方、下の商品吊下バー53は、その先端(前端)に、上方に向かって傾斜した屈曲部53aが形成されている。このように2段に構成された商品吊下バー52,53にあっては、通常、上の商品吊下バー52の屈曲部52aには、商品の価格等が記載されたカードを保持する透明なカードケース(不図示)が取り付けられる。一方、下の商品吊下バー53には、包装袋(不図示)に入れられた商品(不図示)が、包装袋に穿設された透孔(不図示)を屈曲部53aから商品吊下バー53に通すことで、吊り下げられるようになっている。なお、商品吊下バー52,53は、ベース部材51を梁状部材50に沿って左右方向に移動させることにより、左右方向の位置については、任意の位置に配置することができるようになっている。
従来、上述のような商品吊下バー52,53においては、商品の価格等を表示したカードは、保持することができるものの、商品についてのその他の情報を表示する商品カードを保持することができなかった。
そこで、本発明においては、上述のようなカードホルダ10を使用して、商品カードCを保持するようにした。
本実施形態では、複数の上の商品吊下バー52を利用して、カードホルダ10を取り付ける。まず、第1脚部13の第1係合凹部Mを図10中の最も左側に位置する上の商品吊下バー52に左方から係合させる。つづいて、第2脚部14を上方から下降させて、第2係合凹部Nを最も右側に位置する上の商品吊下バー52に上方から係合させる。この際、第2係合凹部Nが左右方向に複数設けてあるので、カードホルダ10を左右方向に移動させることなく、あるいは移動させる場合でもわずかに移動させるだけで、1つの第2係合凹部Nを商品吊下バー52に係合させることができる。なお、このときの、商品吊下バー52に対する、第1係合凹部M,第2係合凹部Nの前後方向の係合位置は、任意に設定することができる。
このように、商品吊下バー52に対するカードホルダ10の取り付け(係合)は、特別な道具等を使用することなく、また、下の商品吊下バー53に商品を吊下したままの状態で、極めて簡単に行うことができる。そして、取り付け後には、カードホルダ10は、安定した姿勢を維持することができる。すなわち、カードホルダ10全体の上下方向の不要な移動は、第1脚部13によって禁止され、左右方向の不要な移動は、主に第2脚部14によって禁止され、さらに、商品吊下バー52の前側からの脱落は、屈曲部52aによって防止され、後側からの脱落は、第1脚部13の後側の第1脚板24の水平部24aが商品吊下バー52,53の連結部54に当接することで防止される。そして、前後方向の不要な傾斜については、第1脚部13,第2脚部14が、それぞれ前後方向に離れた2枚の第1脚板23,24、第2脚板25,26によって構成されていることで、有効に防止される。
取付後のカードホルダ10に対しては、図10に示すように、そのカード挟持板11,12の間の第1間隙G1に上方から商品カードCを挿入することができる。挿入された商品カードCは、上述のように、カード挟持板11,12の内面11a,12aに突設された複数のリブ21,22により、安定した状態で保持される。また、商品カードCは、上方から引き上げることで、簡単に第1間隙G1から引き抜くことができる。さらに、商品吊下バー52からカードホルダ10を取り外す際には、上述の取り付けのときと逆の手順で簡単に取り外すことができる。従って、カードホルダ10の取り付け位置の変更は容易である。
図11に示すように、大きくて厚い商品カードC1は、図2,図7に示すように、その下端部を、左右2つの第2間隙G2に跨るように挿入することで安定した姿勢で保持することができる。
なお、上述では商品吊下バー52,53が上下2段に構成されている場合を説明したが、商品吊下バーが1段の場合も、この商品吊下バーに対して、カードホルダ10を上述と同様にして取り付けることができる。
図12は、商品吊下バーがない場合の、カードホルダ10の取り付け方法を示す。図1,図2に示す左右2つのフック16を、梁状部材50に直接、上方から係合させる。これにより、カードホルダ10を取り付けることができる。この場合も、カードホルダ10は、梁状部材50に沿って左右方向に自由に移動させることができる。このように、カードホルダ10は、梁状部材50に直接、取り付けた場合であっても、上述の図10で説明したものと同様に、その第1間隙G1に対して商品カードCを簡単に着脱することができる。さらに、この場合でも、図11で説明したものと同様に、第2間隙G2に対して、大きく厚い商品カードC1を着脱することが可能である。
<実施形態2>
図14(a)〜(e)を参照して、本発明の実施形態2に係るカードホルダ10Aについて説明する。このうち、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は(a)のA−A断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るカードホルダ10Aは、上述の実施形態1のカードホルダ10から、フック16を割愛したものである。
本実施形態のカードホルダ10Aによると、実施形態1のカードホルダ10とは異なり、フック16がないため、梁状部材50に直接、取り付けることはできないものの、フック16がない分、構成を簡略化することができ、さらに取り付け時に、フック16が後方に突出してじゃまになるということがない。
<実施形態3>
