JP2008510121A - ヒートポンプ - Google Patents

ヒートポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2008510121A
JP2008510121A JP2007525576A JP2007525576A JP2008510121A JP 2008510121 A JP2008510121 A JP 2008510121A JP 2007525576 A JP2007525576 A JP 2007525576A JP 2007525576 A JP2007525576 A JP 2007525576A JP 2008510121 A JP2008510121 A JP 2008510121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pump
space
compressor
air
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007525576A
Other languages
English (en)
Inventor
ブロムクビスト、ペーター
Original Assignee
ブロムクビスト、ペーター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブロムクビスト、ペーター filed Critical ブロムクビスト、ペーター
Publication of JP2008510121A publication Critical patent/JP2008510121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/02Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point using Joule-Thompson effect; using vortex effect
    • F25B9/04Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point using Joule-Thompson effect; using vortex effect using vortex effect
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0007Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

本発明は、空間(S)内で作動するヒートポンプに関し、空間(S)に適当に配置された圧縮機(3)と、空気/ガスを圧縮機(3)に供給するための第1入口管(10)とから構成される。
本発明のヒートポンプの重要なことは、ランク・ジェネレータ(Ranque generator)(1)と、圧縮空気/ガスをランク・ジェネレータ(1)移送する、圧縮機(3)とランク・ジェネレータ(1)の間に延びる連結管(5)と、空間(S)内に現れるかまたは空間(S2)の内側で第1熱交換器(211)に連結される、ランク・ジェネレータ(1)の高温側から空気/ガスを発散するための第1出口管(7)と、空間(S)の外側に現れる、ランク・ジェネレータ(1)の低温側から空気/ガスを発散するための第2出口管(9)とから構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機と空気/ガスを圧縮機に供給するための入口管とから構成される、空間内で作動するヒートポンプに関する。
数多くのヒートポンプが知られており、それらは、通常、圧縮機と、蒸発器と、凝縮器と、膨張弁とから構成される。空気を用いるヒートポンプの場合、戸外の空気が低い温度であると、低効率であるということは良く知られた事実である。
ランク・ジェネレータ(Ranque generator)は、1930年代にジョージ・ランク(George Ranque)によって発明された装置であり、総体的に、圧縮空気またはガスの流れを低温空気またはガスの流れと高温空気またはガスの流れに分離する機能を有する。ランク・ジェネレータについては後述の説明においてさらに説明する。
生物学的製品のための遠心分離機が例えばアメリカ特許第6,334,841号から周知であり、この遠心分離機は、延伸分離が行われる空間を冷却するための装置を含む。この装置にはランク・ジェネレータが備えられており、このジェネレータは冷却に用いられる冷却空気を発生する。
アメリカ特許第6,334,841号明細書
本発明の主たる目的は、より高い成績係数を有する、上述のようなタイプのヒートポンプを提供することである。
本発明の別の目的は、開放されたシステムで用いられたときに環境を汚染するCFCまたはその他のガスが完全にないので環境に非常に優しいヒートポンプを提供することである。閉鎖されたシステム内でガスを使用した場合、使用されるガスは周りの環境に接触することはない。
本発明のまた別の目的は、小さな寸法を有するヒートポンプを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、容易に組み立てられるヒートポンプを提供することにある。
本発明の少なくとも主要な目的は、請求項1の特色を付与する装置によって実現される。好適な実施形態は従属する請求項に画定されている。
