JP2008272273A - ヒーリング器具と照明器具とヒーリング装置 - Google Patents

ヒーリング器具と照明器具とヒーリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高度の癒し効果・多機能・簡潔構成・用法簡単・低イニシャルコスト・低ランニングコストなどを満足させることのできるLED利用のヒーリング器具と照明器具とヒーリング装置とを提供する。
【解決手段】ケーシング21と光発生手段41とを備えている。ケーシング21が光反射面23と光透過面24とで囲われた内部空間25を有している。光発生手段41が光発射部49を有する。ケーシング内部空間25の光反射面23に向けて光を発射するための発光ダイオード42が光発射部49に装備されている。ケーシング21の内部空間25に光発生手段41の光発射部49が配置されて発光ダイオード42がケーシング内部空間25の光反射面23に向けられ、光発射部49がケーシング21内に保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は心身の治癒や回復を促す上で有用かつ有益なヒーリング器具と照明器具とヒーリング装置に関する。
人が社会生活を営んでいく上でストレスをゼロすることは難しい。むしろ適度なストレスや克服可能なストレスであれば、それが精神的な成熟を促し、それを乗り越えることで人間的な喜びが得られるとさえいわれる。とはいえ現代人は、社会生活で外部から加えられる「人間関係」「仕事」「緊張」などの圧力や抑制によって、より多くのストレスを受けたりする。とくに過度で長期のストレス等については、「不安」「緊張」「鬱」「無気力」「怒り」などの心理的反応、「高血圧」「不眠」「動悸」などの生理的反応、「暴飲暴食」「攻撃行動」などの行動的反応を惹き起こす原因になるという指摘がある。
ストレスに対する反応は個人差がきわめて大きい。ストレス耐性の強い者はストレス要因が比較的高い場合でもストレス反応を抑制する。逆にストレス耐性が弱い者などは、それほど高くないストレス要因によってもストレス反応を増加させてしまう。ストレス耐性は慣れや訓練で高めることができるが、これにも限度がある。一般的な傾向でいえば、多くの人は適時・適当な手段でストレスを解消したりしている。
ストレス解消法については生活の中で身近にできるものがかなりある。たとえば疲れを癒やし寛いで休憩休息をとる/気晴らしをする/元気を回復するなどがそれである。この程度のことであれば、日常生活における休養・入浴・運動・食事・娯楽などを通じてストレス解消することができる。しかしこのストレス解消手段では、大きなストレス解消効果を期待することができない。ほかには、器具や装置を用いたりするところの高度で積極的なストレス解消法も実施されている。後者のストレス解消法については、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など五感のいずれかを通じて精神や身体の緊張をほぐすものが主流をなしている。なかんずく視覚にウエイトをおいたものなどは、感性に訴えて緊張を解きほぐす作用が大きいため、癒しの効果が大きいという報告が一部にある。
従来技術の一つが下記の特許文献1に開示されている。特許文献1のヒーリングボックスは、人が入って座ることのできる椅子が備えられた開閉扉を有するボックス本体と、このボックス本体内に設置されたマイナスイオン発生装置と、明るさを変えることができる照明装置と、安らぎのαサウンドを出すための音響装置とで構成されている。
特許文献1のヒーリングボックスは、精神的な疲れを癒したい欲望に応える場として、癒し効果のある場で体感することにより気分が落ち着き、心身ともリラックスした状態になることが期待されるという。さらに、ここでの取得データが心理学・精神医学・生理学等への貴重なデータとして有効活用が期待されるともいう。
特許文献1のヒーリングボックスについて下記の特許文献2はつぎのように指摘する。すなわち特許文献1のヒーリングボックスの場合は、ボックス内の椅子に座って視覚・聴覚・嗅覚で癒し効果を得るものであるから、十分な癒し効果が得られないという。この課題を解決するため、特許文献2のヒーリングボックスが提供されたわけである。
特許文献2のヒーリングボックスについていうと、これは、人が入って座ることができる椅子が備えられた開閉扉を有するボックス本体と足浴装置とで構成されたものである。そのうちの足浴装置は、ボックス本体内で椅子に座った人の足が位置(床面)に備えられた収納容器(両足を入れることができる)と、この収納容器内に収納された医王石と、この医王石を熱して遠赤外線を発生させるための給湯装置(湯を収納容器内に循環供給ためのもの)とからなる。
特開2003−19202号公報 特開2004−337479号公報
特許文献2のヒーリングボックスは上記のように構成されているから、つぎのような効果があるという。それは足浴装置で身体の新陳代謝がよくなることや、外部と遮断されたボックス内に入ることによって、癒し効果が得られるというものである。
特許文献2のヒーリングボックスは上記のような効果があるので望ましいといえる。しかしながらこの文献技術の場合、レーザダイオード(LED)の発光エネルギを有効活用して癒し効果を高めることについては何も技術開示していない。さらに、心理学・精神医学・生理学等の観点から有意な効果を導き出すということについても、特許文献2にはそれに関する技術示唆がみられない。
LEDについては周知のとおり、携帯電話・デジタルビデオカメラ・バックライト・大型ディスプレイ・道路表示器などを中心に普及している。LEDは、また、導入が積極的な交通信号灯を始めとして、今後、自動車用ランプや一般照明用光源として普及することが期待される。このほかに医療用LEDなども開発されている。これはLEDの光エネルギを利用して皮膚の殺菌・治療・施術・活性化・老化防止等をはかるというものである。さらに医療分野では、筋肉の増強・糖尿病の深刻な合併症の改善・視力回復等にLEDの光エネルギを適用するという研究開発も行われている。しかしながらこれらの用例においても、LEDの発光エネルギを有効活用して高度の癒し効果を得ることについては特段のものがない。
