JP2009005458A - 車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法 - Google Patents

車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部充電が可能な蓄電装置の充電状態検出精度が向上した車両用電源装置を提供する。
【解決手段】車両用電源装置は、バッテリB1,B2と、モータジェネレータMG1,MG2によって発電された電力により充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源8に結合され充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置(充電器6および昇圧コンバータ12A,12B,インバータ14,22)と、バッテリB1,B2の充電状態を検出するとともに充電装置の制御を行なう制御装置30とを備える。制御装置30は、内部充電動作時に充電状態を推定する第1の推定処理と、外部充電動作時に充電状態を推定する第2の推定処理とを実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法に関し、特に外部から充電が可能に構成された車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法に関する。
近年では、環境に配慮した自動車として、車輪の駆動にモータとエンジンとを併用するハイブリッド自動車が注目されている。このようなハイブリッド自動車において外部から充電可能な構成にすることも検討されている。このようにすれば、家庭等において充電を行なうことにより燃料補給にガソリンスタンドに出向く回数が減り運転者にとって便利になるとともに、安価な深夜電力等の利用によりコスト面でも見合うことも考えられる。
特許第3016349号公報(特許文献1)には、このような外部充電可能なバッテリを有するハイブリッド車両が開示されている。
特許第3016349号公報 特開平10−51906号公報 特開平11−121048号公報 特開2002−10502号公報 特開平06−59003号公報
電気自動車やハイブリッド自動車においてバッテリを外部から充電可能とした場合、車両の外部からの充電(以下、外部充電と称する)を行なう場合になるべく多くのエネルギをバッテリに充電したいが、そのためにはバッテリの充電状態(SOC:State Of Charge)を精度良く検出して過充電とならないように制御を行なう必要がある。
バッテリの充電状態の検出方法は種々検討されているが、充電状態を直接観測することは難しく、外部から観測可能な電圧や電流から充電状態を推定することが一般に行なわれている。しかし、充電状態を推定しながらバッテリの充放電を繰返すと推定誤差が大きくなってしまうという問題があった。
この発明の目的は、外部充電が可能な蓄電装置の充電状態検出精度が向上した車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法を提供することである。
この発明は要約すると、車両用電源装置であって、蓄電装置と、車載発電機によって発電された電力により蓄電装置に充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源に結合され蓄電装置に充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置と、蓄電装置の充電状態を検出するとともに充電装置の制御を行なう制御装置とを備える。制御装置は、充電装置において内部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第1の推定処理と、充電装置において外部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第2の推定処理とを実行する。
好ましくは、車載発電機は、車載内燃機関からの動力を受けて発電を行ない、充電装置
は、車両の走行中に蓄電装置の充電状態を目標値に収束させるために内部充電動作を実行する。
好ましくは、車載発電機は、車輪制動時に回生動作を行ない、充電装置は、車両の走行中に内部充電動作を実行する。
好ましくは、制御装置は、外部充電動作の実行が選択された場合に外部充電動作に先立って蓄電装置を放電させて蓄電装置の充電状態を所定状態に設定するリセット動作を実行する。
より好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置の放電電力上限値と蓄電装置の充電状態との関係を規定するマップをさらに備える。マップは、車両走行時に参照される第1のマップと、リセット動作実行時に参照され、第1のマップよりも充電状態下限側の放電電力上限値が緩和された第2のマップとを含む。
好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置に流入する電流を検出する電流検出部と、蓄電装置の電圧を検出する電圧検出部とをさらに備える。第1の推定処理は、電流検出部で検出された電流を積算して充電状態を推定する第1の演算結果と、電圧検出部で検出された電圧に基づき充電状態を推定する第2の演算結果とを、所定の重み付け係数を掛けて加算する。第2の推定処理は、第1の演算結果と第2の演算結果とを、第1の推定部とは異なる重み付け係数を掛けて加算する。
この発明は、他の局面に従うと、蓄電装置と、車載発電機によって発電された電力により蓄電装置に充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源に結合され蓄電装置に充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置とを備えた車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法であって、充電装置において内部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第1の推定ステップと、充電装置において外部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第2の推定ステップとを含む。
好ましくは、車載発電機は、車載内燃機関からの動力を受けて発電を行ない、充電装置は、車両の走行中に蓄電装置の充電状態を目標値に収束させるために内部充電動作を実行する。
好ましくは、車載発電機は、車輪制動時に回生動作を行ない、充電装置は、車両の走行中に内部充電動作を実行する。
好ましくは、充電状態推定方法は、外部充電動作の実行が選択された場合に外部充電動作に先立って蓄電装置を放電させて蓄電装置の充電状態を所定状態に設定するリセットステップをさらに含む。
より好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置の放電電力上限値と蓄電装置の充電状態との関係を規定するマップをさらに備える。マップは、車両走行時に参照される第1のマップと、第1のマップよりも充電状態下限側の放電電力上限値が緩和された第2のマップとを含む。リセットステップは、第2のマップを参照して蓄電装置を放電させる。
