JP2008263126A - 半導体装置、該半導体装置の製造方法、ledヘッド、及び画像形成装置 - Google Patents

半導体装置、該半導体装置の製造方法、ledヘッド、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板、及び、基板上に積層される半導体素子を含む半導体薄膜層103とを備える半導体装置に於いて、半導体素子が発生する熱を効率的に外部へ放散し、半導体装置の温度上昇を防止し、半導体装置の動作特性を向上させ、安定的な動作を維持すること。
【解決手段】 上記基板として金属基板101を用い、該金属基板101と半導体薄膜層103との間に表面コーティング層102として、熱伝導率が高く、且つ絶縁性が良いダイヤモンドライクカーボン層102aを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、LEDヘッド、及び画像形成装置に関し、特に半導体素子から発生する熱を効率的に発散させることにより、特性と信頼性を向上させた半導体装置、LEDヘッド、及び画像形成装置に関する。
半導体素子は動作中に発熱する。又、半導体素子において最も発熱する領域は動作領域である。例えば発光ダイオードであればpn接合付近、あるいは活性層の発光領域が発熱の中心となる。半導体素子の温度上昇は、半導体装置の特性や信頼性に悪影響を及ぼす。この悪影響を回避するためには、半導体素子から発生する熱エネルギを効率的に装置の外部へ伝導し、放熱することが重要である。この課題に関する多くの関連技術が開示されている。例えば、特許文献1では、サファイヤ基板などの基板上に形成された発光ダイオードを絶縁体でありながら熱伝導率が極めて高いダイヤモンド基板上に接着し、熱エネルギを効率的に装置の外部へ伝導し、放熱している。
特開2002−329896号公報
しかしながら、上記開示された技術では、発光領域とダイヤモンド基板との間にサファイヤ基板が介在しているために、主たる発熱領域と熱伝導率が高い材料との距離が遠くなってしまい、効果が低減してしまうという解決すべき課題が残されていた。
本発明は、基板と、該基板上に積層される半導体薄膜層とを備える半導体装置であって、上記基板と、上記半導体薄膜層との間にダイヤモンドライクカーボン層を備えることを主要な特徴とする。
基板と、上記半導体薄膜層との間に薄いダイヤモンドライクカーボン層のみを備え、活性層と基板との距離を短くしたので、主たる発熱領域である活性層から熱伝導率の高い基板への熱伝導が高効率になる。ここで、ダイヤモンドライクカーボン層の層厚は薄いので、厚さ方向への熱伝導の効率を下げることにはならない。その結果、半導体素子が発生する熱を効率的に外部へ放散し、半導体装置の温度上昇を防止することができるので、半導体装置の動作特性を向上させることができるとともに、安定的な動作を維持することができるという効果を得る。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
本実施例では、主たる発熱領域と熱伝導率が高い基板との距離を出来る限り近くし、熱エネルギを効率的に装置の外部へ伝導するために以下の構成をとる。
図1は、実施例1の半導体装置の斜視図である。
図2は、実施例1の半導体装置の断面図である。
図に示すように実施例1の半導体装置100は、金属基板101の表面を表面コーティング層102が被覆し、その上に半導体薄膜層103が接着されている。図2では半導体薄膜層103の構造を示していないが、半導体薄膜層103は、半導体素子を備えた半導体薄膜である。半導体素子は例えば、発光ダイオード、半導体レーザ、集積回路、センサー、受光素子などであって、単数または複数であってもよい。また複数種類の半導体素子が混在しても良い。
金属基板101は、例えば、銅、アルミ、真鍮(銅と亜鉛の合金)、亜鉛、タングステン、ニッケル、青銅(銅と錫の合金)、モリブデンなどの熱伝導率が高い材料が望ましい。金属材料基板表面の表面粗さは、平均表面粗さで5nm以下であることが望ましい。ここで平均の表面粗さとは、AFM(Atomic Force Microscope:原子間力顕微鏡)で測定した表面粗さで、測定領域内(例えば典型的な例として、5μm〜25μmの測定領域)の平均の表面粗さRa(average Roughness)を意味する。更に好ましくは、その測定領域において、最大粗さRPVが5nm以下であることが望ましい。
ここで最大表面粗さ最大粗さRPVとは、測定領域内で特異的に表面粗さが突出している領域の高低差を意味する。このような特異的な領域が存在する場合には、その面に接合する半導体薄膜に欠陥が発生するため、このような特異的な領域がないことが望ましい。更に望ましくは、表面の最大のうねりRmaxが1/500以下、より好ましくは、1/1000以下であることが望ましい。ここで表面の最大のうねりRmaxとは、例えば表面粗さ計(プローブ針で表面をなぞって表面の高低状態を測定する評価装置)で表面の高低プロフィールを測定した場合のある測定距離Lでの最大の高低差Dmaxを意味する。例えばRmax=Dmax//L≦1/1000とは、例えばL=50μmの距離で最大の高低差Dmaxが50μm以下であることを意味する。更に好ましくは、L≧10μmであることが望ましい。
表面コーティング層102は、金属基板101の表面を被覆するための例えばダイヤモンドライクカーボン層102aである。このダイヤモンドライクカーボン層102aは、絶縁性、及び熱伝導性が高く、ダイヤモンドに類似した炭素材料である。又、ダイヤモンド結合(SP3構造)とグラファイド結合(SP2結合)の中間的な構造を備えた構造を持つ、アモルファス炭素材料である。場合によっては多少の水素を含む場合もある。
このダイヤモンドライクカーボン層102aは、例えば、プラズマCVD(Plasma Chemical Vapour Deposition)法、スパッタ法、あるいは、イオンプレーティング法などによって形成することができる。ダイヤモンドライクカーボン層102aは、上記金属基板101の表面粗さと同様、表面に特異的な粗さ(ヒロックなど)がなく平坦であることが望ましい。
金属基板101を被覆した状態で、ダイヤモンドライクカーボン層102aの表面の平坦性は、例えば、測定エリア内の平均の表面粗さ:Ra≦5nm、より好ましくはRa≦2nmであることが望ましい。このことは、発明者らの系統的な実験では、Raが5nmを越える場合には半導体薄膜が良好にボンディングすることが困難になる結果に基づくものである。更に望ましくは測定エリア内の最大のピーク高さ:RPV≦10nmであることが望ましい。更に望ましくはRPV≦5nmであることが望ましい。更に望ましくはRmax≦1/1000、であることが望ましい。一般的には、形成する薄膜の厚さが増加するに伴ってRaが増加する傾向にある。Raを2nm以下にするために、例えば、ダイヤモンドライクカーボン層102aの層厚を1μm以下とすることが望ましい。
以下の説明では、本発明を、半導体素子の一例としてLED素子に適用した場合、即ち、半導体薄膜層103が、一例として発光素子を形成するLED薄膜層であるものとして説明する。このLED薄膜層は接着剤や接着性材料が介在することなく、ダイヤモンド層またはダイヤモンドライクカーボン層102aの上に分子間力によって直接接合(ボンディング)されている。以下に、半導体薄膜層103の具体的な素子形態、及びその製法について説明する。
図3は、実施例1のLED素子の断面図である。
この図は実施例1の半導体薄膜層103の具体例であって、311は第1導電側GaAs層、312はAlGa1−xAs層(クラッド層)、313は第1導電型AlGa1−yAs層(活性層)、314は第2導電型AlGa1−zAs層(クラッド層)、315は第2導電側GaAs層(コンタクト層)である。ここで、少なくとも、y<x、zとすることが望ましい。又、316は第2導電側電極、317は第1導電側電極である。以下にLED素子300の製法の概要について説明する。
図4は、実施例1のLED素子の製法説明図(その1)である。
図に示すように、LED素子の素材となるLED薄膜層310は、GaAs基板105上に犠牲層104(例えばAlGa1−tAs層、t≧0.6)を設け、発光素子のLED薄膜層310を形成する。例えば有機金属化学記相成長法(Organic Metal Chemical Vapour Deposition:OMCVD法)によって薄膜層が形成される。
図5は、実施例1のLED素子の製法説明図(その2)である。
図6は、実施例1のLED素子の製法説明図(その3)である。
両図に示すように、犠牲層104のみエッチングするエッチング液によって、選択的に犠牲層104をエッチングする。犠牲層104をエッチングすることによって、LED薄膜層310がGaAs基板105から剥離される。
図7は、実施例1のLED素子の製法説明図(その4)である。
図に示すように、金属基板101上にダイヤモンドライクカーボン層102aを形成した基板上にLED薄膜層310に荷重をかけ、密着させてボンディングする。この際、ボンディング表面は適宜表面処理を行い。強固にボンディングするようなことが望ましい。
図8は、実施例1のLED素子の製法説明図(その5)である。
図9は、実施例1のLED素子の製法説明図(その6)である。
両図に示すように、上記図7でLED薄膜層310を金属基板101にボンディングした後に、第1導電側GaAs層311が露出するように第1導電型AlGa1−xAs層(クラッド層)312から第2導電側GaAs層315までをエッチングし、第1導電側GaAs層311と第2導電側GaAs層315上にそれぞれ、第1導電側電極317、第2導電側電極316を形成することによって素子が完成する。ここで、第1導電側電極317は例えば、AuGe/Ni/Au層、AuGeNi/Au層、第2導電側電極316はTi/Pt/Au層、Al層、Ni/Al層、LEDは薄膜層330aを得ることが出来る。図4から図9で説明した製造方法では、半導体薄膜層をボンディングした後にLEDの形態に加工するが、予め図3の構造をGaAs基板上で形成した後に、図4から図6で示した方法と同様の方法で剥離し、図7で示したようにダイヤモンドライクカーボンにボンディングすることも出来る。
次に、以上説明した実施例1のLED素子(図3)とは異なる形態[1]〜[14]のLED素子を例にあげて説明する。