図Aに示されるランク・ジェネレータは、チャンバCと、チャンバCから発する第1出口管P1と、チャンバから発する第2出口管P2とから構成され、出口管P1およびP2は総体的にチャンバCの相互に対向する側に取り付けられる。チャンバCは、図面の面に軸がある総体的に円筒形の断面を有した空間を画定する。ランク・ジェネレータの作動時、圧縮空気またはガスがチャンバCに供給される。供給された空気またはガスは約1000000回転/分(1.000.000 revolutions/min)の高速度でチャンバの円筒形を限定する面に沿って流れる。チャンバCに設けられる手段により、外側の高温の空気またはガスの流れと内側の低温の空気またはガスの流れとに分割される。これらの空気またはガスの流れは共に、2つの出口管P1およびP2を通り異なった方向へ離される。低温の空気またはガスの流れと高温の空気またはガスの流れの温度差は重要である。例示の目的でありそして限定する意図ではなしに述べるならば、7バールの圧縮空気がチャンバCに供給された場合、高温の空気の流れは、供給される空気よりも50℃以上高い温度にまで達することができそして低温の空気の流れは、供給される空気の温度よりも約50℃以上低い温度にまで達することができる。異なった容積の高温と低温の空気の流れに分離する場合、供給される空気に対する温度差は、容積が増加すると、小さくなる。
ラルク・ジェネレータは従来技術のものであり、これ以上の説明は割愛する。
図1において、空間Sは模式的に示されており、本発明の第1実施例のヒートポンプにはこの空間Sが設けられている。空間Sは例えば住宅向け建築物に相当する。
本発明によるヒートポンプは、図1に示すように、ランク・ジェネレータ1と、圧縮機3と、ランク・ジェネレータ1への連結管5と、ランク・ジェネレータ1からの第1出口管7と、ランク・ジェネレータ1からの第2出口管9と、圧縮機3への第1入口管10とから構成される。
連結管5は圧縮機3とランク・ジェネレータ1との間に延びる。第1出口管7は空間Sに現れる一方、他方の出口管は空間Sの制限壁を通って延び、かくして戸外に現れる。第1入口管10は空間Sの外側の戸外から圧縮機3に延びる。図1の破線で示す四角形内の構成部品はかくして本発明によるヒートポンプに含まれる。
図1に示すヒートポンプは、外周の空気が第1入口管10を通って圧縮機3に供給されるように機能する。圧縮機3はこの外周空気を圧縮し、かくして圧縮空気をランク・ジェネレータ1に供給する。上述の方法で、ランク・ジェネレータ1はこの圧縮空気を、第1出口管7を通って空間Sに放出される高温の空気の流れと、第2出口管9を通って戸外の空気中に供給される低温の空気の流れとに変える。
高温の空気の流れにおけるエンタルピーは、かくして、空間Sに役立てられる。この接続において、圧縮機3が空気を圧縮したときに発生される熱が空間Sに役立てられることにも注目すべきである。圧縮機3の効率によるロスもまた熱の形態で空間Sに役立てられる。
図2に示す実施例において、本発明によるヒートポンプは、図1に示す実施例に対応したコンポーネント、すなわち、ランク・ジェネレータ101、圧縮機103、ランク・ジェネレータ101への連結管105、ランク・ジェネレータ101からの第2出口管109、および圧縮機3への第1入口管110、により構成される。
図2のヒートポンプは、室内の空気が第1入口管110を通って圧縮機103に供給される。圧縮機103はこの室内の空気を圧縮してランク・ジェネレータ101に圧縮空気を供給する。上述の如くして、ランク・ジェネレータ101は、この圧縮空気を、第1出口管107を通って空間S1内に放出される高温の空気の流れと、第2出口管109を通って戸外の空気に供給される低温の空気の流れに転換する。
図2に示す配列を参照すると、圧縮機103に供給される空気は空間S1から得られる室内の空気を構成するので、空間S1に正の圧力は発生されない。すべての空気が空間S1から得られる場合、空間S1に負の圧力が発生される。このことは、空気は、図2に示された弁V1のような弁等を通って空間S1に流れることを生じさせる。戸外の空気は弁V1を通って吸い込まれるので、空気の交換は図2の実施例において全体的に良好である。
図3に示す本発明によるヒートポンプの実施例は、2つの熱交換器を含む閉鎖型システムにあてになる。図3の破線で示す方形のコンポーネントが本発明によるヒートポンプに備えられる。図3のヒートポンプは空間S2内に組み立てられそしてまたランク・ジェネレータ201と圧縮機203とを含む。連結管205が圧縮機203からランク・ジェネレータ201へ延びる。ランク・ジェネレータ201の高温側から第1出口管207が出ており、この出口管207は、空間S2の内側に配置される第1熱交換器211に連結される。圧縮機203への第1入口管210は、空間S2の外側に配置される第2熱交換器213から出ている。第2入口管212は第1熱交換器211から延び、圧縮機203の上流側で第1入口管210に結合する。第2熱交換器213はランク・ジェネレータ201の低温側に連結されており、これは第2出口管209によってランク・ジェネレータ201から生じさせられる。
図3に模式的に示すヒートポンプは、以下の方法で機能する。空気/ガスが第1入口管210および第2入口管212を通って圧縮機203に供給されており、この供給される空気/ガスは第1熱交換器211からの空気/ガスと第2熱交換器213からの空気/ガスとの混合物である。第2熱交換器213から来る空気/ガスは戸外の空気により加熱されるのに対し、第1熱交換器211から来る空気/ガスは空間S2に熱を発せられる、すなわち、空気/ガスは冷やされる。この2つの量の空気/ガスはそこで混合されて圧縮機203供給され、次いで供給された混合物は圧縮機203により圧縮される。圧縮空気は圧縮機203からランク・ジェネレータ201に供給され、この供給された圧縮空気は、第1出口管207を通って偏らせられる高温の空気の流れと、第2出口管209を通って偏らせられる低温の空気の流れとに周知の手段により分割される。