好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置に流入する電流を検出する電流検出部と、蓄電装置の電圧を検出する電圧検出部とをさらに備える。第1の推定ステップは、電流検出部で検出された電流を積算して充電状態を推定する第1の演算結果と、電圧検出部で検出された電圧に基づき充電状態を推定する第2の演算結果とを、所定の重み付け係数を掛けて加算する。第2の推定ステップは、第1の演算結果と第2の演算結果とを、第1の推定
部とは異なる重み付け係数を掛けて加算する。
本発明によれば、蓄電装置の充電状態を検出する精度が向上するので、外部充電を行なう際に上限値に近い高い充電状態となるまで蓄電装置を充電することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態に係る車両1の主たる構成を示す図である。
図1を参照して、車両1は、蓄電装置であるバッテリB1,B2と、電力変換器である昇圧コンバータ12A,12Bと、平滑用コンデンサCHと、電圧センサ10A,10B,13と、インバータ14,22と、エンジン4と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構3と、制御装置30とを含む。
この車両に搭載される蓄電装置は外部から充電が可能である。このために、車両1は、さらに、たとえばAC100Vの商用電源8とバッテリB1との間に設けられた充電器6を含む。充電器6は、交流を直流に変換するとともに電圧を調圧してバッテリに与える。なお、外部充電可能とするために、他にも、モータジェネレータMG1,MG2のステータコイルの中性点を交流電源に接続する方式や昇圧コンバータ12A,12Bを合わせて交流直流変換装置として機能させる方式を用いても良い。
平滑用コンデンサCHは、昇圧コンバータ12A,12Bによって昇圧された電圧を平滑化する。電圧センサ13は、平滑用コンデンサCHの端子間電圧VHを検知して制御装置30に出力する。
インバータ14は、昇圧コンバータ12Bまたは12Aから与えられる直流電圧VHを三相交流電圧に変換してモータジェネレータMG1に出力する。インバータ22は、昇圧コンバータ12Bまたは12Aから与えられる直流電圧VHを三相交流電圧に変換してモータジェネレータMG2に出力する。
動力分割機構3は、エンジン4とモータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構である。たとえば動力分割機構3としてはサンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。遊星歯車機構は、3つの回転軸のうち2つの回転軸の回転が定まれば、他の1つの回転軸の回転は強制的に定まる。この3つの回転軸がエンジン4、モータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。なおモータジェネレータMG2の回転軸は、図示しない減速ギヤや差動ギヤによって車輪に結合されている。また動力分割機構3の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組み込んでもよい。
電圧センサ10Aは、バッテリB1の端子間の電圧V1を測定する。電圧センサ10AとともにバッテリB1の充電状態を監視するために、バッテリB1に流れる電流I1を検知する電流センサ11Aが設けられている。また、バッテリB1の充電状態SOC1が制御装置30において検出されている。制御装置30は、バッテリB1の開放電圧とバッテリB1に流れる電流I1の積算とに基づいて充電状態を算出する。バッテリB1としては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどを用いることができる。
電圧センサ10Bは、バッテリB2の端子間の電圧V2を測定する。電圧センサ10BとともにバッテリB2の充電状態を監視するために、バッテリB2に流れる電流I2を検知する電流センサ11Bが設けられている。また、バッテリB2の充電状態SOC2が制御装置30において検出されている。制御装置30は、バッテリB2の開放電圧とバッテリB2に流れる電流I2の積算とに基づいて充電状態を算出する。バッテリB2としては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどを用いることができる。
バッテリB2とバッテリB1とは、たとえば、同時使用することにより電源ラインに接続される電気負荷(インバータ22およびモータジェネレータMG2)に許容された最大パワーを出力可能であるように蓄電可能容量が設定される。これによりエンジンを使用しないEV(Electric Vehicle)走行において最大パワーの走行が可能である。
そしてバッテリB2の電力が消費されてしまったら、バッテリB1に加えてエンジン4を使用することによって、バッテリB2を使用しないでも最大パワーの走行を可能とすることができる。
インバータ14は、電源ラインPL2と接地ラインSL2に接続されている。インバータ14は、昇圧コンバータ12Aおよび12Bから昇圧された電圧を受けて、たとえばエンジン4を始動させるために、モータジェネレータMG1を駆動する。また、インバータ14は、エンジン4から伝達される動力によってモータジェネレータMG1で発電された電力を昇圧コンバータ12Aおよび12Bに戻す。このとき昇圧コンバータ12Aおよび12Bは、電圧VHを電圧V1,V2にそれぞれ変換する電圧変換回路として動作するように制御装置30によって制御される。
インバータ22は、インバータ14と並列的に、電源ラインPL2と接地ラインSL2に接続されている。インバータ22は車輪を駆動するモータジェネレータMG2に対して昇圧コンバータ12Aおよび12Bの出力する直流電圧を三相交流電圧に変換して出力する。またインバータ22は、回生制動に伴い、モータジェネレータMG2において発電された電力を昇圧コンバータ12Aおよび12Bに戻す。このとき昇圧コンバータ12Aおよび12Bは、電圧VHを電圧V1,V2にそれぞれ変換する電圧変換回路として動作するように制御装置30によって制御される。
制御装置30は、モータジェネレータMG1,MG2の各トルク指令値、モータ電流値および回転速度、電圧V1,V2,VHの各値、および起動信号を受ける。そして制御装置30は、昇圧コンバータ12Bに対して昇圧指示と降圧指示と動作禁止指示とを出力する。
さらに、制御装置30は、インバータ14に対して昇圧コンバータ12A,12Bの出力である直流電圧を、モータジェネレータMG1を駆動するための交流電圧に変換する駆動指示と、モータジェネレータMG1で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12A,12B側に戻す回生指示とを出力する。
同様に制御装置30は、インバータ22に対してモータジェネレータMG2を駆動するための交流電圧に直流電圧を変換する駆動指示と、モータジェネレータMG2で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12A,12B側に戻す回生指示とを出力する。
さらに、補機負荷35を駆動する補機バッテリB3およびDC/DCコンバータ33が
設けられている。補機負荷35は、例えば各種のECUの電源や、ヘッドライト、ルームランプ、パワーウインドウ、ホーン、ウインカーなどを含む。DC/DCコンバータ33は電源ラインPL1Aと接地ラインSL2とに接続されている。充電時には、充電電流Icgの一部が分岐され、電流I3がDC/DCコンバータ33に供給される。