図10は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の断面図である。
図において、321は例えば第1導電側GaAs層、322は第1導電型AlGa1−xAs層(クラッド層)、323は第1導電型AlGa1−yAs層(活性層)、324は第2導電型AlGa1−zAs層(クラッド層)、325は第2導電側GaAs層(コンタクト層)、326は第2導電型不純物拡散領域で、拡散領域は少なくとも第1導電型AlGa1−yAs層(活性層)323まで到達している。326aは活性層内の拡散領域である。326bは、クラッド層内の拡散領域である。326cは、コンタクト層内の拡散領域である。コンタクト層内の拡散領域326cと第1導電型GaAs層325は少なくともエッチングによって分離されている。328は第1導電側電極、327は第2導電側電極を示している。
図11は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その1)である。
図に示すように、GaAs基板105上に犠牲層104層(例えばAlGa1−tAs層、t≧0.6)を形成し、更にLED薄膜層320を形成する。LED薄膜層320は、上記と同様OMCVD法などによって形成する。
図12は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その2)である。
次に活性層に達する第2導電型不純物拡散領域326を形成する。不純物は例えばZnである。拡散する領域にZnO薄膜を形成し、550〜650℃に加熱することによって不純物を拡散することができる。
図13は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その3)である。
図に示すように、第1導電側GaAs層(コンタクト層)325と、該コンタクト層内の拡散領域326cとを分離する。
図14は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その4)である。
図4に示すように、第1導電側電極328と第2導電側電極327を形成する。
図15は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その5)である。
次に表面に適宜支持体を設け(図には描いていない)、犠牲層104を選択的にエッチング除去する。
図16は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その6)である。
図に示すように、犠牲層を完全にエッチング除去することによって、LED薄膜素子329をGaAs基板105から剥離する。
図17は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その7)である。
図に示すように、金属基板101上にダイヤモンドライクカーボン層302aを形成した基板上に、LED薄膜素子329を密着させボンディングする。
図18は、実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その8)である。
以上示した工程を経て図に示すようなLED素子が完成する。
続いて、実施例1のLED素子(図3)とは異なる形態[2]の(半導体素子としての)LED素子を例にあげて説明する。
図19は、実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、331はバッファー層で例えばAlN層、332はn−GaN層、333は多重量子井戸層で、333aはInGaN層、333bはGaN/InGaN/GaN/……/InGaN/GaN積層、333cはInGaN層、334はp−AnGaN層、335はp−GaN層である。
図20は、実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の断面図である。
図に示すように、他の形態[3]のLED薄膜層330aでは、他の形態[2]のLED薄膜層330に対してバッファー層331(図19)がない例である。
次に、上記、他の形態[2]、及び、他の形態[3]の製法について説明する。
図21は、実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その1)である。
図22は、実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その2)である。
図23は、実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その3)である。
図21で106はサファイヤ基板(一例)、104は犠牲層である。図22に示すように犠牲層104を選択的にエッチング除去することによって、LED薄膜層330をサファイヤ基板106から剥離する。図23に示すように犠牲層104と共にバッファー層331をエッチングすることにより、LED薄膜層331aを得ることが出来る。
図24は、実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その1)である。
図25は、実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その2)である。
図26は、実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その3)である。
図24は、図21と異なり、犠牲層104(図21)を設けずにSi基板107(一例)に直接バッファー層331を設けた場合を示している。図に示す基板は例えばSi基板107である。図25に示すようにSi基板107のエッチングによってLED薄膜層330を得る。図26に示すようにSi基板107をエッチングする際に同時にバッファー層331をエッチング除去するようにすれば、LED薄膜層330aを得ることが出来る。図25、26ではSi基板107を全てエッチング除去することも出来るし、主として横方向のエッチング速度が縦方向のエッチング速度よりも大きくなるエッチング方法によって半導体薄膜が形成されている面側の横方向エッチングによって半導体薄膜を剥離することも出来る。このようなエッチングでは、Si基板の上面の一部のみがエッチングされる。
図27は、実施例1の他の形態[4]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、341はn−GaAs層、342はn−AlInGaP層(クラッド層)、343はノンドープInGaP層 (活性層)、344はp−AlInGaP層(クラッド層)、345はp−InGaP層(バッファー層)、346はn−GaAs層、347はp−GaAs層、である。
図28は、実施例1の他の形態[4]のLED薄膜層の製法説明図である。
図に示すように、例えばGaAs基板105の上に設けた犠牲層104を選択的にエッチングすることによって、LED薄膜層340を得ることができる。
図29は、実施例1の他の形態[5]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、351はn−InP、352はn−InGaAsP層、353はn−InP層、354はn−InP層(クラッド層)、355はInGaAs/InGaAsP層(多重量子井戸層)、356はp−InP層(クラッド層)、357はInP層、358はp−InGaAs層(コンタクト層)、を示している。
図30は、実施例1の他の形態[6]のLED薄膜層の断面図である。
この図は、LED薄膜層350を得るためのエピタキシャル基板構造の例である。図に於いて、108は、例えばInP基板である。104はLED薄膜層350とInP基板108の間に設けた犠牲層である。
図31は、実施例1の他の形態[7]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、361はノンドープGaAs層、362はn−AlGaAs層、363はn−GaAs層を示している。
図32は、実施例1の他の形態[8]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、371はn−GaAs層、372はn−GaAs層、373はp−AlGaAs層、374はn−AlGaAs層、375はn−GaAs層またはn−InGaAs層である。
図33は、実施例1の他の形態[9]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、380a−1はAlN層、380a−2はn−AlGa1−xN層、380a−3はAlGa1−yN層、380a−4はp−AlGa1−zN層、である。
図34は、実施例1の他の形態[10]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、380b−2はn−AlGa1−xN層、380b−3はAlGa1−yN層、380b−4はp−AlGa1−zN層、である。
図35は、実施例1の他の形態[11]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、380c−1はn−GaN層、380c−2はn−GaN層、380c−3はp−GaN層、380c−4はn−AlGaN層、である。
図36は、実施例1の他の形態[12]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、390a−1はノンドープGaN層、390a−2はn−GaN層である。
図37は、実施例1の他の形態[13]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、390b−1は、AlN層、390b−2は、ノンドープGaN層、390b−3は、n−GaN層である。
図38は、実施例1の他の形態[14]のLED薄膜層の断面図である。
図に於いて、396はノンドープGaN層、397はノンドープAlGaN層、398はn−AlGaN層である。
