JP2008512432A - 少なくとも一の置換カルボシアニン誘導体を含有する組成物、それを使用するケラチン繊維処理方法、その関連具及び用途 - Google Patents

少なくとも一の置換カルボシアニン誘導体を含有する組成物、それを使用するケラチン繊維処理方法、その関連具及び用途 Download PDF

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Abstract

本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一の特定の直接染料を含有せしめてなる組成物に関する。また本発明は、上述した組成物を使用するケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の処理方法、及びそれを収容する多区画具に関する。さらに本発明は、前記繊維用の明色化剤及び/又は染色剤としての、本発明の組成物の使用にある。

Description

本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に、カルボシアニンの置換誘導体である少なくとも一の特定の直接染料を含有せしめてなる組成物に関する。同様に、本発明の主題は、この組成物を使用するケラチン繊維の処理方法、及びそれを含む装置にある。最後に、本発明の主題は、前記繊維用の明色化(lightening)剤及び/又は染色剤としての、本発明に係る組成物の使用にある。
本発明は、ケラチン繊維の染色、特に毛髪の染色の分野に関する。
染色には、本質的に2つのタイプがある。
第1はいわゆる半永久的な染色すなわち直接染色であり、程度の差はあれ際だった変化を毛髪の天然の色調に付与することを可能にする染料を使用する。
使用される染料は、ケラチン繊維とある程度の親和性を有する着色した及び着色する物質である。この種の着色は数回の洗浄後に消失することに言及されなければならず、これが欠点でもあり得る。
繊維の当初の色調よりも明色の着色を得ることが望まれる場合、アルカリ性pHの条件下で、少なくとも一の酸化剤を、直接染料と共に使用する必要がある。
しかしながら、これらの使用条件は、処理される繊維の性質に影響がないというものではない。実際、時間が経つと、繊維は程度の差はあれ劣化し、荒れ、くすみ、脆弱になり、スタイリングが困難になる傾向にある。
第2は永久的染色すなわち酸化染色である。これは、一又は複数のカップラーと組み合わされてもよい少なくとも一の酸化ベースを含む、無色かわずかに着色した化合物である酸化染料前駆体を用いて実施される。使用時に酸化物質と混合されると、酸化縮合プロセスを介して、前駆体は着色した及び着色する化合物を生じうる。
この種の染色には酸化剤の存在が必要であり、この場合においても上述した欠点が観察される。
近年、少なくとも一の蛍光化合物を含有する組成物が、酸化剤を使用する従来の方法に対する有利な代替案となることが知見されている。しかして、暗色の毛髪、特にそのトーン高さが6以下(ダークブロンド)、好ましくは4以下(チェスナットブラウン)の毛髪では、蛍光化合物を含有する組成物で処理された毛髪に対して波長(500〜700nm)の関数としての反射率曲線が、未処理の毛髪に対応する曲線よりも優れている区間があることが知見できている。従って、毛髪は、酸化剤を使用する必要なく、明色化されると思われる。
「トーン」なる表示は、一つのトーンが各色調をその直前又は直後の色調から分離する天然の色調の分類に基づいていることが想起される。天然の色調のこの定義と分類は、ヘアスタイリングの専門家にはよく知られており、Charles Zviak 1986, Ed. Massonによる書籍「Sciences des traitements capillaires[Science of hair treatment]」の215頁及び278頁 に公表されている。トーン高さは1(黒)〜10(非常に明るいブロンド)の範囲であり、一単位が一トーンに相当し;数字が高くなればなる程、色調は明るくなる。
このような組成物はこの分野における進歩であるが、これらの組成物の保存安定性を改善可能な場合も未だ存在する。
さらに、これらの組成物によって得られた着色の、洗浄及びシャンプーに対する堅牢性を増大させることもまた有利であろう。
全く予期しないことに、カルボシアニンから誘導される少なくとも一の特定の直接化合物を含有させた組成物により、特に堅牢性及び選択性(毛髪又は頭髪の種々の部位の間の色差)に関する特性が改善されるとともに、前記組成物の安定性も改善することができることが見出された。
これらの特性は、酸化剤の使用を必要としない明色化における蛍光化合物にとって特に有利である。
よって、本発明の第1の主題は、化粧品的に許容可能な媒体中に、次の式(I):
Figure 2008512432
[上式中:
XはO、S、CRR'又はNRを表してよく;
WはCR又はOを表してよく;
、Rは互いに独立して、水素原子、トリハロメチル基、ハロゲン原子、C-C30アリール基、シアノ基、スルホ基、アミノ基、アシルアミノ基、(C-C)アルコキシカルボニル基、C-Cカルボキシアルコキシ基、ジアルキルアミノスルホニル基で、アルキル基が、それらが結合している窒素原子と共に5員又は6員環を形成するもの、1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基で、ヒドロキシル基、直鎖状又は分枝状のC-Cアルコキシ基、C-Cシクロアルコキシ基、置換されていてもよいアリール基、カルボキシル基、スルホ基又はハロゲン原子から選択される少なくとも一の基で置換されていてもよいものを表し、
、Rはそれらが結合している炭素原子と共に縮合芳香環を形成可能であり、
R及びR'は互いに独立して、C-Cアルキル基を表し、
は、水素原子、C-Cアルキル基を表し、
、R'及びRは互いに独立して、水素原子、C-Cアルキル基、又は(C-C)アシルオキシ基を表し、
及びRは互いにかつそれらを担持する炭素原子と共に、C-C30アリール環を形成可能であり、
は、C-Cアルキル、(C-C)アシルアミノスルホニル(C-C)アルキル、(C-C)アルキルスルホニルアミノカルボニル(C-C)アルキル、(C-C)ヒドロキシアルキル、(C-C)アシルオキシ(C-C)アルキル、(C-C)スルファトアルキル、及び(C-C)シアノアルキル基から選択される基を示し、
は、水素原子、1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝状のアルキル基又はシクロアルキル基を表し、
、Rは互いに独立して、水素原子、直鎖状又は分枝状のアルキル基又はシクロアルキル基、アルコキシ基、(ジ)アルキルアミノ基、チオアルキル基で1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有するもの;フェニル基;フェノキシ基;ジフェニルアミノ基;ハロゲン原子を表し;
2つの異なる二重結合に属する2つの置換基R又はRは互いに共同して、フェニル環と縮合していてもよく、少なくとも一の二重結合を含む一又は複数のC-Cアルキル基又はフェニルで置換されていてもよい環を形成してよく、
と場合によってはRはYと共に、全体で5〜30員で、1〜5のヘテロ原子を有する縮合複素環基を形成し、
Yは、同一又は同一ではない(ジ)アルキルアミノ基、直鎖状又は分枝状のC-C10アルキル基で、(C-C)アルキルスルホニルアミノ基又は(C-C)(ジ)アルキルアミノ基で置換されていてもよいもの;又は縮合していてもよく、全体で5〜30員で、1〜5のヘテロ原子を有する複素環又はC-C30芳香環の残基であり;
これらの環は、C-Cアルキル、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル、アミノ、(C-C)ジアルキルアミノ、ハロゲン、フェニル、カルボキシル、(C-C)カルボキシアルキル、(C-C)トリアルキルアンモニオ(C-C)アルキル、置換されていてもよいアリールアルキル及びハロアルキル基から選択される少なくとも一の基で置換されるか又は未置換であり、
nは1〜3の値をとってよく、
mは0、1、2又は3の値をとってよく、
pは0又は1の値をとってよく、
は、有機又は無機アニオンを表す]
の少なくとも一の直接染料を含有してなる組成物にある。
同様に本発明の主題は、本発明の組成物を発色させるのに十分な時間、乾燥した又は湿ったケラチン繊維に適用した後、得られた繊維をすすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の処理方法にある。
前記方法の変形例では、本発明の組成物は、最終的なすすぎをすることなく、乾燥した又は湿ったケラチン繊維に適用される。
本発明の他の主題は、本発明の組成物を含む装置からなる。
最後に、本発明は、ケラチン繊維用の明色化剤、及び/又はこれらの繊維用の染色剤としての、本発明の組成物の使用に関する。
しかしながら、本発明の他の特徴及び利点が、以下の記載及び実施例を読むことにより、さらに明らかになるであろう。
以下の記載では、別段の説明をしない限り、値の範囲の限界値は、この範囲の一部に含まれると理解される。
本発明の組成物により、酸化剤の存在が必要なく、暗色の繊維に適用された場合に、ケラチン繊維の当初の色調よりも明色の着色を得ることができる。しかしながら、もちろん、このような薬剤を含有する本発明の組成物に問題がないわけではない。
本発明では、ヒトのケラチン繊維なる表現は、毛髪、睫毛及び眉毛を意味すると理解される。
前記組成物は、処理前のケラチン繊維の着色にかかわらず、またその着色が天然であるか又は人工的に得られたものであろうと、ケラチン繊維の処理に適していることを記しておくべきである。
本発明の有利な一実施態様では、組成物は、暗色のケラチン繊維に適用されることが意図される。より詳細には、暗色のケラチン繊維は、有色の繊維であるか、もしくは人工的に染色された繊維であり、そのトーン高さは6以下、好ましくは4以下である。
また、式(I)の化合物のメソメリー形も本発明の範囲に入る。
本発明の一変形例では、mは0又は1に等しい。
本発明のより特定の実施態様では、R'は水素原子を示す。
さらに、R又はRは、特に水素原子又はC-Cアルキル基を示す。
本発明の組成物に導入される直接染料は、一般に蛍光分子であり、すなわち可視スペクトルの光と、さらには場合によっては紫外線(360〜760nm範囲の波長)を吸収するが、一般的な染料とは異なり、スペクトルの可視領域で放たれる、吸収した光より長い波長の蛍光に吸収したエネルギーの一部を転換する染料である。
さらに本発明の蛍光染料は、適用される担体上に蛍光を生じせしめる染料である。
本発明では、直接染料は、25℃の温度において、1リットル当たり少なくとも1グラム、好ましくは1リットル当たり少なくとも5グラムが、組成物の媒体に溶解するのが好ましい。
は、特にハロゲン化物、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、リン酸塩、リン酸水素、リン酸二水素、ボロナート類、炭酸塩、及び重炭酸塩から選択される無機由来のアニオンであってよいことに留意すべきである。
アニオンAは有機由来のものであってもよく、その場合、特に、ハロゲン原子、又はヒドロキシル又はアミノ基の少なくとも一で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で、芳香族又は非芳香族のモノ-又はポリカルボン酸、スルホン酸又は硫酸の塩から得られたものから選択されてよい。
好ましくは、Aは、塩化物、ヨウ化物、スルファート、メトスルファート、及びエトスルファートから選択される。
本発明の特に有利な実施態様では、式(I)の直接染料は次の化合物群の一つに相当する:
Figure 2008512432
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対イオンの種類は重要ではない。よって、上表に記載されたアニオンは単なる例である。
式(I)の直接染料(群)は、組成物の全重量に対して、特に0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。
化粧品的に許容可能な媒体は、一般的に水、又は少なくとも一の有機溶媒と水の混合物からなる。
有機溶媒としては、例えば直鎖状又は分枝状のC-Cアルカノール類、例えばエタノール及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール、それらの類似品及び混合物を挙げることができる。
溶媒(類)は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、より好ましくは約5〜30重量%の範囲の割合で存在し得る。
本発明の組成物のpHは、一般的に約3〜12、好ましくは約5〜11である。pHは、当該分野で通常使用されている酸性化剤又はアルカリ性化剤を用いて所望の値に調節することができる。
酸性化剤としては、例えば無機酸又は有機酸、特に塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸、乳酸、スルホン酸を挙げることができる。
アルカリ性化剤としては、例えばアンモニア水、アルカリ金属のカーボナート類、アルカノールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導体、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、及び次の式(II):
Figure 2008512432
[ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;Rx、Ry、Rz及びRtは同一又は異なっており、水素原子、又はC-Cアルキル基又はC-Cヒドロキシアルキル基を表す]
の化合物を挙げることができる。
また化粧品用組成物は、非イオン性、カチオン性又はアニオン性、好ましくはカチオン性又は非イオン性の一又は複数の付加的な直接染料、もしくはそれらの組合せをさらに含有してよい。
一般的に、これらの直接染料は、ニトロベンゼン染料、アゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾキノン、フェノチアジン、インジゴイド、キサンテン、フェナントリジン、及びフタロシアニン染料、トリアリールメタンから得られるもの、天然染料の単独物及び混合物として選択される。
それは、例えば次の赤又はオレンジのニトロベンゼン染料:
− 1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノベンゼン、
− N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン、
− 1-アミノ-3-メチル-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-6-ニトロベンゼン、
− 1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
− 1,4-ジアミノ-2−ニトロベンゼン、
− 1-アミノ-2-ニトロ-4-メチルアミノベンゼン、
− N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロパラフェニレンジアミン、
− 1-アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-クロロベンゼン、
− 2-ニトロ-4-アミノジフェニルアミン、
− 1-アミノ-3-ニトロ-6-ヒドロキシベンゼン、
− 1-(β-アミノエチル)アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、
− 1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
− 1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン、
− 1-ヒドロキシ-2-アミノ-4,6-ジニトロベンゼン、
− 1-メトキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
− 2-ニトロ-4'-ヒドロキシジフェニルアミン、
− 1-アミノ-2-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メチルベンゼン、
から選択され得る。
第1の変形例において使用される組成物は、これらのニトロベンゼン染料に加えて又は置き換えて、黄、緑-黄、青又は紫色のニトロベンゼン染料、アゾ染料、アントラキノン、ナフトキノン又はベンゾキノン染料、インジゴイド染料、又はトリアリールメタンから得られる染料から選択される一又は複数の直接染料をさらに含有してもよい。
これらの直接染料は、特に、「ベイシックブラウン16」、「ベイシックブラウン17」、「ベイシックイエロー57」、「ベイシックレッド76」、「ベイシックバイオレット10」、「ベイシックブルー26」及び「ベイシックブルー99」の名称で、色指数(Color Index)、第3版で知られている染料を挙げることのできる塩基性染料、又は特に、「アシッドオレンジ7」、「アシッドオレンジ24」、「アシッドイエロー36」、「アシッドレッド33」、「アシッドレッド184」、「アシッドブラック2」、「アシッドバイオレット43」及び「アシッドブルー62」の名称で、色指数、第3版で知られている染料を挙げることのできる酸性直接染料、又はカチオン性直接染料、例えばその内容が本発明の主要部分を形成する国際公開第95/01772号、国際公開第95/15144号及び欧州特許第714954号に記載されているものであってもよい。
付加的な、黄及び緑-黄ニトロベンゼン直接染料として、例えば:
− 1-β-ヒドロキシエチルオキシ-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン、
− 1-メチルアミノ-2-ニトロ-5-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシベンゼン、
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メトキシ-4-ニトロベンゼン、
− 1-(β-アミノエチル)アミノ-2-ニトロ-5-メトキシベンゼン、
