JP2008311167A - プロジェクタ - Google Patents

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JP2008311167A
JP2008311167A JP2007159834A JP2007159834A JP2008311167A JP 2008311167 A JP2008311167 A JP 2008311167A JP 2007159834 A JP2007159834 A JP 2007159834A JP 2007159834 A JP2007159834 A JP 2007159834A JP 2008311167 A JP2008311167 A JP 2008311167A
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Nariyasu Soma
成泰 相馬
Kentaro Yamauchi
健太郎 山内
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Abstract

【課題】電極の突起すなわち先端部の形状に変形が発生しても、これを解消してフリッカ
やアークを安定させることができ、目的の発光状態を維持することができる光源装置を備
えるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】駆動装置である光源駆動装置70が、周期的に補修モードで動作する。この
補修モードにおいて、光源駆動装置70は、両電極15,16に対して陽極期間中の供給
エネルギーを順次増加させる。この補修モードでの動作により、両電極15,16の先端
側に存在する先端部15a,16aを溶かさない程度にフリッカ又はアークジャンプの原
因となる凹凸61を溶かすことができる。つまり、先端部15a,16aの表面がわずか
に溶けて先端部表面の凹凸61等が大きくなる前にならされる。これにより、両電極15
,16の先端部15a,16aの突起位置やその形状が比較的長期間安定し、照明光のチ
ラツキの発生が抑えられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一対の電極を有する放電発光型の光源装置を組み込んだプロジェクタに関す
る。
例えば、プロジェクタに用いる光源ランプ用の放電灯点灯装置として、制御回路とフリ
ッカ検出手段とを備え、フリッカ検出時に高電力モードで動作するものがある(特許文献
1参照)。この放電灯点灯装置では、電極等の温度を適正に保って突起の形成を促進する
ことにより、アーク起点の位置を安定させてフリッカの発生を抑制する。
また、同様の放電ランプ装置として、アーク異常を検出する検出手段と、検出結果に基
づいて駆動手段を制御する制御手段とを備えるものがある(特許文献2参照)。この放電
ランプ装置では、アーク異常が検出されたら例えば周波数を高くすることで、電極の温度
を調整し、電極上に安定した放電場所を形成し、熱電子の経路を安定させ、アーク異常の
発生を抑制する。
同様の放電灯点灯装置として、フリッカ発生の検出時、点灯後から所定時間経過したと
き、又は所定の累積点灯時間に達した場合において、高電力モードで動作し、電極等の温
度を適性に保つものがある(特許文献3参照)。この場合、一対の電極のうち温度が低下
した電極のみ温度を上昇させることもでき、温度を適正に保って突起の形成を促進し、ア
ーク起点の位置を安定させてフリッカの発生を抑制する。
その他、ランプへの供給電圧等の検出結果に基づいて極性反転の周波数を段階的に調整
することにより、電極の温度低下を抑制し、アークジャンプの発生を防止するものがある
(特許文献4参照)。
また、放電電力や放電電圧を検出した結果に応じて駆動波形のデューティ比や放電電流
を変化させることにより、突起が成長し過ぎたら強制的に突起を磨耗させてアーク長を一
定に保つものがある(特許文献5参照)。
特開2005−327744号公報 特開2004−39563号公報 特開2006−120654号公報 国際公開WO2004/066687号公報 特開2003−264094号公報
しかしながら、発光管の点灯時間が増すと、電極上の突起において微小な凹凸が発生し
、それに伴い突起が変形し、フリッカやアークジャンプが発生する。
なお、上記特許文献1〜4に開示の技術によれば、放電ランプの電極やバルブ内の温度
を適正に保って突起を成長させることはできるが、突起の変形に起因するアークの移動や
変形を抑制できないことから、光源装置より後段の光学系への光の入射状態が変化して、
投射像の色ムラや輝度低下を生じさせる。
また、上記特許文献5に開示の技術では、突起が必要以上に成長することを防止できる
が、突起の成長途中において突起表面の凹凸によるフリッカやアークジャンプの発生を抑
制することができない。
そこで、本発明は、電極の突起すなわち先端部の形状に微小な変形が発生しても、これ
を解消してアークを安定させることができ、目的の発光状態を維持することができる放電
発光型の光源装置を備えるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1のプロジェクタは、(a)相互間の放電
により発光を行う第1電極及び第2電極を有する発光管と、(b)第1電極と第2電極と
の間に所定の交流電流を供給するとともに、第1電極及び第2電極のうち一方の電極が陽
極である陽極期間中に一方の電極に所定の第1供給エネルギーを供給する通常モードと、
一方の電極が陽極である陽極期間中に一方の電極に上記第1供給エネルギーよりも大きい
所定の第2供給エネルギーを供給することによって一方の電極の温度を通常モード時の一
方の電極の温度よりも高めて一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層を溶かす補修モ
ードとで動作可能であり、補修モードでの動作を、点灯のタイミングと消灯のタイミング
とのうち少なくとも1つのタイミングで反復する駆動装置とを備える。なお、以上におい
て、「供給エネルギー」とは、一定時間内の消費電力の累積値を意味する。つまり、陽極
期間中における一方の電極への第1又は第2供給エネルギーとは、通常モード又は補修モ
ードにおいて一方の電極が陽極として働く時間内での消費電力の累積値のことを言う。
上記第1のプロジェクタでは、駆動装置が、補修モードでの動作を、点灯のタイミング
と消灯のタイミングとのうち少なくとも1つのタイミングで反復し、この補修モードでの
動作において、一方の電極が陽極である陽極期間中に一方の電極に通常の第1供給エネル
ギーよりも大きい所定の第2供給エネルギーを供給することによって、一方の電極の温度
を相対的に高めて一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層を溶かすので、一方の電極
