JP2008254366A - 印刷機の給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幅方向の大きさをコンパクトに維持しながら、簡易な構造にて、版胴の版面における両端部への湿し水の過剰な供給を抑制するようにした印刷機の給水装置を提供することにある。
【解決手段】湿し水をローラ群に転移させて版胴の版面に供給する印刷機の給水装置であって、前記ローラ群が、母材31と、母材31上に巻かれるゴム35とからなるゴムローラ30を有し、ゴム35の外径d1が軸方向にて同一に形成される一方、母材31の両端部における直径d3がこの中央部における直径d2と比べて大きく形成されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、版胴の版面に湿し水を供給する印刷機の給水装置に関する。
印刷機において、版胴の周面に装着された版面には、インキ装置と給水装置とからそれぞれ供給されるインキと湿し水とで画像が形成され、この画像が直接、またはゴム胴を介して胴間を通過する紙に転写されて印刷が施されている。
上述した給水装置は、図5に示すように、湿し水(図示せず)を蓄える水舟55と、この水舟55内の湿し水に一部が浸漬する金属ローラである水元ローラ51とを有している。さらに、湿し水を受け渡していくゴムローラである調量ローラ52、金属ローラである振りローラ53、およびゴムローラである水着ローラ54を具備している。すなわち、ローラ51,52,53,54は、金属ローラとゴムローラとが交互に配置されている。よって、図5においては、水舟55内の湿し水は、水元ローラ51、調量ローラ52、振りローラ53、および水着ローラ54の各周面を介して順次転移していき、最終的に版胴50の版面50aに供給されている。
なお、調量ローラ52は、図6に示すように、図示しない軸受に回転自在に支持可能な一対の支持部63と、これら一対の支持部63間を連絡するパイプ64とに支持される鉄芯61と、この鉄芯61の周面61aを被覆するゴム62とを有している。
上述した調量ローラ52の周面では、水元ローラ51の周面から湿し水が供給される以外に、水元ローラ51の端面からも湿し水が供給されるようになっている。したがって、上述した水元ローラ51では、この端面から周面に湿し水が回りこんでいる。そのため、水元ローラ51による湿し水の水上がり時の水膜は、幅方向において中央部よりも両端部にて厚くなっている。そして、このように水元ローラ51の両端部に湿し水が過剰に供給されると、この履歴が各ローラに残り、最終的に版胴50の版面50aにおける両端部へ湿し水が過剰に供給されてしまう。このような湿し水の過剰な供給を抑制するため、各ローラの軸方向の長さが設定されている。すなわち、上述した給水装置では、水元ローラ51および調量ローラ52と比べて、振りローラ53の軸方向の長さが短く形成されている。さらに、この振りローラ53よりも水着ローラ54の軸方向の長さが短く形成されている。このように各ローラの軸方向の長さを設定することで、版胴50の版面50aにおける両端部への湿し水の過剰な供給が抑制するようにしている(特許文献1参照)。
特開昭57−123061号公報
上述した給水装置では、各ロールの軸方向の長さの差により、版胴50の版面50aにおける両端部への湿し水の過剰な供給を抑制しようとしているが、被印刷物である紙の端付近は絵柄が無いことが多く、この紙の端に対応する版胴の版面に供給された湿し水がほとんど消費されず、湿し水が過剰に供給されてしまうことがあった。また、幅方向における寸法に制約があり、各ローラ間の軸方向の長さを長くすることができず、湿し水の過剰な供給を十分に抑制することができない可能性があった。
さらに、調量ローラ52では、ゴム62および鉄芯61の外径は幅方向にて同一に形成されているため、ニップ荷重の調整による版胴の周面における両端部への湿し水の過剰な供給の抑制にも制約があった。そのうえ、版胴50の版面50aにおける、印刷される紙(被印刷体)の最大紙幅よりも外側では、被印刷体の紙による湿し水の消費がなく、上述した湿し水の過剰な供給が助長されてしまう。
その結果、版胴50に供給された湿し水がこの版胴50の上方に配置されるインキローラ群(図示せず)へ転移し、図示しないインキ壷からインキローラ群に転移されたインキが過乳化し飛散して、機械部品に堆積する。そのため、機械の停止を伴う、清掃メンテナンスの頻度が多くなり、安定した稼動が妨げられ、印刷機の稼働率が低下してしまう可能性があった。さらに、版胴50の版面50aにおける幅方向にて湿し水が不均一となり、インキと水のバランスがとりにくくなって、印刷の再現性が低下したり、印刷紙面の両端部に過乳化したインキや余剰な湿し水が飛散して印刷の品質が低下したりしてしまう可能性があった。
