JP2008240474A - まくら木 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造しやすく、補強を容易に行うことの可能なまくら木を提供する。
【解決手段】 本発明のまくら木1は、金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを所定の形状に加工した補強材16と、レールとの締結を行うための部材である短まくら木11とを有している。そして、コンクリート15を充填して成型される。また、補強材16には上側補強材20と下側補強材40とを有しており、これらは嵌め合わせた状態となっている。したがって、まくら木1では、PCまくら木のように、製造現場で大型の設備などを用いなくても製造が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レールの下側に配置されるまくら木に関するものである。
一般に用いられるまくら木は長手方向の長さが軌間より長い長尺状であり、レール方向に対して長尺方向をほぼ垂直に配置し、各まくら木は2本のレールと締結されている。
そして、レール上を列車が通過する場合には、両側の車輪から受ける力をそれぞれのレールを介して同じまくら木が受けている。
まくら木の種類としては、木製のものだけでなく、発泡樹脂を繊維補強した材質である合成まくら木や、コンクリート製であるPCまくら木など、様々なものが用いられている。
PCまくら木は、補強のための鋼材に緊張力を持たせた状態で、コンクリートを成型するなどの方法により製造されるものであり、例えば、特許文献1などに示されている。
特開2005−254692号公報
上記したように、PCまくら木は、補強のための鋼材に緊張力を持たせた状態で、コンクリートを成型するため、設備が大型になったり、製造工程が煩雑になったりすることがある。
まくら木の使用現場が製造工場から遠く離れている場合、まくら木を長距離の搬送が必要となるが、使用現場の近くで製造すれば、搬送の点などで便利であるが、PCまくら木を製造する工場は簡単に作ることは難しい。
そこで、本発明は、製造しやすく、容易に補強を行って高強度のまくら木を提供することを課題とするものである。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを所定の形状に加工した補強材と、レールとの締結を行うための部材である締結用部材とを所定の型に配置して、経時変化によって硬化する流動体を充填して形成されることを特徴とするまくら木である。
請求項1に記載の発明によれば、金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを所定の形状に加工した補強材と、レールとの締結を行うための部材である締結用部材とを所定の型に配置して、経時変化によって硬化する流動体を充填して形成されるものであるので、PCまくら木のように、製造現場で大型の設備などを用いなくても製造が可能である。
締結用部材として、ブロック状の短まくら木を用いることができる(請求項2)。
請求項3に記載の発明は、補強材及び締結用部材は、凹状の部分に凸状の部分が嵌りこんで固定状態となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のまくら木である。
請求項3に記載の発明によれば、補強材及び締結用部材は、凹状の部分に凸状の部分が嵌りこんで固定状態となっているので、容易に固定状態とすることができ、位置決めしやすく、流動体の硬化途中に締結用部材がずれてしまったりすることを防止できる。
請求項4に記載の発明は、金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを補強材として用いたことを特徴とするまくら木である。
請求項4に記載の発明によれば、金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを補強材として用いたものであるので、PCまくら木のように、製造現場で大型の設備などを用いなくても製造が可能である。
請求項5に記載の発明は、補強材は、U型に曲げられたU型曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のまくら木である。
請求項5に記載の発明によれば、補強材は、U型に曲げられたU型曲げ部が形成されているので、補強材の配置される密度を高めることができ、まくら木をより高強度とすることができる。
請求項6に記載の発明は、補強材は複数設けられ、U型曲げ部同士が嵌め合わされた状態で配置されていることを特徴とする請求項5に記載のまくら木である。
請求項6に記載の発明によれば、補強材は複数設けられ、U型曲げ部同士が嵌め合わされた状態で配置されているので、さらに、まくら木を高強度とすることができる。
本発明のまくら木は、製造しやすく、容易に補強を行って高強度とすることができる。
連結作業が容易に行うことができる。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。
本発明の第1の実施形態におけるまくら木1は、図1に示されるように、本体部10と、2個の短まくら木11とを有している。そして、まくら木1の全体形状は長尺状であり、また、短まくら木11は本体部10の上側に対して突出し、短まくら木11の上面11bが露出した状態となっている。
本体部10は、コンクリート15が、図2〜図10に示されるような補強材16によって補強されるものであり、後述するように、補強材16を型80内に配置して、未硬化のコンクリート15を充填して形成されるものである。
なお、コンクリート15は不透明であるので、コンクリート15を充填した後は、補強材16が見えることがないが、説明の都合上、図6〜図12においては、補強材16の配置などの内部の状況を図示しており、また、図7〜図10、図12、図13は断面図であるが、短まくら木11やコンクリート15のハッチング処理を行っていない。
補強材16は、エキスパンドメタルを用いて所定の形態に加工したものである。このエキスパンドメタルは、鋼板などの金属製の薄板に細かい切目を交互に入れたものを引っ張って形成されるものであり、さらに必要に応じて厚み方向に圧縮されたものであり、網目を有する板状の素材である。
そして、エキスパンドメタルは、切断や曲げ加工を容易に行うことができるので、プレス加工などの加工により、所望の形状の補強材16を形成することができる。したがって、まくら木1の全体の強度が高くなるように、補強材16の形状をより補強効果の高い形状とすることができる。
本実施形態のまくら木1では、図2に示されるように、補強材16は上下に配置される2個のものが用いられており、具体的には上側補強材20と下側補強材40とを有している。そして、図5に示されるように、上側補強材20と下側補強材40を、上下方向に嵌め合わされた状態で配置されている。
なお、補強材16はエキスパンドメタルを用いているので、外観上、網目が見えるものであるが、図2〜図5においては、この網目を省略している。
上側補強材20は、図2、図3、図5に示されるように、天面21と4ヵ所の側面22、23、24、25を有し、天面21側から下向きに折り曲げて、それぞれの側面22、23、24、25を形成している。そして、側面22と側面23、及び、側面24と側面25とがそれぞれ対向するように配置している。
天面21は一方に長く、細長い形状をしており、長辺21a及び短辺21bを有している。そして、長辺21a側に側面22と側面23が接続し、短辺21b側に側面24と側面25が接続している。
また、天面21の短辺21b付近、すなわち、長辺21a方向の両端付近には、それぞれ開口部26が形成されている。
上側補強材20の開口部26は、長辺21a側の2ヵ所を内側に折り曲げられて形成されるものであり、開口部26の下側には2ヵ所の内側板26aを有している。
そして、内側板26aの間には空間が形成され、この空間に、短まくら木11が配置される。
また、この2ヵ所の内側板26aは、互いに対向する配置となっており、加工の際に切断されて、それぞれ独立している。
内側板26aには、折り曲げ部27が設けられており、折り曲げ部27は、内側に突出するように折り曲げられている。そして、後述するように、短まくら木11の溝部11aに折り曲げ部27が嵌りこんで、短まくら木11の位置決めを容易に行うことが可能となる。また、密度の小さい短まくら木11を用いる場合には、コンクリート15を充填する際に、短まくら木11が浮いてしまったりすることを防ぐことができる。
2ヵ所の開口部26の間には、U型曲げ部28が形成されている。U型曲げ部28は、幅方向の中途部分で下向きに突出するように曲げられているものであり、頂部28aが下側に位置しているものである。そして、図3に示されるように、U型曲げ部28の頂部28aは、直線状であって長辺21aの方向とほぼ平行となっている。
また、頂部28aの上下方向の位置は、図8に示されるように、側面22や側面23の下側の位置とほぼ同じ位置である。そして、U型曲げ部28が形成される上側補強材20の断面形状は、「M」字状となっている。
下側補強材40は、図2、図4、図5に示されるように、底面41と4ヵ所の側面42、43、44、45を有し、底面41側から上向きに折り曲げて、それぞれの側面42、43、44、45を形成している。そして、側面42と側面43、及び、側面44と側面45とがそれぞれ対向するように配置している。
下側補強材40の底面41は一方に長く、細長い形状をしており、長辺41a及び短辺41bを有している。そして、長辺41a側に側面42と側面43が接続し、短辺41b側に側面44と側面45が接続している。
下側補強材40の長辺41aや短辺41bは、上側補強材20の長辺21aや短辺21bに比べてやや短い。そのため、図6〜図8に示されるように、上側補強材20と下側補強材40とを上下方向に嵌め合わされた状態では、下側補強材40の側面42、43、44、45の位置が、上側補強材20の側面22、23、24、25の位置よりも内側となっている。
図2、図4、図5に示されるように、底面41には、U型曲げ部46、47、48が形成されている。U型曲げ部46、47、48は、幅方向の中途部分で上向きに突出するように曲げられているものであり、それぞれの頂部46a、47a、48aが上側に位置しているものである。そして、それぞれの頂部46a、47a、48aは、直線状であって長辺41aの方向とほぼ平行となっている。
U型曲げ部46、48は、底面41の短辺41b付近、すなわち、長辺41a方向の両端付近に位置しており、上側補強材20の開口部26に対応する位置に配置されている。そして、図4に示されるように、U型曲げ部46、48はそれぞれ三個あって、その頂部46a、48aはそれぞれ三ヵ所形成されている。
図4に示されるように、U型曲げ部47の上下方向の長さは、U型曲げ部46、48の上下方向の長さよりも長いものである。また、図5や図8に示されるように、U型曲げ部47の上下方向の長さは、上側補強材20のU型曲げ部28の上下方向の長さとほぼ同じである。
また、U型曲げ部47やU型曲げ部46、48の幅については、上側補強材20のU型曲げ部28の幅とほぼ同じである。
また、U型曲げ部47の配置は、U型曲げ部46、48の間に位置しており、上側補強材20のU型曲げ部28の位置に対応している。そして、U型曲げ部47は二個あって、その頂部47aは、二ヵ所形成されている。
頂部47aの上下方向の位置は、側面42や側面43の下側の位置とほぼ同じ位置である。したがって、上側補強材20の、短辺21に平行な方向の断面形状は、図8に示されるように、「W」字状となっている。
下側補強材40の側面42、43、44、45の上側は、内側に折り返された折返し部42a、43a、44a、45aが形成されている。
本実施形態の補強材16の上側補強材20及び下側補強材40は、上記のような構造であるので、1枚のエキスパンドメタルを切断や曲げ加工を行うことにより、形成することができる。なお、これらの部材を2枚以上のエキスパンドメタルを用いて、接合することにより形成しても良い。
側面22、23、24、25同士の間の状態や、側面42、43、44、45同士の間の状態は、熔接などにより接合した状態としても良いが、接合しない状態としても良い。
図5〜図10に示されるように、補強材16の上側補強材20及び下側補強材40を、上下方向に嵌め合わせた状態では、短まくら木11が配置される空間が形成され、また、コンクリート15が充填される部分のほぼ全域に、補強材16が配置される
図5に示されるように、下側補強材40のU型曲げ部46、48は、上側補強材20の開口部26の下側に位置している。そして、下側補強材40のU型曲げ部46、48の上下方向の長さは短く、それぞれの頂部46a、48aは、上側補強材20の内側板26aの間の空間の下側に位置しており、短まくら木11を配置する際に邪魔にならないような状態となっている。
また、U型曲げ部47は幅方向の2ヵ所に形成されており、2ヵ所のU型曲げ部47同士の間に、上側補強材20のU型曲げ部28が入った状態となる。
短まくら木11は、図1、図2、図6に示されるように、まくら木1の両端付近に配置されるものであり、レールとの締結を行うための部材である締結用部材として用いられるものである。また、短まくら木11はブロック状であり、側面に溝部11aが形成されている。溝部11aは、内側板26aの折り曲げ部27に対応する位置に形成されるものであり、短まくら木11が配置すると、折り曲げ部27が嵌りこんで固定状態となり、短まくら木11の位置決めを容易に行うことができる。
なお、短まくら木11と補強材16とは、凹状の溝部11aに凸状の折り曲げ部27が嵌りこんで、固定状態となるものであるが、逆の構造、例えば、短まくら木11に凸状の突起を設けて補強材16に凹状の溝部を設けるなどして行うこともできる。
短まくら木11は、レールとの締結を行うための部材であり、材質は特に限定されるものではないが、例えば、長繊維強化樹脂である繊維補強ポリウレタン発泡樹脂や、このような樹脂を粉末にして再度ブロック状に成型させた樹脂材料を用いることができる。
また、プレキャストコンクリート製短まくら木との組み合わせも可能である。
そして、まくら木1の製作は、まず、図2に示されるような向きで、型80に補強材16及び短まくら木11を配置する。その後、コンクリート15を型80内に充填することによって形成することによって行われる。
短まくら木11には、溝部11aが形成されて、折り曲げ部27が嵌りこんでいるので、コンクリート15の充填から硬化するまでの間に、短まくら木11が浮いたりして、位置がずれたりするのを防ぐことができる。
補強材16は、上記したように、上側補強材20と下側補強材40とを嵌め合わせたものであるが、コンクリート15を充填する際に、上側補強材20と下側補強材40とを熔接などで固定しても良いが、単に合わせるだけでも良い。
そして、図1に示すように、短まくら木11の上面11bよりもやや下側までコンクリート15を充填し、短まくら木11の上面11bが露出する状態でコンクリート15を固化させて、まくら木1が完成する。
本実施形態のまくら木1では、型80内にコンクリート15を充填することによって本体部10とするものであったが、当初は流動性を有して、経時変化によって硬化する流動体であればよく、液状の樹脂など、他の材料を用いることができる。
補強材16である上側補強材20や下側補強材40の加工は、エキスパンドメタルをプレスなどにより、切断や変形させて行われるが、U型曲げ部28、46、47、48の部分は、他の部分よりも引き延ばされた状態となっている。このように、補強材16には、エキスパンドメタルが用いられているので、引き延ばされても、網目が伸ばされる状態となるので、小さな力で加工することができる。
また、別途U型曲げ加工した部材を組み合わせてもよい。
このように、製造されたまくら木1は、補強材16で効果的に補強されているので、強度が高い。特に、U型曲げ部28、46、47、48は、幅方向の中途部分で下向き又は上向きに突出するように曲げられて、長辺21a、41aに平行となるように形成されているので、まくら木1の長尺方向が湾曲する方向に力が作用する場合の補強効果に優れるものである。
また、補強材16は型80内に配置するだけでよいので、PCまくら木のように補強のための鋼材に緊張力を持たせた状態を維持する必要がなく、まくら木1の製造設備をより簡略化することができる。
上記した実施形態におけるまくら木1は、補強材16に、エキスパンドメタルのみを用いたものであったが、他のものとの組み合わせたものを用いることができる。
例えば、図11〜図13に示される、まくら木2のように、鉄筋材17を有する補強材18を用いることができる。そして、まくら木2の補強材18は、上記した実施形態のまくら木1の補強材16の上側補強材20や下側補強材40に鉄筋材17を加えたものである。
鉄筋材17は、金属製の棒であり、通常使用される鉄筋が用いられる。そして、鉄筋材17の長さは、まくら木2の長さよりやや短く、まくら木2の長尺方向に配置されるものである。
鉄筋材17は、合計6本のものが用いられている。そして、その鉄筋材17の配置は、図11〜図13に示されるように、下側が4本、上側が2本配置されている。具体的には、下側の4本が、U型曲げ部46、47、48の幅方向の外側や間の谷間に配置されており、上側の2本が、下側補強材40の内側に折り返された折返し部42a、43aと、上側補強材20の天面21との間に配置されている。
なお、まくら木2の補強材18の鉄筋材17、上側補強材20、下側補強材40は、熔接などで固定してもよいが、固定しなくても良い。
上記した実施形態であるまくら木1と同様に、補強材18を型80に入れて、コンクリート15を流し込み、まくら木2を形成する。なお、このときの補強材18の鉄筋材17は、緊張力を持たせない状態で行われる。
まくら木2においても、上記した実施形態のまくら木1と同様に、PCまくら木のように補強のための鋼材に緊張力を持たせた状態を維持する必要がなく、製造設備をより簡略化して製作することができ、また、高強度とすることができる。
さらに、図14に示されるまくら木3のように、上記した実施形態のまくら木1、2を用い、これの上面以外の面にゴムなどの耐摩耗性を有するシート19で覆うこともできる。
そして、図15に示されるまくら木4のように、上記した実施形態のまくら木1、2に対して、コンクリート15の中央部分に凹部60を形成することもできる。そして、凹部60にバラストが入るなどして、まくら木4の使用時に道床横抵抗力を大きくすることができる。
また、上記した実施形態のまくら木1、2、3、4では、締結用部材としてブロック状の短まくら木11を用いたが、図16に示す短まくら木61のように、ねじ穴63を有する位置調整手段62を備えたものを採用することができる。そして、位置調整手段62には、傾斜部62aを有する凹部65が形成されており、図示しないレール固定部材を凹部65に配置して、短まくら木61とレールとの位置の調節が行われる。
締結用部材として、ブロック以外の形状のものや、あらかじめ、レールとの締結用を行うためのネジ穴が形成された部材など、短まくら木11、61以外の締結用部材を使用することができる。
例えば、レールとの締結用を行うためのネジが配置される位置に、ネジ穴が形成された有底円筒状の部材を配置して、これを締結用部材として用いることができる。
さらに、上記した実施形態のまくら木1、2、3、4では、締結用部材を用いたものであったが、エキスパンドメタルを補強材として用い、締結用部材を用いないまくら木も採用することができる。この場合、型80に充填され、経時変化によって硬化した部分を用いて、レールとの締結を行われるので、締結が可能である適度な硬さの材料が選択される。
本発明の第1の実施形態のまくら木の斜視図である。 図1に示すまくら木の製造途中を示した分解斜視図である。 図1のまくら木に用いられる上側補強材を示した一部破断斜視図である。 図1のまくら木に用いられる下側補強材を示した一部破断斜視図である。 図1のまくら木に用いられる補強材を示した一部破断斜視図である。 図1のまくら木の3面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 図6におけるA−A断面図である。 図6におけるB−B断面図である。 図6におけるC−C断面図である。 図6におけるD−D断面図である。 本発明の第2の実施形態のまくら木の3面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 図11におけるA−A断面図である。 図11におけるB−B断面図である。 本発明の第3の実施形態のまくら木の図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明の第4の実施形態のまくら木の図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明のまくら木に用いる短まくら木の変形例の3面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
符号の説明
1、2、3、4 まくら木
11、61 短まくら木
11a 溝部
11b 上面
15 コンクリート
16、18 補強材
20 上側補強材
27 折り曲げ部
28 U型曲げ部
40 下側補強材
46、47、48 U型曲げ部

Claims (6)

  1. 金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを所定の形状に加工した補強材と、レールとの締結を行うための部材である締結用部材とを所定の型に配置して、経時変化によって硬化する流動体を充填して形成されることを特徴とするまくら木。
  2. 締結用部材は、ブロック状の短まくら木であることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
  3. 補強材及び締結用部材は、凹状の部分に凸状の部分が嵌りこんで固定状態となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のまくら木。
  4. 金属板に切目を交互に入れて引っ張って形成されるエキスパンドメタルを補強材として用いたことを特徴とするまくら木。
  5. 補強材には、U型に曲げられたU型曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のまくら木。
  6. 補強材は複数設けられ、U型曲げ部同士が嵌め合わされた状態で配置されていることを特徴とする請求項5に記載のまくら木。
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