− 1,3-ジ(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-ニトロ-6-クロロベンゼン、
− 1-アミノ-2-ニトロ-6-メチルベンゼン、
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ヒドロキシ-4-ニトロベンゼン、
− N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン、
− 4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンゼンスルホン酸、
− 4-エチルアミノ-3-ニトロ安息香酸、
− 4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロクロロベンゼン、
− 4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロメチルベンゼン、
− 4-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロトリフルオロメチルベンゼン、
− 1-(β-ウレイドエチル)アミノ-4-ニトロベンゼン、
− 1,3-ジアミノ-4-ニトロベンゼン、
− 1-ヒドロキシ-2-アミノ-5-ニトロベンゼン、
− 1-アミノ-2-[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]アミノ-5-ニトロベンゼン、
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンズアミド、
から選択される化合物を挙げることができる。
付加的な青又は紫色のニトロベンゼン直接染料としては、例えば:
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 1-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-メチル,N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
− 次の式:
Figure 2008512432
[上式中:
− Rbは、C-Cアルキル基、β-ヒドロキシエチル又はβ-ヒドロキシプロピル又はγ-ヒドロキシプロピル基を表し;
− Ra及びRcは同一又は異なっており、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル、γ-ヒドロキシプロピル又はβ,γ-ジヒドロキシプロピル基を表し、Rb、Rc又はRa基の少なくとも一はγ-ヒドロキシプロピル基を表し、Rbがγ-ヒドロキシプロピル基である場合、Rb及びRcは同時にはβ-ヒドロキシエチル基を示すことができない]
の2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン類、例えば仏国特許第2692572号に記載されているものから選択される化合物を挙げることができる。
天然の直接染料としては、とりわけヘンナ、カモマイル、インジゴを挙げることができる。
それらが存在する場合、付加的な直接染料(類)は、好ましくは組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%を占め、さらにより好ましくは0.005〜6重量%を占める。
酸化染色を意図している場合、本発明の化粧品用組成物は、酸化染色に従来から使用されている酸化ベースから選択される少なくとも一の酸化ベースをさらに含有しており、酸化ベースとしては、特にパラ-フェニレンジアミン類、ビスフェニルアルキレンジアミン類、パラ-アミノフェノール類、オルト-アミノフェノール類及び複素環ベース、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を挙げることができる。
パラ-フェニレンジアミン類としては、例えばパラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-(エチル-β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4'-アミノフェニル-1-(3-ヒドロキシ)ピロリジン、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を特に挙げることができる。
上述したパラ-フェニレンジアミン類の中でも、最も好ましいものは、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエトキシ-パラ-フェニレンジアミン、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩である。
ビスフェニルアルキレンジアミン類としては、例えばN,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(4-メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン、1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を特に挙げることができる。
パラ-アミノフェノール類としては、例えばパラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール、4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を特に挙げることができる。
オルト-アミノフェノール類としては、例えば2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、5-アセトアミド-2-アミノフェノール、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を挙げることができる。
複素環ベースとしては、例えば特にピリジン誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を挙げることができる。
酸化ベース(類)が使用される場合、それらは、組成物の全重量に対して、好ましくは0.0005〜12重量%、より好ましくは0.005〜6重量%である。
本発明の組成物が酸化染色を意図している場合、直接染料及び酸化ベース(類)を使用して得られた色調を変化させ、又は光沢に富ませるために、少なくとも一のカップラーをさらに含有してよい。
使用され得るカップラーは、酸化染色において従来から使用されているカップラーから選択されてよく、このようなものとしては、特にメタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール類、及び複素環カップラー、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩を挙げることができる。
これらのカップラーは、特に2-メチル-5-アミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、α-ナフトール、6-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシ-N-メチルインドール、6-ヒドロキシインドリン、2,6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1-H-3-メチルピラゾール-5-オン、1-フェニル-3-メチルピラゾール-5-オン、2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール、2,6-ジメチル[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール、及び6-メチルピラゾロ[1,5-a]ベンゾイミダゾール、及びそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩から選択される。
カップラー(類)が存在する場合、それらは、組成物の全重量に対して、好ましくは0.0001〜10重量%、さらに好ましくは0.005〜5重量%である。
一般的に、本発明の組成物に使用可能な(酸化ベース及びカップラーとの)酸付加塩は、特に塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、ベンゼンスルホン酸、乳酸塩及び酢酸塩から選択される。
本発明の組成物に使用可能な(酸化ベース及びカップラーとの)アルカリ剤との付加塩は、特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属、アンモニア水、アルカノールアミン類を含む有機アミン類、及び式(II)の化合物との付加塩から選択される。
また本発明の化粧品用組成物は、特にヒトのケラチン繊維を染色するための化粧品用組成物に従来から使用されている種々のアジュバント、例えばアニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性のポリマー類又はその混合物;無機増粘剤;酸化防止剤;浸透剤;金属イオン封鎖剤;香料;分散剤;コンディショニング剤、例えば、カチオン、カチオン性ポリマー又は両性ポリマー、キトサン類、変性もしくは未変性で揮発性もしくは非揮発性のシリコーン類;皮膜形成剤;セラミド類;防腐剤;安定剤;不透明化剤をさらに含有してもよい。
組成物は、一又は複数の界面活性剤を含有していてよい。これらの界面活性剤は、区別されることなく、単独又は混合物として、アニオン性、両性、非イオン性、双性イオン性及びカチオン性の界面活性剤から選択され得る。
本発明の実施に適した界面活性剤は、特に次のものである:
(i)アニオン性界面活性剤(類):
本発明において単独で又は混合物として使用可能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定的列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、アルキルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテルスルファート類、アルキルアリールポリエーテルスルファート類、モノグリセリドスルファート類;アルキルスルホナート類、アルキルホスファート類、アルキルアミドスルホナート類、アルキルアリールスルホナート類、α-オレフィンスルホナート類、パラフィンスルホナート類;(C-C24)アルキルスルホスクシナート類、(C-C24)アルキルエーテルスルホスクシナート類、(C-C24)アルキルアミドスルホスクシナート類;(C-C24)アルキルスルホアセタート類;(C-C24)アシルサルコシナート類及び(C-C24)アシルグルタマート類の塩(特にアルカリ金属塩、中でもナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることができる。また、(C-C24)アルキルポリグリコシドのカルボン酸エステル、例えばアルキルグルコシドシトラート類、アルキルポリグリコシドタータラート類及びアルキルポリグリコシドスルホスクシナート類、アルキルスルホスクシナマート類;アシルイセチオナート類及びN-アシルタウラート類で、これら全ての種々の化合物のアルキル又はアシル基が、好ましくは12〜20の炭素原子を有し、アリール基が、好ましくはフェニル又はベンジル基を示すものを使用することもできる。また、使用可能なアニオン性界面活性剤として、脂肪酸塩、例えば、オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸及びステアリン酸の塩、コプラ油酸又は水素化コプラ油酸;アシル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラクチラート類を挙げることもできる。さらに、アルキル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩、特に2〜50のアルキレンオキシド基、特にエチレンオキシド基を有するもの、及びそれらの混合物を使用することもできる。
(ii)非イオン性界面活性剤(類)
非イオン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グラスゴー及びロンドン)から出版されているエム・アール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤のハンドブック(Handbook of Surfactants)」、1991年、116-178頁を参照]であり、本発明において、それらの性質は重要な特徴であるとは思われない。しかして、それらは、特に(非限定的列挙)、例えば8〜18の炭素原子を有する脂肪鎖を有するポリエトキシル化又はポリプロポキシル化されたアルキルフェノール類、アルファ-ジオール類、アルコール類から選択することができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド基の数を特に2〜50の範囲とすることができる。また、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、及び脂肪アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪アミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソルビタンの脂肪酸エステル;スクロースの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)-アルキルアミン類のオキシド又はN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシドを挙げることもできる。
(iii)両性又は双性イオン性界面活性剤(類):
両性又は双性イオン性界面活性剤は、特に、脂肪族基が8〜18の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なくとも一の水溶性のアニオン性基(例えば、カルボキシラート、スルホナート、スルファート、ホスファート又はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第3級アミンの誘導体から選択されてよく;さらに、(C-C20)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン類又は(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキルスルホベタイン類を挙げることができる。
アミン誘導体としては、次の構造:
Rd-CONHCHCH-N(Re)(Rf)(CHCOO-)
[上式中:Rdは、加水分解されたコプラ油中に存在する酸Rd-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を示し、Reはベータ-ヒドロキシエチル基を示し、Rfはカルボキシメチル基を示す];及び
Rg-CONHCHCH-N(B)(C)
[上式中:
Bは-CHCHOX'を示し、Cはz=1又は2である-(CH)-Yを示し、
Xは、-CHCH-COOH基又は水素原子を示し、
Yは、-COOH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、
Rgは、加水分解されたアマニ油又はコプラ油中に存在する酸Rh-COOHのアルキル基、飽和基、又は一又は複数の不飽和を有する基、特にCないしC17、さらにはC、C11、C13又はC17アルキル基、又はそのイソ形、又は不飽和のC17基を示す];
を有する、アンホカルボキシグリシナート類及びアンホカルボキシプロピオナート類の名称で、CTFA辞書、第3版、1982に分類され、米国特許第2528378号及び米国特許第2781354号に記載され、ミラノール(MIRANOL)の名称で販売されている製品を挙げることができる。
これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetate)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Caprylampho-dipropionate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸及びココアンホ二プロピオン酸の名称で、CTFA辞典、第5版、1993に分類されている。
例えば、ローディア・シミー社(Rhodia Chimie)からミラノール(登録商標)C2M濃縮物の商品名で販売されているココアンホジアセタートを挙げることができる。
(iv)カチオン性界面活性剤:
カチオン性界面活性剤としては、特に、ポリオキシアルキレン化されていてもよい第1級、第2級又は第3級脂肪アミン類の塩;第4級アンモニウム塩、例えばテトラアルキルアンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム又はアルキルピリジニウムクロリド又はブロミド;イミダゾリン誘導体又はカチオン性のアミンオキシドを挙げることができる。
好ましくは、界面活性剤は非イオン性、アニオン性又は両性である。
通常、界面活性剤は、組成物の全重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜25重量%の量で存在する。
組成物は、一又は複数の増粘ポリマーをさらに含有していてよい。これらのポリマーはイオン性又は非イオン性、会合性又は非会合性であってよい。
非会合性増粘ポリマーに関し、本発明の目的においては、第1に、非会合性増粘ポリマーとは、C10-C30脂肪鎖を有さない増粘ポリマーであると想起される。
存在する非会合性増粘ポリマーとしては、単独又は混合物として、架橋したアクリル酸のホモポリマー、架橋した2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸のホモポリマー、それらの架橋したアクリルアミドのコポリマー、アクリル酸アンモニウムのホモポリマー又はアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドとのコポリマー、非イオン性グアーガム、微生物由来のバイオ多糖類ガム、植物滲出物から得られるガム、ヒドロキシプロピル-又はカルボキシメチセルロース;ペクチン及びアルギナート類を挙げることができる。