第1出口管207を通って排出される高温の空気/ガスの流れは第1熱交換器211を通過して高温の空気/ガスの流れは空間S2に熱を発する。冷却された空気/ガスの流れは次いで第2入口管212へと続き、そして圧縮機203の上流側で第1入口管210の空気/ガスの流れと混合される。
ランク・ジェネレータ201から排出される低温の空気/ガスの流れは、第2出口管209に流れ、そして第2熱交換器213を通過する。出口管209に流れる空気/ガスは実質的に冷却されるので、戸外の空気が比較的低温であっても第2熱交換器213を通過するときに戸外の空気により熱せられる。空気/ガスが第2熱交換器213を通過したとき、第1入口管210を通って圧縮機203に供給される。既に指摘したように、混合物はそのとき第1熱交換器211から出る空気/ガスと共に行われる。
図4に示す本発明によるヒートポンプの実施例は、図3の実施例の変形例である。図4のヒートポンプは空間S3内に組み込まれ、このヒートポンプはまた、ランク・ジェネレータ301と圧縮機303とを含む。連結管305は圧縮機303からランク・ジェネレータ301に延びる。ランク・ジェネレータ301の高温側から第1出口管307が延びており、第1出口管307は空間S3の内側に配置された第1熱交換器311に結合される。圧縮機303への第1入口管310が空間S3の外側に配置された第2熱交換器313から出ている。第2入口管312が第1熱交換器313から延びており、第1入口管310を圧縮機303に結合する。この第1入口管310は空間S3の外側に配置された第1熱交換器311から出ている。第1入口管310は、圧縮機303の上流側で第1入口管310が第2入口管312と結合する前に圧縮機303および連結管305のまわりに「巻き付け(coiled)」られる。この配列は連結管305および圧縮機303を冷却することを意図している。それにより、熱損失が低減され、かつ、第1出口管307の温度が上昇される。第2熱交換器313はランク・ジェネレータ301の低温側に連結されており、このことはランク・ジェネレータ301からの第2出口管309によって達成される。
図4に示す本発明によるヒートポンプの実施例は、原理的には図3に示す実施例と同様な方法で機能する。
図5に示す実施例において、従来型空気ヒートポンプ(conventional air heat pump)が本発明によるヒートポンプを用いて完成されている。図5に示す従来型空気ヒートポンプは、第3熱交換器415と第4熱交換器416とを含んでいる。原理的に蒸発器を構成する第3熱交換器415は従来型空気ヒートポンプが作動する空間の外側の開放空気中に配置される一方、原理的に凝縮器を構成する第4熱交換器416は従来型空気ヒートポンプが作動する空間内の空気中に配置される。第1移送管417が第3熱交換器415から第4熱交換器416に延びている。この第1移送管417には圧縮機418が設けられ、この圧縮機418は従来型空気ヒートポンプに関連する。第2移送管419が第4熱交換器416から第3熱交換器415に延びている。膨張弁420が第2移送管419に設けられる。第1ファン421が第3熱交換器415に関連し、第2ファン422が第4熱交換器416に関連する。これらのファン421、422はそれぞれの熱交換器415、416に関連して十分な空気の移動を保証する。従来型空気ヒートポンプが作動するとき、エネルギ蓄積媒体が第3熱交換器415、第1移送管417、第4熱交換器416および第2移送管419を通って循環させられる。エネルギ蓄積媒体、例えば、クロロフルオロカーボン(CFC)は、その中で従来型空気ヒートポンプ作動する空間に熱を放出する第4熱交換器416をエネルギ蓄積媒体が通過する前に、空気ヒートポンプに関連する圧縮機418によって圧縮される。第3熱交換器415は戸外の空気から熱を吸収する。低温、特に−10℃以下では、エネルギ交換は低い。このエネルギ交換を改善するために、ランク・ジェネレータを含む別のヒートポンプが本発明の原則に従って用いられる。図5から明らかなように、戸外の第3熱交換器415は、そのコンポーネントと共に空間S4内に配置されており、その中にはまた、ランク・ジェネレータを含む別のヒートポンプが配置される。矢印A1およびA2で示すように、空気の流れは第1ファン421の作動に伴って空間S4を通って行われる。
図5には、本発明によるヒートポンプが空間S4にどのように設けられるのかが模式的に示されている。このヒートポンプはランク・ジェネレータ401、圧縮機403、ランク・ジェネレータ401への連結管405、ランク・ジェネレータ401からの第1出口管407、ランク・ジェネレータ401からの第2出口管409、および圧縮機403への第1入口管410を含む。ランク・ジェネレータ401から発する高温の空気の流れは、第1出口管407を通って放出され、第3熱交換器415のまわりの空気を加熱する。ランク・ジェネレータ401から発する低温の空気の流れは、空間S4の外側に発する第2出口管409を通って排出される。