の先端に存在する突起状の先端部を完全に溶かさない程度に加熱して電極異常の原因とな
っている先端部の表面の凹凸を溶かすことができる。なお、補修モードの動作を点灯や消
灯のタイミングで行うことにより、フリッカやアークジャンプの発生を、一定の確実性で
未然に或いは事後的に確実に防止することができる。
本発明に係る第2のプロジェクタは、(a)相互間の放電により発光を行う第1電極及
び第2電極を有する発光管と、(b)第1電極と第2電極との間に所定の交流電流を供給
するとともに、第1電極及び第2電極のうち一方の電極が陽極である陽極期間中に一方の
電極に所定の第1供給エネルギーを供給する通常モードと、一方の電極が陽極である陽極
期間中に一方の電極に上記第1供給エネルギーよりも大きい所定の第2供給エネルギーを
供給することによって一方の電極の温度を通常モード時の一方の電極の温度よりも高めて
一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層を溶かす補修モードとで動作可能であり、発
光管の点灯時間を基準として周期的に補修モードで動作する駆動装置とを備える。
上記第2のプロジェクタでは、駆動装置が、発光管の点灯時間を基準として周期的に補
修モードで動作し、この補修モードでの動作において、一方の電極の陽極期間中に一方の
電極に上記第1供給エネルギーよりも大きい所定の第2供給エネルギーを供給することに
よって、一方の電極の温度を相対的に高めて一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層
を溶かすので、一方の電極の先端部を完全に溶かさない程度に加熱して電極異常の原因と
なっている先端部の表面の凹凸を溶かすことができる。この際、補修モードでの動作が点
灯時間を基準として周期的に行われるので、フリッカやアークジャンプの発生を、一定の
確実性で未然に或いは事後的に防止することができる。
本発明の具体的な態様又は観点では、上記第2のプロジェクタにおいて、駆動装置が、
さらに補修モードでの動作を、点灯のタイミングと消灯のタイミングとのうち少なくとも
1つのタイミングで反復する。この場合、プロジェクタの使用開始や使用終了に伴う点灯
や消灯のタイミングで補修モードの動作を実行することができ、フリッカやアークジャン
プの発生をより確実に防止できる。
本発明の別の態様によれば、上記第1及び第2のプロジェクタにおいて、駆動装置が、
補修モードにおいて、一方の電極が陽極期間中である場合の第2供給エネルギーを、一方
の電極が陰極期間中である場合の第3供給エネルギーよりも大きくする。この場合、他方
の電極に対する第3供給エネルギーの増加を回避することができ、他方の電極の温度を略
維持できるので、他方の電極の表面や先端部の状態を維持することができる。
本発明のさらに別の態様によれば、駆動装置が、電流、陽極期間、及び矩形波に重畳さ
せる三角波の高さの少なくとも1つを増加させることによって供給エネルギーを増加させ
る。この場合、比較的簡易な制御によって補修モードの動作が可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、駆動装置が、補修モードにおいて、第1電極及び第
2電極に対する交流電流の供給を所定サイクル繰り返す。この場合、第1電極及び第2電
極に供給する交流電流のサイクルとして、一方の電極の先端部の表面層を溶かして表面層
を平滑化する補修モードの動作が可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、発光管からの照明光によって照明される光変調装置
と、光変調装置を経た像光を投射する投射光学系とをさらに備える。この場合、チラツキ
が少なく照度が比較的長期間安定して維持される発光管を備える光源装置によって光変調
装置を照明することで、チラツキや色ムラを抑えた高品位の画像を投射できるプロジェク
タを提供することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの構造を説明するための概念図であ
る。本実施形態におけるプロジェクタ200は、光源装置100と、照明光学系20と、
色分離光学系30と、液晶ライトバルブ40a,40b,40cと、クロスダイクロイッ
クプリズム50と、投射レンズ60とを備える。
上記プロジェクタ200において、光源装置100は、光源ユニット10と、光源駆動
装置70とを備え、照明光学系20等を介して液晶ライトバルブ40a,40b,40c
を照明するための照明光を発生する。
図2は、光源装置100の構造を概念的に説明する断面図である。光源装置100にお
いて、光源ユニット10は、放電発光型の発光管1と、楕円型の主反射鏡であるリフレク
タ2と、球面状の副反射鏡である副鏡3とを備える。光源駆動装置70は、詳細は後述す
るが、光源ユニット10に交流電流を供給して所望の状態に発光させるための電気回路で
ある。
光源ユニット10において、発光管1は、中央部が球状に膨出した透光性の石英ガラス
管から構成され、照明用の光を放射する本体部分11と、この本体部分11の両端を通る
軸線に沿って延びる第1及び第2封止部13,14とを備える。
本体部分11内に形成される放電空間12には、タングステン製の第1電極15の先端
部分と、同様にタングステン製の第2電極16の先端部分とが所定距離で離間配置されて
おり、希ガス、金属ハロゲン化合物等を含む放電媒体であるガスが封入されている。この
本体部分11の両端に延びる各封止部13,14の内部には、本体部分11に設けた第1
及び第2電極15,16の根元部分に対し電気的に接続されるモリブデン製の金属箔17
a,17bが挿入され、両封止部13,14は、それ自体或いはガラス材料等で周囲から
封止されている。これらの金属箔17a,17bに接続されたリード線18a,18bに
光源駆動装置70により交流電圧を印加すると、一対の電極15,16間でアーク放電が
生じ、本体部分11が高輝度で発光する。ここで、図2から明らかなように、リフレクタ
2は、第1電極15側に配置され、副鏡3は、リフレクタ2に対向して第2電極16側に
配置される。したがって、第1電極15は、本体部分11を挟んで副鏡3と反対側にある
ことになる。
発光管1の本体部分11のうち光束射出前方側の略半分は、副鏡3によって覆われてい
る。この副鏡3は、例えば石英ガラス製の一体成形品であり、発光管1の本体部分11か
ら前方に放射された光束を本体部分11に戻す副反射部3aと、この副反射部3aの根元
部を支持した状態で第2封止部14の周囲に固定される支持部3bとを備える。副反射部
3aの内側面には、照明光を反射するための反射膜が形成されている。支持部3bは、第
2封止部14を挿通させるとともに、副反射部3aを本体部分11に対してアライメント
した状態で保持している。
リフレクタ2は、例えば結晶化ガラスや石英ガラス製の一体成形品であり、発光管1の
