JP2008257554A - 生体認証装置及び生体認証方法 - Google Patents

生体認証装置及び生体認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実に個人の認証を行う生体認証装置を提供する。
【解決手段】生体の画像を撮像する画像撮像部と、前記画像撮像部により撮像した前記生体の複数の第1の画像の各々から抽出された、第1の生体認証を行うための第1の認証特徴情報と、前記画像撮像部により撮像された前記生体の第2の画像から抽出された、第2の生体認証を行うための第2の認証特徴情報を記憶する認証情報記憶部と、認証時に、第1の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された複数の第3の画像から抽出された、前記第1の生体認証を行うための第3の認証特徴情報と前記第1の認証特徴情報とを照合し、第2の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された第4の画像から抽出された、前記第2の生体認証を行うための第4の認証特徴情報と前記第2の認証特徴情報とを照合する生体認証部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明のいくつかの態様は、血管を撮像して得られる生体情報を使用して、個人認証を行う生体認証装置及び生体認証方法に関する。
近年、正規使用者を認証するために、正規使用者の指紋、虹彩又は静脈パターンなどの生体情報を利用する生体認証が行われている(例えば、特許文献1参照。)。そして、生体認証を行うために、種々の生体情報取得装置が利用されている。これら生体情報取得装置の中には、光を照射する光源部と、光を受光する受光素子とを備えるものが知られている。そして、光源部からの光を生体に照射し、生体からの光を受光することにより、これら受光した光を電気信号に変換し、これにより生体情報を得ることができる。
ここで、携帯端末やパソコンなどの認証を必要とする電子機器が身の回りにあふれるようになった今日においては、大掛かりで消費電力の大きな生体情報取得装置は敬遠されてきている。その一方で、セキュリティ意識の高まりにより、認証の精度はますます高いものが要求されてきているため、生体情報の精度を向上させることも求められている。
特許第3549795号公報
ところで、生体認証を行う場合、あらかじめ登録してある生体組織の部位の特徴と、認証時に計測したデータを照合して、一致するか否かを判定するものであるため、生体認証する本人に成りすますために、本人から不正に取得した生体組織情報を用いた写真画像、疑似生体を使用されてしまうと、本人に成りすますことができてしまう可能性があるという問題がある。
本発明のいくつかの態様は、このような事情に鑑みてなされたもので、血管を撮像して得られる生体情報を使用して、個人認証を行う場合に、正確かつ確実に個人の認証を行うことができる生体認証装置及び生体認証方法を提供することを目的とする。
本発明に係る生体認証装置は、生体の画像を撮像する画像撮像部と、前記画像撮像部により撮像した前記生体の複数の第1の画像の各々から抽出された、第1の生体認証を行うための第1の認証特徴情報と、前記画像撮像部により撮像された前記生体の第2の画像から抽出された、第2の生体認証を行うための第2の認証特徴情報を記憶する認証情報記憶部と、認証時に、第1の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された複数の第3の画像から抽出された、前記第1の生体認証を行うための第3の認証特徴情報と前記第1の認証特徴情報とを照合し、第2の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された第4の画像から抽出された、前記第2の生体認証を行うための第4の認証特徴情報と前記第2の認証特徴情報とを照合する生体認証部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、本人認証をより確実に行うことができるため、本人成りすましを防止することができる。
上記の生体認証装置において、前記第1の光の極大波長と前記第2の光の極大波長とは互いに異なっていてもよい。
この構成によれば、2つの異なる生体情報(例えば、動脈と静脈)をより鮮明に抽出することができる。
上記の生体認証装置において、前記画像撮像部は、前記複数の第3の画像のうち一つの第3の画像を撮像した後、所定の時間経過後、前記複数の第3の画像のうち他の第3の画像を撮像するようにしてもよい。
この構成によれば、時間的に連続する2枚の画像によって、生体の動きに基づいて認証判定を行うようにしたため、本人成りすましを防止することができる。