図6の実施例には、1つの空間S5だけが示されており、この空間S5は従来型ヒートポンプの第3熱交換器515と本発明によるヒートポンプとを保持する。圧縮機518および膨張弁520は従来型ヒートポンプに関連される。図6から明らかなように、第1ファン521は第3熱交換器515の第1部分を加熱する一方、本発明によるヒートポンプは第3熱交換器515の第2部分を加熱する。本発明によるヒートポンプはランク・ジェネレータ501、圧縮機503、ランク・ジェネレータ501への連結管505、ランク・ジェネレータ501からの第1出口管507、ランク・ジェネレータ501からの第2出口管509、および圧縮機503への第1入口管510を含む。ランク・ジェネレータ501から出た高温の空気の流れは、第1出口管507を通って排出され、第3熱交換器515の上方部分を加熱する。ランク・ジェネレータ501から出た低温の空気の流れは空間S5の外側に現れる第2出口管509を通って排出される。
図6に示す実施例では、圧縮機503および518は共通の動力源により駆動され、これは圧縮機503および518の関連によって示されている。本発明の空間内では、圧縮機503および518の各々は別々の動力源に関連することが可能である。
総体的に、上述した本発明によるヒートポンプの実施例では、このヒートポンプはランク・ジェネレータと圧縮機とを含む。好ましくは、高容積および一定の空気流量を有するウォーム圧縮機が用いられる。圧縮機が空気を圧縮したときに発生される熱は、その中にヒートポンプが組み立てられる空間に利用される。
〔発明の実行可能な変形例〕
上述した本発明の実施例において、圧縮機3、103、203、303、403、503は空間S、S1、S2、S3、S4、S5内に配置されている。しかしながら、本発明の範囲内ではヒートポンプが作動する空間の外側に圧縮機を配置することも実行可能である。
本発明によるヒートポンプシステムは、例えば、ランク・ジェネレータ1、101、201、301、401、501の高温側と低温側の間の温度差を記録し、この測定された温度差に基づいて圧縮機3、103、203、303、403、503の回転周期を調節するために温度センサを備えることもできる。
本発明によるヒートポンプに用いられる圧縮機3、103、203、303、403、503は、水冷式にすることもでき、圧縮機3、103、203、303、403、503付近に発生された熱は熱交換器を介して処理される。
図3に示す実施例において、自由空気中にある空間S2の外側に第2熱交換器213が設けられる。この第2熱交換器213もまた水中、例えば、湖水中に配置することもでき、地中に埋設したり、岩盤中に配置したりすることもできる。第2熱交換器213を太陽熱収集器として設計することもまた実行可能である。概して、例示した配列の目的は、第2熱交換器213の開放空気中への配置と比較して空気/ガスの改善された加熱を達成することである。
図3に示す実施例において、第1熱交換器211が給湯サービスまたは給湯加熱システムにおける水の加熱に用いられることもまた、本発明の範囲内で実行可能である。
図3に示す実施例において、第2出口管209が例えば冷蔵庫、冷凍庫或いは地価貯蔵庫を冷却するように用いられることは、本発明の範囲内で実行可能である。
本発明の範囲内では、熱交換器の一方または両方が本発明によるヒートポンプと一体になる、すなわち、圧縮機、ランク・ジェネレータおよび少なくとも熱交換器の一方が、ヒートポンプが作動することになる空間にユニットを形成することもまた実行可能である。ランク・ジェネレータの低温側に結合された熱交換器がこのユニットに組み込まれる場合、この熱交換器の領域に発生される低温の空気は適当な手段で処理されねばならず、このことは、例えば、ヒートポンプが作動する空間の外側へ低温の空気を移送するファンによって達成される。
図5および6に示す実施例は従来型空気ヒートポンプと共に示されている。しかしながら、本発明の範囲内では、本発明によるヒートポンプが別のタイプの従来型ヒートポンプ、例えば、エアー−ウォーター・ヒートポンプ(air-water heat pump)や地熱ヒートポンプ(geothermal heat pump)と協働することも実行可能である。
ランク・ジェネレータを示す模式的な図である。 本発明の第1実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。 本発明の第2実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。 本発明の第3実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。 本発明の第4実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。 本発明の第5実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。 本発明の第6実施例によるヒートポンプの模式的な構造を示す図である。
符号の説明
1、101、201、301、401、501 ランク・ジェネレータ
3、103、203、303、403、503 圧縮機
5、105、205、305、405 連結管
7、107、207、307、407、507 第1出口管
9、109、209、309、409、509 第2出口管
10、110、210、310、410、510 第1入口管
211、311 第1熱交換器
212、312 第2入口管
213、313 第2熱交換器
415、515 第3熱交換器
416 第4熱交換器
417 第1移送管
418、518 圧縮機
419 第2移送管
420、520 膨張弁
421、521 第1ファン
422 第2ファン
C チャンバ
P1 第1出口管
P2 第2出口管
S、S1、S2、S3、S4、S5 空間
V1 弁