図2は、図1のインバータ14および22の詳細な構成を示す回路図である。
図1、図2を参照して、インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15,V相アーム16,およびW相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSL2との間に並列に接続される。
U相アーム15は、電源ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4とそれぞれ並列に接続されるダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、電源ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、IGBT素子Q5,Q6とそれぞれ並列に接続されるダイオードD5,D6とを含む。ダイオードD5のカソードはIGBT素子Q5のコレクタと接続され、ダイオードD5のアノードはIGBT素子Q5のエミッタと接続される。ダイオードD6のカソードはIGBT素子Q6のコレクタと接続され、ダイオードD6のアノードはIGBT素子Q6のエミッタと接続される。
W相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、IGBT素子Q7,Q8とそれぞれ並列に接続されるダイオードD7,D8とを含む。ダイオードD7のカソードはIGBT素子Q7のコレクタと接続され、ダイオードD7のアノードはIGBT素子Q7のエミッタと接続される。ダイオードD8のカソードはIGBT素子Q8のコレクタと接続され、ダイオードD8のアノードはIGBT素子Q8のエミッタと接続される。
各相アームの中間点は、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードから引出されたラインULに接続される。またV相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードから引出されたラインVLに接続される。またW相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードから引出されたラインWLに接続される。
なお、図1のインバータ22についても、モータジェネレータMG2に接続される点が異なるが、内部の回路構成についてはインバータ14と同様であるので詳細な説明は繰返さない。また、図2には、インバータに制御信号PWMI,PWMCが与えられることが記載されているがこれは、駆動指示と回生指示に対応する信号である。
図3は、図1の昇圧コンバータ12Aおよび12Bの詳細な構成を示す回路図である。
図1、図3を参照して、昇圧コンバータ12Aは、一方端が電源ラインPL1Aに接続されるリアクトルL1と、電源ラインPL2と接地ラインSL2との間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、IGBT素子Q1,Q2にそれぞれ並列に接続されるダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。
なお、図1の昇圧コンバータ12Bについても、電源ラインPL1Aに代えて電源ラインPL1Bに接続される点が昇圧コンバータ12Aと異なるが、内部の回路構成については昇圧コンバータ12Aと同様であるので詳細な説明は繰返さない。また、図3には、昇圧コンバータに制御信号PWU,PWDが与えられることが記載されているが、それぞれ昇圧指示、降圧指示に対応する信号である。
図4は、外部からバッテリに充電を行なった際の充電状態SOCの変化の概略を示した図である。
図4を参照して、外部充電を行なう場合、時刻0〜t1において、まずバッテリからの放電が行なわれ、充電状態SOCが低下する。そして、バッテリ電圧から充電状態SOCが十分低下したことがわかると、時刻t1において、後に詳しく説明するSOCリセット処理が実施される。なお、SOCリセット処理とは、バッテリの充放電中に推定誤差が生じたSOCを所定値(図4では5%)に設定する処理である。
時刻t1においてSOCリセットが終了すると、バッテリに対して充電が開始される。時刻t1〜t2においては主として電流積算処理に基づいてSOCが推定され、SOCがX%(たとえば80%)を超えると、電流積算処理とバッテリの開放電圧OCV(Open Circuit Voltage)とに基づいてSOCが推定される。そしてSOCの推定値が上限値に達したところで充電完了となる。
バッテリによる走行可能距離を伸ばしたい場合、性能の限界近くまで充電を行ないかつバッテリの過充電を防止するにはSOCを精度良く推定することが重要となる。このため、誤差の蓄積をキャンセルするSOCリセット処理を行ない、その後充電時にはなるべく精度良くSOCを推定できる方法を採用することが重要である。
図5は、図1の制御装置30で実行される外部からの充電時の一連の制御を示したフローチャートである。
図1、図5を参照して、このフローチャートの処理が開始されると、まずステップS1において車両外部からAC(交流)電源の入力が有るか否かが判断される。たとえば、充電器6を商用電源8に接続するためのコネクタ部分に、電圧検出センサを設けて交流電圧が印加されたことを検出しても良いし、またコネクタ部分に物理的に充電用プラグが挿入されたことを検出する検出スイッチを設けてプラグの接続を検出しても良い。
ステップS1において外部からAC入力が無ければ、外部充電は行なわないのでステップS8に処理が進み、このフローチャートの処理は終了する。一方、ステップS1において外部からのAC入力が有った場合には、ステップS2に処理が進む。
ステップS2では、現在のバッテリB1,B2のうち外部充電を行なう対象としているバッテリのSOCが所定のしきい値Sth0よりも小さいか否かが判断される。これは、SOCリセットを行なうためには、バッテリを放電させる必要があるが、バッテリが満充電に近いときは放電量が多すぎるのでエネルギ損失が大きくなるからである。したがって、ステップS2において、SOC<Sth0が成立しない場合には、ステップS4のSO
Cリセット処理をスキップしてステップS5に処理が進む。一方、ステップS2においてSOC<Sth0が成立する場合には、ステップS3に処理が進み、SOCリセットフラグが1にセットされ、ステップS4においてSOCリセット処理が実行される。
なお、図5ではステップS2でSOCが低い場合にだけステップS4のSOCリセット処理を行なうようにしたが、ステップS2を実行せずに必ず外部充電時にステップS4のSOCリセットを行なうようにしても良い。
図6は、SOCリセット処理に関連する放電電力の制限値Woutの切替処理を説明するためのフローチャートである。
図6のフローチャートの処理は、充放電対象としているバッテリから放電可能な電力の制限値Woutを定めるために、定期的に実行されている。車両では、制限値Woutを超えるバッテリからの放電量が要求されると、実際の放電量を制限値Woutに抑えるように制御が行なわれている。
まず、ステップS21においてSOCリセットフラグが1にセットされているか否かが判断される。SOCリセットフラグは、図5のステップS3で1にセットされ、ステップS5で0にクリアされるフラグであり、たとえば図1のメモリ27の所定領域に格納されている。ステップS21では、メモリ27を参照してSOCリセットフラグを読み出してその値が1であったときにはステップS22に処理が進み、その値が1でなかったときにはステップS23に処理が進む。
