JP2008250701A - レイアウト枠設定装置、画像レイアウト変更方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

レイアウト枠設定装置、画像レイアウト変更方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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和紀 下田
Ryosuke Kakio
良輔 垣尾
Kazunori Nagao
積憲 長尾
Hiroyuki Yamamoto
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Abstract

【課題】文字枠が印刷可能範囲内に収まっているか否かの判断を操作者が正確かつ容易に行いうるようにする。
【解決手段】印刷用画像に文字枠を配置するための文字枠設定ダイアログボックスDB2に、「印刷保証領域」の表示欄FD12と「文字枠」の表示欄FD13とが設けられている。「印刷保証領域」の表示欄FD12は、印刷可能領域PRAを(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示する。「文字枠」の表示欄FD13は、文字枠の占める文字枠領域を(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定する技術に関する。
コンピュータでは、プリンタへ出力する印刷用画像を作成することがしばしば行われる。従来、この印刷用画像内に文字列を埋め込もうとする場合、印刷用画像内に文字枠を設定して、この文字枠の中に文字列を配置している。この文字枠の設定は、表示画面に印刷用画像を表示し、この表示画面に対する操作者による操作を受け付けるユーザインタフェースによって行なわれる(例えば、特許文献1)。
特開2001−5985号公報
一方、例えばフチなし印刷においては、印刷用画像の全範囲が必ずしも印刷されるわけではない。印刷したときに印刷用画像の周縁部分が落ちて、印刷用画像よりも若干小さい範囲が実際に印刷される。こうした場合に、前記従来のユーザインタフェースでは、実際に印刷される印刷可能範囲から外れた位置に文字枠を設定してしまうことがあり、文字枠が印刷可能範囲内に確実に収まっていることを判断することは操作者にとって困難であるという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、文字枠が印刷可能範囲内に収まっているか否かの判断を操作者が正確かつ容易に行いうるようにすることにある。
前述した課題の少なくとも一部を解決するための手段として、以下に示す構成をとった。
本発明のレイアウト枠設定装置は、
レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するレイアウト枠設定装置であって、
表示装置と、
操作者により操作される入力装置と、
前記表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する前記入力装置からの入力を受け付けるユーザインタフェース手段と、
前記ユーザインタフェース手段により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行う設定手段と
を備え、
前記ユーザインタフェース手段は、
前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示する第1表示制御手段と、
前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付ける指示情報入力手段と、
前記指示情報入力手段により入力された指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出するレイアウト枠領域算出手段と、
前記レイアウト枠領域算出手段により算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する第2表示制御手段と
を備えることを特徴としている。
前記構成のレイアウト枠設定装置によれば、印刷可能領域とレイアウト枠領域とが、同一のウィンドウに、しかも双方ともピクセル単位の数値でもって表示される。このために、操作者は、印刷可能領域とレイアウト枠領域の数値を対比することで、レイアウト枠が印刷可能領域内に収まっているか否かを数値でもって正確かつ容易に判断することができる。
前記レイアウト枠設定装置において、前記印刷可能領域および前記レイアウト枠領域のそれぞれは、矩形であり、前記第1の表示制御手段は、前記印刷可能領域の所定の対角位置にある2つの頂点の座標をピクセル単位の数値でそれぞれ示す構成であり、前記第2の表示制御手段は、前記レイアウト枠領域の前記所定の対角位置と対応した対角位置にある2つの頂点の座標をピクセル単位の数値でそれぞれ示す構成としてもよい。この構成によれば、2つの頂点の座標を表示するだけの簡単な構成によって、確実に印刷可能領域やレイアウト枠を表示することができる。
前記ユーザインタフェース手段は、さらに、前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出していると判定されたときに、前記印刷可能領域およびレイアウト枠領域が表示されると同一の前記ウィンドウに警告を表示する第3表示制御手段とを備える構成としてもよい。この構成によれば、レイアウト枠が印刷可能領域からはみ出していることを操作者に確実に気づかせることができる。
前記印刷用画像についての前記所定サイズの印刷用紙への印刷は、印刷用紙の四辺に余白を残さないフチなし印刷としてもよい。
本発明のレイアウト枠設定方法は、
レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するレイアウト枠設定方法であって、
表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する入力装置からの入力を受け付けるユーザインタフェース処理を行い、
前記ユーザインタフェース処理により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行うとともに、
前記ユーザインタフェース処理は、
前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示し、
前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付けて、
前記受け付けた指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出し、
前記算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する
ことを特徴としている。
本発明のコンピュータプログラムは、
レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するためのコンピュータプログラムにおいて、
(a)表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する入力装置からの入力を受け付ける機能と、
(b)前記ユーザインタフェース手段により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行う機能と
をコンピュータに実現させるとともに、
前記機能(b)は、
(c)前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示する機能と、
(d)前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付ける機能と、
(e)前記機能(d)により入力された指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出する機能と、
(f)前記機能(e)により算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する機能と
を備えることを特徴としている。
本発明のレイアウト枠設定方法およびコンピュータプログラムによっても、本発明のレイアウト枠設定装置と同様に、文字枠が印刷可能領域内に収まっているか否かの判断を操作者が正確かつ容易に行うことができるという効果を奏する。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、本発明のコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。また、コンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様で実現することもできる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.ハードウェアの構成:
B.ソフトウェアの構成:
C.作用・効果:
D.他の実施形態:
A.ハードウェアの構成:
図1は、本発明の一実施例を適用するコンピュータシステム100のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。このコンピュータシステム100は、いわゆるパーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータと呼ぶ)10を中心に備え、その周辺に表示装置としてのディスプレイ12を備える。コンピュータ10は、コンピュータ本体16と、入力装置としてのキーボード18およびマウス20を備える。なお、このコンピュータ本体16には、CD−ROMの内容を読み取るCDドライブ22が搭載されている。
コンピュータ本体16は、中央演算処理装置としてのCPUを中心にバスにより相互に接続されたROM、RAM、表示画像メモリ、マウスインタフェース、キーボードインタフェース等(図示せず)を備える。また、コンピュータ本体16は、ディスプレイドライバ32を備え、ディスプレイドライバ32によりディスプレイ12への表示を行う。また、コンピュータ本体16は、内蔵のハードディスクドライブ(以下、HDDと呼ぶ)34を備える。このHDD34には、写真、カード、シールなどの種々のデザインデータDDが予め用意されている。
コンピュータ本体16は、デザインデータDDに対して加工を施して、後述するプリンタにて印刷するための印刷用画像データPDを生成し、HDD34に一旦保存する。上記加工の一つに、文字列を配置するための文字枠を印刷用画像データPDで表される印刷用画像内に設定し、文字枠に所定の文字列を配置する処理がある。デザインデータDDから印刷用画像データPDを生成するまでの一連の処理は、コンピュータ本体16にインストールされてHDD34に格納されたソフトウェア(コンピュータプログラムCP)をCPUが実行することにより実現される。このコンピュータプログラムCPは、CD−ROMによって提供されたものである。
なお、このコンピュータプログラムCPは、CD−ROMに替えて、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格納された構成として、これらから提供されたものとすることができる。また、コンピュータプログラムCPは、外部のネットワークに接続される特定のサーバから、ネットワークを介して提供されたものとすることもできる。上記ネットワークとしては、インターネットであってもよく、特定のホームページからダウンロードして得たコンピュータプログラムCPであってもよい。あるいは、電子メールの添付ファイルの形態で供給されたコンピュータプログラムCPであってもよい。
