JP2008305488A - 光ピックアップ及び光ディスクドライブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2種類の密度の異なる光ディスクに記録を行う場合に、対物レンズの中立位置をWDの小さくなるディスクに合焦するような位置に略一致させるように配置したことを特徴する光ピックアップを用い、さらに情報を記録する記録モードと、情報の記録は行わない休止モードを切り換える間欠動作切換手段を備え、間欠動作手段は、WDが小さくなる光ディスクの休止モードはフォーカス制御をおこなったままで、それ以外の光ディスクの休止モードは、フォーカス制御を外すように切り換えるように構成する。
【選択図】図2
Description
行うが、上記休止状態では電力消費がないため、読出し状態の時間( 読出し時間) と休止状態の時間( 休止時間) の比に応じて、平均的な消費電力を減らすことができる。また読み出し時にはレーザ発光部は連続点灯するが、レーザ発光部の温度が大きく上昇する前に休止状態にするので、休止状態のレーザ発光部の冷却によって、レーザ発光部の平均的な温度上昇を低減することができる。
カスやトラッキング引き込みなどの立上げ動作が必要となり、数秒程度の時間がかかる。
また起動時には、モータの回転制御等により、読出し状態より若干電力が増えことがあった。したがってMDのような音楽データの再生では、再生時間に対して休止時間が十分に長く取れるので、電力低減とともにレーザ発光部の温度上昇防止に非常に手段である。なお、この間欠再生技術は録音つまり光ディスクへの書込み時、すなわち間欠記録にも使うことができる。
本発明の光ディスク装置は、NAの異なる対物レンズによって光ビームを生成照射して密度の異なる複数種類の光ディスクからデータを読み出すことができる。これらの光ディスクは、光ディスクの表面側からレーザ光の照射を受け、データの記録および/または再生が可能となる構造を有している。
フォーカス制御、トラッキング制御が実施され、光ディスク上の情報信号が読み取れる状態、あるいは情報信号を光ディスク上に書き込める状態に起動する。
図6は、1レンズ構成で本発明のBDとDVDの記録を実現するためのピックアップの構成を示す断面図である。
(実施の形態3)
上記説明したように、本発明はレンズとのWDの狭くなるメディア種別(物理規格)に対して、その該当するレンズのフォーカス位置と中立位置を合致させるまたは近づけるように構成し、WDが小さくフォーカス位置と中立位置が近いほうのメディア種別(物理規格)においては、間欠動作の休止モードではトラッキング制御のみを外し、フォーカス制御を外さないようにし、WDが大きくフォーカス位置と中立位置が遠いほうのメディア種別(物理規格)においては、間欠動作の休止モードではトラッキング、フォーカス制御の両方を外すように構成することで、低消費電力とレンズ衝突の2つの課題を両立できる。
ビデオカメラの搭載される光ディスクドライブの姿勢に応じて、ピックアップのレンズの中立位置の設定をすることが望ましい。すなわち多くのビデオカメラの光ディスクドライブは垂直設置であるため、レンズの中立位置の設定は自重の影響なしの状態で、WDの小さいほうのメディアに対するフォーカス位置と、中立位置を合致あるいは近づけるように設定すればよい。
BD /DVD DVD専用 BD専用
WD 0.25-0.3/ 0.5 1.4 0.3(単位mm)
焦点深度 0.5 /1.5 1.5 0.5(単位μm)
S字範囲 2.3 /5.4 6.0 1.5(単位μm)
F値 1.3 /2.1 2.8 2.0
となり、特にS字範囲においては、BDはDVDの1/2になるので、間欠動作の休止でフォーカス制御を外す構成とした場合の記録モードへの移行で必要となるフォーカス引き込みの安定性を考えた場合、引き込み範囲が広いほうが有利なのは間違いない。この場合、WDが同程度であれば、DVDは、BDに比べフォーカス引き込みで、対物レンズがディスクから十分離間した状態でS字のピークを検出できるため、衝突する十分手前でフォーカス制御を引き込むことができる。
101 ディスクモータ
102 モータ駆動回路
103 光ピックアップ
106 サーボ制御回路
110 再生回路
111 波形等価回路
112 二値化回路
113 PLL回路
114 復調回路
115 エラー訂正回路
120 I/F回路
201、202 対物レンズ
203 フォーカスアクチュエータ
204 トラッキングアクチュエータ
205 赤色レーザダイオード
206 コリメータレンズ(DVD)
207 偏向ビームスプリッタ
208 検出レンズ(DVD)
209 検出レンズ(BD)
210 コリメータレンズ(BD)
211 4分割ディテクタ
219 青紫色レーザダイオード
222 プリアンプ
223,224,226 加算器
225、230 差動増幅器
227,228 加算器
231,232 ゲイン切換器
233,234 AD変換器
234 トラッキング駆動回路
235 フォーカス駆動回路
236 レーザ駆動回路
237 ローパスフィルタ(LPF)
300 DSP
301 フォーカス制御部
302 トラッキング制御部
303 スイッチ
304 スイッチ
305 ディスク判別部
306 LPC
307 間欠制御部
Claims (12)
- 第1の光ディスクに情報を記録するための第1の光ビームを放射する第1の光源と、第1の光ディスクよりも密度の低い第2の光ディスクに情報を記録する第2の光ビームを放射する第2の光源を具備し、前記第1、第2の光ビームを集束する少なくとも1つ以上の対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクに対して垂直方向に移動させることのできる駆動素子とを有し、前記対物レンズの中立位置を前記第1の光ディスク、第2の光ディスクのうち、前記対物レンズのワーキングディスタンスの小さい側のディスクに合焦する位置に略一致させるように配置したことを特徴する光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置を、前記第1の光ビームが前記第1の光ディスクに合焦する位置に略一致させるように配置したことを特徴する請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置を、