JP2008526950A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2008526950A5
JP2008526950A5 JP2007550879A JP2007550879A JP2008526950A5 JP 2008526950 A5 JP2008526950 A5 JP 2008526950A5 JP 2007550879 A JP2007550879 A JP 2007550879A JP 2007550879 A JP2007550879 A JP 2007550879A JP 2008526950 A5 JP2008526950 A5 JP 2008526950A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
formula
group
compound
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007550879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5036558B2 (ja
JP2008526950A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/IB2006/001238 external-priority patent/WO2006087644A2/en
Publication of JP2008526950A publication Critical patent/JP2008526950A/ja
Publication of JP2008526950A5 publication Critical patent/JP2008526950A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036558B2 publication Critical patent/JP5036558B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (32)

  1. 式(I):
    Figure 2008526950
    [式中、
    Aは、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−N(R7)CH2−、−CH2N(R7)−、−CH(OH)−および−C(=NOR7)−から選択される二価の基であり;
    1は、−OC(O)(CH2)nNR89、−O−(CH2)nNR89、−OC(O)N(R7)(CH2)nNR89
    Figure 2008526950
    −O(CH2)nCN、−OC(O)(CH2)nN(CH2)nNR89または−OC(O)CH=CH2であり(ただし、R1が−OC(O)CH=CH2である場合、R3はメチルであることはない);
    2は、水素またはヒドロキシル保護基であり;
    3は、水素、非置換C1-4アルキル、または末端の炭素原子がCNもしくはNH2基で置換されているC1-4アルキル、またはC1-5アルカノイルであり;
    4は、水素、C1-4アルキルまたはC2-6アルケニルであり;
    5は、ヒドロキシ、メトキシ基、−OC(O)(CH2)nNR89もしくは−O−(CH2)nNR89、または−O(CH2)nCNであり;
    6は、ヒドロキシであるか;または
    5およびR6は、それらの間にある原子と一緒になって、下記構造:
    Figure 2008526950
    (ここで、Yは、−CH2−、−CH(CN)−、−O−、−N(R7)−および−CH(SR7)−から選択される二価の基である)
    を有する環状の基を形成し;
    7は、水素またはC1-6アルキルであり;
    8およびR9は、各々独立して、水素、C3-7シクロアルキルまたはC1-18アルキルであるか(ここで、C1-18アルキルは、
    (i)中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており;および/または
    (ii)置換されていないか、または、ハロゲン、OH、NH2、N−(C1−C6)アルキルアミノ、N,N−ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、CN、NO2、OCH3、飽和もしくは不飽和のC3-8員非芳香環、酸素、硫黄および窒素から選択されるヘテロ原子1〜2個を含有する飽和もしくは不飽和の炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環、アルキルカルボニルアルコキシおよびアルコキシカルボニルアミノから選択される基1〜3個によって置換されている);または
    8およびR9は、それらが結合している窒素と一緒になって、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環を形成し、該非芳香族複素環は、
    (iii)飽和または不飽和であり、酸素、硫黄および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子0または1個を含有し;および/または
    (iv)置換されていないか、または、C1-5アルカノイルおよびC1-6アルキルから選択される基1〜2個によって置換されており(ここで、C1-6アルキルは、中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており、および/または、置換されていないか、または、OH、NH2、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)、C3-7シクロアルキル(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)から選択される基1〜2個によって置換されている);
    nは、1〜8の整数である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体。
  2. 式(I):
    Figure 2008526950
    [式中、
