JP2008236273A - 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路 - Google Patents

自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008236273A
JP2008236273A JP2007071707A JP2007071707A JP2008236273A JP 2008236273 A JP2008236273 A JP 2008236273A JP 2007071707 A JP2007071707 A JP 2007071707A JP 2007071707 A JP2007071707 A JP 2007071707A JP 2008236273 A JP2008236273 A JP 2008236273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
signal
variable delay
circuit
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007071707A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Aoki
睦 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007071707A priority Critical patent/JP2008236273A/ja
Priority to US12/073,514 priority patent/US7586351B2/en
Publication of JP2008236273A publication Critical patent/JP2008236273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/1066Output synchronization
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1093Input synchronization
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • H03L7/0814Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the phase shifting device being digitally controlled

Abstract

【課題】 回路面積および消費電力を削減することならびに遅延回路の遅延量を最適とすることが可能な自動遅延制御回路の提供。
【解決手段】 自動遅延制御回路8はカウンタ6のカウンタ値に応じて遅延量が段階的に増加する可変遅延回路3、4を備える。可変遅延回路3にはデータストローブ信号DQS0が入力され、この信号が入力されるたびにカウンタ6がカウントアップを行う。信号DQS0と可変遅延回路3から出力される信号DDQSとの位相差が180°となるとF/F5によりカウントアップは停止される。可変遅延回路4にもデータストローブ信号DQS0が入力されるが、この回路にはカウンタ6のカウンタ値の1/2が入力される。よって、データストローブ信号DQS0と信号DDQSとの位相差が180°となったとき、データストローブ信号DQS0と信号DQS1との位相差は90°となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路に関し、特にDDR(double data rate)2/DDR3−SDRAM(synchronous dynamic random access memory)等のダブルデータレート系のシンクロナスDRAMとLSI(large scale integrated circuit)間に設けられる自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路に関する。
近年、DDR2−SDRAMやDDR3−SDRAM等に見られるような高速なインタフェースを持つ汎用SDRAMが出てきたが、これらは汎用品であるため、大きなタイミングマージンを持って規格が作られており、それと繋がるメモリコントローラLSI側のタイミングマージンは非常に厳しくなっている。特にデータストローブ信号であるDQSはDDR2/DDR3−SDRAMからはデータ信号DQnと同位相で出力されるため、そのままだとデータを取り込む窓がない。
そこでインタフェース回路側で90°程度位相をずらす制御が必要となる。この90°位相をずらす制御には、一般にはDDL(delay locked loop) 回路等が用いられるが、DDL回路は回路規模が大きいため、数多く搭載すると面積や消費電力の増加をもたらす。
一方、このDDLの代わりに遅延回路を設ける場合があるが、この遅延回路の遅延量を最適とするのが困難であった。たとえば、設計時の見積もり値に設定していても、製造ばらつき、温度変動、電圧変化等で最適設定とはならない可能性がある。
さらに、この遅延回路を可変遅延回路として電源投入時にDDR2/DDR3−SDRAMに対してキャリブレーション用パタンを生成し、これによるパス/フェイル(pass/fail) 判定を行い制御するという方法もあるが、この場合これを制御する回路が必要になる。
なお、従来のこの種のメモリインタフェース制御回路のいくつかの例が特許文献1〜3に開示されている。
