JP2008284784A - 表示装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED等の発光素子の設置個数を極力少なくしつつ、メッセージコードを容易に読み取ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、複数の発光部と、発光部の点消灯制御を行う制御部2とを有し、発光部は、複数の第1発光部(第1LED31〜第4LED34)と、第1発光部と異なる重み付けがなされ、かつ、異なる色で発光する第2発光部(第5LED35)から構成され、制御部2は、各発光部の点灯を組み合わせた点灯パターンにより1桁の数字を表示し、時間経過とともに点灯パターンを変化させて複数桁の数字からなるメッセージコードを表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の発光部を有し、発光部を組み合わせて点灯させて機器の状態等のメッセージを使用者に伝達する表示装置及びこれを備えたプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来から、LED(発光ダイオード)のような発光素子を複数用い、LEDを点滅させたり、点灯を組み合わせたりして機器の状態等をコード表示(以下「メッセージコード」という。)する表示装置が存在する。そして、従来、メッセージコードの桁数が大きな場合等、複雑な情報を使用者に伝達する場合、LEDの個数を増やすことで対応していた。
しかし、LEDの個数が増えると、当然、表示装置自体のコストが増大するとともに、LEDを設置するために必要なスペースも広くなってしまうという問題があった。この問題点に対し、特許文献1記載の発明が提案されている。具体的に、特許文献1には、X進数N桁(X≧2、N≧2)のコードを報知する手段として、第1、第2LEDと、各LEDの点消灯制御を行う制御部とを有し、制御部は、コードの桁変わり毎に点滅させるLEDを切り替えつつ、第1、第2LEDの一方のみを各桁の値に応じて点滅させる電子機器が開示されている。
特開2005−212330
上述したように、表示装置に設けるLED等の発光素子の個数は、できるだけ少ない方が、コスト、スペースの点から望ましい。その点からみれば、確かに、特許文献1記載の発明は、LEDの設置個数を少なくできる。しかし、特許文献1記載の発明は、X進数N桁のメッセージコードについて点滅回数で数字を伝達するところ、例えば、2進数や16進数で表現する場合(特許文献1:段落0018等参照)、2進数や16進数での数値表現を理解していることが前提となるが、使用者の全てが理解しているものではない。又、16進数でメッセージコードが例えば「FA」である場合など、1桁あたりの点滅回数が多くなると、数え間違いが生じやすくなり、メッセージを読み取り難いという一面がある。
一方、2進数で表示する場合、例えば、同じ数を表そうとした場合、2進数は、10進数よりも桁数が多くなる(例えば999(10)=1111100111(2))。従って、尚更、メッセージの読み取り難い場合もある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、LED等の発光素子の設置個数を極力少なくしつつ、メッセージコードを容易に読み取ることができる表示装置を提供することを課題とする。又、本発明は、このような表示装置を備えることにより、装置の状態を容易に把握できる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため請求項1に係る発明は、表示装置において複数の発光部と、前記発光部の点消灯制御を行う制御部とを有し、前記発光部は、複数の第1発光部と、前記第1発光部と異なる重み付けがなされ、かつ、異なる色で発光する第2発光部から構成され、前記制御部は、各前記発光部の点灯を組み合わせた点灯パターンにより1桁の数字を表示し、時間経過とともに前記点灯パターンを変化させて複数桁の数字からなるメッセージコードを表示することとした。
この構成によれば、発光部の総数が少数であっても、第2発光部の重み付けが異なっているので、点灯パターンとして、第1発光部と第2発光部を組み合わせることで多様な数字を表現することができる。即ち、発光部の重み付けを同一にした場合に比べ、発光部の設置個数を従来よりも少なくすることができるから、コストダウンや設置スペースの削減を図ることができる。又、時間経過とともに点灯パターンを変化させるから、複数桁を有するメッセージコードであっても読み取りが容易に行える。しかも、重み付けが異なっている第2発光部の発光色を第1発光部と異ならせるから、尚更、数字の読み取りが容易になる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1記載の構成において、前記発光部は、前記第1発光部を4つ、前記第2発光部を1つ備え、前記第1発光部の重み付け値は「1」であり、前記第2発光部の重み付け値は「5」であることとした。