図7は、図6のステップS22またはS23で参照されるマップの例を示した図である。
図6のステップS22(SOCリセット時)では図7のマップf2(SOC)が参照されて制限値Woutが決定される。一方、図6のステップS23(走行時など)では図7のマップf1(SOC)が参照されて制限値Woutが決定される。すなわち、現在推定されているSOCの値に対応する制限値Woutが図7のマップを参照して決定される。
ここで、SOCが低い領域では、f2(SOC)≧f1(SOC)の関係となるようにマップが作られている。したがって、SOCリセット時に設定される制限値Wout(つまりf2(SOC))の方が車両走行時等に設定される制限値Wout(つまりf1(SOC))よりも制限が緩和されている。
図7に示すように、走行時等に設定されるマップf1(SOC)は、SOCが20%より少ないとWout=0に規定されており、バッテリからの放電を禁止する。これは、効率やバッテリ寿命などを考慮して、走行時等にはSOCが管理下限値(たとえば20%)を下回らないように管理するからである。
これに対して外部充電時のSOCリセット中に設定されるマップf2(SOC)は、SOCが管理下限値(たとえば20%)以下であっても、さらに放電を許容する。SOCリセットは、5%くらいまでSOCを低下させるものであるので、Woutをマップf1(SOC)によって設定していては実行できないからである。また、マップf2(SOC)の値がSOC=0の時もWout>0としているのは、SOCは推定値であるので、真の値よりもマイナス側にずれてしまう場合もあり、SOC推定値が負となった場合でも放電を許可することでSOCの真の値を所定値(たとえば5%)に設定可能にするためである。
ステップS22またはステップS23で、制限値Woutの設定が終了すると、ステップS24において制御はメインルーチンに移される。
なお、SOCが下限値を下回ると異常と診断するようなルーチン(ダイアグルーチン)が組み込まれている場合には、SOCリセットフラグが1に設定されているときには、図6のフローチャートのように制限値Woutの切換を行なうとともにその異常診断ルーチンを無効に設定し、SOCリセットフラグが0にクリアされたときに再びその異常診断ルーチンを有効に設定する処理を追加しても良い。
図5のステップS3においてSOCリセットフラグが1にセットされることによって、図6のステップS22が実行され、制限値Woutはマップf2(SOC)によって設定される。そしてステップS4のSOCリセット処理が行なわれる。
図8は、図5のステップS4におけるSOCリセット処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
図8を参照して、まずステップS31において、SOCリセットの対象となるバッテリからの放電が実行される。バッテリはバッテリB1、B2のいずれか1方でもまたは両方でも良い。
放電方法については特に限定するものではないが、補機バッテリB3へ充電することによりバッテリB1またはB2を放電させたり、モータジェネレータMG1,MG2のステータコイルにトルクを発生させない電流を流すことにより放電させたりしても良い。
続いて、ステップS32において、所定電圧まで電圧低下したブロックが有るか否かが判断される。
図9は、バッテリの構成例を示した図である。
バッテリB1,B2の各々は、図9に示すように、直列接続されたブロックBL1〜BLnを含み、各々のブロックは直列接続されたセルCE1〜CE12を含む。図示しないがブロックBL1〜BLnの各々について、バッテリ電圧が測定され、SOCが推定されている。電流については、ブロックBL1〜BLnは直列接続であるので、どこか1箇所で測定しておけばよい。
図10は、放電時におけるバッテリの各ブロックのSOCの変化を説明するための図である。
説明の簡単のため図10にはブロックBL1〜BL5が代表的に示されている。図8のステップS31における放電が実行されると、通常走行時のSOCの管理下限値(たとえば20%)をさらに下回って各ブロックのSOCが低下する。ここで、SOCは、直列接続されたバッテリBL1〜BL5で互いに等しいのが理想的ではあるが、バッテリのブロックの製造上のばらつきや、劣化度合いのばらつきおよび推定時の誤差の違いによってブロックごとに多少違いが生じてしまう。
図11は、SOCリセットの原理を説明するための図である。
図11を参照して、SOCリセット時には、SOCが通常走行時の管理下限値よりも低い所定値(たとえば5%)位までバッテリが放電される。ここで、バッテリの各ブロックの開放電圧OCVは、SOCが管理下限値付近(たとえば20%)ではSOCの変化に対してあまり変化が見られない。したがってSOCが20%付近でOCVに基づいてSOCを推定しなおすと誤差が大きくなる可能性がある。一方、放電が進んで、SOCが所定値
(たとえば5%)の点P1付近に至ると、SOCが変化すると開放電圧OCVは大きく変化する。ここで点P1では、たとえば、SOC=5%の時にOCV=13.2Vになるという関係が成立する。したがって、点P1付近では開放電圧OCVに基づいて正確にSOCを設定しなおすことができる。
そこで、OCVが13.2Vになるまでバッテリを放電させ、OCVが13.2Vに一致したときにそのときまで電流積算により推定していたSOCを使用するのをやめて、SOCを5%に設定する(リセットする)。
なお、OCVはブロックの正負極間の測定電圧をV、電流をI、ブロック内部抵抗値をR(固定値)とすると次式(1)で求めることができる。
OCV=V−RI・・・(1)
図8のステップS32では、各々のブロックに対してOCVが算出され、所定電圧までOCVが低下したブロックが有るか否かが検出される。ここで、放電が進んだ結果、ブロックBL3の開放電圧OCVが最初に13.2Vに一致したとする。このとき、ブロックBL3のSOCの推定値に誤差が無ければ図10に示したように、SOCは5%であるはずである。もし、SOCが5%で無かった場合には推定による誤差が蓄積された結果であると考えられる。
そこで、図8のステップS33において式(1)で求めたOCVが所定電圧(たとえば13.2V)まで低下したブロックのSOCをリセット値(たとえば5%)に設定する。そしてステップS34において、他のブロックについては、リセット値にSOCを設定したブロックとのSOC推定値の差分値を保つように、リセット値+差分値に設定する。
たとえば、ブロックBL3のOCVが13.2Vに到達しそのときSOC推定値が8%であったとする。そして、同時にブロックBL4のOCVは13.2Vよりも高く、SOC推定値が12%であったとする。するとブロックBL3とBL4のSOC推定値の差分値は、12−8=4%である。そしてブロックBL3のSOCを5%にリセットしたときに、同時にブロックBL4については、差分値4%をリセット値に加えた9%にSOCを設定する。
ここで、SOCは推定値であるので、差分値が負である場合も考えられる。例えば、図10に示したように、ブロックBL3のOCVが13.2Vに到達したときに、ブロックBL5については式(1)で求めたOCVが13.2Vよりも高いにも拘わらず、推定されているSOCがブロックBL3のSOCよりも低い場合もありうる。この場合には、OCVの関係を比較するとブロックBL5のSOCの方がBL3のSOCよりも低いのは誤りであり、推定誤差が蓄積したためであると考えられるので、ステップS35においてブロックBL5のSOCもリセット値5%に設定してしまう。これにより、SOCの誤差が縮小される。