したがって、LEDの発光エネルギを有効活用して高度の癒し効果を得ることのできるヒーリング手段が希求されている。これに多機能・簡潔構成・用法簡単・低イニシャルコスト・低ランニングコストなどの諸効果が付帯するのであれば、より望ましいヒーリング手段になる。
本発明はこのような技術上の課題に鑑み、高度の癒し効果・多機能・簡潔構成・用法簡単・低イニシャルコスト・低ランニングコストなどを満足させることのできるLED利用のヒーリング器具やヒーリング装置を提供し、また、このような機能や効果を兼備した照明器具を提供しようとするものである。
(01)本発明に係るヒーリング器具は所期の目的を達成するための第一の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第一の課題解決手段は、ケーシングと光発生手段とを備えていること、および、ケーシングが角錐反射面・円錐反射面・放物反射面のうちのいずれかからなる光反射面と光を透過させることのできる光透過面とで囲われた内部空間を有していること、および、光発生手段が光発射部を有していてケーシング内部空間の光反射面に向けて光を発射するための発光ダイオードがその光発射部に装備されていること、および、ケーシングの内部空間に光発生手段の光発射部が配置されて発光ダイオードがケーシング内部空間の光反射面に向けられているとともに当該光発射部がケーシング内に保持されていることを特徴とする。
(02)本発明に係るヒーリング器具は所期の目的を達成するための第二の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第二の課題解決手段は、ケーシングと光発生手段と透明部材とを備えていること、および、ケーシングが角錐反射面・円錐反射面・放物反射面のうちのいずれかからなる光反射面と光を透過させることのできる光透過面とで囲われた内部空間を有していること、および、光発生手段が光発射部を有していてケーシング内部空間の光反射面に向けて光を発射するための発光ダイオードがその光発射部に装備されていること、および、透明部材が透明球体と透明多面体のうちから選択される一つ以上のものであること、および、ケーシングの内部空間に光発生手段の光発射部が配置されて発光ダイオードがケーシング内部空間の光反射面に向けられているとともに当該光発射部がケーシング内に保持されていること、および、ケーシングの内部空間において、光発射部の前方・光発射部と同位置・光発射部の後方のうちから選択されたいずれか一つ以上の位置に透明部材が配置されて当該透明部材がケーシング内に保持されていることを特徴とする。
(03)本発明に係るヒーリング器具は所期の目的を達成するための第三の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第三の課題解決手段は、上記(01)?(02)のいずれかに記載されたものにおいて、光発生手段の光発射部には互いに異色の光を発するための複数種の発光ダイオードが装備されていることを特徴とする。
(04)本発明に係るヒーリング器具は所期の目的を達成するための第四の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第四の課題解決手段は、上記(01)?(03)のいずれかに記載されたものにおいて、ケーシングが、内外に組み合わされて合体されたインナボックスとアウタボックスとからなり、そのうちのインナボックスが内部空間を有するものであることを特徴とする。
(05)本発明に係る照明器具は所期の目的を達成するための第五の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第五の課題解決手段は、上記(01)?(04)のいずれかに記載されたヒーリング器具と照明手段との組み合わせからなるものであること、および、照明手段が照明用のランプを備えていること、および、ケーシングにおける内部空間の内部と内部空間の外部とのうち、そのいずれか一つ以上の部位に照明用のランプが装備されていることを特徴とする。
(06)本発明に係るヒーリング装置は所期の目的を達成するための第六の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第六の課題解決手段は、上記(01)?(04)のいずれかに記載されたヒーリング器具とヒーリング室構造体との組み合わせからなるものであること、および、ヒーリング室構造体が人の在室することのできる室内空間を有していること、および、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれてヒーリング器具がヒーリング室構造体に連結されていることを特徴とする。
(07)本発明に係るヒーリング装置は所期の目的を達成するための第七の課題解決手段として下記の技術内容を特徴とする。すなわち第七の課題解決手段は、上記(05)に記載された照明器具とヒーリング室構造体との組み合わせからなるものであること、および、ヒーリング室構造体が人の在室することのできる室内空間を有していること、および、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれて照明器具がヒーリング室構造体に連結されていることを特徴とする。
本発明に係るヒーリング器具の場合、ケーシングの内部空間において、光発生手段の光発射部にある発光ダイオードから光反射面に向けて光を発射する。発光ダイオードからの光は光反射面で反射した後、ケーシングの光透過面からケーシング外に出る。このようにしてケーシング外に出る光のエネルギは、癒しを受けようとする者(以下使用者という)の身体の一部または複数部分に照射される。かかる光照射を適切な時間だけ受けることになる使用者は、その光の特殊性によって癒される。このような本発明品はヒーリング器具として下記(11)〜(20)の効果がある。