上記構成のコンピュータシステム100は、印刷コンテンツ販売サービスシステムの中の一部分を構成するものである。図2は、印刷コンテンツ販売サービスシステムを示す説明図である。前述したように、コンピュータシステム100は、デザインデータDDに基づいて印刷用画像データPDを生成している。そうして、所定のプロバイダによって提供されるウェブサイト200から印刷用画像データPDを販売する。この販売は、ユーザ所有の携帯電話300に印刷用画像データPDをダウンロードすることによって行なわれる。ユーザは、携帯電話300から赤外線により印刷用画像データPDをプリンタ400に送信し、プリンタ400から印刷物PPを入手する。
上記プリンタ400は、印刷用紙の四辺に余白を残さないフチなし印刷に対応したものである。フチなし印刷は、印刷用のデータをわずかに拡大印刷してフチなしにて印刷するものである。このため、上記生成された印刷用画像データPDにおいても、周縁部分には印刷されない部分が生ずる。この印刷不可の部分はフチ落ち量として表すことができる。
図3は、印刷用画像データPDのフチ落ち量を示す説明図である。図示するように、フチ落ち量は、印刷用画像データPDの左端/右端/上端/下端のそれぞれに定められている。左端のフチ落ち量Llは印刷用画像データPDの左端からの長さであり、右端のフチ落ち量Lrは印刷用画像データPDの右端からの長さであり、上端のフチ落ち量Ltは印刷用画像データPDの上端からの長さであり、下端のフチ落ち量Lbは印刷用画像データPDの下端からの長さである。印刷用画像データPDの四辺のそれぞれから各フチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbの部分が印刷不可の部分であり、この部分より内側の部分が印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域(換言すれば「印刷保証領域」)PRAとなる。
上記フチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbはプリンタ400の機種および印刷用紙のサイズによって異なった値をとる。この印刷コンテンツ販売サービスシステムにおいては、プリンタ400として利用できる対象機種が定められており、コンピュータシステム100のコンピュータ本体16には、その対象機種に応じたフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbが記憶されている。コンピュータシステム100の操作者(デザイン制作者)は、フチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbを考慮し重要なデザインが切れないようにして印刷用画像データPDを製作する。
図4は、印刷用紙のサイズ毎のフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbを規定するフチ落ち量格納テーブルTBL1の一例を示す説明図である。図示するように、フチ落ち量格納テーブルTBL1には、印刷用紙の種類、向き(縦置きか横置き)から定まるサイズ毎に、左端/右端/上端/下端のフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbが定められている。なお、フチ落ち量格納テーブルTBL1中の印刷用紙のサイズとフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbは、印刷用画像データPDにおけるピクセル数を単位として表されている。
フチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbは、厳密にはプリンタ400による個体差がある。このため、本実施例では、その個体差を吸収した、やや大きめのフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbが設定されている。なお、本実施例では、印刷に用いるプリンタ400は一機種が対象となっているが、これに換えて、複数機種を対象とする場合には、それら複数機種のいずれにも対応可能なように最もフチ落ち量が大きな機種の値をフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbとして記憶するようすればよい。
B.ソフトウェアの構成:
図1では、コンピュータ本体16は、内部で実現される機能のブロックによって示されている。コンピュータ本体16は、機能的に、ユーザインタフェース部(以下、UI部と呼ぶ)40と設定部42とを備える。コンピュータ本体16のCPUで、HDD34に記憶されているコンピュータプログラムCPを実行することで、UI部40および設定部42を実現している。UI部40は、第1表示制御部40a、指示情報入力部40b、レイアウト枠領域算出部40cおよび第2表示制御部40dを備える。
図5は、コンピュータ本体16に格納された上述したコンピュータプログラムCPに従って実行される印刷用画像データ生成処理を示すフローチャートである。図示するように処理が開始されると、コンピュータ本体16のCPUは、まず、HDD34から所望のデザインデータDDを読み込む処理を実行する(ステップS110)。この処理では、操作者による指示を受けて所望のデザインデータDDが選択される。