この構成によれば、0乃至9の数字を表現することができ、メッセージコードを10進数で表現することができる。即ち、発光部の重み付けを同一にした場合、少なくとも9つの発光部(全消灯状態を0とする)が必要であるが、本発明は5つでよく、コストダウンやスペース削減が図れるとともに、重み付け値「5」の第2発光部の発光色のみ異ならせているから、数字の読み取りが容易である。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の構成において、前記制御部は、前記点灯パターンの変化を繰り返すことにより、メッセージコードを繰り返し表示することとした。
この構成によれば、点灯パターンを変化させて表示された複数桁のメッセージコードを使用者が途中で見落とした場合でも、メッセージコードを繰り返して表示するから、確実に使用者は、メッセージコードを読み取ることができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3に記載の構成において、前記制御部は、メッセージコードを表示する際に、数字を示す点灯パターンとは異なる点灯パターンで前記第1発光部及び前記第2発光部を点灯させた後、メッセージコードを表示することとした。
この構成によれば、使用者は、メッセージコードを表示する際の最初の時点を容易に把握することができ、複数桁のメッセージコードを繰り返し表示した場合に、現在何桁目を表示しているか把握できないことを防ぐことができる。又、数字を表現するための点灯パターンと異なる点灯パターンを複数用意すれば、メッセージコードの重要性や種類等の付加情報も併せて表示することができる。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4に記載の構成において、前記第2発光部は、2色以上で発光することが可能であり、前記制御部は、メッセージコードを表示する際に、前記第2発光部を、メッセージコードを表示する時の発光色とは異なる色で点灯させた後、メッセージコードを表示することとした。
この構成によれば、第2発光部の発光色を異ならせて点灯させるだけで、数字を表現する場合の点灯パターンと異なる点灯パターンを表示することができる。従って、メッセージコードを繰り返し表示した場合、メッセージコードを表示する前に、第2発光部の発光色を異ならせるだけで、メッセージコードの最初の桁を把握することができ、現在何桁目を表示しているか把握できないことを防ぐことができる。又、第2発光部の発光色を異ならせ、併せて、第1発光部の点灯数も調整すれば、メッセージコードの重要性や種類等の付加情報も併せて表示することができる。
又、請求項6に係る発明は、画像形成装置は、請求項1乃至5に記載の表示装置を備えることとした。
この構成によれば、発光部の設置個数が少なくてすむ表示装置を採用するから、低コストの画像形成装置を提供することができ、表示装置の設置スペースも少なくて済むから、画像形成装置を小型化することができる。又、本発明の表示装置により、複雑なメッセージコードも容易に解読でき、画像形成装置の状態を把握することができるから、使用者は画像形成装置の状態を容易に把握できる。
上述したように、本発明によれば、複数桁を有するような複雑なメッセージコードであっても、使用者は容易にそのメッセージコードを判読することができ、しかもそのための発光部は少なくて済むから、コストダウン、省スペースを達成することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜5を参照しつつ説明する。但し、本実施形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
本発明の第1の実施形態に係る説明では、本発明(表示装置)を画像形成装置としてプリンタ1に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ1のシステム構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態におけるプリンタ1は、装置全体の動作を制御する制御部2を有する。そして、プリンタ1は、表示部3、操作部4、画像形成部5、定着装置6、I/F7(インターフェイス)、検知部8等を有し、これらは制御部2と接続されている。
制御部2は、プリンタ1内に適宜設けられる制御基板上に設けられ、CPU21(中央演算処理装置)と記憶部22等を有する。記憶部22は、情報(制御プログラムや画像データなど)の格納・展開領域として用いられ、又、表示部3におけるLEDの点灯パターンや点灯時間等の制御プログラムも格納されている。具体的に、記憶部22は、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)や、不揮発性の記憶装置であるROM(Read Only Memory)で構成される。
