JP2008276166A - 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 - Google Patents
平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008276166A JP2008276166A JP2007249784A JP2007249784A JP2008276166A JP 2008276166 A JP2008276166 A JP 2008276166A JP 2007249784 A JP2007249784 A JP 2007249784A JP 2007249784 A JP2007249784 A JP 2007249784A JP 2008276166 A JP2008276166 A JP 2008276166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- printing plate
- lithographic printing
- acid
- recording layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
- G03F7/032—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
- G03F7/0325—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders the binders being polysaccharides, e.g. cellulose
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Abstract
Description
この平版印刷版を作製するため、従来、親水性の支持体上に親油性の感光性樹脂層(感光層、画像記録層)を設けてなる平版印刷版原版(PS版)が広く用いられている。通常は、平版印刷版原版を、リスフィルムなどの原画を通した露光を行った後、画像記録層の画像部となる部分を残存させ、それ以外の不要な画像記録層をアルカリ性現像液または有機溶剤によって溶解除去し、親水性の支持体表面を露出させて非画像部を形成する方法により製版を行って、平版印刷版を得ている。
このように微粒子の単なる熱融着による合体で画像を形成させる方法は、良好な機上現像性を示すものの、画像強度(支持体との密着性)が極めて弱く、耐刷性が不十分であるという問題を有していた。
また、一般的に酸性〜低アルカリ領域の現像では、現像性を確保しにくい他、一旦除去した非画像部領域の感光層成分が安定に現像液中に分散されにくい。このため、現像槽内に該感光層成分が沈殿し、ランニング処理を行う場合に、該沈殿物が現像カスとして処理中の印刷版に付着し、画像欠陥となりやすいという問題点があった。
従って、本発明の目的は、上記従来の技術の欠点を克服し、酸性から中性域で現像可能であり、そして、その際に問題となる現像性、更に現像によって除去した感光層成分(現像カス)の分散安定性の問題を克服した平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法を提供することにある。
即ち、本発明は以下のとおりである。
基を表す。式<3>中、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ、Hまたはアルキル基を表し、Z−は、対アニオンを表す。)
3.水溶性高分子化合物を含有することを特徴とする前記1または2に記載の平版印刷版用現像処理液。
4.支持体上に、画像記録層を有する平版印刷版原版を、画像様露光により露光部の画像記録層を硬化させた後、下記式<1>、<2>または<3>で表される化合物の少なくともいずれかを含有し、pH2〜10である水溶液にて現像を行うことを特徴とする平版印刷版の製版方法。
基を表す。式<3>中、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ、Hまたはアルキル基を表し、Z−は、対アニオンを表す。)
6.前記平版印刷版原版の支持体表面が、アルカリ金属シリケート及び/又は有機ホスホン酸にて表面処理されていること特徴とする、前記4又は5に記載の平版印刷版の製版方法。
7.平版印刷版原版が画像記録層上にさらに保護層を有する前記4〜6のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
8.平版印刷版原版が画像記録層上に用いるバインダーポリマーが酸基またはその中和体を有する事を特徴とする前記4〜7のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
9.平版印刷版原版が画像記録層上に用いるバインダーポリマーがウレタン結合を有する事を特徴とする前記4〜8のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
10.前記画像様露光を760〜1200nmの光を放射するレーザーを用いて行うことを特徴とする前記4〜9のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
11.前記画像様露光を250〜420nmの光を放射するレーザーを用いて行うことを特徴とする前記4〜9のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
12.前記画像記録層成分の一部または全てが、マイクロカプセルに内包されている前記4〜11のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
13.露光から現像までの間に、さらに、露光された平版印刷版原版を加熱処理することを特徴とする前記4〜12のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
14.露光された平版印刷版原版の現像処理後に、さらに、加熱処理もしくは全面露光を施す事を特徴とする前記4〜13のいずれかに記載の平版印刷版の製版方法。
〔現像処理液〕
本発明の平版印刷版用現像処理液(以下、単に処理液とも称する)は、下記式<1>、<2>または<3>で表される化合物の少なくともいずれかを含有し、pH2〜10であることを特徴とするものである。
基を表す。式<3>中、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ、Hまたはアルキル基を表し、Z−は、対アニオンを表す。上記R1〜R7のアルキル基は、置換基を有していても良い。)
上記式<1>または<2>において、エチレンオキサイド基を含有する基のエチレンオキサイド基とは−(CH2CH2O)nH(nが1以上の整数、好ましくは2〜20)を意味し、エチレンオキサイド基を含有する基とはエチレンオキサイド基のみの場合も包含する。式<1>において、カルボン酸基を含有する基とは、カルボン酸基のみの場合も包含する。式<1>において、カルボン酸塩を含有する基のカルボン酸塩とは−COOM(Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属を意味し、好ましくはアルカリ金属である)を意味し、カルボン酸塩を含有する基とはカルボン酸塩のみの場合も包含する。式<2>において、カルボン酸アニオンを含有する基とは、カルボン酸アニオンのみの場合も包含する。式<2>において、オキサイドアニオン(O−)を含有する基とは、オキサイドアニオン
のみの場合も包含する。
炭素数は、8〜20である。
R12、R15、R18、R19、R24〜R29はそれぞれHまたはアルキル基を表す。
R13は、アルキル基、またはエチレンオキサイド基を含有する基を表す。
R16は、H、アルキル基、またはエチレンオキサイド基を含有する基を表す。
R21は、H、またはアルキル基、または、
R30は、アルキル基、またはエチレンオキサイド基を含有する基を表す。
R14、R17、R19、R20、R22、R23、R31はアルキレン基または単結合である。)
ここで、上述したR11〜R13がアルキル基またはR14がアルキレン基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR11〜R14の炭素数は、感光層に用いる材料、とりわけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R11〜R14の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R11〜R14の炭素数の大きいものが好ましい。
代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げられる。
ここで、上述したR15、R16がアルキル基、またはR17がアルキレン基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR15〜R17の炭素数は、感光層に用いる材料、とりわけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R15〜R17の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R15〜R17の炭素数の大きいものが好ましい。
更に、上記化合物中、X+にはカリウムイオン、ナトリウムイオン等の1価の金属イオンの他、カルシウムイオン、マグネシウムイオン等の2価の金属イオンや、アンモニウムイオン、水素イオン等が用いられる。化合物(II)中でも、この中では、特にナトリムイオン、カリウムが好んで用いられる。代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げら
れる。
り、R19、R20はアルキレン基または単結合である。化合物(I)(II)と同様に、化合物(III)においても、総炭素数値が大きくなると疎水部分が大きくなり、水系の現像液
への溶解が困難となる。この場合、溶解を助ける有機溶剤、アルコール等の溶解助剤を水に混合することにより、良化はするが、総炭素数値が大きくなりすぎた場合、適正混合範囲内で界面活性剤を溶解することはできない。ここで、R18〜R20の炭素数の総和は好ましくは、10〜30であり、より好ましくは12〜28である。
ここで、上述したR18がアルキル基、R19、R20がアルキレン基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR18〜R20の炭素数は、感光層に用いる材料、とり
わけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R18〜R20の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R18〜R20の炭素数の大きいものが好ましい。
更に、上記化合物中、X+、Y+にはカリウムイオン、ナトリウムイオン等の1価の金属イオンの他、カルシウムイオン、マグネシウムイオン等の2価の金属イオンや、アンモニウムイオン、水素イオン等が用いられる。化合物(III)中でも、この中では、特にナ
トリムイオン、カリウムが好んで用いられる。代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げられる。
ここで、上述したR21がアルキル基、R22、R23がアルキレン基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR21〜R23の炭素数は、感光層に用いる材料、とりわけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R21〜R23の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R21〜R23の炭素数の大きいものが好ましい。
エチレンオキサイドの数を表すm、nについては、大きくなると親水度が高まり、水中での安定性が高まる。m、nは同数でも良いし、異なる数でも構わない。mとnの和は、3〜40が好ましく、5〜20が更に好ましい。代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げられる。
化合物(V)においても、総炭素数値が大きくなると疎水部分が大きくなり、水系の現像液への溶解が困難となる。この場合、溶解を助ける有機溶剤、アルコール等の溶解助剤を水に混合することにより、良化はするが、総炭素数値が大きくなりすぎた場合、適正混合範囲内で界面活性剤を溶解することはできない。ここで、R24〜R27の炭素数の総和は好ましくは、10〜30であり、より好ましくは12〜28である。
ここで、上述したR24〜R27がアルキル基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR24〜R27の炭素数は、感光層に用いる材料、とりわけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R24〜R27の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R24〜R27の炭素数の大きいものが好ましい。
また、Z-は、カウンターアニオンを示す。これらは、限定するものではないが、Cl-、Br-、I-等を用いる事が多い。代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げられる。
化合物(VI)においても、総炭素数値が大きくなると疎水部分が大きくなり、水系の現像液への溶解が困難となる。この場合、溶解を助ける有機溶剤、アルコール等の溶解助剤を水に混合することにより、良化はするが、総炭素数値が大きくなりすぎた場合、適正混合範囲内で界面活性剤を溶解することはできない。ここで、R28〜R30の炭素数の総和は好ましくは、8〜30であり、より好ましくは10〜28である。
ここで、上述したR28〜R30がアルキル基である場合、その構造は直鎖であってもよく、分枝であっても構わない。
これらの化合物(界面活性剤)中のR28〜R30の炭素数は、感光層に用いる材料、とりわけバインダの影響をうける。親水度の高いバインダの場合、R28〜R30の炭素数は比較的小さいものが好ましい傾向にあり、用いるバインダの親水度の低いものは、R28〜R30の炭素数の大きいものが好ましい。
代表的な化合物としては、以下に示すものが挙げられる。
故障の原因となる事がある。従って、有効成分濃度は20%以下にするのが好ましい。
なお、本発明に用いる界面活性剤は、例示したものを含め全て竹本油脂のPIONINシリーズから購入可能である。
処理液は、用いる感材によって、最適なpHが異なってくる。即ち、弱アルカリ側で現
像性が発現するもの、逆に酸性側で現像性が発現するもの、pH依存性があまり無いもの等がある。本発明の特定界面活性剤は、これらのどの場合においても有効に用いることができ、現像を促進することができる。後述する実施例では、pH7の処理液について記載するが、pHに関してはこれに限定するものではなく、バインダの構造によって異なったpHで用いる事もある。
ここで、用いられる水溶性高分子化合物としては、大豆多糖類、変性澱粉、アラビアガム、デキストリン、繊維素誘導体(例えばカルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、メチルセルロース等)およびその変性体、プルラン、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミドおよびアクリルアミド共重合体、ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル/無水マレイン酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
3〜30の整数を示し、mは1〜3の整数を示す。)
%である。
アミジングアニジン誘導体、四級アンモニウム塩類、ピリジン、キノリン、グアニジン等の誘導体、ダイアジン、トリアゾール誘導体、オキサゾール、オキサジン誘導体、ニトロブロモアルコール系の2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3ジオール、1,1−ジブロモ−1−ニトロ−2−エタノール、1,1−ジブロモ−1−ニトロ−2−プロパノール等が好ましく使用できる。