次いで、CPUは、この印刷用画像データ生成処理において使用するさまざまな設定を使用、確認するプロパティ設定処理を行う(ステップS120)。このプロパティ設定処理は、プロパティ設定ダイアログボックスをディスプレイ12に表示して、このプロパティ設定ダイアログボックスに対する操作者によるキーボード18およびマウス20を用いた入力を受け付けることにより実行される。なお、前回処理時のプロパティ設定の内容をそのまま使用する場合には、このステップS120の処理は読み飛ばすことができる。
図6は、プロパティ設定ダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。図示するように、プロパティ設定ダイアログボックスDB1には、操作者からの入力を受け付けるデータ入力欄として、「タイトル」、「作成者」、「作成日」、「用紙サイズ」の4つのデータ入力欄FD1,FD2,FD3,FD4が設けられている。さらに、「文字枠をつける」のチェックボックスCBが設けられている。
「タイトル」、「作成者」、「作成日」のデータ入力欄FD1〜FD3は、生成する印刷用画像データPDに埋め込むプロパティ情報を入力するためのものであり、プロパティ情報として印刷用画像データPDについてのタイトルと作成者と作成日が用意されている。「用紙サイズ」のデータ入力欄FD4は、印刷用紙のサイズを入力するためのものであり、プルダウンメニューによって複数の選択肢の中から一つを選択可能となっている。各選択肢は、印刷用紙の「種類」と「向き」とから特定されるものであり、例えば「L判[横]」と表示される。プルダウンメニューにより提供される選択肢は、前述したフチ落ち量格納テーブルTBL1(図4)に用意されている印刷用紙と対応するものである。「文字枠をつける」のチェックボックスCBは、文字列を配置するための文字枠を印刷用紙画像データに設けるか否かを指示するためのものである。
図5に戻って、CPUは、印刷用画像データXPDを作成する処理を行う(ステップS130)。この処理は、ステップS110で読み込んだデザインデータDDを基に行うもので、詳細には、ステップS120で設定されたプロパティ情報を埋め込むとともに、ステップS120で設定された「用紙サイズ」に合わせてピクセル数を調整することで印刷用画像データXPDを作成する。
ステップS130の実行後、CPUは、プロパティ設定ダイアログボックスDB1において「文字枠をつける」のチェックボックスCBがチェックされているか否かから、文字枠の設定が必要であるか否かを判定する(ステップS140)。ここで、チェックボックスCBがチェックされていて文字枠の設定が必要であると判定された場合には、ステップS150に処理を進めて、文字枠設定処理を行う。この文字枠設定処理は、ステップS130で作成された印刷用画像データXPDに対して文字枠を配置する処理であり、後ほど詳述する。文字枠設定処理後の印刷用画像データは、完成された印刷用画像データPDとして、ステップS160でHDD34に保存される。
一方、ステップS140で、チェックボックスCBがクリックされておらず文字枠の設定が必要でないと判定された場合には、CPUは、ステップS150を実行することなくステップS160に処理を進めて、ステップS130で作成された印刷用画像データXPDを、完成された印刷用画像データPDとしてHDD34に保存する。ステップS160の実行後、「エンド」に抜けてこの印刷用画像データ生成処理を終了する。
図7は、ステップS150で実行される文字枠設定処理を示すフローチャートである。図示するように処理が開始されると、コンピュータ本体16のCPUは、まず、文字枠設定ダイアログボックスをディスプレイ12に表示する(ステップS210)。
図8は、文字枠設定ダイアログボックスDB2の一例を示す説明図である。図示するように、文字枠設定ダイアログボックスDB2の左半分には、「プレビュー」、「印刷保証領域」、「文字枠」、「印刷保証領域外警告」の4つの表示欄FD11,FD12,FD13,FD14が設けられている。「プレビュー」の表示欄FD11は、印刷結果のプレビューを表示するためのものである。詳細には、ステップS130で作成した印刷用画像データをプレビュー領域FD11Aに内接して描画するとともに、後述する文字枠内に配置される文字列を"●"の並びによって表示する。
「印刷保証領域」の表示欄FD12は、前述した印刷可能領域PRA(図3)を表示するためのものである。具体的には、印刷可能領域PRAを、(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示している。図8の例では、(34px、37px)−(666px、946px)と表示されている。
図9は、「印刷保証領域」の表示欄FD12の表示フォーマットの意味を概念的に示す説明図である。図中の外側の矩形は、ステップS130で作成した印刷用画像データで表される印刷用画像XPの外周を表すものである。図示するように、この印刷用画像XPの左上の頂点P0を原点とし、印刷用画像XPの横方向をx軸方向、縦方向をy軸方向とするx−y座標系を考える。なお、x−y座標系における距離の1単位は印刷用画像XPの1ピクセルである。印刷可能領域PRAは矩形であることから、左上の頂点P1と右下の頂点P2の座標によって、印刷用画像XP上の印刷可能領域PRAの位置とサイズを特定することができる。したがって、「印刷保証領域」の表示欄FD12は、印刷可能領域PRAについての左上頂点P1の座標(=左上座標)と右下頂点P2の座標(=右下座標)を表示することで、印刷用画像XP上の印刷可能領域PRAの位置とサイズを表すことができる。