以上説明した、半導体素子の一例としてのLED素子、センサー素子、電子素子は、発光動作あるいはセンサー動作、あるいはトランジスタ動作を行う。いずれのLED素子、センサー素子、電子素子などの半導体素子も動作に伴い発熱する。LED素子から発生した熱は、LED素子が直接接する熱伝導率が高いダイヤモンドライクカーボン層を伝導し、更に金属基板に至る。ダイヤモンドライクカーボン層の層厚は薄いため厚さ方向に効率的に熱が伝導し、金属基板に熱が伝わる。金属材料中では、厚さ方向と共に横方向にも効率的に熱が伝導し外部へ放熱される。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例では、金属基板の上に設けた薄いダイヤモンドライクカーボン層の上に半導体薄膜層としてのLED薄膜層、センサー薄膜層、電子素子薄膜層などの半導体素子薄膜層をボンディングし、活性層などの動作層と基板との距離を短くしたので熱伝導効率が高くなる。ここで、ダイヤモンドライクカーボン層の層厚は薄いので、厚さ方向への熱伝導効率を下げることにはならない。又、金属基板では厚さ方向と共に横方向への熱伝導率も高いため、LED素子、センサー素子、電子素子などの半導体素子が発生する熱を効率的に外部へ放散し、LED素子、センサー素子、電子素子などの半導体素子の温度上昇を防止することができる。そのことによって、LED素子、センサー素子、電子素子などの動作特性を向上させることができるとともに、安定的な動作を維持することができるという効果を得る。更に、かかるLED素子では、裏面に放射された光を金属表面で反射させることができるため、発光特性を向上させることが出来るという効果を得る。
(変形例)の説明
上記実施例では、LED薄膜層と金属基板との間にダイヤモンドライクカーボン層を設けたが、ダイヤモンドライクカーボン層に代えて、ダイヤモンド層であってもよい。上記実施例では、ダイヤモンドライクカーボン層はCVD法などの成膜方法によって形成されるが、更に表面を研磨、CMP(Chemical Mechanical Polishing)などによって表面を処理、平坦化した平坦面であってもよい。
更に、ダイヤモンドライクカーボンに代えて、シリコンカーバイト(SiC)や酸化アルミニウム(Al)などの熱伝導率が高い薄膜であってもよい。SiC膜やAl膜は、例えばCVD法によって、Al膜はスパッタ法などによって形成することができる。
本実施例では、実施例1の構成にプラスして金属基板の上に光の反射率が高い金属層を別に設け、発光素子の発光効率を向上させるために以下の構成をとる。
図39は、実施例2のLED装置の平面図である。
図40は、図39のA−A断面拡大矢視図である。
以下、両図を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
図39に於いて、411は第1導電側GaAs層(コンタクト層)である。415は第2導電側GaAs層(コンタクト層)である。417は第2導電側電極である。417bは第2導電側配線、417cは第2導電側接続パッドである。418は第1導電側電極である。418bは第1導電側配線、418cは複数の第1導電側電極を結線する共通配線、418dは第1導電側接続パッドである。
図40に於いて、401は金属基板、402は金属層で金属基板401と異なる材料の金属層である。金属基板401は熱伝導率が高い金属材料で、例えば銅、アルミ、真鍮(銅と亜鉛の合金)、亜鉛、タングステン、ニッケル、青銅(銅と錫の合金)、モリブデンなどである。金属層402は少なくとも、光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有する金属層で、例えば、銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、銀を含む合金、チタン、タンタル、パラジウム、イリジウム、タングステンなどである。金属層は、適宜それぞれの金属材料に適した方法を選ぶことが出来る。例えば、スパッタ法、電子ビーム蒸着法、などの真空装置を使う方法であってもよいし、メッキや塗布などの真空装置を使わない方法によって金属層を設けてもよい。
金属層402は単層でなくとも積層でもよい。積層の場合には最上層が反射率が高い金属層であることが望ましい。金属層の表面の平坦性については、実施例1で説明した平坦性があることが望ましい、すなわち、Ra≦5nm、RPV≦10nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。403はダイヤモンドライクカーボン層である。ダイヤモンドライクカーボン層の最表面の表面平坦性は、第1の実施例同様、Ra≦5nm、RPV≦10nm、より望ましくは、Ra≦3nm、RPV≦5nmであることが望ましい。更に、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。
410は発光素子を備えたLED薄膜素子である。411は第1導電側GaAs層(コンタクト層)、412はAlGa1−xAs層(クラッド層)、413は第1導電型AlGa1−yAs層(活性層)、414は第2導電型AlGa1−zAs層(クラッド層)、415は第2導電型GaAs層(コンタクト層)である。ここで、少なくとも、y<x、zとすることが望ましい。416は層間絶縁膜で、例えばSiN膜、417は第2導電側電極、418は第1導電側電極である。
図41は、実施例2のLED装置に於ける熱伝導の説明図である。
LED薄膜素子410は、第1導電側電極418と第2導電側電極417の間に電圧を印加して電流を流すことによって活性層413で発光する。裏面に出射した光は、金属層402に到達し、金属層402表面で反射し発光素子表側から光が取り出される。
発光動作に伴って発生した光は、高い熱伝導率を持つダイヤモンドライクカーボン層403に伝わり、更に金属層402へ伝わり、最終的に熱伝導率が高い金属基板401へ伝わって外部へ放熱される。図では、このような動作を模式的に描き、421−422が光の反射、425が熱の伝導を示している。
(効果)の説明
以上説明したように、第2の実施形態によれば、熱伝導率が高い金属基板の上に、光の反射率が高い金属層を設け、更にダイヤモンドライクカーボン層を設ける形態としたので、LED素子の裏面方向に出射した光は、反射率が高い金属層表面で反射し、表面から取り出すことができるため、実施例1の効果に加えて、発光効率が高い発光素子が得られるという効果を得る。
(変形例)の説明
実施例1における変形例と同様に、本実施例でもLED薄膜と金属基板との間に、ダイヤモンドライクカーボン層に代えて、ダイヤモンド層を積層しもよい。更に、第2の金属層の表面を研磨、CMP(Chemical Mechanical Polishing)などによって仕上げた表面であってもよい。第1実施例の変形例同様、ダイヤモンドライクカーボン層に代えて、ダイヤモンド層やSiC層、あるいはAlN層、Al層などにすることもできる。
本実施例では、実施例1および実施例2と異なり、ダイヤモンドライクカーボンの自立基板上に半導体薄膜をボンディングし、より一層放熱効果を向上させることを目的とする。
図42は、実施例3の半導体装置の断面図である。
図に於いて、501はダイヤモンドライクカーボン基板である。510は半導体薄膜層である。ダイヤモンドライクカーボン基板上の表面については、実施例1で説明した表面状態と同等の平坦性を備えることが望ましい。すなわち、Ra≦5nm、RPV≦10nm、より望ましくは、Ra≦3nm、RPV≦5nmであることが望ましい。更に、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。
図43は、実施例3のLED素子の断面図である。
図は、実施例3の半導体薄膜層510の具体例であって、図に示すように、実施例3のLED素子450は、実施例2のLED薄膜素子410(図40)をダイヤモンドライクカーボン基板501上にボンディングした構成なので、LED薄膜素子410の内容に関する説明は省略する。但し、本発明は、このような半導体層構造に限定されることはない。種々の変形、即ち、実施例1で例示した種々の半導体素子の形態に変更が可能である。
LED素子450は、LED素子400(図40)と同様の動作を示すが、発光素子が動作することによって発生する熱はダイヤモンドライクカーボン基板501に伝わる。ダイヤモンドライクカーボンの熱伝導率は高いため、効率的に外部に熱が放散することになる。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、LED薄膜層(半導体薄膜の一例)を直接ダイヤモンドライクカーボン基板に分子間力によってボンディングすることにより、格子定数が異なる半導体材料であっても結晶欠陥が発生することなく高品質を保ち、かつ高い熱伝導性を得ることができるという効果を得る。更に、主たる発熱領域と高熱伝導率の基板間の距離が短く、半導体薄膜と基板間には他の材料が介在していないので、熱伝導が極めて良好になる。その結果、素子の温度上昇を抑制することが出来るので、優れた素子特性を得ることが出来るという効果を得る。
(変形例)の説明
図44は、実施例3のLED素子の変形例の断面図である。
図に示すように、実施例3の変形例のLED素子550は、実施例3のLED素子450(図43)に於いて、ダイヤモンドライクカーボン基板501(図43)を導電性ダイヤモンドライクカーボン基板502で置換え、第1導電側電極538を、裏面に設けたメタルにより形成している。こうすることによって、上記実施例3の効果をより一層高めることが可能になる。ここで、ダイヤモンドライクカーボンに導電性を付与するためには、例えばグラファイト成分を増加させることによって導電率を高くすることが出来る。そのためにはグラファイト成分を高くする成膜条件を選択することになる。また、ダイヤモンドライクカーボン基板に代えて、ダイヤモンド基板とすることもできる。
本実施例では、実施例3で用いたダイヤモンドライクカーボン基板の表面を金属層で覆うことにより、横方向への熱伝導率を高めることを目的とする。
図45は、実施例4の半導体装置の断面図である。
図に示すように実施例4の半導体装置600は、LED薄膜層510と、ダイヤモンドライクカーボン基板501との間に金属層602が介在している点のみが、実施例3の半導体装置500(図42)と異なる。ここで、金属層602は、例えば、銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、銀を含む合金、チタン、タンタル、パラジウム、イリジウム、タングステン、Alを含む合金、AuGe/Ni、AuGeNi、及びTi/Pt/Auの中から選択することができる。