図15(a)〜(e)を参照して、本発明の実施形態3に係るカードホルダについて説明する。このうち、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は(a)のA−A断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るカードホルダ10Bは、上述の実施形態2のカードホルダ10Aから、第2間隙G2を構成する補助板15を割愛したものである。
本実施形態のカードホルダ10Bによると、実施形態2のカードホルダ10Aとは異なり、補助板15がなく、したがって第2間隙G2がないため、大きく厚い商品カードC1は、保持することができないものの、補助板15がない分、構成を簡略化することができ、さらに取り付け時に、補助板15が後方及び上方に突出してじゃまになるということがない。
以上の実施形態1〜3では、第1脚部13について、その第1脚板23,24の水平部23a,24aの先端が左右方向の中央側(右側)を向いた例を説明した。すなわち、第1係合凹部Mの開口部M1が、第1係合凹部Mの右端側に位置する場合を説明した。これに代えて、第1脚板の水平部の先端が左右方向の外側(左側)を向くように構成してもよい。すなわち、第1係合凹部の開口部が、第1係合凹部の左端側に位置するようにしてもよい。この場合、第1脚部を商品吊下バー52に取り付ける際、商品吊下バー52に対して、第1係合凹部を右側から係合させることになる。なお、この場合でも、カードホルダの取り付け、取り外し動作や、作用効果のついては、上述の実施形態1〜3とほぼ同様である。
図1〜図13は、実施形態1を説明する図であり、このうち、図1は、カードホルダを前側の右斜め上方から見た斜視図である。 カードホルダを後側の右斜め上方から見た斜視図である。 カードホルダの正面図である。 カードホルダの背面図である。 カードホルダの平面図である。 カードホルダの底面図である。 カードホルダの右側面図である。 カードホルダの左側面図である。 図3のA−A断面図である。 カードホルダの使用態様を説明する、前側の右斜め上方から見た斜視図である。 カードホルダの使用態様を説明する、前側の右斜め上方から見た斜視図である。 カードホルダの使用態様を説明する、前側の右斜め上方から見た斜視図である。 カードホルダの使用態様を説明する、前側の右斜め上方から見た斜視図である。 実施形態2を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は(a)のA−A断面図である。 実施形態3を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は(a)のA−A断面図である。
符号の説明
10,10A,10B
カードホルダ
11 前側のカード挟持板
11a 前側のカード挟持板の内面(後面)
12 後側のカード挟持板
12a 後側のカード挟持板の内面(前面)
13 第1脚部
14 第2脚部
15 補助板
16 フック
20 底部
21,22 リブ
21b,22b
傾斜ガイド

Claims (6)

  1. 商品陳列具の一部を構成する梁状部材の左右方向の異なる位置から前方に延びる複数の商品吊下バーに取り付けて使用するカードホルダにおいて、
    商品カードが上方から挿入される第1間隙を介して前後方向に対向するとともに左右方向に延びる一対のカード挟持板と、
    前記一対のカード挟持板の底部における左右方向の一方の端部側に取り付けられて、前記商品吊下バーに左右方向から係脱される第1係合凹部を有する第1脚部と、
    前記一対のカード挟持板の前記底部における左右方向の他方の端部側に取り付けられて、別の前記商品吊下バーに上方から係脱される第2係合凹部を有する第2脚部と、を備える、
    ことを特徴とするカードホルダ。
  2. 前記第2脚部は、左右方向に異なる位置に複数の前記第2係合凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカードホルダ。
  3. 前記一対のカード挟持板のうちの、後側に位置する前記カード挟持板の背面側から上方に向けて突設されて、前記背面との間に商品カードが上方から挿入される第2間隙を構成する補助板を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカードホルダ。
  4. 前記補助板の背面に、前記梁状部材に対して上方から係脱可能なフックが形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のカードホルダ。
  5. 前記一対のカード挟持板は、相互に対面する内面に、相手方の前記カード挟持板に向かって突設されて前記第1間隙を狭める上下方向のリブを左右方向に複数有し、前記複数のリブには、前記第1間隙に対する挿入時の商品カードの下端をガイドする傾斜ガイドが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカードホルダ。
  6. 前記複数のリブは、前記一対のカード挟持版に対して、左右方向に沿って、一方の前記カード挟持板と他方の前記挟持板とに交互に配置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のカードホルダ。
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