JP2009027867A - 昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】昇圧動作と降圧動作との切り替えを安定的に行うことのできる昇降圧コンバータを提供することを課題とする。
【解決手段】昇降圧コンバータは、リアクトル1a〜1f、昇圧用IGBT2a〜2f、降圧用IGBT3a〜3f、蓄電素子であるコンデンサ4が接続される電源接続端子5、及び、力行運転及び回生運転の双方を行うモータ6が接続される出力端子7を備える。昇降圧コンバータの駆動制御装置は、昇圧用IGBT2a〜2fと降圧用IGBT3a〜3fの駆動を切り替える際に、昇圧用IGBT2a〜2fと降圧用IGBT3a〜3fの双方の駆動を停止する停止期間を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇圧用スイッチング素子及び降圧用スイッチング素子を有し、負荷への電力供給の制御と、負荷より得られる回生電力の蓄電素子への供給の制御とを行う昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータに関する。
従来より、電気自動車等では、走行用モータを駆動するためのインバータ回路の前段に昇降圧コンバータを設け、この昇降圧コンバータによりバッテリ電圧を昇圧してインバータ回路に供給するという制御が行われている。また、走行用モータが回生状態となったときには、その回生電力を昇降圧コンバータにより降圧してバッテリを充電している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−282835号公報
ところで、例えば、建設機械等のいわゆる重機械の機能の一部を電動化するような場合には、電気自動車等よりも遙かに大きな電力が必要とされるため、汎用の昇降圧コンバータを用いることはできない。
また、このような特殊用途に応じて、各素子を大型化(大容量化)させることにより、大電力に耐えうるように設計される昇降圧コンバータでは、電力損失が多くて効率が低いという課題があった。
さらに、大電力を取り扱うため、昇圧と降圧との切り替え制御においては、より高度な安全性が求められるという課題もあった。
そこで、本発明は、昇圧動作と降圧動作との切り替えを安定的に行うことができ、大電流に耐えうる昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータを提供することを目的とする。
本発明の一局面の昇降圧コンバータの駆動制御装置は、力行運転及び回生運転の双方を行う電動機への電力供給を制御するための昇圧用スイッチング素子、前記電動機より得られる回生電力の前記電源への供給を制御するための降圧用スイッチング素子、及び、リアクトルを含む昇降圧用素子が複数並列に接続される昇降圧コンバータの駆動制御装置であって、前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動制御し、当該昇圧用スイッチング素子と当該降圧用スイッチング素子との駆動を切り替える際に、複数並列に接続されるすべての昇圧用スイッチング素子及び降圧用スイッチング素子の駆動を停止する停止期間を設ける。
また、前記停止期間は、前記昇圧用スイッチング素子と前記降圧用スイッチング素子との駆動制御を切り替える際に、すべての前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動するためのスイッチングデューティがオフになるのを待機した後の所定期間、又は、すべての前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動するためのスイッチングデューティを強制的にオフにした後の所定期間であってもよい。
本発明の一局面の昇降圧コンバータは、力行運転及び回生運転の双方を行う電動機との間で電力の授受を行うための第1端子と、前記電動機への供給電力を蓄積する電源が接続される第2端子と、前記電動機への電力の供給を制御するための昇圧用スイッチング素子、前記電動機より得られる回生電力の前記電源への供給を制御するための降圧用スイッチング素子、及び、前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子と前記第2端子との間に接続されるリアクトルを含む昇降圧用素子が複数モジュール化されて並列接続される並列型昇降圧用素子と、前記並列型昇降圧用素子に含まれる前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動制御し、当該昇圧用スイッチング素子と当該降圧用スイッチング素子との駆動を切り替える際に、すべての昇圧用スイッチング素子及び降圧用スイッチング素子の駆動を停止する停止期間を設ける駆動制御手段とを含む。
本発明によれば、昇圧動作と降圧動作との切り替えを安定的に行うことができ、大電流に耐えうる昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータを提供できるという特有の効果が得られる。
以下、本発明の昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータを適用した実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態の昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータの回路構成を概略的に示す図である。この昇降圧コンバータは、リアクトル1a、1b、1c、1d、1e及び1f(以下、1a〜1fと記す。後述する符号2及び3についても同様)、昇圧用IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)2a〜2f、降圧用IGBT3a〜3f、電源として用いられるコンデンサ4を接続するための電源接続端子5、モータ6との間で電力を授受するための出力端子7、及び、一対の出力端子7に並列に挿入されるコンデンサ8を備える。
