JP2009007807A - 建築躯体構造 - Google Patents

建築躯体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009007807A
JP2009007807A JP2007169361A JP2007169361A JP2009007807A JP 2009007807 A JP2009007807 A JP 2009007807A JP 2007169361 A JP2007169361 A JP 2007169361A JP 2007169361 A JP2007169361 A JP 2007169361A JP 2009007807 A JP2009007807 A JP 2009007807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capital
column
pillar
building
slab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007169361A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Masui
哲也 枡井
Hiroyuki Ueda
博之 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP2007169361A priority Critical patent/JP2009007807A/ja
Publication of JP2009007807A publication Critical patent/JP2009007807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】柱を最小限の設計断面のものにできるようにする。
【解決手段】下柱5Aの上に、上柱5Bが設けられ、それら上下柱5の合わせ目で横に張り出す状態にキャピタル8が設けられ、前記キャピタル8上にスラブ3が支持されている建築躯体構造において、前記キャピタル8は、板状体で構成してあり、上下柱5間にあり、上下柱とは非連結状態にある。
【選択図】図5

Description

本発明は、地震時に作用する短期荷重等の力を負担する耐震部材を各階層毎に備えた建物において、スラブ重量等の常時荷重を支持する長期柱が、前記耐震部材とは別に設けられている建築躯体構造に関し、更に詳しくは、前記長期柱として、下柱の上に、上柱が設けられ、それら上下柱の合わせ目で横に張り出す状態にキャピタルが設けられ、前記キャピタル上にスラブが支持されている建築躯体構造に関する。
従来、この種の建築躯体構造として、図6に示すように、第1番目のもの(以後、単に第1従来例という)は、下柱5Aと上柱5Bを鉄骨部材で一体に形成し、且つ、金属製のキャピタル8を、下柱5Aの外面に溶接によって一体に設け、鉄筋コンクリート造のスラブ3は、前記キャピタル8上に配置されると共に、柱の側面に固着されたスタッド20がコンクリート中に埋設されることで一体化が図られていた(例えば、特許文献1参照)。
第2番目のもの(以後、単に第2従来例という)は、図7に示すように、下柱5Aと上柱5Bとキャピタル8とスラブ3とを、それぞれ鉄筋コンクリート造の別部材として形成し、下柱5Aの上にキャピタル8を配置すると共に、その上に上柱5Bを配置し、下柱5Aの上端部に突出した下柱主鉄筋21を、キャピタル8に貫通させて上柱5B中に定着させるように設けて、下柱5A、キャピタル8、上柱5Bを剛に一体化してあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−113629号公報(段落番号〔0015〕、図5) 特開平8−4183号公報(図4)
上述した第1従来例の建築躯体構造によれば、スラブから作用する荷重は、キャピタル、及び、スタッドを経由して柱に伝達されるわけであるが、それらの荷重は、柱に対して軸力として伝達されることに加えて、曲げ力としても作用することになる。
即ち、キャピタルそのものは、柱の外面に突出する状態に溶接で一体化してあるから、キャピタルの先端側部分に作用するスラブの鉛直方向の荷重は、キャピタルの基端側部分が固着されている柱に対する曲げモーメントとして作用する。また、スタッドに関してもキャピタルと同様であり、柱そのものは、軸力と曲げ力との両方を負担できるような設計を行う必要がある。
また、上述した第2従来例の建築躯体構造によれば、下柱、キャピタル、上柱を剛に一体連結してあるから、キャピタルに加わるスラブからの荷重は、前記第1従来例と同様に、柱に対して軸力として伝達されることに加えて、曲げ力としても作用することになる。
従って、柱そのものは、軸力と曲げ力との両方を負担できるような設計を行う必要がある。