防腐剤の添加量は、細菌、カビ、酵母等に対して、安定に効力を発揮する量であって、細菌、カビ、酵母の種類によっても異なるが、使用時の処理液に対して0.01〜4質量
%の範囲が好ましく、また種々のカビ、殺菌に対して効力のあるように2種以上の防腐剤を併用することが好ましい。
これらキレート剤は処理液組成中に安定に存在し、印刷性を阻害しないものが選ばれる。添加量としては使用時の処理液に対して0.001〜1.0質量%が好適である。
消泡剤の含有量は、使用時の処理液に対して0.001〜1.0質量%の範囲が好適であ
る。
〜0.5質量%の量が好ましい。
本発明で用いられる処理液のpHは、2〜10である。現像性や感光層分散性の観点から言えば、pHを高めに設定するほうが有利であるが、印刷性、とりわけ汚れに関しては、pH値を低めに設定するほうが有効である。従って、両者のバランスをとり、好ましいpHは3〜9、より好ましくは4〜8である。
露光された平版印刷版原版は、現像に先立って設けられたプレヒート部で加熱される。プレヒート部には露光後1分以内に挿入され、加熱されることが好ましく、加熱温度は一般には50〜150℃である。
プレヒート後には、プレ水洗を設け、版を冷却すると共に、保護層の除去が行われる。
以上に述べたプレヒート、及びプレ水洗、後述する現像は、露光用セッターと連結され処理される事が多い。勿論、連結される事に限定されず、切り離した状態で使用しても良い。
以上、プレヒート、プレ水洗について述べたが、この2つの過程を省略した仕様形態もある。これらの過程を省略する事で、処理はシンプルになる。省略の仕方は、材料の性能との兼ね合いになるが、双方、もしくは何れか1方を省略する場合がある。
一般に、現像処理では、擦り部材は必要不可欠なため、感光層非画像部を除去する現像浴には、ブラシ等の擦り部材が設置される。
が満たされた槽中に液中ガイドロールなどによって印刷版を浸漬搬送させて処理する方式、実質的に未使用の処理液を一版毎に必要な分だけ供給して処理するいわゆる使い捨て処理方式のいずれの方式も適用できる。どの方式においても、ブラシやモルトンなどによるこすり機構があるものがより好ましい。また、レーザー露光部と自動現像機部分とが一体に組み込まれた装置を利用することもできる。
本発明の製版方法に用いられる平版印刷版原版は、支持体上に、印刷インキ、湿し水またはこれらの両方により除去可能であり、露光により硬化するネガ型画像記録層を有する。ネガ型画像記録層は、現像されやすさおよび良好な耐刷性が得られる点から、(1)重合開始剤、(2)重合性化合物、および(3)疎水性バインダーポリマーを必須成分として含有する重合性の画像記録層である。以下、画像記録層、支持体など平版印刷版原版の構成要素および成分について説明する。
<重合開始剤>
本発明に用いられる重合開始剤は、光または熱エネルギーによりラジカルまたは酸を発生し、重合性不飽和基を有する化合物の重合を開始、促進する化合物である。このような重合開始剤としては、公知のラジカル発生剤または酸発生剤や結合解離エネルギーの小さな結合を有する化合物などから、適宜、選択して用いることができる。
ル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−フェニルチオ−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ベンジルチオ−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(ジブロモメチル)−s−トリアジン、2,4,6−トリス(トリブロモメチル)−s−トリアジン、2−メチル−4,6−ビス(トリブロモメチル)−s−トリアジン、2−メトキシ−4,6−ビス(トリブロモメチル)−s−トリアジンや下記化合物等が挙げられる。
フェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、α−ヒドトキシ−2−メチルフェニルプロパノン、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル−(p−イソプロピルフェニル)ケトン、1−ヒドロキシ−1−(p−ドデシルフェニル)ケトン、2−メチルー(4'
−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノ−1−プロパノン、1,1,1−トリクロロメチル−(p−ブチルフェニル)ケトン等のアセトフェノン誘導体、チオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン誘導体、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジエチルアミノ安息香酸エチル等の安息香酸エステル誘導体等を挙げることができる。
ーン錯体等が挙げられる。
ェニル)−4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(o−ブ
ロモフェニル))4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(
o,p−ジクロロフェニル)−4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(o−クロロフェニル)−4,4',5,5'−テトラ(m−メトキシフェニル
)ビイジダゾール、2,2'−ビス(o,o'−ジクロロフェニル)−4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(o−ニトロフェニル)−4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(o−メチルフェニル)−4,4'
,5,5'−テトラフェニルビイミダゾール、2,2'−ビス(o−トリフルオロフェニル)−4,4',5,5'−テトラフェニルビイミダゾール等が挙げられる。
号公報、特開平6−175564号公報、特開平6−175561号公報に記載の有機ホウ素スルホニウム錯体あるいは有機ホウ素オキソスルホニウム錯体、特開平6−175554号公報、特開平6−175553号公報に記載の有機ホウ素ヨードニウム錯体、特開平9−188710号公報に記載の有機ホウ素ホスホニウム錯体、特開平6−348011号公報、特開平7−128785号公報、特開平7−140589号公報、特開平7−306527号公報、特開平7−292014号公報等の有機ホウ素遷移金属配位錯体等が挙げられる。
I)で表されるオニウム塩である。
キサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオン、スルフィン酸イオン、チオスルホン酸イオン、硫酸イオンが挙げられる。中でも安定性の面から、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオンおよびスルフィン酸イオンが好ましい。
キル基、炭素数1〜12のアルケニル基、炭素数1〜12のアルキニル基、炭素数1〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数1〜12のアリーロキシ基、ハロゲン原子、炭素数1〜12のアルキルアミノ基、炭素数1〜12のジアルキルアミノ基、炭素数1〜12のアルキルアミド基またはアリールアミド基、カルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、スルホニル基、炭素数1〜12のチオアルキル基、炭素数1〜12のチオアリール基が挙げられる。Z21 -は1価の陰イオンを表す。具体的には、ハロゲンイ
オン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオン、スルフィン酸イオン、チオスルホン酸イオン、硫酸イオンが挙げられる。中でも、安定性、反応性の面から過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオン、スルフィン酸イオン、カルボン酸イオンが好ましい。
アルキニル基、炭素数1〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数1〜12のアリーロキシ基、ハロゲン原子、炭素数1〜12のアルキルアミノ基、炭素数1〜12のジアルキルアミノ基、炭素数1〜12のアルキルアミド基またはアリールアミド基、カルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、スルホニル基、炭素数1〜12のチオアルキル基、炭素数1〜12のチオアリール基が挙げられる。Z31 -は1価の陰イオンを表
す。具体例としては、ハロゲンイオン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオン、スルフィン酸イオン、チオスルホン酸イオン、硫酸イオンが挙げられる。中でも安定性、反応性の面から、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、テトラフルオロボレートイオン、スルホン酸イオン、スルフィン酸イオン、カルボン酸イオンが好ましい。より好ましいものとして特開2001−343742号公報記載のカルボン酸イオン、特に好ましいものとして特開2002−148790号公報記載のカルボン酸イオンが挙げられる。
本発明に用いることができる重合性化合物は、少なくとも一個のエチレン性不飽和二重結合を有する付加重合性化合物であり、エチレン性不飽和結合を少なくとも1個、好ましくは2個以上有する化合物から選ばれる。このような化合物群は当該産業分野において広く知られるものであり、本発明においてはこれらを特に限定無く用いることができる。
これらは、例えばモノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量体およびオリゴマー、またはそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの化学的形態をもつ。このようなモノマーおよびその共重合体の例としては、不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸など)や、そのエステル類、アミド類が挙げられ、好ましくは、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド類が用いられる。また、ヒドロキシル基やアミノ基、メルカプト基などの求核性置換基を有する不飽和カルボン酸エステルあるいはアミド類と単官能もしくは多官能イソシアネート類あるいはエポキシ類との付加反応物、および単官能もしくは、多官能のカルボン酸との脱水縮合反応物なども好適に使用される。また、イソシアネート基や、エポキシ基などの親電子性置換基を有する不飽和カルボン酸エステルあるいはアミド類と単官能もしくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との付加反応物、更にハロゲン基や、トシルオキシ基などの脱離性置換基を有する不飽和カルボン酸エステルあるいはアミド類と単官能もしくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との置換反応物も好適である。また、別の例として、上記の不飽和カルボン酸の代わりに、不飽和ホスホン酸、スチレン、ビニルエーテルなどに置き換えた化合物群を使用することも可能である。
ルトリメタクリレート、ソルビトールテトラメタクリレート、ビス〔p−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕ジメチルメタン、ビス−〔p−(メタクリルオキシエトキシ)フェニル〕ジメチルメタンなどがある。
(ただし、R4およびR5は、HまたはCH3を示す。)
開平2−25493号公報記載のビニルホスホン酸系化合物なども挙げることができる。
また、ある場合には、特開昭61−22048号公報記載のペルフルオロアルキル基を含有する構造が好適に使用される。更に日本接着協会誌vol.20、No.7、300〜308ページ(1984年)に光硬化性モノマーおよびオリゴマーとして紹介されているものも使用することができる。
4−(ビニルオキシメチルオキシ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{4−(ビニルオキシ)フェニル}プロパンなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。
感度の点では1分子あたりの不飽和基含量が多い構造が好ましく、多くの場合、2官能以上が好ましい。また、画像部すなわち硬化膜の強度を高くするためには、3官能以上のものがよく、更に、異なる官能数・異なる重合性基(例えばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン系化合物、ビニルエーテル系化合物)のものを併用することで、感度と強度の両方を調節する方法も有効である。
また、画像記録層中の他の成分(例えば非水溶性高分子、開始剤、着色剤など)との相溶性、分散性に対しても、付加重合化合物の選択・使用法は重要な要因であり、例えば、低純度化合物の使用や、2種以上の併用により相溶性を向上させうることがある。また、基板や後述の保護層などの密着性を向上せしめる目的で特定の構造を選択することもあり得る。
本発明の画像記録層に用いられる疎水性バインダーポリマーとしては、非水溶性ポリマーが好ましく用いられる。さらに、本発明に使用可能な疎水性バインダーポリマーは、カルボキシル基、スルホン基、リン酸基などの酸基を実質的に含有しないものが好ましく、バインダーポリマーの酸価(ポリマー1gあたりの酸含率を化学等量数で表したもの)は、0.3meq/g以下であることが好ましく、さらに好ましくは、0.1meq/g以下である。
すなわち、本発明に使用可能な疎水性バインダーポリマーは、水及びpH10以上の水
溶液に対し不溶であることが好ましく、疎水性バインダーポリマーの水及びpH10以上の水溶液に対する溶解度が、0.5質量%以下であることが好ましく、さらに好ましくは、0.1質量%以下である。このような疎水性バインダーポリマーを用いることによって、画像記録層の膜強度、耐水性および着肉性が向上して、耐刷性の向上が得られる。
このような疎水性バインダーポリマーの例としては、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル樹脂から選ばれる高分子が好ましい。
エステル残基の具体例としては、−CH2 CH=CH2 (特公平7−21633号公報に記載されている。)、−CH2 CH2 O−CH2 CH=CH2 、−CH2 C(CH3 )=CH2 、−CH2 CH=CH−C6 H5 、−CH2 CH2 OCOCH=CH−C6 H5 、−CH2 CH2 −NHCOO−CH2 CH=CH2 および−CH2 CH2 O−X(式中、Xはジシクロペンタジエニル残基を表す。)が挙げられる。
アミド残基の具体例としては、−CH2 CH=CH2 、−CH2 CH2 −Y(式中、Yはシクロヘキセン残基を表す。)、−CH2 CH2 −OCO−CH=CH2 が挙げられる。
とも好ましく、さらに耐刷性向上という観点からバインダーポリマーは画像記録層中に含まれる重合性化合物と相溶性が良いことが重要であり、すなわち親油的であることが好ましい。このような見地から本発明では、現像性と耐刷性を向上させるため疎水性バインダーポリマー中に親水性基と親油性基とを共重合させることも有効である。親水性基としては、例えば、ヒドロキシ基、カルボキシレート基、ヒドロキシエチル基、エチレンオキシ基、ヒドロキシプロピル基、ポリオキシエチル基、ポリオキシプロピル基、アミノ基、アミノエチル基、アミノプロピル基、アンモニウム基、アミド基、カルボキシメチル基等の親水性基を有するものが好適に挙げられる。
疎水性バインダーポリマーは、ランダムポリマー、ブロックポリマー、グラフトポリマー等のいずれでもよいが、ランダムポリマーであるのが好ましい。
疎水性バインダーポリマーの含有量は、画像記録層の全固形分に対して、5〜90質量%であり、10〜70質量%であるのが好ましく、10〜60質量%であるのがより好ましい。この範囲内で、良好な画像部の強度と画像形成性が得られる。