左上頂点P1のx座標値は前述した左端のフチ落ち量Llであり、左上頂点P1のy座標値は前述した上端のフチ落ち量Ltである。右下頂点P2のx座標値は、印刷用画像XPの幅(x軸方向の長さ、ピクセル単位)Wから右端のフチ落ち量Lrを減じた値である。右下頂点P2のy座標値は、印刷用画像XPの高さ(y軸方向の長さ、ピクセル単位)Hから下端のフチ落ち量Lbを減じた値である。この「印刷保証領域」の表示欄FD12を表示するに際して、CPUは、プロパティ設定ダイアログボックスDB1の「用紙サイズ」のデータ入力欄FD4から入力された印刷用紙のサイズを読み出して、そのサイズをフチ落ち量格納テーブルTBL1(図4)に突き合わせることで左端/右端/上端/下端のフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbをピクセル単位で読み出して、左上座標および右下座標を求めている。
図8に戻って、「文字枠」の表示欄FD13は、文字枠の占める文字枠領域を表示するためのものである。具体的には、文字枠領域を、(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示している。なお、両座標は、「印刷保証領域」の表示欄FD12で印刷可能領域PRAを表示する座標についての座標系と同一の座標系におけるものである。すなわち、印刷用画像XPの左上の頂点P0を原点とし、印刷用画像XPの横方向をx軸方向、縦方向をy軸方向とするx−y座標系における座標である。文字枠は、この文字枠設定ダイアログボックスDB2によって指定されるものであるから、文字枠に関わる指定部分について先に説明する。文字枠は、文字枠設定ダイアログボックスDB2の右半分に設けられた5つのデータ入力欄FD15〜FD19によって指定される。
「文字枠始点のX座標値」のデータ入力欄FD15と「文字枠始点のY座標値」のデータ入力欄FD16は、文字枠の左上頂点の座標をピクセル単位で指定するためのものである。文字枠の左上頂点の座標は、前述したx−y座標系におけるものである。「フォントサイズ」のデータ入力欄FD17は、文字枠に配置する文字のサイズ(フォントサイズ)を指定するためのものである。「色指定」のデータ入力欄FD18は、文字枠に配置する文字の色を指定するためのものである。「文字数」のデータ入力欄FD19は、文字枠に配置する最大文字数を指定するためのものである。これらデータ入力欄FD15〜FD17,FD19により、印刷用画像XP内において文字枠の占める文字枠領域を求めることができる。これらデータ入力欄FD15〜FD19は、マウス20のクリック操作を受けて入力が可能となっている。
図10は、文字枠領域が求められる様子を示す説明図である。「文字枠始点のX座標値」のデータ入力欄FD15と「文字枠始点のY座標値」のデータ入力欄FD16により文字枠CFの左上頂点Q1の座標が求められる。一方、「フォントサイズ」のデータ入力欄FD17から入力されたフォントサイズから1文字当たりの高さCyと幅Cxとが求められ、幅Cxを「文字数」のデータ入力欄FD19から入力された最大文字数Nで乗算することにより、幅Cx・N、高さCyといった文字枠CFのサイズが求められる。ここで、文字枠CFは、1行の文字列を配置するもので、複数行には亘らないものとする。
「文字枠」の表示欄FD13は、上記の文字枠CFの文字枠領域についての左上頂点Q1の座標(=左上座標)と、この左上座標と上記幅Cx・Nおよび高さCyから求められる右下頂点Q2の座標(=右下座標)を表示する。すなわち、左上頂点Q1の座標を(Q1x、Q1y)とすると、右下頂点Q2の座標は(Q1x+Cx・N,Q1y+Cy)となり、両者の座標が「文字枠」の表示欄FD13に表示される。
図11は、フォントサイズテーブルTBL2を示す説明図である。フォントサイズテーブルTBL2は、フォントサイズに対応する1文字当たりの高さと幅とを示すものであり、このコンピュータプログラムCPに予め記憶されている。CPUは、「文字枠」の表示欄FD13を表示するに際して、「フォントサイズ」のデータ入力欄FD13から入力されたフォントサイズをフォントサイズテーブルTBL2に突き合わせることで、そのフォントサイズに対応する1文字当たりの高さCyと幅Cxとをピクセル数にて求め、この高さCyと幅Cxを求めて上記の左上座標および右上座標の演算を行う。こうして求められた文字枠領域についての左上頂点Q1の座標と右下頂点Q2の座標とが「文字枠」の表示欄FD13に表示される。
図8に戻って、「文字数」のデータ入力欄FD15の下方には、「文字列」のデータ入力欄FD20が設けられている。「文字列」のデータ入力欄FD20は、文字枠に配置する文字列を指定するためのものである。「文字列」のデータ入力欄FD20は、キーボード18の操作を受けて入力される。
「印刷保証領域外警告」の表示欄FD14は、前述した文字枠CFが印刷可能領域(すなわち印刷保証領域)PRAからはみ出した場合に、警告アイコンFD14aと"印刷保証領域外"の文字列FD14bとを併せて表示する。文字枠CFが印刷可能領域PRAの内側にある場合には警告アイコンFD14aと"印刷保証領域外"の文字列FD14bとは表示されない。
図7に戻って、ステップS210の文字枠設定ダイアログボックスDB2の表示処理においては、データ入力欄FD15〜FD20にデフォルトの値が予め入力されている。デフォルトは、図8に示す通りのものである。
図7のステップS210の実行後、CPUは、文字枠設定ダイアログボックスDB2のデータ入力欄FD15〜FD20からの入力を受け付ける(ステップS220)。その後、CPUは、データ入力欄FD15〜FD19からの入力内容に基づいて文字枠領域を求める(ステップS230)。この文字枠領域の求め方については図10を用いて説明した前述したとおりのものである。その後、「文字枠」の表示欄FD13を、ステップS230で求められた文字枠領域に従って再描画する(ステップS240)。