なお、他のブロックについてもSOCがOCVの大きく変化するリセット値付近になっており、OCVからSOCを設定することができるような場合には、リセット値付近のOCVとSOCとの実際の関係をもっと細かくマップにしておき、ブロックBL3をリセット値に設定するときに他のブロックについてもOCVに対応するSOCに設定してしまっても良い。
ステップS35の処理が終了するとステップS36においてSOCリセット処理は完了し、制御は図5のフローチャートに移される。
図5のフローチャートでは、ステップS4のSOCリセット処理が完了するとステップ
S5に処理が進む。ステップS5では、SOCリセット処理実行中に1に設定されていたSOCリセットフラグが0にクリアされる。これにより、図6のステップS23でWoutが通常時のマップf1(SOC)によって設定される。
ステップS5に続いて、ステップS6において外部AC入力によるバッテリ充電が行なわれる。この間に、バッテリの各ブロックのSOCが推定されている。そしてステップS7においていずれかのブロックの推定したSOCが充電の目標値Sth1に到達したか否かが判断される。
ステップS7において、まだSOCが目標値Sth1に到達していない場合には、ステップS6に処理が戻り、外部充電が継続される。一方、ステップS7においていずれのブロックのSOCが目標値Sth1に到達した場合には、ステップS8に処理が進み、外部充電停止され、充電完了となる。
ここで、ステップS6、S7で実行される外部充電では、車両走行中とはいくつかの点で条件が異なる。そこで、SOCの精度を確保しつつなるべく上限近くまでの多くの充電を行なうためにSOCの推定処理を変更して実行するとよい。
図12は、SOC推定処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、一定時間ごとまたは所定の条件成立ごとに図1の制御装置30において実行される。たとえば、図1の制御装置は、いくつかのECU(Electronic Control Unit)によって実現されるものであっても良い。具体的には、図12に示したSOC推定処理は、バッテリを管理するためのバッテリECUにおいて実行され、推定されたSOCがインバータや昇圧コンバータを制御する別のECUに送信されるような構成としても良い。
図12を参照して、まず、ステップS41において、外部充電中か否かが判断される。外部充電中とそれ以外の場合との違いは、(1)外部充電中であれば、先に説明したSOCリセットが実行された後であるので、推定誤差がリセットされSOCの推定精度が高いことが期待できる。(2)走行中は、走行パターン(加速、制動要求や路面の傾斜など)によって充電電流および放電電流が変動するが、これに比べて外部充電中は充電電流をほぼ一定に制御することができるので、推定誤差が生じにくい。(3)走行中とは異なり、外部充電中では、SOCリセット後は充電する一方であり放電は生じないので、過放電に対するガードを行なう必要がない。
したがって、これらの条件の差を生かして外部充電中は、より精度の高いSOC推定を行なう。ステップS41において外部充電中であれば、ステップS42に処理が進み、バッテリ電圧Vとバッテリ電流Iとが測定された後、ステップS43で推定処理Aが実行される。一方、ステップS41において外部充電中でなければ、ステップS44に処理が進み、バッテリ電圧Vとバッテリ電流Iとが測定された後、ステップS45で推定処理Bが実行される。
ステップS43またはステップS45の推定処理が実行された後には、ステップS46に処理が進み、推定されたSOCがメインルーチンまたは他のECUに引き渡されて使用される。
図13は、推定処理Aにおける電流積算処理を説明するための図である。
図14は、推定処理Aにおける開放電圧OCVからのSOCの推定を説明するための図である。
図15は、推定処理Aにおける重み付け係数K2の例を示した図である。
図12のステップS43で実行される推定処理Aは、次式(2)のように電流積算値と開放電圧OCVとを使用する。
SOC=∫K1×Idt+K2×SOC(OCV)・・・(2)
電流積算値は、SOCの変動量ΔSOCをバッテリに出入りする電流Iの積算値により求めるものである。図13で示すように計測した電流値Iに対してその時点までのグラフ上の面積が積算値∫Idtとなる。この値に充電効率K1を掛けたものが式(2)の右辺第1項となる。
式(2)の右辺第2項のK2は、重み付け係数であり、SOC(OCV)は開放電圧OCVに対応するSOCであり図14に示すようなマップ上に定義されている。たとえば、開放電圧がV0である場合には、対応するSOCはマップからSOC(V0)と読み取れる。
しかし、図14をみればわかるように、OCVは、SOCが0%に近い領域と100%に近い領域では、SOCが変化すると大きく変化するが、図14の中央の平坦になっている部分ではSOCが変化してもOCVはあまり変化しない。したがって、このような領域では、OCVからSOCを推定するのは誤差が大きくなって危険である。
したがって、図15に示すような重み付け係数K2を図14のマップで求めたSOC(OCV)に掛けて推定するSOCに反映させる。係数K2は、SOCが0%〜X%(例えば80%)の間は、たとえば0に設定される。なお、係数K2は0でなくてもOCVをSOCに反映させないような十分小さい値であれば良い。したがって、SOCが0%〜X%(例えば80%)の間は、図14の開放電圧OCVから求めたSOCはほとんど反映させないで、主として図13の電流積算によりSOCを推定する。
そして、SOCがX%(たとえば80%)を超えると、重み付け係数K2を増大させて開放電圧OCVから求めたSOCを反映させるようにする。たとえば、電流積算によるSOC推定で誤差が生じ実際のSOCよりも少ない推定値が得られていた場合であっても、100%に近い側ではOCVが大きく増大しSOCもその分推定値も増大するので、推定SOCが充電停止しきい値に達し、充電を停止させることができる。したがって満充電付近では実際のSOCよりもSOCの推定値が少なく推定されることが防止され、実際のSOCが上限値を超えバッテリが過充電されてしまうのを防止することができる。
図16は、推定処理Bにおける重み付け係数K4の例を示した図である。
図12のステップS45で実行される推定処理Bは、次式(3)のように電流積算値と開放電圧OCVとを使用する。
SOC=∫K3×Idt+K4×SOC(OCV)・・・(3)
電流積算値∫Idtに充電効率K3を掛けたものが式(3)の右辺第1項となる。一方、式(2)の右辺第2項のK4は、重み付け係数であり、SOC(OCV)図16に示すようなマップ上に定義されている。
しかし、図14をみればわかるように、OCVは、SOCが0%に近い領域と100%に近い領域では、SOCが変化すると大きく変化するが、図14の中央の平坦になっている部分ではSOCが変化してもOCVはあまり変化しない。したがって、このような領域では、OCVからSOCを推定するのは誤差が大きくなって危険である。