第1封止部13が挿通される首状部2aと、この首状部2aから拡がる楕円曲面状の主反
射部2bとを備える。首状部2aは、第1封止部13を挿通させるとともに、主反射部2
bを本体部分11に対してアライメントした状態で保持している。主反射部2bの内側面
には、照明光を反射するための反射膜が形成されている。
発光管1は、主反射部2bの光軸に対応するシステム光軸OAに沿って配置されるとと
もに、本体部分11内の第1及び第2電極15,16間の発光中心Oが主反射部2bの楕
円曲面の第1焦点F1位置と一致するように配置される。発光管1を点灯した場合、本体
部分11から放射された光束は主反射部2bで反射され、或いは副反射部3aでの反射を
経て主反射部2bでさらに反射され、楕円曲面の第2焦点F2位置に収束する光束となる
。つまり、リフレクタ2及び副鏡3は、システム光軸OAに対して略軸対称な反射曲面を
有し、一対の電極15,16は、その軸心である電極軸をシステム光軸OAと略一致させ
るように配置されている。
図3(a)は、発光管1内に封入された第1及び第2電極15,16の先端部分の拡大
図である。第1及び第2電極15,16は、先端部15a,16aと、本体部15b,1
6bと、コイル部15c,16cと、芯棒15d,16dとを備える。第1及び第2電極
15,16の先端部分は、芯棒15d,16dにタングステンを巻き付け、これを加熱・
溶融することにより形成される。この際、巻き付けられたタングステンのうち溶融されな
かった残りの部分がコイル部15c,16cとなる。第1及び第2電極15,16の先端
側に塊状の本体部15b,16bを設けることで、熱容量を大きくすることができる。な
お、両電極15,16の作製段階、或いは本体部分11中に封入後の仕上げ工程時には、
両電極15,16に放電等の適当な処理を行って、両本体部15b,16bの先端部間に
所望のサイズの突起である先端部15a,16aを形成することができる。第1及び第2
電極15,16の先端部15a,16aは、発光管1の点灯時における放電の電極間距離
を定めるものとなり、発光管1の動作状態に影響を与える。また、第1及び第2電極15
,16の先端部15a,16aは、発光管1の点灯時に放電により主として電子の衝突を
受ける部分となる。
図3(b)は、放電によるダメージを説明する図である。図示のように、第1及び第2
電極15,16の先端部15a,16aの表面には、使用の継続すなわち点灯時間の経過
に伴って微小な凹凸61が発生する。先端部15a,16aに発生したこのような凹凸6
1は、先端部15a,16aの形状を変化させ、放電の起点の移動が連続的に起こるフリ
ッカや、当初の放電起点位置から放電起点が完全に移動するアークジャンプの原因となる
。例えば、第1電極15側において、その先端部15aに複数の凹凸61が形成されてお
り、第1電極15が陰極となる際に、先端部15aの頂部と凹凸61の頂部との間で輝点
が不規則に移動し、フリッカやアークジャンプが発生する。また、第2電極16側におい
ても、その先端部16aに凹凸61が形成されており、第2電極16が陰極となる際に、
先端部16aの頂部と凹凸61の頂部との間で輝点が不規則に移動し、フリッカやアーク
ジャンプが発生する。このような状態を放置すると、凹凸61が次第に大きくなり、フリ
ッカやアークジャンプによるアークの移動や変形が顕著なものとなる。アークの移動や変
形がある程度以上になると、光源装置100より後段の光学系の光の入射状態が変化し、
照明光量の低下や照度ムラが生じる。
以上のような現象を予防するため、この光源装置100では、定期的に両電極15,1
6への供給エネルギーを調整する補修モードでの点灯動作が行われる。つまり、この補修
モードでは、先端部15a,16aに微小な凹凸61が形成される前、あるいは浅い凹凸
61が形成され始めた劣化の初期段階で、第1電極15や第2電極16に対する供給エネ
ルギーを通常モード時よりも増加させることで、先端部15a,16aの表面層を一時的
に加熱し溶かす。その後、先端部15a、16aが過剰に溶融される前に点灯駆動を通常
モードに戻して先端部15a,16aの温度を元の温度まで低下させることにより、その
表面層を平滑化した状態に維持させる。このように、補修モードによる平滑化処理を定期
的に行うことで、先端部15a、16a上の凹凸61を除去することができる、あるいは
凹凸61の増大化を未然に防止することができるので、フリッカやアークジャンプが定常
的に生じることを防止でき、投射像の色ムラや輝度低下を比較的長期間に亘って抑えるこ
とができる。さらに、先端部15a、16aの先端を起点とした放電が持続されることに
より、先端側領域15g、16gに凹凸が発生しにくくなると推測される。
図1に戻って、照明光学系20は、光源光の光束方向を平行化する光平行化手段である
平行化レンズ22と、光を分割して重畳するためのインテグレータ光学系を構成する第1
及び第2フライアイレンズ23a,23bと、光の偏光方向を揃える偏光変換素子24と
、両フライアイレンズ23a,23bを経た光を重畳させる重畳レンズ25と、光の光路
を折り曲げるミラー26とを備え、これらにより均一化された略白色の照明光を形成する
。照明光学系20において、平行化レンズ22は、光源ユニット10から射出された照明
光の光束方向を略平行に変換する。第1及び第2フライアイレンズ23a,23bは、そ
れぞれマトリクス状に配置された複数の要素レンズからなり、平行化レンズ22を経た光
を第1フライアイレンズ23aを構成する要素レンズによって分割するとともに個別に集
光し、第1フライアイレンズ23aからの分割光束を第2フライアイレンズ23bの要素
レンズによって適当な発散角にして射出させる。偏光変換素子24は、PBS、ミラー、
位相差板等を一組の要素とするアレイで形成されており、第1フライアイレンズ23aに
より分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。重畳レ
ンズ25は、偏光変換素子24を経た照明光を全体として適宜収束させて、後段の各色の
光変調装置である液晶ライトバルブ40a,40b,40cの被照明領域に対する重畳照
明を可能にする。
色分離光学系30は、第1及び第2ダイクロイックミラー31a,31bと、反射ミラ
ー32a、32b、32cと、3つのフィールドレンズ33a,33b,33cとを備え
、照明光学系20により均一化された照明光を赤(R)、緑(G)、及び青(B)の3色
に分離するとともに、各色光を後段の液晶ライトバルブ40a,40b,40cへ導く。
より詳しく説明すると、まず、第1ダイクロイックミラー31aは、RGBの3色のうち
R光を透過させG光及びB光を反射する。また、第2ダイクロイックミラー31bは、G
Bの2色のうちG光を反射しB光を透過させる。この色分離光学系30において、第1ダ
イクロイックミラー31aを透過したR光は、反射ミラー32aを経て入射角度を調節す