表示部3は、複数の発光部から構成され、制御部2に点灯パターンを制御され、メッセージコードを表示する。本実施形態におけるプリンタ1では、各発光部は、LEDで構成され、全部で5つ設けられている。尚、発光部の詳細は後述する。
前記操作部4は、使用者の操作を受け付けるためのものであり、本実施形態では、ゴーキー41とキャンセルキー42を有する。ゴーキー41は、オンライン状態とオフライン状態の切り替えや、エラー表示を解除する場合等に押下される。キャンセルキー42は、実行中の処理を中止する場合等に押下される。
前記画像形成部5は、外部コンピュータ100(PC等)から送信された画像データに基づいて用紙上にトナー画像を形成する。画像形成部5は、感光体ドラムや帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置等を有し(いずれも不図示)、プリンタ1内で適宜搬送される用紙にトナー像を形成する。
具体的には、感光体ドラムの周面を帯電装置が所定の電位に帯電させ、半導体レーザ装置やポリゴンミラー等を有するレーザユニットからなる露光装置が、帯電状態の感光体ドラムを形成する画像の画像データにあわせて、走査・露光することで、静電潜像が感光体ドラムの周面上に形成される。その静電潜像に現像装置がトナーを供給してトナー像として現像を行う。その後、転写装置は、トナー像を感光体ドラムから用紙に転写する。
前記定着装置6は、画像形成部5で形成されたトナー像が転写された用紙を加圧・加熱する。この加圧・加熱により用紙上のトナーは、溶融、加熱され、その結果、用紙に定着する。
前記I/F7は、プリンタ1とネットワーク等により接続される1又は複数の外部コンピュータ100からの画像データ等を受け付ける部分である。又、プリンタ1の状態情報を外部コンピュータ100に送信する場合にも利用される。即ち、I/F7は、プリンタ1と外部コンピュータ100とのデータの送受信を行う。
前記検知部8は、装置の故障やエラー発生等を検知する。この検知部8は、プリンタ1の動作を制御するCPU21やプリンタ1各部に設けられる複数のセンサ81等から構成される。例えば、センサ81は、紙詰まりや用紙切れと言ったエラーの発生を検知する。一方、CPU21は、記憶部22のROMに格納されているプログラム等のデータの破壊が生じたような場合、データの異常を検知する。尚、詳細は後述するが、検知部8の検知結果により、故障やエラーの種類ごとに割り当てられたメッセージコードを、表示部3で表示する。
このように、プリンタ1を構成する各部と制御部2は接続されており、制御部2は、プリンタ1全体の動作の制御を行う。本発明に関して言えば、表示部3における表示を制御部2が制御しているので、表示部3と制御部2で1つの表示装置を形成し、表示装置がプリンタ1に組み込まれている。
次に、図2を用いて、本発明の第1の実施形態に係る表示部3について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ1の概略斜視図である。
図2に示すように、本実施形態では、表示部3には5つのLED(発光部に相当)が設けられ、制御部2が点消灯の制御を行う。ここで、説明の便宜上、図2において、5つの並べられたLEDのうち、上段中央に位置するLEDを第1LED31とし、上段左端に位置するLEDを第2LED32とし、下段左端に位置するLEDを第3LED33とし、下段右端に位置するLEDを第4LED34とし、上段右端に位置するLEDを第5LED35とする。
そして、第1LED31、第2LED32、第3LED33、第4LED34は、同一色で発光し、第5LED35は、第1LED31〜第4LED34とは異なる色で発光する。言い換えると、第5LED35は、第1発光部(第1LED31〜第4LED34)と異なる色で発光する第2発光部として機能する。そして、これらの第1LED31〜第5LED35を組み合わせた点灯パターンにより、メッセージコードを表示する。
そして、表示部3の近傍に、操作部4(ゴーキー41及びキャンセルキー42)が設けられ、表示部3と操作部4がひとかたまりとなるように配置される。尚、プリンタ1の上面は、画像形成済みの用紙が排出される排出トレイ1aが配され、下部には用紙を積載して収容するためのカセット1bが配されている。
次に、図3に基づき、本発明の第1の実施形態に係る表示部3の点灯パターンについて説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る表示部3の点灯パターンの一例を説明するための説明図である。