したがって、図16に示すような重み付け係数K4を図14で求めたSOC(OCV)に掛けて推定するSOCに反映させる。したがって、SOCがY%(たとえば20%)〜Z%(例えば70%)の間は、図14の開放電圧OCVから求めたSOCはほとんど反映させないで、図13の電流積算によりSOCを推定する。
そして、SOCがZ%(たとえば70%)を超えると、重み付け係数K4を増大させて開放電圧OCVから求めたSOCを反映させるようにする。たとえば、電流積算によるSOC推定で誤差が生じて実際のSOCよりも少ない推定値が得られていた場合であっても、100%に近い側ではOCVが増大するので式(3)によってSOCもその分増大するので、SOC推定値が充電停止しきい値に達し、充電を停止させることができる。したがって満充電付近では実際のSOCよりもSOCの推定値が少なく推定されることが防止され、実際のSOCが上限値を超えバッテリが過充電されてしまうのを防止することができる。
また、推定処理Bでは、放電のことも考慮しなければならない。そこで、SOCがY%(たとえば20%)を下回ると、重み付け係数K4を増大させて開放電圧OCVから求めたSOCを反映させるようにする。たとえば、電流積算によるSOC推定で誤差が生じて実際のSOCよりも多い推定値が得られていた場合であっても、0%に近い側ではOCVが減少するので式(3)によってSOCもその分減少するので、SOC推定値が放電停止しきい値に達し、放電を停止させることができる。したがってSOC管理値下限付近では実際のSOCよりもSOCの推定値が多く推定されることが防止され、実際のSOCが下限値を下回りバッテリが過放電されてしまうのを防止することができる。
上記の推定処理Aが行なわれた結果、外部充電実行時には図4に示したようにSOCが推定される。すなわち、図4の時刻0〜t1において、まずバッテリからの放電が行なわれSOCリセット処理が実施される。その後、バッテリに対して充電が開始されるときに、時刻t1〜t2においては主として電流積算処理に基づいてSOCが推定され、SOCがX%(たとえば80%)を超えると、電流積算処理およびバッテリの開放電圧OCVに基づいてSOCが推定される。
図17は、図15に示した係数K2の変形例である。
図17に示すように、推定処理AにおいてもSOCが0に近いW%(例えば1%)以下の領域では、係数K2を増加させておいても良い。この場合、図16と図17との関係は、W<Y、かつZ<Xとすることが望ましい。
以上の実施の形態1について図1を参照して再度総括的に説明する。実施の形態1における車両用電源装置は、蓄電装置(バッテリB1またはB2)と、車載発電機(モータジェネレータMG1またはMG2)によって発電された電力により蓄電装置に充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源8に結合され蓄電装置に充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置(充電器6および昇圧コンバータ12A,12B、インバータ14,22)と、蓄電装置の充電状態を検出するとともに充電装置の制御を行なう制御装置(30)とを備える。制御装置は、充電装置において内部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第1の推定処理と、充電装置において外部充電動作が行なわれている場合に蓄電装置の充電状態を推定する第2の推定処理とを実行する。
好ましくは、車載発電機(MG1)は、車載内燃機関(エンジン4)からの動力を受けて発電を行ない、充電装置は、車両の走行中に蓄電装置の充電状態を目標値に収束させるために内部充電動作を実行する。
好ましくは、車載発電機(MG2)は、車輪制動時に回生動作を行ない、充電装置は、車両の走行中に内部充電動作を実行する。
図5に示すように、好ましくは、制御装置は、外部充電動作の実行が選択された場合に外部充電動作(S6,S7)に先立って蓄電装置を放電させて蓄電装置の充電状態を所定
状態に設定するリセット動作(S4)を実行する。
図7に示すように、より好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置の放電電力上限値と蓄電装置の充電状態との関係を規定するマップをさらに備える。マップは、車両走行時に参照される第1のマップ(f1(SOC))と、リセット動作実行時に参照され、第1のマップよりも充電状態下限側の放電電力上限値が緩和された第2のマップ(f2(SOC))とを含む。
好ましくは、車両用電源装置は、蓄電装置に流入する電流を検出する電流検出部(11A、11B)と、蓄電装置の電圧を検出する電圧検出部(10A,10B)とをさらに備える。図12に示すように、第1の推定処理(S43)は、電流検出部で検出された電流を積算して充電状態を推定する第1の演算結果と、電圧検出部で検出された電圧に基づき充電状態を推定する第2の演算結果とを、所定の重み付け係数(K2)を掛けて加算する。第2の推定処理(S45)は、第1の演算結果と第2の演算結果とを、第1の推定部とは異なる重み付け係数(K4)を掛けて加算する。
実施の形態1では、以上のようにSOCの推定処理を行なうので、SOCの精度が向上する。したがって、外部充電を行なう際に、バッテリ性能上限近くまで充電を行なうことが可能となり、バッテリの電力で走行可能距離を伸ばすことができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、SOCの推定を行なうためにバッテリの開放電圧OCVをパラメータとして用いた。
図18は、バッテリ電圧VBと開放電圧OCVとの関係を説明するための図である。
図18を参照して、バッテリに充電を行なっている間は、バッテリの内部抵抗の影響があるため、開放電圧OCVは直接測定することができない。したがって、OCV=VB−RIの式に基づいてOCVを算出していた。なお、VBはバッテリの端子間電圧、Rはバッテリの内部抵抗、Iはバッテリ電流を示す。
そして、算出されたOCVを、図14に示したマップ(以下OCVマップという)に入力し対応するSOCを得ていた。ただし、OCVマップは、バッテリの劣化やメモリ効果等により、時々刻々と変化していく。したがって、SOCをさらに精度よく推定するためには、OCVマップもバッテリの現状の特性に合わせて作り直すほうが良い。
実施の形態2では、外部充電実行時には一定の電流で充電が行なわれ、通常走行時よりもSOC推定の精度を上げることが可能であることに着目し、OCVマップを外部充電時に更新する。
図19は、実施の形態2で実行されるOCVマップの作成処理を示したフローチャートである。
図19を参照して、まず、ステップS61においてSOCリセットが実行される。SOCリセットについては、図8のフローチャートで既に説明しているので、説明は繰返さない。
ステップS61のSOCリセットが終了すると、ステップS62において一定電流での外部充電が実行され、ステップS63においてバッテリ電圧VBとバッテリ電流Iとが測定される。そして、ステップS64において、開放電圧OCVが、OCV=VB−IRの式に基づいて算出される。
続いて、ステップS65においてOCVマップの登録が行なわれる。外部充電実行時には、実施の形態1の図7で説明したように、開始時からSOCが80%位までは主として電流積算によってSOCが求められている、このSOCと算出されたOCVとを対応付けてメモリ27に記憶しておく。そして、ステップS66において、SOCが所定のしきい値SOC(F)以上となったか否かが判断される。しきい値SOC(F)は、充電完了となる目標の充電状態に相当する値である。
