JP2009019913A - 分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体クロマトグラフ分析装置1は、分析装置本体10と分析装置操作端末20から構成されている。分析装置本体10の分析用モジュールは、制御部によって動作を制御される。分析装置操作端末20は、検出モジュールからの信号を解析処理する。分析装置操作端末20は、特定の分析業務に対応した、装置条件標準データ41b、処理条件標準データ41cの関係付け及び分析操作の流れを含んだワークフロー管理データ41aと、分析データを解析処理した結果を提示するレポート標準書式41eと、表示画面書式41fと、をワークフロー管理DB41に登録する。
【選択図】図2
Description
そのため高度なグラフィックス機能を提供するGUI(Graphical User Interface)が搭載されている。前記GUIを搭載した分析装置を利用すれば、高い熟練度を有する担当者は、測定対象の試料(測定試料)と、分析装置本体のハードウェア(分析用モジュール)とソフトウェアを含む分析データ処理装置に関する深い知識を活かして、処理条件を細かく設定できるので、必要に応じて多様な解析処理を分析データ処理装置に実行させることが可能であった。
例えば、測定試料を分析するためには、ポンプの流量などの装置条件の設定、サンプルテーブルの作成、そして、得られた分析データの解析処理をするためには、クロマトグラムのベースラインの安定化、標準サンプルの測定などがあるが、これら一連の操作の流れはクロマトグラムの測定に関する知識を有する者でなければ、操作が困難である。
クロマトグラムの測定に関する知識を持ち合わせていないユーザ、操作に不慣れなユーザ(例えば、品質管理部門の高い熟練度を有していない担当者)にとっては操作の流れの全体像がわからず、現在操作している状況が全体のどの辺りかも分からないため、誤った操作をしたり、目的とする結果を得られなかったりする可能性があった。
また、市販されている画像編集用ソフトでは、ユーザが用途に応じてレイアウトした画面を保存でき、保存したレイアウトをいつでも呼び出すことを可能としたり、また、保存したレイアウトの各スクリーンセットへはキーボード(ファンクションキーなど)のワンタッチで変更可能な操作としたりできるものがある。
また、市販されている画像編集用ソフトでは、ユーザが用途に応じてレイアウトした画面を保存でき、保存したレイアウトをいつでも呼び出す機能を有することでユーザの用途毎に適切な画面レイアウトを提供しているソフトも存在する。
本発明は、分析目的に応じた分析操作の流れに沿った画面フローと画面レイアウトを、ユーザの習熟度に応じて提供できる分析装置を提供することを目的とする。
分析装置操作端末は、特定の分析業務に対応した、装置条件、処理条件及び分析操作の流れと、操作画面表示様式と、を含む特定分析業務制御情報を予め作成して記憶させた類別分析業務データベースを有し、
特定分析業務制御情報が類別分析業務データベースから選択されると、特定の分析業務に対応した分析操作の流れに従い、分析管理部において、特定の分析業務に対応した装置条件に応じて分析装置本体の動作を管理させて、分析データを取得させ、分析データ処理部において、特定の分析業務に対応した処理条件に応じて、取得された分析データの解析処理をさせ、特定の分析業務に対応した操作画面様式に従って分析操作の流れに沿って表示画面に表示することを特徴とする。
習熟者がルーチン分析ではない分析をする場合には、例えば、特許文献1に記載の技術のように、入力部で詳細な装置条件、処理条件、及び分析操作の流れの設定をできるが、そのときには、習熟者には理解済みの分析操作の流れの各手順の表示を表示させずに、簡単な画面レイアウトとすることが可能となる。
《液体クロマトグラフ分析装置の構成》
なお、液体クロマトグラフ分析装置とは、生命現象の解明、食品開発と安全性の検証、環境の保全に関する研究開発を進めるために利用され、動植物や微生物の組成、及びその代謝物、並びに人工的に生成された物質などの組成を定量定性分析する装置である。
図1は、液体クロマトグラフ分析装置(以下、単に分析装置と称する)1のシステムブロック図である。液体クロマトグラフ分析装置1は、分析装置本体10と分析装置操作端末20とを通信回線9で接続して構成されている。
分析装置本体10は、分析装置操作端末20との通信を可能とする通信ユニット8、溶媒(溶離液)を所定の流量で後記する分離モジュール(分析用モジュール)5に送液する、ポンプを有する溶媒供給モジュール(分析用モジュール)3、送液された溶媒に液体試料を所定量注入する注入モジュール(分析用モジュール)4、前記液体試料が注入された溶媒が通過する際に成分に応じて時間的に分離されて測定試料の成分を溶離するカラムを有する分離モジュール(分析用モジュール)5、分離モジュール5を通過した溶出液を分光光度計、電気伝導度検出器などの検出器ユニットで検出して検出信号を出力する検出モジュール(分析用モジュール)6、及び、これらの分析用モジュール3〜6の制御をする制御部7を備える。
検出モジュール6は、複数のタイプの検出器、例えば、UV(Ultra Violet)検出器、UV−VIS(Visible)検出器、RI(Refractive Index)検出器(示差屈折率検出器)、蛍光検出器、伝導度検出器などの内の1つまたは複数を備えて、その中の1つの検出器で測定したり、複数の検出器で並行して測定したりする。
