JP2009007478A - ガス化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス化時に生成するチャーを取り出して該チャーを用いて機能性材料を製造するようにしたガス化システムを提供する。
【解決手段】高温の循環粒子2とガス化剤3との存在下で炭素系原料5をガス化してガス化ガスを生成する流動層ガス化炉1と、該炉1でのガス化時に生成したチャーと循環粒子の混合物6を供給管7により導入してチャーを燃焼する燃焼炉8と、燃焼炉8からの燃焼ガスを分離器に導いて排ガスと循環粒子とに分離し循環粒子2を流動層ガス化炉1に戻して循環するガス化システムであって、流動層ガス化炉1の混合物6を燃焼炉8に導く供給管7に、鉛直下方に混合物6を落下させて横方向から分級ガス33を供給することにより混合物6をチャー29と循環粒子2とに分級する分級装置30を設け、分級した循環粒子2は燃焼炉8に供給し、分級したチャー29は材料製造装置38に供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガス化時に生成するチャー(炭素粒子)を取り出して該チャーを用いて機能性材料を製造するようにしたガス化システムに関するものである。
活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等の炭素系の機能性材料は、天然ガスを原料として製造する技術が従来から確立されている。
しかし、近年の天然ガス価格の高騰から、上記したような機能性材料を石炭等の安価な原料から製造することが求められるようになってきている。
石炭から炭素系の機能性材料を製造する方法としては特許文献1、2がある。特許文献1は酸素Oを用いて石炭をガス化し、ガス化ガスをガスクーラに導き発生した蒸気で蒸気タービンを駆動して発電を行い、更にガス化ガスからグラファイトナノファイバを製造し、ガス化ガスの余剰分でガスタービンを駆動して発電を行うものである。特許文献2は、石炭ガス化ガスを変換炉に導いて二酸化炭素を一酸化炭素に変換し、この一酸化炭素を炭素源としてとして化学気相成長法(CVD法)により単層カーボンナノチューブを製造するものである。
特開2003−120323号公報 特開2006−027949号公報
しかし、石炭等の炭素系材料をガス化することによって得られるガス化ガスは、前記特許文献1、2に示されるように機能性材料を製造する原料として用いたり、又、アンモニア製造用の原料として用いたり、或いは燃焼用燃料として用いる等、利用範囲が広く有用なものであるが、石炭等の炭素系材料をガス化する際にはチャーと称される炭素粒子が多く生成するので、このチャーを取り出して機能性材料を製造することができれば有効である。
しかし、従来では、単一のガス化炉によってガス化ガスを製造するようにしているために、ガス化炉からチャーを効果的に取り出すことが困難であった。即ち、単一のガス化炉からチャーを取り出そうとすると、ガス化炉に投入したばかりのガス化が進んでいない(揮発分を含んだ)チャーや、ガス化が進みすぎて比表面積が十分でないチャーが混入した状態で取り出されるようになり、このように品質が不安定なチャーでは良好な機能性材料を製造することは困難であり、従って、従来においてはガス化時に生成するチャーを用いて機能性材料を製造するようにした例はない。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、ガス化時に生成するチャーを取り出して該チャーを用いて機能性材料を製造するようにしたガス化システムを提供することを目的とする。
本発明は、高温の循環粒子とガス化剤との存在下で炭素系原料をガス化してガス化ガスを生成する流動層ガス化炉と、流動層ガス化炉でのガス化時に生成したチャーと循環粒子の混合物を供給管により導入してチャーを燃焼させることにより循環粒子を加熱する燃焼炉と、燃焼炉からの燃焼ガスを分離器に導いて排ガスと循環粒子とに分離し循環粒子を前記流動層ガス化炉に戻して循環するようにしているガス化システムであって、流動層ガス化炉の前記混合物を燃焼炉に導く供給管に、鉛直下方に混合物を落下させて分級ガスを供給することにより混合物をチャーと循環粒子とに分級する分級装置を設け、分級した循環粒子は燃焼炉に供給し、分級したチャーは材料製造装置に供給して機能性材料を製造するようにしたことを特徴とするガス化システム、に係るものである。
上記ガス化システムにおいて、供給管に分配装置により分岐した分岐管を設け、該分岐管に分級装置を備えるようにしてもよい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級装置の上流又は下流にU字トラップを備えることは好ましい。