適切な非会合性増粘ポリマーの第1のファミリーは、架橋したアクリル酸のホモポリマーにより表される。
この種のホモポリマーとしては、糖系のアルコールのアリルエーテルで架橋されたもの、例えばノベオン社(NOVEON)からカルボポール(CARBOPOLS)980、981、954、2984及び5984なる名称で販売されている製品、又は3VSA社からシンタレン(SYNTHALEN)M及びシンタレンKなる名称で販売されている製品を挙げることができる。
また、非会合性増粘ポリマーは、架橋2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸のホモポリマー、及びそれらのアクリルアミドとの架橋コポリマーから選択されてもよい。
部分的又は全体的に中和されていてもよいこれらのホモポリマー及びコポリマーに関し、次の式(j)
Figure 2008512432
[上式中、X'は、カチオン又はカチオンの混合物、もしくはプロトンを示す]
の部分を、ポリマーの全重量に対して90〜99.9重量%含有するポリマーを挙げることができる。
特に、カチオンは、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム)、アンモニウムイオンで、同一又は異なっている1〜3のアルキル基で置換されていてもよく、1〜6の炭素原子を有し、少なくとも一のヒドロキシル基を担持していてもよいもの、N-メチルグルカミン、塩基性アミノ酸、例えばアルギニン及びリジンから誘導されるカチオンから選択される。好ましくは、カチオンはアンモニウム又はナトリウムイオンである。
さらに、ポリマーは、少なくとも二のエチレン性不飽和(炭素-炭素二重結合)を有する少なくとも一のモノマーから得られる架橋した単位を、ポリマーの全重量に対して、0.01〜10重量%含有する。
少なくとも二のエチレン性不飽和を有する架橋モノマーは、例えばジアリルエーテル、シアヌル酸トリアリル、マレイン酸ジアリル、(メタ)アクリル酸アリル、ジプロピレングリコールジアリルエーテル、ポリグリコールジアリルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジアリルエーテル、テトラアリルオキシエタノイル、テトラ-又はジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、トリメチロールプロパントリアクリラート、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、又はジビニルベンゼン、糖系列のアルコールのアリルエーテル、又は多官能アルコールの他のアリル又はビニルエーテル、及びリン酸及び/又はビニルホスホン酸の誘導体のアリルエステル、又はこれら化合物の混合物から選択される。
これらのポリマーに関するさらなる詳細は、欧州特許第815828号公報が参照される。
部分的又は全体的に中和した2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸とアクリルアミドの架橋したコポリマーとしては、欧州特許第503853号公報の実施例1に記載された生成物を挙げることができ、該公報は、これらのポリマーに関する参照とされる。
組成物は、非会合性増粘ポリマーとして、アクリル酸アンモニウムのホモポリマー、又はアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドのコポリマーをさらに含有してよい。
アクリル酸アンモニウムのホモポリマーの例としては、ヘキスト社(HOECHST)からマイクロサップ(MICROSAP)PAS5193の名称で販売されている製品を挙げることができる。また、アクリル酸アンモニウムとアクリルアミドのコポリマーとしては、ヘキスト社から販売されている製品であるPAS5193又はボゼポール(BOZEPOL)Cヌーヴォの名称で販売されている製品を挙げることができる。このような化合物についての記述及び調製は、特に仏国特許第2416723号、米国特許第2798053号及び米国特許第2923692号公報が参照される。
組成物は、塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルのホモポリマー、又は塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミドのコポリマーをさらに含有してよい。この種のホモポリマーとしては、チバ-アライド・コロイヅ社(CIBA-ALLIED COLLOIDS)からサルケア(SALCARE)95及びサルケア96の名称で販売されている製品を挙げることができる。このファミリーのコポリマーとしては、ヘキスト社から製品PAS5194、又はチバ-アライド・コロイヅ社から販売されている製品サルケアSC92を挙げることができる。これらのポリマーは、参照として特に、欧州特許第395282号公報に記載され、調製されている。
また組成物は、非イオン性グアーガム、例えばユニペクチン社(UNIPECTINE)からヴィドガム(VIDOGUM)GH175の名称で、及びメイホール社(MEYHALL)からジャガー(JAGUAR)Cの名称で販売されている、未変性の非イオン性グアーガムをさらに含有してよい。
本発明で使用可能な非イオン性グアーガムは、好ましくはC-Cヒドロキシアルキル基で変性されている。ヒドロキシアルキル基としては、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル及びヒドロキシブチル基を挙げることができる。
これらグアーガムは当該技術でよく知られており、例えばヒドロキシプロピル基で変性したグアーガムを得るためには、対応するアルケンオキシド、例えばプロピレンオキシドとグアーガムとを反応させることにより、調製することができる。
グアーガムに存在する遊離のヒドロキシル官能基により消費されるアルキレンオキシド分子の数に相当するヒドロキシアルキル化度は、好ましくは0.4〜1.2の範囲である。
ヒドロキシアルキル基で変性していてもよいこのような非イオン性グアーガムは、例えばジャガーHP8、ジャガーHP60及びジャガーHP120、ジャガーDC293及びジャガーHP105の商品名でメイホール社から、又はガラクタソール(GALACTASOL)4H4FD2の名称でアクアロン社(AQUALON)から販売されている。
適切な非会合性増粘ポリマーとしては、微生物由来のバイオ多糖類ガム類、例えばスクレログルカン又はキサンタンガムを挙げることができる。
植物滲出物から得られるガム類、例えばアラビアガム、ガッチガム、カラヤガム及びトラガカントガム;ヒドロキシプロピル-又はカルボキシメチルセルロース類;ペクチン類、及びアルギナート類も適している。
これらのポリマーは当該技術でよく知られており、特にロバート・エル・デイビッドソン(Robert L. DAVIDSON)により、マグローヒル社(McGraw-Hill Book Company)から出版(1980)された「水溶性ガムと樹脂のハンドブック(Handbook of Water soluble gums and resins)」に記載されている。
特に好ましく使用される増粘剤は、当業者によく知られている会合性ポリマーをベースにした増粘系、特に非イオン性、アニオン性、カチオン性又は両性のものである。
会合性ポリマーは、水性媒体において、互いに、又は他の分子と可逆的に結合可能な親水性ポリマーであることが想起される。それらの化学構造には、特に少なくとも一の親水性領域と少なくとも一の疎水性領域とが含まれる。疎水性基という用語は、直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、少なくとも10の炭素原子、好ましくは10〜30の炭素原子、特に12〜30の炭素原子、さらに好ましくは18〜30の炭素原子を有する炭化水素鎖を有する基又はポリマーを意味すると理解される。好ましくは、炭化水素基は一官能性化合物から誘導される。例として、疎水性基は、脂肪アルコール、例えばステアリルアルコール、ドデシルアルコール、デシルアルコールから誘導され得る。また炭化水素ポリマー、例えばポリブタジエンを示してもよい。
よって、組成物は、単独又は混合物として、少なくとも一のスルホン基を有するエチレン性不飽和モノマーを含む会合性ポリマー又はコポリマー、会合性アミノプラスト-エーテル、会合性不飽和ポリ酸、会合性ビニルラクタム類、特にカチオン性又は非イオン性である会合性セルロース誘導体、特にカチオン性又は非イオン性である会合性ポリウレタン類から選択される、少なくとも一の会合性ポリマーを含有していてもよい。
会合性増粘ポリマーとして、会合性ポリウレタン誘導体、例えば
− 約20重量%〜70重量%のα,β-モノエチレン性不飽和を含むカルボン酸、
− 約20〜80重量%の先のモノマー以外のα,β-モノエチレン性不飽和を含む非界面活性モノマー、
− 約0.5〜60重量%の、モノエチレン性不飽和のモノイソシアナートと一水酸化された界面活性剤との反応生成物である非イオン性モノウレタン、
の重合により得られるものを挙げることができる。
このようなポリマーは、欧州特許第173109号、特に実施例3に記載されている。さらに厳密には、このポリマーは、25%水性分散液としての、メタクリル酸/アクリル酸メチル/エトキシル化(40EO)されたベヘニルアルコールのジメチルメタイソプロペニルベンジルイソシアナートのターポリマーである。この生成物は、アメルコール社(AMERCHOL)から参照名ビスコフォーブ(VISCOPHOBE)DB1000で提供されている。
また適切なのは、仏国特許出願第0009609号に記載されたファミリーのカチオン性会合性ポリウレタン類である。それは、特に次の一般式(A):
R-X-(P)-[L-(Y)]-L'-(P')-X'-R' (A)
[上式中:
R及びR'は同一又は異なっており、疎水性基又は水素原子を表し;
X及びX'は同一又は異なっており、疎水性基を担持する又はそうではないアミン官能基を含む基、又はL''基を表し;
L、L'及びL''は同一又は異なっており、ジイソシアナートから誘導される基を表し;
P及びP'は同一又は異なっており、疎水性基を担持する又はそうではないアミン官能基を含む基を表し;
Yは親水性基を表し;
rは1〜100、好ましくは1〜50、特に1〜25の整数であり、
n、m及びpは互いに独立して、0〜1000であり;
少なくとも一のプロトン化又は第4級化されたアミン官能基と少なくとも一の疎水性基を有する分子である]
により表すことができる。
非常に有利な実施態様において、これらのポリウレタン類の唯一の疎水性基は、鎖末端にあるR及びR'基である。
第1の好ましい実施態様において、会合性ポリウレタンは、R及びR'が双方とも独立して疎水性基を表し、X、X'がそれぞれL''基を表し、n及びpが1〜1000であり、L、L'、L''、P、P'、Y及びmが、式(A)と同一の意味を有する、式(A)に相当するものである。
本発明の他の好ましい実施態様の会合性ポリウレタンは、R及びR'が双方とも独立して疎水性基を表し、X、X'がそれぞれL''基を表し、n及びpが0であり、L、L'、L''、Y及びmが先に示した式(A)の意味を有する、式(A)に相当するものである。
事実、n及びpが0であるということは、これらのポリマーが、重縮合中にポリマーに導入される、アミン官能基を有するモノマーから誘導される単位を含有しないことを意味する。これらポリウレタン類のプロトン化アミン官能基は、鎖の末端における過剰のイソシアナート官能基の加水分解の結果得られ、次いで形成された第1級アミン官能基は、疎水性基を有するアルキル化剤、すなわち、RQ又はR'Q型の化合物でアルキル化され、ここでR及びR'は上述したものであり、Qは離脱基、例えばハライド、スルファート等を示す。
本発明の他の好ましい実施態様において、会合性ポリウレタンは、R及びR'が双方とも独立して疎水性基を表し、X及びX'が双方とも独立して、第4級アミンを含む基を表し、n及びpが0であり、L、L'、Y及びmが式(A)と同一の意味を有する、式(A)に相当するものである。
カチオン性の会合性ポリウレタン類の数平均分子量は、通常400〜500000、特に1000〜400000、理想的には1000〜300000g/molである。
X及び/又はX'が第3級又は第4級アミンを含む基を示す場合、X及び/又はX'は次の式:
Figure 2008512432
[上式中:
は、一又は複数の炭素原子をN、S、O、Pから選択されるヘテロ原子で置き換えることができるアリーレン基、又は飽和又は不飽和の環を含む又はそうではない、1〜20の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキレン基を表し;
及びRは同一又は異なっており、少なくとも一の炭素原子をN、S、O、Pから選択されるヘテロ原子で置き換えることができる直鎖状又は分枝状のC-C30アルキル又はアルケニル基又はアリール基を示し;
は生理学的に受容可能な対イオンである]
の一つを表し得る。
L、L'及びL''基は、次の式:
Figure 2008512432
[上式中:
Zは-O-、-S-又は-NH-を表し;及び
は1〜20の炭素原子を有し、飽和又は不飽和の環を含む又はそうではない直鎖状又は分枝状のアルキレン基、アリーレン基を表し、該一又は複数の炭素原子をN、S、O及びPから選択されるヘテロ原子で置き換えることができる]
の基を表す。
アミン官能基を含むP及びP'基は、次の式:
Figure 2008512432
[上式中:
及びRは上述したRと同様の意味を有し;
、R及びRは上述したR及びRと同様の意味を有し;
10は、N、O、S及びPから選択される一又は複数のヘテロ原子を含有していてもよく、不飽和であってもよい直鎖状又は分枝状のアルキレン基を表し;
は生理学的に許容可能な対イオンである]
の少なくとも一を表し得る。
Yの意味に関して、親水性基という表現は、重合性又は非重合性の水溶性基を意味すると理解される。例えば、ポリマーを含まない場合、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びプロピレングリコールを挙げることができる。このケースにおいて、親水性ポリマーの好ましい実施態様では、例えばポリエーテル、スルホン化ポリエステル、スルホン化ポリアミド又はこれらのポリマーの混合物を挙げることができる。親水性化合物は好ましくはポリエーテル、特にポリエチレンオキシド又はポリプロピレンオキシドである。
式(A)のカチオン性の会合性ポリウレタン類は、不安定水素を有する官能基を含有する種々の化合物とジイソシアナート類から形成される。不安定水素を有する官能基は、アルコール官能基、第1又は第2アミン官能基、又はチオール官能基であってよく、ジイソシアナート官能基との反応後にそれぞれポリウレタン類、ポリ尿素及びポリチオ尿素を生成する。本発明の「ポリウレタン類」なる用語には3種類のポリマー、すなわちポリウレタン類、ポリ尿素及びポリチオ尿素、及びそれらのコポリマーが含まれる。
式(A)のポリウレタンの調製に関与する第1の型の化合物は、アミン官能基を有する少なくとも一の単位を含む化合物である。この化合物は多官能性であってもよいが、該化合物は二官能性のものが好ましく、すなわち好ましい実施態様においては、この化合物は、例えばヒドロキシル、第1級アミン、第2級アミン又はチオール官能基に担持される2つの不安定水素原子を有する。多官能性化合物のパーセンテージが低い多官能性及び二官能性化合物の混合物を使用することもできる。
上述したように、この化合物はアミン官能基を有する1以上の単位を含み得る。それはアミン官能基を有する単位の繰り返しを担持するポリマーである。
この種の化合物は、次の式:
HZ-(P)-ZH 又は HZ-(P')-ZH
[上式中、Z、P、P'、n及びpは上述したものである]
の一つにより表される。
アミン官能基を有する化合物の例としては、N-メチルジエタノールアミン、N-tert-ブチルジエタノールアミン、N-スルホエチルジエタノールアミンを挙げることができる。
式(A)のポリウレタンの調製に関与する第2の化合物は、式:O=C=N-R-N=C=O
[上式中、Rは上述したものである]
に相当するジイソシアナートである。
例えばメチレンジフェニルジイソシアナート、メチレンシクロヘキサンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、ナフタレンジイソシアナート、ブタンジイソシアナート、ヘキサンジイソシアナートを挙げることができる。
式(A)のポリウレタンの調製に関与する第3の化合物は、式(A)のポリマーの末端疎水性基を形成することを意図した疎水性化合物である。
この化合物は、例えばヒドロキシル、第1級又は第2級アミン又はチオール官能基等の、不安定水素を有する官能基と疎水性基からなる。
例えば、この化合物は、脂肪アルコール、例えば特にステアリルアルコール、ドデシルアルコール、デシルアルコールであってよい。この化合物が重合鎖を有する場合、例えばα-ヒドロキシル化され水素化されたポリブタジエンであってもよい。
式(A)のポリウレタンの疎水性基は、少なくとも一の第3級アミン単位を有する化合物の第3級アミンが第4級化反応する結果得られたものであってよい。よって、疎水性基は第4級化剤を介して導入される。この第4級化剤は、R及びR'が上述したものであり、Qが離脱基、例えばハライド、スルファート等を示すRQ又はR'Q型の化合物である。
カチオン性の会合性ポリウレタンは、さらに親水性配列を含有してよい。この配列はポリマーの調製に関与する第4の型の化合物により提供される。この化合物は多官能基性であってよい。好ましくは二官能性である。また、多官能性化合物のパーセンテージが低い混合物を有することもできる。
不安定水素を有する官能基は、アルコール、第1級又は第2級アミン、又はチオール官能基である。この化合物は鎖末端において、不安定水素を有するこれらの官能基の一つで終結するポリマーであってもよい。
例としては、ポリマーを含まない場合、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びプロピレングリコールを挙げることができる。
親水性ポリマーのケースにおいて、例えばポリエーテル、スルホン化ポリエステル、スルホン化ポリアミド、又はこれらのポリマーの混合物を挙げることができる。親水性化合物は好ましくはポリエーテル、特にポリエチレンオキシド又はポリプロピレンオキシドである。