Claims (10)

  1. 圧縮機(3;103;203;303;403;503)と空気/ガスを圧縮機(3;103;203;303;403;503)に供給するための第1入口管(10;110;210;310;410;510)とを含む、空間(S;S1;S2;S3;S4;S5)内で作動するよう企図されたヒートポンプであって、該ヒートポンプはランク・ジェネレータ(Ranque generator)(1;101;201;301;401;501)と、圧縮空気/ガスをランク・ジェネレータ(1;101;201;301;401;501)に移送するように圧縮機(3;103;203;303;403;503)とランク・ジェネレータ(1;101;201;301;401;501)の間に延びる連結管(5;105;205;305;405;505)と、空間(S;S1;S4;S5)の内側に現れるかまたは空間(S2;S3)の内側の第1熱交換器(211;311)に連結される、空気/ガスがランク・ジェネレータ(1;101;201;301;401;501)の高温側から発散するための第1出口管(7;107;207;307;407;507)と、空間(S;S1;S4;S5)の外側に現れるかまたは第2熱交換器(213;313)に連結される、空気/ガスがランク・ジェネレータ(1;101;201;301;401;501)の低温側から発散するための第2出口管(9;109;209;309;409;509)とから構成される、ヒートポンプ。
  2. 第2熱交換器(213;313)は空間(S2;S3)の外側に配置される、請求項1に記載のヒートポンプ。
  3. 入口管(10;410;510)は空間(S;S4;S5)の外側の外気中に配置される、請求項1または2に記載のヒートポンプ。
  4. 第1入口管(110)は空間(S1)の内側の外気中に配置される、請求項1または2に記載のヒートポンプ。
  5. 圧縮機(203;303)から離れた側の端部の第1入口管(210;310)は空間(S2;S3)の外側で第2熱交換器(213;313)に連結される、請求項1または2に記載のヒートポンプ。
  6. 第1入口管(310)は圧縮機(303)および連結管(305)の回りに延び、該連結管(305)は圧縮空気/ガスをランク・ジェネレータ(301)へ移送する、請求項5に記載のヒートポンプ。
  7. 第1熱交換器(211;311)から出る第2入口管(212;312)が圧縮機(203;303)の上流側で第1入口管(210;310)に結合する、請求項5または6に記載のヒートポンプ。
  8. 圧縮機(3;103;203;303;403;503)はウォーム圧縮機(worm compressor)からなる、前記請求項のいずれか一項に記載のヒートポンプ。
  9. ランク・ジェネレータ(1;101;201;301;401;501)の高温側と低温側の間の温度差を記録するための温度センサを含み、そして測定された温度差に基づいて圧縮機(3;103;203;303;403;503)の回転度数(rotational frequency)を調整するための手段をまた含む、前記請求項のいずれか一項に記載のヒートポンプ。
  10. 空間(S4;S5)は慣用のヒートポンプの一部を構成する第3の熱交換器(415;515)をまた備える、前記請求項のいずれか一項に記載のヒートポンプ。
JP2007525576A 2004-08-12 2005-08-11 ヒートポンプ Pending JP2008510121A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0402006A SE0402006L (sv) 2004-08-12 2004-08-12 Värmepump
PCT/SE2005/001199 WO2006016847A1 (en) 2004-08-12 2005-08-11 Heat pump