赤外線を放射する光源を用いて画像様露光を行う平版印刷版原版の画像記録層には、前記の重合開始剤と組み合わせて赤外線吸収剤を用いることができる。赤外線吸収剤は、吸収した赤外線を熱に変換する機能を有しており、この際発生した熱により、重合開始剤が熱分解し、ラジカルを発生する。本発明において使用される赤外線吸収剤は、波長760〜1200nmに吸収極大を有する染料または顔料である。
475号明細書に記載のペンタメチンチオピリリウム塩などや特公平5−13514号、同5−19702号公報に記載されているピリリウム化合物も好ましく用いられる。また、染料として好ましい別の例として米国特許第4,756,993号明細書中に式(I)、(II)として記載されている近赤外吸収染料を挙げることができる。
基、置換または無置換のアミノ基、ハロゲン原子より選択される置換基を表す。
てもよい炭素原子数20個以下の炭化水素基を示す。好ましい置換基としては、炭素原子数12個以下のアルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基が挙げられる。R5、R6、R7
およびR8は、それぞれ同じでも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数12個
以下の炭化水素基を示す。原料の入手性から、好ましくは水素原子である。また、Za-
は、対アニオンを示す。ただし、一般式(II)で示されるシアニン色素が、その構造内にアニオン性の置換基を有し、電荷の中和が必要ない場合にはZa-は必要ない。好ましい
Za-は、記録層塗布液の保存安定性から、ハロゲンイオン、過塩素酸イオン、テトラフ
ルオロボレートイオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、およびスルホン酸イオンであり、特に好ましくは、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロホスフェートイオン、およびアリールスルホン酸イオンである。
また、特に好ましい他の例としてさらに、特開2002−278057号公報に記載の特定インドレニンシアニン色素が挙げることができる。
ため、必要最小量とすることが好ましい。
250〜420nmの光を放射する光源を用いて画像様露光を行う平版印刷版原版の画像記録層には、前記の重合開始剤と組み合わせて増感剤を用いることによりラジカル発生効率を高めることもできる。
原子群、例えばベンゾチアゾール類(ベンゾチアゾール、5−クロロベンゾチアゾール、6−クロロベンゾチアゾールなど)、ナフトチアゾール類(α−ナフトチアゾール、β−ナフトチアゾールなど)、ベンゾセレナゾール類(ベンゾセレナゾール、5−クロロベンゾセレナゾール、6−メトキシベンゾセレナゾールなど)、ナフトセレナゾール類(α−ナフトセレナゾール、β−ナフトセレナゾールなど)、ベンゾオキサゾール類(ベンゾオキサゾール、5−メチルベンゾオキサゾール、5−フェニルベンゾオキサゾールなど)、ナフトオキサゾール類(α−ナフトオキサゾール、β−ナフトオキサゾールなど)を表わす。
本発明においては、上記の画像記録層構成成分および後述のその他の構成成分を画像記録層に含有させる方法として、例えば、特開2001−277740号公報、特開2001−277742号公報に記載のごとく、該構成成分の一部をマイクロカプセルに内包させて画像記録層に添加することができる。その場合、各構成成分はマイクロカプセル内および外に、任意の比率で含有させることが可能である。
リウレア、ポリウレタン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、およびこれらの混合物が好ましく、特に、ポリウレアおよびポリウレタンが好ましい。また、マイクロカプセル壁に、上記の非水溶性高分子に導入可能なエチレン性不飽和結合等の架橋性官能基を有する化合物を導入してもよい。
本発明の画像記録層には、さらに、必要に応じて種々の添加剤を含有させることができる。以下、それらについて説明する。
本発明の平版印刷版原版における画像記録層には、現像性の向上、マイクロカプセルの分散安定性の向上などのため、親水性ポリマーを含有させることができる。
親水性ポリマーとしては、例えば、ヒドロキシ基、カルボキシル基、カルボキシレート基、ヒドロキシエチル基、ポリオキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ポリオキシプロピル基、アミノ基、アミノエチル基、アミノプロピル基、アンモニウム基、アミド基、カルボキシメチル基、スルホン酸基、リン酸基等の親水性基を有するものが好適に挙げられる。
親水性ポリマーの画像記録層への含有量は、画像記録層全固形分の20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。
本発明において、画像記録層には、現像性の促進および塗布面状を向上させるために界面活性剤を用いるのが好ましい。界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられる。
界面活性剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明に用いられる両性界面活性剤は、特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。例えば、カルボキシベタイン類、アミノカルボン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、イミタゾリン類が挙げられる。
フルオロアルキル基および親油性基を含有するウレタン等のノニオン型が挙げられる。また、特開昭62−170950号、同62−226143号および同60−168144号の公報に記載されているフッ素系界面活性剤も好適に挙げられる。
界面活性剤の含有量は、画像記録層の全固形分に対して、0.001〜10質量%であるのが好ましく、0.01〜7質量%であるのがより好ましい。
本発明では、可視光域に大きな吸収を持つ染料を画像の着色剤として使用することができる。具体的には、オイルイエロー#101、オイルイエロー#103、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS、オイルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−505(以上オリエント化学工業(株)製)、ビクトリアピュアブルー、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレット(CI42535)、エチルバイオレット、ローダミンB(CI145170B)、マラカイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI52015)等、および特開昭62−293247号公報に記載されている染料を挙げることができる。また、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料、カーボンブラック、酸化チタン等の顔料も好適に用いることができる。
本発明の画像記録層には、焼き出し画像生成のため、酸またはラジカルによって変色する化合物を添加することができる。このような化合物としては、例えばジフェニルメタン系、トリフェニルメタン系、チアジン系、オキサジン系、キサンテン系、アンスラキノン系、イミノキノン系、アゾ系、アゾメチン系等の各種色素が有効に用いられる。
本発明の画像記録層には、画像記録層の製造中または保存中において、ラジカル重合性化合物の不要な熱重合を防止するために、少量の熱重合防止剤を添加するのが好ましい。
熱重合防止剤としては、例えば、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、N−ニトロソ−N−フェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩が好適に挙げられる。
熱重合防止剤の添加量は、画像記録層の全固形分に対して、約0.01〜約5質量%であるのが好ましい。
本発明の画像記録層には、酸素による重合阻害を防止するために、ベヘン酸やベヘン酸アミドのような高級脂肪酸誘導体等を添加して、塗布後の乾燥の過程で画像記録層の表面に偏在させてもよい。高級脂肪酸誘導体の添加量は、画像記録層の全固形分に対して、約0.1〜約10質量%であるのが好ましい。
本発明の画像記録層は可塑剤を含有してもよい。可塑剤としては、例えば、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレート、ジオクチルフタレート、オクチルカプリルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデシルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジアリルフタレ
ート等のフタル酸エステル類;ジメチルグリコールフタレート、エチルフタリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグリコレート、ブチルフタリルブチルグリコレート、トリエチレングリコールジカプリル酸エステル等のグリコールエステル類;トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフェート等のリン酸エステル類;ジイソブチルアジペート、ジオクチルアジペート、ジメチルセバケート、ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルマレエート等の脂肪族二塩基酸エステル類;ポリグリシジルメタクリレート、クエン酸トリエチル、グリセリントリアセチルエステル、ラウリン酸ブチル等が好適に挙げられる。可塑剤の含有量は、画像記録層の全固形分に対して、約30質量%以下であるのが好ましい。
本発明の画像記録層は、画像部の硬化皮膜強度向上のために、無機微粒子を含有してもよい。無機微粒子としては、例えば、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタン、炭酸マグネシウム、アルギン酸カルシウムまたはこれらの混合物が好適に挙げられる。これらは光熱変換性でなくても、皮膜の強化、表面粗面化による界面接着性の強化等に用いることができる。無機微粒子は、平均粒径が5nm〜10μmであるのが好ましく、0.5〜3μmであるのがより好ましい。上記範囲内であると、画像記録層中に安定に分散して、画像記録層の膜強度を十分に保持し、印刷時の汚れを生じにくい親水性に優れる非画像部を形成することができる。
上述したような無機微粒子は、コロイダルシリカ分散物等の市販品として容易に入手することができる。
無機微粒子の含有量は、画像記録層の全固形分に対して、20質量%以下であるのが好ましく、10質量%以下であるのがより好ましい。
本発明の画像記録層は、現像性向上のため、親水性低分子化合物を含有することができる。親水性低分子化合物としては、例えば、水溶性有機化合物としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のグリコール類およびそのエーテルまたはエステル誘導体類、グリセリン、ペンタエリスリトール等のポリヒドロキシ類、トリエタノールアミン、ジエタノールアミンモノエタノールアミン等の有機アミン類およびその塩、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の有機スルホン酸類およびその塩、フェニルホスホン酸等の有機ホスホン酸類およびその塩、酒石酸、シュウ酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グルコン酸、アミノ酸類等の有機カルボン酸類およびその塩等が上げられる。
本発明の画像記録層は、必要な上記各成分を溶剤に分散または溶解して塗布液を調製し、塗布して形成される。ここで使用する溶剤としては、エチレンジクロリド、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシエチルアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジメトキシエタン、乳酸メチル、乳酸エチル、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラメチルウレア、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチルラクトン、トルエン、水等を挙げることができるが、これに限定されるものではない。これらの溶剤は、単独または混合して使用される。塗布液の固形分濃度は、好ましくは1〜50質量%である。
本発明の画像記録層は、同一または異なる上記各成分を同一または異なる溶剤に分散、または溶かした塗布液を複数調製し、複数回の塗布、乾燥を繰り返して形成することも可能である。
像記録層の良好な皮膜特性が得られる。
塗布する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、バーコーター塗布、回転塗布、スプレー塗布、カーテン塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗布、ブレード塗布、ロール塗布等を挙げられる。
本発明の平版印刷版原版に用いられる支持体は、特に限定されず、寸度的に安定な板状な親水性支持体であればよい。例えば、紙、プラスチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)がラミネートされた紙、金属板(例えば、アルミニウム、亜鉛、銅等)、プラスチックフィルム(例えば、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール等)、上述した金属がラミネートされまたは蒸着された紙またはプラスチックフィルム等が挙げられる。好ましい支持体としては、ポリエステルフィルムおよびアルミニウム板が挙げられる。中でも、寸法安定性がよく、比較的安価であるアルミニウム板が好ましい。
機械的粗面化処理の方法としては、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨法、バフ研磨法等の公知の方法を用いることができる。
電気化学的粗面化処理の方法としては、例えば、塩酸、硝酸等の酸を含有する電解液中で交流または直流により行う方法が挙げられる。また、特開昭54−63902号公報に記載されているような混合酸を用いる方法も挙げられる。
陽極酸化処理の条件は、用いられる電解質により種々変わるので一概に特定することはできないが、一般的には、電解質濃度1〜80質量%溶液、液温5〜70℃、電流密度5〜60A/d m2 、電圧1〜100V、電解時間10秒〜5分であるのが好ましい。形成される陽極酸化皮膜の量は、1.0〜5.0g/m2 であるのが好ましく、1.5〜4.0g/m2 であるのがより好ましい。この範囲内で、良好な耐刷性と平版印刷版の非画像部の良好な耐傷性が得られる。
なかでも、無機フッ素化合物を含有する水溶液による封孔処理、水蒸気による封孔処理および熱水による封孔処理が好ましい。
親水化処理としては、米国特許第2,714,066号、同第3,181,461号、同第3,280,734号および同第3,902,734号の明細書に記載されているようなアルカリ金属シリケート法が好ましく用いられる。この方法においては、支持体をケイ酸ナトリウム等の水溶液で浸せき処理し、または電解処理する。そのほかに、特公昭36−22063号公報に記載されているフッ化ジルコン酸カリウムで処理する方法、米国特許第3,276,868号、同第4,153,461号および同第4,689,272号の明細書に記載されているような有機ホスホン酸であるポリビニルホスホン酸で処理する方法等が好ましく用いられる。
好ましい態様である有機ホスホン酸による処理においては、ポリビニルホスホン酸による処理の他にも、ポリビニルメチルホスホン酸、ポリビニルアルコールの燐酸エステルによる表面処理は効果が高いが、とりわけポリビニルホスホン酸による処理が有効である。この処理を用いた場合、現像時の残色が容易になくなる他、印刷汚れも非常に良好な結果が得られている。
機親水性ポリマーを架橋あるいは疑似架橋することにより得られる有機親水性マトリックスを有する親水層や、ポリアルコキシシラン、チタネート、ジルコネートまたはアルミネートの加水分解、縮合反応からなるゾル−ゲル変換により得られる無機親水性マトリックスを有する親水層、あるいは、金属酸化物を含有する表面を有する無機薄膜からなる親水層が好ましい。中でも、珪素の酸化物または水酸化物のコロイドを含有する塗布液を塗布してなる親水層が好ましい。