    Aは、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−N(R7)CH2−、−CH2N(R7)−、−CH(OH)−および−C(=NOR7)−から選択される二価の基であり;
    1は、−OC(O)(CH2)nNR89、−O−(CH2)nNR89、または−OC(O)CH=CH2であり(ただし、R1が−OC(O)CH=CH2である場合、R3は、メチルであることはない);
    2は、水素またはヒドロキシル保護基であり;
    3は、非置換C1-4アルキル、または末端の炭素原子がCNもしくはNH2基で置換されているC1-4アルキル、またはC1-5アルカノイルであり;
    4は、水素、C1-4アルキルまたはC2-6アルケニルであり;
    5は、ヒドロキシ、メトキシ基、−OC(O)(CH2)nNR89または−O−(CH2)nNR89であり;
    6は、ヒドロキシであるか;または
    5およびR6は、それらの間にある原子と一緒になって、下記構造:
    Figure 2008526950
    (ここで、Yは、−CH2−、−CH(CN)−、−O−、−N(R7)−および−CH(SR7)−から選択される二価の基である)
    を有する環状の基を形成し;
    7は、水素またはC1-6アルキルであり;
    8およびR9は、各々独立して、水素、C3-7シクロアルキルまたはC1-18アルキルであるか(ここで、C1-18アルキルは、
    (i)中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており;および/または
    (ii)置換されていないか、または、ハロゲン、OH、NH2、N−(C1−C6)アルキルアミノ、N,N−ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、CN、NO2、OCH3、飽和もしくは不飽和のC3-8員非芳香環、酸素、硫黄および窒素から選択されるヘテロ原子1〜2個を含有する飽和もしくは不飽和の炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環、アルキルカルボニルアルコキシおよびアルコキシカルボニルアミノから選択される基1〜3個によって置換されている);または
    8およびR9は、それらが結合している窒素と一緒になって、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環を形成し、該非芳香族複素環は、
    (iii)飽和または不飽和であり、酸素、硫黄および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子0または1個を含有し;および/または
    (iv)置換されていないか、または、C1-5アルカノイルおよびC1-6アルキルから選択される基1〜2個によって置換されており(ここで、C1-6アルキルは、中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており、および/または、置換されていないか、または、OH、NH2、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)、C3-7シクロアルキル(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)から選択される基1〜2個によって置換されている);
    nは、1〜8の整数である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体。
  3. 式(I):
    Figure 2008526950
    [式中、
    Aは、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−N(R7)CH2−、−CH2N(R7)−、−CH(OH)−および−C(=NOR7)−から選択される二価の基であり;
    1は、−OC(O)(CH2)nNR89、−O−(CH2)nNR89または−OC(O)CH=CH2であり;
    2は、水素またはヒドロキシル保護基であり;
    3は、水素であり;
    4は、水素、C1-4アルキルもしくはC2-6アルケニル、またはヒドロキシル保護基であり;
    5は、ヒドロキシ、メトキシ基、−OC(O)(CH2)nNR89または−O−(CH2)nNR89であり;
    6は、ヒドロキシであるか;または
    5およびR6は、それらの間にある原子と一緒になって、下記構造:
    Figure 2008526950
    (ここで、Yは、−CH2−、−CH(CN)−、−O−、−N(R7)−および−CH(SR7)−から選択される二価の基である)
    を有する環状の基を形成し;
    7は、水素またはC1-6アルキルであり;
    8およびR9は、各々独立して、水素、C3-7シクロアルキルまたはC1-18アルキルであるか(ここで、C1-18アルキルは、
    (i)中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており;および/または
    (ii)置換されていないか、または、ハロゲン、OH、NH2、N−(C1−C6)アルキルアミノ、N,N−ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、CN、NO2、OCH3、飽和または不飽和のC3−C8員非芳香環、酸素、硫黄および窒素から選択されるヘテロ原子1〜2個を含有する飽和もしくは不飽和の炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環、アルキルカルボニルアルコキシおよびアルコキシカルボニルアミノから選択される基1〜3個によって置換されている);または
    8およびR9は、それらが結合している窒素と一緒になって、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環を形成し、該非芳香族複素環は、
    (iii)飽和または不飽和であり、酸素、硫黄および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子0または1個を含有し;および/または