上記の生体認証装置において、前記複数の第1の画像は、前記第1の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像され、前記第2の画像は、前記第2の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像されるようにしてもよい。
この構成によれば、2つの異なる生体情報(例えば、動脈と静脈)により生体認証を行うことができるため、より確実に本人認証精度を向上させることができる。
上記の生体認証装置において、前記第1の認証特徴情報は、前記生体の動脈の拍動状態を示す情報であり、前記第2の認証特徴情報は、前記生体の静脈の位置情報であってもよい。
この構成によれば、動脈の拍動と静脈パターンによって個人認証を行うようにしたため、正確かつ確実に本人認証を行うことが可能となる。
本発明に係る生体認証装置は、上記の生体認証装置において、前記第1の光の極大波長は、800nmより長波長であり、前記第2の光の極大波長は、800nmより短波長であってもよい。
この構成によれば、2つの異なる生体情報(例えば、動脈と静脈)をより鮮明に抽出することができる。
本発明に係る生体認証方法は、生体の複数の第1の画像の各々から抽出された、第1の生体認証を行うための第1の認証特徴情報と、前記生体の第2の画像から抽出された、第2の生体認証を行うための第2の認証特徴情報を記憶する第1のステップと、前記生体に第1の光を照射することにより前記生体の複数の第3の画像を取得する第2のステップと、前記生体に第2の光を照射することにより前記生体の第4の画像を取得する第3のステップと、前記複数の第3の画像の各々から抽出された前記第1の生体認証を行うための第3の認証特徴情報と前記第1の認証特徴情報を照合するとともに、前記第4の画像から抽出された前記第2の生体認証を行うための第4の認証特徴情報と前記第2の認証特徴情報とを照合する第4のステップとを含むことを特徴とする。
この構成によれば、本人認証をより確実に行うことができるため、本人成りすましを防止することができる。
上記の生体認証方法において、前記第1の光の極大波長と前記第2光の極大波長とは互いに異なっていてもよい。
この構成によれば、2つの異なる生体情報(例えば、動脈と静脈)をより鮮明に抽出することができる。
上記の生体認証方法において、前記第2のステップにおいて、前記複数の第3の画像のうち一つの第3の画像を撮像した後、所定の時間経過後、前記複数の第3の画像のうち他の第3の画像を撮像するようにしてもよい。
この構成によれば、時間的に連続する2枚の画像によって、生体の動きに基づいて認証判定を行うようにしたため、本人成りすましを防止することができる。
上記の生体認証装置において、さらに前記第1の光を前記生体に照射して、前記複数の第1の画像を取得する第5のステップと、前記第2の光を前記生体に照射して、前記第2の画像を取得する第6のステップとを含んでいてもよい。
この構成によれば、2つの異なる生体情報(例えば、動脈と静脈)により生体認証を行うことができるため、より確実に本人認証精度を向上させることができる。
上記の生体認証方法において、前記第1の認証特徴情報は、前記生体の動脈の拍動状態を示す情報であり、前記第2の認証特徴情報は、前記生体の静脈の位置情報であってもよい。
この構成によれば、動脈の拍動と静脈パターンによって個人認証を行うようにしたため、正確かつ確実に本人認証を行うことが可能となる。
本発明に係る電子機器は、上記の生体認証装置を備えていてもよい。
この構成によれば、本人認証結果に基づいて電子機器の使用を制限することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態による生体認証装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、生体認証装置の処理動作を統括して制御する制御部である。符号2は、生体に対して照明を行う光源であり、発光の中心波長が750nmであるLED等で構成する。符号3は、光源2と同様に、生体に対して照明を行う光源であり、発光の中心波長が光源2より長波長である880nmであるLED等で構成する。符号4は、2つの光源2、3に対して、パルス信号を与えることにより生体に対する照明の状態を制御する照明制御部である。符号5は、光源2、3から発せられた光が生体において反射した光、または生体を透過した光を受光して、生体画像を得る画像センサである。画像センサ5は2次元のアレイ受光素子からなるCCD等で構成されており、ここでは、生体画像として、手首近傍の動脈画像と静脈画像とを得るものとして説明する。符号6は、画像センサ5によって得られた画像に対して画像処理を施すことにより特徴を抽出する特徴抽出部である。