また、支持体の色濃度としては、反射濃度値として0.15〜0.65であるのが好ましい。この範囲内で、画像露光時のハレーション防止による良好な画像形成性と現像後の良好な検版性が得られる。
本発明の平版印刷版原版においては、支持体上に重合性基を含有する化合物の下塗り層を設けることが好ましい。下塗り層が用いられるときは、画像記録層は下塗り層の上に設けられる。下塗り層は、露光部においては支持体と画像記録層との密着性を強化し、また、未露光部においては、画像記録層の支持体からのはく離を生じやすくさせるため、現像性が向上する。
下塗り層としては、具体的には、特開平10−282679号公報に記載されている付加重合可能なエチレン性二重結合反応基を有しているシランカップリング剤、特開平2−304441号公報記載のエチレン性二重結合反応基を有しているリン化合物などが好適に挙げられる。特に好ましい化合物として、メタクリル基、アリル基などの重合性基とスルホン酸基、リン酸基、リン酸エステルなどの支持体吸着性基を有する化合物が挙げられる。重合性基と支持体吸着性基に加えてエチレンオキシド基などの親水性付与基を有する化合物も好適な化合物として挙げることができる。
下塗り層の塗布量(固形分)は、0.1〜100mg/m2であるのが好ましく、1〜
30mg/m2であるのがより好ましい。
本発明の平版印刷版原版においては、画像記録層における傷等の発生防止、酸素遮断、高照度レーザー露光時のアブレーション防止のため、画像記録層の上に水可溶な保護層を設けることができる。
本発明においては、通常、露光を大気中で行うが、保護層は、画像記録層中で露光により生じるラジカル重合反応を阻害する大気中に存在する酸素、塩基性物質等の低分子化合物の画像記録層への混入を防止し、大気中での露光による画像形成反応の阻害を防止する。従って、保護層に望まれる特性は、酸素等の低分子化合物の透過性が低いことであり、更に、露光に用いられる光の透過性が良好で、画像記録層との密着性に優れ、かつ、露光後の簡易現像の水溶液によって容易に除去することができるものであるのが好ましい。このような特性を有する保護層については、以前より種々検討がなされており、例えば、米国特許第3、458、311号明細書および特公昭55−49729号公報に詳細に記載されている。
物が挙げられる。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酸性セルロース類、ゼラチン、アラビアゴム、ポリアクリル酸等の水溶性ポリマーが挙げられる。中でも、ポリビニルアルコール(PVA)を主成分として用いると、酸素遮断性、現像除去性等の基本的な特性に対して最も良好な結果を与える。ポリビニルアルコールは、保護層に必要な酸素遮断性と水溶性を与えるための未置換ビニルアルコール単位を含有する限り、一部がエステル、エーテルまたはアセタールで置換されていてもよく、一部が他の共重合成分を有していてもよい。
ポリビニルアルコールの具体例としては、71〜100%加水分解された重合度300〜2400の範囲のものが好適に挙げられる。具体的には、例えば、(株)クラレ製のPVA−105、PVA−110、PVA−117、PVA−117H、PVA−120、PVA−124、PVA−124H、PVA−CS、PVA−CST、PVA−HC、PVA−203、PVA−204、PVA−205、PVA−210、PVA−217、PVA−220、PVA−224、PVA−217EE、PVA−217E、PVA−220E、PVA−224E、PVA−405、PVA−420、PVA−613、L−8が挙げられる。
が好ましい。
ここで無機質の層状化合物とは、薄い平板状の形状を有する粒子であり、例えば、下記一般式
シリリックマイカNaMg2.5(Si4O10)F2、NaまたはLiテニオライト(Na,
Li)Mg2Li(Si4O10)F2、モンモリロナイト系のNaまたはLiヘクトライト
(Na,Li)1/8Mg2/5Li1/8Si4O10)F2等の膨潤性雲母等が挙げられる。更に
合成スメクタイトも有用である。
ている陽イオンは交換性陽イオンと呼ばれ、いろいろな陽イオンと交換する。特に層間の陽イオンがLi+、Na+の場合、イオン半径が小さいため層状結晶格子間の結合が弱く、水により大きく膨潤する。その状態でシェアーをかけると容易に劈開し、水中で安定したゾルを形成する。ベントナイトおよび膨潤性合成雲母はこの傾向が強く、本発明において有用であり、特に膨潤性合成雲母が好ましく用いられる。
した場合でも、これら無機質の層状化合物の合計量が上記の質量比であることが好ましい。
とが好ましく、無機質の層状化合物を含有する場合には、0.1〜0.5g/m2の範囲
であることがさらに好ましく、無機質の層状化合物を含有しない場合には、0.5〜5g/m2の範囲であることがさらに好ましい。
支持体に表面処理を施した後または下塗り層を形成させた後、必要に応じて、支持体の裏面にバックコートを設けることができる。
バックコートとしては、例えば、特開平5−45885号公報に記載されている有機高分子化合物、特開平6−35174号公報に記載されている有機金属化合物または無機金属化合物を加水分解および重縮合させて得られる金属酸化物からなる被覆層が好適に挙げられる。中でも、Si(OCH3 )4 、Si(OC2 H5 )4 、Si(OC3 H7 )4 、Si(OC4 H9 )4 等のケイ素のアルコキシ化合物を用いるのが、原料が安価で入手しやすい点で好ましい。
本発明の製版方法においては、平版印刷版原版は、線画像、網点画像等を有する透明原画を通して露光するかデジタルデータによりレーザー走査露光することにより画像様に露
光される。露光光源としては、例えば、カーボンアーク、高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タングステンランプ、ハロゲンランプ、紫外光レーザー、可視光レーザー、赤外光レーザーが挙げられる。特にレーザーが好ましく、250〜420nmの範囲の光を放射する半導体レーザー、760〜1200nmの範囲の赤外線を放射する固体レーザーおよび半導体レーザーなどが挙げられる。レーザーを用いる場合は、デジタルデータに従って、画像様に走査露光することが好ましい。また、露光時間を短縮するため、マルチビームレーザーデバイスを用いるのが好ましい。
これらレーザーはコンピュータ制御により画像様露光を行なう、所謂プレートセッタに搭載されて使用される。
このとき、加熱処理工程に用いられる加熱処理手段および現像処理工程に使用される現像装置はお互いに接続されて、自動的に連続処理されることが好ましい。具体的にはプレートセッタと、現像装置がコンベアなどの運搬手段によって結合されている製版ラインである。プレートセッタと現像装置の間に加熱処理手段が入っていても良く、加熱手段と現像装置は一体の装置となっていても良い。
また、本発明においては、上記露光工程の後、直ちに現像処理を行ってもよいが、露光工程と現像工程との間に、上述の保護層を除去するなどの目的で水洗工程(プレ水洗)工程があっても良い。
上記2つの工程は双方入れることもあるし、何れか一方導入される場合もある。
上記のように現像処理を終え、画像形成した後、紫外線光などの活性光線で全面露光を行い、画像部の硬化促進を行っても良い。該全面露光時の光源としては、例えば、カーボンアーク灯、水銀灯、ガリウム灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、タングステンランプ、各種レーザー光などが挙げられる。さらに、十分な耐刷性を得るためには全面露光量としては少なくとも10mJ/cm2以上が好ましく、より好ましくは100mJ/cm2以上である。
本発明では、上記の現像処理、および付加的にプレヒートまたはプレ水洗工程による処理を施され画像形成した平版印刷版原版を、その後の取り扱いをしやすくするため、乾燥することが好ましい。乾燥方法としては、室内に放置する自然乾燥、熱風乾燥、ガムコーターや自動現像機に付属する乾燥機を用いるなどの方法が挙げられる。
厚み0.3mmのアルミニウム板(材質1050)の表面の圧延油を除去するため、10質量%アルミン酸ソーダ水溶液を用いて50℃で30秒間、脱脂処理を施した後、毛径0.3mmの束植ナイロンブラシ3本とメジアン径25μmのパミス−水懸濁液(比重1.1g/cm3)を用いアルミニウム表面を砂目立てして、水でよく洗浄した。この板を
45℃の25質量%水酸化ナトリウム水溶液に9秒間浸漬してエッチングを行い、水洗後、さらに60℃で20質量%硝酸に20秒間浸漬し、水洗した。この時の砂目立て表面のエッチング量は約3g/m2であった。
硝酸電解における電気量はアルミニウム板が陽極時の電気量175C/dm2であった。
その後、スプレーによる水洗を行った。
同様の方法で、電気化学的な粗面化処理を行い、その後、スプレーによる水洗を行った。この板を15質量%硫酸(アルミニウムイオンを0.5質量%含む)を電解液として電流密度15A/dm2で2.5g/m2の直流陽極酸化皮膜を設けた後、水洗、乾燥した。この基板の中心線平均粗さ(Ra)を直径2μmの針を用いて測定したところ、0.51μmであった。
実験に用いる支持体を作製した。
・下記の下塗り化合物(1) 0.017g
・メタノール 9.00g
・水 1.00g
上記の下塗り層を付与した支持体上に、画像記録層塗布液(1)をバー塗布した後、1
00℃、75秒でオーブン乾燥し、乾燥塗布量1.0g/m2の画像記録層を形成してその上に、更に下記組成の保護層塗布液(1)を乾燥時の塗布量が1.0g/m2となるよう
にバーを用いて塗布した後、100℃90秒の条件にてオーブンで乾燥し、平版印刷版原版Aを得た。
画像記録層塗布液(1)は下記感光液(1)およびマイクロカプセル液(1)を塗布直前に混合し攪拌することにより得た。
・バインダーポリマー(1) 0.162g
・下記重合開始剤(1) 0.100g
・下記赤外線吸収剤(1) 0.020g
・重合性化合物、アロニックスM-315(東亜合成(株)製) 0.385g
・下記フッ素系界面活性剤(1) 0.044g
・メチルエチルケトン 1.091g
・1−メトキシ−2―プロパノール 8.609g
・下記の通り合成したマイクロカプセル(1) 2.640g
・水 2.425g
油相成分として、トリメチロールプロパンとキシレンジイソシアナート付加体(三井武田ケミカル(株)製、タケネートD−110N、75%酢酸エチル溶液)10g、アロニックスM−215(東亞合成(株)製)6.00g、およびパイオニンA−41C(竹本油脂(株)製)0.12gを酢酸エチル16.67gに溶解した。水相成分としてPVA−205((株)クラレ製)の4質量%水溶液37.5gを調製した。油相成分および水相成分を混合し、ホモジナイザーを用いて12000rpmで10分間乳化した。得られた乳化物を、蒸留水25gに添加し、室温で30分攪拌後、40℃で2時間攪拌した。このようにして得られたマイクロカプセル液の固形分濃度を、15質量%になるように蒸留水を用いて希釈した。平均粒径は0.2μmであった。
・水 88g
・ポリビニルアルコールPVA105((株)クラレ製) 10g
・ポリエチレングリコール(分子量2000) 2g
・下記の界面活性剤 1g
上記支持体に、下記組成の画像記録層塗布液(2)をバー塗布した後、100℃、60
秒でオーブン乾燥し、乾燥塗布量1.4g/m2の画像記録層を形成し、この上に上記組
成よりなる保護層塗布液(1)を、乾燥塗布質量が0.5g/m2となるように塗布し、
120℃で1分間乾燥して平版印刷版原版Bを得た。
・上記バインダーポリマー(1) 2.0g
・重合性化合物 1.5g
イソシアヌール酸EO変性トリアクリレート
(東亜合成(株)製、アロニックスM−315)
・下記(1)で表される化合物 0.15g
・下記(2)で表される化合物 0.20g
・下記(3)で表される化合物 0.4g
・エチルバイオレット 0.1g
・熱重合禁止剤 0.1g
N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩
・上記水溶性フッ素系界面活性剤(1) 0.02g
・テトラエチエルアミン塩酸塩 0.06g
・1−メトキシ−2−プロパノール 17.5g
・メチルエチルケトン 19.0g
上記の下塗り層を付与した支持体上に、下記組成の画像記録層塗布液(3)をバー塗布した後、70℃、60秒でオーブン乾燥し、乾燥塗布量1.1g/m2の画像記録層を形成し、この上に下記組成よりなる保護層塗布液(2)を、乾燥塗布量が0.2g/m2とな
るようにバーを用いて塗布した後、125℃、70秒間乾燥して平版印刷版原版Cを得た。
・上記構造のバインダーポリマー(1)(平均分子量8万) 0.54g
・重合性化合物 0.40g
イソシアヌール酸EO変性トリアクリレート
(東亜合成(株)製、アロニックスM−315)
・重合性化合物
エトキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート 0.08g
(日本化薬(株)製、SR9035、EO付加モル数15、分子量1000)
・下記増感色素(1) 0.06g
・下記重合開始剤(2) 0.18g
・下記連鎖移動剤(1) 0.07g
・ε−フタロシアニン顔料の分散物 0.40g
(顔料:15質量部、分散剤 バインダーポリマー(1):10質量部、溶剤 シクロヘキサノン/メトキシプロピルアセテート/1−メトキシ−2−プロパノール=15質量部/20質量部/40質量部)
・熱重合禁止剤 0.01g
N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩
・上記水溶性フッ素系界面活性剤(1) 0.001g
・ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン縮合物 0.04g
(旭電化工業(株)製、プルロニックL44)
・テトラエチルアミン塩酸塩 0.01g
・1−メトキシ−2−プロパノール 3.5g
・メチルエチルケトン 8.0g
・下記雲母分散液(1) 13.0g
・ポリビニルアルコール(ケン化度98モル%、重合度500) 1.3g
・2−エチルヘキシルスルホコハク酸ソーダ 0.2g
・ポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル(1/1))分子量7万 0.05g
・界面活性剤(エマレックス710、日本エマルジョン(株)製) 0.05g
・水 133g
水368gに合成雲母(「ソマシフME−100」:コープケミカル社製、アスペクト
比:1000以上)の32gを添加し、ホモジナイザーを用いて平均粒径(レーザー散乱法)0.5μmになる迄分散し、雲母分散液(1)を得た。
さらに、保護層の酸素透過率を以下の条件で測定したところ、上記保護層の酸素透過率は、2.0ml/(m2・day・atom)であった。
両面を厚さ約20μmのポリエチレンでコートした厚さ約200μmの印画紙表面に、前記画像記録層上に塗布するのと同様に保護層(酸素遮断層)を塗布、乾燥し、測定用の試料を作製した。予め測定した印画紙の酸素透過率は、下記測定条件において約700ml/(m2・day・atom)であり、酸素遮断層における透過率を測定する際には十
分無視できる値であった。
このようにして得られた試料を用い、JIS K7126B及びASTM D3985に記載の気体透過度試験方法に準じて、モコン社製OX−TRAN2/20を用いて、25℃60%RHの条件で酸素透過率〔ml/(m2・day・atom)〕を測定した。
画像記録層塗布液(1)の重合性化合物アロニックスM−315をPLEX6661−O(Rohm GmbH&KG製、7,7,9−トリメチル−4,13−ジオキソ−3,14−ジオキサ−5,12−ジアザヘキサデカン−1,16−ジイルジメタクリレート)に代え、バインダポリマー(1)を以下のポリマーに代える以外は、平版印刷版原版Aと同様にして、平版印刷版原版Dを得た。
画像記録層塗布液(1)の重合性化合物アロニックスM−315をPLEX6661−O(Rohm GmbH&KG製、7,7,9−トリメチル−4,13−ジオキソ−3,14−ジオキサ−5,12−ジアザヘキサデカン−1,16−ジイルジメタクリレート)に代え、バインダポリマー(1)を以下のポリマーに代える以外は、平版印刷版原版Aと同様にして、平版印刷版原版Eを得た。