    (iv)置換されていないか、または、C1-5アルカノイルおよびC1-6アルキルから選択される基1〜2個によって置換されており(ここで、C1-6アルキルは、中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており、および/または、置換されていないか、または、OH、NH2、上記で定義した炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)、C3-7シクロアルキル(置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)から選択される基1〜2個によって置換されている);
    nは、1〜8の整数である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体。
  4. 式(I):
    Figure 2008526950
    [式中、
    Aは、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−N(R7)CH2−および−C(=NOR7)−から選択される二価の基であり;
    1は、−OC(O)(CH2)nNR89−、−O−(CH2)nNR89、−OC(O)N(CH2)nNR89
    Figure 2008526950
    −O(CH2)nCN、−OC(O)(CH2)nN(CH2)nNR89または−OC(O)CH=CH2であり(ただし、R1が−OC(O)CH=CH2である場合、R3はメチルであることはない);
    2は、HまたはOH保護基であり;
    3は、非置換C1-4アルキル、または末端の炭素原子がCNもしくはNH2基で置換されているC1-4アルキル、またはC1-5アルカノイルであり;
    4は、水素、C1-4アルキルまたはヒドロキシル保護基であり;
    5は、H、OH、OMe、または−OC(O)(CH2)nNR89、−O−(CH2)nNR89、または−O(CH2)nCNであり;
    6は、OHであるか;または
    5およびR6は、それらの間にある原子と一緒になって、下記構造:
    Figure 2008526950
    (ここで、Yは、−O−および−N(R7)−から選択される二価の基である)
    を有する環状の基を形成し;
    7は、水素またはC1-6アルキルであり;
    8およびR9は、各々独立して、水素またはC1-18アルキルであるか(ここで、C1-18アルキルは、
    (i)中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており;および/または
    (ii)置換されていないか、または、OH、N−(C1−C6)アルキルアミノ、N,N−ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、OCH3から選択される基1〜3個によって置換されている);または
    8およびR9は、それらが結合している窒素と一緒になって、炭素原子2〜6個を含有する非芳香族複素環を形成し、該非芳香族複素環は、
    (iii)飽和または不飽和であり、酸素および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子0または1個を含有し;および/または
    (iv)置換されていないか、または、C1-5アルカノイルおよびC1-6アルキルから選択される基1〜2個によって置換されており(ここで、C1-6アルキルは、中断されていないか、または、−O−、−S−および−N(R7)−から選択される二価の基1〜3個によって中断されており、および/または置換されていないか、または、OH、NH2、炭素原子2〜6個を含有する飽和もしくは不飽和の非芳香族複素環(酸素および窒素から選択されるヘテロ原子1〜2個を含有し、置換されていないか、または、C1-4アルキル、ハロ、NH2、OH、SH、C1-6アルコキシおよびC1-4ヒドロキシアルキルから選択される基によって置換されている)から選択される基1〜2個によって置換されている)、
    nは、2〜3の整数である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体。
  5. 1が−OC(O)(CH2)nNR89であり、nが1〜4である、請求項1記載の化合物。
  6. 8およびR9が、それらが結合している窒素と一緒になって、C5-7員飽和非芳香族複素環を形成する、請求項1記載の化合物。
  7. 3がHである、請求項1記載の化合物。
  8. 1が−O−C(O)−CH=CH2または−O−C(O)−(CH2)2−N(C1-4アルキル)2である、請求項7記載の化合物。
  9. Aが−C(O)−または−NHC(O)−であり、R1が−OC(O)(CH2)nNR89−または−OC(O)CH=CH2であり、R3が非置換C2-4アルキルである、請求項2記載の化合物。
  10. 5がOHであるか、またはR5およびR6が、それらの間にある原子と一緒になって、下記構造:
    Figure 2008526950
    を有する環状の基を形成する、請求項2記載の化合物。
  11. 請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される誘導体の製造方法であって、工程(a)〜(g):
    a)式(II):
    Figure 2008526950
    で示される化合物を酸(III):
    HOC(O)(CH2)nNR8a9a (III)
    と反応させて(式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、または、R8およびR9に変換可能な基である)、R1が−OC(O)(CH2)nNR89であり、nが1〜8の整数である式(I)で示される化合物を生成する工程;
    b)式(IV):
    Figure 2008526950
    (式中、nは、1〜8の整数であり、Lは脱離基である)
    で示される化合物をNR8a9a(V)(式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、または、R8およびR9に変換可能な基である)と反応させて、R1が−OC(O)(CH2)nNR89であり、nが1〜8の整数である式(I)で示される化合物を生成する工程;