図46は、実施例4のLED素子の断面図である。
図は、実施例4の半導体薄膜層510の具体例であって、図に示すように、実施例4のLED素子650は、実施例3のLED素子450(図3)のLED薄膜素子410と、ダイヤモンドライクカーボン基板501との間に金属層402が積層されている。LED薄膜素子410の構成および電極の構成は、実施例3で説明した半導体エピタキシャル積層構造および電極構成と同等なので説明を省略する。
本実施例によるLED素子650も実施例2で説明したLED素子400(図40)と同様に動作する。但し、発光素子を含むLED薄膜素子410の最下層の第1導電型GaAs層411と金属層602とのコンタクトは、半導体薄膜の金属層と接合している半導体材料と金属層との組み合わせによってオーミック性のコンタクトを形成することが出来る。この場合には低抵抗のコンタクトを形成することが出来る。
発光素子が動作することによって発生する熱はコンタクトしている金属層602およびダイヤモンドライクカーボン基板501に伝わる。ダイヤモンドライクカーボンの熱伝導率は高いため、効率的に外部に熱が放散する。又ダイヤモンドライクカーボン基板501表面に金属層602が設けられているので、横方向への熱の伝導性が向上し、より効率的に熱を外部へ放散することが可能になる。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、ダイヤモンドライクカーボン基板の上に金属層を設け、少なくとも半導体薄膜が該金属層と密着する構造としたので、上記第1から第3の実施形態の効果に加えて、半導体薄膜から金属層への熱伝導が効率的になるという効果を得る。更に、金属層と、その金属層と接合する半導体層との組み合わせを低抵抗のコンタクト抵抗が得られる組み合わせとすれば半導体薄膜との間で低抵抗のコンタクトを形成することが出来る。
(変形例)の説明
図47は、実施例4のLED素子の変形例の断面図である。
図に示すように、実施例4の変形例のLED素子670は、実施例4のLED素子650(図46)に於いて、ダイヤモンドライクカーボン基板501(図46)を導電性ダイヤモンドライクカーボン基板502で置換え、第1導電側電極603を、裏面に設けた金属層により形成している。その結果、上記実施例4の効果をより一層向上させることが可能になる。ここで、ダイヤモンドライクカーボンに導電性を付与するためには、例えば作成法によって電気伝導度が変化する、窒素、シリコン、リン、金属などを不純物としてドーピングすることによって伝導度を向上させることが可能である。
本実施例では、実施例4の金属層602(図45)の上に、更に、ダイヤモンドライクカーボン層を備え、熱伝導率を高めると同時に光の反射率を高めることを目的とする。
図48は、実施例5の半導体装置の断面図である。
図に於いて、501はダイヤモンドライクカーボン基板、402は金属層、403はダイヤモンドライクカーボン層、510はLED薄膜(半導体薄膜の一例)を示している。金属層402の表面の平坦性は実施例1と同等の平坦性が望ましい。すなわち、Ra≦5nm、RPV≦10nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。ダイヤモンドライクカーボン層403の平坦性は第1実施例同様、Ra≦5nm、RPV≦10nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。更に望ましくは、Ra≦3nm、RPV≦5nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。LED薄膜層510は、ダイヤモンドライクカーボン層403の上に分子間力によってボンディングされている。
図49は、実施例5のLED素子の断面図である。
図に示すように本実施例によるLED素子750の積層構造は、実施例2で説明した実施例2のLED素子400(図40)に於いて、金属基板401(図40)がダイヤモンドライクカーボン基板501に置換えられただけであって他の部分は全てLED素子400(図40)と同様なので、説明を省略する。
ダイヤモンドライクカーボン層403は、発光素子が動作する際に発生する熱を伝導する機能を果たすと同時にLED薄膜層510をボンディングするためのボンディング界面制御層として機能する。金属層402は、発光素子からの光の反射層として働くと同時に横方向への熱伝導を促進する機能を果たす。したがって金属層402は例えば、最表面層として、Au、Pt、Pd、などで構成される。メタル層は一層でなくともよい。例えば、下地をCuやAl系の熱導電率が高いメタル材料とすることもできる。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、ダイヤモンドライクカーボン基板とLED薄膜層との間に、メタル層/ダイヤモンドライクカーボン層の積層構造を備えるようにしたので、熱伝導を高めると同時に高い反射率を実現できるという効果を得る。また、LED薄膜層とダイヤモンドライクカーボン基板の界面はスムーズな界面が得られ、強いボンディング力が得られるという効果を得る。
尚、ダイヤモンドライクカーボン層に代えて、ダイヤモンド層、SiC層、Al層などとすることもできる。
本実施例では、基板としてSiC基板を用い、SiC基板上に金属層とダイヤモンドライクカーボン層を積層することにより熱伝導率を高め、温度上昇の防止を図ることを目的とする。
図50は、実施例6の半導体装置の断面図である。
図に於いて、901はSiC基板である。402は金属層である。403はダイヤモンドライクカーボン層である。510は、半導体薄膜層510の具体例で、LED素子の断面図である。
SiC基板901は、例えば立方晶SiC(3C−SiC)である。必ずしも単結晶でなくてもよい。また、例えば、六方晶など他の結晶系が混在していてもよい。基板表面の平坦性は、少なくとも、Ra≦5nm、RPV≦10nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。更に望ましくは、Ra≦3nm、RPV≦5nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。
金属層402は少なくとも、光波長350nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有する金属層で、例えば、銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、銀を含む合金、チタン、タンタル、パラジウム、イリジウム、タングステンなどである。金属層402は単層でなくとも積層でもよい。積層の場合には最上層が反射率が高い金属層であることが望ましい。メタル層は例えばスパッタ法によって形成することができる。
ダイヤモンドライクカーボン層403は上記平坦性が得られるような層厚を適宜決めればよい。ダイヤモンドライクカーボン層は、実施例1と同様、例えば、プラズマCVD(Plasma Chemical Vapour Deposition)法、スパッタ法、あるいは、イオンプレーティング法などによって形成することができる。
図51は、実施例6のLED素子の断面図である。
図に示すように本実施例によるLED素子850の積層構造は、実施例2で説明した実施例2のLED素子400(図40)に於いて、金属基板401(図40)がSiC基板901に置換えられただけであって他の部分は全てLED素子400(図40)と同様なので、説明を省略する。
SiC基板901は高熱伝導基板として作用する。SiC基板901は銅と同等の熱伝導性を発揮する。金属層402は発光素子を備えた場合において裏面方向へ出射した光に対して高反射層として動作する。ダイヤモンドライクカーボン層403はLED薄膜層510と金属層402とを分離する絶縁層かつ高熱伝導層として作用する。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、SiC基板を備え、SiC基板上に金属層とダイヤモンドライクカーボン層を備えた形態としたので、高熱伝導性による温度上昇の防止によって、特性向上、安定、および信頼性の向上が実現できるという効果を得る。また、金属層の高光反射による発光素子の特性向上に加えて、基板加工性の向上、耐薬品性の向上が実現できるという効果を得る。
本実施例では、実施例6の積層構造からダイヤモンドライクカーボン層を削除し、半導体素子の共通電極を基板側に設けることを可能にし、積層構造を単純化することを目的とする。
図52は、実施例7の半導体装置(その1)の断面図である。
図53は、実施例7の半導体装置(その2)の断面図である。
図54は、実施例7の半導体装置(その3)の断面図である。
図55は、実施例7の半導体装置(その4)の断面図である。
図に於いて、901はSiC基板である。402は金属層である。904は、金属膜である。510は、半導体薄膜層の具体例で、LED素子の断面図である。
LED薄膜層510(半導体薄膜の一例)は例えば分子間力に全面が金属層402またはSiC基板901と密着している。SiC基板901は、高抵抗基板であっても導電性であってもよく、半導体薄膜が備える素子の動作設計によって適宜選択することができる。
金属層402は該金属層402が接するLED薄膜層510(半導体薄膜の一例)とのコンタクト抵抗やメタル層表面の光反射率などの要求仕様によって適宜材料を選択することができる。例えば、低コンタクト抵抗が必要な場合には、Ni、Ni/Al、Pd、AuGe/Ni、AuGeNi、などのメタルを候補材料とすることができる。高反射率を所望する場合には、Au、Pd、Ptなどの材料を候補材料とすることができる。その他、上記実施例2で述べた金属材料層を適用してもよい。
金属層402とLED薄膜層510(半導体薄膜の一例)とのコンタクト抵抗を低抵抗とする形態では、SiC基板901を導電性の基板とすることによって、SiC基板901が導通層として動作する。この場合には、図53に示したようにSiC基板901の裏面に別の金属膜904を設けることによって基板裏面に半導体素子の共通電極を備えることができる。SiC基板901をp型またはn型の低抵抗基板とし、図54ないし図55のようにメタル層を省略してSiC基板901に直接半導体薄膜をボンディングする形態としてもよい。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、SiC基板を備え、LED薄膜(半導体薄膜の一例)をSiC基板上に設けた金属層表面またはSiC基板表面に半導体薄膜をボンディングする形態としたので、LED薄膜層(半導体薄膜の一例)が備える半導体素子の共通電極を基板側に設けることができるので、積層構造を単純化できるという効果を得る。