式(A)においてYと称される親水性基は任意である。実際、第4級化又はプロトン化アミン官能基を有する単位は、水溶液においてこの種のポリマーに要求されている溶解性又は水分散性を提供するのに十分である。親水性基Yの存在は任意であるが、このような基を有するカチオン性の会合性ポリウレタンが好ましい。
また、本発明の会合性ポリウレタン誘導体は、非イオン性のポリウレタン-ポリエーテルであってよい。特に、前記ポリマーは、脂肪族連鎖単独及び/又は脂環式及び/又は芳香族連鎖であってよい、疎水性配列、最も多くはポリオキシエチレン化されている親水性配列の双方を、それらの鎖に含有している。
好ましくは、これらのポリエーテル-ポリウレタンは、親水性配列により離間した、6〜30の炭素原子を有する少なくとも二の親油性炭化水素鎖を含有し、該炭化水素鎖は、ペンダント鎖、又は親水性配列の端部にある鎖であり得る。特に一又は複数のペンダント鎖を考慮することができる。さらに、ポリマーは親水性配列の一端又は両端に炭化水素鎖を含有してもよい。
ポリエーテル-ポリウレタン類は多ブロック、特にトリブロックの形態であってよい。疎水性配列は鎖の各末端(例えば:親水性中心配列を有するトリブロックコポリマー)、又は鎖内部と末端の両方に分散して(例えば、多ブロックコポリマー)あってもよい。これらと同様のポリマーはグラフト単位の形態であってよく、又星型であってもよい。
脂肪鎖を有する非イオン性ポリエーテル-ポリウレタン類は、その親水性配列が50〜1000のオキシエチレン化基を有するポリオキシエチレン化鎖であるトリブロックコポリマーであってよい。非イオン性のポリエーテル-ポリウレタン類は、親水性配列の間にウレタン結合を含有し、よってこれが名称の由来となる。
さらに広義には、疎水性鎖を有する非イオン性のポリエーテル-ポリウレタン類としては、その親水性配列が他の化学結合により親油性配列に結合しているものである。
本発明で使用可能な疎水性鎖を有する非イオン性のポリエーテル-ポリウレタン類の例として、レオックス社(RHEOX)から販売されている尿素官能基を有するレオラート(Rheolate)(登録商標)205、又はレオラート(登録商標)208、204又は212、並びにアクリソール(Acrysol)RM184(登録商標)を使用することができる。
また、アクゾ社(Akzo)からの、C18アルキル鎖を有する製品エルファコス(ELFACOS)T212(登録商標)、及びC12-C14アルキル鎖を有する製品エルファコスT210(登録商標)を挙げることもできる。
さらに、水中における乾燥物質含有量が20%で販売されており、ウレタン結合と、C20アルキル鎖を有するローム・アンド・ハース社(Rohm &Haas)からの製品DW1206B(登録商標)を使用してもよい。
またさらにこれらのポリマーが、特に水又は水性アルコール媒体に溶解又は分散したものを使用することもできる。このようなポリマーの例としては、レオックス社から販売されているレオラート(登録商標)255、レオラート(登録商標)278及びレオラート(登録商標)244を挙げることができる。また、ローム・アンド・ハース社から提供されている製品DW1206F及びDW1206Jを使用することもできる。
使用可能な上述のポリエーテル-ポリウレタン類は、G. Fonnum, J. Bakke及びFk. Hansenによる文献−Colloid Polym. Sci 271, 380-389(1993)に記載されているものから選択することができる。
本発明においては特に、(i)150〜180molのエチレンオキシドを有する少なくとも一のポリエチレングリコール、(ii)ステアリルアルコール又はデシルアルコール、及び(iii)少なくとも一のジイソシアナートを含む、少なくとも3つの化合物を重縮合させることによって得ることができるポリエーテル-ポリウレタン類を使用することが好ましい。
このようなポリエーテル-ポリウレタン類は、ローム・アンド・ハース社からアキュリン(Aculyn)46(登録商標)及びアキュリン44(登録商標)[アキュリン46(登録商標)は、マルトデキストリン(4%)と水(81%)のマトリックスにおける、15重量%の、150又は180molのエチレンオキシドを含有するポリエチレングリコール、ステアリルアルコール、及びメチレンビス(4-シクロヘキシルイソシアナート)(SMDI)の重縮合物であり;アキュリン44(登録商標)は、プロピレングリコール(39%)と水(26%)の混合物における、35重量%の、150又は180molのエチレンオキシドを含有するポリエチレングリコール、デシルアルコール、及びメチレンビス(4-シクロヘキシルイソシアナート)(SMDI)の重縮合物である]の名称で販売されている。
同様に、組成物は、例えば、以下の会合性セルロース類から誘導されるポリマーをさらに含有していてよい:
− 少なくとも一の疎水性鎖を有する基、例えば少なくとも8つの炭素原子を有するアルキルアリール、アリールアルキル又はアルキル基、又はそれらの混合物で変性された第4級化カチオン性セルロース類、
− 少なくとも一の疎水性鎖を有する基、例えば少なくとも8つの炭素原子を有するアルキルアリール、アリールアルキル又はアルキル基、又はそれらの混合物で変性された第4級化カチオン性ヒドロキシエチルセルロース類。
上述した第4級化セルロース類又はヒドロキシセルロース類に担持されるアルキル基は、好ましくは8〜30の炭素原子を有する。アリール基は、好ましくはフェニル、ベンジル、ナフチル又はアントリル基を示す。
-C30疎水性鎖を有する第4級化アルキルヒドロキシエチルセルロース類の例として、アメルコール社から販売されている製品であるクアトリソフト(QUATRISOFT)LM200(登録商標)、クアトリソフトLM-X529-18-A(登録商標)、クアトリソフトLM-X529-18B(登録商標)(C12アルキル)及びクアトリソフトLM-X529-8(登録商標)(C18アルキル)、及びクロダ社(CRODA)から販売されている製品であるクロダセル(CRODACEL)QM(登録商標)、クロダセルQL(登録商標)(C12アルキル)及びクロダセルQS(登録商標)(C18アルキル)を挙げることができる。
− 非イオン性のセルロース誘導体、例えばアルキル、アリールアルキル又はアルキルアリール基又はその混合物のような少なくとも一の疎水性鎖を有する基で変性されたヒドロキシエチルセルロース類で、アルキル基が好ましくはC-C22であるもの、例えばアクアロン社から販売されている製品ナトロゾール(NATROSOL)・プラス・グレード330CS(登録商標)(C16アルキル)、又はベロール・ノーベル社(BEROL NOBEL)から販売されている製品ベルモコル(BERMOCOLL)EHM100(登録商標)、
− ポリアルキレングリコールエーテルのアルキルフェノール基で変性されたセルロース誘導体、例えばアメルコール社から販売されている製品アメルセル(AMERCELL)ポリマーHM-1500(登録商標)。
会合性ポリビニルラクタム類に関し、例えば、特に仏国特許第0101106号に記載されているポリマーを挙げることができる。前記ポリマーは、特にカチオン性ポリマーであり:
−a)ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタム型の少なくとも一のモノマー;
−b)次の構造(a)又は(b):
Figure 2008512432
[上式中:
Xは酸素原子又はNR基を示し、
及びRは互いに独立して、水素原子、又は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基を示し、
は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基を示し、
、R及びRは互いに独立して、水素原子、直鎖状又は分枝状のC-C30アルキル基、又は次の式(IV):
-(Y)-(CH-CH(R)-O)-R (c)
の基を示し、
Y、Y及びYは互いに独立して、直鎖状又は分枝状のC-C16アルキレン基を示し、
は水素原子、又は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又は直鎖状又は分枝状のC-Cヒドロキシアルキル基を示し、
は水素原子、又は直鎖状又は分枝状のC-C30アルキル基を示し、
p、q及びrは互いに独立して、0値又は1値のいずれかを示し、
m及びnは互いに独立して、0〜100の範囲の整数を示し、
xは1〜100の範囲の整数を示し、
Zは有機酸又は無機酸のアニオンを示し、
但し:
− 置換基R、R、R又はRの少なくとも一は直鎖状又は分枝状のC-C30アルキル基を示し、
− m又はnが0以外である場合、qは1に等しく、
− m又はnが0に等しい場合、p又はqは0に等しい]
の少なくとも一のモノマー;
を含む。
ポリ(ビニルラクタム)ポリマーは架橋していても架橋していなくてもよく、さらにブロックポリマーであってもよい。
好ましくは、式(b)のモノマーの対イオンZは、ハロゲン化物イオン、ホスファートイオン、メトスルファートイオン、トシラートイオンから選択される。
、R及びRは互いに独立して、好ましくは水素原子又は直鎖状又は分枝状のC-C30アルキル基を示す。
より好ましくは、モノマーb)は式(b)のモノマーであり、さらに好ましくはm及びnが0に等しいものである。
ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタムモノマーは、好ましくは次の構造(d):
Figure 2008512432
[上式中:
sは3〜6の範囲の整数を示し、
は水素原子又はC-Cアルキル基を示し、
10は水素原子又はC-Cアルキル基を示し、
但し、R及びR10基の少なくとも一は水素原子を示す]
の化合物である。
より好ましくは、モノマー(d)はビニルピロリドンである。
またポリ(ビニルラクタム)ポリマーは、一又は複数の付加的な、好ましくはカチオン性又は非イオン性のモノマーをさらに含有していてもよい。
本発明の特に好ましい化合物としては、次の、少なくとも:
a)式(d)のモノマーを一、
b)p=1、q=0、R及びRが互いに独立して、水素原子又はC-Cアルキル基を示し、RがC-C24アルキル基を示す式(a)のモノマーを一、
c)R及びRが互いに独立して、水素原子又はC-Cアルキル基を示す式(b)のモノマーを一、
含有するターポリマーを挙げることができる。
より好ましくは、40〜95重量%のモノマー(d)、0.1〜55重量%のモノマー(b)及び0.25〜50重量%のモノマー(b)を含有するターポリマーが使用される。
このようなポリマーは、その内容が本発明の主要部分を形成する、国際公開第00/68282号に記載されている。
ポリ(ビニルラクタム)ポリマーとしては、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ドデシルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシラートのターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ココイルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシラートのターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシラート又はクロリドのターポリマーが特に使用される。ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムクロリドのターポリマーは、水中に20%で、スタイリーズ(STYLEZE)W20の名称でISP社から提供されている。
本発明の会合性ポリビニルラクタム誘導体は、疎水性鎖を有する疎水性モノマーとビニルピロリドンとの非イオン性コポリマーであってよく;例えば、次のもの:
− I.S.P.社から販売されている製品アンタロン(ANTARON)V216(登録商標)又はガネックス(GANEX)V216(登録商標)(ビニルピロリドン/ヘキサデセンのコポリマー)
− I.S.P.社から販売されている製品アンタロンV220(登録商標)又はガネックスV220(登録商標)(ビニルピロリドン/エイコセンのコポリマー)
を挙げることができる。
会合性不飽和ポリ酸誘導体としては、オレフィン性不飽和カルボン酸型の少なくとも一の親水性単位と不飽和カルボン酸型の(C10-C30)アルキルエステルの少なくとも一の疎水性単位を含むものを挙げることができる。
これらのポリマーは、特にオレフィン性不飽和カルボン酸型の親水性単位が次の式(e):
Figure 2008512432
[上式中、RはH又はCH又はCを示す、すなわち、アクリル酸、メタクリル酸又はエタクリル酸単位を示す]のモノマーに相当し、不飽和カルボン酸型の(C10-C30)アルキルエステルの疎水性単位が、次の式(f):
Figure 2008512432
[上式中、RはH又はCH又はCを示し(すなわち、アクリラート、メタクリラート又はエタクリラート単位)、好ましくはH(アクリラート単位)又はCH(メタクリラート単位)を表し、RはC10-C30、好ましくはC12-C22アルキル基を示す]
のモノマーに相当するものから選択される。
不飽和カルボン酸の(C10-C30)アルキルエステルには、例えば、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ドデシル、及び対応するメタクリラート類、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イソデシル及びメタクリル酸ドデシルが含まれる。
この種のアニオン性ポリマーは、例えば米国特許第3915921号及び同4509949号に記載され調製されている。
この種のアニオン性会合性ポリマーにおいて:
(i) 主としてアクリル酸、
(ii)RがH又はCHを示し、Rが12〜22の炭素原子を有するアルキル基を示す、上述した式(f)のエステル、及び
(iii)良く知られた共重合性のポリエチレン性不飽和モノマー、例えばフタル酸ジアリル、(メタ)アクリル酸アリル、ジビニルベンゼン、(ポリ)エチレングリコールジメタクリラート及びメチレンビスアクリルアミドである架橋剤、
を含むモノマー混合物から形成されるポリマーが特に使用される。
この種のアニオン性会合性ポリマーとしては、95〜60重量%のアクリル酸(親水性単位)、4〜40重量%のC10-C30アクリル酸アルキル(疎水性単位)、及び0〜6重量%の架橋した重合性モノマーからなるもの、又は98〜96重量%のアクリル酸(親水性単位)、1〜4重量%のC10-C30アクリル酸アルキル(疎水性単位)、及び0.1〜0.6重量%の架橋した重合性モノマー、例えば上述したものからなるものが好ましい。
上記ポリマーとして、最も好ましいものは、グッドリッチ社(GOODRICH)から商品名ペミュレン(PEMULEN)TR1(登録商標)、ペミュレンTR2(登録商標)、カルボポール(CARBOPOL)1382(登録商標)、より好ましくはペミュレンTR1(登録商標)、及びコーテックス(COATEX)SX(登録商標)なる名称でセピック社(S.E.P.P.I.C.)から販売されている製品である。
会合性不飽和ポリ酸誘導体としては、α,β-モノエチレン性不飽和カルボン酸、及びα,β-モノエチレン性不飽和カルボン酸エステル、及びオキシアルキレン化脂肪アルコールといったモノマーを含有するものを挙げることができる。
好ましくは、これらの化合物は、モノマーとしてα,β-モノエチレン性不飽和カルボン酸とC-Cアルコールとのエステルをさらに含有する。
この種の化合物の例としては、オキシアルキレン化されたメタクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸ステアリルのターポリマーであり、ローム・アンド・ハース社から販売されているアキュリン22(登録商標)を挙げることができる。
アミノプラスト-エーテル型の増粘ポリマーに関し、エーテル結合を介してアミノプラスト残基に結合する二価の炭化水素残基、及びアミノプラスト残基から形成される任意の構造単位、及びアミン又はアミドとアルデヒドとの縮合物から誘導される任意の生成物を挙げることができる。
アミノプラスト-エーテル骨格を有するポリマーは、好ましくは次の構造(g):
Figure 2008512432
[上式中:
− AMPはアルキル(又は二価アルキル)単位を有するアミノプラスト残基であり、
− Rは水素原子、C-Cアルキル基、又はC-Cアシル基を示し、
− ROは二価のアルキレンオキシ残基であり、
− pは正の整数を示し、
− OR基(類)は、AMP残基のアルキレン単位に結合する]
の少なくとも一の単位を有するものから選択される。
アミノプラスト-エーテル骨格を有するポリマーは、好ましくは次の構造(h):
Figure 2008512432
[上式中:
− AMP、R、RO及びpは、上述したものと同一の意味を有し、
− ROは、少なくとも二の炭素原子を有し、ヘテロ原子を介してAMPに結合するRO以外の基であり、
− qは正の整数である]
の少なくとも一の単位を有するものから選択される。
より好ましくは、ポリマーは、次の式(i)及び(ibis):
Figure 2008512432
[上式中:
− AMP、R、RO、RO、p及びqは、上述したものと同一の意味を有し、
− R又はRは同一でも異なっていてもよく、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、アルキルアリール、アルキルオキシアルキル、アリールオキシアルキル、シクロアルコキシアルキル等の、任意の一官能性基、又はAMP(OR)p基、ROH基、ROH基、水素原子を示し得る末端基を表し、
− aは1を超える、好ましくは2を超える数である]
に相当する。
ポリマーに統合されるそのOR基を担持するアミノプラスト残基は、非限定的方式において、次の構造(1)ないし(12):
Figure 2008512432
Figure 2008512432
[上式中:
− Rは、上述したものと同一の意味を有し、
− RはC-Cアルキルを示し、
− yは少なくとも2に等しい数であり、
− xは0又は1を示す]
のものから選択されてよい。
好ましくは、そのOR基を担持するアミノプラスト残基(類)は、次の構造(13):
Figure 2008512432
[上式中、R、p及びxは、上述したものと同一の意味を有する]