    c)式(VII):
    Figure 2008526950
    で示される化合物を式NR8a9a(V)(式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、またはR8およびR9に変換可能な基である)で示される化合物と反応させて、R1が−OC(O)(CH2)nNR89であり、nが2である式(I)で示される化合物を生成する工程;
    d)式(VIII):
    Figure 2008526950
    (式中、nは、1〜8の整数である)
    で示される化合物を式NR8a9a(V)(式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、またはR8およびR9に変換可能な基である)と反応させて、R1が−O−(CH2)nNR89であり、nが1〜8の整数である式(I)で示される化合物を生成する工程;
    e)式(X):
    Figure 2008526950
    (式中、nは、2〜8の整数であり、Lは、適当な脱離基である)
    で示される化合物を式NR8a9a(V)(式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、またはR8およびR9に変換可能な基である)で示される化合物と反応させて、R1が−O−(CH2)nNR89であり、nが2〜8の整数である式(I)で示される化合物を生成する工程;
    f)式(XI):
    Figure 2008526950
    (式中、nは、3であり、Zは、CH2NH2である)
    で示される化合物を式:HC(O)R8(XII)で示される化合物と反応させて、R1が−O−(CH2)nNR89であり、ここで、R8およびR9が同一であって請求項1で定義した意味を有し、nが3である式(I)で示される化合物を生成する工程;または
    g)式(XII):
    Figure 2008526950
    (式中、nは、1〜8の整数であり、R10は、イミダゾリルまたはハロゲンのような活性化基である)
    で示される化合物を式(XIIIa)または(XIIIb):
    Figure 2008526950
    (式中、R8aおよびR9aは、請求項1で定義したR8およびR9であるか、またはR8およびR9に変換可能な基である)
    で示されるアミンと反応させて、R1が−OC(O)N(R7)(CH2)nNR89または
    Figure 2008526950
    である式(I)で示される化合物を生成する工程
    のうち1つの工程、および、次いで、必要に応じて、工程(a)〜(g)のいずれかの工程の後に、得られた化合物に下記操作:
    (i)保護基R2を除去すること、
    (ii)R8aおよびR9aをR8およびR9に変換すること、
    (iii)得られた式(I)で示される化合物をその医薬上許容される誘導体に変換すること
    の1つまたはそれ以上を行うこと含む、方法。
  12. 請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される誘導体および医薬上許容される希釈剤または担体を含む医薬組成物。
  13. 望ましくない炎症性免疫応答またはTNF−α、IL−1、IL−6およびIL−8の過剰分泌を特徴とするかそれに関連する炎症性の疾患、障害または症状の治療用の薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用
  14. 白血球の炎症組織への浸潤に関連する炎症性の症状または免疫もしくはアナフィラキシー障害の治療用の薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用
  15. 炎症性の症状または免疫障害が、喘息、COPD、びまん性汎細気管支炎、成人呼吸窮迫症候群、炎症性腸疾患、クローン病、慢性気管支炎および嚢胞性線維症からなる群から選択される、請求項14記載の使用
  16. 炎症性の症状または免疫障害が、肺、関節、眼、腸、皮膚および心臓の炎症性の症状または免疫障害からなる群から選択される、請求項14記載の使用
  17. 炎症性の症状または免疫障害が、喘息、成人呼吸窮迫症候群、気管支炎、気管支拡張症、閉塞性細気管支炎、嚢胞性線維症、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎、変形性関節症、骨髄炎、副鼻腔炎、鼻茸、通風性関節炎、ブドウ膜炎、結膜炎、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、遠位直腸炎、乾癬、湿疹、皮膚炎、挫創、冠動脈梗塞性損傷、慢性炎症、内毒素性ショック、慢性副鼻腔炎、肺線維症、びまん性汎細気管支炎および平滑筋増殖障害からなる群から選択される、請求項14記載の使用
  18. サイトカインまたは炎症性メディエーターの過剰な未制御産生を特徴とするかまたはそれに関連する炎症性の疾患、障害または症状の治療用の薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用
  19. 炎症誘発性サイトカイン産生、リンパ球増殖、顆粒球脱顆粒、t細胞増殖、好中球増多および浮腫からなる群から選択される1つまたはそれ以上の炎症過程阻害するための薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用
  20. 照白血球と比べてTNF−α、IL−1、IL−6、IL−8、IL−2またはIL−5のうちの少なくとも1つの産生を減少させるのに有効な量の請求項1記載の化合物にヒト末梢白血球を曝露させることにより炎症誘発性サイトカイン産生を阻害するための薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用。
  21. 求項1記載の化合物に曝露させていない対照T細胞と比べてT細胞の産生を減少させるのに有効な量の請求項1記載の化合物にヒトT細胞を曝露させることによりヒトT細胞増殖を阻害するための薬剤の製造のための請求項1記載の式(I)で示される化合物の使用