各リアクトル1a〜1fの一端は、符号Xで示す電源接続端子5に接続され、各他端は、昇圧用IGBT2a〜2fと降圧用IGBT3a〜3fの各接続点に接続される。また、各昇圧用IGBT2a〜2fのドレイン端子は、符号Yで示す電源接続端子5と出力端子7に接続される。各降圧用IGBT3a〜3fのソース端子は、符号Zで示す出力端子7に接続される。
ここで、リアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTを1つずつ含む素子を「昇降圧用素子」として扱う。すなわち、図1に示す回路構成では、昇降圧素子が6つ並列接続されている。ここでは、このように昇降圧用素子が並列に接続された素子を並列型昇降圧用素子と称す。
なお、図1には、電源として用いられる蓄電素子としてコンデンサ4を示すが、この蓄電素子は、充放電可能な二次電池であればよい。また、出力端子7に接続されるモータ6は、力行運転及び回生運転が可能な電動機であればよい。
図2は、本実施の形態の昇降圧コンバータの回路に含まれる素子の接続関係を説明するための図である。この図2は、本実施の形態の昇降圧コンバータの回路の一部であるリアクトル1a、1b、1c、昇圧用IGBT2a、2b、2c、降圧用IGBT3a、3b、3c、電源接続端子5、及び出力端子7の接続関係を表す図である。
ここに示すように、リアクトル1aは、昇圧用IGBT2a及び降圧用IGBT3aと電源接続端子5との間に配設されており、また、コンデンサ8は、昇圧用IGBT2a及び降圧用IGBT3aと出力端子7との間に挿入される。この接続関係は、リアクトル1b、昇圧用IGBT2b、及び降圧用IGBT3bと、リアクトル1c、昇圧用IGBT2c、及び降圧用IGBT3cとについても同様であり、さらに、この図2に図示しないリアクトル1d〜1f、昇圧用IGBT2d〜2f、及び降圧用IGBT3d〜3fについても同様である。
本実施の形態の昇降圧コンバータは、例えば、ハイブリッド式の建設機械の電源制御部に適用することができる。具体例としては、建設機械のアームの角度操作を電動モータで駆動制御する形態、これに加えてバケットリンクの電動駆動若しくはリフティングマグネットの電動化を行う形態、又は、走行用の無限軌道の駆動装置を電動化若しくはハイブリッド化する形態等における電源制御部に用いることができる。
これらの用途では、例えば、キャパシタ4の電圧値が約100〜300V、出力端子7における出力定格電圧が約360V、定格出力が約20kW、瞬時最大出力電力が±60kW、定格電流が±55A、瞬時最大電流が±170A程度となる。
このため、本実施の形態におけるリアクトル1a〜1f、昇圧用IGBT2a〜2f、降圧用IGBT3a〜3f、電源接続端子5、出力端子7、及びコンデンサ8は、図1に示す一つの昇降圧コンバータとして、このような用途に耐えうるものであることが要求される。
図2に示す昇圧用IGBT2a〜2f及び降圧用IGBT3a〜3fは、図示しない駆動制御部によってPWM(Pulse Width Modulation)駆動される。すなわち、これらのIGBT(2a〜2f、3a〜3f)のゲート電極には、駆動制御部から駆動用のパルス電圧が印加される。このような制御部は、電子回路又は演算処理装置のいずれでも実現することができる。
図3は、本実施の形態の昇降圧コンバータの各リアクトルを通流する電流のリップルを概略的に示す波形図である。説明の便宜上、図を簡略化するために、図3(a)にはリアクトル1a〜1cを通流する電流の波形のみを示す。
本実施の形態の昇降圧コンバータでは、昇降圧用素子の並列数をNで表す場合に、出力端子7の出力電圧値を所望の値に制御するために、出力端子7で検出される出力電圧値に基づいて各IGBT(2a〜2f、3a〜3f)の駆動に用いるスイッチングデューティを演算し、各IGBTを駆動制御する際に、N個の昇降圧素子に含まれる各IGBTが均等な位相差で駆動されるようにする。
このような駆動制御により、図3(a)に示すようにリアクトル1a〜1cの電流リップルa、b、cが分散され、これらの合成波形として得られる合成リップルgは、図3(b)に示すように、振幅値を1/N倍にすることができる。これにより、従来の昇降圧コンバータのように、大電流に耐えうる大容量のリアクトルを1つだけ用いる場合よりも、回路中に通流する電流のリップルの振幅を小さくすることができる。この結果、リアクトルのインダクタンスの値を小さくすることが可能となり、リアクトルの大幅な小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。
すべての昇降圧用素子を同一のタイミング(同期式)で駆動すると、各リアクトルの電流リップルが合成されてN倍になるため、リアクトルのインダクタンスを大きくする必要が生じるが、上述のように均等な位相差を有する駆動制御を行うことにより、電流リップルを小さくでき、これにより、リアクトルの大幅な小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。
ここで、昇降圧用素子を並列化して駆動制御すると、図4に示すように、位相差を持たせた駆動制御において、昇圧用IGBT2b及び2cと、降圧用IGBT3aとが、同時にオンになることがあり得る。このような場合には、図4に点線で示すような環流が生じてしまい、昇降圧制御に支障が生じる。