この動作状態情報の中には、溶媒の流量、選択されたサンプル容器を識別する識別子であるサンプル容器ID(例えば、Vial No.)、溶媒温度、選択された検出器を識別する識別子である検出器IDや、各モジュール3〜6が正常状態か否かの自己診断結果を含む。
分析装置操作端末20としては、一般的にパーソナルコンピュータが使われている。分析装置操作端末20は、CPU21、内部バス22、並びに内部バスに接続したランダムアクセス・メモリ(RAM)23、ハードディスク装置等の記憶装置24、入出力制御部25、及び通信ユニット30を含んでいる。
入出力制御部25はインタフェース回路であり、ディスプレイ26、キーボード(入力部)27a、マウス(入力部)27b、スピーカ28、リムーバブル・ディスクドライブ29、プリンタ31などの入出力装置と接続している。
通信ユニット30は、分析装置本体10の通信ユニット8と通信回線9で接続されている。
この分析装置操作端末20には、図2に示すように分析装置本体10を操作するための分析管理プログラム47bや、検出モジュール6からの信号をデータ処理(解析処理)する分析データ処理プログラム47cや、それらのプログラム47b、47cを動作させるときの条件を入力するユーザ・インタフェース制御プログラム(以下、UI(User Interface)制御プログラムと称する)47aなどが記憶装置24のプログラム・データベース(以下、プログラムDBと称する)47の領域に組み込まれている。
CPU21はそれらのプログラム47a,47b,47cを読み出して実行し、キーボード27aやマウス27bなどの入力装置を介してユーザがそれらのプログラム47a,47b,47cを用いて、分析装置本体10や分析装置操作端末20を動作させることが可能となっている。
なお、UI制御プログラム47a、分析管理プログラム47b、分析データ処理プログラム47cは、相互にデータの受け渡しや、指令の授受をする一体のプログラムパッケージである。
なお、ワークフロー管理DB41は、請求項に記載の類別分析業務データベースに対応する。
なお、ワークフロー管理データ41aや、ワークフロー管理データ41aが用いる予め設定された特定の分析業務に対応した標準データや書式である装置条件標準データ41b、処理条件標準データ41c、メソッド標準データ41d、レポート標準書式41e、表示画面書式41fは、特定の分析業務に対応してそれぞれ複数登録されており、ワークフロー管理DB41中の1つのワークフロー管理データ41aを選択すると、それが関係付けている装置条件標準データ41b及び処理条件標準データ41c(または、メソッド標準データ41d)と、レポート標準書式41eと、表示画面書式41fとが読み出され、分析装置操作用UIモジュール35aに受け渡される。
ワークフロー管理DB41の中に含まれる特定分析業務制御情報の詳細については後記する。
さらに、メソッドとは、装置条件と処理条件とをまとめて総称するものである。ルーチン分析においては所定の測定試料種別に対して、装置条件も処理条件も所定の組み合わせに決まっているので、そのような組み合わせを前もってライブラリー化してメソッド標準データ41dとしてファイル名を付してワークフロー管理DB41に登録しておき、測定試料に対して、メソッド標準データ41dのファイル名を指定することによって、装置条件と処理条件が設定されるという簡便な方法である。
また、GUIテンプレート42dは、分析装置1の操作の流れに沿って分析装置操作端末20のディスプレイ26に表示させる後記する各種操作画面を編集するためのベースとなるものである。
UI制御部35は、分析装置操作用UIモジュール35aとワークフロー登録用UIモジュール(特定分析業務制御情報登録手段)35bとからなる。
分析装置操作用UIモジュール35aは、UI制御プログラム47aが実行する機能である。分析装置操作用UIモジュール35aは、記憶装置24のワークフロー管理DB41から予め記憶されたワークフロー管理データ41aをユーザに選択させて、ユーザがディスプレイ26に研究者向け操作画面(図4の(b)〜(f)参照)が表示されるように選択した場合、キーボード27aやマウス27bの操作を受付けて、分析装置本体10の前記各分析用モジュール3〜6の動作条件を設定し、分析装置本体10の各分析用モジュール3〜6の設定された動作条件を記憶装置24に一時記憶させ、分析管理部37に分析装置本体10の各分析用モジュール3〜6の動作を管理させたり、分析管理部37を経由して分析装置本体10における分析の進捗状況をディスプレイ26に表示させたり、分析管離部35が分析装置本体10から受信した検出器信号からクロマトグラムのデータをディスプレイ26に表示させたり、表示されたクロマトグラムのデータを分析データ処理部39にデータ処理させる処理条件を設定したりする。
なお、分析装置操作用UIモジュール35aの具体的な操作画面については、研究者向け操作画面(図4の(b)〜(f)参照)、ルーチン分析業務従事者向け操作画面(図6の(b)〜(d)参照)を参照しながら、追って詳細に説明する。
次にワークフロー登録用UIモジュール35bについて説明する。ワークフロー登録用UIモジュール35bも、UI制御プログラム47aが実行する機能である。