その後、CPUは、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出しているか否かを判定する(ステップS250)。図12は、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出すパターンを示す説明図である。図示するように、上記パターンとしては、文字枠CFが印刷可能領域PRAの左端からはみ出すパターン1と、文字枠CFが印刷可能領域PRAの上端からはみ出すパターン2と、文字枠CFが印刷可能領域PRAの右端からはみ出すパターン3と、文字枠CFが印刷可能領域PRAの下端からはみ出すパターン4と、これらパターン1〜4の2以上の組み合わせとが考えられる。したがって、ステップS250では、次の(1)〜(4)のうちの少なくとも1つを満たした場合に、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出したと判断することができる。
(1)Q1x<P1x :パターン1に該当し、Q1xは文字枠CFの左上頂点Q1のx座標値であり、P1xは印刷可能領域PRAの左上頂点P1のx座標値である。
(2)Q1y<P1y :パターン2に該当し、Q1yは文字枠CFの左上頂点Q1のy座標値であり、P1yは印刷可能領域PRAの左上頂点P1のy座標値である。
(3)Q2x>P2x :パターン3に該当し、Q2xは文字枠CFの右下頂点Q2のx座標値であり、P2xは印刷可能領域PRAの右下頂点P2のx座標値である。
(4)Q2y>P2y :パターン4に該当し、Q2yは文字枠CFの右下頂点Q2のy座標値であり、P2yは印刷可能領域PRAの右下頂点P2のy座標値である。
ステップS250で、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出したと判定された場合には、CPUは、警告アイコンFD14aと"印刷保証領域外"の文字列FD14bを表示する警告表示を行う(ステップS260)。一方、ステップS260で、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出していない、すなわち上記(1)〜(4)のうちのいずれの条件も満たしていないと判定された場合には、警告アイコンFD14aと"印刷保証領域外"の文字列FD14bとの表示をクリアする処理を行う(ステップS270)。
ステップS260またはステップS270の実行後、CPUは、ステップS280に処理を進めて、文字枠設定ダイアログボックスDB2に備えられた[OK]ボタンBT1がクリックされたか否かを判定する。ここで、[OK]ボタンBT1がクリックされていないと判定された場合には、ステップS220に処理を戻して、データ入力欄FD15〜FD20からの入力変更を受け付ける。こうしてステップS220〜S280の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS280で、[OK]ボタンBT1がクリックされたと判定された場合には、CPUは、文字枠設定ダイアログボックスDB2により指定された文字枠CFを印刷用画像データXPDに対して設定し、文字枠設定ダイアログボックスDB2により指定された文字列をその文字枠CFに対して配置する処理を行う(ステップS290)。ステップS290の結果、文字枠CFが設定された印刷用画像データが完成する。ステップS290の実行後、「リターン」に抜けて、文字枠設定処理を一旦終了する。
文字枠設定処理のステップS210の処理が、コンピュータ本体16に実現される第1表示制御部40a(図1)に対応する。ステップS220の処理が指示情報入力部40b(図1)に、ステップS230の処理がレイアウト枠領域算出部40c(図1)に、ステップS240の処理が第2表示制御部40d(図1)にそれぞれ対応する。また、ステップS290の処理が設定部42(図1)に対応する。
C.作用・効果:
以上詳述したように本実施例のコンピュータシステム100によれば、印刷用画像に文字枠を配置するための文字枠設定ダイアログボックスDB2に、「印刷保証領域」の表示欄FD12と「文字枠」の表示欄FD13とが設けられている。「印刷保証領域」の表示欄FD12は、印刷可能領域PRAを(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示する。「文字枠」の表示欄FD13は、文字枠の占める文字枠領域を(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで、ピクセル単位で表示する。このために、操作者は、「印刷保証領域」の表示欄FD12と「文字枠」の表示欄FD13とに表示された数値を対比することで、文字枠CFが印刷可能領域PRA内に収まっているか否かを正確かつ容易に判断することができる。
参考例として、「プレビュー」の表示欄FD11に、印刷可能領域を示す矩形の第1の図形と、文字枠を示す矩形の第2の図形とを併せて表示することも考えられるが、この構成によれば、表示が小さく、文字枠CFと印刷可能領域PRAとの境界が近接している場合に、文字枠CFが印刷可能領域PRA内に収まっているか否かを高精度に判定することができない。これに対して、本実施例では、ピクセル単位の数値でもって両者の比較を行うことができることから、判定の精度が高い。
さらに、本実施例では、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出した場合に、「印刷保証領域外警告」の表示欄FD14に警告が表示されるよう構成されている。このために、操作者は、文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出していることを確実に気づくことができる。
D.他の実施形態:
