JP2008279253A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 骨内に移植されるように構成されたモジュール式補綴コンポーネントであって、
   長手軸線を規定する細長いシャフト部分を有したステムと、
   前記ステムから延びており停止部を有した頭部と、
   前記頭部上に受容されるような寸法に形成されたスリーブと、
   を備え、前記スリーブの少なくとも一部が組織の内部成長を可能にする高多孔性生体適合材料から形成されており、前記スリーブが、外側表面と、内孔を規定する内側表面と、前記外側表面と前記内側表面とを接続する両端部とを有し、前記頭部上を第１の方向に摺動して受容されるような寸法に形成されており、前記停止部が前記スリーブの第１の方向への移動を制限する結果、前記ステムが前記骨内に移植されたときに前記スリーブが前記停止部と前記骨とによって捕捉されるようになっていることを特徴とするモジュール式補綴コンポーネント。
2. 前記ステム及び前記頭部は一体的なモノリシックコンポーネントを形成している、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
3. 前記ステム及び前記頭部はそれぞれ別個のコンポーネントである、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
4. 前記頭部は、前記スリーブの前記内孔内に受容されるように構成された外側表面をさらに含む、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
5. 前記頭部の前記外側表面がテーパ状になっており、前記スリーブの前記内孔が対応してテーパ状になっている、請求項４に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
6. 前記スリーブが生体適合性接着材によって前記頭部に固定される、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
7. 前記停止部が外側表面を有したフランジであり、前記外側表面が第１の直径を有している、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
8. 異なる寸法を有した複数のスリーブをさらに備え、前記複数のスリーブの各々が、前記ステム上に受容されるような寸法に形成されており、外側表面と、内孔を規定する内側表面と、前記外側表面と前記内側表面とを接続する両端部とを有し、前記複数のスリーブの各々の前記内孔が前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有し、前記複数のスリーブの各々が前記頭部上を第１の方向に摺動して受容されるような寸法に形成されており、前記複数のスリーブから選択された任意のスリーブを前記頭部上へそれぞれ受容すると、前記スリーブの前記両端部の一方が前記頭部の前記フランジに接触して前記スリーブの前記第１の方向へのさらなる摺動を防止すると共に、前記ステムが前記骨に移植されたときに前記スリーブの前記両端部の他方が前記骨に接触するようになる、請求項７に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
9. 前記ステムが頭部係合部分をさらに含み、前記頭部が前記頭部係合部分と雄雌式に係合するように構成されたステム係合部分をさらに含み、前記頭部係合部分と前記ステム係合部分の間の係合は前記ステムへの前記頭部の固定を容易にする、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
10. 前記頭部係合部分は雄型テーパ部からなり、前記ステム係合部分は雌型テーパ部からなる、請求項９に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
11. 前記スリーブは、前記スリーブの前記両端部の少なくとも一方に非円筒断面を有する、請求項１に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
12. 骨内に移植されるように構成されたモジュール式補綴コンポーネントであって、
    長手軸線を規定するシャフト部分を有したステムと、
    前記ステムの少なくとも一部を内部に受容するような寸法に形成された貫通孔が内部に形成された頭部と、
    異なる寸法を有した複数のスリーブと、
    を備え、前記複数のスリーブの各々が、少なくとも部分的に高多孔性生体適合材料から形成されており、前記頭部上に交換可能に受容されるように構成されていることを特徴とするモジュール式補綴コンポーネント。
13. 前記頭部は該頭部に形成されたスロットを含み、前記複数のスリーブの少なくとも一つが該スリーブから延びるタブを含み、該タブが前記スロット内に受容されるような寸法に形成されており、前記タブを前記スロット内に受容することにより、前記複数のスリーブの前記少なくとも一つの前記頭部周りの回転を制限する、請求項１２に記載のモジュール式補綴コンポーネント。
14. 前記頭部は、前記ステムの少なくとも一部の周りに半径方向に延びており、且つ、前記頭部上に形成され第１の直径を規定するフランジをさらに含んでおり、前記複数のスリーブの各々は、対向する両端部表面と、外側表面と、内孔を規定する内側表面とをさらに備え、前記複数のスリーブの各々の前記内孔が、前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有すると共に、前記頭部上で前記複数のスリーブを第１の方向に摺動して受容することを可能にするような寸法に形成されており、前記複数のスリーブから選択された任意のスリーブを前記頭部上にそれぞれ受容することにより、前記スリーブの前記両端部表面の一方が前記頭部の前記フランジに接触して前記スリーブの第１の方向へのさらなる摺動を防止すると共に、前記ステムが前記骨に移植されたときに前記スリーブの前記両端部表面の他方が前記骨に接触するようになる、請求項１２に記載のモジュール式補綴コンポーネント。