このように、両従来例によれば、スラブからの荷重によって、柱には軸力の他に大きな曲げ力も作用することになり、それに伴って柱の設計断面を大きく設計する必要があり、柱の外径が大きくなることで、コストアップにつながり易いと共に、室内空間での柱の存在が目立ち易く、意匠性に欠け易い問題点があった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、柱を最小限の設計断面のものにすることができる建築躯体構造を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、下柱の上に、上柱が設けられ、それら上下柱の合わせ目で横に張り出す状態にキャピタルが設けられ、前記キャピタル上にスラブが支持されている建築躯体構造において、前記キャピタルは、板状体で構成してあり、上下柱間にあり、上下柱とは非連結状態にあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、前記キャピタルは、板状体で構成してあり、上下柱間にあり、上下柱とは非連結状態にあるから、上柱からの荷重、及び、キャピタルからの荷重は、下柱に対して鉛直方向の軸力としては作用するものの、それぞれの部材相互間には曲げ抵抗力が殆ど作用せず、柱の設計を、殆どの作用力が軸方向の力として行うことが可能となる。
その結果、柱を最小限の設計断面のものにすることができ、材料コストの低減化を図ることができると共に、細い柱で独特の意匠感を醸し出すことが可能となる。
また、建築工程上、下柱とキャピタルと上柱との連結作業を行わなくてもよいから、工期短縮を図ることができ、先の材料コストの低減に加えて施工においてもコストダウンを叶えることができ、建築全体とした経済性の向上を図ることが可能となる。
本発明の第2の特徴構成は、前記キャピタルは、金属板で構成してあるところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、金属が備えた高い強度を発揮させて、キャピタルそのものの厚み寸法を小さく設計することができ、目立ち難くすることが可能となる。
特にフラットスラブ構造との組み合わせによれば、下柱とスラブとの納まりをよりシンプルなものとすることができ、室内の美観性の向上を図ることが可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、前記キャピタルと、上下各柱との相対的な横移動を抑制するズレ止め手段が設けられているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、本発明の第1又は2の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、前記キャピタルと、上下各柱との相対的な横移動を抑制するズレ止め手段が設けられているから、前記ズレ止め手段によって上下各柱どうしの横ズレ防止を図ることが可能となり、上柱からの軸力を、より確実に下柱に伝達できる状態を維持することが可能となる。従って、より信頼性の高い建築躯体を構成することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
図1、図2は、本発明の建築躯体構造の一実施形態を採用した建築物Bを示すもので、当該建築物Bは、基礎部B1上に上層部B2を設けて構成してある。
そして、基礎部B1と上層部B2とは免震装置Mを介して連結されており、上層部B2への地震力の低減を図れるように構成してある。尚、免震装置Mの詳細は示さないが、例えば、積層ゴム(天然ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰積層ゴム)や、弾性すべり支承、オイルダンパー等を備えて構成してある。
前記上層部B2は、図2に示すように、矩形形状の平面の内、平面中央部に共用部分1を形成し、その共用部分を囲む外周部分に居室部分2が形成されている。
上層部B2の構造は、図3に示すように、スラブ3をフラットスラブで構成し、躯体部4の外殻部にラーメン構造を採用したラーメン構造部Rを設けて構成してある。
即ち、ラーメン構造部Rは、図3、図4に示すように、鉄筋コンクリート造の柱4aと、それら柱4aにわたって設けられた鉄筋コンクリート造の梁4bとからなるラーメン構造である。尚、前記梁4bは、床レベルから上方に立ち上がる形状に形成された逆梁構造として形成してある。この梁4bが、バルコニーの手摺り部を兼用している。
また、前記ラーメン構造部Rで囲まれた内側部分には、各階毎に前記スラブ3が、前記ラーメン構造部Rと一体的に設けられている。そして、そのスラブ3を上下に貫通する状態に柱5が横間隔をあけてそれぞれ設けられている。
当該建築物Bにおいては、前記ラーメン構造部Rによって地震時に作用する短期荷重等の力を負担することができるように構成されており、それらが耐震要素となっている。また、前記柱5は、スラブ重量等の常時荷重を支持する長期柱として構成されている。
因みに、前記ラーメン構造部Rでの柱4aと梁4bとの交点部分は、図4に示すとおりの配筋状態に形成してあり、柱内部には、各鉄筋6に加えてX型配筋7も設けられ、剛強なRC柱を形作っている。