るためのフィールドレンズ33aに入射する。また、第1ダイクロイックミラー31aで
反射され、さらに、第2ダイクロイックミラー31bでも反射されたG光は、入射角度を
調節するためのフィールドレンズ33bに入射する。さらに、第2ダイクロイックミラー
31bを通過したB光は、リレーレンズLL1、LL2及び反射ミラー32b、32cを
経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ33cに入射する。
液晶ライトバルブ40a,40b,40cは、入射した照明光の空間的強度分布を変調
する非発光型の光変調装置であり、色分離光学系30から射出された各色光に対応してそ
れぞれ照明される3つの液晶パネル41a,41b,41cと、各液晶パネル41a,4
1b,41cの入射側にそれぞれ配置される3つの第1偏光フィルタ42a、42b、4
2cと、各液晶パネル41a,41b,41cの射出側にそれぞれ配置される3つの第2
偏光フィルタ43a,43b,43cとを備える。第1ダイクロイックミラー31aを透
過したR光は、フィールドレンズ33a等を介して液晶ライトバルブ40aに入射し、液
晶パネル41aを照明する。第1及び第2ダイクロイックミラー31a,31bの双方で
反射されたG光は、フィールドレンズ33b等を介して液晶ライトバルブ40bに入射し
、液晶パネル41bを照明する。第1ダイクロイックミラー31aで反射され、第2ダイ
クロイックミラー31bを透過したB光は、フィールドレンズ33c等を介して液晶ライ
トバルブ40cに入射し、液晶パネル41cを照明する。各液晶パネル41a〜41cは
、入射した照明光の偏光方向の空間的強度分布を変調し、各液晶パネル41a〜41cに
それぞれ入射した3色の光は、各液晶パネル41a〜41cに電気的信号として入力され
た駆動信号或いは画像信号に応じて、画素単位で偏光状態を調節される。この際、第1偏
光フィルタ42a〜42cによって、各液晶パネル41a〜41cに入射する照明光の偏
光方向が調整されるとともに、第2偏光フィルタ43a〜43cによって、各液晶パネル
41a〜41cから射出される変調光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。以上
により、各液晶ライトバルブ40a,40b,40cは、それぞれに対応する各色の像光
を形成する。
クロスダイクロイックプリズム50は、各液晶ライトバルブ40a,40b,40cか
らの各色の像光を合成する。より詳しく説明すると、クロスダイクロイックプリズム50
は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼
り合わせた界面には、X字状に交差する一対の誘電体多層膜51a,51bが形成されて
いる。一方の第1誘電体多層膜51aは、R光を反射し、他方の第2誘電体多層膜51b
は、B光を反射する。クロスダイクロイックプリズム50は、液晶ライトバルブ40aか
らのR光を誘電体多層膜51aで反射して進行方向右側に射出させ、液晶ライトバルブ4
0bからのG光を誘電体多層膜51a,51bを介して直進・射出させ、液晶ライトバル
ブ40cからのB光を誘電体多層膜51bで反射して進行方向左側に射出させる。このよ
うにして、クロスダイクロイックプリズム50によりR光、G光及びB光が合成され、カ
ラー画像による画像光である合成光が形成される。
投射レンズ60は、投射光学系であり、クロスダイクロイックプリズム50を経て形成
された合成光による画像光を所望の拡大率で拡大してスクリーン(不図示)上にカラーの
画像を投射する。
図4は、図1及び図2に示す光源ユニット10を動作させる光源駆動装置70の構成を
模式的に示すブロック図である。光源駆動装置70は、図2等に示す一対の電極15,1
6間で放電を行うための交流電流を発生させるとともに、両電極15,16に対する交流
電流の供給状態を制御する。光源駆動装置70は、点灯装置70aと、制御装置70bと
、DC/DCコンバータ70cとを備える。ここで、点灯装置70aと制御装置70bと
は、発光管1に電力を供給するための駆動装置を構成する。なお、ここでは、一例として
、光源駆動装置70が、外部電源を使用する場合について説明する。つまり、光源駆動装
置70は、AC/DCコンバータ81に接続されており、AC/DCコンバータ81は、
商用電源90に接続されている。AC/DCコンバータ81は、商用電源90から供給さ
れる交流電流を直流に変換する。
点灯装置70aは、図2の光源ユニット10を点灯駆動させる回路部分である。点灯装
置70aにより、光源駆動装置70の出力の正負の電流比、周波数、デューティ比、波形
等が調整される。
制御装置70bは、例えば、マイクロプロセッサ等から構成され、点灯装置70aを駆
動制御する。そして、制御装置70bは、直流電源であるDC/DCコンバータ70cに
て生成された適切な駆動電圧により駆動される。
この制御装置70bは、光源ユニット10の種々の動作を可能にする制御機能を有する
。具体的には、制御装置70bに設けた電力変動制御部74が、点灯開始時に点灯装置7
0aを動作させて光源ユニット10に放電による発光を開始させるとともに、その後の起
動時に点灯装置70aの制御によって光源ユニット10を定電流の交流で駆動し、さらに
その後の安定動作時に点灯装置70aの制御によって光源ユニット10を定電力の交流で
駆動する。つまり、通常モードでの点灯動作が開始する。以上のようにして光源ユニット
10の点灯が開始されると、タイマ78により、点灯開始時からの経過時間の計測が行わ
れる。
電力変動制御部74は、通常モードと修正モードの制御プログラムにしたがって、点灯
装置70aの動作を管理し、点灯装置70aから図2の光源ユニット10のリード線18
a,18bに供給される駆動電圧及び駆動電流を制御する。例えば、点灯装置70aを制
御して出力を調整することによって、出力電流の振幅、出力の周波数、波形等を調整する
ことができる。これにより、陽極期間中及び陰極期間中における電流の絶対値の最大値を
調整し、陽極期間及び陰極期間を調整し、或いは矩形波に対して三角形状の波形を重畳さ
せて得た重畳波のピーク高さを調整することができる。
本実施形態では、制御装置70bが、フリッカやアークジャンプの発生を抑制するため
に、定期的に通常モードから補修モードに切り替わって動作する。すなわち、制御装置7
0bに設けた補修動作制御部75は、タイマ78により計測される経過時間すなわち点灯
時間に基づいて、一定時間経過する毎に光源ユニット10に供給する供給エネルギーの調
整を行う。
図5は、光源駆動装置70の動作例を説明するフローチャートである。以下、図5のフ
ローチャートを参照して補修モードにおける動作について詳細に説明する。なお、制御装
置70bは、点灯スイッチ(不図示)の動作を検出して処理を開始する。
まず、制御装置70bは、点灯装置70aを動作させて光源ユニット10の発光管1に