尚、上記、実施例1〜実施例7までの説明では、半導体薄膜が備える半導体素子の具体的な例として発光ダイオードを構成する半導体積層構造を取り上げて説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。他の、種々の半導体素子を構成する半導体積層構造であってもよい。また、半導体薄膜が備える半導体素子は1種類に制限されることはなく、複数種類の半導体素子が混在することもできる。また、素子数が限定されることもない。上記実施例の説明では、半導体材料として無機半導体材料をとりあげて説明したが、有機半導体材料を使った半導体薄膜素子を備えた場合であっても、素子の動作に伴う熱放散効果が得られる。
本実施例では、上記、実施例1から実施例7までに説明した発光素子を用いて発光素子アレイを構成する。以下に説明する構成では、発光素子を1次元的に配列し、基板上に該発光素子アレイを駆動する駆動回路を設けたことを特徴とする。
図56は、実施例8の発光素子アレイの斜視図である。
図に於いて、1001はSiC基板である。1002は基板1001上に形成された金属層である。1003はダイヤモンドライクカーボン層である。SiC基板1001、金属層1002、ダイヤモンドライクカーボン層102の形態等は、実施例で説明した形態と同等である。
1020は発光ダイオードである。一例として実施例5で説明したLED薄膜素子410(図49)と同等の半導体積層構造である。図ではわかりやすくするために電極と半導体層との間あるいは電極配線間のショート(第1導電側と第2導電側のショート)を防止するための層間絶縁膜を省略して描かれている。1027は第2導電側電極、1028は第1導電側電極で、実施例5で説明したLED素子750の第2導電側電極417(図49)、第1導電側電極418(図49)と同等の構成、材料である。
1031、1032はそれぞれ第2導電側、第1導電側の配線である。1035は発光ダイオードを駆動するための駆動回路である。駆動回路1035は例えば、アモルファスSi、ポリSi、ZnO、などの無機材料を中心とした材料を使った薄膜トランジスタの集積回路、あるいは、有機材料を使った薄膜トランジスタの集積回路である。発光ダイオード1020と駆動回路1035は、配線1031、配線1032によって結線されている。
駆動回路1035への電源や信号の入力などの配線や外部回路との接続形態については省略している。発光ダイオードは1素子毎に分離されて描かれているが、素子分離の形態、駆動回路との接続、複数の発光ダイオードの一斉駆動方式形態や時分割駆動形態などの駆動方式については種々の変形が可能であり、適宜設計される。発光素子の数、ピッチ、サイズ、配列の形態(一直線、千鳥配置など)などについても種々の変形が可能である。駆動回路1035が担う駆動機能についても種々の設計が可能であり、本発明を何ら限定するものではない。
本実施例において、SiC基板1001、ダイヤモンドライクカーボン層1003、金属層1005は発光ダイオードアレイが点灯動作する際に発生する熱を効率的に伝導、放散するように作用する。金属層1002は発光ダイオードから基板側に出射した光が前面方向(図面上Y軸方向)に出射するように作用する。駆動回路1035は複数の発光ダイオードが所望の点灯動作をするように制御する。複数の発光ダイオードは、順次点灯する、あるいは一斉に点灯するなど外部からの駆動信号あるいは内部に設けた駆動プログラムなど、所望の設計にしたがった点灯動作を行う。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、SiC基板の上に金属層を設け、更にその上にダイヤモンドライクカーボン層を設け、その上に複数の発光ダイオードの配列とその複数の発光ダイオードを駆動する駆動回路を設けた形態としたので、放熱性に優れ、高い特性と信頼性を備えたコンパクトな発光ダイオードアレイを提供することができるという効果を得る。
(変形例)の説明
図57は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その1)の斜視図である。
図58は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その2)の斜視図である。
図59は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その3)の斜視図である。
図60は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その4)の斜視図である。
図61は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その5)の斜視図である。
図62は、実施例8の発光素子アレイの変形例(その6)の斜視図である。
図57に示すようにSiC基板1001に代えて金属基板1004を設けることもできる。図57で金属層1005を省略することも出来る。図58は、別の変形例で、SiC基板に代えてダイヤモンドライクカーボン基板1006とすることもできる。図59、図60に示すように、ダイヤモンドライクカーボン基板の上面、裏面に金属層1005、金属層1007を設けても良い。更に、図61に示すように、導電性のSiC基板、あるいは導電性のダイヤモンドライクカーボン基板1008に発光ダイオードをボンディングし、基板の裏面に金属層1007を設けた形態であってもよい。更に、ダイヤモンドライクカーボン層あるいはダイヤモンドライクカーボン基板に代えて、ダイヤモンド層、またはダイヤモンド基板としてもよい。上記実施例の説明では1次元の発光素子の配列について説明したが、図62に示すように発光素子の2次元の配列であってもよい。尚。図62で1037は第2導電側の配線、1038は第1導電側の配線である。
本実施例では、実施例1から実施例8までと異なり、基板を窒化アルミニウム(AlN)で被覆し、その上に半導体素子を備えることにより製造工程の省力化を図ることを目的とする。
図63は、実施例9の半導体装置の斜視図である。
図に於いて、1101は基板で、例えば金属基板、ダイヤモンドライクカーボン基板、SiC基板などである。金属基板の場合、実施例1で述べた具体的な材料を適用することができる。基板表面の条件は実施形態で述べた表面の粗さ、平坦性の条件と同等にすることができる。1102はAlN層である。AlN層は単結晶、多結晶、アモルファル、いずれの形態であってもよい。
AlNは例えばスパッタ法、熱VD法、プラズマCVD法、OMCVD法(有機金属化学蒸着法)MBE法(分子線エピタキシー法)などの方法で形成することができる。AlN層は成膜した状態(アズデポ状態)であってもよい。また、表面を研磨あるいはCMP処理などの方法によって表面処理を行うこともできる。AlNの表面粗さは、好ましくは、Ra≦3nm、RPV≦3nm、Rmax≦1/1000、であることが望ましい。1110は半導体素子を備えた半導体薄膜である。半導体薄膜1110は、接着剤などを使わずに分子間力によって、AlN表面に接合(ボンディングされている)。半導体薄膜が備える半導体素子は、前出の実施例と同様、発光素子、センサー、トランジスタ回路、など種々の半導体素子であってよい。
図64は、実施例9のLED素子の断面図である。
図は、実施例3の半導体薄膜層410の具体例であって、発光ダイオードを備えた、実施例2で説明したLED薄膜素子410(図40)を、基板1101/AlN層1102上にボンディングした形態例を示している。
本実施例のポイントであるAlNは、熱伝導層として機能する。また、ボンディングのための平坦下地層として機能する。半導体素子から効率的にAlNに熱が伝わり、更に下の基板に熱が効率的に伝導することになる。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、基板1101上をAlN層1102としたので、実施例1〜8の効果に加えて、以下の効果を得る。
AlN層、特に、スパッタ法などによる多結晶状態、あるいはアモルファス状態のAlNは加工が容易であるので、製造工程を省力化することができるという効果を得る。更に、研磨やCMPのような、機械的あるいはメカノケミカルな表面処理が、例えば、ダイヤモンド材料よりも容易に行うことができるという効果を得る。
(変形例)の説明
図65は、実施例9の他の形態のLED素子の断面図である。
図66は、実施例9のLED素子を用いた発光素子アレイの斜視図(その1)である。
図67は、実施例9のLED素子を用いた発光素子アレイの斜視図(その2)である。
以下に、上記、実施例1から実施例8で述べた種々の変形を適用し例について説明する。図65はAlN層と基板との間に第2の金属層1103を設けた形態を示している。第2の金属層1103の具体例は、実施例2で述べた具体例と同様な材料を適用することができる。図66は発光素子を1列に配置した例である。図66で1020は、発光ダイオード(半導体薄膜)である。1035は、発光ダイオードを点灯制御するための駆動回路である。1127は、発光ダイオードと駆動回路を接続するための接続配線である。図67は、発光素子を2次元に配列した例である。図に於いて1020は発光ダイオードである。1037は、第1導電側電極1027と接続された第1導電側配線である。1038は、第2導電側電極1028と接続された第1導電側配線である。
本実施例では、上記実施例1から実施例9までに説明した半導体装置としてのLED素子を用いてLEDヘッドを構成する。
図68は、本発明のLEDヘッドの断面図である。
図69は、LEDユニットの平面図である。
図に示すように、ベース部材1201上には、LEDユニット1202が搭載されている。このLEDユニット1202は、実施例1から実施例9までに説明した何れかの半導体装置としてのLED素子が実装基板上に搭載されたものである。