(11)発光ダイオードについては周知のとおり、赤色光(波長≒650〜770nm)・青色光(波長≒455〜492nm)・緑色光(波長≒492〜550nm)など種々の波長の光を出すものが提供されているから、異なる発光色の発光ダイオードを組み合わせたり、その組み合わせを変化させたりすることで任意色の有色光を発生させることができる。ケーシングの内部空間において波長の異なる異色光(複数)を光反射面に向けて発射したときは、それらの光が光反射面で複数回反射し、ケーシングの光透過面からケーシング外に出たりする。かかる光伝播過程でそれぞれの異色光が互いに交錯するときは、ある割合において、二つ以上の同種の光波が一点で出合う。この場合、一点で出合う光波が同位相ならば振幅を強め合い、逆位相ならば振幅を弱め合うという光の干渉が生じる。その結果、ケーシングの内部空間では多種の色合いの有色光が生じてこれによる幻想的な雰囲気が醸し出され、それがケーシングの光透過面からケーシング外にも波及することとなる。癒しを求める使用者がこのような光を浴びるというときは、その独特で幻想的な光を体感することで精神医学的に癒されるようになる。
(12)ケーシングついては、さらに、発光ダイオードによる波長≒360nm〜830nmないし波長≒300nm〜900nmの範囲内の光エネルギがここから発せられるものである。この波長域の光エネルギについては、医療の分野で注目されて以来、疾患(疾病)の治療・人体の細胞や組織の活性化・病原菌の殺菌等に活用されている。このほか植物や魚介類の育成等にも活用されていたりする。人に関する一例でいうと、波長≒830nmのLED光(近赤外線)の場合は、これを照射したときにアンチエイジング効果や、肌・筋肉のリフトアップ効果が得られる。その理由については、皮膚への到達度が高い当該波長域のLED光が筋肉層にまで到達して筋肉細胞や筋肉芽細胞を活性化させ、筋肉を増強させるからであるといわれる。一方で波長≒633nmの赤色LED光は、これを人(使用者)に照射したときに表皮のコラーゲンを増殖させ、それによって肌の張り・艶・小皺・毛穴・隈などを改善に導くといわれる。さらに波長≒415nmの青色LED光も、これの照射でアクネ菌を破壊殺菌するなどニキビのような皮膚病の治療に有効という報告がある。発光ダイオードによる光エネルギは、その照射を受けたときに身体に有効作用して上記のような効果をもたらすから、人の生理的現象を活性化させる上で有意なものであるといえる。それで使用者は肉体的な苦痛・疲労・機能低下または傷病等から解放されて生理学的にも癒されるようになる。
(13)ケーシングから反射によって外部へ発射される発光ダイオードのエネルギが心身の癒し有効であるということは、使用者が体験的に理解することができる。さらにいうと、プラシーボ効果と同様に心理学的な好結果をもたらすものである。ということで、これが暗示効果や条件付けとなって使用者の癒し力などが自然に引き出されたりする。これはストレスなどの主観的な症状に対してとくに効果的といえる。
(14)上述の精神医学効果・生理学的効果・心理学効果が重畳するときは、それぞれの単独の効果に比し、数倍の癒し効果があるので、心身に対する高度の癒し効果を発揮することができる。
(15)ケーシングは光反射面と光透過面とを有する簡潔構成のもので、光発生手段も発光ダイオードによる光発射部を具備した簡潔構成のものである。さらに、この主たる構成要素の相対関係においても、光発生手段の光発射部がケーシングの内部空間に配置かつ保持されるだけでよいから、総じてヒーリング器具の構成が簡潔化されたものとなる。
(16)発光ダイオードから発射される光はほとんど可視領域の安全なものであり、さらにそのLED光の直射光ではなく、それを反射させてからケーシングの外部に取り出すので安全性がさらに高くなる。しかもLED反射光は単純に通電するだけの操作でケーシング外に取り出せるから、安全性の高い当該ヒーリング器具の用法もきわめて簡単といえる。
(17)反射面を有するケーシングや発光ダイオードを主体にした光発生手段は、上述のとおりいずれも簡潔構成のもので、これらの構成材料も廉価なものが採用できる。したがってヒーリング器具のイニシャルコストを低く抑えることができる。
(18)周知のとおり、発光ダイオードは電力使用量が低いものである。したがって使用に際して所要の光を取り出すというときのヒーリング器具のランニングコストも低く抑えることができる。加えて発光ダイオードが長寿命であるため、ヒーリング器具はメンテナンスフィーについても多くを要しないものとなる。
(19)ヒーリング器具でケーシング内に透明部材が配置されているものは、ここに到達したLED光には透過・屈折・反射などが生じ、そのうちで屈折や反射の生じたLED光が方向を変えたりする。そのため、ケーシング外に出射される複数の互いに異色なLED反射光の経路が複雑多岐にわたるようになる。その経路のいくつかをあげるとつぎのとおりである。一つは光発射部→透明部材→光反射面→ケーシング外のようになり、他の一つは光発射部→光反射面→透明部材→ケーシング外のようになり、さらに他の一つは光発射部→透明部材→光反射面→透明部材→ケーシング外のようになる。これによってLED反射光が互いに交錯するようになり、しかも互いに異色の光線においてこのような現象が生じるのである。したがって、LED光による幻想的な雰囲気が上記(11)のそれを上回るようになり、精神医学的に癒されるところの効果も上記(11)を上回るようになる。
(20)ケーシングがインナボックスとアウタボックスと合体物からなるときは、そのうちのインナボックスが所定の内部空間を有するものとなる。この場合において、アウタボックスには設計製作上の自由度があるから、これに依存して強度・安定設置性・外観体裁・その他を満たすことができるようになる。
(21)ヒーリング器具は上述のように幻想的な雰囲気を醸し出し、視覚的美術品(オプティカルアート作品)になる。これは視覚的な鑑賞に供することができるほか、商業的なディスプレイにも活用することのできる汎用性がある。