符号7は、特徴抽出部6が抽出した認証に必要な特徴情報を登録する登録部である。符号8は、登録部7が登録する特徴情報をテンプレートデータとして記憶するテンプレート記憶部である。符号9は、個人認証時において、特徴抽出部6が特徴情報と予めテンプレート記憶部8に登録されているテンプレートデータとを照合する照合部である。符号10は、照合部9が特徴情報とテンプレートデータとの照合した結果に基づいて、認証の可否を判定する判定部である。符号11は、動脈の拍動を検出する拍動検出部である。制御部1は、例えば図示しない通信手段等を介して、外部から認証要求を受けた場合に、認証処理を実行し、照明制御部4、特徴抽出部6、照合部9及び判定部10に対して、認証処理の実行を指示し、判定部10から得られた判定結果を、認証要求元に対して認証結果として返す。
次に、図9を参照して、図1に示す生体認証装置を手首に装着するための構成を説明する。図9に示すように、生体認証装置は、矩形板状に形成された矩形基盤部13と円形板状に形成された円形基盤部14とを備えており、これら矩形基盤部13と円形基盤部14とがバンド部15を介して互いに連結されている。このような構成のもと、図9に示すように、バンド部15を手首に巻回し、生体認証装置を手首に装着することができるようになっている。矩形基盤部13には、光源2、3が設けられ、円形基盤部14には、画像センサ5が設けられている。矩形基盤部13は、手の甲側に配置され、円形基盤部14は、掌側に配置されるように、生体認証装置を手首に装着する。光源2、3から発せられた光は手首内を透過して、画像センサ5によって受光されるため、画像センサ5には、手首部分の動脈や静脈のパターン画像が得られることになる。
ここで、図5を参照して、血管内を流れるヘモグロビンの光吸収特性について説明する。図5は、動脈内を流れる酸化ヘモグロビンと静脈内を流れる還元ヘモグロビンの光吸収スペクトルを示す図である。酸化ヘモグロビンは、光波長が長くなると徐々に光吸収係数が増加し、一方、還元ヘモグロビンは、光波長が長くなると光吸収係数が減少する。そして、光波長が800nmにおいて、酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸収係数の値が逆転する。したがって、光波長が800nmより短い光源で手首内を照明すると、静脈パターンの画像を取得しやすくなり、光波長が800nmより長い光源で手首内を照明すると、動脈パターンの画像を取得しやすくなる。この原理を利用して、静脈パターン画像を取得する場合は、発光中心波長が750nmの光源2で照明し、動脈パターン画像を取得する場合は、発光中心波長が880nmの光源3で照明することにより、静脈パターンと動脈パターンを容易に分離することが可能となる。図1に示す生体認証装置においては、動脈パターンを画像センサ5の位置合わせに用いて、静脈パターンで個人認証を行うものである。
なお、還元ヘモグロビンの吸光係数と酸化ヘモグロビンの吸光係数は800nm付近で逆転し、800nm以上で還元型のヘモグロビンの吸光係数が酸化ヘモグロビンの吸光係数に比べて大きくなるが、1000nm付近になると水の吸収が顕著になるので、静脈の光検出を行う際には、800nm付近の波長から1000nm付近の波長の光を用いることが好ましく、800nm付近の波長から900nm付近の波長の光を用いることがさらに好ましい。
次に、図2を参照して、テンプレート記憶部8にテンプレートデータ(認証特徴情報)を登録する動作を説明する。まず、制御部1は、外部から登録要求を受けると、照明制御部4に対して、位置決め用照明を発光させる指示を出す。これを受けて、照明制御部4は、光源3を発光させる(ステップS1)。照明制御部4は、特徴抽出部6に対して、光源3を発光させたことを通知する。これを受けて、特徴抽出部6は、画像センサ5が撮像した画像データを読み込む(ステップS2)。そして、特徴抽出部6は、画像センサ5の位置決めを行うための特徴抽出を行う(ステップS3)。この特徴抽出処理の詳細については後述する。ここで、特徴抽出部6は、図6に示すように、手首部分を流れる動脈の位置情報を抽出する。特徴抽出部6は、時間的に連続する複数の画像の中から、動脈の拡張時と収縮時の画像を選択し、この2枚の画像に対して特徴抽出を実行することにより、動脈の拡張時と収縮時(図8参照)の特徴情報を抽出する。この動脈の位置情報が位置決め用の特徴情報と拍動を検出するための特徴情報となる。特徴抽出部6は、位置決め用及び拍動検出用の特徴情報が得られた時点で、照明制御部4に対して、位置決め用の特徴情報取得が終了したことを通知する。