図に示すように、実装基板1202e上には、発光部と駆動部を複合した半導体複合装置が、発光部ユニット1202aとして長手方向に沿って複数配設されている。実装基板1202e上には、その他に、電子部品が配置されて配線が形成されている電子部品実装エリア1202b、1202c、及び外部から制御信号や電源などを供給するためのコネクタ1202d等が設けられている。
発光部ユニット1202aの発光部の上方には、発光部から出射された光を集光する光学素子としてのロッドレンズアレイ1203が配設されている。このロッドレンズアレイ1203は、柱状の光学レンズを発光部ユニット1202aの直線状に配列された発光部に沿って多数配列したもので、光学素子ホルダに相当するレンズホルダ1204によって所定位置に保持されている。
このレンズホルダ1204は、図に示すように、ベース部材1201及びLEDユニット1202を覆うように形成されている。そして、ベース部材1201、LEDユニット1202、及びレンズホルダ1204は、ベース部材1201及びレンズホルダ1204に形成された開口部1201a、1204aを介して配設されるクランパ1205によって一体的に保持されている。従って、LEDユニット1202で発生した光はロッドレンズアレイ1203を通して所定の外部部材に照射される。このLEDプリントヘッド1200は、例えば電子写真プリンタや電子写真コピー装置等の露光装置として用いられる。
(効果)の説明
以上のように、本実施例の形態のLEDヘッドによれば、LEDユニット1202として、上記した実施例1から実施例9までに説明した半導体複合装置の何れかが使用されるため、高品質で信頼性の高いLEDヘッドを提供することができる。
本実施例では、実施例8、実施例9で説明した半導体装置としてのLEDアレイを用いてLEDヘッドを構成する。
図70は、実施例11のLEDヘッドの断面図である。
図71は、実施例11のLEDヘッドの斜視図である。
図に示すように、1004は、金属基板、1003は、ダイヤモンドライクカーボン、1020は、ダイヤモンドライクカーボン上にボンディングしたLED薄膜、1035は、金属基板上に設けられたLEDを駆動するための回路群である。1203は、ロッドレンズアレイ、1204は、レンズホルダである。LEDヘッドの幅の基板1004上に印刷幅分のLED薄膜1020がボンディングされている。
ここで示したLEDユニットは、図57で金属層1005を省略した形態であるが、実施例8、実施例9で説明したような種々の変更が可能である。又、基板1004の下に1004に接して更に金属基板などの放熱、支持のための基板を追加しても良い。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例の形態のLEDヘッドによれば、実施例8、実施例9で説明した半導体複合装置のいずれかをLEDユニットとするので、チップを別の実装基板上に実装する必要がなくなる。そして、放熱性が高い、高品質で信頼性が高いLEDヘッドを提供できるという効果を得る。
本実施例では、実施例10、または実施例11で構成したLEDヘッドを用いて構成した画像形成装置について説明する。
図72は、本発明の画像形成装置の要部断面図である。
図に示すように、画像形成装置1300内には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の画像を、各々に形成する四つのプロセスユニット1301〜1304が記録媒体1305の搬送経路1320に沿ってその上流側から順に配置されている。これらのプロセスユニット1301〜1304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット1303を例にとり、これらの内部構成を説明する。
プロセスユニット1303には、像担持体として感光体ドラム1303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム1303aの周囲にはその回転方向上流側から順に、感光体ドラム1303aの表面に電気供給して帯電させる帯電装置1303b、帯電された感光体ドラム1303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置1303cが配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム1303aの表面に、所定色(シアン)のトナーを付着させて顕像を発生させる現像装置1303d、及び感光体ドラム1303aの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置1303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源及びギアによって回転させられる。
また、画像形成装置1300は、その下部に、紙等の記録媒体1305を堆積した状態で収納する用紙カセット1306を装着し、その上方には記録媒体1305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ1307を配設している。更に、記録媒体1305の搬送方向における、このホッピングローラ1307の下流側には、ピンチローラ1308、1309と共に記録媒体1305を狭持することによって、記録媒体1305の斜行を修正し、プロセスユニット1301〜1304に搬送するレジストローラ1310、1311が配設されている。これ等のホッピングローラ1307及びレジストローラ1310、1311は、図示しない駆動源及びギアによって連動回転する。
プロセスユニット1301〜1304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ1312が配設されている。そして、感光体ドラム1301a〜1304a上のトナーを記録媒体1305に付着させるために、感光体ドラム1301a〜1304aの表面とこれらの各転写ローラ1312の表面との間に所定の電位差が生じるように構成されている。
定着装置1313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体1305上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着させる。また、排出ローラ1314、1315は、定着装置1313から排出された記録媒体1305を、排出部のピンチローラ1316、1317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部1318に搬送する。尚、排出ローラ1314、1315は、図示されない駆動源及びギアによって連動回転する。ここで使用される露光装置1303cとしては、実施例10で説明したLEDプリントヘッド1200が用いられる。
次に、上記構成の画像形成装置の動作について説明する。
まず、用紙カセット1306に堆積した状態で収納されている記録媒体1305がホッピングローラ1307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体1305は、レジストローラ1310、1311及びピンチローラ1308、1309に挟持されて、プロセスユニット1301の感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312へ搬送される。その後、記録媒体1305は、感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312に挟持され、その記録画面にトナー画像が転写されると同時に感光体ドラム1301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体1305は、順次プロセスユニット1302〜1304を通過し、その通過過程で、各露光装置1301c〜1304cにより形成された静電潜像は、現像装置1301d〜1304dによって現像され、各色のトナー像がその記録画面に順次転写され重ね合わせられる。そして、その記録面上に各色のトナー像が重ね合わせられた後、定着装置1313によってトナー像が定着された記録媒体1305は、排出ローラ1314、1315及びピンチローラ1316、1317に挟持され、画像形成装置1300の外部の記録媒体スタッカ部1318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体1305上に形成される。
次に、以上説明した本発明の画像形成装置の露光制御系統について説明する。
図73は、本発明の画像形成装置の露光制御系統ブロック図である。
図に於いて、画像入力部8は、外部装置(例えば、DVDプレーヤーなどの動画再生装置)から画像信号を受け入れる部分である。
制御部5は、画像入力部8から入力された画像信号をLEDアレイパネル10で形成可能な形式に変換し、制御信号とともに出力する画像制御部6と、画像信号を記憶する記憶部7とからなる。
LEDアレイパネル10は、画像制御部6により変換された画像信号を用いて被駆動素子であるLEDを駆動する駆動部12と、駆動部13と、薄膜状に形成されたLEDを多数配列させた薄膜LEDアレイ群11とを含む。
駆動部12(アノードドライバ)は、画像制御部6から入力された画像信号に応じて接続された薄膜LEDアレイ群11に備えられた各LEDに電流を供給する部分であり、例えば、シフトレジスタ回路、ラッチ回路、定電流回路、増幅回路などで構成される。
駆動部13(カソードドライバ)は、画像制御部6から入力された制御信号に応じて、接続された薄膜LEDアレイ群11に備えられている各LEDを走査する部分であり、選択回路などで構成される。以上説明した制御系統によって本発明による画像形成装置は露光制御され、外部装置から受け入れた画像信号に基づいて印刷画像を出力する。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置によれば、実施例10または実施例11で説明したLEDプリントヘッドを採用するため、高品質で、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
実施例の説明では、本発明をLED素子に適用した場合について説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。即ち、基板上に半導体薄膜を接合するあらゆる種類の半導体装置に適用可能である。