対し放電を開始させる(ステップS11)。
つぎに、制御装置70bは、電力変動制御部74を介して点灯装置70aを適宜動作さ
せ、光源ユニット10の発光管1を一定の状態の電流で発光させる(ステップS12)。
これにより、光源ユニット10の発光の輝度が徐々に上昇し、光源ユニット10の発光輝
度を目標値まで高めることができる。
その後、制御装置70bは、光源ユニット10の発光管1への供給電力が目標値に達し
たことを検出した段階で、電力変動制御部74を介して点灯装置70aを適宜動作させ、
発光管1に定電力を供給する安定動作すなわち通常モードでの動作に切り替える(ステッ
プS13)。これにより、光源ユニット10の発光管1を目標とする輝度で発光させるこ
とができる。また、この際、制御装置70bは、発光管1による点灯時間を測定するため
にタイマ78の動作を開始させる。
つぎに、制御装置70bは、タイマ78により点灯開始から一定時間が経過したか否か
を判定する(ステップS14)。点灯開始から一定時間が経過したか否かは、例えばmを
自然数とし、αを調整値として、点灯時間が例えば(10m)分〜(10m+α)分の期
間内にあるか否かによって判断される。この場合、光源ユニット10の点灯時間の増加を
10分刻みで検出することになる。なお、タイマ78によって計測される一定時間は、通
常モードでの駆動波形や発光管1のパラメータを考慮して、先端部15a、16aに発生
する凹凸61が補修モードで溶融できる範囲であり、事前にシミュレーションや実験など
によって設定される。
タイマ78が一定時間経過したと判定した場合、制御装置70bは、補修動作制御部7
5を介して点灯装置70aを適宜動作させ、両電極15,16の先端部15a,16aを
補修する。つまり、制御装置70bの補修動作制御部75が両電極15,16への電流波
形を調節する補修モードで所定期間だけ動作する(ステップS15)。補修モードにおい
て、補修動作制御部75は、第1及び第2電極15,16に対して、点灯装置70aを介
して陽極期間中の供給エネルギーを順次一時的に増大させることにより、対応する電極の
本体部15b,16bの先端部15a,16aの表面層を一旦加熱するとともに通常状態
に戻す。補修モードの動作は、より詳細には、第1補修工程(ステップS16)と第2補
修工程(ステップS17)とを含む。第1補修工程において、補修動作制御部75は、第
1電極15に対して、その陽極期間中の供給エネルギーに相当する電流値を例えば1〜1
00サイクル程度に亘って所定量だけ通常モード時の電流値に比較して増加させる。その
際、第1電極15の先端部15aの表面層は徐々に加熱・溶融される。その後、制御装置
70bは、上述の電流値を通常モード時の電流値に戻す。つまり、第1電極15に対して
供給されていた増加した電流値が通常モード時の電流値に一旦戻される。つぎに、第2補
修工程において、補修動作制御部75は、第2電極16に対しても、その陽極期間中の供
給エネルギーに相当する電流値を例えば1〜100サイクル程度に亘って所定量だけ通常
モード時の電流値に比較して増加させる。その際、第2電極16の先端部16aの表面層
は徐々に加熱・溶融される。その後、制御装置70bは、上述の電流値を通常モード時の
電流値に戻す。これにより、光源駆動装置70すなわち光源装置100は、通常モードで
動作するステップS13に復帰する。
一方、ステップS14で一定時間が経過していなかった場合、制御装置70bは、通常
モードでの動作を維持するとともに、消灯の信号を検出したか否かを検出する(ステップ
S18)。消灯の信号を検出しなかった場合、ステップS13に戻って発光管1に一定状
態の電力を供給する通常モードの動作を維持する。一方、消灯の信号を検出した場合、発
光管1への電力供給を停止して、発光管1の発光を停止させる。つまり、光源ユニット1
0を点灯させる限り、上述の動作(ステップS13〜S15,S18)が繰り返される。
以上説明した光源装置100では、駆動装置である光源駆動装置70が、周期的に(例
えば10分ごとに)補修モードで動作する。この補修モードにおいて、光源駆動装置70
は、両電極15,16に対して陽極期間中の供給エネルギーを順次増加させる。この補修
モードでの動作により、両電極15,16の先端側に存在する先端部15a,16aを過
剰に溶かさない程度にフリッカ又はアークジャンプの原因となる凹凸61を溶かすことが
できる。つまり、先端部15a,16aの表面がわずかに溶けて先端部表面の凹凸61等
が大きくなる前にならされる。これにより、両電極15,16の先端部15a,16aの
突起位置やその形状が比較的長期間安定し、照明光のチラツキの発生が抑えられるととと
もに比較的長期間に亘って照度を維持することができる。
図6(a)は、光源駆動装置70の駆動波形の一例を示すグラフであり、図6(b)は
、補修モードの動作タイミングを示すグラフである。ここで、横軸は時間を示し、縦軸は
供給電流値、及び補修モードのオン・オフを示す。図6(a)に示すように、駆動波形は
、通常モードでの動作時の安定動作時波形Taと、第1補修時波形Tbと、第2補修時波
形Tcとの3種類で構成されている。
通常モードでは、安定動作時波形Taにおいて、両電極15、16への供給電流値は、
第1電極15の陽極期間中において絶対値aに保たれており、第1電極15の陰極期間中
において絶対値aに保たれている。通常モードにおいて第1及び第2電極15、16のそ
れぞれの陽極期間中に供給されるエネルギーを第1供給エネルギーとする。
図6(b)に示すように、制御装置70bは、点灯開始から所定時間が経過したタイミ
ング(例えば10分ごと)で、点灯装置70aに対して、これらを補修モードで動作させ
るための補修モード信号を出力する。この補修モード信号は、この例では、第1補修工程
が実行される第1補修期間P1と、第2補修工程が実行される第2補修期間P2とにわた
って維持される。
補修モード信号が出力されると第1補修工程が開始される。図6(a)に示すように、
第1補修期間P1において、第1補修時波形Tbは、第1電極15の陽極期間中の供給電
流値について、通常モードにおける第1電極15の陽極期間中の供給電流値の絶対置aよ
り所定量だけ大きい絶対値bに設定される。言い換えると、第1補修工程における第1電
極15の陽極期間中に供給される第2供給エネルギーは、通常モードにおける第1電極の
陽極期間中に供給される第1供給エネルギーよりも所定量だけ大きい。一方、第1補修期
間P1において、第1補修時波形Tbは、第1電極15が陰極期間中の供給電流値、つま
り第2電極16の陽極期間中の供給電流値について、通常モードにおける第2電極16の
陽極期間中の供給電流値の絶対置aに保たれている。言い換えると、第1補修工程におけ
る第1電極15の陰極期間中に供給される第3供給エネルギー、つまり第2電極16の陽
極期間中に供給される第3供給エネルギーは、通常モードにおける第2電極16の陽極期