そこで、本発明では、前述した問題に鑑み提案されたもので、紙幅方向の大きさをコンパクトに維持しながら、簡易な構造にて、版胴の版面における両端部への湿し水の過剰な供給を抑制するようにした印刷機の給水装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る印刷機の給水装置は、湿し水をローラ群に転移させて版胴の版面に供給する印刷機の給水装置であって、前記ローラ群が、母材と、前記母材上に巻かれるゴムとからなるゴムローラを有し、前記ゴムの外径が軸方向にて同一に形成される一方、前記母材の両端部における直径がこの中央部における直径と比べて大きく形成されたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る印刷機の給水装置は、第1の発明に係る印刷機の給水装置であって、前記母材の中央部を印刷される被印刷体の最小紙幅とする一方、前記母材の両端部を印刷される被印刷体の最大紙幅より外側とすることを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係る印刷機の給水装置は、第1または第2の発明に係る印刷機の給水装置であって、前記母材が、外径が軸方向にて同一に形成された芯材と、前記芯材の周面における両端部に配置され、前記ゴムよりも硬度が高い高硬度材とからなることを特徴とする。
本発明に係る印刷機の給水装置によれば、湿し水をローラ群に転移させて版胴の版面に供給する印刷機の給水装置であって、前記ローラ群が、母材と、前記母材上に巻かれるゴムとからなるゴムローラを有し、前記ゴムの外径が軸方向にて同一に形成される一方、前記母材の両端部における直径がこの中央部における直径と比べて大きく形成されたことにより、ゴムローラの中央部と比べて両端部ではニップ荷重が大きくなり、湿し水の転移量がゴムローラの中央部と比べて両端部にて少なくなる。その結果、版胴の版面における両端部への湿し水の過剰な供給が抑制され、湿し水の過剰な供給によるインキの過乳化が抑制されると共に、インキの飛散が抑制される。よって、清掃メンテナンスの頻度を低減することができ、印刷機を安定して稼動することができる。また、ローラの端面から版胴の版面への湿し水の回り込みも抑制することができ、インキと湿し水とのバランスを適正状態にて維持することが可能となり、印刷物の再現性を向上させることができる。
本発明に係る印刷機の給水装置によれば、前記母材の中央部を印刷される被印刷体の最小紙幅とする一方、前記母材の両端部を印刷される被印刷体の最大紙幅より外側とすることにより、インキが供給される頻度が少ない版胴の版面における両端部への湿し水の供給量を抑制することができる。
本発明に係る印刷機の給水装置によれば、前記母材が、外径が軸方向にて同一に形成された芯材と、前記芯材の周面における両端部に配置され、前記ゴムよりも硬度が高い高硬度材とからなることにより、高硬度材を変更することで、ゴムローラの両端部における他ローラとのニップ荷重を容易に変更することでき、湿し水の供給量を容易に変更することができる。その結果、版胴の周面における両端部でのインキの使用頻度に応じて湿し水の供給量を適切に調整することができ、印刷の品質を向上させることができる。
本発明の実施の最良の形態に係る印刷機の給水装置につき、以下の実施例にて具体的に説明する。
以下に本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置について、図1および図2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置の概略側面図であり、図2は、これが具備するゴムローラの断面図である。
本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置は、図1に示すように、版胴1に湿し水11を供給する装置であり、この版胴1の側方に配置される。版胴1の周面1aに対接してゴム胴2が配置される一方、版胴1の上方には、複数の振りローラ21が回転自在に配置される。各振りローラ21と版胴1との間には、回転自在なインキ着ローラ22が配置される。このインキ着ローラ22は、振りローラ21を中心にして揺動自在に設けられる。そして、図示しないインキ壷から多数のローラで構成されるインキローラ群を経て振りローラ21にインキ(図示せず)が転移される。この振りローラ21に転移されたインキは、インキ着ローラ22により版胴1の版面1aへ供給される。なお、図1中の符号23は、練ローラである。
上述した印刷機の給水装置10は、湿し水11が蓄えられる水舟12と、この湿し水11に周面13aの一部が浸漬して配置される水元ローラ13とを有する。この水元ローラ13に対接して調量ローラ14が配置される。この調量ローラ14に対接して振りローラ15が配置される。この振りローラ15に対接して水着ローラ16が配置される。この水着ローラ16が版胴1の版面1aに対接して配置される。なお、水着ローラ16にはライダーローラ17が対接して配置されており、このローラ17により水着ローラ16への湿し水が軸方向にて均される。
上述した印刷機の給水装置10では、ゴムローラと金属ローラとが交互に配置される。すなわち、水元ローラ13および振りローラ15には金属ローラが用いられる一方、調量ローラ14および水着ローラ16にはゴムローラが用いられる。ここで、調量ローラ14に用いられるゴムローラ30は、図2に示すように、円筒状の母材31と、この母材31の周面31aを被覆するゴム35とを有する。この母材31は、鉄芯(芯材)32と、この鉄芯32に内接するパイプ33とを有する。鉄芯32の両端には、図示しない軸受に回転可能に支持される支持部34がそれぞれ設けられる。