次に、特徴抽出部6から位置決め用の特徴情報取得が終了したことを通知を受けると、照明制御部4は、光源2を発光させる(ステップS4)。照明制御部4は、特徴抽出部6に対して、光源2を発光させたことを通知する。これを受けて、特徴抽出部6は、画像センサ5が撮像した画像データを読み込む(ステップS5)。そして、特徴抽出部6は、画像センサ5の認証用の特徴情報を取得するための特徴抽出を行う(ステップS6)。この特徴抽出処理の詳細については後述する。ここで、特徴抽出部6は、図7に示すように、手首部分を流れる静脈パターンの情報を抽出する。この静脈パターン情報が個人認証用の特徴情報となる。特徴抽出部6は、個人認証用の特徴情報が得られた時点で、制御部1に対して、個人認証用の特徴情報取得が終了したことを通知する。
次に、制御部1は、登録部7に対して、位置決め用特徴情報(動脈の位置情報)と個人認証用特徴情報(静脈パターン情報)の登録を指示する。これを受けて、登録部7は、特徴抽出部6から位置決め用特徴情報と個人認証用特徴情報とを読み出す。そして、登録部7は、位置決め用特徴情報である動脈の位置情報と、個人認証用特徴情報である静脈パターン情報との位置関係を定義して、この位置関係情報と、位置決め用特徴情報及び個人認証用特徴情報とをテンプレートデータを生成する(ステップS7)。続いて、登録部7は、ここで生成したテンプレートデータをテンプレート記憶部8に記憶することにより登録を行う(ステップS8)。これにより、テンプレート記憶部8には、ユーザを個人認証するためのテンプレートデータがテンプレート記憶部8に記憶されたことになる。
次に、図3を参照して、図1に示す特徴抽出処理(ステップS3、S6)の詳細動作を説明する。まず特徴抽出部6は、対象の生体組織の空間周波数に応じたセル数の初期値(例えば2×2)と係数α=0.1をセットする(ステップS11)。そして、特徴抽出部6は、画質改善を行う(ステップS12)。すなわち、(1)式に示すように、原画像a(x,y)をn×nピクセル正方の平滑化処理によりぼかす。
Figure 2008257554
そして、得られた原画像及び平滑化画像を最小値を0、最大値を1として規格化する。その後、原画像から平滑化画像の各画素値を減算処理することにより、処理画像b(x,y)を得る。ここで、αは差分時の重みである。この状態で、特徴抽出部6は、画質が改善したか否かを判定する(ステップS13)。この画質の判定は、コントラスト値とシャープネル値を参照して判定する。この判定の結果、画質が改善していなければ、特徴抽出部6は、セル数と係数αの値を増加させて調整する(ステップS14)。セル数は、2のn乗(nは整数)のステップで増加させ、係数αは、0.1のステップで増加させる。そして、画質が改善するか、セル数と係数αが上限値(セル数が8、αが0.9)になるまでステップS12の処理を繰り返し行う。特徴抽出部6は、画質が改善された画像を用いて特徴抽出を行い、対象の生体組織の特徴にマーキングする(ステップS15)。特徴抽出部6は、登録時のセル数の値と係数αの値を内部に保持しておく。この処理によって適切な特徴抽出を行うことが可能となる。
次に、図4を参照して、図1に示す生体認証装置による認証時の動作を説明する。まず、外部から認証要求を受ける(ステップS21)と、制御部1は、照明制御部4に対して、位置決め用照明を発光させる指示を出す。これを受けて、照明制御部4は、光源3を発光させる(ステップS22)。照明制御部4は、特徴抽出部6に対して、光源3を発光させたことを通知する。これを受けて、特徴抽出部6は、画像センサ5が撮像した画像データを読み込む(ステップS23)。そして、特徴抽出部6は、画像センサ5の位置決めを行うための特徴抽出を行う(ステップS24)。ここで行う特徴抽出は、登録時(図3のフローチャート)と同様であるため、詳細な説明を省略する。ただし、認証時の特徴抽出は、図3に示すステップS11においてセットする値は、登録時に保持しておいたセル数と係数αである。このように登録時の値を用いることで、画質改善を迅速に行うことが可能となる。また、特徴抽出部6は、時間的に連続する複数の画像の中から、動脈の拡張時と収縮時の画像(図8参照)を選択し、この2枚の画像に対して特徴抽出を実行することにより、動脈の拡張時と収縮時の特徴情報を抽出して内部に保持しておく。
次に、特徴抽出部6は、ここで抽出した位置決め用特徴情報に基づいて、位置決め照合データ(テンプレートと照合するべきデータ)を生成する(ステップS25)。そして、特徴抽出部6は、この位置決め照合データを照合部9へ出力する。これを受けて、照合部9は、テンプレート記憶部8に記憶されている位置決め用の特徴データと、特徴抽出部6から出力された位置決め照合データとを照合する(ステップS26)。照合部9は、この照合の結果、位置ずれが所定範囲内であるか否かを判定し(ステップS27)、所定範囲内でなければ制御部1に対して位置ずれが発生していることを通知する。これを受けて、制御部1は、表示部12に位置ずれが発生していることを表示する(ステップS28)。この表示に代えて、警報音等を発するようにしてもよい。ユーザは、この位置ずれが発生した場合、手首に装着している生体認証装置を適切な位置に装着し直すことによって位置ずれを解消する。