まず、図3について説明しておくと、第1LED31〜第5LED35における黒塗り丸印は、消灯状態を示す。そして、第1LED31〜第4LED34における白抜き丸印は点灯状態を示す。又、第5LED35は、第1LED31〜第4LED34と発光色が異なるので、網掛け丸印で点灯状態を示す。尚、第1LED31〜第5LED35の発光色は特に限られたものではなく、例えば、第1LED31〜第4LED34は「緑」、第5LED35は「赤」と言うように適宜設定できる。
そして、図3に示すように、本実施形態では、第1LED31〜第5LED35の点灯を組み合わせて、10進数における0〜9の数字のいずれかを表示する。具体的には、0を表示する場合には、全てのLEDを消灯する。1〜4を表示する場合には、数字が1つ大きくなるに従って、第1LED31〜第4LED34の点灯数を順に1つずつ増加させる。そして、5を表示する場合は、第5LED35のみを点灯させる。又、6〜9を表示する場合は、第5LED35に加えて、数字が1つ大きくなるに従い、第1LED31〜第4LED34の点灯数を順に1つずつ増加させる。
即ち、本実施形態においては、第1LED31〜第4LED34の重み付け値は「1」であり、第5LED35は、重み付け値は「5」であり、この5つのLEDの点灯を組み合わせることにより、0〜9の数字を表す。
尚、上述した点灯パターンは一例に過ぎず、例えば、第1LED31〜第5LED35の点灯と消灯を逆転させる等、他の点灯パターンにより、0〜9の数字を表現しても良く、適宜設定可能である。
次に、図4に基づき、本発明の第1の実施形態に係る表示部3がメッセージコードを表示する場合の点灯について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る表示部3がメッセージコードを表示する場合の点灯を説明するための説明図であり、(a)は、メッセージコードを表示する前に、最初に表示する点灯パターンの一例を示す図であり、(b)は、メッセージコードの表示の一例を示す図である。
まず、制御部2は、メッセージコードを表示する際に、数字を示す点灯パターンとは異なる点灯パターンで第1LED31〜第4LED34及び第5LED35を点灯させた後、メッセージコードを表示する。これは、メッセージコードを繰り返し表示した場合、メッセージコードの最初の時点を認識できるようにするためである。そのための点灯パターンの一例を図4(a)に示す。
そして、数字を示す点灯パターンと異なる点灯パターンは多数考えられるが、図4(a)に示すように、例えば3種類挙げることができる。そして、これらの数字を示す点灯パターンと異なる点灯パターンを複数用意することで、本実施形態では、これから示すメッセージコードの種類や重要度(レベル)をあらかじめ表示することができ、メッセージコードに付加情報を加えることができる。
例えば、レベル1は、故障、エラーの程度が低く、プリンタ1の使用者が、対応できる程度であり、レベル2では、メンテナンスを行うサービスマンを呼ぶ必要があり、レベル3では、サービスマンでも対応できず、工場にて修理が必要というように適宜設定することができる。又、各レベルにおける故障、エラーの内容を、プリンタ1の取扱説明書等に記載しておき、参照できるようにしても良い。
そして、メッセージコードに先駆けて、図4(a)に示す数字と異なる点灯パターンを表示した後、メッセージコードの表示を行う。その一例を図4(b)に示す。尚、図4(b)では、メッセージコードとして「037」を表示する場合について説明する。
まず、メッセージコードに先駆けて、図4(a)に示した故障又はエラーのレベルを示す表示を行う。その後、制御部2は、第1LED31〜第5LED35を組み合わせて点灯させ(図3参照)、各点灯パターンにより1桁の数字を表示し、図4(b)中の矢印で示すように時間経過とともに点灯パターンを変化させ、複数桁の数字からなるメッセージコードを表示する。
具体的に説明すると、まず、レベル1の表示をし続け、一定時間経過後、一旦、全LEDを消灯し「0」の表示を行い、一定時間経過後、第1LED31と第2LED32と第3LED33を点灯し「3」を表示し続け、一定時間経過後、第5LED35と第1LED31と第2LED32を点灯し「7」を表示し続ける。以上の表示より、「プリンタ1は、レベル1の故障、エラーの状態であって、そのコードは、037」であることを伝達することができる。
尚、次の数字の表示に移行するまでの一定時間は、任意に設定できるものであり、例えば、1秒間、若しくは数秒間、表示を継続した後、次の表示に移行するというような設定をすることができる。又、この次の表示に移行するまでの時間については、制御部2のCPU21が管理すれば良い。
このように、10進数の3桁のような複雑なメッセージコードであっても、5つのLEDだけで容易に、かつ迅速に伝達できる。従って、従来のような、発光部の点滅回数で数字を表現したり、2進数、16進数等でメッセージコードの表示を行ったりする場合に比べ、明らかにメッセージコードの読み取りが容易になる。又、本発明によれば、3桁だけでなく、たとえ4桁、6桁と桁数が上がってもメッセージコードの読み取りが容易であり、メッセージコード数が多くても十分対応可能である。