ワークフロー登録用UIモジュール35bは、キーボード27aやマウス27bの操作を受付けて、分析する測定試料の種別や、分析目的や、ユーザタイプに応じて、予め装置条件標準データ41b、処理条件標準データ41c(または、装置条件標準データ41b及び処理条件標準データ41cの代わりにメソッド標準データ41d)、レポート標準書式41e、表示画面書式41fを編集し、それらを読み出し可能にワークフロー管理DB41に登録する。
ちなみに、ワークフロー管理データ41aは、分析装置操作用UIモジュール35aで指定されるユーザ名(ユーザ情報)またはユーザID(ユーザ情報)をキーに参照できるようにワークフロー管理DB41に登録される。以下、の説明における操作画面では、請求項の記載における「ユーザ情報」として、ユーザ名を使う場合の例で説明する。
分析管理部37は、分析管理プログラム47bが実行する機能であり、ユーザが選択した記憶装置24のワークフロー管理DB41に記憶された装置条件標準データ41b、またはユーザが入力設定した装置条件に従って、通信ユニット30を経由して分析装置本体10へ装置条件に対応したコマンド群を出力することにより、分析装置本体10を制御して、測定試料の分析を遂行し、分析装置本体10から分析の進捗(以下、分析進捗と記す)と検出モジュール6の検出器信号を取得し、検出器信号を分析データとして記憶装置24の分析データDB40に記憶させる。
分析データ処理部39は、分析データ処理プログラム47cが実行する機能であり、ユーザが選択した記憶装置24のワークフロー管理DB41に記憶された処理条件標準データ41c、またはユーザが設定した処理条件に従って分析データを解析処理し、その結果を解析結果データ40cとして記憶装置24の分析データDB40に記憶させるとともに、分析装置操作用UIモジュール35aに受け渡してディスプレイ26に表示させる。
次に、図3、図4を参照しながら、研究者向け操作画面について説明する。図3は研究業務における基本的な作業ステップ図である。図4は図3の作業ステップS103〜ステップS106において用いられる分析装置操作用UIモジュールの操作画面例を示す図である。
図4の(a)はログイン画面を示す図であり、(b)は研究者向け操作メイン画面の構成を示す図であり、(c)は装置条件を設定するための装置条件画面を示す図であり、(d)は装置状態モニタ画面の構成を示す図であり、(e)はクロマトグラムを表示する画面を示す図であり、(f)は解析結果データを表示する画面を示す図である。
ここで、例えば、創薬分野で病気に対して有効な成分を探すという研究者を想定して説明する。まず研究者は野菜のような食品などから分析するための分析試料を選別する(ステップS101)。次に分析試料を分析装置1で測定できる性状に前処理を行い、測定試料を準備する(ステップS102、「分析前処理」)。そして、研究者は分析装置1を起動する(ステップS103)。
「ファイル」アイコン56aは、装置条件画面57、クロマト表示画面59、結果データ表示画面60が選択されているときにのみ有効であり、各画面57,59,60に関係するデータを「名前をつけて保存」、「上書き保存」する機能がある。
「編集」アイコン56bは、装置条件画面57が選択されているときにのみ有効であり、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」の文字列編集を可能とする機能である。
ちなみに、溶媒供給モジュール3は「ポンプ」、注入モジュール4は「サンプラ」、分離モジュール5は「オーブン」、検出モジュール6は「検出器」と表示されている。
同様に、「サンプラ」の装置条件編集部61bでは、注入モジュール4のサンプル容器ID(Vial No.)を指定してそのサンプル容器からの分注量を設定したりできる。
「オーブン」の装置条件編集部61cでは、分離モジュール5の図示しない恒温装置で維持する温度を指定して、分離時の温度条件を設定したりできる。
「検出器」の装置条件編集部61dでは、検出モジュール6の所定の検出器ユニットの検出器ユニットIDを指定してその検出器ユニットを測定状態に設定したりできる。
表示ウィンド58dでは、検出モジュール6における現在分析中の測定試料に対して用いられている検出器の型式と、異常状態か否かの自己診断結果を表示する。
この中で、ユーザはクロマト表示画面59(図4の(e)参照)を用いて分析装置操作用UIモジュール35aにより、マニュアル測定中の測定試料のクロマトグラムを表示したり、測定後のクロマトグラムのベースライン補正など2次処理をしたりすることができる。
また、結果データ表示画面60(図4の(f)参照)を用いて分析装置操作用UIモジュール35aにより、測定結果を確認でき、測定試料を前処理したときに液体試料の濃縮率または希釈率に対する係数補正などのデータ処理や、結果レポートのレイアウトを確認することができる。
ステップS107において希望通りの場合(Yes)は、ユーザはステップS108に進み、装置条件、処理条件を確定する。
図4の(f)は、ステップS108において装置条件、処理条件を確定する場合の操作画面の結果データ表示画面60である。測定試料名欄64、メソッド名欄65及び分析結果欄66と、「登録」と表示の登録用のアイコンボタン67が用意されている。
次に図5、図6を参照しながら、ルーチン分析業務従事者向け操作画面(以下、ルーチン分析操作画面と略称する)のフローについて説明する。図5はルーチン分析業務における基本的な作業ステップ図である。図6は図5の作業ステップS203〜ステップS206において用いられる分析装置操作用UIモジュール35aの表示する操作画面フローの例を示す図である。作業ステップに沿ってルーチン分析操作画面の各種機能を説明する。