本発明に係る照明器具は、既述のヒーリング器具を主要部に備えていてこれに照明手段が組み合わされたものである。さらにいうと、当該照明器具は、ケーシングにおける内部空間の内部・外部のいずれか一つ以上の部位に照明用のランプが装備されているものである。このような本発明品は照明器具として下記(22)〜(24)の効果を有している。
(22)照明機能とヒーリング機能とを一具で備えているので利便性が高い。
(23)ヒーリングに用いるときに上記(11)〜(21)と同様の効果を得ることができる。
(24)ヒーリング用のLEDやケーシングが照明用のそれを兼ねたりする。したがって照明器具としての制作費がその分だけ低減する。
本発明に係るヒーリング装置の一つは、既述のヒーリング器具を主要部として備えていてこれとヒーリング室構造体とが組み合わされたものである。さらにいうと、当該ヒーリング装置は、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれてヒーリング器具がヒーリング室構造体に連結されたものである。このような本発明装置は、ヒーリング用のものとして下記(25)〜(27)の効果を有している。
(25)このヒーリング装置は既述のヒーリング器具と共通の構成を備えている。この構成の共通する部分に関して当該ヒーリング装置は、上記(11)〜(21)と同様の効果がある。
(26)ヒーリング室構造体の室内空間で「着座」「横臥」などの安楽姿勢をとり、リラックスしながらLED光による癒しを受けることができる。したがって癒しの効果をさらに高めることができる。
(27)ヒーリングしないときのヒーリング室構造体が通常の居住空間ないし居室空間にもなるものである。したがってヒーリングいかんにかかわらず、定常的に有効活用することのできる汎用性や利便性がある。
本発明に係るヒーリング装置の他の一つは、既述の照明器具を主要部として備えていてこれとヒーリング室構造体とが組み合わされたものである。さらにいうと、当該ヒーリング装置は、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれて照明器具がヒーリング室構造体に連結されたものである。このような本発明装置は、ヒーリング用のものとして下記(28)〜(30)の効果を有している。
(28)このヒーリング装置は既述の照明器具と共通の構成を備えている。この構成の共通する部分に関して当該ヒーリング装置は、上記(11)〜(24)または(11)〜(27)と同様の効果がある。
(29)ヒーリング室構造体の室内空間で「着座」「横臥」などの安楽姿勢をとり、リラックスしながらLED光による癒しを受けることができる。したがって癒しの効果をさらに高めることができる。
(30)ヒーリングしないときのヒーリング室構造体が通常の居住空間ないし居室空間にもなるものである。しかもこれには照明手段が備わっている。したがってヒーリングいかんにかかわらず、また、昼夜間を問わず、定常的に有効活用することのできる汎用性や利便性がある。
本発明に係るヒーリング器具・照明器具・ヒーリング装置については、はじめヒーリング器具の実施形態を添付図面に基づいて説明し、つぎに照明器具の実施形態を添付図面に基づいて説明し、それからヒーリング装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4に例示されたヒーリング器具11において、21はケーシング、31aおよび31bは透明部材、41は光発生手段をそれぞれ示す。
図1〜図4とくに図1〜図2を参照して明らかなように、ヒーリング器具11のケーシング21はインナケース22とアウタケース26とかなる。そのうちでインナケース22は、角錐反射面・円錐反射面・放物反射面のうちのいずれかからなる光反射面23と、光を透過させることのできる光透過面24とで囲われた内部空間25を有している。この場合の「角錐反射面」は三角錐以上の多角錐反射面を含む語であり、「円錐反射面」は真円の円錐反射面や楕円の円錐反射面を含む語であり、さらに「放物反射面」は真円放物面反射面や楕円放物面反射面やその他の放物面反射面を含む語である。円錐形や角錐形をなす場合のインナケース22の頂部の内角は鋭角・直角・鈍角のいずれでもよいが、通常は直角でない場合が多い。ちなみに図示例の光反射面23は、四角錐反射面からなる。これは[高さ:底辺]がほぼ[1:1.618]であるところのピラミッド型の四角錐反射面である。俗説ではあるが、インナケース22のようなピラミッド型はヒーリング効果その他のパワーを発揮するといわれているので心理作用上望ましいものである。ケーシング21の光透過面24はインナケース22側にある。すなわち正四角錐反射面からなる光反射面23の底面がこの光透過面24に該当する。図示例での光透過面24は、これを開口面ないし開放面とすることで形成されている。アウタケース26はインナケース22を覆うことのできる中空体からなり、内部空間27を有するものである。アウタケース26については、インナケース22を内部空間27に嵌め込むことのできる形状でありさえすれば、中空立方体・中空直方体・中空角錐体・中空円錐体・中空異形体のいずれであってもよいが、図示例では一つの面たとえば前面が開放された中空立方体形状の箱からなる。中空立方体形状の箱からなるアウタケース26の大きさは、一辺の大きさが20〜100cm程度のものであり、具体的なそれは60cm程度である。ケーシング21用のインナケース22やアウタケース26は、その一部または全部が金属・合成樹脂(FRPを含む)・半硬質ないし硬質のゴム・木材・ガラス(強化ガラスを含む)・石材・石膏・軽量セメント材などうちから選択される単体または二種以上の複合体からなる。そのうちでインナケース22の内面すなわち光反射面23は、一例として金属製・ガラス製・合成樹脂製などの鏡面材をインナケース22の内面に張り付けることにより形成され、別の一例として、鏡面仕上げ可能な材質からなるインナケース22の内面を鏡面仕上げすることにより形成され、このら以外の一例として、インナケース22の内面をメッキすることにより形成される。具体的一例でいうとインナケース22は金属製のものからなり、アウタケース26は合成樹脂製のものからなる。