従って、使用者、サービスマンは、容易かつ迅速に故障、エラーの発生原因を把握することができる。又、例えば、工場出荷時の検査等において、メッセージコードの表示が出た場合、そのメッセージコードを読み取れば、直ちに対応することができ、生産性を高めることもできる。
そして、メッセージコードの最も下位の桁まで表示が完了し、一定時間経過後、本実施形態の表示部3は、制御部2は、点灯パターンの変化を繰り返して(点灯パターンの切替を繰り返して)、メッセージコードを繰り返し表示する。
この切替により、使用者やサービスマン等がメッセージコードの一部を見落としたとしても、再度確認することができ、確実にメッセージコードを読み取ることができる。しかも、メッセージコードに先駆けて、故障、エラーのレベルを示す表示も行うから、メッセージコードの先頭を容易に認識でき、メッセージコードを確実に読み取ることができる。
次に、図5を用いて、本発明の第1の実施形態に係る表示部3の表示の制御について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る表示部3の表示の制御の一例を示すフローチャートである。
まず、メッセージコードを表示する前段階として、プリンタ1に故障、エラーが発生したことを検知部8が検知する(ステップ♯1)。即ち、プリンタ1に異常があった場合、制御部2のCPU21がその異常発生を受け付ける。
そうすると、CPU21は、そのままプリンタ1を動作させても、正常な画像形成を行うことができないため、プリンタ1が動作中であれば、その動作を停止する(ステップ♯2)。そのプリンタ1の動作停止と並行して、CPU21は、故障、エラーの内容の診断、判定を行う(ステップ♯3)。このステップ♯2とステップ♯3は、どちらを先に行っても構わない。
そして、CPU21は、故障、エラーの種類ごとに割り当てられた表示部3で表示すべきメッセージコードを決定する(ステップ♯4)。そして、CPU21は、そのメッセージコードに対応するレベルの点灯パターンと、メッセージコードの各桁の点灯パターンを行えるように、表示部3の第1LED31〜第5LED35を点灯制御するための制御プログラムやデータを記憶部22から読み出す。
そして、CPU21は、第1LED31〜第5LED35の点灯制御を行って、メッセージコードの表示に先立って、故障、エラーのレベル表示の点灯制御を行う(ステップ♯5)。そして、一定時間が経過した後、メッセージコードを表示する(ステップ♯6)。メッセージコードは、最上位の桁から表示し、一定時間が経過するごとに、順に下位の桁を表示していく。尚、一定時間が経過したかは、制御部2等に適宜設けられる制御用のタイマを利用し、CPU21にタイマが一定時間経過したことを通知すればよい。
そして、CPU21は、表示すべきメッセージコードを最下位の桁まで表示し終えると、繰り返し表示が必要か否かを確認する(ステップ♯7)。本実施形態では、レベル表示及びメッセージコードを繰り返し表示するが、既に、使用者等がメッセージコードを確認できた場合などメッセージコードの表示がもはや不要な場合もある。
そのため、メッセージコードの表示中に、例えば、操作部4のゴーキー41やキャンセルキー42の両方若しくはいずれか一方が押下された場合などに、その入力をCPU21が受け付けて、メッセージコードの繰り返し表示は不要と判断することができる(ステップ♯7のYes)。メッセージコードの繰り返し表示が必要ならば(ステップ♯7のNo)、ステップ♯5まで戻り、繰り返し表示を行う。
次に、図6を用いて、本発明の第2の実施形態に係る表示部3の表示について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る表示部3がメッセージコードを表示する場合の点灯を説明するための説明図であり、(a)は、メッセージコードを表示する際に、最初に表示する点灯パターンの一例を示す図であり、(b)は、メッセージコードの表示の一例を示す図である。
ここで、本実施形態では、第2発光部としての第5LED35は、2色以上で発光することが可能である。言い換えると、第1の実施形態における第5LED35よりも更に1色以上多く発光できる点で差異を有する。尚、説明の便宜のため、本実施形態では、第5LED35は、2色発光型とする。例えば、第5LED35には、例えば、1色目が赤、2色目が青で発光するものを採用することができるが、第1LED31〜第4LED34と重複しなければ適宜設定可能である。
尚、第1の実施形態と第2の実施形態の大きな差異は、第5LED35が2色発光するか否かという点であるから、以下では、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同様に適用できるので説明を省略する。