のものから選択される。
二価のアルキレンオキシ残基は、好ましくは次の一般式(14):
HO-(ZO)-(Z(ZO))-(Z'O)'-ZOH (14)
[− y及びy'は0〜1000の範囲の数であり、
− t及びwは0〜10の範囲の数であり、
− Z、Z'、Z及びZはC-Cアルキレン残基、好ましくは基-CH-CH(Z)-及び-CH-CH(Z)-CH-であり、
− Zは1〜40の炭素原子を有し、一又は複数のヘテロ原子を有する又は有さない分枝状又は非分枝状、芳香族又は非芳香族基であり、直鎖状又は環状の基であり、
− Zは水素原子又はC-Cアルキル基又はC-Cアシル基を示し、Z、Z'、Z及びZ基のZ基の少なくとも一はアシル以外であると理解される]
のジオールに相当するものである。
好ましくは、Zは水素原子又はメチル基を示す。
より好ましくは、t=0、及びZ、Z'及びZは-CH-CH-を示し、y及びy'の少なくとも一は0以外である。その場合に、式(14)の化合物はポリエチレングリコールである。
式(g)のアミノプラスト-エーテルポリマーは、特に参照としてさらに詳細に記載されている、米国特許第5914373号に記載されている。
式(g)のアミノプラスト-エーテル骨格を有するポリマーとしては、特にスド・ケミー社(Sud-Chemie)から提供されている製品ピュア-チックス(Pure-Thix)(登録商標)L[PEG-180/オクトキシノール-40/TMMGコポリマー(INCI名)]、ピュア-チックスM(登録商標)[PEG-180/ラウレス(Laureth)-50/TMMGコポリマー(INCI名)]、ピュア-チックス(登録商標)HH[ポリエーテル-1(INCI名)];ピュア-チックスTX-1442(登録商標)[PEG-18/ドドキシノール-5/PEG-25 トリスチリルフェノール/テトラメトキシメチルグリコルリルコポリマー]を挙げることができる。
本発明の組成物に成分として挿入される増粘ポリマーは、少なくとも一の疎水性部分を有し、さらに遊離、もしくは部分的又は全体的に中和された形態で、スルホン基を有する少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含む会合性ポリマーから選択されてもよい。
好ましくは、前記ポリマーは、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水)、又は有機塩基、例えばモノ-、ジ-又はトリエタノールアミン、アミノメチルプロパンジオール、N-メチルグルカミン、塩基性アミノ酸、例えばアルギニン及びリシン、及びこれら化合物の混合物で、部分的又は全体的に中和されている。
これらの会合性ポリマーは、架橋していてもしていなくてもよいが、好ましくは架橋したポリマーである。このケースにおいて、架橋剤は、少なくとも二のエチレン性不飽和(炭素-炭素二重結合)を有する少なくとも一のモノマーから得られる。
少なくとも二のエチレン性不飽和を有する架橋モノマーは、例えばジアリルエーテル、シアヌル酸トリアリル、マレイン酸ジアリル、(メタ)アクリル酸アリル、ジプロピレングリコールジアリルエーテル、ポリグリコールジアリルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジアリルエーテル、テトラアリルオキシエタノイル、テトラ-又はジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、トリメチロールプロパントリアクリラート、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、又はジビニルベンゼン、糖系列のアルコールのアリルエーテル、又は多官能アルコールの他のアリル又はビニルエーテル、及びリン酸及び/又はビニルホスホン酸誘導体のアリルエステル、又はこれら化合物の混合物から選択される。
メチレンビスアクリルアミド、メタクリル酸アリル、又はトリメチロールプロパントリアクリラートが特に使用される。架橋度は、一般的にポリマーに対して0.01〜10mol%の範囲にある。
スルホン基を有するエチレン性不飽和モノマーは、特にビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド(C-C22)アルキルスルホン酸、N-(C-C22)アルキル(メタ)アクリルアミド(C-C22)アルキルスルホン酸、例えばウンデシルアクリルアミドメタンスルホン酸、及びこれらの部分的又は全体的に中和された形態のものから選択される。
特に、(メタ)アクリルアミド(C-C22)アルキルスルホン酸、例えばアクリルアミドメタンスルホン酸、アクリルアミドエタンスルホン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、メタクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、2-アクリルアミド-n-ブタンスルホン酸、2-アクリルアミド-2,4,4-トリメチルペンタンスルホン酸、2-メタクリルアミドドデシルスルホン酸、2-アクリルアミド-2,6-ジメチル-3-ヘプタンスルホン酸、及びそれらの部分的又は全体的に中和された形態のものが、より好ましく使用される。
2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、及びその部分的又は全体的に中和された形態のものが好ましく使用される。
本発明の組成物に存在する両親媒性ポリマーは、C-C22n-モノアルキルアミン又はジ-n-アルキルアミンとの反応によって変性されたランダム両親媒性AMPSポリマー、例えば国際公開第00/31154号に記載されているものから選択され得る。
ポリマーの疎水性部分を構成する疎水性モノマーは、好ましくは次の式(k):
Figure 2008512432
[上式中、R及びRは同一又は異なっており、水素原子、又は直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基(好ましくはメチル)を示し;YはO又はNHを示し;Rは上述した疎水性炭化水素基を示し;xはアルキレンオキシドのモル数を示し、0〜100で変化する]
のアクリルアミド類又はアクリラート類から選択される。
基は、有利には直鎖状のC-C18アルキル基(例えば、n-ヘキシル、n-オクチル、n-デシル、n-ヘキサデシル、n-ドデシル)、分枝状又は環状のアルキル基(例えば、シクロドデカン(C12)又はアダマンタン(C10));過フッ化されたC-C18アルキル基(例えば、式-(CH)-(CF)-CFの基);コレステリル基(C27)又はコレステロールエステル残基、例えばコレステリルオキシヘキサノアート基;芳香族多環式基、例えばナフタレン又はピレンから選択される。これらの基の中でも、特に好ましいのは、直鎖状のアルキル基、特にn-ドデシル基である。
本発明の特定の実施態様によれば、式(k)のモノマーは、少なくとも一のアルキレンオキシド単位(x≧1)、好ましくは一のポリオキシアルキレン化鎖を含む。前記ポリオキシアルキレン化鎖は、好ましくは、エチレンオキシド単位及び/又はプロピレンオキシド単位からなり、特にエチレンオキシド単位からなる。オキシアルキレン単位の数は、一般的に3〜100、好ましくは3〜50、より好ましくは7〜25で変化する。
コポリマーはまた、例えば(メタ)アクリル酸、及びそれらのβ-置換されたアルキル誘導体、又はモノアルコール類、又はモノ-又はポリアルキレングリコールを用いて得られるそれらのエステル、(メタ)アクリルアミド類、ビニルピロリドン、無水マレイン酸、イタンコン酸又はマレイン酸、又はこれらの混合物から選択される、他のエチレン不飽和の親水性モノマーをさらに含有していてもよい。
これらのコポリマーは、特に欧州特許第750899号、米国特許第5089578号、及びYotaroMorishimaによる以下の文献に記載されている:「自己集合両親媒性高分子電解質及びこれらのナノ構造(Self-assembling amphiphilic polyelectrolytes and their nanostructures - Chinese Journal of Polymer Science Vol. 18, No. 40, (2000), 323-336)」;「蛍光及びダイナミック光拡散によって調査した、水中における2-(アクリルアミド)-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム及び非イオン性界面活性剤マクロモノマーのランダムコポリマーのミセル形成(Miscelle formation of random copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulfonate and a nonionic surfactant macromonomer in water as studied by fluorescence and dynamic light scattering - Macromolecules 2000, Vol. 33, No. 10 - 3694-3704)」;「高分子電解質に共有結合した非イオン性部分によって形成されたミセルネットワークの溶液特性:レオロジー性質に対する塩の効果(Solution properties of miscellenetworks formed by nonionic moieties covalently bound to a polyelectrolyte: salt effects on rheological behavior - Langmuir, 2000, Vol. 16, No. 12, 5324-5332)」;「2-(アクリルアミド)-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム及び会合マクロモノマーの刺激反応性両親媒性コポリマー(Stimuli responsive amphiphilic copolymers of sodium 2-(acrylamido)-2-methylpropanesulfonate and associa
tive macromonomers - Polym. Preprint, Div. Polym. Chem. 1999, 40(2), 220-221)。
コポリマーにおけるモノマーの分散は、ランダム又はブロックであってよい。
この種のポリマーとしては、特に次のものを挙げることができる:
− 中和又は非中和で架橋した又は架橋していないコポリマーであって、当該ポリマーに対して15〜60重量%のAMPS単位及び40〜85重量%の(C-C16)アルキル(メタ)アクリルアミド単位又は(C-C16)アルキル(メタ)アクリラート単位を含むコポリマー、例えば欧州特許出願公開第750899号に記載のもの;
− 10〜90mol%のアクリルアミド単位、0.1〜10mol%のAMPS単位、及び5〜80mol%のn-(C-C18)アルキルアクリルアミド単位を含むターポリマー、例えば米国特許第5089578号に記載のもの;
− 全体的に中和されたAMPSとメタクリル酸ドデシルのコポリマー、及びAMPSとn-ドデシルメタクリルアミドのコポリマーで、架橋した及び架橋していないもの、例えば上述したMorishimaの文献に記載されているもの。
特に、次の式(I):
Figure 2008512432
[上式中、Xは上述したものと同一の意味を有する]
のAMPS単位、及び次の式(I):
Figure 2008512432
[上式中、xは3〜100、好ましくは5〜80、特に7〜25で変化する整数を示し;Rは式(i)において上述した同一の意味を有し、Rは直鎖状又は分枝状のC-C22、さらに好ましくはC10-C22アルキルを示す]
の単位からなるコポリマーを挙げることができる。
特に好ましいポリマーは、x=25であり、Rがメチルを示し、Rがn-ドデシルを表すものであり;これらは上述のMorishimaによる文献に記載されている。
がナトリウム又はアンモニウムを示すポリマーが特に好ましい。
ヘキスト/クラリアント社(Hoechst/Clariant)からのゲナポール(Genapol)(登録商標)の範疇に入るポリマーが、本発明の組成物に使用されてもよい。
本発明の組成物に存在する会合性又は非会合性増粘ポリマー(類)の濃度は、組成物の重量に対して0.01〜10重量%、特に0.1〜5重量%、さらに有利には、組成物の重量に対して0.5〜5重量%で変化してよい。
もちろん、当業者であれば、考慮される添加により、本発明の組成物に固有の有利な特性が損なわれないか、又は実質的に損なわれないように留意して、これ又はこれらの任意の付加的な化合物を選択するであろう。
本発明の組成物は、種々の形態、例えば、液体、シャンプー、クリーム、ゲル、又は任意の他の適切な形態で提供されてよい。
本発明において特に好ましい一形態は、化粧品的に許容可能な水性媒体に、上述した少なくとも一の直接染料、及び好ましくは非イオン性である少なくとも一の界面活性剤を含有せしめてなる、染色及び/又は明色化シャンプーである。
特に好ましい非イオン性界面活性剤はアルキルポリグルコシド類から選択される。
不可能ではないが、たとえ、本発明の好ましい実施態様に相当しなくても、組成物は、例えば過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩、過ホウ酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩、2電子又は4電子を有するオキシドレダクターゼ及びペルオキシダーゼ等の酵素から選択される少なくとも一の酸化剤をさらに含有する。過酸化水素又は酵素の使用が特に好ましい。
本発明の他の主題は、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の処理方法からなる。
第1の変形例においては、上述した組成物を十分な時間、湿った又は乾燥した繊維に適用し、その後繊維をすすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する。
前記方法の第2の変形例においては、上述した組成物を、最終的なすすぎをすることなく、前記湿った又は乾燥した繊維に適用する。
第1の変形例では、それらが酸化剤及び/又は直接染料及び/又はカップラーと組合せられていてもよい酸化ベースを含有していてもいなくても、任意の種類の組成物を使用することができる。
第2の変形例は、特に酸化染料(酸化ベース及び任意のカップラー)又は酸化剤を含有しない組成物に適している。
前記方法の第1の変形例の場合において、適用時間は、通常、所望の発色及び/又は明色化がなされるのに十分なものである。
指針として、組成物の適用時間は、約5〜60分、特に約15〜60分である。
さらに、本発明の方法が実施される温度は、一般的に室温(15〜25℃)〜60℃、特に15〜45℃である。
組成物が酸化剤を含有している場合、本発明の方法は、一方では、化粧品的に許容可能な媒体に、式(I)の少なくとも一の直接染料、場合によっては少なくとも一の付加的な直接染料、及び/又は場合によっては少なくとも一のカップラーと組合せて少なくとも一の酸化ベースを含有せしめてなる組成物、他方では、化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の酸化剤を含有せしめてなる組成物を別々の形態で保存し、ついで、使用時にそれらを互いに混合することからなる予備工程を含む。このことが実施されると直ぐに、上述した本発明の方法が行われる。
本発明の他の主題は、式(I)の少なくとも一の直接染料を含有する組成物を収容している少なくとも一の区画と、少なくとも一の酸化剤を含有する組成物を収容している少なくとも一の他の区画を具備する多区画具にある。この多区画具は、毛髪に所望の混合物を塗布可能な手段を具備したもの、例えば仏国特許第2586913号に記載されている多区画具であってよい。
第1の変形例において、組成物が、少なくとも一の付加的な直接染料、及び/又は場合によっては少なくとも一のカップラーと組合せて少なくとも一の酸化ベースを含有するケースでは、これ又はこれらの化合物(類)は、上述した多区画具の第1の区画にあることを記するべきである。第2の変形例において、付加的な直接染料及び/又は酸化ベース/カップラーは、第3の区画に保存される。
上述した2つの変形例を組合せた第3の変形例も不可能ではなく、ここで付加的な直接染料及び/又は酸化ベース、及び場合によってはカップラーは、式(I)の直接染料と共に、一部は第1の区画にあり、また一部は第3の区画にあることを指摘しておく。
以下の実施例は本発明を例証するものであって、その範囲を制限するものではない。
実施例1
次の組成物を調製する:
蛍光染料(A) 1.73x10mol/l
蒸留水 全体を100%にする量
化合物(A)は次の構造を有する:
Figure 2008512432
6-[p-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-6H-アゼピノ[2,1-b]の臭化物
組成物をチェスナットブラウン(トーン高さ4)の毛髪に、室温で20分適用する。バス比を5に設定する。乾燥後、毛髪の束をすすぎ、乾燥させる。
シャンプーに対して堅牢性がある明色化効果が得られた。
さらに組成物は安定している。
実施例2
次の組成物を調製する:
化合物(B) 10−3mol%
蒸留水 全体を100%にする量
化合物(B)は次の構造を有する:
Figure 2008512432
1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの過塩化物, 1-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-3,4-ジヒドロの過塩素酸塩
組成物をナチュラルなグレイの毛髪に、室温で20分適用する。バス比を5に設定する。乾燥後、毛髪の束をすすぎ、乾燥させる。
得られた色調は、シャンプーに対して堅牢性がある。
組成物は安定して保存される。
実施例3
次の組成物を調製する:
化合物(B) 10−3mol%
蒸留水 全体を100%にする量
化合物(B)は次の構造を有する:
Figure 2008512432
11-[3-(4-ジメチルアミノフェニル)アリリデン]-5-メチル-11H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-a]イソインドール-5-イウムのヨウ化物