図1〜図4において、透明部材31a・31bは自明のとおり透明材料からなるものである。透明部材31a・31bは充実型・中空型のいずれであってもよく、また、無色透明・有色透明のいずれであってもよい。代表的な例では、充実型で無色透明のものが透明部材31a・31bとして採用されることが多い。透明部材31a・31bの大きさは、インナケース22の内部空間25の大きさに応じて設定される。原則でいうと、透明部材31a・31bは内部空間25を下回る大きさのものであり、しかも、透明部材31a・31bは内部空間25に比べてかなり小さい。具体的にいうと、透明部材31a・31bは最大直径の部分が2〜30cmの範囲内にあることが多い。透明部材31a・31bについては、一つだけ用いられる場合と複数用いられる場合とがある。複数用いられる場合の透明部材31a・31bは、形状が同じ場合と異なる場合、サイズが同じ場合とサイズが異なる場合、無色透明の場合と有色透明の場合などがある。図示例のケースは、形状とサイズの異なる無色の透明部材31a・31b少なくとも一つずつ用いられるという態様である。その場合における一方の透明部材31aは球体からなり、他方の透明部材31bは多面体からなる。代表的な一例において一方の透明部材31aは水晶などの透明宝玉からなる。とくに水晶玉の場合、巷間で不思議な力のあるパワーストーンとして崇められているので心理作用上望ましいといえる。他方の透明部材31bの代表例は、ダイヤモンドカットされたダイヤモンドと同様の多面体(イミテーションのダイヤモンド)からなる。このようなダイヤモンドカット構造の多面体は、光の屈折や反射が変化に富むので望ましいといえる。その他の例で透明部材31a・31bは透明ガラス・透明プラスチック・透明合成樹脂でコーティングされた透明ガラスなどのうちの一種または複数種からなる。
図1〜図4において、光発生手段41は発光ダイオード(LED)42を主体にしたものである。発光ダイオード42については有色光を発するものであればいずれでも採用できる。その場合の発光ダイオード42は、モノカラーからフルカラーまでの範囲内で複数種のものが組み合わされる。この例での発光ダイオード42は、フルカラーの光を発生させるため、赤色発光ダイオード42Rと緑色発光ダイオード42Gと青色発光ダイオード42Bとで構成されている。具体的なフルカラー発光ダイオード42は周知のとおり、所定のLEDが基板に固定されてその前面が透明カバーで覆われたものである。フルカラー発光ダイオード42は、これを任意の色で発光させたりその明さや色調を変化させたりするため、電気的には図4に例示するような回路に組み込まれている。すなわちフルカラー発光ダイオード42は、中央演算処理装置(CPU)43・読み出し専用の記憶デバイス(ROM)44・読み書き用の記憶デバイス(RAM)45・入出力用のインタフェース46・ドライバ47・デコーダ48・抵抗値の異なる三つ単位の抵抗R1〜R3・R4〜R6・R7〜R9などと共に回路構成されている。フルカラーの発光ダイオード42は、また、機械的には光発生手段41の光発射部49に取り付けられるものである。光発射部49は板状またはブロック状のもので、円形・多角形・輪形・異形などのうちから選択される任意の形状を有している。光発射部49は、また、充実体であったり中空体であったりする。図示例の光発射部49は板状で丸い輪形(リング形)をしている。光発射部49の材料については、インナケース22やアウタケース26などと同様、前記ケーシング材料で述べたもののうちから適当なものが採用される。具体的には、光発射部49は金属・合成樹脂・木材・硬質ゴムのうちから選択される単体または複合体からなる。かかる光発射部49の裏面側には、接着剤による止着手段・金具による止着周知の手段で取り付けられた複数のフルカラー発光ダイオード42が等間隔または不等間隔で分布している。
上述のケーシング21・透明部材31a・31b・光発生手段41は、これらをつぎように組み立てることでヒーリング器具11が構成される。ケーシング21については、インナケース22とアウタケース26とを内外に配してこれらを組み付け合体することにより構成される。この場合に両ケース22・26は、接着・溶接・継手・金具・継ぎ合わせなど周知の手段が一つ以上採用されて相対的に固定される。図示例では、面一に揃えられた両ケース22・26の開口端面にわたって接合金具28があてがわれ、それがビス止めによって当該両ケース22・26の開口端面に固定される。かくて両ケース22・26はその合体状態において相対的に固定される。二つの透明部材31a・31bについては、そのうちの透明部材31bがインナケース22の内奥部にあてがわれてそこに固定され、他の透明部材31aが光発生手段41の光発射部49に取り付けられる。こうした場合の透明部材31a・31bの固定や取り付けには、一例として接着剤が用いられ、他の一例として金具が用いられる。この後者の場合の金具は、インナケース22とか光発射部49とかだけでなく、透明部材31a・31bをも貫通することがある。そのような場合は、透明部材31a・31bの所定箇所にあらかじめ貫通孔が形成されていたりする。光発生手段41の場合は光発射部49が取り付けられる。そのための一例として、光発射部49の外周面には、たとえば金属製からなる複数本のステー50が放射状に取り付けられている。このステー50がたとえばパイプや溝形材のような中空体からなるとき、その中空体の内部空間が発光ダイオード42の配線空間として利用されることがある。光発射部49は、発光ダイオード42が付されている面を裏面にしてインナケース22内に配置され、かつ、各ステー50の端部をインナケース22に固定することでインナケース22内に保持される。この各ステー50の固定も周知手段(溶接・接着・金具など)のうちのいずれか一つ以上が採用される。このほか、各ステー50の端部がインナケース22を貫通するというときには、それらステー50の端部をアウタケース26の内面に突き当てるだけで光発射部49がインナケース22内に保持されることがあり、また、各ステー50の端部をアウタケース26に固定することで光発射部49がインナケース22内に保持されることがある。