まず、本実施形態では、図3に示した場合と同様に、第1LED31〜第5LED35により10進数の0〜9を表示する。従って、第1の実施形態の場合と同様に、第5LED35についてみれば、その発光色のうち、1色目を使用して5〜9を表示することになる。
しかし、本実施形態では、制御部2は、メッセージコードを表示する際に、第5LED35を、メッセージコードでの発光色とは異なる色(即ち2色目)で点灯させた後、メッセージコードを表示する点で異なる。これにより、メッセージコードを繰り返し表示した場合、メッセージコードの最初の時点を容易に認識できる。
そして、図6(a)に示すように、メッセージコードを表示する際に、第5LED35を、2色目で点灯させる際に、第1の実施形態と同様に、制御部2は、一部又は全部の第1LED31〜第4LED34も併せて点灯させると、これから示すメッセージコードの種類や重要度(レベル)をあらかじめ表示することができる。
ここで、第1の実施形態では、数字を示す点灯パターンと異なる点灯パターンを複数用意することで、メッセージコードの種類や重要度をあらかじめ表示していた(図4(a)参照)。従って、第1の実施形態では、メッセージコードの繰り返し表示を行う場合、メッセージコードを表示しているのか、故障、エラーのレベルを表示しているのか確認するため、使用者等は、第1LED31〜第4LED34の点灯数に加え、点灯位置も把握しなければならず、メッセージコードの最初の部分を認識し難い場合も生じ得る。
しかし、本実施形態では、第5LED35を2色目で発光させ、第1LED31〜第4LED34の点灯数を増減させるだけで、数字を示す点灯パターンと異なる点灯パターンを5つ示すことができる。即ち、第1LED31〜第4LED34の全消灯から全点灯までの5つの状態が、点灯数の増減だけで表示することができる。そうすると、レベル表示として5つまでで十分であるならば、第1LED31〜第4LED34の点灯位置を把握せずに点灯数を確認するだけで、使用者等は、故障、エラーのレベルを認識できる。従って、数字を表示する際も、第5LED35の1色目の点灯の有無と、第1LED31〜第4LED34の点灯数だけで、0〜9の数字を表現することができるので、第1LED31〜第4LED34の点灯位置を常に確認するという作業から解放される。要するに、表示の読み取りが簡易なものとなる。
次に、図6(b)を用いて、本実施形態におけるメッセージコードの表示について説明する。まず、メッセージコードに先駆けて、故障又はエラーのレベルを示す表示を行う点は、第1の実施形態と同様であるが、図6(b)に示すように、制御部2は、第5LED35を2色目で表示させる点で異なる。尚、その後、制御部2は、第1LED31〜第5LED35(第5LED35は1色目で発光)を組み合わせて点灯させ(図3参照)、時間経過とともに点灯パターンを変化させ、複数桁の数字からなるメッセージコードを表示する点は同様である。
このようにして、図6(b)で示す一例のように、第1の実施形態と同様に、「プリンタ1は、レベル1の故障、エラーの状態であって、そのコードは、037」であることを伝達することができる。
このようにして、第1及び第2の実施形態によれば、発光部(第1LED31〜第5LED35)の総数が少数であっても、第2発光部(第5LED35)の重み付けが異なっているので、点灯パターンとして、第1発光部(第1LED31〜第4LED34)と第2発光部を組み合わせることで多様な数字を表現することができる。即ち、発光部の重み付けを同一にした場合に比べ、発光部の設置個数を従来よりも少なくすることができるから、コストダウンや設置スペースの削減を図ることができる。又、時間経過とともに点灯パターンを変化させるから、複数桁を有するメッセージコードであっても読み取りが容易に行える。しかも、重み付けが異なっている第2発光部の発光色を第1発光部と異ならせるから、尚更、数字の読み取りが容易になる。
又、発光部の点灯の組み合わせにより、0〜9の数字を表現することができ、メッセージコードを10進数で表現することができる。即ち、発光部の重み付けを同一にした場合、少なくとも9つの発光部(全消灯状態を0とする)が必要であるが、本発明は5つでよく、コストダウンやスペース削減が図れるとともに、重み付け値「5」の第2発光部の発光色のみ異ならせているから、数字の読み取りが容易である。
又、点灯パターンを変化させて表示された複数桁のメッセージコードを使用者が途中で見落とした場合でも、メッセージコードを繰り返して表示するから、確実に使用者は、メッセージコードを読み取ることができる。
又、制御部2は、メッセージコードの表示の前に、数字を示す点灯パターンとは異なる点灯パターンで点灯するか、若しくは、数字を示す点灯パターンとは異なる色で第2発光部を発光させるから、使用者は、メッセージコードを表示する際の最初の時点を容易に把握することができ、複数桁のメッセージコードを繰り返し表示した場合に、現在何桁目を表示しているか把握できないことを防ぐことができる。又、数字を表現するための点灯パターンと異なる点灯パターンを複数用意すれば、メッセージコードの重要性や種類等の付加情報も併せて表示することができる。