画像記録層塗布液(3)の重合性化合物アロニックスM−315をPLEX6661−O(Rohm GmbH&KG製、7,7,9−トリメチル−4,13−ジオキソ−3,14−ジオキサ−5,12−ジアザヘキサデカン−1,16−ジイルジメタクリレート)に代え、バインダーポリマーを以下のポリマーに代える以外は、平版印刷版原版Cと同様にして、平版印刷版原版Fを得た。
画像記録層塗布液(3)の重合性化合物アロニックスM−315をPLEX6661−O(Rohm GmbH&KG製、7,7,9−トリメチル−4,13−ジオキソ−3,14−ジオキサ−5,12−ジアザヘキサデカン−1,16−ジイルジメタクリレート)に代え、バインダーポリマーを以下のポリマーに代える以外は、平版印刷版原版Cと同様にして、平版印刷版原版Gを得た。
下記のようにして調製した平版印刷版原版Hの支持体を用いた。このように下塗り層を付与した支持体上に平版印刷版原版Fと全く同じ画像記録層、保護層を塗布し、平版印刷版原版Hを得た。
平版印刷版原版Hの支持体の調製方法: 0.3mm厚のアルミニウム基板を40g/lの水酸
化ナトリウムを含有する60℃の水溶液の中に8秒間にわたり、浸漬する事により、アルミニウム基板を脱脂し、その後脱塩水で2秒間にわたりすすいだ。次に基板を15秒間にわたり交流電流を用いて12g/lの塩酸及び38g/lの硫酸アルミニウム(18−水和物)を含有する水溶液中で33℃の温度及び130A/dm2の電流密度で電気化学的に研磨した。脱塩
水で、2秒間すすいだ後に、アルミニウム基板を155g/lの硫酸を含有する70℃の水溶
液で4秒間にわたり、エッチングする事により汚れを除去し、その後25℃の脱塩水により2秒間にわたりすすいだ。この基板を、引き続き、13秒間にわたり155g/lの硫酸
を含有する水溶液中で、45℃の温度、及び22A/dm2の電流密度で陽極酸化にかけ、その後脱塩水にて2秒間にわたり洗浄した。次に、10秒間にわたり、4g/lのポリビニルホ
スホン酸を含有する40℃の溶液を用いて後処理し、20℃の脱塩水にて2秒間にわたりすすいだ後、乾燥した。
前述した平版印刷版原版Hの支持体の調製方法で得られた支持体上に平版印刷版原版Gと全く同じ画像記録層、保護層を塗布し、平版印刷版Iを得た。
前述した平版印刷版原版Hの支持体の調製方法において、電気化学的な粗面化処理、及び陽極酸化処理を行った後、支持体の表面にポリビニルホスホン酸による親水化処理を施さずに、支持体上に平版印刷版原版Gと全く同じ画像記録層、保護層を塗布し、平版印刷版原版Jを得た。
厚さ0.3mmのアルミニウム板(材質JISA1050)を10質量%水酸化ナトリウムに60℃で25秒間浸漬してエッチングし、流水で水洗後、20質量%硝酸で中和洗浄し、次いで水洗した。これを正弦波の交番波形電流を用いて1質量%硝酸水溶液中で300クーロン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化処理を行った。引き続いて1質量%水
酸化ナトリウム水溶液中に40℃で5秒間浸漬後30質量%の硫酸水溶液中に浸漬し、6
0℃で40秒間デスマット処理した後、20質量%硫酸水溶液中、電流密度2A/dm2
の条件で陽極酸化皮膜の厚さが2.7g/m2になるように、2分間陽極酸化処理した。
このようにして得た支持体の中心線平均粗さ(Ra)を直径2μmの針を用いて測定したところ、0.25μm(JIS B0601によるRa表示)であった。
このようにして得られた支持体上に平版印刷版原版Gと全く同じ画像記録層、保護層を塗布し、平版印刷版原版Kを得た。
厚さ0.3mmのアルミニウム板(材質JISA1050)を10質量%水酸化ナトリウムに60℃で25秒間浸漬してエッチングし、流水で水洗後、20質量%硝酸で中和洗浄し、次いで水洗した。これを正弦波の交番波形電流を用いて1質量%硝酸水溶液中で300クーロン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化処理を行った。引き続いて1質量%水
酸化ナトリウム水溶液中に40℃で5秒間浸漬後30質量%の硫酸水溶液中に浸漬し、60℃で40秒間デスマット処理した後、20質量%硫酸水溶液中、電流密度2A/dm2
の条件で陽極酸化皮膜の厚さが2.7g/m2になるように、2分間陽極酸化処理した。
その後、珪酸ナトリウム1質量%水溶液にて20℃で10秒処理した。
このようにして得た支持体の中心線平均粗さ(Ra)を直径2μmの針を用いて測定したところ、0.25μm(JIS B0601によるRa表示)であった。
このようにして得られた支持体上に平版印刷版原版Gと全く同じ画像記録層、保護層を塗布し、平版印刷版原版Lを得た。
下記の表1及び表2に組成を示した処理液1〜26を作製した。表中の単位は[g]である。ここで、処理液のpHは、燐酸、水酸化ナトリウムを用いて7に調整した。
評価 ― 1 : 露光 → プレヒート → 現像処理 → 自然乾燥
得られた平版印刷版原版は、露光、プレヒート、現像処理、乾燥の順で処理された。ここで、感材によって、露光に用いるセッターを変えている。用いた、セッターと平版印刷版原版の関係は、下記に示す通りである。
赤外線半導体レーザー 平版印刷版原版A、D、E
(Creo社製Trendsetter3244VX)
Creo社製Trendsetter3244VX : 水冷式40W赤外線半導体レーザー搭載にて、出力9W、外面ドラム回転数210rpm、解像度2400dpiの条件で画像様露光を行った。
このようにして、製版された平版印刷版を用いて、未露光部現像性、印刷性を評価した。また、これに加えて、現像液の評価として、感光層(画像記録層)分散性の評価を実施している。未露光部現像性、印刷性および感光層分散性の評価方法、評価指標はこの後に記載してある。
自動現像機(自現機とも称する)として従来より使用していた自現機を用いた例を示す。平版印刷版原版(平版印刷版原版B、C、F、G、H、I、J)をFUJIFILM Electronic Imaging Ltd 製Violet半導体レーザープレートセッターVx9600(InGaN系半導体レーザー405nm±10nm発光/出力30mWを搭載)により画像露光を実施した後、画像は、解像度2438dpiで、富士写真フイルム(株)製FMスクリーン(TAFFETA 20)を用い、35%の平網を、版面露光量0.09mJ/cm2で描画した。露光後の平版印刷版原版を画像露光後、
30秒以内に、富士写真フイルム(株)製自動現像機LP1250PLXと用いて、現像処理を実施した。前記自動現像機は、加熱ユニット/水洗ユニット/現像ユニット/リンスユニット/フィニッシングユニットの順番に構成されており、加熱ユニットの加熱条件は、100℃、10秒間で行った。本発明の処理液を現像槽に仕込み、水洗槽には水を、フィニッシング槽にはガム液FP-2W(富士フイルム製、原液を1:1にて希釈)を仕込ん
だ。現像液の温度は、28℃であり、平版印刷版の搬送は、搬送速度110cm/minで行った。この自現機の概略図は、図2に示す通りである。
尚、評価指標は以下に示す通りである。
△× : 僅かに現像され、非画像濃度が若干減少するが、残膜大。
△ : 僅かではあるが、薄く残膜あり、印刷しても支障ないレベル。
△○ : 基本的には残膜ないが、極まれに薄く残膜する事があるレベル。
○ : 残膜なく、全く問題ないが、処理した版20枚中2〜3版に○△レベルの処理版がみられるレベル。
◎ : 20枚処理した版すべてにおいて、残色ないレベル。
印刷性評価(印刷時の非画像部汚れ)
処理液の不感脂化性を評価するために、平版印刷版原版の感光層を除去したもの(未塗布版状態)を、ハイデルベルグ社製印刷機SOR−Mのシリンダーに取り付けた。湿し水(EU−3(富士写真フイルム(株)製エッチ液)/水/イソプロピルアルコール=1/89/10(容量比))とTRANS−G(N)墨インキ(大日本インキ化学工業(株)製)とを用い、湿し水とインキを供給した後、毎時6000枚の印刷速度で印刷を500枚行った。汚れなかったものは○、汚れたものは×で表す。ただし、表19では、上述した印刷条件を用いて、現像後の非画像部の印刷汚れを評価したものを示している。
表19における実施例では、評価結果を6段階評価し、記載している。3以上が許容レベルとし、点数が大きくなる程、程度が良化している様子を示している。
結果を表4〜19に示す。
前記平版印刷版原版Aの作成に用いた画像記録層塗布液及び保護層塗布液の各濃縮液(以下単に、「画像記録層濃縮液」及び「保護層濃縮液」とも称する。各濃縮液の組成は後に述べる。)を各処理液中に0.3:1:10(=保護層濃縮液:画像記録層濃縮液:処理液)になるように添加した。この混合液を10分以上攪拌させたものを、2週間経時させ、この時の混合液の固形分分散状況を評価した。以上の評価結果を表4〜18に示す。なお、感光層分散性の評価指標は以下の通りである。
△ : 濁りがあり、2日以内に沈殿ができ始めるが、容易に再分散可能な状態。
○ : 濁りはあるが、2週間まで沈殿が殆どない状態。
◎ : 混合後、約1ヶ月まで沈殿が殆どない、または僅かな攪拌で分散可能。
画像記録層濃縮液としては前記画像記録層塗布液の「1−メトキシ−2−プロパノールを除きメチルエチルケトン量を「4g」としたものを使用した。表4〜18に実験結果を記す。更に、この時に行った実験時の処理構成ついてまとめたものを以下に示す。尚、基本的に評価-1は、自現機の項目で記載される図1に従い、評価-2には同項目の図2に従って実験を行った。なお、評価−1において、表4、11及び18ではプレヒートなし、表6ではプレ水洗あり、評価−2において、表16ではプレ水洗なしの条件で現像処理を行った。
下記表20に組成を示した処理液27〜32を作製した。表中の単位は[g]である。ここで、処理液のpHは、燐酸、水酸化ナトリウムを用いて7に調整した。得られた処理
液の性能を上記実施例と同様に評価した結果を表21及び22に示した。表21の実験条件は、プレヒートあり/プレ水洗ありで、自現機実施態様は図2である。表22の実験条件は、プレヒートなし/プレ水洗なしで、自現機実施態様は図1である。
また、更にこの現像液と平版印刷版原版の支持体のアルカリ金属シリケート及び/又は有機ホスホン酸での処理(上記では有機ホスホン酸)とを組み合わせた場合には、表に示されるように現像性、とりわけ残色が、より優れる傾向にあることが判った。現像後の感材の印刷性をみたところ、印刷汚れに関しても良好な結果が得られることが判った。
108 搬送ローラ
112 回転ブラシ
Claims (6)
- 下記式<1>、<2>または<3>で表される化合物の少なくともいずれかを含有し、pH2〜10であることを特徴とする平版印刷版用現像処理液。
((式<1>中、R1は、Hまたはアルキル基、または以下の構造を有する置換基を表す。
基を表す。式<3>中、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ、Hまたはアルキル基を表し、Z−は、対アニオンを表す。) - 前記式<1>で表される化合物および式<2>で表される化合物の総和の濃度が2質量%以上である事を特徴とする請求項1に記載の平版印刷版用現像処理液。
- 水溶性高分子化合物を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の平版印刷版用現像処理液。
- 支持体上に、画像記録層を有する平版印刷版原版を、画像様露光により露光部の画像記
録層を硬化させた後、下記式<1>、<2>または<3>で表される化合物の少なくともいずれかを含有し、pH2〜10である水溶液にて現像を行うことを特徴とする平版印刷版の製版方法。
基を表す。式<3>中、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ、Hまたはアルキル基を表し、Z−は、対アニオンを表す。) - 画像記録層が、(1)重合開始剤、(2)重合性化合物、および(3)バインダーポリマーを含有する請求項4記載の平版印刷版の製版方法。
- 前記平版印刷版原版の支持体表面が、アルカリ金属シリケート及び/又は有機ホスホン酸にて表面処理されていること特徴とする、請求項4又は5に記載の平版印刷版の製版方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249784A JP5064952B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-09-26 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006269649 | 2006-09-29 | ||
JP2006269649 | 2006-09-29 | ||
JP2006322274 | 2006-11-29 | ||
JP2006322274 | 2006-11-29 | ||
JP2007094778 | 2007-03-30 | ||
JP2007094778 | 2007-03-30 | ||
JP2007249784A JP5064952B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-09-26 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176403A Division JP5309255B2 (ja) | 2006-09-29 | 2012-08-08 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008276166A true JP2008276166A (ja) | 2008-11-13 |
JP5064952B2 JP5064952B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=39186123
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007249784A Expired - Fee Related JP5064952B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-09-26 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
JP2012176403A Expired - Fee Related JP5309255B2 (ja) | 2006-09-29 | 2012-08-08 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176403A Expired - Fee Related JP5309255B2 (ja) | 2006-09-29 | 2012-08-08 | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8182980B2 (ja) |
EP (1) | EP1916568B1 (ja) |
JP (2) | JP5064952B2 (ja) |
Cited By (67)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009098590A (ja) * | 2006-12-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 平版印刷版の作製方法 |
WO2009119827A1 (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及びこれを用いた平版印刷版の作製方法 |
WO2010061869A1 (ja) | 2008-11-26 | 2010-06-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法、平版印刷版原版用現像液、及び、平版印刷版原版現像用補充液 |
EP2219074A1 (en) | 2009-02-16 | 2010-08-18 | FUJIFILM Corporation | Processing solution for developing lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2221670A2 (en) | 2009-02-24 | 2010-08-25 | FUJIFILM Corporation | Automatic developing apparatus and processing method for lithographic printing plate precursor |