なお、この発明は上記の実施例や変形例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)前記実施例では、「印刷保証領域」の表示欄FD12と「文字枠」の表示欄FD13との表示を(左上座標)−(右下座標)のフォーマットで行っていたが、これに換えて、それらの表示を(右上座標)−(左下座標)のフォーマットで行う構成としてもよい。要は、「印刷保証領域」の表示欄FD12と「文字枠」の表示欄FD13との表示が、同じ方向の対角位置にある頂点の座標であればよい。
(2)前記実施例では、印刷に用いるプリンタ400は一機種が対象となっているが、これに換えて、複数機種を対象とし、複数機種の中から一の機種を操作者からの指示を受けて選択可能な構成としてもよい。この場合には、複数機種についての用紙サイズ毎のフチ落ち量を予めテーブルに記憶しておき、操作者により選択された機種と用紙サイズに対応したフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbを前記テーブルから読み出して、印刷可能領域PRAの演算を行えばよい。
(3)前記実施例では、文字枠CFは1行の文字列を配置する構成としていたが、これに換えて、1行に配置可能な最大の文字数を規定することで文字枠を複数行にわたって文字列を配置可能な構成としてもよい。この場合には、「文字数」のデータ入力欄FD15から入力される最大文字数Nから文字枠に何行何列の文字が配置されるかを計算して、その列数に1文字当たりの幅Cxを、行数に1文字当たりの高さCyを乗算することで文字枠のサイズを求めるようにすればよい。
(4)前記実施例では、文字枠の指示情報を操作者から受け付けるものとして、「文字枠始点」、「フォントサイズ」、「文字数」等のデータ入力欄FD15〜FD19が用意されていたが、これに換えて、「文字枠始点」と「文字枠終点の座標」のデータ入力欄だけを用意する構成としてもよい。「文字枠終点の座標」は、文字枠始点である左上の頂点に対して対角位置にある右下の頂点の座標であり、文字枠始点と文字枠終点のそれぞれの座標により、文字枠の位置とサイズとを決定することができる。このように文字枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報であれば、上記の例に限る必要はなく、どのようなデータ入力欄に換えることもできる。例えば、「プレビュー」の表示欄FD11(図8)に表示されたプレビュー領域FD11Aにマウス操作により文字枠としての矩形を描画する構成としてもよい。
(5)前記実施例では、文字列を配置するための文字枠を印刷用画像内に設定する構成であったが、文字枠に換えて、絵柄(写真画像を含む)、図形等の他のレイアウト部品を配置するためのレイアウト枠であってもよい。すなわち、レイアウト部品は、文字、絵柄、図形等のいずれであってもよい。さらに、レイアウト部品は、文字、絵柄、図形等の組み合わせであってもよい。また、レイアウト枠は、矩形であったが、これに換えて、円形、楕円形、他の多角形等とすることもできる。
本発明の一実施例を適用するコンピュータシステム100のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。 印刷コンテンツ販売サービスシステムを示す説明図である。 印刷用画像データPDのフチ落ち量Ll,Lr,Lt,Lbを示す説明図である。 印刷用紙のサイズ毎のフチ落ち量を規定するフチ落ち量格納テーブルTBL1の一例を示す説明図である。 コンピュータプログラムCPに従って実行される印刷用画像データ生成処理を示すフローチャートである。 プロパティ設定ダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。 図5のステップS150で実行される文字枠設定処理を示すフローチャートである。 文字枠設定ダイアログボックスDB2の一例を示す説明図である。 「印刷保証領域」の表示欄FD12の表示フォーマットの意味を概念的に示す説明図である。 文字枠CFが求められる様子を示す説明図である。 フォントサイズテーブルTBL2を示す説明図である。 文字枠CFが印刷可能領域PRAからはみ出すパターンを示す説明図である。
符号の説明
10...コンピュータ
12...ディスプレイ
16...コンピュータ本体
18...キーボード
20...マウス
22...CDドライブ
32...ディスプレイドライバ
34...ハードディスクドライブ
40...ユーザインタフェース部
40a...第1表示制御部
40b...指示情報入力部
40c...レイアウト枠領域算出部
40d...第2表示制御部
42...設定部
100...コンピュータシステム
200...ウェブサイト
300...携帯電話
400...プリンタ
DD...デザインデータ
PD...印刷用画像データ
XP...印刷用画像
PP...印刷物
PRA...印刷可能領域
CF...文字枠
DB1...プロパティ設定ダイアログボックス
CB...「文字枠をつける」のチェックボックス
FD4...「用紙サイズ」のデータ入力欄
DB2...文字枠設定ダイアログボックス
FD12...「印刷保証領域」の表示欄
FD13...「文字枠」の表示欄
FD14...「印刷保証領域外警告」の表示欄
TBL1...フチ落ち量格納テーブル
TBL2...フォントサイズテーブル
CP...コンピュータプログラム

Claims (7)

  1. レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するレイアウト枠設定装置であって、
    表示装置と、
    操作者により操作される入力装置と、
    前記表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する前記入力装置からの入力を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    前記ユーザインタフェース手段により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行う設定手段と