このため、本実施の形態の昇降圧コンバータでは、図5に示すように、昇圧動作と降圧動作の切り替え時に、昇圧用IGBT2a〜2f及び降圧用IGBT3a〜3fがすべてオフとなる待機時間を設けることにより、図4に示すような還流が生じないようにしている。
このように環流を防止することにより、昇圧用IGBT1a〜2fと降圧用IGBT3a〜3fとの短絡を防ぐことができ、装置破壊を防止することができる。
なお、この待機時間とは、図5に示すように、昇圧と降圧の切り替え時に、切り替え前の駆動(昇圧又は降圧)が完了した(駆動制御によりオフにされた)後の所定期間であり、例えば、10KHzの周期でスイッチングが行われている場合は、100μ秒程度となる。
本実施の形態の昇降圧コンバータは、図1に示すようなリアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTを1つずつ含む「昇降圧用素子」が6つ並列接続された回路構成を有する。このため、リアクトル1a〜1f、昇圧用IGBT2a〜2f、及び降圧用IGBT3a〜3fの各々の素子に流れる電流が低減される。
このように、素子1つあたりに流れる電流量を減少させることにより、大電圧・大電流に対応するための素子を1つだけ用いる場合に比べて電力損失の抑制を図ることができる。また、リアクトルや昇降圧用のIGBT等の素子として、小型で軽量な汎用素子を用いることができるので、従来のように、大電流用の特殊な素子を用いる場合に比べて、製造コストの低減を図ることができる。
リアクトル、昇圧用スイッチング素子、及び降圧用スイッチング素子をそれぞれ1つずつ備える従前の昇降圧コンバータを、ハイブリッド式の建設用機械のような大電力システムに用いる場合には、大容量のリアクトルやスイッチング素子を用いる必要があり、高コスト化を招いていた。
これに対して本実施の形態の昇降圧コンバータでは、昇降圧用素子を並列化することで、リアクトルや昇降圧用のIGBT等の素子として、小型で軽量な汎用素子を用いることができ、また、デバイス1つあたりに流れる電流の量が減少するため、IBGTやリアクトルからの発熱を抑制することができる。
また、各相の駆動に位相を設けることにより、電流リップルを低減でき、これによりリアクトルのインダクタンスを小さくできるため、さらに小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。このように並列接続された複数の昇降圧用素子を備えることにより、容易に大電力システムに対応する昇降圧コンバータを構築することができる。
また、本実施の形態の昇降圧コンバータによれば、上述のように小型化、軽量化、低コスト化を図ることができるとともに、電圧制御と電流制御の切り替えのときに、昇圧用IGBT2及び降圧用IGBT3の両方を停止させる待機時間を設けるので、昇圧動作と降圧動作との切り替えを安定的に行うことができる。
また、リアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTをそれぞれ1つずつ含む昇降圧用素子を並列接続した昇降圧コンバータを製造する場合に、リアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTをそれぞれ1つずつ接続して昇降圧用素子を組むよりも、リアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTが予め接続されてモジュール化された昇降圧用素子を並列接続してもよい。
このようなモジュール化された昇降圧用素子は、一般的にインバータ等に用いられているため、低価格で入手でき、また、リアクトル、昇圧用IGBT、及び降圧用IGBTをそれぞれ1つずつ接続して昇降圧用素子を組むよりも、素子特性の均一化を図りやすいという利点がある。
図6は、モジュール化された昇降圧用素子を用いる昇降圧コンバータの回路構成を示す図である。この図6に示す昇降圧コンバータは、モジュール化された昇降圧用素子3A及び3Bを備える。昇降圧用素子3Aは、図1に示す昇降圧用素子が3つ並列に接続されたモジュール型の昇降圧用素子である。すなわち、この昇降圧用素子3Aは、図1に示すリアクトル1a〜1c、昇圧用IGBT2a〜2c、及び降圧用IGBT3a〜3cをモジュール化した素子である。同様に、昇降圧用素子3Bは、図1に示すリアクトル1d〜1f、昇圧用IGBT2d〜2f、及び降圧用IGBT3d〜3fをモジュール化した素子である。
このようにモジュール化された昇降圧用素子3A及び3Bを並列接続すれば、素子特性のばらつきが抑制され、さらに小型化、軽量化、低コスト化を図った昇降圧コンバータを提供することができる。
以上では、昇圧動作と降圧動作の切り替え時に、昇圧用IGBT2a〜2f及び降圧用IGBT3a〜3fがすべてオフとなる待機時間を設ける形態について説明したが、昇降圧動作の切り替え時に、位相制御されている他のスイッチングデバイスのオン指令をオフにし、デッドタイム分だけの停止期間をおいてから昇降圧を切り替えるようにしてもよい。
これにより、還流を防止しつつ、切り替え時における応答性をより良好なものにすることができる。
このデッドタイムとは、昇降圧の切り替えの必要性が生じたときに、切り替え前の駆動(昇圧又は降圧)の途中でも、スイッチングデューティを強制的にオフにして、その駆動制御を停止させた後の所定期間であり、例えば、10KHzの周期でスイッチングが行われている場合に、4μ秒程度となる。
以上では、昇降圧用素子の並列数Nが6である形態について説明したが、並列数Nは、リアクトルやIGBTにかかる電流値や電圧値に応じて最適な値に設定されればよく、2以上であれば幾つであってもよい。