EP2275257A2 (en) | 2009-03-31 | 2011-01-19 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2275258A2 (en) | 2009-05-29 | 2011-01-19 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2302463A1 (en) | 2009-09-24 | 2011-03-30 | Fujifilm Corporation | Method of preparing a lithographic printing plate |
EP2302462A2 (en) | 2009-09-24 | 2011-03-30 | Fujifilm Corporation | Method of preparing a lithographic printing plate |
WO2011037005A1 (ja) | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版 |
WO2011040114A1 (ja) | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版の製造方法 |
EP2339405A1 (en) | 2009-12-25 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2339402A1 (en) | 2009-12-28 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2339401A1 (en) | 2009-12-28 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2354852A1 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-10 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2354851A2 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-10 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
WO2011105384A1 (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法及び平版印刷版原版用現像液 |
EP2367056A2 (en) | 2010-03-15 | 2011-09-21 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
WO2011118457A1 (ja) | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及びその製造方法 |
WO2011125913A1 (ja) | 2010-03-31 | 2011-10-13 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版処理用の現像液、該現像液を用いた平版印刷版の作製方法、及び、印刷方法 |
EP2378361A1 (en) | 2010-03-26 | 2011-10-19 | Fujifilm Corporation | Method for preparing lithographic printing plate |
EP2383612A1 (en) | 2010-04-30 | 2011-11-02 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
WO2012029582A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法 |
WO2012029583A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法 |
EP2439070A2 (en) | 2010-08-31 | 2012-04-11 | Fujifilm Corporation | Image forming material, planographic printing plate precursor, and method for manufacturing a planographic printing plate |
EP2441783A1 (en) | 2010-09-24 | 2012-04-18 | FUJIFILM Corporation | Polymerizable composition and lithographic printing plate precursor including the same, and lithographic printing method |
EP2471654A2 (en) | 2010-12-28 | 2012-07-04 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor, plate making method thereof and lithographic printing method thereof |
EP2484522A2 (en) | 2011-02-04 | 2012-08-08 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
EP2492752A1 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
EP2492748A1 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
WO2012117882A1 (ja) | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2497639A2 (en) | 2011-03-11 | 2012-09-12 | Fujifilm Corporation | Thermal positive-type planographic original printing plate and method of making planographic printing plate |
EP2506077A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing the same |
EP2551113A2 (en) | 2011-07-25 | 2013-01-30 | Fujifilm Corporation | Photosensitive planographic printing plate precursor and method of producing a planographic printing plate |
WO2013027590A1 (ja) | 2011-08-22 | 2013-02-28 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2565714A1 (en) | 2011-08-31 | 2013-03-06 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate using the same |
EP2568339A2 (en) | 2011-08-24 | 2013-03-13 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of manufacturing lithographic printing plate |
EP2570853A2 (en) | 2011-09-15 | 2013-03-20 | Fujifilm Corporation | Coating composition and image-forming material, lithographic printing plate precursor and oxygen-blocking film including the coating composition |
WO2013038909A1 (ja) | 2011-09-13 | 2013-03-21 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製造方法及び平版印刷版 |
EP2574460A2 (en) | 2011-09-27 | 2013-04-03 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of manufacturing lithographic printing plate |
WO2013047089A1 (ja) | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2610673A2 (en) | 2011-12-26 | 2013-07-03 | Fujifilm Corporation | Method for manufacturing lithographic printing plates |
WO2013125323A1 (ja) | 2012-02-23 | 2013-08-29 | 富士フイルム株式会社 | 発色性組成物、発色性硬化組成物、平版印刷版原版及び製版方法、並びに発色性化合物 |
WO2013129126A1 (ja) | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版および平版印刷版の作製方法 |
WO2013129127A1 (ja) | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版および平版印刷版の製造方法 |
EP2644380A2 (en) | 2012-03-27 | 2013-10-02 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor |
EP2796929A2 (en) | 2011-03-31 | 2014-10-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing the same |
WO2015030032A1 (ja) | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層体およびその応用 |
EP3002124A1 (en) | 2014-09-30 | 2016-04-06 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and process for making lithographic printing plate |
WO2018062408A1 (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層体および半導体素子の製造方法 |
WO2018159640A1 (ja) | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性組成物、平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、及び、化合物 |
WO2018221133A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、ポリマー粒子、及び、組成物 |
WO2018221618A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2018221134A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版作製用樹脂組成物、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2018230412A1 (ja) | 2017-06-12 | 2018-12-20 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の製版方法、有機ポリマー粒子、及び、感光性樹脂組成物 |
WO2019064974A1 (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019151163A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019150788A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019151361A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019187818A1 (ja) | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版作製用現像処理装置、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2020026957A1 (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版積層体、平版印刷版の製版方法、及び、平版印刷方法 |
WO2020026956A1 (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版積層体、平版印刷版の製版方法、及び、平版印刷方法 |
WO2020045586A1 (ja) | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、平版印刷方法、及び、硬化性組成物 |
WO2020067373A1 (ja) | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 印刷用原版、印刷用原版積層体、印刷版の製版方法、及び印刷方法 |
WO2020067374A1 (ja) | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 印刷用原版、印刷用原版積層体、印刷版の製版方法、及び印刷方法 |
EP3838594A1 (en) | 2017-03-31 | 2021-06-23 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor, method of producing same, lithographic printing plate precursor laminate, and lithographic printing method |
EP3854591A1 (en) | 2017-03-31 | 2021-07-28 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor and lithographic printing method |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1975710B1 (en) * | 2007-03-30 | 2013-10-23 | FUJIFILM Corporation | Plate-making method of lithographic printing plate precursor |
JP2009069761A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Fujifilm Corp | 平版印刷版の製版方法 |
JP5248203B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2013-07-31 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版現像用処理液及び平版印刷版の作製方法 |