手順については、光発射部49をインナケース22内に保持したあとでインナケース22とアウタケース26とが合体されることもある。このようにして光発射部49がインナケース22内のほぼ中央部に保持されたとき、この光発射部49に付された透明部材31aもインナケース22内の所定位置に保持される。光発射部49を除く光発生手段41の他の構成要素(部品・ユニットなど)の場合は、インナケース外面・アウタケース内部・アウタケース外面などに組み付けられたり、または、両ケース22・26とは別体の制御盤などに組み付けられたりする。図示例では電源スイッチ・明さの調整ツマミ・色調の調整ツマミ・その他がまとめられたコントロールユニット51がアウタケース26の底面を除くいずれかの面たとえばアウタケース26に取り付け配備される。光発生手段41としては、遠隔操作で電源のオンオフや各種の調整を行うためにワイヤ式またはワイヤレス式(赤外線式・レーザ式など)のリモートコントローラ(図示せず)が装備されることがある。そのうちでワイヤレス式リモートコントローラの場合は、コントロール信号を送信するためのコントロール器に対応した信号受信部52がアウタケース26の外側面に取り付け配備される。光発生手段41については、また、バッテリを電源とするもの、商用電源を電源とするもの、その両方の切り替え自在に使用できるものなどがある。これらのうちで商用電源を用いるものでは、周知のとおり交流を整流して抵抗器を直列に繋いで電流を制限する手段や位相制御を行う手段のほか、つぎのようなものも利用できる。それは整流ダイオード・半導体スイッチを介して発光ダイオード42を交流電源に接続し、交流半波の所定の電流以下で半導体スイッチをスイッチオンし、発光ダイオード42に電流を流すというものである。なお、光発生手段41のためのバッテリを装備する場合、外部から開閉することのできるバッテリ収納部がアウタケース26の内部に設けられる。
本発明に係るヒーリング器具11が図1〜図4に例示するものからなるときは、つぎのようにしてこれを使用する。すなわち、記憶デバイス(ROM)44に記憶されたオンオフ制御プログラムの実行で中央演算処理装置(CPU)43から所定の制御信号が出力され、その制御信号がインタフェース46を介してドライバ47に入力されることで、ケーシング21内の光発射部49にあるそれぞれのフルカラー発光ダイオード42がオンオフ制御されるようになる。さらに各フルカラー発光ダイオード42は、赤色発光ダイオード42R・緑色発光ダイオード42G・青色発光ダイオード42Bのそれぞれに接続された各抵抗R1〜R3・R4〜R6・R7〜R9の抵抗値(設定された抵抗値)に基づき、フルカラー発光ダイオード42として所定の色調の光を発射するようになる。具体的には制御プログラムが実行されることで、発光の際の色調や明るさなどが所定の状態に保持される。この場合の光の色調や明るさは、制御プログラムの設定いかんで連続的に変化させたり一定時間ごとに変化させたりすることができるし、一定の状態に保持したりすることもできる。もちろんこの際の発光状態は、手動の調整操作によっても変化させたり任意の一定状態に保持したりすることができる。
上記ケーシング21内において、光発射部49の各フルカラー発光ダイオード42から発せられLED光は、光反射面23で反射したり透明部材31a・31bで反射・屈折・透過などしたりしてケーシング21外へと出射し、使用者に照射される。そして五感の一部または全部を通じてヒーリング器具11からのLED照射光を体感する使用者は、既述のとおり、そのLED照射光によって、精神医学的・生理学的・心理学的に有意な癒しを受けることとなる。
本発明のヒーリング器具11を視覚的な鑑賞や商業ディスプレイなどとして用いるときの取り扱いも上記に準ずる。具体的には、ヒーリング器具11を鑑賞の場や展示の場などに置いてこれを稼働状態(電気的にオンの状態)にすればよい。
上述した本発明のヒーリング器具11については、下記(31)〜(34)のような実施形態もある。
(31)インナケース22の光透過面24が無色透明または有色透明の透明材料で覆われた閉鎖面で形成されることがある。その場合の透明材料は、ガラス製・合成樹脂製・フィルム製のいずれかである。
(32)ケーシング21からアウタケース26が省略される。この場合はインナケース22の外側面を利用して電気系統の操作部品が取りつけられるほか、ヒーリング器具11を吊り下げたり設置したりするための吊り具や支持脚などが、インナケース22の外部に一体化されたり着脱自在に取り付けられたりする。
(33)二種ある透明部材31a・31bのいずれか一方または両方が省略される。
(34)音楽鑑賞するための手段として、テープレコーダ・CDプレイヤー・ラジオ・その他既成の音響製品から選択される任意の音響機器53が組み合わされる。この際の具体的一例として音響機器53のスピーカまたヘッドホーンが、ケーシング21の外側面(インナケース22またはアウタケース26の外側面)に装備される。ちなみに音響機器53からは癒しや瞑想などのための音楽が流れることとなる。
(35)芳香を発生させるための手段として、公知ないし周知の天然香料・合成香料・調合香料・薫料などを芳香材料とするアロマテラピー(アロマセラピー)手段53が組み合わされる。この場合はアロマテラピー手段54の芳香発散器具すなわち芳香材料を内部に収納してそこから芳香を発生させるための器具がケーシング21の外側面に一体化されたり着脱自在に取り付けられたりする。ちなみにアロマテラピー手段54からは鎮静作用・殺菌作用・保湿作用などのある香りが発散される。
図5に例示された照明器具101は、既述のヒーリング器具11に照明手段102が組み合わされたものである。