自重の影響を受けない垂直置き状態での前記第1の光ディスクに合焦するような位置に略一致させるように配置したことを特徴する請求項2記載の光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置を、前記第1の光ディスクと衝突しない位置で、かつ前記第1の光ディスクに合焦する位置との差異を最小になるように配置したことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置を、前記第2の光ディスクと衝突しない位置で、かつ前記第2の光ディスクに合焦する位置との差異を最小になるように配置したことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置と前記第1の光ディスクに合焦する位置との差異は、第1、第2の対物レンズのワーキングディスタンスより小さく設定することを特徴とする請求項4、請求項5記載の光ピックアップ。
- 前記対物レンズの中立位置と前記第1あるいは第2の光ディスクに合焦する位置との差異は、0.2mm以下であることを特徴とする請求項4、請求項5記載の光ピックアップ。
- 第1の光ディスクに対し情報の記録あるいは再生を行うための第1の光ビームを放射する第1の光源と、第1の光ディスクよりも密度の低い第2の光ディスクに対し、情報の記録あるいは再生を行う第2の光ビームを放射する第2の光源を具備し、前記第1、第2の光ビームを集束する少なくとも1つの対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクのフォーカス方向とトラッキング方向に移動させることのできる駆動素子とを有する光ピックアップを具備し、
前記光ピックアップが生成する電気信号より、
装填されたディスクの種類を判別するディスク判別手段と、
光ビームの収束状態を制御するフォーカス制御手段と、光ビームの光ディスク上のトラックへの追従状態を制御するトラッキング制御手段と、
前記ディスク判別手段の判別結果に応じて、起動中あるいは起動後に、前記光ディスクに記録あるいは再生を行っていない状態においての、前記フォーカス制御手段、前記トラッキング制御手段のON/OFF動作を切り換えるように構成したことを特徴とする光ディスクドライブ。 - 前記第1または第2の光ディスクに情報を実際に記録する記録モードと、バッファメモリに記録データを蓄積して情報の記録は行わない休止モードを切り換える間欠動作切換手段を備え、
前記間欠動作手段は、前記第1の光ディスクの休止モードはフォーカス制御をおこなったままで、前記第2の光ディスクの休止モードは、フォーカス制御をOFFするように切り換えることを特徴とする請求項8記載の光ディスクドライブ。 - 前記第1の光ディスクに対し、情報の記録、再生が所定時間以上実行されなかった場合にはフォーカス制御は動作させたまま待機させることを特徴とする請求項8記載の光ディスクドライブ。
- 前記間欠動作手段は、前記第1の光ディスクの休止モードにおいては、フォーカス制御をおこなったままで、トラッキング制御を外すように構成することを特徴とする請求項9記載の光ディスクドライブ。
- 前記間欠動作手段は、前記第1の光ディスクの休止モードにおいては、フォーカス制御をおこなったままで、トラッキング制御を外し、さらに光ディスクと光ピックアップが衝突しないように前記駆動素子に電流を印加することを特徴とする請求項11記載の光ディスクドライブ。
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---|---|---|---|
JP2007151412A JP2008305488A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 光ピックアップ及び光ディスクドライブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007151412A JP2008305488A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 光ピックアップ及び光ディスクドライブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008305488A true JP2008305488A (ja) | 2008-12-18 |
JP2008305488A5 JP2008305488A5 (ja) | 2010-05-06 |
Family
ID=40234070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007151412A Pending JP2008305488A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 光ピックアップ及び光ディスクドライブ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008305488A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001134954A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-18 | Sony Corp | 光ディスク装置およびカートリッジ |
JP2002025088A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-25 | Hitachi Ltd | 対物レンズ駆動装置並びにディスク装置 |
JP2003281758A (ja) * | 2001-12-01 | 2003-10-03 | Samsung Electronics Co Ltd | 光ピックアップ用のアクチュエータ |
JP2007080401A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
-
2007
- 2007-06-07 JP JP2007151412A patent/JP2008305488A/ja active Pending
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