前記研究者向け操作画面で説明した画面構成と同じ画面構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まずルーチン分析業務従事者は、上位指示者から、分析するための測定試料と測定数、装置条件、処理条件などの分析に必要な情報を含んだ指示を受領する(ステップS201)。次にルーチン分析業務従事者は、指示された測定試料を分析装置1で測定できる性状に前処理を行い、測定試料を準備する(ステップS202)。そして、ルーチン分析業務従事者は、分析装置1を起動する(ステップS203)。
図6の(b)はルーチン分析操作画面の画面フローにおける試料条件設定画面であり、(c)はルーチン分析操作画面のメイン画面であり、(d)は結果データ表示画面である。
試料測定条件項目欄72には、測定試料の分析順を示す通し番号欄72a、サンプラにおけるセットされた試料容器の位置で定義された容器ID(Vial No.)を示す番号欄72b、測定試料ごとの注入回数欄72c、測定試料種別欄72d、測定試料名欄72e、ワークフロー管理データ41aが関係付けているワークフロー管理DB41内に登録されたメソッド標準データ41dのファイル名を表示するメソッドファイル名欄72fが設けられている。アイコンボタン72gは、複数のメソッドファイル名をコンボボックス欄であるメソッドファイル名欄72f表示させ、ユーザがその中から1つを指定してコンボボックス欄72fに表示させる。
マニュアル分析においては、注入回数をユーザが入力して同一測定試料に対して入力された注入回数だけ分析する場合に使われる。
更に、メソッドファイル名欄72fに表示されるメソッドファイル名は、特定のルーチン分析業務における標準的な装置条件とクロマトグラムデータの処理条件が予め決められて、そのデータが特定分析業務制御情報の一部としてワークフロー管理DB41にメソッド標準データ41dと一意的に予め関係付けられて、ログイン画面50においてユーザを決める段階で自動的に一意的に決まるようにしても良い。この場合は、測定試料種別もユーザを決める段階で自動的に一意的に決まり、自動的に表示される。
分析時間欄73には、分析所用時間表示欄73a、分析終了予定時間表示欄73bが用意されている。
このようにすることによって、例えば、水系、またはアミノ酸系のある測定試料の種別に対して用意された分析フローの流れの中で、メソッドデータをより精度の高い分析及び解析ができるものに選択して切り換えたりすることができる。
なお、ルーチン分析業務従事者がユーザ名52b,52cを押し間違えて、他の分析目的のルーチン分析業務用の画面を表示したと気付いたときは、アイコンボタン74bをクリックしてログイン画面50に戻る。
ここでと、分析が開始され、分析装置操作用UIモジュール35aは、ルーチン分析業務従事者用のメイン画面75(図6の(c)参照)へ画面表示を移行させる。
結果データ表示画面80には、測定試料名欄81、メソッド名欄82、分析結果欄83と、次の測定試料の解析結果データを表示させるアイコンボタン84a、前の測定試料の解析結果データを表示させるアイコンボタン84b、結果データ表示画面80を閉じるアイコンボタン84cが用意されている。
ステップS206では、全ての分析が終了したら、ルーチン分析業務従事者はメイン画面75の結果表示ボタン78をクリックして、結果データ表示画面80で結果データを選択し、図示省略のメニュー欄のアイコンボタン(「レポート」)、アイコンボタン(「ファイル」)を用いて、レポート内容の確認、印刷などの出力を行う(分析結果確認提出)。その作業が終了したら、メイン画面75の終了ボタン79をクリックして一連の作業を終了する。
次に、図7から図16を参照しながら各分析分野、操作者の特質に合わせた最適な操作画面や作業ステップに沿ったその操作画面の流れ(以下、画面フローと称する)を登録するための管理者向けの画面構成の生成と、登録方法について説明する。この登録の制御はワークフロー登録用UIモジュール35bにより、ユーザ(管理者)との対話画面により実行される。図7は分析ワークフローの登録作業における各操作画面間の流れを説明する図である。図7の操作画面の流れに沿って説明する。
先ず、画面フローの中で前提として用いる装置条件、分析条件の登録方法について説明する。
(ステップS301:分析分野別試料名選択画面)
ステップS301では、分析装置1を起動してログイン画面50のときに「ZZZ」のユーザ名52cを選択した場合に、UI制御プログラム47aに含まれる操作登録用のソフトウェア、つまり、ワークフロー登録用UIモジュール35bが起動し、図8の分析分野別試料名選択画面90(図8参照)が表示される。図8は分析分野別試料名選択画面を示す図である。
測定試料種別を決定後、確定ボタン97を押下すると、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、装置構成選択画面100(図9の(a)参照)を表示する(ステップS302)。
図9の(a)は装置構成選択画面を説明する図であり、(b)は装置構成定義画面を説明する図である。図10は、装置条件定義画面を説明する図である。