間中に供給される第1供給エネルギーと等しい。第1補修時波形Tbは、一定期間、例え
ば2サイクル分繰り返される。なお、上述の絶対値bとしては、例えば制御装置70bに
よって算出されもの又は予め記憶されたものが用いられる。この値bを算出する場合、上
述の通常値aを参照することができ、この値aは、点灯装置70aにおいて計測されたも
の又は予め管理されたものとすることができる。
このように、補修モードの第1補修工程における第1電極15の陽極期間中の第2供給
エネルギーを通常モードにおける第1電極15の陽極期間中の第1供給エネルギーよりも
増加させることにより、補修モードの第1補修工程における第1電極15の先端部15a
の温度を通常モードにおける第1電極15の先端部15aの温度よりも高くして、第1電
極15の先端部15aの表面層を一旦溶融する。一方、補修モードの第1補修工程におけ
る第2電極16の陽極期間中の第3供給エネルギーを通常モードにおける第2電極16の
陽極期間中の第1供給エネルギーと等しく保つことにより、補修モードの第1補修工程に
おける第2電極16の先端部16aの温度が通常モードにおける第2電極16の先端部1
6aの温度に保たれ、先端部16aの表面形状が維持される。そして、一定期間後(例え
ば2サイクル経過後)、第1電極15の陽極期間中における供給電流の絶対値をbからa
に戻すので、先端部15aの表面が一旦溶融によって滑らかになり通常モードでの動作状
態の温度に戻される。
つぎに、第2補修工程が開始される。第2補修期間P2において、第2補修時波形Tc
は、第2電極16の陽極期間中の供給電流値について、通常モードにおける第2電極16
の陽極期間中の供給電流値の絶対置aより所定量だけ大きい絶対値bに設定さる。言い換
えると、第2補修工程における第2電極16の陽極期間中に供給される第2供給エネルギ
ーは、通常モードにおける第1電極の陽極期間中に供給される第1供給エネルギーよりも
所定量だけ大きい。一方、第2補修期間P2において、第2補修時波形Tcは、第2電極
16が陰極期間中の供給電流値、つまり第1電極15の陽極期間中の供給電流値について
、通常モードにおける第1電極15の陽極期間中の供給電流値の絶対置aに保たれている
。言い換えると、第2補修工程における第2電極16の陰極期間中に供給される第3供給
エネルギー、つまり第1電極15の陽極期間中に供給される第3供給エネルギーは、通常
モードにおける第1電極15の陽極期間中に供給される第1供給エネルギーと等しい。第
2補修時波形Tcは、例えば2サイクル分繰り返される。
このように、補修モードの第2補修工程における第2電極16の陽極期間中に第2供給
エネルギーを通常モードにおける第2電極16の陽極期間中の第1供給エネルギーよりも
増加させることにより、補修モードの第2補修工程における第2電極16の先端部16a
の温度を通常モードにおける第2電極16の先端部16aの温度よりも高くして、第2電
極16の先端部16aの表面層を一旦溶融する。一方、補修モードの第2補修工程におけ
る第1電極15の陽極期間中の第3供給エネルギーを通常モードにおける第1電極15の
陽極期間中の第1供給エネルギーと等しく保つことにより、補修モードの第2補修工程に
おける第1電極15の先端部15aの温度が通常モードにおける第1電極15の先端部1
5aの温度に保たれ、先端部15aの表面形状が維持される。そして、一定期間後(例え
ば2サイクル経過後)、第2電極16の陽極期間中における供給電流の絶対値をbからa
に戻すので、先端部16aの表面が一旦溶融によって滑らかになり通常モードの動作状態
の温度に戻される。
以上のような一連の動作により、両電極15、16間で発生するアークのフリッカやア
ークジャンプが定常的に生じることを未然に、あるいは事後的に迅速に防止でき、投射像
の色ムラや輝度低下を比較的長期間に亘って抑えることができる。
なお、以上の例では、補修モードを構成する第1及び第2補修期間P1,P2を2サイ
クル分の長さとしたが、両電極15、16の補修に必要な温度上昇期間に対応させて両補
修期間P1,P2のサイクル数を増減させることができる。例えば差b−aを小さくした
場合、サイクル数を増加させ、差b−aを大きくした場合、サイクル数を減少させる。こ
の際、各補修期間P1,P2中において、両電極15、16の陽極期間中における供給電
流の大きさすなわち差b−aを一定にする必要はなく、徐々に増減させることができる。
図7は、図6(a)に示す光源駆動装置70の動作に関する変形例を示すグラフである
。この場合、補修モードの第1補修工程(第1補修期間P1)の第1補修時波形Tbにお
いて、第1電極15の陽極期間中の供給電流量を増加させないで第1電極15の陽極期間
を通常モードでの第1電極15の陽極期間t1からt2に所定量だけ増加させる。言い換
えると、第1補修工程における第1電極15の陽極期間中に供給される第2供給エネルギ
ーは、通常モードにおける第1電極の陽極期間中に供給される第1供給エネルギーよりも
所定量だけ大きい。一方、第1電極15の陰極期間、つまり第2電極16の陽極期間は通
常モードの第2電極16の陽極期間t1に保たれる。言い換えると、第1補修工程におけ
る第1電極15の陰極期間中に供給される第3供給エネルギー、つまり第2電極16の陽
極期間中に供給される第3供給エネルギーは、通常モードにおける第2電極16の陽極期
間中に供給される第1供給エネルギーと等しい。また、補修モードの第2補修工程(第2
補修期間P2)で、第2電極16の陽極期間中の供給電流量を増加させないで第2電極1
6の陽極期間を通常モードでの第2電極16の陽極期間t1からt3に所定量だけ増加さ
せる。言い換えると、第2補修工程における第2電極16の陽極期間中に供給される第2
供給エネルギーは、通常モードにおける第2電極の陽極期間中に供給される第1供給エネ
ルギーよりも所定量だけ大きい。一方、第2補修期間P2の第2補修時波形Tcにおいて
、第2電極16が陰極である期間、つまり第1電極15の陽極期間は、通常モードにおけ
る第1電極15の陽極期間t1に保たれている。言い換えると、第2補修工程における第
2電極16の陰極期間中に供給される第3供給エネルギー、つまり第1電極15の陽極期
間中に供給される第3供給エネルギーは、通常モードにおける第1電極15の陽極期間中
に供給される第1供給エネルギーと等しい。以上のような動作は、第1及び第2電極15
、16のうち先端部の補修を行なう一方の電極の陽極期間が長くなるように一時的に周波
数を減少させると見ることもできる。このような補修モードでの動作により、先端部15
a,16aの表面は滑らかになり、フリッカやアークジャンプによる輝度ムラが定常的に
生じることを防止でき、投射像の色ムラや輝度低下を比較的長期間に亘って抑えることが
できる。なお、以上の例では、補修モードを構成する第1及び第2補修期間P1,P2を