又、上記ガス化システムにおいて、流動層ガス化炉における供給管が接続された位置に対して離間した反対側の位置に炭素系原料の供給装置を備えることは好ましい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級ガスはガス化剤であってもよい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級ガスは流動層ガス化炉内部の炉内ガスであってもよい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級後ガスを燃焼炉に供給するようにしてもよい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級後ガスを流動層ガス化炉に供給するようにしてもよい。
又、上記ガス化システムにおいて、分級装置によるチャーの取り出し量に応じて、流動層ガス化炉と燃焼炉の熱バランスが保持されるように循環粒子の循環量を調節する粒子循環量調節手段を備えることは好ましい。
本発明のガス化システムによれば、流動層ガス化炉の混合物を燃焼炉に導く供給管に、鉛直下方に混合物を落下させて分級ガスを供給することにより混合物をチャーと循環粒子とに分級する分級装置を設け、分級した循環粒子は燃焼炉に供給し、分級したチャーは材料製造装置に供給して機能性材料を製造するようにしたので、流動層ガス化炉から燃焼炉に導かれる混合物からチャーのみを効果的に分離することができ、従って分離したチャーを用いて有用な機能性材料を製造できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のガス化システムの一例を示す概略構成図であり、このガス化システムは、高温の循環粒子2とガス化剤3の存在下で流動層4により炭素系原料5のガス化を行う流動層ガス化炉1と、流動層ガス化炉1でのガス化時に生成したチャーと循環粒子の混合物6を供給管7により導入してチャーを燃焼させることにより循環粒子を加熱する燃焼炉8と、燃焼炉8からの燃焼ガス9を分離器10に導いて前記循環粒子2と排ガス11とに分離し循環粒子2は前記流動層ガス化炉1に戻して循環させるようにした2塔式のガス化装置の場合を示している。
前記流動層ガス化炉1には、流動層ガス化炉1の下部に水蒸気、空気、二酸化炭素等のガス化剤3を供給するガス化剤供給装置12が設けてあり、ガス化剤供給装置12にて供給されるガス化剤3により、流動層ガス化炉1内に流動層4を形成して炭素系原料5のガス化を行うようになっている。流動層ガス化炉1の上部には石炭、石油残渣、ペトロコークス、重質油等の炭素系原料5を供給する供給装置13が設けてあり、供給装置13は、例えばスクリューフィーダのように流動層ガス化炉1内の圧力を保持(シール)した状態で炭素系原料5を調節して供給できるようになっている。
流動層ガス化炉1でのガス化によって生成したガス化ガス14は、必要に応じて除塵装置或いは精製装置等の処理手段15を経た後、ガス化ガス14を燃料として利用する燃焼装置16、ガス化ガス14をアンモニア製造等の原料として用いる原料利用装置17及びガス化ガス14から活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等の機能性材料を製造する材料製造装置18等に供給するようにしている。ここで、ガス化ガス14は、燃焼装置16、原料利用装置17、材料製造装置18のいずれかに供給するようにしても、或いは上記装置の2つ以上の装置にガス化ガス14を分配して供給するようにしてもよい。
前記燃焼炉8には、下部位置に一次空気19を供給する一次空気供給装置20と、一次空気供給装置20より上部位置にて二次空気21を供給する二次空気供給装置22とが設けてあり、一次空気19と二次空気21の供給割合を調節器23,24で調節することにより燃焼炉8内での循環粒子の上昇速度を変化させ、これによって燃焼炉8と流動層ガス化炉1との間を循環粒子2が循環する系内の循環粒子2の循環量を制御し得る粒子循環量調節手段25を形成している。又、上記系内における循環粒子2の量を外部から追加することにより増加したり、又は系内の循環粒子2を抜き出して減少させることによっても、系内の循環粒子2の循環量を制御することができる。
又、前記分離器10から排出される排ガス11は、熱回収装置26或いは除塵装置27等を経た後煙突28に導くようにしている。
本発明では、上記した2塔式ガス化装置の構成を利用することによって系内を循環する循環粒子2からチャー(炭素粒子)のみを効果的に取り出すようにしている。
即ち、図2、図3にその形態の一例を示すように、流動層ガス化炉1の循環粒子とチャーの混合物6を燃焼炉8に導く下り勾配の傾斜管からなる供給管7の途中に、混合物6を循環粒子2とチャー29とに分級するようにした風力選別方式の分級装置30を配置している。
この分級装置30は、装置本体31の上部に前記流動層ガス化炉1からの混合物6を受け入れる入口32を有しており、入口32から導入された混合物6を装置本体31内の鉛直下方に落下させるようになっている。又、装置本体31の側部には、前記装置本体31内を落下する混合物6に対して横方向から分級ガス33を吹き付けるようにしたガス供給装置34を備えている。前記分級ガス33には、前記流動層ガス化炉1に供給しているガス化剤3又はその他の不活性ガス等を用いることができる。