組成物をナチュラルなグレイの毛髪に、室温で20分適用する。バス比を5に設定する。乾燥後、毛髪の束をすすぎ、乾燥させる。
得られた色調は、シャンプーに対して堅牢性がある。
組成物は安定して保存される。
実施例4
次の染色用組成物を調製する:
Figure 2008512432
化合物(A)、(B)及び(C)は上述したものである。
(A)を含有する染色用組成物を、白髪が90%であるナチュラルな毛髪に適用する。
バス比、温度及び放置時間は、それぞれ1、33℃及び30分である。すすぎ、シャンプー、及びフードドライヤーによる30分の乾燥後、毛髪は非常に美しいオレンジ色の着色になる。
得られた色調は、シャンプーに対して堅牢性がある。組成物は安定して保存される。
(B)を含有する染色用組成物を、白髪が90%であるナチュラルな毛髪に適用する。バス比、温度及び放置時間は、それぞれ1、33℃及び30分である。すすぎ、シャンプー、及びフードドライヤーによる30分の乾燥後、毛髪は非常に美しいオレンジ色の着色になる。
得られた色調は、シャンプーに対して堅牢性がある。組成物は安定して保存される。
(C)を含有する染色用組成物を、ナチュラルなグレイの毛髪に、室温で20分適用する。バス比を5に設定する。乾燥後、毛髪の束をすすぎ、乾燥させる。得られた紫の色調は、シャンプーに対して堅牢性がある。組成物は安定して保存される。

Claims (33)

  1. 化粧品的に許容可能な媒体中に、次の式(I):
    Figure 2008512432
    [上式中:
    XはO、S、CRR'又はNRを表してよく;
    WはCR又はOを表してよく;
    、Rは互いに独立して、水素原子、トリハロメチル基、ハロゲン原子、C-C30アリール基、シアノ基、スルホ基、アミノ基、アシルアミノ基、(C-C)アルコキシカルボニル基、C-Cカルボキシアルコキシ基、ジアルキルアミノスルホニル基で、アルキル基が、それらが結合している窒素原子と共に5員又は6員環を形成するもの、1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有する直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基で、ヒドロキシル基、直鎖状又は分枝状のC-Cアルコキシ基、C-Cシクロアルコキシ基、置換されていてもよいアリール基、カルボキシル基、スルホ基又はハロゲン原子から選択される少なくとも一の基で置換されていてもよいものを表し、
    、Rはそれらが結合している炭素原子と共に縮合芳香環を形成可能であり、
    R及びR'は互いに独立して、C-Cアルキル基を表し、
    は、水素原子、C-Cアルキル基を表し、
    、R'及びRは互いに独立して、水素原子、C-Cアルキル基、又は(C-C)アシルオキシ基を表し、
    及びRは互いにかつそれらを担持する炭素原子と共に、C-C30アリール環を形成可能であり、
    は、C-Cアルキル、(C-C)アシルアミノスルホニル(C-C)アルキル、(C-C)アルキルスルホニルアミノカルボニル(C-C)アルキル、(C-C)ヒドロキシアルキル、(C-C)アシルオキシ(C-C)アルキル、(C-C)スルファトアルキル、及び(C-C)シアノアルキル基から選択される基を示し、
    は、水素原子、1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有する、直鎖状又は分枝状のアルキル基又はシクロアルキル基を表し、
    、Rは互いに独立して、水素原子、直鎖状又は分枝状のアルキル基又はシクロアルキル基、アルコキシ基、(ジ)アルキルアミノ基、チオアルキル基で、1〜22の炭素原子、特に1〜6の炭素原子を有するもの;フェニル基;フェノキシ基;ジフェニルアミノ基;ハロゲン原子を表し;
    2つの異なる二重結合に属する2つの置換基R又はRは互いに共同して、フェニル環と縮合していてもよく、少なくとも一の二重結合を含む一又は複数のC-Cアルキル基又はフェニルで置換されていてもよい環を形成してよく、
    と場合によってはRはYと共に、全体で5〜30員で、1〜5のヘテロ原子を有する縮合複素環基を形成し、
    Yは、同一又は非同一の(ジ)アルキルアミノ基、直鎖状又は分枝状のC-C10アルキル基で、(C-C)アルキルスルホニルアミノ基又は(C-C)(ジ)アルキルアミノ基で置換されていてもよいもの;又は縮合していてもよく、全体で5〜30員で、1〜5のヘテロ原子を有する複素環又はC-C30芳香環の残基であり;
    これらの環は、C-Cアルキル、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル、アミノ、(C-C)ジアルキルアミノ、ハロゲン、フェニル、カルボキシル、(C-C)カルボキシアルキル、(C-C)トリアルキルアンモニオ(C-C)アルキル、置換されていてもよいアリールアルキル及びハロアルキル基から選択される少なくとも一の基で置換されるか又は未置換であり、
    nは1〜3の値をとってよく、
    mは0、1、2又は3の値をとってよく、
    pは0又は1の値をとってよく、
    は、有機又は無機アニオンを表す]
    の少なくとも一の直接染料を含有してなる組成物。
  2. mが0又は1に等しい、請求項1に記載の組成物。
  3. R'が水素原子を示す、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 又はRが、水素原子又はC-Cアルキル基を示す、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 無機由来のアニオンが、ハロゲン化物、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、リン酸塩、リン酸水素、リン酸二水素、ボロナート類、炭酸塩、重炭酸塩から選択され;有機由来のアニオンが、ハロゲン原子、又はヒドロキシル又はアミノ基の少なくとも一で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で芳香族又は非芳香族のモノ-又はポリカルボン酸、スルホン酸又は硫酸の塩から得られるものから選択される、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. アニオンが、塩化物、ヨウ化物、硫酸塩、メトスルファート、又はエトスルファートから選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 直接化合物が、次の式:
    − 1-[[3-[(3,4-ジヒドロ[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-3,4-ジヒドロのヨウ化物
    − 2,3-ジヒドロ-3-[(2,3,6,7-テトラヒドロ-1H,5H-ベンゾ[ij]キノリジン-9-イル)メチレン]-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 3-[[3-[[3-(2-カルボキシエチル)-5-フェニル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-5,5-ジメチル-1-シクロヘキセン-1-イル)メチレン]-7-クロロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの臭化物
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 8-(カルボキシメトキシ)-4-[[4-[エチル[2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル]アミノ]フェニル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの塩化物
    − 8-[[10,11-ジヒドロ-9-メチル-9H-ナフト[1',2';4,5]-チアゾロ[3,2-a]ピリジン-8-イル)メチレン]-8,9,10,11-テトラヒドロ-9-メチル-ナフト[1',2':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジニウムの塩(例えば塩化物)
    − 3-[1-(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 4-[[3-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン)-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(1,2-ジヒドロ-1-メチルピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1-メチル-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 1-エチル-3-[(1-エチル-1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 3-[(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-1-メチル-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-メチル-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 3-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 6-[p-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-6H-アゼピノ[2,1-b]の臭化物
    − 4-[p-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]の臭化物
    − 3-[[3-[(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-1-シクロヘキセン-1-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの臭化物
    − 4-[[3-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン]-1-シクロペンテン-1-イル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 1-[[3-[(3,4-ジヒドロ[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-1-シクロペンテン-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 3-[[3-[(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-1-シクロペンテン-1-イル]メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウム
    − 11-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-8,11-ジヒドロ-9H-ナフト[2',1':4,5]チアゾロ[2,3-c][1,4-オキサジニウムの過塩素酸塩
    − 1-[1-(3,4-ジヒドロ-7-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-7-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 1-[(3,4-ジヒドロ-7-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-7-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 1-[(3,4-ジヒドロ-4-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-4-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 1-[(3,4-ジヒドロ[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムのスルホン酸メチルベンゼン
    − 1-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウム
    − 4-[1-(2,3-ジヒドロ-3-メチル-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-メチル-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 1-[1-(3,4-ジヒドロ-7-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)プロピリデン]-3,4-ジヒドロ-7-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 8-[(10,11-ジヒドロ-9-メチル-9H-ナフト[1',2':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジン-8-イル)メチレン]-8,9,10,11-テトラヒドロ-9-メチル-ナフト[1',2':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジニウムのヨウ化物
    − 4-[[3-[[3-[(3-カルボキシフェニル)メチル]-1-エチル-1,3-ジヒドロ-5-(トリフルオロメチル)-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン]エチリデン]-2-フェニル-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-8-フェニル-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾール-4-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムのテトラフルオロボロナート
    − 4-[[3-[[3-[(3-カルボキシフェニル)メチル]-1-エチル-1,3-ジヒドロ-5-(トリフルオロメチル)-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン]エチリデン]-2-フェニル-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-8-フェニル-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムのヨウ化物
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-1H-ナフト[2',3':4,5]オキサゾロ[3,2-a]ピリジン-4-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフト[2',3':4,5]オキサゾロ[3,2-a]ピリジニウムのヨウ化物
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-8-フェニル-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾール-4-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-8-フェニル-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムの臭化物
    − 4-[p-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフト[2',3':4,5]オキサゾロ[3,2-a]ピリジニウムのヨウ化物
    − 4-[(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-8-フェニル-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムの臭化物
    − 1,4-ジヒドロ-4-(1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イルメチレン)-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 6-(11H-ベンゾチアゾロ[3,2-b]イソキノリン-6-イルメチレン)-6,11-ジヒドロ-ベンゾチアゾロ[3,2-b]イソキノリニウムの過塩素酸塩
    − 4-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-メチル-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 4-[[3-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン]-5-メチル-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウム-3-[[3-[(1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-2-フェニル-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-2,3-ジヒドロのテトラフルオロホウ酸塩
    − 8-[(10,11-ジヒドロ-9-メチル-9H-ナフト[1',2':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジン-8-イル)メチレン]-8,9,10,11-テトラヒドロ-9-メチル-ナフト[1',2':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジニウムの塩(例えば塩化物)