図9の(a)に示すように装置構成選択画面100は、分析に使用する分析装置本体10の装置構成の指定を促す説明表示欄101、選択可能な装置構成名を表示させるアイコンボタン94とその表示欄であるコンボボックス欄102、コンボボックス欄102で表示されている装置構成名に対応する詳細内容参照、編集画面へ遷移するためのアイコンボタン104を含んでいる。そして、装置構成選択画面100は、更に、入力を確定せずに分析分野別試料名選択画面90へ移行するための「戻る」表示のアイコンボタン96B、入力を確定し、選択された装置構成に対応する分析データの処理条件を選択するための処理条件選択画面105(図11の(a)参照)へ遷移させるアイコンボタン97を含んでいる。
コンボボックス欄102に表示された選択した装置構成で良い場合は、アイコンボタン97を押下して処理条件選択画面105へ移行する。
図9の(b)に示すように装置構成定義画面130は、コンボボックス欄102(図9の(a)参照)で表示されている装置構成名、例えば、「XXXX」をタイトルに表示し、分析に使用する分析装置本体10の各モジュール3〜6の装置構成の指定を促す説明表示欄131、装置構成の選択指定するチェックボックス132と、チェックボックス132の項目がオンの場合に選択可能な装置名を表示させるアイコンボタン94と、その表示欄であるコンボボックス欄134と、コンボボックス欄134に表示された装置の装置条件を含む詳細内容参照、装置条件の変更など編集画面へ遷移するためのアイコンボタン135を含んでいる。
装置構成名欄133は手入力可能であり、装置構成定義画面130を開いた当初は、コンボボックス欄102の構成名「XXXX」が表示されている。
装置構成定義画面130を表示することで装置構成の具体的な内容を参照することができ、変更が必要であれば変更登録することも可能である。
アイコンボタン135を押下すると、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、例えば、図10に示す装置条件定義画面140を表示する(ステップS304)。
図10は、装置条件定義画面の1例を示す図であり、溶媒供給モジュールの装置条件定義画面を説明する図である。
図9の(b)のポンプのコンボボックス欄134に表示された装置名、例えば、「YYY1」に対応する装置条件標準データ41b(図2参照)の内容が表示される。
図10に示すようにポンプに対する装置条件定義画面140は、ポンプ型式欄141、溶離液名欄142a、色表示欄142b、送液量欄143、グラフ欄145、装置名欄146、アイコンボタン136,137,138,147を有している。
この装置条件定義画面140に表示されている溶媒供給モジュール3(図1参照)は、溶離液の濃度にグラジエントをつけて送液可能なタイプの例である。溶離液名欄142aには、例えば、水(「H2O」と表示)とアセトニトリル(「CH3CN」と表示)が入力可能に表示され、グラフ化時の対応する色が色表示欄142で、選択可能に表示される。
装置名欄146は、手入力可能で、この画面が開かれた当初はコンボボックス欄134に表示された「YYY1」が表示されている。ポンプの装置条件を変更した場合は、アイコンボタン137,138を用いて新しい装置名で登録または以前の装置名のまま上書き可能となっている。
装置条件定義画面140での作業を終えたときはアイコンボタン147を押下して装置構成定義画面130に戻る。
装置条件定義画面140において編集した結果の装置条件標準データ41b(3),41b(4),41b(5),41b(6)のファイルは、RAM23などに一時的に保持され、フォルダ名「XXXX1」が生成され、そのフォルダ「XXXX1」の下に、装置条件標準データ41b(3),41b(4),41b(5),41b(6)のファイルが、それぞれの装置名欄146に表示、または入力された名称のファイル名で登録される。
ここで、装置条件標準データ41b(3)は溶媒供給モジュール3に対応し、()内に対応する分析用モジュールの符号を付してある。以下、装置条件標準データ41b(4),41b(5),41b(6)は、それぞれ分析用モジュール4,5,6にそれぞれ対応する装置条件標準データ41bである。
装置構成定義画面130において、アイコンボタン136,137,138のいずれかを押下すると装置構成選択画面100に戻り、装置構成選択画面100においてアイコンボタン97を押下すると処理条件選択画面105を表示する(ステップS305)。
次にワークフロー登録における処理条件の登録方法について説明する。
図11の(a)は処理条件選択画面を説明する図であり、(b)は処理条件定義画面を説明する図である。
図11の(a)に示す処理条件選択画面105は、処理条件の指定を促す説明表示欄106、選択可能な処理条件名を表示させるアイコンボタン94とその表示欄であるコンボボックス欄107、コンボボックス欄107に表示されている処理条件名に対応する詳細内容参照、編集画面へ遷移するためのアイコンボタン108を含む。処理条件選択画面105は、更に入力を確定せずに装置構成の選択画面100へ移行するためのアイコンボタン96B、入力を確定し、選択された装置条件及び処理条件に対応させる分析ワークフローを選択するための分析ワークフロー種別選択画面110(図12参照)へ遷移させるアイコンボタン97を含む。