実施例1の半導体装置の斜視図である。 実施例1の半導体装置の断面図である。 実施例1のLED素子の断面図である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その1)である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その2)である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その3)である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その4)である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その5)である。 実施例1のLED素子の製法説明図(その6)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の断面図である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その1)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その2)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その3)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その4)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その5)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その6)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その7)である。 実施例1の他の形態[1]のLED素子の製法説明図(その8)である。 実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その1)である。 実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その2)である。 実施例1の他の形態[2]のLED薄膜層の製法説明図(その3)である。 実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その1)である。 実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その2)である。 実施例1の他の形態[3]のLED薄膜層の製法説明図(その3)である。 実施例1の他の形態[4]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[4]のLED薄膜層の製法説明図である。 実施例1の他の形態[5]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[6]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[7]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[8]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[9]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[10]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[11]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[12]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[13]のLED薄膜層の断面図である。 実施例1の他の形態[14]のLED薄膜層の断面図である。 実施例2のLED装置の平面図である。 図39のA−A断面拡大矢視図である。 実施例2のLED装置に於ける熱伝導の説明図である。 実施例3の半導体装置の断面図である。 実施例3のLED素子の断面図である。 実施例3のLED素子の変形例の断面図である。 実施例4の半導体装置の断面図である。 実施例4のLED素子の断面図である。 実施例4のLED素子の変形例の断面図である。 実施例5の半導体装置の断面図である。 実施例5のLED素子の断面図である。 実施例6の半導体装置の断面図である。 実施例6のLED素子の断面図である。 実施例7の半導体装置(その1)の断面図である。 実施例7の半導体装置(その2)の断面図である。 実施例7の半導体装置(その3)の断面図である。 実施例7の半導体装置(その4)の断面図である。 実施例8の発光素子アレイの斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その1)の斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その2)の斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その3)の斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その4)の斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その5)の斜視図である。 実施例8の発光素子アレイの変形例(その6)の斜視図である。 実施例9の半導体装置の斜視図である。 実施例9のLED素子の断面図である。 実施例9の他の形態のLED素子の断面図である。 実施例9のLED素子を用いた発光素子アレイの斜視図(その1)である。 実施例9のLED素子を用いた発光素子アレイの斜視図(その2)である。 本発明のLEDヘッドの断面図である。 LEDユニットの平面図である。 実施例11のLEDヘッドの断面図である。 実施例11のLEDヘッドの斜視図である。 本発明の画像形成装置の要部断面図である。 本発明の画像形成装置の露光制御系統ブロック図である。
符号の説明
100 半導体装置
101 金属基板
102 表面コーティング層
102a ダイヤモンドライクカーボン層
103 半導体薄膜層

Claims (65)

  1. 基板と、該基板上に積層される半導体素子を含む半導体薄膜層とを備える半導体装置であって、
    前記基板と、前記半導体薄膜層との間にダイヤモンドライクカーボン層を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記基板は金属製であること、または、前記基板と前記ダイヤモンドライクカーボン層との間に、更に、金属層を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記金属層は、
    光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記金属層の表面は、
    銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、AuGe/Ni/Au、AuGeNi/Au、銀を含む合金、チタン、Ti/Pt/Au、タンタル、パラジウム、イリジウム、及び、タングステンのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記基板は、
    銅、アルミ、真鍮(銅と亜鉛の合金)、亜鉛、タングステン、ニッケル、青銅(銅と錫の合金)、及びモリブデンのいずれかの金属製であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  6. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の最表面の平均粗さは、
    5nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の層厚は、
    1μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体薄膜層と前記ダイヤモンドライクカーボン層とは直接接合されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体素子層は、
    無機半導体材料製であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記半導体薄膜層は、
    発光素子を含んでいることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記発光体素子は、
    発光ダイオードであることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  12. 前記基板上に複数の発光ダイオードを含んでいることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記複数の発光ダイオードは、
    1次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記複数の発光ダイオードは、
    2次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  15. 前記基板上に、前記半導体素子を駆動する駆動回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  16. 自立するダイヤモンドライクカーボン基板、及び、半導体素子を含み前記自立するダイヤモンドライクカーボン基板上に積層される半導体薄膜層とを備えることを特徴とする半導体装置。
  17. 前記自立するダイヤモンドライクカーボン基板と、前記半導体薄膜層との間に金属層を備えていることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記金属層は、前記半導体薄膜層と直接接合し、前記金属層と前記半導体薄膜層とのコンタクトは、オーミックコンタクトであることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記金属層は、