装置本体31に供給されて混合物6の分級を行った後の分級後ガス33'は前記燃焼炉8に供給するようにしている。
前記装置本体31の下部における前記入口32の略直下位置には粗粒を取り出すようにしたチャー取出口35が設けてあり、又、チャー取出口35に対して前記分級ガス33が移動する方向の下流側(図3では左側)には循環粒子取出口36が設けてある。図3の例では中流と細粒とを別々に取り出すようにした2つの循環粒子取出口36a,36bを備えた場合を示しているが、1つの循環粒子取出口36を設けるようにしてもよい。
そして、前記分級装置30で分級したチャーを含む循環粒子2は図2に示すようにU字トラップ37を介して燃焼炉8へ供給するようにしている。このU字トラップ37は燃焼炉8の圧力が分級装置30及び流動層ガス化炉1へ逆流するのを防止するためのものであり、このU字トラップ37は、図2に破線37'で示すように分級装置30よりも上流の供給管7に設けるようにしてもよい。
又、分級装置30によって分級されたチャー29は、材料製造装置38に供給して活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等の機能性材料を製造するようにしている。材料製造装置38には、造粒装置、化学気相成長法(CVD法)を用いた生成炉或いはその他の材料合成反応炉等を用いることができる。
更に、図1に示すように、流動層ガス化炉1に炭素系原料5を供給する供給装置13は、前記供給管7が接続された位置(図1の左側)に対して離間した反対側の位置(図1の右側)に配置するようにしている。
上記形態例の作動を説明する。
図1のガス化システムにおいて、燃焼炉8から排出される燃焼ガス9は分離器10により循環粒子2と排ガス11とに分離され、循環粒子2は流動層ガス化炉1に供給されて循環され、排ガス11は熱回収装置26或いは除塵装置27等を経て煙突28に導かれる。供給装置13によって流動層ガス化炉1に供給された石炭等の炭素系原料5は、流動層4において循環粒子2による加熱とガス化剤3の作用を受けてガス化される。この時、水蒸気ガス化の場合には、一酸化炭素CO、水素Hを主成分とし、これにメタンCH、タール等の炭化水素CH、一酸化炭素CO、二酸化炭素CO等が混合したガス化ガス14が生成される。
生成したガス化ガス14は、処理手段15によって処理された後、ガス化ガス14を燃料として利用する燃焼装置16、ガス化ガス14をアンモニア製造等の原料として用いる原料利用装置17及びガス化ガス14から活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等の機能性材料を製造する材料製造装置18等に供給されて利用される。
一方、前記流動層ガス化炉1では、前記ガス化時にチャー(炭素粒子)が生成し、このチャーと循環粒子2が混合した混合物6が供給管7を通して燃焼炉8に供給されるので、この供給管7に備えた分級装置30によりチャー29を分離して取り出す。この時、流動層ガス化炉1に供給管7が接続された位置に対して離間した反対側の位置に備えた供給装置13によって炭素系原料5を供給するようにしているので、供給された炭素系原料5は、流動層4によって供給管7に至るまでに揮発分が除去されるので、供給管7に導入されるチャーには揮発分を含んだものが混入されないようにすることができる。
供給管7に導入された混合物6は、図3に示した分級装置30の装置本体31の入口32に供給されて装置本体31内を落下するが、この時ガス供給装置34によって落下する混合物6に対して横方向から分級ガス33が供給されるので混合物6は風選される。
ここで、チャー29と循環粒子2は重量が大きく異なっており、従って重量の違いから分級装置30によりチャー29と循環粒子2とを精度良く分級できることが判明した。即ち、粗粒で重量が重いチャー29は分級ガス33の影響を殆ど受けることなく入口32から直下のチャー取出口35に落下し、又、細粒で重量が軽い循環粒子2は分級ガス33の影響を受けて下流側に飛ばされて循環粒子取出口36に落下する。この時、粒径が大きいチャー29のみがチャー取出口35に落下し、チャー29と循環粒子2が混合した中粒と細粒は循環粒子取出口36a,36bに落下するように装置を構成すると共に、分級ガス33の流速を調整することによりチャー29のみを分級装置30によって取り出すことができる。
又、前記分級ガス33の供給量(流速)を調節することによりチャー取出口35に落下するチャー29の量を調節できるので、分級装置30から取り出すチャー29の取出量を任意に制御することができる。分級装置30で分離されなかったチャーと循環粒子2の混合物6は燃焼炉8に供給されてチャーは燃焼される。又、装置本体31内で混合物6の分級を行った後の分級後ガス33'も前記燃焼炉8に供給される。
