JP2008307547A - ダイクッション装置及びプレス機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
上金型との間でワークを挟持するブランクホルダ11と、クッションピン12を介してブランクホルダ11を支持するダイクッションパッド13と、ワークが上金型と下金型とに挟み込まれ絞り加工されている際にダイクッションパッド13を弾性的に支持するエア式のクッションシリンダ14と、ダイクッションパッド13を昇降自在に支持するラックアンドピニオン機構20とを備え、ダイクッションパッド13とエア式のクッションシリンダ14との間には、上金型がワークに接触する寸前にダイクッションパッド13をラックアンドピニオン機構20にて降下させる降下用空間Cが設けられている。
【選択図】図2
Description
このダイクッション装置は、上金型との間でワークを挟持するブランクホルダと、クッションピンを介してブランクホルダを支持するダイクッションパッドと、ワークが絞り加工されている際にダイクッションパッドを弾性的に支持するエア式のクッションシリンダとを備える。
すなわち、請求項1に係るダイクッション装置は、プレス機械のベッドに設置されるダイクッション装置であって、上金型との間でワークを挟持するブランクホルダと、クッションピンを介して前記ブランクホルダを支持するダイクッションパッドと、前記ワークが前記上金型と下金型とに挟み込まれ絞り加工されている際に前記ダイクッションパッドを弾性的に支持するエア式のクッションシリンダと、前記ダイクッションパッドを昇降自在に支持する昇降装置とを備え、前記ダイクッションパッドと前記エア式のクッションシリンダとの間には、前記上金型が前記ワークに接触する寸前に前記ダイクッションパッドを前記昇降装置にて降下させる降下用空間が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係るダイクッション装置は、請求項1に記載のダイクッション装置において、前記昇降装置は、前記ベッド側に軸支されて回転駆動する、ナット部材もしくはボールねじの一方と、前記ダイクッションパッドに固定され前記ナット部材もしくは前記ボールねじの一方と歯合し、かつ前記ナット部材もしくは前記ボールねじの一方に対して昇降する前記ナット部材もしくは前記ボールねじの他方とを備えていることを特徴とする。
これによって、上金型がワークに接触する寸前に、ダイクッションパッドに支持されるブランクホルダも降下させ、ブランクホルダに載置されたワークも一緒に降下する。つまり、上金型がワークに接触する寸前に、ワークを上金型に対して逃げるように予備加速させることができ、上金型がワークに接触した際のワークの衝撃を緩和することができる。
なお、このような昇降装置としては、請求項2および請求項3に記載のように、ラックとピニオンギアとによる構成、あるいは、ナット部材とボールねじとによる構成を、採用することができる。
以下、本発明に係るダイクッション装置及びプレス機械の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るプレス機械1の実施形態を示す概略構成図である。
プレス機械1は、ワークWを絞り成形するために利用するものであって、図1に示すように、ベッド6と、ベッド6から上方に延びるアプライト2と、アプライト2を介してベッド6に支持されたクラウン3と、クラウン3から4本(図示では2本)のプランジャ4を介して連結されたスライド5と、ベッド6上に載置されたムービングボルスタ7とを備えて大略構成される。なお、スライド5の下面側には、上金型8が取り付けられ、ムービングボルスタ7の上面側には、下金型9が取り付けられる。
ボルスタ71は、下金型9が取り付けられるものであって、特に図示しないが、ダイクッション装置10を構成するクッションピン12を挿通自在とした、上面と下面とを貫通された貫通孔を多数備える。
キャリア72は、特に図示しないが、金型8,9を交換するためにボルスタ71をプレス機械1の外部へ移動させる移動手段を備え、適宜に設けられたリブにてボルスタ71を支持している。
図示するダイクッション装置10は、エア式のクッションシリンダ14を有しながら、ラックアンドピニオン機構20によりダイクッションパッド13を昇降させて予備加速機能を付加させた、いわゆるハイブリッド式のダイクッション装置10である。