ステップS66において、SOCがしきい値SOC(F)にまだ達していない場合には、ステップS62に処理が戻り、再びステップS62〜S65の処理が実行される。ステップS66において、SOC≧SOC(F)が成立した場合には、ステップS67に処理が進む。ステップS67では充電が停止される。このとき、メモリ27には現時点のバッテリの状態(劣化、メモリ効果等の状態)に適合したOCVとSOCの関係を示す新しいマップが出来上がっている。SOCリセットを行ない蓄積された誤差がリセットされ、その後安定的な定電流充電を行なって作成したマップであるので、精度も良い。
そこで、ステップS68において、次回から参照するためにOCVマップを更新し、ステップS69において処理が終了する。
[実施の形態2の変形例]
OCVマップを更新する際に、他の方法でOCVを求めることもできる。
図20は、OCVとバッテリ電流の充放電との関係を説明するための図である。
図20を参照して、バッテリに電流を流していなければバッテリの端子間電圧はOCVである。これに対してバッテリに電流を流し込み充電すれば、バッテリの端子間電圧は内部抵抗Rと充電電流Iとの積の電圧RIだけ増加して観測される。逆に、バッテリを放電させれば、電圧RIだけ端子間電圧が減少して観測される。
そこで、充電電流と同じ大きさの電流で短時間のバッテリの放電を行なう。すると充電時のバッテリ電圧と放電時のバッテリ電圧とのちょうど真ん中がOCVとなる。
充電時に、一定時間の放電パルス(3秒または5秒または10秒くらい)を与えることにより、充電を行ないながらOCVを観測することができる。
図21は、実施の形態2の変形例で実行されるOCVマップの作成処理を示したフローチャートである。
図21を参照して、まずステップS81においてSOCリセットが実行された後、ステップS82において電流i0で定電流充電が実行される。そしてステップS83においてバッテリ電圧VB(+)が測定される。続いて、ステップS84において一定時間(3秒〜10秒くらい)の放電パルスが印加される。放電時の電流−i0は、充電時の電流+i0と大きさが同じで向きが異なる。そして、ステップS85において、放電時のバッテリ電圧VB(−)が測定される。
図22は、充電と放電とが繰返される様子を説明するための波形図である。
図21、図22を参照して、時刻t1までは、充電電流+i0でステップS82の充電が行なわれている。そして、時刻t1直前にステップS83の電圧VB(+)が測定される。この電圧VB(+)はOCV+i0・Rである。ただし、Rはその時のバッテリの内部抵抗である。
時刻t1〜t2では、ステップS84の放電が実行される。放電電流は、−i0に設定される。そして、時刻t2直前にステップS85のバッテリ電圧VB(−)が測定される。この電圧VB(−)はOCV−i0・Rである。
そして、その後ステップS86において、OCVが(VB(+)+VB(−))/2の演算により求められる。この方法によれば、バッテリの内部抵抗Rが劣化等により変化していても、OCVを正確に求めることができる。
そしてステップS87において、OCVマップのデータが登録される。外部充電実行時には、実施の形態1の図7で説明したように、開始時からSOCが80%位までは主として電流積算によってSOCが求められている、このSOCと算出されたOCVとを対応付けてメモリ27に記憶しておく。そして、ステップS88において、SOCが所定のしきい値SOC(F)以上となったか否かが判断される。しきい値SOC(F)は、充電完了となる目標の充電状態に相当する値である。
ステップS88において、SOCがSOC(F)にまだ達していない場合には、ステップS82に処理が戻り、再びステップS82〜S87の処理が実行される。ステップS88において、SOC≧SOC(F)が成立した場合には、ステップS89に処理が進む。ステップS89では、充電が停止される。このとき、メモリ27には現時点のバッテリの状態(劣化、メモリ効果等の状態)にあったOCVとSOCの関係を示す新しいマップが出来上がっている。SOCリセットを行ない、定電流充電を行なって作成したマップであり、また、内部抵抗Rの変動の影響も受けていないので、精度も良い。
そこで、ステップS90において、次回から参照するためにOCVマップを更新し、ステップS91において処理が終了する。
なお、図21、図22で説明した充放電処理に併せて、内部抵抗の変化を検出しても良い。
図23は、内部抵抗Rを推定する方法を説明するための図である。
図23を参照して、充電時にはバッテリ端子間電圧VB1、充電電流IB1(ただしIB1>0)であり、その直後の放電時にはバッテリ端子間電圧VB2、充電電流IB2(ただしIB1<0)であったとする。すると、内部抵抗Rは次式(4)によって求めることができる。
R=(VB1−VB2)/(IB1−IB2) ・・・(4)
このように、外部充電を行なう際に図21のステップS86の演算に併せて内部抵抗Rを検出する。図22で示した値で充放電を行なう場合には、R=(VB(+)−VB(−))/(i0×2)となる。この内部抵抗Rを求める演算は、充電中のどこかで1回行なうだけでも良いし、ステップS86が実行されるごとに行なってもよい。ステップS86が実行されるごとに行なう場合には、SOCと内部抵抗Rとの関係を示すマップも作成することができる。
このようにして求められた最新の内部抵抗Rは、たとえば、走行中のSOCの推定を行なうために、バッテリ電圧VBから内部抵抗Rと充放電電流Iとの積を加減算することによって開放電圧OCVを求める場合に用いることができる。
なお、以上の実施の形態においては、図1に示したようなハイブリッド自動車に適用される場合を例示した。
たとえば、図1では、2つのバッテリB1,B2が車両に搭載されているが、バッテリ
B1,B2の一方のみに外部充電を行なうように制御することも可能であるし、バッテリB1,B2の両方に外部充電を行なうように制御することも可能である。たとえば、昇圧コンバータ12Aを電圧VHが定電圧となるように定電圧制御し、昇圧コンバータ12Bは電流I2が定電流となるように定電流制御する。電流I2を適宜調節すれば充電器6からの充電電流IcgをバッテリB1,B2の一方に充電したり、また両方に均等に充電したりすることができる。
また、本実施の形態に開示された発明は、他の構成の車両であっても外部充電が可能な蓄電装置を搭載するものであれば適用することができる。たとえば、本実施の形態に開示された発明は、動力分割機構を用いないシリーズハイブリッド自動車やパラレルハイブリッド自動車にも適用することができ、またエンジンを搭載しない電気自動車であっても適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両1の主たる構成を示す図である。 図1のインバータ14および22の詳細な構成を示す回路図である。 図1の昇圧コンバータ12Aおよび12Bの詳細な構成を示す回路図である。 外部からバッテリに充電を行なった際の充電状態SOCの変化の概略を示した図である。 図1の制御装置30で実行される外部からの充電時の一連の制御を示したフローチャートである。 SOCリセット処理に関連する放電電力の制限値Woutの切替処理を説明するためのフローチャートである。 図6のステップS22またはS23で参照されるマップの例を示した図である。 