すでに登録された処理条件で良い場合はアイコンボタン97を押下すれば、分析ワークフロー種別選択画面110を表示し(ステップS310)、確認や変更の必要がある場合はアイコンボタン108を押下すると処理条件定義画面150(図11の(b)参照)を表示する(ステップS306)。
図11の(b)は処理条件定義画面を説明する図である。処理条件定義画面150は、コンボボックス欄107で表示されている処理条件名、例えば、「QQQQQ」をタイトルに表示し、処理条件の指定を促す説明表示欄151、処理条件の項目153a,153b,・・・、処理条件の項目155a、155b、・・・を指定するチェックボックス152と、チェックボックス152の項目がオンの場合に選択可能な処理条件オプションを選択表示させるアイコンボタン94と、その表示欄であるコンボボックス欄154A,154B,・・・などと、コンボボックス欄156A,156B,・・・などを含んでいる。処理条件定義画面150は、更に、入力実行を中止するためのアイコンボタン136と、選択された分析条件にて入力を確定し、新たな分析条件名で登録保存するボタン137と、選択された分析条件にて入力を確定し、以前と同じ分析条件名で登録保存を行うボタン138と、処理条件名入力欄157を含んでいる。
ベースライン指定153aに対応する処理条件のデータは、ベースラインの引き方を指定するものであり、研究者が今回ワークフロー化の作業をしている分析対象について確立して、予め記憶装置24に保存した処理条件のベースライン指定に関するデータをコンボボックス154で選択する。
同様にクロマトグラムによる成分の定量のための検量線処理の項目155の選択する処理条件項目としては、例えば、移動平均155a、レスポンスファクタ155bなどが含まれる。移動平均155a、レスポンスファクタ155bなどに対応する処理条件のデータは、ピーク面積の算出方法を指定するものであり、研究者が今回ワークフローの登録作業をしている分析対象についてクロマトグラムデータの解析処理条件を確立して、予め報告書に記載され、管理者がそれを参照して移動平均、レスポンスファクタに関する処理条件データをコンボボックス欄156A,156Bで選択する。
ちなみに、コンボボックス欄154A,154B,・・・などで指定されたベースライン指定やピーク指定などのファイルデータ、並びに、コンボボックス欄156A,156B,・・・などで指定された移動平均やレスポンスファクタのオプションのデータは、コピーされて、コンボボックス欄107で指定された処理条件標準データ41cの一つのファイルに貼り付けられ、まとめられる。
次に、分析装置1を用いて特定分析業務に対応した分析操作をする際にディスプレイ26に表示される画面フローとその中の個々の操作画面を設定して登録する方法を説明する。
図12は分析ワークフロー種別選択画面を説明する図であり、図13は分析ワークフロー定義画面を説明する図であり、図14は分析実行時の監視画面を編集する画面編集例を説明する図であり、図15は解析結果のレポートの書式を編集する画面編集例を説明する図である。図16はユーザ登録画面を説明する図である。
図12に示す分析ワークフロー種別選択画面110は、分析ワークフロー種別の指定を促す説明表示欄111、選択可能な分析ワークフロー種別名を表示させるアイコンボタン94、その表示欄であるコンボボックス欄112、コンボボックス欄112で表示されている分析ワークフロー種別名に対応する詳細内容参照、編集画面へ遷移するためのアイコンボタン113を含む。
ここでボタン113を押下すると、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、図13に示すワークフロー種別定義画面160を表示する(ステップS308)。
ワークフロー種別定義画面160は、コンボボックス欄112で表示されている分析ワークフロー種別名、例えば、「WWWW」をタイトルに表示し、分析ワークフローの編集指定を促す説明表示欄161と、分析ワークフローの構築に必要な工程に対応するアイコン162a〜162g、・・・162zなどが用意された工程選択欄162と、工程を指定するアイコン162a〜162g、162zをドラッグして、ドロップすることでワークフローの順序指定が可能なワークフロー編集エリア163を含んでいる。
ワークフロー種別定義画面160を表示することで分析操作のワークフローにおいて用いられる操作画面の具体的な内容を参照することができ、変更が必要であれば変更登録することも可能である。
この工程の流れは、必ずしも分析装置本体10で得られた検出器信号を解析処理するまでの工程を含む必要は無い。例えば、同一測定試料に対して、装置条件を少しずつ変化させる、例えば、溶媒濃度を変えて分析動作をさせたり、分離モジュール5における溶媒温度を変化させたりして、クロマトグラムのデータを何度も取り、適切な装置条件を探すときに、自動的にサーチさせる工程の場合もある。
ワークフロー種別定義画面160において、アイコンボタン165を押下すると画面レイアウト定義画面170を表示する(ステップS309A)。
次に画面レイアウト定義画面について説明する。
ワークフロー種別定義画面160において、アイコンボタン165を押下すると、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、画面レイアウト定義画面170(図14参照)を表示する。
ここでは、「分析実行」と表示のアイコン162dに対応する「分析実行」工程における監視画面を編集可能な画面レイアウト定義画面170を例示して説明する。