ただし、ゴム35の外径d1は、軸方向(幅方向)にて同一に形成される。一方、母材31(鉄芯32)の両端部における直径d2は、この中央部の直径d3と比べて大きく形成される。これにより、水元ローラ13と調量ローラ14との間のニップ荷重は、中央部と比べて両端部にて大きくなり、中央部と比べて両端部では湿し水の転移量(供給量)が少なくなる。その結果、版胴1の版面1aの軸方向(幅方向)における両端部への湿し水11の過剰な供給が抑制される。したがって、湿し水11の過剰な供給によるインキの過乳化などを防ぐことができ、高品質の印刷が可能となる。
ここで、上述した母材31(鉄芯32)の軸方向(幅方向)における中央部は、印刷される紙(被印刷体)Pの最小紙幅である領域W1とする。母材31の中央部の直径d3は、この両端部の直径d2と比べて小さく形成される。また、上述した母材31(鉄芯32)の両端部は、印刷される紙(被印刷体)Pの最大紙幅である領域W2よりも外側とする。母材31の両端部の直径d2は、この中央部の直径d3と比べて大きく、またゴム35の外径d1と比べて小さく形成される。よって、ゴム35は、領域W1では肉厚に形成され、領域W2よりも外側では薄肉に形成される。このような領域W1,W2にてゴム35の肉厚を変えたことで、インキが供給される頻度が少ない版胴1の版面1aにおける両端部への湿し水11の供給量を抑制することができる。
上述した水舟12内の湿し水11は、水元ローラ13の周面13aに転移する。水元ローラ13に転移した湿し水は、調量ローラ14に転移する。このとき、湿し水の転移量は、上述したように調量ローラ14の周面における両端部ではこの中央部と比べてニップ荷重が大きくなるため、中央部よりも両端部にて少なくなる。このローラ14に転移した湿し水は、振りローラ15、および水着ローラ16の各周面を介して順次転移していき、版胴1の版面1aに供給される。すなわち、湿し水の供給量は、版胴1の版面1aにおける両端部ではこの中央部と比べて少なくなる。
よって、上述した各ローラ13,14,15,16,17,21,22,23、版胴1、およびゴム胴2は、矢印方向に回転し、湿し水11およびインキが版胴1の版面1aに供給されて画像が形成され、ゴム胴2を介してウエブなどの被印刷体である紙Pに転写されて印刷される。
したがって、本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置10によれば、調量ローラ14が、周面31aがゴム35にて被覆される母材31からなり、このゴム35の外径d1が軸方向にて同一に形成される一方、母材31における両端部の直径d2がこの中央部の直径d3と比べて大きく形成されたゴムローラ30としたことにより、ゴムローラ30の中央部と比べて両端部ではニップ荷重が大きくなり、湿し水11の転移量がゴムローラ30の中央部と比べて両端部にて少なくなる。その結果、版胴1の版面1aにおける両端部への湿し水11の過剰な供給が抑制され、湿し水11の過剰な供給によるインキの過乳化が抑制されると共に、インキの飛散が抑制される。よって、清掃メンテナンスの頻度を低減することができ、印刷機を安定して稼動することができる。また、ローラの端面から版胴1の版面1aへの湿し水11の回り込みも抑制することができ、インキと湿し水とのバランスを適正状態にて維持することが可能となり、印刷物の再現性を向上させることができる。
なお、上記では、調量ローラ14に上述したゴムローラ30を適用した印刷機の給水装置10を用いて説明したが、このゴムローラ30を水着ローラ16のみまたは調量ローラ14および水着ローラ16に適用した印刷機の給水装置としても良く、このような印刷機の給水装置であっても、上述した本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置10と同様な作用効果を奏する。
上記では、領域W1の端から領域W2の端にかけて肉厚が徐々に薄くなる形状のゴム35が母材31の周面31aに被覆されたゴムローラ30を具備する印刷機の給水装置10を用いて説明したが、領域W1の端から領域W2の端にかけて肉厚が断面湾曲した形状となる形状のゴムが母材の周面を被覆したゴムローラを具備する印刷機の給水装置としても良く、このような印刷機の給水装置であっても、上述した本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置10と同様な作用効果を奏する。
以下に、本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置が具備するゴムローラの断面図である。すなわち、本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置は、上述した本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置が具備するゴムローラにおける母材の両端部に高硬度材を介在させたものであり、これ以外は同一の部材を具備する。なお、上述した本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置と同一部材には同一符号を付記しその説明を省略する。