2サイクル分の長さとしたが、各補修期間P1,P2のサイクル数を1又は3以上の適当
な値とすることができる。
図8は、図6(a)に示す光源駆動装置70の動作に関する別の変形例を示すグラフで
ある。この場合、補修モードの補修期間P0において、第1電極15と第2電極16とを
同時に加熱する。補修モードにおいて、第1電極15の陽極期間中の供給電流量は、通常
モードにおける第1電極15の陽極期間中の供給電流値の絶対置aより所定量だけ大きい
絶対値bに設定されるとともに、第1電極15の陰極期間中の供給電流、つまり第2電極
16の陽極期間中の供給電流量は、通常モードにおける第2電極16の陽極期間中の供給
電流値の絶対置aより所定量だけ大きい絶対値bに設定される。言い換えると、補修モー
ドにおける第1及び第2電極15、16の陽極期間に供給される第2供給エネルギーは、
通常モードにおける第1及び第2電極15、16の陽極期間に供給される第1供給エネル
ギーよりも所定量だけ大きい。このような補修モードでの動作により、先端部15a,1
6aの表面は滑らかになり、フリッカやアークジャンプによる輝度ムラが定常的に生じる
ことを防止でき、投射像の色ムラや輝度低下を比較的長期間に亘って抑えることができる
。なお、以上の例では、補修モードでの駆動を2サイクル分の長さとしたが、サイクル数
を1又は3以上の適当な値とすることができる。
図9は、図6(a)に示す光源駆動装置70の動作に関する別の変形例を示すグラフで
ある。この場合、補修モードの第1補修工程(第1補修期間P1)で、第1電極15の陽
極期間中のみ供給電流量を増加させるが、この際、通常モードの矩形波に対して三角形状
の波形を重畳させそのピーク値を調節した重畳波とし、一定期間後、通常モードの矩形波
に戻す。また、補修モードの第2補修工程(第2補修期間P2)で、第2電極16の陽極
期間中のみ供給電流量を増加させるが、この際、通常モードの矩形波に対して三角形状の
波形を重畳させそのピーク値を調節した重畳波とし、一定期間後、通常モードの矩形波に
戻す。この場合も、補修モードでの動作により、先端部15a,16aの表面は滑らかに
なり、フリッカやアークジャンプによる輝度ムラが定常的に生じることを防止でき、投射
像の色ムラや輝度低下を比較的長期間に亘って抑えることができる。なお、以上の例では
、補修モードを構成する第1及び第2補修期間P1,P2を2サイクル分の長さとしたが
、両補修期間P1,P2のサイクル数を1又は3以上の適当な値とすることができる。ま
た、矩形波に重畳させる三角波による電流増加は、図示のように一様な場合に限らず、様
々に設定することができる。
以上で説明した第1実施形態では、周期的に実行される補修モードで、第1電極15に
対する第1補修工程と、第2電極16に対する第2補修工程とを一括して行っているが、
第1補修工程と第2補修工程とを分離することができる。すなわち、例えば奇数回目の補
修モードで、第1電極15に対する補修を行い、偶数回目の補修モードで、第2電極16
に対する補修を行うことができる。
また、上記第1実施形態では、タイマ78により点灯開始から一定時間が経過したか否
かを判定しているが、タイマ78により光源ユニット10の累積点灯時間を計測すること
もできる。この場合、累積点灯時間を基準として定期的に両電極15,16の補修を行う
ことになる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、一定時間経過毎に補修モードの動作を行ったが、第2実施形態では
、点灯及び消灯のタイミングにおいて補修モードの動作を行う。なお、第2実施形態は、
第1実施形態の変形であり、特に説明しない部分については第1実施形態と同様であるも
のとする。
図10は、第2実施形態における光源駆動装置70すなわち光源装置100の動作を説
明するフローチャートである。本実施形態の光源装置100では、制御装置70bは、光
源ユニット10の発光管1への供給電力が目標値に達したことを検出した段階、すなわち
ステップS12の後に、補修動作制御部75を介して点灯装置70aを適宜動作させ、補
修動作制御部75が両電極15,16に対する駆動波形を調節する補修モードで所定期間
だけ動作して、先端部15a,16aの表面の凹凸61を溶融し補修する(ステップS1
15)。本補修モードでの動作内容は、第1実施形態で説明した図5におけるステップS
15の動作と同様であり、詳細な説明を省略する。
さらに、制御装置70bは、消灯の信号を検出した場合、すなわちステップS12の後
に、補修動作制御部75を介して点灯装置70aを適宜動作させ、制御装置70bの補修
動作制御部75が両電極15,16に対する駆動波形を調節する補修モードで所定期間だ
け動作して、先端部15a,16aの表面の凹凸61を溶融し補修する(ステップS21
5)。本補修モードでの動作内容は、第1実施形態で説明した図5におけるステップS1
5の動作と同様であり、詳細な説明を省略する。
以上説明した第2実施形態では、点灯時及び消灯時を除いた点灯期間中も、両電極15
,16への供給エネルギーを調整する補修モードでの動作を定期的に実行しているが(ス
テップS15)、このような定期的動作を省略することもできる。つまり、点灯時と消灯
時にのみ、補修モードでの動作を実行することができる。さらに、点灯時にのみ補修モー
ドでの動作を実行することができ、あるいは消灯時にのみ補修モードでの動作を実行する
ことができる。
なお、この発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能で
ある。
上述した補修モード時の駆動波形を適宜組み合わせることもできる。すなわち、補修対
象の電極の先端部の補修モードの温度を通常モード時よりも高くし、先端部の凹凸を溶融
することができれば様々な波形を選択することができる。
光源装置100に組み込まれる光源ユニット10に用いるランプとしては、高圧水銀ラ
ンプやメタルハライドランプ等種々のものが考えられる。
また、上記実施形態のプロジェクタ200では、光源装置100からの光を複数の部分
光束に分割するため、一対のフライアイレンズ23a,23bを用いていたが、この発明
は、このようなフライアイレンズすなわちレンズアレイを用いないプロジェクタにも適用
可能である。さらに、フライアイレンズ23a,23bをロッドインテグレータに置き換
えることもできる。
また、上記プロジェクタ200において、光源装置100からの光を特定方向の偏光と
する偏光変換素子24を用いていたが、この発明は、このような偏光変換素子24を用い
ないプロジェクタにも適用可能である。
また、上記実施形態では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合の例について
説明したが、本発明は、反射型プロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「