メニュー欄171には、画面レイアウト定義画面170で編集した画面データを、名前をつけて保存したり、上書き保存したりする機能をもつ「ファイル」と表示されたアイコン171aと、切り取り、文字列編集においてコピー、貼り付けを可能とする機能をもつ「編集」と表示されたアイコン171bとを含む。
画面レイアウト定義画面170を表示することで、ワークフロー編集エリア163(図13参照)内のフォーカス指定がある工程で表示される画面の具体的な内容を参照することができ、変更が必要であれば変更登録することも可能である。
この画面レイアウトの編集作業エリア176内に「2Dグラフ」のアイコンボタン172dでクロマト表示欄76を生成させると、ワークフロー登録用UIモジュール35b(図2参照)は、この一連のワークフロー編集の作業の中で、検出器に対する装置条件定義画面140で定義された検出器を検索して、図示しない小画面を発生させ、その検出器信号をクロマト表示欄76に関係付ける確認をする。ユーザが関係付ける操作(Yes)をすると、クロマト表示欄76にその検出器信号を表示させるように図面レイアウト定義画面170は、データのリンクを張る。
このようなデータリンクの設定情報はワークフロー管理データ41aに記憶される。
ちなみに、結果表示ボタン78、終了ボタン79は一連のワークフローにおける画面選択ボタンであるので、ワークフロー編集エリア163の各工程間の関係付けであり容易に画面間で関係付けることができる。
このような、ワークフロー編集エリア163で関係付けられた操作画面間のつながりや、操作画面間を遷移させるアイコンボタンによる遷移先の操作画面の対応付けの制御データもワークフロー管理データ41aに記憶される。
画面レイアウト定義画面170においてアイコンボタン173を押下するとワークフロー種別定義画面160に戻る。ワークフロー種別定義画面160においてアイコンボタン167を押下するとレポートレイアウト定義画面180を表示する(ステップS309B)。
次にレポートレイアウト定義画面について説明する。
分析ワークフロー種別定義画面160において、ボタン167を押下すると、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、レポートレイアウト定義画面180(図15参照)を表示する。図15に示した「レポート編集−PPPP」表示のレポートレイアウト定義画面180は、コンボボックス欄166(図12の(b)参照)で表示されているレポートレイアウト名、例えば、「PPPP」をタイトルに表示し、ファイル操作、編集に関する機能を実行するメニュー欄181、レポートレイアウトの編集に使用するツールバー182、画面レイアウトの編集作業エリア183、画面の終了ボタン184より構成される。
ツールバー182には、印刷項目を指定する「フィールド」と表示されたアイコンボタン182a、クロマトのグラフを指定する「グラフ」と表示されたアイコンボタン182b、条件などレポート項目を指定する「レポート」と表示されたアイコンボタン182cなどのレポートを構成するための表示部品を挿入するコマンドボタンが配されている。
必要な表示部品を選択後、レポートレイアウトの編集作業エリア183内でマウスにより場所を特定してドラッグ、ドロップすることで必要なレポート項目を配置することが可能である。
レポートレイアウト定義画面180を表示することで、ワークフロー編集エリア163(図13参照)内のフォーカス指定がある工程で表示されるレポートレイアウトの具体的な内容を参照することができ、変更が必要であれば変更登録することも可能である。
レポートレイアウト定義画面180においてアイコンボタン184を押下するとワークフロー種別定義画面160に戻る。
分析ワークフロー種別選択画面110において、「キャンセル」のアイコンボタン136を押下すると分析ワークフロー種別選択画面110へ戻る。分析ワークフロー種別選択画面110において、アイコンボタン97を押下するとユーザ登録画面115を表示する(ステップS310)。
図16に示すようにユーザを登録するためのユーザ登録画面115は、分析操作の流れを定義するアプリケーション名と対応するユーザ指定を促す説明表示欄116、アプリケーション名の、ユーザの選択指定欄118、確定ボタン97、アイコンボタン96Bより構成される。アプリケーション名を入力欄117に、対応するユーザを選択指定欄118に指定または入力した後、確定ボタン97を押下することで、ワークフロー管理DB41へ登録されるとともにワークフロー登録用UIモジュール35bは、ログイン画面50(図4の(a)、図6の(a)参照)に表示されるユーザ名とアプリケーション名が対応付けられる。もし、ユーザ名がログイン画面50に登録されていない新たなユーザ名の場合は、ワークフロー登録用UIモジュール35bは、新たなユーザ名のアイコンをログイン画面50に表示させるようにアイコンを追加する。
こうして一連の分析フローの登録操作が完了する。
その結果、習熟度の高い研究者に操作ガイドになるような表示をディスプレイ26に表示して、ユーザが利用できる画面領域を狭めて、使いにくくしたり、指示書に従ってルーチン分析を行うユーザが、すでに登録されたメソッド標準データ41dを用いて、分析及び解析処理をし、定型化したレポートを製作するときに、そのような定型作業以外のために使用する操作画面を表示させたりして、誤った操作や、誤認を誘発するようなことを防止できる。