この構成によれば、発光部の設置個数が少なくてすむ表示装置(制御部2、表示部3)を採用するから、低コストの画像形成装置(プリンタ1)を提供することができ、表示装置の設置スペースも少なくて済むから、画像形成装置を小型化することができる。又、本発明の表示装置により、複雑なメッセージコードも容易に解読でき、画像形成装置の状態を把握することができるから、使用者は画像形成装置の状態を容易に把握できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
複数の発光部を組み合わせて点灯し、機器の状態等のメッセージを使用者に伝達する表示装置及びこれを備えた画像形成装置に利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係るプリンタ1のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンタ1の概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部3の点灯パターンの一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部3がメッセージコードを表示する場合の点灯を説明するための説明図であり、(a)は、メッセージコードを表示する前に、最初に表示する点灯パターンの一例を示す図であり、(b)は、メッセージコードの表示の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部3の表示の制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示部3がメッセージコードを表示する場合の点灯を説明するための説明図であり、(a)は、メッセージコードを表示する際に、最初に表示する点灯パターンの一例を示す図であり、(b)は、メッセージコードの表示の一例を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 制御部(表示装置の一部)
3 表示部(表示装置の一部)
31 第1LED(発光部、第1発光部)
32 第2LED(発光部、第1発光部)
33 第3LED(発光部、第1発光部)
34 第4LED(発光部、第1発光部)
35 第5LED(発光部、第2発光部)

Claims (6)

  1. 複数の発光部と、前記発光部の点消灯制御を行う制御部とを有し、
    前記発光部は、複数の第1発光部と、前記第1発光部と異なる重み付けがなされ、かつ、異なる色で発光する第2発光部から構成され、
    前記制御部は、各前記発光部の点灯を組み合わせた点灯パターンにより1桁の数字を表示し、時間経過とともに前記点灯パターンを変化させて複数桁の数字からなるメッセージコードを表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記発光部は、前記第1発光部を4つ、前記第2発光部を1つ備え、前記第1発光部の重み付け値は「1」であり、前記第2発光部の重み付け値は「5」であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記点灯パターンの変化を繰り返すことにより、メッセージコードを繰り返し表示することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、メッセージコードを表示する際に、数字を示す点灯パターンとは異なる点灯パターンで前記第1発光部及び前記第2発光部を点灯させた後、メッセージコードを表示することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第2発光部は、2色以上で発光することが可能であり、
    前記制御部は、メッセージコードを表示する際に、前記第2発光部を、メッセージコードを表示する時の発光色とは異なる色で点灯させた後、メッセージコードを表示することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014048809A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Mitsubishi Electric Corp Plcユニット及びplcシステム
CN114476103A (zh) * 2022-01-19 2022-05-13 长春长光博翔无人机有限公司 无人机飞行状态指示装置及其指示方法

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