JP5306363B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-10-02 | 株式会社東芝 | 情報記録再生装置 |
EP2290447A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-02 | Agfa Graphics N.V. | A set for developing a lithographic printing plate |
CN103827748A (zh) * | 2011-09-26 | 2014-05-28 | 富士胶片株式会社 | 平版印刷版的制版方法 |
CN110268333A (zh) * | 2017-02-28 | 2019-09-20 | 富士胶片株式会社 | 平版印刷版的制作方法 |
WO2019044319A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 富士フイルム株式会社 | 搬送型洗出し装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275222A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 平版印刷版の製版用の現像液、および該現像液を用いた平版印刷版の製版方法 |
JP2006023753A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Agfa Gevaert Nv | 平版印刷版の製造方法 |
JP2006091838A (ja) * | 2004-05-19 | 2006-04-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録方法 |
EP1793275A2 (en) * | 2005-12-02 | 2007-06-06 | Fujifilm Corporation | Method for preparation of lithographic printing plate and lithographic printing plate precursor |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3128949A1 (de) * | 1981-07-22 | 1983-02-10 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Lichtempfindliche aufzeichnungsmaterialien zur herstellung von abriebs- und kratzfesten tiefdruckformen sowie verfahren zur herstellung von tiefdruckformen mittels dieser aufzeichnungsmaterialien |
DE69517174T2 (de) | 1995-10-24 | 2000-11-09 | Agfa-Gevaert N.V., Mortsel | Verfahren zur Herstellung einer lithographische Druckplatte mit auf der Druckpresse stattfindenden Entwicklung |
EP0933684A1 (en) * | 1998-01-22 | 1999-08-04 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Developing system of photosensitive resin plates and apparatus used therein |
JP2001051421A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-02-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | パターン形成方法 |
JP4150494B2 (ja) | 2000-09-12 | 2008-09-17 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法 |
JP4064055B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2008-03-19 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法 |
JP4401600B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2010-01-20 | 富士フイルム株式会社 | 感光性平版印刷版 |
US6645567B2 (en) * | 2001-12-19 | 2003-11-11 | Intel Corporation | Electroless plating bath composition and method of using |
KR20040041019A (ko) * | 2002-11-08 | 2004-05-13 | 스미또모 가가꾸 고오교오 가부시끼가이샤 | 반도체 기판용 세정액 |
JP2004295009A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版の製版方法 |
US20070144384A1 (en) * | 2004-05-19 | 2007-06-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd | Image recording method |
JP5089866B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2012-12-05 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷方法 |
US20060216646A1 (en) * | 2005-03-22 | 2006-09-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Plate-making method of lithographic printing plate precursor |
JP4911457B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2012-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法および平版印刷版原版 |
KR20080069252A (ko) * | 2006-01-11 | 2008-07-25 | 토쿄오오카코교 가부시기가이샤 | 리소그래피용 세정제 및 그것을 이용한 레지스트 패턴형성방법 |
JP2007233071A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Fujifilm Corp | 平版印刷版の作製方法および平版印刷版原版 |
-
2007
- 2007-09-26 JP JP2007249784A patent/JP5064952B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-09-28 EP EP07019181.2A patent/EP1916568B1/en active Active
- 2007-09-28 US US11/863,616 patent/US8182980B2/en active Active
-
2012
- 2012-08-08 JP JP2012176403A patent/JP5309255B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275222A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 平版印刷版の製版用の現像液、および該現像液を用いた平版印刷版の製版方法 |
JP2006091838A (ja) * | 2004-05-19 | 2006-04-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録方法 |
JP2006023753A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Agfa Gevaert Nv | 平版印刷版の製造方法 |
EP1793275A2 (en) * | 2005-12-02 | 2007-06-06 | Fujifilm Corporation | Method for preparation of lithographic printing plate and lithographic printing plate precursor |
Cited By (75)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009098590A (ja) * | 2006-12-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 平版印刷版の作製方法 |
WO2009119827A1 (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及びこれを用いた平版印刷版の作製方法 |
WO2010061869A1 (ja) | 2008-11-26 | 2010-06-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法、平版印刷版原版用現像液、及び、平版印刷版原版現像用補充液 |
EP2219074A1 (en) | 2009-02-16 | 2010-08-18 | FUJIFILM Corporation | Processing solution for developing lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2221670A2 (en) | 2009-02-24 | 2010-08-25 | FUJIFILM Corporation | Automatic developing apparatus and processing method for lithographic printing plate precursor |
EP2275257A2 (en) | 2009-03-31 | 2011-01-19 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2275258A2 (en) | 2009-05-29 | 2011-01-19 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2302463A1 (en) | 2009-09-24 | 2011-03-30 | Fujifilm Corporation | Method of preparing a lithographic printing plate |
EP2302462A2 (en) | 2009-09-24 | 2011-03-30 | Fujifilm Corporation | Method of preparing a lithographic printing plate |
WO2011037005A1 (ja) | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版 |
EP3045974A1 (en) | 2009-09-24 | 2016-07-20 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
WO2011040114A1 (ja) | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版の製造方法 |
EP2339405A1 (en) | 2009-12-25 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2339402A1 (en) | 2009-12-28 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2339401A1 (en) | 2009-12-28 | 2011-06-29 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2354852A1 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-10 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
EP2354851A2 (en) | 2010-01-29 | 2011-08-10 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate |
WO2011105384A1 (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法及び平版印刷版原版用現像液 |
CN102782583A (zh) * | 2010-02-26 | 2012-11-14 | 富士胶片株式会社 | 平版印刷版的制备方法和用于平版印刷版原版的显影液 |
CN102782583B (zh) * | 2010-02-26 | 2016-05-18 | 富士胶片株式会社 | 平版印刷版的制备方法和用于平版印刷版原版的显影液 |
US8921033B2 (en) | 2010-02-26 | 2014-12-30 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate and developer for lithographic printing plate precursor |
EP2367056A2 (en) | 2010-03-15 | 2011-09-21 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
WO2011118457A1 (ja) | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及びその製造方法 |
EP2378361A1 (en) | 2010-03-26 | 2011-10-19 | Fujifilm Corporation | Method for preparing lithographic printing plate |
WO2011125913A1 (ja) | 2010-03-31 | 2011-10-13 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版処理用の現像液、該現像液を用いた平版印刷版の作製方法、及び、印刷方法 |
EP2383612A1 (en) | 2010-04-30 | 2011-11-02 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
WO2012029582A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法 |
EP2439070A2 (en) | 2010-08-31 | 2012-04-11 | Fujifilm Corporation | Image forming material, planographic printing plate precursor, and method for manufacturing a planographic printing plate |
WO2012029583A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の作製方法 |
EP2441783A1 (en) | 2010-09-24 | 2012-04-18 | FUJIFILM Corporation | Polymerizable composition and lithographic printing plate precursor including the same, and lithographic printing method |