一方、位置ずれが所定範囲内である場合、照合部9は、位置ずれが発生していないことを特徴抽出部6に対して通知する。これを受けて、特徴抽出部6は、照明制御部4に対して、位置決めが終了したことを通知する。特徴抽出部6から位置決が終了したことを通知を受けると、照明制御部4は、光源2を発光させる(ステップS29)。照明制御部4は、特徴抽出部6に対して、光源2を発光させたことを通知する。これを受けて、特徴抽出部6は、画像センサ5が撮像した画像データを読み込む(ステップS30)。そして、特徴抽出部6は、画像センサ5の認証用の特徴情報を取得するための特徴抽出を行う(ステップS31)。この特徴抽出処理は、前述した処理(ステップS24)と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、特徴抽出部6は、ここで抽出した認証用特徴情報に基づいて、認証照合データ(テンプレートと照合するべきデータ)を生成する(ステップS32)。そして、特徴抽出部6は、この認証照合データを照合部9へ出力する。これを受けて、照合部9は、テンプレート記憶部8に記憶されている認証用の特徴データと、特徴抽出部6から出力された認証照合データとを照合するとともに、拍動検出用特徴データと特徴抽出部6から出力された拍動照合データとを照合する(ステップS33)。照合部9は、この照合の結果を判定部10へ出力する。これを受けて、判定部10は、類似度等の値から認証用の特徴データと、認証照合データとが一致したか否か(静脈パターンデータが一致したか否か)を判定する。そして、この静脈パターンデータが一致した場合、さらに動脈の拍動状態が一致したか否かを判定する(ステップS34)。この判定の結果、静脈パターンデータが一致し、拍動も検出されたと見なせれば、判定部10は、制御部1に対して、認証できたことを通知する(ステップS35)。一方、静脈パターンが一致していないか拍動が検出されない場合、認証できなかったことを制御部1に通知する(ステップS36)。制御部1は、この判定結果に基づいて、認証要求元に対して認証結果を通知する。
なお、前述した説明においては、位置決めを動脈の位置情報を用いて行うようにしたが、表皮のしわ等を位置決めに用い、動脈は拍動検出のみに用いるようにしてもよい。
このように認証情報の照合前に位置決めを行うようにしたため、撮像エリアが小さい撮像素子を用いることが可能となる。また、画素数が少なく済むため、照合の画像処理量を少なくすることができ、処理速度を向上させることができるとともに、かつ精度の高い認証判定を行うことが可能となる。また、時間的に連続する2枚の画像によって、生体の動きに基づいて認証判定を行うようにしたため、本人成りすましを防止することができる。また、動脈の拍動と静脈パターンによって個人認証を行うようにしたため、正確かつ確実に本人認証を行うことが可能となる。
なお、図1に示す生体認証装置は、生体認証端末、汎用の小型生体認証モジュール、キーレスエントリーなどのコマンダー、リモコンなどにも応用することができる。
また、図1に示す生体認証装置は、コンピュータ、携帯電話、家電製品等の電子機器に備えられていてもよい。電子機器に生体認証装置を備えることによって、本人のみが電子機を使用できるようにするなどの使用制限を行うことが可能となる。
また、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより生体認証処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す生体認証装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す生体認証装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す生体認証装置の動作を示すフローチャートである。 ヘモグロビンの吸収スペクトルを示す説明図である。 手首近傍の動脈の画像を示す説明図である。 手首近傍の静脈の画像を示す説明図である。 手首近傍の動脈(拍動)の画像を示す説明図である。 図1に示す生体認証装置を手首に装着した状態を示す説明図である。
符号の説明
1・・・制御部、2・・・光源(750nm)、3・・・光源(880nm)、4・・・照明制御部、5・・・画像センサ、6・・・特徴抽出部、7・・・登録部、8・・・テンプレート記憶部、9・・・照合部、10・・・判定部、11・・・拍動検出部

Claims (12)

  1. 生体の画像を撮像する画像撮像部と、