    − 7,8,9,10-テトラヒドロ-6-[(7,8,9,10-テトラヒドロアゼピノ[2,1-b]ベンゾチアゾール-6-イル)メチレン]-6H-アゼピノ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの過塩素酸塩
    − 3-[p-[(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-1-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]の過塩素酸塩
    − 4-[(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)メチレン]-1,2,3-4-テトラヒドロピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの臭化物
    − 7-クロロ-3-[(7-クロロ-1,2-ジヒドロピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾール-3-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの4-メチルベンゼンスルホナート
    − 4-[1-(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの4-メチルベンゼンスルホナート
    − 11-[(8,9-ジヒドロナフト[2',1':4,5]チアゾロ[2,3-c][1,4]オキサジン-11-イル)メチレン]-8,11-ジヒドロ-9H-ナフト[2',1':4,5]チアゾロ[2,3-c][1,4]オキサジニウムの臭化物
    − 7-クロロ-1-[(7-クロロ-3,4-ジヒドロ[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムのメチルベンゼンスルホナート
    − 4-[1-(2,3-ジヒドロ-1H-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾール-4-イル)プロピリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのメチルベンゼンスルホナート
    − 3-[(2,3-ジヒドロ-9,9-ジメチル-9H-ピロロ[1,2-a]インドール-1-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムの臭化物
    − 1-[(3,4-ジヒドロ-7-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-7-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの4-メチルベンゼンスルホナート
    − 1-[(3,4-ジヒドロ-7-メチル[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾール-1-イル)メチレン]-3,4-ジヒドロ-7-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[3,4-b]ベンゾチアゾリウムの4-メチルベンゼンスルホナート
    − 2,3-ジヒドロ-3-[[3-[[1-(2-メトキシエチル)ナフト[1,2-d]オキサゾール-2-(1H)-イリデン]エチリデン]-5-フェニル-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-1H-ナフト[2,3-d]ピロロ[2,1-b]オキサゾリウムのテトラフルオロホウ酸塩
    − 3-[(1,2-ジヒドロ-1-フェニルピロロ[2,1-b]ベンゾオキサゾール-3-イル)メチレン]-2,3-ジヒドロ-7-フェニル-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムの臭化物
    − 4-[p-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-8-フェニル-ピリド[2,1-b]ベンゾオキサゾリウムのヨウ化物
    − 6-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-6,11-ジヒドロ-ベンゾチアゾロ[3,2-b]イソキノリニウムの過塩素酸塩
    − 9,10,11,12-テトラヒドロ-12,12-ジメチル-11-[[2-フェノキシ-3-[(8,9,10,12-テトラヒドロ-12,12-ジメチルベンゾ[e]ピリド[1,2-a]インドール-11-イル)メチレン]-1-シクロペンテン-1-イル]メチレン]-8H-ベンゾ[e]ピリド[1,2-a]インドリウムのヘキサフルオロホスファート
    − 1-[[3-[(2,9-ジヒドロ-9,9-ジメチル-3H-ピロロ[1,2-a]インドール-1-イル)メチレン]-2-[[5-(メチルチオ)-1,3,4-チアジアゾール-2-イル]チオ]-1-シクロペンテン-1-イル]メチレン]-1,2,3,9-テトラヒドロ-9,9-ジメチル-ピロロ[1,2-a]インドリウムのトリフルオロメタンスルホナート
    − 3-エチル-1,9-ジヒドロ-2,9,9-トリメチル-1-[[5-[4-[2-フェニル-6-(4-スルホフェニル)チオピリリウム-4-イル]-1,3-ブタジエニル]セレノフェン-2-イル]メチレン]-7-スルホ-ピロロ[1,2-a]インドリウムの分子内塩
    − 3-エチル-1,9-ジヒドロ-2,9,9-トリメチル-1-[[5-[4-[2-フェニル-6-(4-スルホフェニル)チオピリリウム-4-イル]-1,3-ブタジエニル-2-チエニル]メチレン]-7-スルホ-ピロロ[1,2-a]インドリウムの分子内塩
    − 2-クロロ-9-[[3-[(2-クロロ-6,7,8,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチルピリド[1,2-a]インドール-9-イル)メチレン]-2-(ジフェニルアミノ)-1-シクロペンテン-1-イル]メチレン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムのメタンスルホナート
    − 10-[[2-クロロ-3-[(9,11-ヒドロ-1,11-ジメチル-8H-ベンゾ[e]ピロロ[1,2-a]インドール-10-イル)メチレン]-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-8,9,10,11-テトラヒドロ-11,11-ジメチル-ベンゾ[e]ピロロ[1,2-a]インドリウムの4-メチルベンゼンスルホナート
    − 7-(アセチルオキシ)-9-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 7-(アセチルオキシ)-9-[[7-(アセチルオキシ)-6,7,8,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチルピリド[1,2-a]インドール-9-イル]メチレン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 9,10,11,12-テトラヒドロ-12,12-ジメチル-11-[(8,9,10,12-テトラヒドロ-12,12-ジメチルベンゾ[e]ピリド[1,2-a]インドール-11-イル)メチレン]-8H-ベンゾ[e]ピリド[1,2-a]インドリウムの塩(例えば塩化物)
    − 7,8,9,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-9-[(6,7,8,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチルピリド[1,2-a]インドール-9-イル)メチレン]-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 1-[(1,2-ジヒドロピロロ[1,2-a]キノリン-3-イル)メチレン]-1,2,3,9-テトラヒドロ-9,9-ジメチル-ピロロ[1,2-a]インドリウムの臭化物
    − 1-[(2,9-ジヒドロ-9,9-ジメチル-3H-ピロロ[1,2-a]インドール-1-イル)メチレン]-1,2,3,9-テトラヒドロ-9,9-ジメチル-ピロロ[1,2-a]インドリウムのヨウ化物
    − 11-[3-(4-ジメチルアミノフェニル)アリリデン]-5-メチル-11H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-a]イソインドール-5-イウムのヨウ化物
    − 1-[[2-(ジフェニルアミノ)-3-[(7-フルオロ-2,9-ジヒドロ-9,9-ジメチル-3H-ピロロ[1,2-a]インドール-1-イル)メチレン]-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-7-フルオロ-1,2,3,9-テトラヒドロ-9,9-ジメチル-ピロロ[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 1-[[2-クロロ-3-[3-[2-フェニル-6-(4-スルホフェニル)チオピリリウム-4-イル]-2-プロペニリデン]-1-シクロヘキセン-1-イル]メチレン]-3-エチル-1,9-ジヒドロ-2,9,9-トリメチル-7-スルホ-ピロロ[1,2-a]インドリウムの分子内塩
    − 9-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-7-ヒドロキシ-10,10-ジメチル-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 11-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-9,10,11,12-テトラヒドロ-12,12-ジメチル-8H-ベンゾ[e]ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 9-[[4-(ジメチルアミノ)フェニル]メチレン]-7,8,9,10-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-6H-ピリド[1,2-a]インドリウムの過塩素酸塩
    − 10-[(9,11-ジヒドロ-11,11-ジメチル-8H-ベンゾ[e]ピロロ[1,2-a]インドール-10-イル)メチレン]-8,9,10,11-テトラヒドロ-11,11-ジメチル-ベンゾ[e]ピロロ[1,2-a]インドリウムの臭化物
    − 7,8,9,10-テトラヒドロ-6-[[1-[3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]-4(1H)-キノリニリデン]エチリデン]-6H-アゼピノ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 1,2,3,4-テトラヒドロ-4-[[1-(3-トリメチルアンモニオ)プロピル]-4(1H)-キノリニリデン]エチリデン]-ピリド[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 3-(3-ヨードプロピル)-2-[3-[1-(3-ヨードプロピル)-4(1H)-キノリニリデン]-1-プロペニル]-ナフト[2,1-d]チアゾリウムのヨウ化物
    − 8,9,10,11-テトラヒドロ-11-[[1-(3-ヨードプロピル)-4(1H)-キノリニリデン]エチリデン]-ナフト[2',1':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジニウムのヨウ化物
    − 2,3-ジヒドロ-3-[(1-メチル-4(1H)-キノリニリデン)エチリデン]-1H-ピロロ[2,1-b]ベンゾチアゾリウムのヨウ化物
    − 3-[3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]-2-[3-[1-[3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]-4(1H)-キノリニリデン]-1-プロペニル]-ナフト[2,1-d]チアゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 8,9,10,11-テトラヒドロ-11-[[1-[3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]-4(1H)-キノリニリデン]エチリデン]-ナフト[2',1':4,5]チアゾロ[3,2-a]ピリジニウムの塩(例えば塩化物)
    − 6-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-6,11-ジヒドロ-5-メチル-ベンゾイミダゾ[1,2-b]イソキノリニウムのヨウ化物
    − 8-クロロ-7-シアノ-1-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-10-メチル-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[3-(4-エチル-2,4-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾール-3-イル)-2-プロペニリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-ブロモ-5-エチル-4-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6,7-ジクロロ-3-[(3-エチル-2-セレナゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 4-[4-[(アセチルアミノ)スルホニル]ブチル]-6,7-ジクロロ-3-[(3-エチル-2-セレナゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-4-[(3-エチル-5-フェニル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 8-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-2(3H)-ベンゾセレナゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[(3-エチル-2(3H)-ベンゾセレナゾリリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-メチル-7-(トリフルオロメチル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-[3-スルホオキシ)プロピル]-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 7,8-ジクロロ-4-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-4-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 5-[4-[(アセチルアミノ)スルホニル]ブチル]-4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-7-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-3-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-シアノ-4-(2-シアノエチル)-3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの臭化物
    − 6,7-ジクロロ-3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-シアノ-3-[(5-シアノ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 8-クロロ-1-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-10-エチル-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-(2-ヒドロキシエチル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-7-(1-ピペリジニルスルホニル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの塩(例えば塩化物)
    − 4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5-シアノ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-クロロ-3-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-10-エチル-1-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[2-(アセチルオキシ)エチル]-6-シアノ-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-クロロ-10-エチル-1-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 5-エチル-4-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-7-フルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-7-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの過塩素酸塩