  22. 炎症過程が炎症誘発性サイトカイン産生を含み、該炎症過程が対照白血球と比べてTNF−α、IL−1、IL−6、IL−8、IL−2またはIL−5のうちの少なくとも1つの産生を減少させるのに有効な量の請求項1記載の化合物にヒト末梢白血球を曝露させることにより阻害される、請求項19記載の使用
  23. TNF−αの産生が減少する、請求項22記載の使用
  24. IL−1αおよび/またはIL−1βの産生が減少する、請求項22記載の使用
  25. IL−2および/またはIL−5の産生が減少する、請求項22記載の使用
  26. 炎症過程が顆粒球脱顆粒を含む、請求項19記載の使用
  27. 炎症過程がリンパ球増殖を含む、請求項19記載の使用
  28. 抗原に対する免疫応答が阻害される、請求項19記載の使用
  29. 炎症過程が好中球増多を含む、請求項19記載の使用
  30. 炎症過程が浮腫を含む、請求項19記載の使用
  31. 炎症過程の阻害が、サイトカインの産生、T細胞の産生、顆粒球の脱顆粒、細胞増殖または好中球産生を少なくとも50%阻害することを含む、請求項19記載の使用
  32. 阻害が少なくとも90%である、請求項31記載の使用
JP2007550879A 2005-01-13 2006-01-13 抗炎症活性を有するマクロライド Expired - Fee Related JP5036558B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US64384105P 2005-01-13 2005-01-13
US60/643,841 2005-01-13
US71582805P 2005-09-09 2005-09-09
US60/715,828 2005-09-09
PCT/IB2006/001238 WO2006087644A2 (en) 2005-01-13 2006-01-13 Macrolides with anti-inflammatory activity

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008526950A JP2008526950A (ja) 2008-07-24
JP2008526950A5 true JP2008526950A5 (ja) 2009-02-26
JP5036558B2 JP5036558B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=36916830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007550879A Expired - Fee Related JP5036558B2 (ja) 2005-01-13 2006-01-13 抗炎症活性を有するマクロライド

Country Status (19)

Country Link
US (2) US8080529B2 (ja)
EP (1) EP1851236B1 (ja)
JP (1) JP5036558B2 (ja)
KR (1) KR20070105993A (ja)
CN (1) CN101142225B (ja)
AT (1) ATE476438T1 (ja)
AU (1) AU2006215315B2 (ja)
CA (1) CA2594820A1 (ja)
CY (1) CY1110866T1 (ja)
DE (1) DE602006015919D1 (ja)
DK (1) DK1851236T3 (ja)
HK (1) HK1112920A1 (ja)
HR (1) HRP20100549T1 (ja)
IL (1) IL184438A (ja)
NO (1) NO20074162L (ja)
PL (1) PL1851236T3 (ja)
PT (1) PT1851236E (ja)
RS (1) RS51479B (ja)
WO (1) WO2006087644A2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009130189A1 (en) * 2008-04-23 2009-10-29 Glaxosmithkline Istrazivacki Centar Zagreb D.O.O. 2'-o,3'-n-bridged macrolides
CN101423539B (zh) * 2008-12-09 2011-04-27 山东大学 4″,11-二氨基甲酸酯阿奇霉素衍生物、制备方法及其药物组合物
ES2412059T3 (es) * 2009-01-30 2013-07-10 Glaxo Group Limited Macrólido antiinflamatorio
US8865662B2 (en) 2009-08-13 2014-10-21 Basilea Pharmaceutica Ag Macrolides and their use
WO2011131749A1 (en) 2010-04-23 2011-10-27 Glaxo Group Limited New 14 and 15 membered macrolides for the treatment of neutrophil dominated inflammatory diseases
EP2988597B1 (en) 2013-04-04 2022-06-08 President and Fellows of Harvard College Macrolides and methods of their preparation and use
CA2908620A1 (en) 2013-04-10 2014-10-16 Probiotic Pharmaceuticals Aps Azithromycin antimicrobial derivatives with non-antibiotic pharmaceutical effect
CA2963815A1 (en) 2014-10-08 2016-04-14 President And Fellows Of Harvard College 14-membered ketolides and methods of their preparation and use