EP2471654A2 (en) | 2010-12-28 | 2012-07-04 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor, plate making method thereof and lithographic printing method thereof |
EP2484522A2 (en) | 2011-02-04 | 2012-08-08 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
EP2492748A1 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
EP3001249A2 (en) | 2011-02-28 | 2016-03-30 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursors and processes for preparing lithographic printing plates |
WO2012117882A1 (ja) | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2492752A1 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and plate making method thereof |
EP2497639A2 (en) | 2011-03-11 | 2012-09-12 | Fujifilm Corporation | Thermal positive-type planographic original printing plate and method of making planographic printing plate |
EP2506077A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing the same |
EP2796929A2 (en) | 2011-03-31 | 2014-10-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing the same |
EP2796928A2 (en) | 2011-03-31 | 2014-10-29 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing the same |
EP2551113A2 (en) | 2011-07-25 | 2013-01-30 | Fujifilm Corporation | Photosensitive planographic printing plate precursor and method of producing a planographic printing plate |
WO2013027590A1 (ja) | 2011-08-22 | 2013-02-28 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2568339A2 (en) | 2011-08-24 | 2013-03-13 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of manufacturing lithographic printing plate |
EP2565714A1 (en) | 2011-08-31 | 2013-03-06 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of preparing lithographic printing plate using the same |
WO2013038909A1 (ja) | 2011-09-13 | 2013-03-21 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製造方法及び平版印刷版 |
EP2570853A2 (en) | 2011-09-15 | 2013-03-20 | Fujifilm Corporation | Coating composition and image-forming material, lithographic printing plate precursor and oxygen-blocking film including the coating composition |
EP2574460A2 (en) | 2011-09-27 | 2013-04-03 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of manufacturing lithographic printing plate |
WO2013047089A1 (ja) | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版及び平版印刷版の作製方法 |
EP2610673A2 (en) | 2011-12-26 | 2013-07-03 | Fujifilm Corporation | Method for manufacturing lithographic printing plates |
WO2013125323A1 (ja) | 2012-02-23 | 2013-08-29 | 富士フイルム株式会社 | 発色性組成物、発色性硬化組成物、平版印刷版原版及び製版方法、並びに発色性化合物 |
WO2013129126A1 (ja) | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版および平版印刷版の作製方法 |
WO2013129127A1 (ja) | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版および平版印刷版の製造方法 |
EP2644380A2 (en) | 2012-03-27 | 2013-10-02 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor |
WO2015030032A1 (ja) | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層体およびその応用 |
EP3002124A1 (en) | 2014-09-30 | 2016-04-06 | Fujifilm Corporation | Lithographic printing plate precursor and process for making lithographic printing plate |
WO2018062408A1 (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層体および半導体素子の製造方法 |
WO2018159640A1 (ja) | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性組成物、平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、及び、化合物 |
EP3838594A1 (en) | 2017-03-31 | 2021-06-23 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor, method of producing same, lithographic printing plate precursor laminate, and lithographic printing method |
EP4275910A2 (en) | 2017-03-31 | 2023-11-15 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor, method of producing same, lithographic printing plate precursor laminate, and lithographic printing method |
EP3854591A1 (en) | 2017-03-31 | 2021-07-28 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor and lithographic printing method |
WO2018221134A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版作製用樹脂組成物、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2018221133A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、ポリマー粒子、及び、組成物 |
WO2018221618A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2018230412A1 (ja) | 2017-06-12 | 2018-12-20 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の製版方法、有機ポリマー粒子、及び、感光性樹脂組成物 |
WO2019064974A1 (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019151163A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019150788A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2019151361A1 (ja) | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、及び、平版印刷版の作製方法 |
EP3960456A1 (en) | 2018-01-31 | 2022-03-02 | FUJIFILM Corporation | Lithographic printing plate precursor and method of producing lithographic printing plate |
WO2019187818A1 (ja) | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版作製用現像処理装置、及び、平版印刷版の作製方法 |
WO2020026956A1 (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版積層体、平版印刷版の製版方法、及び、平版印刷方法 |
WO2020026957A1 (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版原版積層体、平版印刷版の製版方法、及び、平版印刷方法 |
WO2020045586A1 (ja) | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、平版印刷方法、及び、硬化性組成物 |
WO2020067374A1 (ja) | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 印刷用原版、印刷用原版積層体、印刷版の製版方法、及び印刷方法 |
WO2020067373A1 (ja) | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 印刷用原版、印刷用原版積層体、印刷版の製版方法、及び印刷方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8182980B2 (en) | 2012-05-22 |
EP1916568B1 (en) | 2017-02-08 |
US20080081295A1 (en) | 2008-04-03 |
EP1916568A3 (en) | 2013-12-11 |
EP1916568A2 (en) | 2008-04-30 |
JP2012238023A (ja) | 2012-12-06 |
JP5309255B2 (ja) | 2013-10-09 |
JP5064952B2 (ja) | 2012-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5309255B2 (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 | |
JP4792253B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP5124662B2 (ja) | 平版印刷版の作製方法 | |
JP4945103B2 (ja) | 平版印刷版の作製方法、平版印刷版原版および平版印刷方法 | |
JP5453333B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP5172097B2 (ja) | 平版印刷版原版および平版印刷版原版の製造方法 | |
JP5097833B2 (ja) | 平版印刷方法 | |
JP2009047927A (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 | |
JP4900913B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP2007206348A (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 | |
JP5087701B2 (ja) | 平版印刷方法 | |
JP2006130905A (ja) | 平版印刷方法 | |
JP2009139852A (ja) | 平版印刷版の作製方法及び平版印刷版原版 | |
JP2006039468A (ja) | 平版印刷版の作製方法 | |
JP4349991B2 (ja) | 平版印刷版の処理方法 | |
JP2009186997A (ja) | 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法及び平版印刷版方法 | |
JP5150287B2 (ja) | 平版印刷版の作製方法及び平版印刷版原版 | |
JP2006309160A (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP2008145983A (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 | |
JP2009210639A (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 | |
JP4905790B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP4909532B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP2008256743A (ja) | 平版印刷版の作製方法 | |
JP5175582B2 (ja) | 平版印刷版の作製方法 | |
JP2009080320A (ja) | 平版印刷版用現像処理液及び平版印刷版の製版方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110909 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120424 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5064952 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |