JP2008246565A - プレス装置およびプレス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス装置およびプレス方法に関し、高品質な車両用ホイールを得るために必要なプレス装置およびプレス方法を提供する。
【解決手段】リム素材91に設けられた加工基準面9111aを押圧する押圧部材212,312と、ディスク素材90の、押圧部材212,312によって押圧されている加工基準面9111aに対するリム幅方向Rの位置が、所定位置となるようにディスク素材90をリム幅方向Rにプレスする矯正治具211,321とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス装置およびプレス方法に関する。
車両用ホイールを鋳造によって製造する場合、鋳型装置から抜型された中間素材にはすでに歪みが発生しており、その中間素材に溶体化処理を施すと中間素材はさらに歪んでしまう。溶体化処理を終えた中間素材には、時効処理がなされ、その後、切削加工が施される。ここで、ディスク素材とリム素材を有する車両用ホイールの中間素材にあっては、リム素材の歪みが大きいと、切削加工の加工代が局所的に不足して黒皮残りが生じたり、あるいはリム素材の真円度が低下してリム素材周方向で切削量がばらつき車両用ホイールのバランス不良になってしまう。そこで、従来より、リム素材の歪みを矯正する技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2004−261846号公報
通常、切削加工では、加工基準面を基準にして切削加工を行う。リム素材の切削加工においても、リム素材の中で予め定めておいたある面を加工基準面にして、その加工基準面を基準に切削加工が行われる。そのため、リム素材における加工基準面が凸凹していたりすると切削量が狂ってしまい、せっかくリム素材の歪みを矯正しても、結局は、車両用ホイールのバランス不良になってしまう。
また、溶体化処理を終えた車両用ホイールの中間素材では、ディスク素材にもリム幅方向の歪みが生じていることがある。従来、ディスク素材におけるこの歪みは見落とされがちであり、例え気づいたとしても作業者がハンマーで勘を頼りに修正を試みる程度である。
ところで、昨今では、車両用ホイールのデザイン性を高めるため、ディスク部中央部分に設けられたボス部に取り外し自在なキャップを嵌め込む仕様の車両用ホイールが増えてきている。こうした車両用ホイールでは特に、ディスク部がリム幅方向に歪んでいると、ボス部にキャップがうまく嵌らなかったり、嵌ったとしても取り外しができなくなってしまうことから、ディスク素材の歪みを無視することができない。
本発明は上記事情に鑑み、高品質な車両用ホイールを得るために必要なプレス装置およびプレス方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を解決する本発明のプレス装置は、ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス装置において、
上記リム素材に設けられた加工基準面を押圧する押圧部材と、
上記ディスク素材の、上記押圧部材によって押圧されている上記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、所定位置となるようにそのディスク素材をリム幅方向にプレスする矯正治具とを備えたことを特徴とする。
本発明のプレス装置によれば、上記押圧部材によってリム素材の加工基準面が平坦になり、設計値通りの切削量が保証される。また、ディスク素材がリム幅方向に歪んでいても、上記矯正治具によってその歪みが矯正される。したがって、本発明のプレス装置を用いることで、高品質な車両用ホイールを得ることができる。
また、本発明のプレス装置において、上記矯正治具が、上記ディスク素材をインナーリム側からアウターリム側に向けてプレスする第1矯正治具と、上記ディスク素材をアウターリム側からインナーリム側に向けてプレスする第2矯正治具とを有するものであることが好ましい。
上記第1矯正治具と上記第2矯正治具との2つの矯正治具を設けることで、アウターリム側に歪んだディスク素材であっても、インナーリム側に歪んだディスク素材であっても、それらの歪みを矯正することができる。
さらに、上記押圧部材が、上記リム素材の、アウターリムフランジになる部分に設けられた加工基準面を押圧するものであってもよいし、あるいは、
上記押圧部材が、上記リム素材の、インナーリムフランジになる部分に設けられた加工基準面を押圧するものであってもよい。
ここで、鋳造された中間素材を鋳型装置から抜型する際、ディスク部のデザイン面(アウター側の面)が、アウターリムフランジよりもアウター側にとび出したデザインの車両用ホイールの中間素材では、ディスク素材のデザイン面側が受け部材に打ちつけられ、そのデザイン面側に傷(打痕)がつくことがある。このため、リム素材の、アウターリムフランジになる部分に、打痕防止突起を設けておき、抜型時には、この打痕防止突起が受け部材に打ちつけられるようにして、ディスク素材のデザイン面側に打痕が発生しないようにした中間素材が知られている。このような中間素材では、リム素材の、アウターリムフランジになる部分に設けられた打痕防止突起の先端面を加工基準面として後工程で切削加工する場合があり、本発明のプレス装置は、こうした中間素材にも用いることができる。
また、上記リム素材の、インナーリムフランジになる部分を押圧する第2押圧部材を備えた態様も好ましい。
この態様によれば、上記リム素材の、インナーリムフランジになる部分も平坦になり、この部分をアウターリムフランジ側の加工基準面とは別の加工基準面に使用することができる。
さらに、上記押圧部材が、上記リム素材の、アウターリムフランジになる部分に設けられた加工基準面をインナーリムフランジ側に向けて押圧するものであり、
上記第2押圧部材が、上記リム素材の、インナーリムフランジになる部分をアウターリムフランジ側に向けて押圧するものである態様によれば、上記リム素材が上記押圧部材と上記第2押圧部材によって挟み込まれ、リム素材の加工基準面がより平坦になる。
また、上記矯正治具が、ディスク素材の、中央部分に設けられたボス部になる部分に当接してそのディスク素材をプレスするものであってもよく、さらには、
上記第1矯正治具が、ディスク素材の上記ボス部になる部分に裏側(インナー側)から当接してそのディスク素材をプレスするものであって、上記第2矯正治具が、ディスク素材の上記ボス部になる部分に設けられたボルトホールの座面になる部分におもて側(アウター側)から当接してそのディスク素材をプレスするものであってもよい。
上記目的を解決する本発明のプレス方法は、ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス方法において、
上記中間素材をセットするセット工程と、
上記セット工程でセットされた中間素材のリム素材に設けられた加工基準面を押圧しながら上記ディスク素材をリム幅所定方向にプレスする第1プレス工程とを有することを特徴とする。
本発明のプレス方法によれば、上記第1プレス工程を実施することで、リム素材の加工基準面が平坦になるとともに、ディスク素材がリム幅方向に歪んでいてもその歪みが矯正される。したがって、本発明のプレス方法を使用することで、高品質な車両用ホイールを得ることができる。
また、本発明のプレス方法において、上記第1プレス工程を実施した後に、上記加工基準面を再度押圧しながら上記ディスク素材を上記リム幅所定方向とは反対方向にプレスする第2プレス工程を有する態様が好ましい。
この態様によれば、上記第2プレス工程で上記加工基準面を再度押圧するため、リム素材の加工基準面がより平坦になり、設計値通りの切削量がより確実に保証されるようになる。また、上記ディスク素材をリム幅両方向からプレスすることにより、アウターリム側に歪んだディスク素材であっても、インナーリム側に歪んだディスク素材であっても、それらの歪みを矯正することができる。
さらに、本発明のプレス方法において、上記第1プレス工程は、上記ディスク素材の、上記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、設計位置よりもプレス方向にずれた仮位置になるようにそのディスク素材をプレスする工程であり、
上記第2プレス工程は、上記ディスク素材の、上記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、上記仮位置から上記設計位置になるようにそのディスク素材をプレスする工程である態様が好ましい。
この態様によれば、上記仮位置よりも上記第1プレス工程におけるプレス方向とは反対の方向に寄っているディスク素材に対して、まず上記第1工程でディスク素材の位置を仮位置に揃え、次の上記第2工程で設計位置に戻すため、ディスク素材の歪みが確実に矯正される。
本発明によれば、高品質な車両用ホイールを得るために必要なプレス装置およびプレス方法を提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態のプレス装置によってプレスされる車両用ホイールの中間素材について説明する。この中間素材は鋳造によって成形される。最初に、この中間素材を鋳造する鋳造装置について述べる。
図1は、車両用ホイールの中間素材を鋳造する鋳造装置の内部構造を示す断面図である。
図1に示す鋳造装置1は、サイドゲート方式を採用した低圧鋳造装置であり、下型11と上型12と一対の横型13とを備えている。これらの鋳型11〜13はいずれも金型である。この鋳型装置1を用いて鋳造される車両用ホイールの中間素材は、円筒状のリム素材とそのリム素材の内周面につながったディスク素材を有する。
図1には、型閉めされた鋳造装置1が示されており、この図1では、断面を表す部分にハッチングを施すのではなく、下型11、上型12、および一対の横型13それぞれを明確にするため、下型11には左下がりのハッチングを施し、上型12には右下がりのハッチングを施し、一対の横型13にはクロスハッチングを施してある。
図1に示す下型11は下型プラテン140に固定配置されたものである。一方、上型12は昇降自在なものである。この上型12は、シリンダ(不図示)のピストンロッド151に取り付けられ上下動する上型プラテン150に固定され、上型プラテン150が上下動することによって昇降する。
一対の横型13は、互いに離れることで型が開き、当接するまで互いに接近することで型が閉まるものである。図1に示す横型13は、下型プラテン140の水平面140a上を、図1の紙面に対して垂直な方向にスライドする。すなわち、一対の横型13は、分割面(パーティング面)13aに直交した下型プラテン140の水平面140aがスライド面になり、その水平面140aに沿って型閉めおよび型開きが行われる。図1には、一対の横型13のうちの一方の横型13のみが示されており、その一方の横型13は、紙面手前へ向かってスライドすることで型が閉まり、紙面奥側へ向かってスライドすることで型が開く。
図1に示す鋳造装置1では、固定配置された下型11の上に上型12が下降してくるとともに一対の横型13が当接するまで互いに接近することで型閉めが行われ、鋳造空間Cが形成される。横型13は、リム素材の外周面を形成し、下型11はディスク素材のおもて面(デザイン面)を形成する。また、上型12は、リム素材の内周面を形成するとともにディスク素材の裏面も形成する。
一方、型閉めされた鋳型装置1は、一対の横型13が互いに離れるとともに上型12が上昇することで型開きが行われる。鋳造空間Cに溶湯を充填して得られた車両用ホールの中間素材は、上昇する上型12から離れず、リム素材の、ディスク素材とは反対側のフランジ先端部(インナーリムフランジになる部分)が押し出し板18によって下方へ押されることで、上型12から抜型する。
また、図1に示す鋳造装置1には、横型13のスライド面になる下型プラテン140の水平面140aに、凹部1611が設けられた湯口カラー161が配備されている。この凹部1611にはストーク170が接続しており、凹部1611内にはストレーナ(不図示)がセットされる。なお、湯口カラー161は、押さえ板162によってストーク170の上端に取り付けられている。ストーク170は、不図示の密閉された保持炉内に差し込まれたものである。保持炉にはアルミニウムの溶湯が保持されており、この溶湯に2MPa以上10MPa以下の圧力をかけることで、保持炉内の溶湯がストーク170を通って凹部1611に達する。したがって、この凹部1611の開口が湯口160になる。
一対の横型13は、型閉めされた状態で鋳造空間Cの、円筒状のリム成形空間CRの周方向に180°対向した位置からそのリム成形空間CRにそれぞれつながる2つの堰形成空間131を有する。これら2つの堰形成空間131は、一対の横型13の分割面13aに形成されている。図1は、鋳造装置1の右側半分を一対の横型13の分割面13aに沿って断面した様子を示し、左側半分をその分割面13aとは異なる面に沿って断面した様子を示すものであるため、図1の右側にしか堰形成空間131が示されていない。なお、湯口160も、180°対向した位置にそれぞれ設けられているが、図1では右側となる湯口160しか示されていない。
また、一対の横型13は、型閉めされた状態で湯口160と堰形成空間131を結ぶ湯道形成空間132も有する。この湯道形成空間132も、一対の横型13の分割面13aに形成されたものである。鋳造空間Cへの溶湯充填時には、不図示の保持炉から湯口160に到達した溶湯が、湯道形成空間132を通って堰形成空間131から鋳造空間C内へ充填される。図1に示す湯道形成空間132は、湯口160につながる部分が立ち上がった後、略90°折れ曲がり堰形成空間131に向けて延びている。
図2は、図1に示す鋳造装置で鋳造された車両用ホイールの中間素材を示す図である。
図2に示す車両用ホイールの中間素材Wは、鋳放し前の状態であり、円筒状のリム素材91と、そのリム素材91の内周面につながったディスク素材(不図示)と、そのリム91の、180°対向した位置に接続した一対の流路凝固物92を有する。図2に示すリム素材91の下縁側がアウターリムフランジになる部分(ディスク素材側のフランジ先端部)911であり、上縁側がインナーリムフランジになる部分912である。図2に示すように、リム素材91のアウターリムフランジになる部分911の先端部全周には、打痕防止突起9111が設けられている。なお、打痕防止突起9111を、リム素材91周方向の複数箇所に分散させて設けてもよい。図1に示す上型12から抜型した中間素材Wは、不図示の受け部材の上に、リム素材91のアウターリムフランジになる部分911側から落下する。この際、ディスク部のデザイン面(アウター側の面)が、アウターリムフランジよりもアウター側にとび出したデザインの車両用ホイールの中間素材Wでは、ディスク素材のデザイン面側が受け部材に打ちつけられ、そのデザイン面側に傷(打痕)がつくことがある。このため、リム素材91の、アウターリムフランジになる部分911に、打痕防止突起9111を鋳造段階で当該部分911と一体成形しておき、抜型時には、この打痕防止突起9111が受け部材に打ちつけられるようにして、ディスク素材のデザイン面側に打痕が発生しないように工夫がなされている。また、一対の流路凝固物92それぞれには、堰凝固部921と湯道凝固部922の2つの部位がある。
この図2に示す車両用ホイールの中間素材Wには、堰凝固部921を折ってリム素材91から流路凝固物92を切り離した後、機械的強度を高める等の目的で熱処理が施される。この熱処理では、まず溶体化処理を行い、次いで時効処理を行うが、ここでは、中間素材Wに生じた歪みを、溶体化処理と時効処理の間で矯正する。熱処理を終えた中間素材Wには切削加工が施される。図2に示す中間素材Wでは、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aが、切削加工における加工基準面になる。鋳造された中間素材Wの表面(鋳肌面)は、多少なりとも凸凹しており、この図2では、わかりやすくするために、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aや、インナーリムフランジになる部分912の端面における凹凸を誇張して示してある。
続いて、本発明の一実施形態であるプレス装置について説明する。まず、プレス装置の構成につて説明する。
図3は、本実施形態における第1プレス装置を示す図である。
図3に示す第1プレス装置2には、溶体化処理を終えた中間素材Wがセットされている。この図3では、中間素材Wを断面した状態で示しており、図の上方がアウター側になり、下方がインナー側になる。中間素材Wは、アウターリム側を上にして第1プレス装置2にセットされる。また図3には、中間素材Wのディスク素材90の、中央部分に設けられたボス部になる部分901が示されている。このボス部になる部分901は、中央にハブ孔9011を有するとともに、そのハブ孔901を取り囲むように設けられた5つのボルトホール9012も有する。さらに図3に示すリム素材91の、アウターリムフランジになる部分911には、後工程の切削加工が施されることによって形成されたアウターリムフランジ911’が1点鎖線によって示されている。なお、この中間素材Wから得られた車両用ホイールのボス部には、ハブ孔9011とボルトホール9012を隠すようにキャップが嵌め込まれデザイン性が高められる。
図3に示す第1プレス装置2は、上方に昇降自在な可動プラテン21を有するとともに下方に固定プラテン22を有する。可動プラテン21の昇降は、シリンダ20によって行われる。可動プラテン21には、昇降矯正治具211と押圧部材212が取り付けられており、可動プラテン21の昇降に伴ってこれら昇降矯正治具211や押圧部材212も昇降する。一方、固定プラテン22には、ストッパ台220が取り付けられている。
図4は、図3に示す昇降矯正治具とストッパ台を示す斜視図である。
昇降矯正治具211は、本発明にいう第2矯正治具の一例に相当し、ディスク素材90のボス部になる部分901に設けられた5つのボルトホール9012の座面になる部分9012aにおもて側(アウター側)から当接してディスク素材90をアウターリム側からインナーリム側に向けてプレスするものである。図4に示すように、昇降矯正治具211には、各ボルトホールに対応した丸棒状の細長い5つのプレス部2111が設けられている。なお、図面の明瞭化のため、図3には、図4に示す5つのプレス部2111のうちの一つのプレス部2111のみが示されている。本実施形態の第1プレス装置2では、セットされる中間素材のボルトホールの位置や数が変われば、ボルトホールの位置や数に対応したプレス部を有する昇降矯正治具に取り替えられるようになっている。
図3に示す押圧部材212は、この昇降矯正治具211が可動プラテン21に取り付けられるよう中央部分に開口2121を設けた板状のものであり、リム素材91の、アウターリムフランジになる部分911に沿って1周している。この押圧部材212は、後工程の切削加工における加工基準面になる、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aをインナーリムフランジ側に向けて押圧する。
また、図4に示すように、ストッパ台220は、円盤状の下受治具221と、同じ長さの4本のストッパ部材222を有する。下受治具221は、ストッパ台220の中央部分に取り付けられたものである。アウター側の打痕防止突起9111が押圧部材212によって押圧されると、インナーリムフランジになる部分912のフランジ立上がり面9121がこの下受治具221によって押圧される。したがって、下受治具221は、本発明にいう第2押圧部材の一例に相当する。
4本のストッパ部材222は、セットされた中間素材Wを取り囲むようにストッパ台220の四隅に1本ずつ設けられている。可動プラテン21は、押圧部材212にストッパ部材222が突き当たるまで下降する。図3には、押圧部材212にストッパ部材222が突き当たった様子が示されている。ストッパ部材222は、円錐台形の基部2221と、その基部2221の上に接続された円柱状の高さ調整部2222を有する。下降してくる可動プラテン21によってストッパ部材222が座屈しないよう基部2221はストッパ台220に向かうにつれて太くなっている。なお、この基部2221の下面に、その下面の径と同じ長さの径をもった円柱体を接続してもよい。高さ調整部2222は、ネジ部2222aによって基部2221の上面に螺着されたものである。ストッパ部材222の長さは、この高さ調整部2222によって決定され、セットされる中間素材Wのリム幅に応じた長さになっている。高さ調整部2222は、基部2221に交換自在に取り付けられており、図3に示す第1プレス装置2では、セットされる中間素材のリム幅が変われば、リム幅に応じた長さの高さ調整部2222に取り替える。
図3に示す第1プレス装置2におけるプレス圧力は、75t(シリンダ20の圧力×シリンダ20の直径φ)以上でストッパ部材222が座屈しない程度であることが好ましい。プレス圧力が75t以上であれば、加工基準面になる、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aが確実に平坦になる。
図5は、本実施形態における第2プレス装置を示す図である。
図5に示す第2プレス装置3も、図3に示す可動プラテン21と固定プラテン22と同じような、可動プラテン31と固定プラテン32をそれぞれ有する。図5に示す可動プラテン31には、中間素材Wのアウター側に設けられた打痕防止突起9111を押圧する板状の押圧部材312は取り付けられているが、図3に示す昇降矯正治具211は取り付けられていない。図5に示す押圧部材312は、昇降矯正治具211を可動プラテン21に取り付ける必要はないものの、中央部分に図3に示す押圧部材212の開口2121よりも大きな開口3121を設けた板状のものであり、リム素材91の、アウターリムフランジになる部分911に沿って1周している。
図5に示す固定プラテン32には、図4に示すストッパ部材222と同じようなストッパ部材322が取り付けられたストッパ台320が設けられている。図5に示す可動プラテン31も、押圧部材312にストッパ部材322が突き当たるまで下降する。図5には、押圧部材312にストッパ部材322が突き当たる直前の様子が示されている。なお、図5に示す2点鎖線は、ストッパ部材322に突き当たった押圧部材312の一部を示すものである。また、図5に示すストッパ台320の中央部分には、固定矯正治具321が取り付けられている。固定矯正治具321は、本発明にいう第1矯正治具の一例に相当し、ストッパ台320に取り付けられた円柱状の第1円柱体3211と、その第1円柱体3211の上に設けられた第2円柱体3212を有する。第2円柱体3212も円柱状のものであるが、第1円柱体3211よりも小径であり、上面部はプレス部3212aになる。このプレス部3212aは、ディスク素材90のボス部になる部分901に裏側(インナー側)から当接してそのディスク素材90をインナーリム側からアウターリム側に向けてプレスするものである。プレス部3212aは、20インチまでの車両用ホイールの中間素材におけるボス部になる部分901に対応することができるように、大きめなものになっている。なお、このプレス部3212aを、車両用ホイールの径に応じて、異なる径のものに取り換えられるようにしてもよい。また、第2円柱体3212は、第1円柱体3211に対してネジ込み方式でプレス部3212aの高さ位置を調節できるようになっている。したがって、図5に示す第2プレス装置3では、セットされる中間素材のボス部に応じて、固定矯正治具321を調整することができる。
図5に示す第2プレス装置3におけるプレス圧力は、45t(シリンダ30の圧力×シリンダ30の直径φ)以上でストッパ部材322が座屈しない程度であることが好ましい。すなわち、第2プレス装置3におけるプレス圧力は図3に示す第1プレス装置2におけるプレス圧力ほど高くなくてもよい。
なお、図3に示す可動プラテン21から昇降矯正治具211と押圧部材212を取り外し、図5に示す押圧部材312を取り付けられるようにしてもよいし、あるいは、図3に示す可動プラテン21から昇降矯正治具211のみを取り外して押圧部材212をそのまま図5に示す押圧部材312として用いてもよい。また、図4に示すストッパ台320から下受治具221を取り外して、図5に示す固定矯正治具321を取り付けられるようにしてもよい。
次に、これまで説明したプレス装置を用いた中間素材のプレス方法について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に相当するプレス方法のフローチャートである。
ここでも、図3および図5を参照しながら説明する。まず、図5に示す第2プレス装置3に、溶体化処理を終えた中間素材Wをセットするセット工程を実施する(ステップ1)。この段階では、第2プレス装置3の可動プラテン31は、図5に示す位置よりも上方で待機しており、固定矯正治具321のプレス部3212aに、中間素材Wのボス部になる部分901の裏面9011を載置する。
続いて、第2プレス装置3の可動プラテン31を、押圧部材312にストッパ部材322が突き当たるまで下降させて第1プレス工程を実施する(ステップS2)。ストッパ部材322が押圧部材312に突き当たるまで可動プラテン31を下降させると、中間素材Wのアウター側に設けられた打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aが、第2プレス装置3の押圧部材312によってインナーリムフランジ側に向けて押圧される。また、第2プレス装置3においては、ストッパ部材322が押圧部材312に突き当たるまで可動プラテン31を下降させると、ボス部になる部分901の裏面9011が載置された固定矯正治具321が、その裏面9011を押し上げ、ディスク素材90をインナーリム側からアウターリム側に向けてプレスする。この第1プレス工程におけるプレスでは、ディスク素材90の、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aに対するリム幅方向Rの位置が、設計位置よりもアウターリム側にずれた仮位置になるようにプレスする。したがって、仮位置よりもインナー側に寄ったディスク素材90であれば、ディスク素材90の位置は仮位置に揃えられ、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aから中間素材Wのボス部になる部分901の裏面9011までの距離L3(図5参照)が一定になる。
第1プレス工程が実施されると、可動プラテン31を上昇させて第2プレス装置3から中間素材Wを取り出し(ステップS3)、今度は、図3に示す第1プレス装置3に、第1プレス工程が実施された中間素材Wをセットするセット工程が実施される(ステップ4)。中間素材Wを第1プレス装置2にセットする際には、第1プレス装置2の可動プラテン21は、図3に示す位置よりも上方で待機しており、中間素材Wは、第1プレス装置2に設けられた下受治具221に、中間素材Wのインナーリムフランジになる部分912を外嵌めすることでセットされる。
次いで、押圧部材212にストッパ部材222が突き当たるまで可動プラテン21を下降させて第2プレス工程を実施する(ステップS5)。ストッパ部材222が押圧部材212に突き当たるまで可動プラテン21を下降させると、中間素材Wのアウター側に設けられた打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aが、押圧部材212によってインナーリムフランジ側に向けて押圧されるとともに、インナー側のフランジ立上がり面9121が下受治具221によってアウターリムフランジ側に向けて押圧される。すなわち、中間素材Wのリム素材91は、押圧部材212と下受治具221によって挟み込まれた状態になる。後工程の切削加工における加工基準面になる、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aは、押圧部材212によってインナーリムフランジ側に向けて再度押圧され、切削加工の加工基準面になる突出方向先端面9111aが確実に平坦になり、設計値通りの切削量が保証されるようになる。さらに、インナー側のフランジ立上がり面9121も、下受治具221によって押圧されることで平坦になり、このフランジ立上がり面9121をアウターリムフランジ側の加工基準面(打痕防止突起9111の突出方向先端面9111a)とは別の加工基準面に使用することができる。また、ストッパ部材222が押圧部材212に突き当たるまで可動プラテン21を下降させると、可動プラテン21に取り付けられた昇降矯正治具211のプレス部2111が、ディスク素材90のボス部になる部分901に設けられたボルトホール9012に入り込み、そのプレス部2111が、ボルトホール9012の座面になる部分9012aに当接してディスク素材90をアウターリム側からインナーリム側に向けてプレスする。ここでのプレスでは、ディスク素材90の、打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aに対するリム幅方向Rの位置が、上記仮位置から設計位置になるようにプレスする。設計位置は、図3に示す、アウター側の打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aからボルトホール9012の座面になる部分9012aまでの距離L1と、インナー側のフランジ立上がり面9121からボルトホール9012の座面になる部分9012aまでの距離L2との2つの距離L1,L2によって定めることができ、第2プレス工程を実施することで、これらの距離L1,L2それぞれが一定になる。このため、仮位置よりもさらにアウター側に歪んだディスク素材90であっても、この第2プレス工程を実施することでディスク素材90の位置は設計位置になる。したがって、本実施形態のプレス方法によれば、インナーリム側に歪んだディスク素材90であっても、アウターリム側に歪んだディスク素材90であっても、それらの歪みを矯正することができる。
第2プレス工程が実施されると、第1プレス装置2の可動プラテン21を上昇させて第1プレス装置2から中間素材Wを取り出し(ステップS6)、本実施形態のプレス方法は終了になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高品質な車両用ホイールを得ることができる。
なお、ここでの説明では、切削加工の加工基準面を打痕防止突起9111の突出方向先端面9111aとしたが、リム素材91におけるそれ以外のところであっても本発明を適用することができる。また、ディスク素材90が設計位置よりも常にアウター側に歪む中間素材Wに対しては、ディスク素材90の設計位置が、図3に示す距離L1,L2によって定められているため、図5に示す第2プレス装置3は不要になり、図3に示す第1プレス装置2だけでディスク素材90の歪みを矯正することができる。一方、ディスク素材90が設計位置よりも常にインナー側に歪む中間素材Wに対しては、ディスク素材90の設計位置を、図5に示す距離L3によって確定させれば、図3に示す第1プレス装置2は不要になり、図5に示す第2プレス装置3だけでディスク素材90の歪みを矯正することができる。また、本実施形態のプレス方法では、図5に示す第2プレス装置3を用いたプレス工程(第1プレス工程)を先に実施し、図3に示す第1プレス装置2を用いたプレス工程(第2プレス工程)を後に実施したが、図3に示す2つの距離L1,L2によって設計位置よりもインナー側にずれた仮位置を確定させ、設計位置を、図5に示す距離L3によって確定させることで、この工程の順番を入れ替えることができる。さらに、図3に示す2つの距離L1,L2、および図5に示す距離L3の3つの距離によって設計位置を確定させ、図5に示す第1プレス工程と第2プレス工程を同時に実施してもよい。
車両用ホイールの中間素材を鋳造する鋳造装置の内部構造を示す断面図である。 図1に示す鋳造装置で鋳造された車両用ホイールの中間素材を示す図である。 本実施形態における第1プレス装置を示す図である。 図3に示す昇降矯正治具とストッパ台を示す斜視図である。 本実施形態における第2プレス装置を示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に相当するプレス方法のフローチャートである。
符号の説明
1 鋳型装置
11 下型
12 上型
13 横型
131 堰形成空間
132 湯道形成空間
160 湯口
C 鋳造空間
W 中間素材
901 ボス部になる部分
9012 ボルトホール
9012a 座面になる部分
91 リム素材
911 アウターリムフランジになる部分
9111 打痕防止突起
9111a 突出方向先端面(加工基準面)
2 第1プレス装置
21 可動プラテン
22 固定プラテン
211 昇降矯正治具(第2矯正治具)
2111 プレス部
212 押圧部材
221 下受治具(第2押圧部材)
222ストッパ部材
3 第2プレス装置
31 可動プラテン
312 押圧部材
32 固定プラテン
322 ストッパ部材
321 固定矯正治具(第1矯正治具)
3212a プレス部
R リム幅方向

Claims (7)

  1. ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス装置において、
    前記リム素材に設けられた加工基準面を押圧する押圧部材と、
    前記ディスク素材の、前記押圧部材によって押圧されている前記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、所定位置となるように該ディスク素材をリム幅方向にプレスする矯正治具とを備えたことを特徴とするプレス装置。
  2. 前記矯正治具が、前記ディスク素材をインナーリム側からアウターリム側に向けてプレスする第1矯正治具と、前記ディスク素材をアウターリム側からインナーリム側に向けてプレスする第2矯正治具とを有するものであることを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  3. 前記押圧部材が、前記リム素材の、アウターリムフランジになる部分に設けられた加工基準面を押圧するものであることを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  4. 前記リム素材の、インナーリムフランジになる部分を押圧する第2押圧部材を備えたことを特徴とする請求項3記載のプレス装置。
  5. ディスク素材と後工程で実施される切削加工の基準面となる加工基準面が設けられたリム素材とを有する車両用ホイールの中間素材をプレスするプレス方法において、
    前記中間素材をセットするセット工程と、
    前記セット工程でセットされた中間素材のリム素材に設けられた加工基準面を押圧しながら前記ディスク素材をリム幅所定方向にプレスする第1プレス工程とを有することを特徴とするプレス方法。
  6. 前記第1プレス工程を実施した後に、前記加工基準面を再度押圧しながら前記ディスク素材を前記リム幅所定方向とは反対方向にプレスする第2プレス工程を有することを特徴とする請求項5記載のプレス方法。
  7. 前記第1プレス工程は、前記ディスク素材の、前記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、設計位置よりもプレス方向にずれた仮位置になるように該ディスク素材をプレスする工程であり、
    前記第2プレス工程は、前記ディスク素材の、前記加工基準面に対するリム幅方向の位置が、前記仮位置から前記設計位置になるように該ディスク素材をプレスする工程であることを特徴とする請求項5記載のプレス方法。
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