EP3273969A4 (en) 2015-03-25 2018-11-21 President and Fellows of Harvard College Macrolides with modified desosamine sugars and uses thereof
GB201520419D0 (en) 2015-11-19 2016-01-06 Epi Endo Pharmaceuticals Ehf Compounds
WO2022128054A1 (en) 2020-12-14 2022-06-23 Symrise Ag Medicament for fighting inflammatory conditions of human skin (iv)
CN114858953B (zh) * 2022-05-20 2023-11-21 大连工业大学 一种动物源食品中红霉素及降解产物的检测试剂盒及检测方法
GB202404587D0 (en) 2024-03-28 2024-05-15 Epiendo Pharmaceuticals Ehf Chemical forms

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0126344A2 (en) * 1983-05-20 1984-11-28 Abbott Laboratories Tripeptide esters of therapeutic agents
SI9011409A (en) * 1990-07-18 1995-10-31 Pliva Pharm & Chem Works O-methyl azitromycin derivates, methods and intermediates for their preparation and methods for preparation of pharmaceuticals products which comprise them
EP0895999A1 (en) * 1997-08-06 1999-02-10 Pfizer Products Inc. C-4" substituted macrolide antibiotics
HRP980189B1 (en) 1998-04-06 2004-04-30 Pliva Pharm & Chem Works Novel 15-membered lactams ketolides
WO2004005310A2 (en) * 2002-07-08 2004-01-15 Pliva-Istrazivacki Institut D.O.O. New compounds, compositions and methods for treatment of inflammatory diseases and conditions
GB0310986D0 (en) 2003-05-13 2003-06-18 Glaxo Group Ltd Novel compounds
DE602006004555D1 (de) 2005-01-13 2009-02-12 Glaxosmithkline Zagreb Decladinosyl-macrolide mit entzündungshemmender wirkung
JP5065910B2 (ja) 2005-01-14 2012-11-07 グラクソ グループ リミテッド ビオチンおよび光親和性基を含む、マクロライド標的同定用のマクロライド化合物
ES2412059T3 (es) 2009-01-30 2013-07-10 Glaxo Group Limited Macrólido antiinflamatorio

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008526950A5 (ja)
JP2009507909A5 (ja)
JP4891435B2 (ja) 1−(2−ヒドロキシメチル)−1,3−オキサチオラン−5−イル)−シトシンのb型肝炎治療への使用
JP7368419B2 (ja) アルドース還元酵素阻害剤およびその使用方法
US20060020138A1 (en) Coumarin derivatives useful as TNFalpha inhibitors
JP2019510787A5 (ja)
HRP20100549T1 (hr) Makrolidi s protuupalnom aktivnošću
JP2005519932A5 (ja)
JP2005528443A5 (ja)
JP2005509642A5 (ja)
CA2589850A1 (en) Amide prodrug of gemcitabine, compositions and use thereof
JP2009536660A5 (ja)
JP2006507220A5 (ja)
JP2009526831A5 (ja)
RU2007138582A (ru) Пероральные дозированные формы производных гемцитабина
JP2019529460A5 (ja)
US20090318543A1 (en) C(10) ethyl ester and c(10) cyclopropyl ester substituted taxanes
KR20130108985A (ko) (6,7-디히드로-2-니트로-5h-이미다졸[2,1-b][1,3]옥사진-6-일)아미드 화합물, 그의 제조방법 및 용도
JP2008526946A5 (ja)
RU2009128970A (ru) Производные изосорбидмононитрата для лечения кишечных заболеваний
RU2005125919A (ru) Альфа-аминоамидные производные, применимые в качестве антимигренозных средств
RU2011101661A (ru) Пиримидилсульфонамидное производное и его применение для лечения хемокин-опосредованных заболеваний
CA2483345A1 (en) Imidazolinylmethyl aralkylsulfonamides
JP2004536079A5 (ja)
JP2007506726A5 (ja)