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008510121A true JP2008510121A (ja) 2008-04-03

Family

ID=32960384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007525576A Pending JP2008510121A (ja) 2004-08-12 2005-08-11 ヒートポンプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080115507A1 (ja)
EP (1) EP1792127A1 (ja)
JP (1) JP2008510121A (ja)
SE (1) SE0402006L (ja)
WO (1) WO2006016847A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113983584A (zh) * 2021-11-16 2022-01-28 曾昭达 冷暖型绿色环动空调

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102072677A (zh) * 2010-12-30 2011-05-25 北京雪迪龙科技股份有限公司 一种涡流制冷器
US9790972B2 (en) 2013-06-25 2017-10-17 Emerson Process Management Regulator Technologies, Inc. Heated fluid regulators
US20160085244A1 (en) * 2014-09-24 2016-03-24 Fisher Controls International Llc Vortex tube temperature control for process control devices
US10094597B2 (en) 2014-09-24 2018-10-09 Fisher Controls International Llc Field instrument temperature apparatus and related methods
CN114060980B (zh) * 2021-11-16 2024-10-18 广东信稳能控技术研究有限公司 单冷型绿色环动空调

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1952281A (en) * 1931-12-12 1934-03-27 Giration Des Fluides Sarl Method and apparatus for obtaining from alpha fluid under pressure two currents of fluids at different temperatures
US3553971A (en) * 1967-12-19 1971-01-12 Vortair Engineering Ltd Refrigeration of mobile containers
JPS60253768A (ja) * 1984-05-31 1985-12-14 株式会社 ジヤンテツク ボルテツクスチユ−ブを組合せた逆ランキンサイクル装置
JPS61243260A (ja) * 1985-04-18 1986-10-29 株式会社 ジヤンテツク 逆ランキンサイクル装置
US4646524A (en) * 1984-03-23 1987-03-03 Jantec Co., Ltd. Method of intensifying heat in reversed Rankine cycle and reversed Rankine cycle apparatus for conducting the same
JPS62135078U (ja) * 1986-02-18 1987-08-25
DE4025804A1 (de) * 1990-08-15 1992-02-20 Joachim Scheuermann Klimaanlage
WO1996024808A1 (de) * 1995-02-07 1996-08-15 Keller Juergen Kühlanlage
JPH08316673A (ja) * 1995-05-17 1996-11-29 Fujitsu Ltd 冷却構造
JPH11193968A (ja) * 1997-10-30 1999-07-21 Aisin Seiki Co Ltd 作動媒体の膨張機構
US20010042380A1 (en) * 2000-03-03 2001-11-22 Cho Young I. Vortex generator to recover performance loss of a refrigeration system
US6334841B1 (en) * 1999-03-01 2002-01-01 Jouan Centrifuge with Ranque vortex tube cooling