図5のステップS4におけるSOCリセット処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 バッテリの構成例を示した図である。 放電時におけるバッテリの各ブロックのSOCの変化を説明するための図である。 SOCリセットの原理を説明するための図である。 SOC推定処理を説明するためのフローチャートである。 推定処理Aにおける電流積算処理を説明するための図である。 推定処理Aにおける開放電圧OCVからのSOCの推定を説明するための図である。 推定処理Aにおける重み付け係数K2の例を示した図である。 推定処理Bにおける重み付け係数K4の例を示した図である。 図15に示した係数K2の変形例である。 バッテリ電圧VBと開放電圧OCVとの関係を説明するための図である。 実施の形態2で実行されるOCVマップの作成処理を示したフローチャートである。 OCVとバッテリ電流の充放電との関係を説明するための図である。 実施の形態2の変形例で実行されるOCVマップの作成処理を示したフローチャートである。 充電と放電とが繰返される様子を説明するための波形図である。 内部抵抗Rを推定する方法を説明するための図である。
符号の説明
1 車両、3 動力分割機構、4 エンジン、6 充電器、8 商用電源、10A,10B,13 電圧センサ、11A,11B 電流センサ、12A,12B 昇圧コンバータ、14,22 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、27 メモリ、30 制御装置、33 DC/DCコンバータ、35 補機負荷、B1,B2 バッテリ、B3 補機バッテリ、BL1〜BLn ブロック、CE1〜CE12
セル、CH 平滑用コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、L1 リアクトル、MG1,MG2 モータジェネレータ、Q1〜Q8 IGBT素子、PL1A,PL1B,PL2 電源ライン、SL2 接地ライン、UL U相ライン、VL V相ライン、WL W相ライン。

Claims (12)

  1. 蓄電装置と、
    車載発電機によって発電された電力により前記蓄電装置に充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源に結合され前記蓄電装置に充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置と、
    前記蓄電装置の充電状態を検出するとともに前記充電装置の制御を行なう制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記充電装置において前記内部充電動作が行なわれている場合に前記蓄電装置の充電状態を推定する第1の推定処理と、前記充電装置において前記外部充電動作が行なわれている場合に前記蓄電装置の充電状態を推定する第2の推定処理とを実行する、車両用電源装置。
  2. 前記車載発電機は、車載内燃機関からの動力を受けて発電を行ない、
    前記充電装置は、車両の走行中に前記蓄電装置の充電状態を目標値に収束させるために前記内部充電動作を実行する、請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記車載発電機は、車輪制動時に回生動作を行ない、
    前記充電装置は、車両の走行中に前記内部充電動作を実行する、請求項1に記載の車両用電源装置。
  4. 前記制御装置は、前記外部充電動作の実行が選択された場合に前記外部充電動作に先立って前記蓄電装置を放電させて前記蓄電装置の充電状態を所定状態に設定するリセット動作を実行する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用電源装置。
  5. 前記蓄電装置の放電電力上限値と前記蓄電装置の充電状態との関係を規定するマップをさらに備え、
    前記マップは、
    車両走行時に参照される第1のマップと、
    前記リセット動作実行時に参照され、前記第1のマップよりも充電状態下限側の放電電力上限値が緩和された第2のマップとを含む、請求項4に記載の車両用電源装置。
  6. 前記蓄電装置に流入する電流を検出する電流検出部と、
    前記蓄電装置の電圧を検出する電圧検出部とをさらに備え、
    前記第1の推定処理は、前記電流検出部で検出された電流を積算して充電状態を推定する第1の演算結果と、前記電圧検出部で検出された電圧に基づき充電状態を推定する第2の演算結果とを、所定の重み付け係数を掛けて加算し、
    前記第2の推定処理は、前記第1の演算結果と前記第2の演算結果とを、前記第1の推定部とは異なる重み付け係数を掛けて加算する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用電源装置。
  7. 蓄電装置と、車載発電機によって発電された電力により前記蓄電装置に充電を行なう内部充電動作と、車両外部の電源に結合され前記蓄電装置に充電を行なう外部充電動作とが可能に構成された充電装置とを備えた車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法であって、
    前記充電装置において前記内部充電動作が行なわれている場合に前記蓄電装置の充電状態を推定する第1の推定ステップと、
    前記充電装置において前記外部充電動作が行なわれている場合に前記蓄電装置の充電状態を推定する第2の推定ステップとを含む、充電状態推定方法。
  8. 前記車載発電機は、車載内燃機関からの動力を受けて発電を行ない、
    前記充電装置は、車両の走行中に前記蓄電装置の充電状態を目標値に収束させるために前記内部充電動作を実行する、請求項7に記載の充電状態推定方法。
  9. 前記車載発電機は、車輪制動時に回生動作を行ない、
    前記充電装置は、車両の走行中に前記内部充電動作を実行する、請求項7に記載の充電状態推定方法。
  10. 前記外部充電動作の実行が選択された場合に前記外部充電動作に先立って前記蓄電装置を放電させて前記蓄電装置の充電状態を所定状態に設定するリセットステップをさらに含む、請求項7〜9のいずれか1項に記載の充電状態推定方法。
  11. 前記車両用電源装置は、前記蓄電装置の放電電力上限値と前記蓄電装置の充電状態との関係を規定するマップをさらに備え、
    前記マップは、
    車両走行時に参照される第1のマップと、
    前記第1のマップよりも充電状態下限側の放電電力上限値が緩和された第2のマップとを含み、
    前記リセットステップは、前記第2のマップを参照して前記蓄電装置を放電させる、請求項10に記載の充電状態推定方法。
  12. 前記車両用電源装置は、
    前記蓄電装置に流入する電流を検出する電流検出部と、
    前記蓄電装置の電圧を検出する電圧検出部とをさらに備え、
    前記第1の推定ステップは、前記電流検出部で検出された電流を積算して充電状態を推定する第1の演算結果と、前記電圧検出部で検出された電圧に基づき充電状態を推定する第2の演算結果とを、所定の重み付け係数を掛けて加算し、
    前記第2の推定ステップは、前記第1の演算結果と前記第2の演算結果とを、前記第1の推定部とは異なる重み付け係数を掛けて加算する、請求項7〜11のいずれか1項に記載の充電状態推定方法。
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