本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置が具備するゴムローラ40は、図3に示すように、両端部の直径d2がこの中央部の直径d3と比べて大きく形成された母材41を有する。この母材41は、外径d3が幅方向にて同一に形成された鉄芯42と、この鉄芯42の周面42aにおける両端部に配置される高硬度材46とからなる。この高硬度材46は、ゴム35よりも高い硬度を有する高硬度ゴムなどが挙げられる。
ただし、この高硬度材46は、鉄芯42における領域W1よりも外側の周面42aに被覆される。また、高硬度材46は、領域W2の外側にて直径d2となるように鉄芯42の周面42aに被覆される。
上述したゴムローラ40は、鉄芯42に内接してパイプ33が組み付けられ、この鉄芯42の両端に支持部材34が組み付けられる。続いて、鉄芯42の両端近傍が高硬度材46で被覆される。高硬度材46と鉄芯42とからなる母材41の周面41aがゴム35にて被覆される。
したがって、本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置によれば、母材41が、外径d3が軸方向にて同一に形成された鉄芯42と、この鉄芯42の周面42aにおける両端部に配置され、ゴム35よりも硬度が高い高硬度材46とからなることにより、上述した本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置10と同様な作用効果を奏する他、高硬度材46を変更することで、ゴムローラ40の両端部における他ローラとのニップ荷重を容易に変更することでき、湿し水11の供給量を容易に変更することができる。その結果、版胴1の周面1aにおける両端部でのインキの使用頻度に応じて湿し水11の供給量を適切に調整することができ、印刷の品質を向上させることができる。
以下に、本発明の第3の実施例に係る印刷機の給水装置について、図4を参照して説明する。
図4は、本発明の第3の実施例に係る印刷機の給水装置の概略側面図である。すなわち、本発明の第3の実施例に係る印刷機の給水装置は、湿し水が蓄えられる水舟と版胴との間に配置されるローラが3つにて構成されるものである。本実施例の印刷機の給水装置は、上述した第1の実施例に係る印刷機の給水装置と同一部材を有し、同一部材には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施例の印刷機の給水装置は、図4に示すように、水舟12に蓄えられた湿し水11に周面の一部が浸漬して配置される水元ローラ13Aと、この水元ローラ13に対接して配置される調量ローラ14Aとを有する。この調量ローラ14Aに対接して水着ローラ16Aが配置される。この水着ローラ16Aが版胴1の版面1aに対接して配置される。
この印刷機の給水装置では、ゴムローラと金属ローラとが交互に配置される。すなわち、調量ローラ14Aには金属ローラが用いられる一方、水元ローラ13Aおよび水着ローラ16Aにはゴムローラが用いられる。ゴムローラとして、上記実施例1にて説明したゴムローラ30や上記実施例2にて説明したゴムローラ40を適用することができる。
したがって、本発明の第3の実施例に係る印刷機の給水装置によれば、上述した本発明の第1の実施例および第2の実施例に係る印刷機の給水装置と同様な作用効果を奏する。
本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置の概略側面図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷機の給水装置が具備するゴムローラの断面図である。 本発明の第2の実施例に係る印刷機の給水装置が具備するゴムローラの断面図である。 本発明の第3の実施例に係る印刷機の給水装置の概略側面図である。 従来の印刷機の給水装置の正面図である。 従来の印刷機の給水装置が具備するゴムローラの断面図である。
符号の説明
1 版胴
2 ゴム胴
10 印刷機の給水装置
11 湿し水
12 水舟
13 水元ローラ
14 調量ローラ
15 振りローラ
16 水着ローラ
17 ライダーローラ
21 振りローラ
22 インキ着ローラ
23 練ローラ
30,40 ゴムローラ
31,41 母材
32,42 鉄芯
33 パイプ
34 支持部
35 ゴム
46 高硬度材
P 紙

Claims (3)

  1. 湿し水をローラ群に転移させて版胴の版面に供給する印刷機の給水装置であって、
    前記ローラ群は、母材と、前記母材上に巻かれるゴムとからなるゴムローラを有し、
    前記ゴムの外径が軸方向にて同一に形成される一方、前記母材の両端部における直径がこの中央部における直径と比べて大きく形成された
    ことを特徴とする印刷機の給水装置。
  2. 請求項1に記載された印刷機の給水装置であって、
    前記母材の中央部を印刷される被印刷体の最小紙幅とする一方、
    前記母材の両端部を印刷される被印刷体の最大紙幅より外側とする
    ことを特徴とする印刷機の給水装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された印刷機の給水装置であって、
    前記母材は、外径が軸方向にて同一に形成された芯材と、前記芯材の周面における両端部に配置され、前記ゴムよりも硬度が高い高硬度材とからなる
    ことを特徴とする印刷機の給水装置。
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