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3630040A (en) * 1970-06-12 1971-12-28 Fred A Goldfarb Air conditioner
US3815573A (en) * 1972-12-12 1974-06-11 Schwartz J Diving suit heater
US3898978A (en) * 1972-12-12 1975-08-12 Schwartz Joseph M Breathing gas heater
US4333017A (en) * 1980-10-20 1982-06-01 Connell John J O Method and apparatus for closed loop vortex operation
US4538447A (en) * 1984-03-13 1985-09-03 Pravda Milton F Method and apparatus useful for rapidly determining the molecular weight of a flowing gaseous material
DE4122889C1 (ja) * 1991-07-11 1992-12-17 Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh & Co Kg, 7032 Sindelfingen, De
US6314747B1 (en) * 1999-01-12 2001-11-13 Xdx, Llc Vapor compression system and method
JP4582473B2 (ja) * 2001-07-16 2010-11-17 Smc株式会社 恒温液循環装置
US7669428B2 (en) * 2005-04-14 2010-03-02 Georgia Tech Research Corporation Vortex tube refrigeration systems and methods

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1952281A (en) * 1931-12-12 1934-03-27 Giration Des Fluides Sarl Method and apparatus for obtaining from alpha fluid under pressure two currents of fluids at different temperatures
US3553971A (en) * 1967-12-19 1971-01-12 Vortair Engineering Ltd Refrigeration of mobile containers
US4646524A (en) * 1984-03-23 1987-03-03 Jantec Co., Ltd. Method of intensifying heat in reversed Rankine cycle and reversed Rankine cycle apparatus for conducting the same
JPS60253768A (ja) * 1984-05-31 1985-12-14 株式会社 ジヤンテツク ボルテツクスチユ−ブを組合せた逆ランキンサイクル装置
JPS61243260A (ja) * 1985-04-18 1986-10-29 株式会社 ジヤンテツク 逆ランキンサイクル装置
JPS62135078U (ja) * 1986-02-18 1987-08-25
DE4025804A1 (de) * 1990-08-15 1992-02-20 Joachim Scheuermann Klimaanlage
WO1996024808A1 (de) * 1995-02-07 1996-08-15 Keller Juergen Kühlanlage
JPH08316673A (ja) * 1995-05-17 1996-11-29 Fujitsu Ltd 冷却構造
JPH11193968A (ja) * 1997-10-30 1999-07-21 Aisin Seiki Co Ltd 作動媒体の膨張機構
US6334841B1 (en) * 1999-03-01 2002-01-01 Jouan Centrifuge with Ranque vortex tube cooling
US20010042380A1 (en) * 2000-03-03 2001-11-22 Cho Young I. Vortex generator to recover performance loss of a refrigeration system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113983584A (zh) * 2021-11-16 2022-01-28 曾昭达 冷暖型绿色环动空调

Also Published As

Publication number Publication date
SE0402006D0 (sv) 2004-08-12
SE526649C2 (sv) 2005-10-18
WO2006016847A1 (en) 2006-02-16
US20080115507A1 (en) 2008-05-22
SE0402006L (sv) 2005-10-18
EP1792127A1 (en) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104566649B (zh) 空调器及其控制方法
CN101922778B (zh) 一种半导体制冷空调装置
CN201844486U (zh) 一种半导体制冷空调装置
US20060123823A1 (en) Cogeneration system
CN202216400U (zh) 轴流风机强制对流蒸发带制冷功能的空气源热泵热水器
US20100043464A1 (en) Heat Pump and Method of Heating Fluid
KR20160147074A (ko) 에어컨 폐열을 이용한 온수 보일러
JP2008510121A (ja) ヒートポンプ
KR100991843B1 (ko) 공기압축기 폐열 회수장치
JP2004003804A (ja) 蒸気圧縮式冷凍機
CN210399411U (zh) 一体式热回收型空调
JP2004177020A (ja) 給湯器
CN102297542B (zh) 先热启动后电驱动的冷水机组
KR101877310B1 (ko) 냉풍 및 온풍 발생장치
CN105485951A (zh) 利用气液两相分离装置提高制热效率的二氧化碳热泵系统
KR19990046726A (ko) 열전소자를이용한공기조화기
CN102401426A (zh) 分体式房间空调器
JP4940632B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP2006309797A (ja) 自動販売機
CN201983350U (zh) 分体式房间空调器
CN101576292A (zh) 空调器的室外机
CN202927963U (zh) 一种高效节能空调
CN208859932U (zh) 一种提高空调能效比的制冷设备
CN107192166A (zh) 环保型双能一体化供集系统
JP2004116930A (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110112

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110322

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802