図5の照明器具101における照明手段102としては、白熱電球(ハロゲン電球を含む)・放電灯・発光ダイオード・レーザー発生器など公知ないし周知の電灯類や光発生器を利用するものが用いられる。ちなみに図5の一実施形態では、白熱電球からなる照明手段102がケーシング21の外側面すなわちアウタケース26の外側面に設けられ、白色発光ダイオードからなる照明手段102がケーシング21の内部空間27にある光発射部49の表面側に設けられている。こうした照明手段102はケーシング21の内部のみに設けられたりケーシング21の外部のみに設けられたりすることもある。図5の照明器具101で照明手段102以外の構成は、前述したヒーリング器具11の構成がそれに該当する。図5の照明器具101でヒーリング器具11と同一になる部分の構成ついては、既述の内容を参照することでそれを省略する。図5の照明器具101の他の事項について、照明手段102の電気回路は、その一部または全部が、ヒーリング器具11の電気回路と一体化されたり別体化されたりする。典型的な一例でいうと、ケーシング21内の白色発光ダイオードからなる照明手段102はヒーリング器具11の電気回路側に組み込まれるようになり、ケーシング21外の白熱電球からなる照明手段102はヒーリング器具11の電気回路から独立し電気コードなどを介して商用電源に接続されるようになる。この照明器具101でも前記と同様に、音響機器53やアロマテラピー手段54が必要に応じて組み合わされることがある。
本発明に係る照明器具101が図5に例示するものからなるときは、これを自明の照明に用いるほか既述のヒーリングにも用いたりする。かかる照明器具101を照明のために用いるときは、ケーシング21の内部および/または外部に装備された照明手段102を電気的にオンの状態にして点灯する。その際、ヒーリング器具11のフルカラー発光ダイオード42を照明として活用するときは、当該発光ダイオード42をの白色状態に設定したり調整したりする。さらに照明器具101をヒーリングのために用いるときは、照明手段102を電気的にオフの状態にしてフルカラー発光ダイオード42を前記のとおり電気的にオンの状態にする。この照明器具101を視覚的鑑賞やディスプレイとして使用するときも後者の使用態様のように取り扱われる。
図6〜図8に例示されたヒーリング装置201は、既述のヒーリング器具11または照明手段102とヒーリング室構造体202とが組み合わされたものである。これらのうちで図6のヒーリング装置201は高さのある縦長型、図7のヒーリング装置201は低い縦長型、図8のヒーリング装置201は横長型である。
図6に例示された縦長型ヒーリング装置201の場合、ヒーリング室構造体202は、上下方向に長い室内空間203を有するものである。ヒーリング室構造体202の室内空間203は、器具装着面と下面とを除く各面が周知の壁材204〜207で覆われ、その下面が周知の床材208で覆われ、その器具装着面(上面)にヒーリング器具11または照明手段102が装着されているものである。室内空間203は、さらに、壁材204〜207のうちのいずれか一つ以上が蝶番で開閉自在に取りつけられた扉からなり、それを開閉操作することで室内空間203の内外に出入りできるものである。室内空間203の内部には、持ち運びのできる椅子(図示せず)が設置されることがある。あるいはこれに代えて、室内空間203の内部に造り付けの腰掛け(図示せず)が設けられたりする。その他に関して、コントロールユニット51・信号受信部52・音響機器53・アロマテラピー手段54・照明手段102などの取付位置は、設計変更の範囲内で自由に変更されることがある。もちろんこれらがヒーリング室構造体202の内部や外部に取り付けられることもある。ちなみに図6のケースでは、コントロールユニット51・信号受信部52・照明手段102がヒーリング室構造体202側に取り付けられている。
図6のものについて、ヒーリング室構造体202の構成材料は、基本的にはインナケース22やアウタケース26について述べたところのものを採用することができる。とくにいえば、ヒーリング室構造体202の骨格になる部分は木材・金属・FRPなどのように機械的特性の優れたものが用いられる。その他については総合的な観点から適材が適所で用いられる。一例でいうと、壁材204〜207や床材208は不透明材料のほか透明材料も用いられたりする。または、ヒーリング室構造体202における器具装着面を除く各面のうちのいずれか一つ以上が横桟(梁)および/または縦桟(柱)ような骨格のみで構成され、その面が実質的に開放面のようになることもある。さらには、これらの各面が網目材や格子を用いて構成されることがあるとともに各面に窓が形成されることもある。
図6に例示されたヒーリング装置201は、ヒーリング室構造体202の上面に装着されたものがヒーリング器具11・照明器具101のいずれであっても、そのヒーリング室構造体202の室内空間203内でヒーリングを受けることができる。ちなみにヒーリング器具1であれば前述のようにすればよく、また、照明手段102の場合も、これに含まれるヒーリング機能を活用して前述のようにすればよい。図6に例示されたヒーリング装置201は、高さのある縦長型であるから、使用者は室内空間203内で直立した状態でヒーリングを受けることができる。一方、室内空間203内に腰掛けや椅子のあるとき、使用者はそれに着席した状態でヒーリングを受けることができる。かかるヒーリング装置201については、ヒーリング以外のときでも室内空間203を利用することができる。その場合に照明器具101の照明手段102が使用されることがある。
図7に例示された縦長型のヒーリング装置201は、ヒーリング室構造体202の室内空間203が図6のそれよりも低いものである。図7の例でヒーリング器具11または照明器具101側からヒーリング装置201へ取付位置を変更されたものは照明手段102のみである。その他の構成に関して、図7のヒーリング装置201は図6のものと実質的に同一かそれに準ずる。したがって図7のヒーリング装置201におけるその他の事項については、図6の事項を参照することで省略する。
図7に例示されたヒーリング装置201の用法も、つぎの一点を除けば概ね図6のそれと同じである。すなわち、図7のヒーリング装置201で使用者は、低い室内空間203内において床面で座禅を組むなど、床面に座り込んでヒーリングを受けるというものである。その他に関して図7のものは図6のそれと実質的に変わるところがない。