    を備え、
    前記ユーザインタフェース手段は、
    前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示する第1表示制御手段と、
    前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付ける指示情報入力手段と、
    前記指示情報入力手段により入力された指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出するレイアウト枠領域算出手段と、
    前記レイアウト枠領域算出手段により算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する第2表示制御手段と
    を備えるレイアウト枠設定装置。
  2. 請求項1に記載のレイアウト枠設定装置において、
    前記印刷可能領域および前記レイアウト枠領域のそれぞれは、矩形であり、
    前記第1の表示制御手段は、前記印刷可能領域の所定の対角位置にある2つの頂点の座標をピクセル単位の数値でそれぞれ示す構成であり、
    前記第2の表示制御手段は、前記レイアウト枠領域の前記所定の対角位置と対応した対角位置にある2つの頂点の座標をピクセル単位の数値でそれぞれ示す構成である、レイアウト枠設定装置。
  3. 請求項1または2に記載のレイアウト枠設定装置において、
    前記ユーザインタフェース手段は、さらに、
    前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出していると判定されたときに、前記印刷可能領域およびレイアウト枠領域が表示されると同一の前記ウィンドウに警告を表示する第3表示制御手段と
    を備えるレイアウト枠設定装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のレイアウト枠設定装置において、
    前記印刷用画像についての前記所定サイズの印刷用紙への印刷は、印刷用紙の四辺に余白を残さないフチなし印刷である、レイアウト枠設定装置。
  5. レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するレイアウト枠設定方法であって、
    表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する入力装置からの入力を受け付けるユーザインタフェース処理を行い、
    前記ユーザインタフェース処理により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行うとともに、
    前記ユーザインタフェース処理は、
    前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示し、
    前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付けて、
    前記受け付けた指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出し、
    前記算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する
    ことを特徴とするレイアウト枠設定方法。
  6. レイアウト部品を配置するためのレイアウト枠を印刷用画像内に設定するためのコンピュータプログラムにおいて、
    (a)表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示させて、前記ウィンドウに対する入力装置からの入力を受け付ける機能と、
    (b)前記ユーザインタフェース手段により受け付けた入力に基づいて前記レイアウト枠の設定を行う機能と
    をコンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(b)は、
    (c)前記印刷用画像を所定サイズの印刷用紙に印刷したときに前記印刷用画像の周縁部分が落ちて前記印刷用紙に印刷が可能となる印刷可能領域をピクセル単位の数値でもって、前記ウィンドウに表示する機能と、
    (d)前記印刷用画像内における前記レイアウト枠の位置とサイズとを少なくとも決定し得る指示情報を前記入力の一つとして受け付ける機能と、
    (e)前記機能(d)により入力された指示情報に基づいて、前記印刷用画像内において前記レイアウト枠の占めるレイアウト枠領域を算出する機能と、
    (f)前記機能(e)により算出されたレイアウト枠領域をピクセル単位の数値でもって、前記印刷可能領域が表示されると同一の前記ウィンドウに表示する機能と
    を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    前記機能(b)は、さらに、
    (g)前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出しているか否かを判定する機能と、
    (h)前記機能(g)により前記レイアウト枠が前記印刷可能領域からはみ出していると判定されたときに、前記印刷可能領域およびレイアウト枠領域が表示されると同一の前記ウィンドウに警告を表示する機能と
    を備えるコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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