分級装置30によって分離されたチャー29は、材料製造装置38に供給され、このチャーを用いて活性炭、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等の機能性材料の製造が行われる。
上記ガス化システムにおいては、前記分級装置30によるチャー29の取り出し量に応じて、流動層ガス化炉1と燃焼炉8の熱バランスが保持されるように粒子循環量調節手段25によって循環粒子2の循環量を制御することができる。即ち、燃焼炉8に供給する一次空気19と二次空気21の供給割合を調節器23,24にて調節することにより、燃焼炉8内での循環粒子の上昇速度を変化させ、これによって系内の循環粒子2の循環量を制御することかできる。従って、分級装置30からのチャー29の取出量が変化しても、流動層ガス化炉1と燃焼炉8の熱バランスを保持してガス化システムを安定して運転することができる。
図4は、図2の形態の他の例を示したもので、供給管7に分配装置39により分岐した分岐管40を設けて、該分岐管40に前記分級装置30を備えた場合を示している。
図4の形態では、流動層ガス化炉1から供給管7に導入される混合物6の1部を前記分級装置30に供給してチャー29を取り出すようにしているため、チャー29の取り出し量が比較的少ない場合に有効である。
図5は図2の形態の更に他の例を示したもので、分級装置30に供給する分級ガスに、流動層ガス化炉1内上部から取り出した炉内ガス41を用いており、該炉内ガス41を加圧手段42で加圧した後分級装置に供給している。又、分級装置30で混合物6の分級を行った後の分級後ガス41'は流動層ガス化炉1に戻すようにしている。又、図5の形態においても、図4に示したように供給管7に分配装置39により分岐した分岐管40を設けて、該分岐管40に前記分級装置30を備えるようにしてもよい。
尚、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、分級装置には図示例以外の種々の方式のものも採用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のガス化システムの全体を示す概略構成図である。 本発明の形態の一例を示す概略側面図である。 分級装置の概略を示す側面図である。 本発明の形態の他の例を示す概略側面図である。 本発明の形態の更に他の例を示す概略側面図である。
符号の説明
1 流動層ガス化炉
2 循環粒子
3 ガス化剤
4 流動層
5 炭素系原料
6 混合物
7 供給管
8 燃焼炉
9 燃焼ガス
10 分離器
11 排ガス
13 炭素系原料の供給装置
14 ガス化ガス
25 粒子循環量調節手段
29 チャー
30 分級装置
33 分級ガス
33' 分級後ガス
37 U字トラップ
37' U字トラップ
38 材料製造装置
39 分配装置
40 分岐管
41 炉内ガス
41' 分級後ガス

Claims (9)

  1. 高温の循環粒子とガス化剤との存在下で炭素系原料をガス化してガス化ガスを生成する流動層ガス化炉と、流動層ガス化炉でのガス化時に生成したチャーと循環粒子の混合物を供給管により導入してチャーを燃焼させることにより循環粒子を加熱する燃焼炉と、燃焼炉からの燃焼ガスを分離器に導いて排ガスと循環粒子とに分離し循環粒子を前記流動層ガス化炉に戻して循環するようにしているガス化システムであって、流動層ガス化炉の前記混合物を燃焼炉に導く供給管に、鉛直下方に混合物を落下させて分級ガスを供給することにより混合物をチャーと循環粒子とに分級する分級装置を設け、分級した循環粒子は燃焼炉に供給し、分級したチャーは材料製造装置に供給して機能性材料を製造するようにしたことを特徴とするガス化システム。
  2. 供給管に分配装置により分岐した分岐管を設け、該分岐管に分級装置を備えた請求項1に記載のガス化システム。
  3. 分級装置の上流又は下流にU字トラップを備えた請求項1又は2に記載のガス化システム。
  4. 流動層ガス化炉における供給管が接続された位置に対して離間した反対側の位置に炭素系原料の供給装置を備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載のガス化システム。
  5. 分級ガスがガス化剤である請求項1〜4のいずれか1つに記載のガス化システム。
  6. 分級ガスが流動層ガス化炉内部の炉内ガスである請求項1〜4のいずれか1つに記載のガス化システム。
  7. 分級後ガスを燃焼炉に供給するようにした請求項1〜6のいずれか1つに記載のガス化システム。
  8. 分級後ガスを流動層ガス化炉に供給するようにした請求項1〜6のいずれか1つに記載のガス化システム。
  9. 分級装置によるチャーの取り出し量に応じて、流動層ガス化炉と燃焼炉の熱バランスが保持されるように循環粒子の循環量を調節する粒子循環量調節手段を備えた請求項1〜8のいずれか1つに記載のガス化システム。
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