一方、前記スラブ3を貫通する状態に設けられている前記柱5は、各階毎に別々の柱別部材(当該実施形態では鉄筋コンクリート造)で構成されている。
上下の柱どうしの合わせ目は、図5に示すように、下柱5Aの上に、上柱5Bが設けられ、それら上下柱5の合わせ目で横に張り出す状態にキャピタル8が設けられ、そのキャピタル8上に前記スラブ3が載置状態に支持されている。
前記キャピタル8は、矩形形状の金属板で構成され、その中央範囲が、前記上下柱5間に介在する介在領域となり、その外周側が前記スラブ3を受ける載置領域となる。
前記介在領域には、後述のズレ止め手段Zを挿通自在な複数の貫通孔8aが形成されている。そして、キャピタル8は、下柱5Aの上端面上に載置され、その上に上柱5Bの下端面が当接する状態に載置されていることで、両柱5間に非連結状態に介在させてある。
前記上下柱5は、それぞれの対向させる端面の、前記貫通孔8aに対応する箇所に鉄筋挿通孔5aがそれぞれ形成してある。上下に対向する鉄筋挿通孔5aに、横ズレ防止用鉄筋9を係入しておくことで、上下柱5どうしの横ズレ、及び、上下柱5とキャピタル8との横ズレをそれぞれ防止することが可能となる。前記鉄筋9によって前記ズレ止め手段Zが構成されている。
このズレ止め手段Zの設置手順の一例を説明する。
[1]立設した下柱5Aの鉄筋挿通孔5aに、前記ズレ止め用鉄筋9を挿入する。
[2]鉄筋9の突出部にキャピタル8の前記貫通孔8aが嵌合するようにキャピタル8を被せる。
[3]スラブ3をキャピタル8の載置領域上に載置する。
[4]キャピタル8上に突出する鉄筋9に、下向きの鉄筋挿通孔5aが被さるように上柱5Bを配置して立設する。
以上の手順によってキャピタル8と上下柱5とは、横ズレ防止を図れる状態で上下に配置することができ、上柱5Bからの鉛直荷重や、キャピタル8で支持するスラブ3からの鉛直荷重を、確実に下柱5Aに伝達することができる。また、キャピタル8からの荷重が、下柱5Aには曲げ力として殆ど伝達されない。
本実施形態の建築物Bによれば、免震装置によって躯体部4への地震力の入力値の低減化を図ることができると共に、ラーメン構造部Rや柱5によって、建築物全体として見た場合の安定した応力バランスを保つことができる。また、特に、地震時には、耐震要素である外周のラーメン構造部Rによって短期的な応力負担も図ることができる。
そして、何よりも、上下柱5どうしの合わせ目構造をシンプル化することが可能となり、施工面、コスト面で飛躍的に改善を図ることが可能となる。
更には、建物外周部のラーメン構造部Rを鉄筋コンクリート造で形成してあるのに対して、内側の柱5も鉄筋コンクリート造で形成してあるから、建築途中での鉛直荷重の増加に伴う両部分相互の変形に差が少ないことや、建物完成後における両部分相互のクリープ変形にも差が少ないことから、施工中・施工後を通じて建物躯体部全体として共通した変形特性を維持することができる。従って、例えば、鉄骨部と鉄筋コンクリート部との組み合わせ構造のように、変形特性が異なる部分を備えた構造の建築物に比べて安定した応力状態を維持することが可能となる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 当該建築躯体構造を採用する建築物は、先の実施形態で説明した免震建物に限るものではなく、免震装置Mを設置してないものであってもよく、また、階層の数や平面形状等も適宜設定することが可能である。勿論、先の実施形態で説明したように共用部分と居室部分とによる平面構成に限るものではない。く、他の用途に使用される建築物であってもよい。
〈2〉 前記柱5は、先の実施形態で説明した鉄筋コンクリート造に限るものではなく、例えば、鉄骨造や、鉄骨鉄筋コンクリート造や、鋼管コンクリート造であってもよく、それらを含めて柱5と総称する。
〈3〉 前記キャピタル8は、先の実施形態で説明した金属板で構成してあるものに限るものではなく、例えば、鉄筋コンクリート造や、鉄骨鉄筋コンクリート造や、他の形状の鉄骨造であってもよく、それらを含めてキャピタル8と総称する。
〈4〉 前記ズレ止め手段Zは、先の実施形態で説明した鉄筋による構成に限るものではなく、例えば、キャピタル8と柱5との接当面相互に係合自在な状態に形成された凹部と凸部とで構成してあってもよい。また、必ずしもズレ止め手段を設けなくてもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
建築物の一部切欠き正面図 建築物の一部切欠き平面図 建築物の要部を示す側面視断面図 ラーメン構造部の要部断面図 柱とスラブの設置状況を示す要部断面図 別実施形態の柱とスラブの設置状況を示す要部断面図 従来の建築物の柱とスラブの設置状況を示す要部断面図 従来の建築物の柱とスラブの設置状況を示す要部断面図
符号の説明
3 スラブ
5 柱
5A 下柱
5B 上柱
8 キャピタル
Z ズレ止め手段

Claims (3)