    − 6,7-ジクロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-5-エチル-4-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-5-エチル-4-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-ブロモ-7-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[2-(アセチルオキシ)エチル]-7-シアノ-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの過塩素酸塩
    − 4-[2-(アセチルオキシ)エチル]-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの過塩素酸塩
    − 6-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-シアノ-10-エチル-1-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-カルボキシ-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-6-(1-ピロリジニルスルホニル)-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの過塩素酸塩
    − 8-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-セレナゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-7-(トリフルオロメチル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウム-のヨウ化物
    − 4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-メチル-7-(トリフルオロメチル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-ブロモ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 4-[4-[(アセチルアミノ)スルホニル]ブチル]-7-ブロモ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの臭化物
    − 6-カルボキシ-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-7-(1-ピペリジニルスルホニル)-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-ブロモ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ナフト[2,3-d]ピロロ[1,2-a]イミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-6-(1-ピロリジニルスルホニル)-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 4-[4-[(アセチルアミノ)スルホニル]ブチル]-7-クロロ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの臭化物
    − 6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン]-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-シアノ-10-エチル-1-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-クロロ-10-エチル-1-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-8-シアノ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-シアノ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-クロロ-4-エチル-3[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-ブロモ-7-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[4-[(アセチルアミノ)スルホニル]ブチル]-6,7-ジクロロ-3-[(3-エチル-2-セレナゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの臭化物
    − 6-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-6,11-ジヒドロ-5-メチル-ベンゾイミダゾ[1,2-b]イソキノリニウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-10-エチル-1-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-3,4-ジヒドロ-1H-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-アミノ-3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウム-のヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-4-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ナフト[2,3-d]ピロロ[1,2-a]イミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-(アセチルアミノ)-3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-ブロモ-4-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[(5-クロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-5-エチル-7-フルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5-シアノ1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-7-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 3-[(5,6-ジクロロ-1,3-ジエチル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾイミダゾール-2-イリデン)エチリデン]-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-6,11-ジヒドロ-5-メチル-ベンゾイミダゾ[1,2-b]イソキノリニウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ナフト[2,3-d]ピロロ[1,2-a]イミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-5-メチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ナフト[2,3-d]ピロロ[1,2-a]イミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-カルボキシ-7-クロロ-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-カルボキシ-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-5,6-ジメチル-2(3H)-ベンゾオキサゾリリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6-クロロ-7-シアノ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-ブロモ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[3-(スルホオキシ)プロピル]-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 7-ブロモ-8-シアノ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-6-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7,8-ジクロロ-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5-[2-[(メチルスルホニル)アミノ]-2-オキソエチル]-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの分子内塩
    − 5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-クロロ-6-(エトキシカルボニル)-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-[3-スルホオキシ)プロピル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウム-の分子内塩
    − 8-カルボキシ-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-4-メチル-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 6,7-ジクロロ-4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-エチル-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 8-シアノ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-7-フルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 7-シアノ-5-エチル-4-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムのヨウ化物
    − 4-[2-(アセチルオキシ)エチル]-7-シアノ-3-[(3-エチル-2-チアゾリジニリデン)エチリデン]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-a]ベンゾイミダゾリウムの過塩素酸塩
    の一つに相当する、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 直接染料の含有量が、組成物の全重量に対して0.01〜20重量%である、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 直接染料の含有量が、組成物の全重量に対して0.1〜5重量%である、請求項8に記載の組成物。
  10. 化粧品的に許容可能な媒体が、水、又は少なくとも一の有機溶媒と水の混合物からなる、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 非イオン性、カチオン性又はアニオン性の少なくとも一の付加的な直接染料をさらに含有する、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 付加的な直接染料が、ニトロベンゼン染料、アゾ染料、アントラキノン、ナフトキノン、又はベンゾキノン染料、インジゴイド染料、又は種々のトリアリールメタン誘導体、天然染料、又はそれらの混合物から選択される、請求項11に記載の組成物。
  13. 付加的な直接染料が、組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%である、請求項11又は12に記載の組成物。
  14. 少なくとも一の界面活性剤を含有する、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 界面活性剤が非イオン性である、請求項14に記載の組成物。
  16. 界面活性剤の含有量が、組成物の全重量に対して0.01〜50重量%である、請求項14又は15に記載の組成物。
  17. 少なくとも一の非会合性増粘ポリマーを含有する、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 架橋アクリル酸ホモポリマー、架橋2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ホモポリマー、及びそのアクリルアミドとの架橋コポリマー、アクリル酸アンモニウムホモポリマー又はアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドのコポリマー、非イオン性グアーガム、微生物由来のバイオ多糖類ガム、植物滲出物から得られるガム、ヒドロキシプロピル-又はカルボキシメチセルロース;ペクチン及びアルギナート類から選択される、少なくとも一の非会合性増粘ポリマーを、単独に又は混合物として含有する、請求項17に記載の組成物。
  19. 少なくとも一の会合性増粘ポリマーを含有する、請求項1ないし18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. スルホン基を有する少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含有する会合性ポリマー又はコポリマー、架橋2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ホモポリマー及びそのアクリルアミドとの架橋コポリマー、会合性アミノプラスト-エーテル、会合性不飽和ポリ酸、会合性ビニルラクタム類、特にカチオン性又は非イオン性の会合性セルロース誘導体、特にカチオン性又は非イオン性である会合性ポリウレタン類から選択される、少なくとも一の会合性増粘ポリマーを、単独に又は混合物として含有する、請求項19に記載の組成物。
  21. 会合性又は非会合性増粘ポリマーの含有量が、組成物の重量に対して0.01〜10重量%、特に0.1〜5重量%である、請求項17ないし20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. 染色シャンプーの形態で提供される、請求項1ないし21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 少なくとも一の酸化ベースを、場合によっては少なくとも一のカップラーと組合せて、含有する、請求項1ないし21のいずれか一項に記載の組成物。
  24. パラ-フェニレンジアミン類、ビスフェニルアルキレンジアミン類、パラ-アミノフェノール類、オルト-アミノフェノール類及び複素環ベース、又はそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩から選択される、少なくとも一の酸化ベースを含有している、請求項23に記載の組成物。
  25. 酸化ベースの含有量が、組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%である、請求項24に記載の組成物。
  26. メタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール類、及び複素環カップラー、又はそれらの酸又はアルカリ剤との付加塩から選択される、少なくとも一のカップラーを含有している、請求項23ないし25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. カップラーの含有量が、染色用組成物の全重量に対して0.0001〜10重量%である、請求項26に記載の組成物。
  28. 少なくとも一の酸化剤を含有している、請求項1ないし21及び23ないし27のいずれか一項に記載の組成物。
  29. 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩、過ホウ酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩、及び2電子又は4電子オキシドレダクターゼ及びペルオキシダーゼ等の酵素から選択される、請求項28に記載の組成物。
  30. 発色に十分な時間、請求項1ないし29のいずれか一項に記載の組成物を湿った又は乾燥した繊維に適用した後、得られた繊維をすすぎ、場合によってはシャンプーで洗浄し、再度すすいで乾燥させるか、又は乾燥するまで放置する、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の処理方法。
  31. 最終的なすすぎをすることなく、請求項1ないし20のいずれか一項に記載の組成物を湿った又は乾燥した繊維に適用する、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の処理方法。
  32. 請求項1ないし21及び23ないし27のいずれか一項に記載の組成物を収容する少なくとも一の区画と、少なくとも一の酸化剤を含有する組成物を収容する少なくとも一の他の区画を具備する、毛髪を染色及び明色化のための多区画具。
  33. ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維用の染色剤及び/又は明色化剤としての、請求項1ないし29のいずれか一項に記載の組成物の使用。
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