クッションピン12は、ダイクッションパッド13から上方に延出するように設けられるものであって、下端がダイクッションパッド13に当接し、上端がブランクホルダ11の下側外フランジ112に当接して、ブランクホルダ11を支持する。
すなわち、駆動装置21は、図4に示すように、外部制御装置211に電気的に接続されている。外部制御装置211は、スライド5の位置を検出するスライド位置検出装置212と電気的に接続されており、このスライド位置検出装置212の検出信号にしたがって駆動装置21の駆動を制御している。
なお、降下用空間C=0となるように設定した場合、つまり、ダイクッションパッド13の下面と、クッションシリンダ14の上面とが当接する状態に設定した場合には、従来のエア式のダイクッションとして機能させて使用することができる。
また、エア式のクッションシリンダ14のうち、降下したダイクッションパッド13が当接する当接上面には、ウレタンパッドPが設けられているので、ダイクッションパッド13がエア式のクッションシリンダ14に当接した際の衝撃は、緩和されたものとなる。
次に、上述の第1実施形態のダイクッション装置10とは昇降装置(ラックアンドピニオン機構20)に関してのみについて異なる構成を有する、第2実施形態のダイクッション装置について説明する。
第2実施形態の昇降装置は、図示は省略するが、第1実施形態のラックアンドピニオン機構20に代え、ボールねじ機構が採用されて構成される。具体的には、第1実施形態のピニオンギア23が、ボールねじ用ナット部材で構成され、第1実施形態のラック24が、ボールねじで構成される。
なお、ボールねじ用ナット部材は、上述したような適宜の駆動力伝達機構を介して、サーボモータにより回転する。このボールねじ用ナット部材の回転により、ボールねじは昇降する。
例えば、上述の実施形態のダイクッション装置の昇降装置は、ラックアンドピニオン機構、あるいは、ボールねじ機構が採用されて構成されるものであったが、これに限定されることなく、油圧で昇降する油圧式機構が採用されるものであってもよい。なお、ラックアンドピニオン機構、あるいは、ボールねじ機構が採用される場合には、簡単かつ安価に設置することができて有利である。
また、ボールねじ機構に関しては、ボールねじがベッド側に軸支されて回転駆動し、これと相対的に昇降するボールねじ用ナット部材が、ダイクッションパッド側に固定されるように構成されるものであっってもよい。
Claims (4)
- プレス機械のベッドに設置されるダイクッション装置であって、
上金型との間でワークを挟持するブランクホルダと、
クッションピンを介して前記ブランクホルダを支持するダイクッションパッドと、
前記ワークが前記上金型と下金型とに挟み込まれ絞り加工されている際に前記ダイクッションパッドを弾性的に支持するエア式のクッションシリンダと、
前記ダイクッションパッドを昇降自在に支持する昇降装置とを備え、
前記ダイクッションパッドと前記エア式のクッションシリンダとの間には、前記上金型が前記ワークに接触する寸前に前記ダイクッションパッドを前記昇降装置にて降下させる降下用空間が設けられている
ことを特徴とするダイクッション装置。 - 請求項1に記載のダイクッション装置において、
前記昇降装置は、前記ベッド側に軸支されて回転駆動するピニオンギアと、
前記ダイクッションパッドに固定され、前記ピニオンギアと歯合して昇降方向に移動するラックとを備えている
ことを特徴とするダイクッション装置。 - 請求項1に記載のダイクッション装置において、
前記昇降装置は、前記ベッド側に軸支されて回転駆動する、ナット部材もしくはボールねじの一方と、
前記ダイクッションパッドに固定され前記ナット部材もしくは前記ボールねじの一方と歯合し、かつ前記ナット部材もしくは前記ボールねじの一方に対して昇降する前記ナット部材もしくは前記ボールねじの他方とを備えている
ことを特徴とするダイクッション装置。 - 上金型と下金型とによりワークを絞り成形するプレス機械であって、
前記ベッドには、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のダイクッション装置が設置されている
ことを特徴とするプレス機械。
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