図8は、本実施の形態の昇降圧コンバータにリアクトルの保護回路を適用した回路構成を示す図である。
従前の昇降圧コンバータでは、リアクトル1と電源であるコンデンサ4との接続を遮断するために、マグネットコンダクタあるいはリレーを備えるものが一般的であるが、本実施の形態の昇降圧コンバータのように大電力の環境で用いる場合には、リアクトルに残留するエネルギによるアーク放電が問題になる場合がある。
そこで、図8に示すような一対のダイオードを含む保護回路9をリアクトル1a〜1c、昇圧用IGBT2a〜2c、降圧用IGBT3a〜3c、及び電源接続端子5の間に配設する。なお、電源接続端子5と保護回路9との間に配設されるリレー10は、コントローラ12によって駆動される。なお、リレー10は、マグネット・コンダクタ(M.C)11を含む。
このように、図8に示す昇降圧コンバータでは、リレー10がオフにされると、リアクトル1a〜1cに残留したエネルギが保護回路9を介して昇降圧用素子内で消費されるため、リレー10に電流が逆流することが抑制され、この結果、リレー10のオフに伴うアーク放電の発生を抑制することができる。
以上では、出力端子7に直流駆動のモータ6を直接接続する形態について説明したが、これに代えて、出力端子7にインバータを介して交流駆動されるモータを接続してもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態の昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本実施の形態の昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータの回路構成を概略的に示す図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータの回路に含まれる素子の接続関係を説明するための図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータの各リアクトルを通流する電流のリップルを概略的に示す波形図である。 並列回路における還流を説明するための概念図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータを駆動制御するためのタイミングチャートにおける待機時間を示す図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータにモジュール化した昇降圧用素子を適用した回路構成を概略的に示す図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータを駆動制御するためのタイミングチャートにおけるデッドタイムを示す図である。 本実施の形態の昇降圧コンバータにリアクトルの保護回路を適用した回路構成を示す図である。
符号の説明
1a〜1f リアクトル1
2a〜2f 昇圧用IGBT
3a〜3f 降圧用IGBT
4 コンデンサ
5 電源接続端子
6 モータ
7 出力端子
8 コンデンサ。

Claims (3)

  1. 力行運転及び回生運転の双方を行う電動機への電力供給を制御するための昇圧用スイッチング素子、前記電動機より得られる回生電力の前記電源への供給を制御するための降圧用スイッチング素子、及び、リアクトルを含む昇降圧用素子が複数並列に接続される昇降圧コンバータの駆動制御装置であって、
    前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動制御し、当該昇圧用スイッチング素子と当該降圧用スイッチング素子との駆動を切り替える際に、複数並列に接続されるすべての昇圧用スイッチング素子及び降圧用スイッチング素子の駆動を停止する停止期間を設ける、昇降圧コンバータの駆動制御装置。
  2. 前記停止期間は、前記昇圧用スイッチング素子と前記降圧用スイッチング素子との駆動制御を切り替える際に、すべての前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動するためのスイッチングデューティがオフになるのを待機した後の所定期間、又は、すべての前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動するためのスイッチングデューティを強制的にオフにした後の所定期間である、請求項1に記載の昇降圧コンバータの駆動制御装置。
  3. 力行運転及び回生運転の双方を行う電動機との間で電力の授受を行うための第1端子と、
    前記電動機への供給電力を蓄積する電源が接続される第2端子と、
    前記電動機への電力の供給を制御するための昇圧用スイッチング素子、前記電動機より得られる回生電力の前記電源への供給を制御するための降圧用スイッチング素子、及び、前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子と前記第2端子との間に接続されるリアクトルを含む昇降圧用素子が複数モジュール化されて並列接続される並列型昇降圧用素子と、
    前記並列型昇降圧用素子に含まれる前記昇圧用スイッチング素子及び前記降圧用スイッチング素子を駆動制御し、当該昇圧用スイッチング素子と当該降圧用スイッチング素子との駆動を切り替える際に、すべての昇圧用スイッチング素子及び降圧用スイッチング素子の駆動を停止する停止期間を設ける駆動制御手段と
    を含む、昇降圧コンバータ。
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