    光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  20. 前記金属層は、
    銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、AuGe/Ni/Au、AuGeNi/Au、銀を含む合金、チタン、Ti/Pt/Au、タンタル、パラジウム、イリジウム、及び、タングステンのいずれかひとつまたは複数の材料を含むことを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  21. 前記自立ダイヤモンドライクカーボン基板と前記半導体薄膜の間にダイヤモンドライクカーボン層を備えていることを特徴とする請求項16記載の半導体装置。
  22. 前記ダイヤモンドライクカーボン基板と前記ダイヤモンドライクカーボン層の間に金属層を備えていることを特徴とする請求項21記載の半導体装置。
  23. 前記金属層は、
    光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有することを特徴とする請求項22に記載の半導体装置。
  24. 前記金属層は、
    銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、AuGe/Ni/Au、AuGeNi/Au、銀を含む合金、チタン、Ti/Pt/Au、タンタル、パラジウム、イリジウム、及び、タングステンのいずれかの材料であることを特徴とする請求項22に記載の半導体装置。
  25. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の平均表面粗さは、
    5nm以下であることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置。
  26. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の厚さは、
    1μm以下であることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置。
  27. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の平均表面粗さは、
    5nm以下であることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置。
  28. 前記半導体薄膜の材料は、
    無機半導体材料であることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  29. 前記半導体薄膜が含む半導体素子は、
    発光素子であることを特徴とする請求項28に記載の半導体装置。
  30. 前記半導体薄膜が含む半導体素子は発光ダイオードであることを特徴とする請求項28記載の半導体装置。
  31. 前記ダイヤモンドライクカーボン基板上に、複数の発光ダイオードを備えていることを特徴とする請求項30に記載の半導体装置。
  32. 前記複数の発光ダイオードは、
    1次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項31に記載の半導体装置。
  33. 前記複数の発光ダイオードは、
    2次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項31に記載の半導体装置。
  34. 前記ダイヤモンドライクカーボン基板上に、前記半導体素子を駆動する駆動回路を備えることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  35. 自立するSiC基板、及び、半導体素子を含み前記基板上に積層される半導体薄膜層とを備えることを特徴とする半導体装置。
  36. 前記SiC基板と、
    前記半導体薄膜の間に金属層を備えることを特徴とする請求項35に記載の半導体装置。
  37. 前記金属層は、前記半導体薄膜層と直接接合しており、前記金属層と前記半導体薄膜層のコンタクトはオーミックコンタクトであることを特徴とする請求項36に記載の半導体装置。
  38. 前記金属層は、
    光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有することを特徴とする請求項36に記載の半導体装置。
  39. 前記金属層は、
    銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、AuGe/Ni/Au、AuGeNi/Au、銀を含む合金、チタン、Ti/Pt/Au、タンタル、パラジウム、イリジウム、及び、タングステンのうち少なくともひとつの材料を含むことを特徴とする請求項36に記載の半導体装置。
  40. 前記SiC基板と前記半導体薄膜との間に、
    ダイヤモンドライクカーボン層を備えることを特徴とする請求項35に記載の半導体装置。
  41. 前記SiC基板と前記ダイヤモンドライクカーボン層の間に、
    金属層を備えることを特徴とする請求項40に記載の半導体装置。
  42. 前記金属層は、
    光波長400nmから1500nmの間で、少なくとも1つの波長帯の光に対して、50%以上の反射率を有することを特徴とする請求項41に記載の半導体装置。
  43. 前記金属層は、
    銅、銅を含む合金、アルミニウム、アルムニウム/ニッケル、亜鉛、ニッケル、白金、金、銀、金を含む合金、AuGe/Ni/Au、AuGeNi/Au、銀を含む合金、チタン、Ti/Pt/Au、タンタル、パラジウム、イリジウム、及び、タングステンのいずれかの材料であることを特徴とする請求項41に記載の半導体装置。
  44. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の平均表面粗さは、
    5nm以下であることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置。
  45. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の厚さは、
    1μm以下であることを特徴とする請求項40に記載の半導体装置。
  46. 前記ダイヤモンドライクカーボン層の平均表面粗さは、
    5nm以下であることを特徴とする請求項40に記載の半導体装置。
  47. 前記半導体薄膜の材料は、
    無機半導体材料であることを特徴とする請求項35に記載の半導体装置。
  48. 前記半導体薄膜が含む半導体素子は、
    発光素子であることを特徴とする請求項47に記載の半導体装置。
  49. 前記半導体薄膜が含む半導体素子は、
    発光ダイオードであることを特徴とする請求項47に記載の半導体装置。
  50. 前記SiC基板上に複数の発光ダイオードを備えている、
    ことを特徴とする請求項49記載の半導体装置。
  51. 前記複数の発光ダイオードは、
    1次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項50に記載の半導体装置。
  52. 前記複数の発光ダイオードは、
    2次元に配列された発光ダイオードアレイであることを特徴とする請求項50に記載の半導体装置。
  53. 前記SiC基板上に、
    前記半導体素子を駆動する駆動回路を備えることを特徴とする請求項35に記載の半導体装置。
  54. 基板、及び、半導体素子を含み前記基板上に積層される半導体薄膜層とを備える半導体装置であって、
    前記基板と、前記半導体薄膜層との間にAlN層を備えることを特徴とする半導体装置。
  55. 基板、及び、半導体素子を含み前記基板上に積層される半導体薄膜層とを備える半導体装置であって、
    前記基板と、前記半導体薄膜層との間に薄膜層を備え、
    前記薄膜層の最上層の表面は、
    機械的な研磨、または化学的処理、または研磨と化学的処理によって処理された面であることを特徴とする半導体装置。
  56. 前記ダイヤモンドライクカーボン層に代えて、
    ダイヤモンド層を備えることを特徴とする、請求項1または請求項40に記載の半導体装置。
  57. 前記ダイヤモンドライクカーボン基板に代えて、
    ダイヤモンド基板を備えることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  58. 前記半導体素子がセンサーを含むことを特徴とする、請求項9、請求項28、請求項47に記載の半導体装置。
  59. 前記半導体素子が電子素子を含むことを特徴とする、請求項9、請求項28、請求項47に記載の半導体装置。
  60. 基板と、半導体素子を含み前記基板上に積層される半導体薄膜層と、前記基板と、前記半導体薄膜層との間に薄膜層を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記薄膜層の最上層の表面は、
    機械的な研磨、または化学的処理、または研磨と化学的処理によって処理されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  61. 請求項1から請求項57までの何れか一項に記載の半導体装置を備えることを特徴とするLEDヘッド。
  62. 請求項58から請求項60までの何れか一項に記載の半導体装置の製造方法に基づいて製造された半導体装置を備えることを特徴とするLEDヘッド。
  63. 前記基板が印刷幅にわたり一体であることを特徴とする、請求項15、請求項34、請求項53、請求項54に記載の半導体装置。
  64. 請求項63に記載の半導体装置を備えることを特徴とするLEDヘッド。
  65. 請求項61、または請求項62、または請求項64に記載のLEDヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置。
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