  1. 下柱の上に、上柱が設けられ、それら上下柱の合わせ目で横に張り出す状態にキャピタルが設けられ、前記キャピタル上にスラブが支持されている建築躯体構造であって、
    前記キャピタルは、板状体で構成してあり、上下柱間にあり、上下柱とは非連結状態にある建築躯体構造。
  2. 前記キャピタルは、金属板で構成してある請求項1に記載の建築躯体構造。
  3. 前記キャピタルと、上下各柱との相対的な横移動を抑制するズレ止め手段が設けられている請求項1又は2に記載の建築躯体構造。
JP2007169361A 2007-06-27 2007-06-27 建築躯体構造 Pending JP2009007807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169361A JP2009007807A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 建築躯体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169361A JP2009007807A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 建築躯体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009007807A true JP2009007807A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40323160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169361A Pending JP2009007807A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 建築躯体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009007807A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149211A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Taisei Corp 柱とスラブの接合構造
JP2019019504A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 株式会社竹中工務店 フラットスラブ構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149211A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Taisei Corp 柱とスラブの接合構造
JP2019019504A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 株式会社竹中工務店 フラットスラブ構造
JP7052949B2 (ja) 2017-07-13 2022-04-12 株式会社竹中工務店 フラットスラブ構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007002515A (ja) 建築物の耐震補強構造
JP4804231B2 (ja) ピロティ階における免震構造
JP2009007807A (ja) 建築躯体構造
JP6634259B2 (ja) 柱梁架構
JP2005330657A (ja) プレキャストコンクリート柱と梁の接合構造
JP4780618B2 (ja) 高架橋の耐震補強構造
JP4706302B2 (ja) トリプルチューブ構造物及びトリプルチューブ構造物の制振システム
JP4093491B2 (ja) 耐力壁配置構造及びそれに用いる耐力壁
JP6427315B2 (ja) 柱補強構造
JP5682035B2 (ja) 制振構造
JP4990729B2 (ja) 免震建物
KR101682528B1 (ko) 거더 자중에 의한 프리플렉스 효과를 이용하여 단면의 효율을 증가시키는 거더 및 교량 제조방법
JP2010185240A (ja) 免震構造および免震構造の構築方法
JP6108829B2 (ja) 建物、及び、建物建設方法、及び、建物免震改修方法
JP2008266897A (ja) 免震建物の架台カバー構造
JP2013221337A (ja) 柱脚用ピン構造
JP6368551B2 (ja) 既存建物の免震化方法
JP6045807B2 (ja) 耐震要素集約型構造物
JP2010285783A (ja) 耐震構造およびその構築方法
JP4994191B2 (ja) 構造物
JP2002115401A (ja) 免震化工法
JP5385170B2 (ja) 建物の架構構造
JP4091064B2 (ja) 既存建物の耐震補強構造
JP5220484B2 (ja) 免震建物
JP2006037607A (ja) 免震構造