図8に例示された横長型のヒーリング装置201は、ヒーリング室構造体202の室内空間203が横に長いものである。前例との比較でいうと、図8の横長型ヒーリング装置201は、図6の縦長型ヒーリング装置201を横長に姿勢変更したものである。さらにいうと、図8のヒーリング装置201では、持ち運びのできるベッド(図示せず)が設置されるか、もしくは、室内空間203の内部に造り付けのベッド(図示せず)が設けられる。さらに図8においてヒーリング器具11または照明器具101側からヒーリング装置201へ取付位置を変更されたものはアロマテラピー手段54と照明手段102である。図8のヒーリング装置201はこのように、横長型・縦長型の相違やベッド装備の有無を除き、図6のヒーリング装置201と実質的に同一かそれに準ずるものである。したがって図8のヒーリング装置201におけるその他の事項については、図6の事項を参照することで省略する。
図8に例示されたヒーリング装置201の用法も、つぎの一点を除けば概ね図6のそれと同じである。すなわち、図8のヒーリング装置201で使用者は、室内空間203内においてベッド上に横臥してヒーリングを受けるというものである。その他に関して図8のものは図6のそれと実質的に変わるところがない。
本発明に係るヒーリング器具・照明器具・ヒーリング装置は、多機能・簡潔構成・用法簡単・低イニシャルコスト・低ランニングコストなどを満足させながら高度の癒し効果を達成することができるものである。こうした本発明品は、大きなストレス受けることが多くて効果的な癒しの要求される現代社会において有用で有益なものとなる。ゆえに本発明品は産業上の利用可能性が高いものである。
本発明に係るヒーリング器具の一実施形態を略示した斜視図である。 図1のヒーリング器具の縦断面図である。 図1のヒーリング器具の光発射部を略示した斜視図である。 図1のヒーリング器具の光発生手段のブロック回路図である。 本発明に係る照明器具の一実施形態を略示した斜視図である。 本発明に係るヒーリング装置の一実施形態を略示した斜視図である。 本発明に係るヒーリング装置の他の一実施形態を略示した斜視図である。 本発明に係るヒーリング装置の別の一実施形態を略示した斜視図である。
符号の説明
11 ヒーリング器具
21 ケーシング
22 インナケース
23 光反射面
24 光透過面
25 内部空間
26 アウタケース
31a 透明部材
31b 透明部材
41 光発生手段
42 発光ダイオード
42R 赤色発光ダイオード
42G 緑色発光ダイオード
42B 青色発光ダイオード
49 光発射部
101 照明器具
102 照明手段
201 ヒーリング装置
202 ヒーリング室構造体
203 室内空間

Claims (7)

  1. ケーシングと光発生手段とを備えていること、および、ケーシングが角錐反射面・円錐反射面・放物反射面のうちのいずれかからなる光反射面と光を透過させることのできる光透過面とで囲われた内部空間を有していること、および、光発生手段が光発射部を有していてケーシング内部空間の光反射面に向けて光を発射するための発光ダイオードがその光発射部に装備されていること、および、ケーシングの内部空間に光発生手段の光発射部が配置されて発光ダイオードがケーシング内部空間の光反射面に向けられているとともに当該光発射部がケーシング内に保持されていることを特徴とするヒーリング器具。
  2. ケーシングと光発生手段と透明部材とを備えていること、および、ケーシングが角錐反射面・円錐反射面・放物反射面のうちのいずれかからなる光反射面と光を透過させることのできる光透過面とで囲われた内部空間を有していること、および、光発生手段が光発射部を有していてケーシング内部空間の光反射面に向けて光を発射するための発光ダイオードがその光発射部に装備されていること、および、透明部材が透明球体と透明多面体のうちから選択される一つ以上のものであること、および、ケーシングの内部空間に光発生手段の光発射部が配置されて発光ダイオードがケーシング内部空間の光反射面に向けられているとともに当該光発射部がケーシング内に保持されていること、および、ケーシングの内部空間において、光発射部の前方・光発射部と同位置・光発射部の後方のうちから選択されたいずれか一つ以上の位置に透明部材が配置されて当該透明部材がケーシング内に保持されていることを特徴とするヒーリング器具。
  3. 光発生手段の光発射部には互いに異色の光を発するための複数種の発光ダイオードが装備されている請求項1〜2のいずれかに記載されたヒーリング器具。
  4. ケーシングが、内外に組み合わされて合体されたインナボックスとアウタボックスとからなり、そのうちのインナボックスが内部空間を有するものである請求項1〜3のいずれかに記載されたヒーリング器具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載されたヒーリング器具と照明手段との組み合わせからなるものであること、および、照明手段が照明用のランプを備えていること、および、ケーシングにおける内部空間の内部と内部空間の外部とのうち、そのいずれか一つ以上の部位に照明用のランプが装備されていることを特徴とする照明器具。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載されたヒーリング器具とヒーリング室構造体との組み合わせからなるものであること、および、ヒーリング室構造体が人の在室することのできる室内空間を有していること、および、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれてヒーリング器具がヒーリング室構造体に連結されていることを特徴とするヒーリング装置。
  7. 請求項5に記載された照明器具とヒーリング室構造体との組み合わせからなるものであること、および、ヒーリング室構造体が人の在室することのできる室内空間を有していること、および、ケーシングの光透過面がヒーリング室構造体の端部にあてがわれて照明器具がヒーリング室構造体に連結されていることを特徴とするヒーリング装置。
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