ところが、研究者が分析条件を細かく指定することが可能である一方、クロマトグラフ分析装置の画面には、多くのメニュー、入力項目、ボタンなどが詰め込まれて表示されるので、高い熟練度を有していないルーチン分析業務従事者が、汎用的に利用される装置条件や処理条件を利用してルーチン分析業務を遂行する場合であっても、これらの複雑な画面を使用してメニューの選択、値の入力、実行ボタンのクリックなどを行わねばならず、操作を簡易化し、誤操作を防止することが困難であった。
本実施形態においては、ログイン画面50(図4の(a)、図6の(a)参照)において、ユーザ名を入力することにより、ユーザの分析目的及びユーザの習熟度に最適な分析操作の流れに沿った画面フローと画面レイアウトをユーザ毎に提供することとした、ログイン画面におけるユーザ名の入力方法はキーボード27aやマウス27bによる操作に限定されるものではない。
以上、本実施形態およびその変形例では、請求項に記載の「ユーザ情報」としてユーザ名を用いて説明したが、もちろんユーザ名の代わりにユーザIDとしても良い。
3 溶媒供給モジュール(分析用モジュール)
4 注入モジュール(分析用モジュール)
5 分離モジュール(分析用モジュール)
6 検出モジュール(分析用モジュール)
7 制御部
8 通信ユニット
9 通信回線
10 分析装置本体
20 分析装置操作端末
21 CPU
22 内部バス
23 RAM
24 記憶装置
25 入出力制御部
26 ディスプレイ
27a キーボード(入力部)
27b マウス(入力部)
28 スピーカ
29 リムーバブル・ディスクドライブ
30 通信ユニット
32 RFICタグR/W
35 ユーザ・インタフェース制御部
35a 分析装置操作用UIモジュール
35b ワークフロー登録用UIモジュール(特定分析業務制御情報登録手段)
37 分析管理部
39 分析データ処理部
40 分析データDB
40a サンプルテーブルデータ
40b 分析データ
40c 解析結果データ
40d レポートデータ
41 ワークフロー管理DB(類別分析業務データベース)
41a ワークフロー管理データ
41b 装置条件標準データ(特定分析業務制御情報)
41c 処理条件標準データ(特定分析業務制御情報)
41d メソッド標準データ(特定分析業務制御情報)
41e レポート標準書式(特定分析業務制御情報)
41f 表示画面書式(特定分析業務制御情報)
41g ユーザIDデータ
42 テンプレートDB
42a 装置条件テンプレート
42b 処理条件テンプレート
42c レポートテンプレート
42d GUIテンプレート
47 プログラムDB
47a ユーザ・インタフェースI制御プログラム
47b 分析管理プログラム
47c 分析データ処理プログラム
Claims (4)
- 制御部と、該制御部によって動作を制御されて分析データを取得する分析用モジュールと、を含む分析装置本体と、
前記分析モジュールを動作させる装置条件、前記分析データを解析処理する処理条件、及び分析操作の流れの設定を表示画面との会話処理にて受け付ける入力部と、前記制御部との間で通信して、前記分析装置本体の動作を管理する分析管理部と、前記分析装置本体からの前記分析データを解析処理する分析データ処理部と、を含む分析装置操作端末と、
を備える分析装置において、
前記分析装置操作端末は、特定の分析業務に対応した、前記装置条件、前記処理条件及び前記分析操作の流れと、操作画面表示様式と、を含む特定分析業務制御情報を予め作成して記憶させた類別分析業務データベースを有し、
前記特定分析業務制御情報が前記類別分析業務データベースから選択されると、前記特定の分析業務に対応した分析操作の流れに従い、
前記分析管理部において、前記特定の分析業務に対応した前記装置条件に応じて前記分析装置本体の動作を管理させて、分析データを取得させ、
前記分析データ処理部において、前記特定の分析業務に対応した前記処理条件に応じて、前記取得された分析データの解析処理をさせ、
特定の分析業務に対応した前記操作画面様式に従って前記分析操作の流れに沿って前記表示画面に表示することを特徴とする分析装置。 - 前記特定分析業務制御情報は、更に、前記分析データを解析処理した結果を提示する分析結果表示様式を含み、
前記分析装置操作端末は、前記特定分析業務制御情報が前記類別分析業務データベースから選択されると、前記特定の分析業務に対応した分析操作の流れに従い、
前記特定の分析業務に対応した前記処理条件に応じて、前記取得された分析データの解析処理の結果を、特定の分析業務に対応した前記分析結果表示様式に従って前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の分析装置。 - 前記分析装置操作端末は、前記特定分析業務制御情報を作成して前記類別分析業務データベースに登録する特定分析業務制御情報登録手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分析装置。
- 前記特定分析業務制御情報登録手段は、前記特定分析業務制御情報を前記類別分析業務データベースに登録するときに、その特定分析業務制御情報を呼び出し可能なユーザ情報を関係付けて登録することを特徴とする請求項3に記載の分析装置。
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