透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを
意味しており、「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意
味している。反射型プロジェクタの場合、液晶ライトバルブは液晶パネルのみによって構
成することが可能であり、一対の偏光フィルタは不要である。なお、光変調装置は液晶パ
ネル等に限られず、例えばマイクロミラーを用いた光変調装置であってもよい。
また、プロジェクタとしては、投射面を観察する方向から画像投射を行う前面プロジェ
クタと、投射面を観察する方向とは反対側から画像投射を行う背面プロジェクタとがある
が、図1に示すプロジェクタの構成は、いずれにも適用可能である。
また、上記実施形態では、3つの液晶パネル41a〜41cを用いたプロジェクタ20
0の例のみを挙げたが、本発明は、1つの液晶パネルのみを用いたプロジェクタ、2つの
液晶パネルを用いたプロジェクタ、或いは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタ
にも適用可能である。
また、上記実施形態では、色分離光学系30や液晶ライトバルブ40a,40b,40
c等を用いて各色の光変調を行っているが、これらに代えて、例えば光源装置100及び
照明光学系20によって照明されるカラーホイールと、マイクロミラーの画素によって構
成されカラーホイールの透過光が照射されるデバイスとを組み合わせたものを用いること
によって、カラーの光変調及び合成を行うこともできる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタを説明する図である。 光源ユニットについて説明する断面図である。 (a)、(b)は、一対の電極の先端周辺部についての一例を示す拡大図である。 光源ユニットに組み込まれた電流駆動装置の構成を示すブロック図である。 光源ユニットの動作を説明するフローチャートである。 (a)、(b)は、動作波形等の一例を示すグラフである。 図6(a)の動作の変形例を説明するグラフである。 図6(a)の動作の別の変形例を説明するグラフである。 図6(a)の動作の別の変形例を説明するグラフである。 第2実施形態の光源ユニットの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
2…リフレクタ、 3…副鏡、 10…光源ユニット、 11…本体部分、 13,1
4…封止部、 15,16…第1電極、 15a,16a…先端部、 15b,16b…
本体部、 15c,16c…コイル部、 17a,17b…金属箔、 18a,18b…
リード線、 20…照明光学系、 22…平行化レンズ、 23a,23b…フライアイ
レンズ、 24…偏光変換素子、 25…重畳レンズ、 30…色分離光学系、 31a
,31b…ダイクロイックミラー、 40a,40b,40c…液晶ライトバルブ、 4
1a,41b,41c…液晶パネル、 50…クロスダイクロイックプリズム、 60…
投射レンズ、 61…凹凸、 70…光源駆動装置、 70a…点灯装置、 70b…制
御装置、 74…電力変動制御部、 75…補修動作制御部、 78…タイマ、 100
…光源装置、 200…プロジェクタ、 O…発光中心、 OA…システム光軸、 P1
…第1補修期間、 P2…第2補修期間

Claims (7)

  1. 相互間の放電により発光を行う第1電極及び第2電極を有する発光管と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に所定の交流電流を供給するとともに、前記第1電
    極及び前記第2電極のうち一方の電極が陽極である陽極期間中に前記一方の電極に所定の
    第1供給エネルギーを供給する通常モードと、前記一方の電極が陽極である陽極期間中に
    前記一方の電極に前記第1供給エネルギーよりも大きい所定の第2供給エネルギーを供給
    することによって前記一方の電極の温度を前記通常モード時の前記一方の電極の温度より
    も高めて前記一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層を溶かす補修モードとで動作可
    能であり、前記補修モードでの動作を、点灯のタイミングと消灯のタイミングとのうち少
    なくとも1つのタイミングで反復する駆動装置と、
    を備えるプロジェクタ。
  2. 相互間の放電により発光を行う第1電極及び第2電極を有する発光管と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に所定の交流電流を供給するとともに、前記第1電
    極及び前記第2電極のうち一方の電極が陽極である陽極期間中に前記一方の電極に所定の
    第1供給エネルギーを供給する通常モードと、前記一方の電極が陽極である陽極期間中に
    前記一方の電極に前記第1供給エネルギーよりも大きい所定の第2供給エネルギーを供給
    することによって前記一方の電極の温度を前記通常モード時の前記一方の電極の温度より
    も高めて前記一方の電極のうち少なくとも先端部の表面層を溶かす補修モードとで動作可
    能であり、前記発光管の点灯時間を基準として周期的に前記補修モードで動作する駆動装
    置と、
    を備えるプロジェクタ。
  3. 前記駆動装置は、さらに前記補修モードでの動作を、点灯のタイミングと消灯のタイミ
    ングとのうち少なくとも1つのタイミングで反復する請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記駆動装置は、前記補修モードにおいて、前記一方の電極が陽極期間中である場合の
    前記第2供給エネルギーを、前記一方の電極が陰極期間中である場合の第3供給エネルギ
    ーよりも大きくする、請求項1から請求項3のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  5. 前記駆動装置は、電流、陽極期間、及び矩形波に重畳させる三角波の高さの少なくとも
    1つを増加させることによって前記供給エネルギーを増加させる、請求項1から請求項4
    までのいずれか一項記載の光源装置。
  6. 前記駆動装置は、前記補修モードにおいて、前記第1電極及び前記第2電極に対する交
    流電流の供給を所定サイクル繰り返す、請求項1から請求項5までのいずれか一項記載の
    光源装置。
  7. 前記発光管からの照明光によって照明される光変調装置と、
    前記光変調装置を経た像光を投射する投射光学系と
    をさらに備える請求項1から請求項6までのいずれか一項記載のプロジェクタ。
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