    前記画像撮像部により撮像した前記生体の複数の第1の画像の各々から抽出された、第1の生体認証を行うための第1の認証特徴情報と、前記画像撮像部により撮像された前記生体の第2の画像から抽出された、第2の生体認証を行うための第2の認証特徴情報を記憶する認証情報記憶部と、
    認証時に、第1の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された複数の第3の画像から抽出された、前記第1の生体認証を行うための第3の認証特徴情報と前記第1の認証特徴情報とを照合し、第2の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像された第4の画像から抽出された、前記第2の生体認証を行うための第4の認証特徴情報と前記第2の認証特徴情報とを照合する生体認証部と、
    を備えることを特徴とする生体認証装置。
  2. 請求項1に記載の生体認証装置において、
    前記第1の光の極大波長と前記第2の光の極大波長とは互いに異なっていること、
    を特徴とする生体認証装置。
  3. 請求項1又は2に記載の生体認証装置において、
    前記画像撮像部は、前記複数の第3の画像のうち一つの第3の画像を撮像した後、所定の時間経過後、前記複数の第3の画像のうち他の第3の画像を撮像すること、
    を特徴とする生体認証装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の生体認証装置において、
    前記複数の第1の画像は、前記第1の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像され、
    前記第2の画像は、前記第2の光を前記生体に照射して、前記画像撮像部により撮像されること、
    を特徴とする生体認証装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の生体認証装置において、
    前記第1の認証特徴情報は、前記生体の動脈の拍動状態を示す情報であり、
    前記第2の認証特徴情報は、前記生体の静脈の位置情報であることを特徴とする生体認証装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の生体認証装置において、
    前記第1の光の極大波長は、800nmより長波長であり、
    前記第2の光の極大波長は、800nmより短波長であること、
    を特徴とする生体認証装置。
  7. 生体の複数の第1の画像の各々から抽出された、第1の生体認証を行うための第1の認証特徴情報と、前記生体の第2の画像から抽出された、第2の生体認証を行うための第2の認証特徴情報を記憶する第1のステップと、
    前記生体に第1の光を照射することにより前記生体の複数の第3の画像を取得する第2のステップと、
    前記生体に第2の光を照射することにより前記生体の第4の画像を取得する第3のステップと、
    前記複数の第3の画像の各々から抽出された前記第1の生体認証を行うための第3の認証特徴情報と前記第1の認証特徴情報を照合するとともに、前記第4の画像から抽出された前記第2の生体認証を行うための第4の認証特徴情報と前記第2の認証特徴情報とを照合する第4のステップと、を含むこと、
    を特徴とする生体認証方法。
  8. 請求項7に記載の生体認証方法において、
    前記第1の光の極大波長と前記第2光の極大波長とは互いに異なっていること、
    を特徴とする生体認証方法。
  9. 請求項7又は8に記載の生体認証方法において、
    前記第2のステップにおいて、
    前記複数の第3の画像のうち一つの第3の画像を撮像した後、所定の時間経過後、前記複数の第3の画像のうち他の第3の画像を撮像すること、
    を特徴とする生体認証方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれかに記載の生体認証装置において、
    さらに
    前記第1の光を前記生体に照射して、前記複数の第1の画像を取得する第5のステップと、
    前記第2の光を前記生体に照射して、前記第2の画像を取得する第6のステップと、を含むこと、
    を特徴とする生体認証方法。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載の生体認証方法において、
    前記第1の認証特徴情報は、前記生体の動脈の拍動状態を示す情報であり、
    前記第2の認証特徴情報は、前記生体の静脈の位置情報であること、
    を特徴とする生体認証方法。
  12. 請求項1乃至6のいずれかに記載の生体認証装置を備えた電子機器。
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