特開2005−078547号公報 特開2005−276396号公報 特開2006−012363号公報
従来の方法(上記特許文献1〜3記載の発明も含む)では、一つのLSIにメモリインタフェースを数多く搭載するハイエンドサーバやスーパーコンピュータ用のメモリコントローラLSIでは回路面積および消費電力が増加するという課題がある。また、遅延回路の遅延量を最適とするのが困難という課題もある。
そこで本発明の目的は回路面積および消費電力を削減することならびに遅延回路の遅延量を最適とすることが可能な自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による動遅延制御回路は、二値信号を所定時間遅延させて出力する自動遅延制御回路であって、前記二値信号を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値に応じて遅延量が段階的に増加しかつ前記二値信号が入力される第1および第2可変遅延手段と、前記二値信号と前記第1可変遅延手段から出力される信号の位相を監視し、位相差が180度となった場合に前記計数手段の計数を停止させる計数制御手段とを含み、前記第2可変遅延手段の遅延量は前記第1可変遅延手段の遅延量を整数で除算した値であることを特徴とする。
また、本発明によるメモリインタフェース制御回路は、メモリと集積回路間に設けられるメモリインタフェース制御回路であって、前記メモリから読み出された二値信号を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値に応じて遅延量が段階的に増加しかつ前記二値信号が入力される第1および第2可変遅延手段と、前記二値信号と前記第1可変遅延手段から出力される信号の位相を監視し、位相差が180度となった場合に前記計数手段の計数を停止させる計数制御手段とを含み、前記第2可変遅延手段の遅延量は前記第1可変遅延手段の遅延量を整数で除算した値であることを特徴とする。
次に、本発明の作用を述べる。図1を参照すると、本発明の自動遅延制御回路8はカウンタ6のカウンタ値に応じて遅延量が段階的に増加する可変遅延回路3および4を備えている。なお、データ信号DQnとデータストローブ信号DQSは同位相である。
可変遅延回路3にはデータストローブ信号DQS0が入力され、データストローブ信号DQS0が入力されるたびにカウンタ6がカウントアップを行う。いま、データストローブ信号DQS0と可変遅延回路3から出力される信号DDQSとの位相差が180°となると、フリップ・フロップ(F/F)6によりカウントアップは停止される。
一方、可変遅延回路4にもデータストローブ信号DQS0が入力されるが、可変遅延回路4には1/2演算回路(1/2)7によりカウンタ6のカウンタ値の1/2が入力されるよう構成されている。
したがって、可変遅延回路4から出力される信号をDQS1とすると、データストローブ信号DQS0と信号DDQSとの位相差が180°となったとき、データストローブ信号DQS0と信号DQS1との位相差は90°となる。この位相差90°の信号DQS1がFIFO回路12に入力される。
本発明によれば、上記構成を含むため、回路面積および消費電力を削減することおよび遅延回路の遅延量を最適とすることが可能となる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第1実施例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第1実施例は、I/Oバッファ1と、I/Oバッファ2と、自動遅延制御回路8と、FIFO(first-in first-out)回路12と、フリップ・フロップ(F/F)13とを含んで構成される。
I/Oバッファ1は一例としてDDR2/DDR3−SDRAMから読み出されたデータ信号DQnを受けるシングルエンド入力バッファであり、信号DQn0を出力する。I/Oバッファ2は一例としてDDR2/DDR3−SDRAMから読み出されたデータストローブ信号DQSおよびその逆位相信号を受ける差動入力バッファであり、データストローブ信号DQS0を出力する。なお、データ信号DQnとデータストローブ信号DQSとは同相である。
また、本来I/Oバッファ1および2は双方向バッファであるが、本発明は入力側についての発明であるため、入力バッファと記載している。したがって、I/Oバッファ1および2を双方向バッファで構成することも可能である。
FIFO回路12はライトポインタ信号生成回路9と、フリップ・フロップ(F/F)回路群10と、セレクタ11とを含んでいる。
F/F回路群10にはデータ信号DQn0と、一定の遅延が与えられたストローブ信号DQS1と、ライトポインタ信号生成回路9からの出力信号とが入力される。セレクタ11にはフリップ・フロップ(F/F)回路群10から各データ(FIFO(0),FIFO(1),・・・,FIFO(n)(nは正の整数))が入力される。
さらに、セレクタ11にはリードポインタ信号に応じた信号がフリップ・フロップ(F/F)13を介して入力され、リードポインタ信号に応じたデータ(FIFO(0),FIFO(1),・・・,FIFO(n)のいずれか)が信号DOUTnとして出力される。なお、リードポインタ信号は本インタフェース回路が搭載されるメモリコントローラLSIの論理信号である。
自動遅延制御回路8は可変遅延回路3および4と、1/2演算回路(1/2)7と、フリップ・フロップ(F/F)5と、カウンタ6とを含んでいる。
可変遅延回路3および4は最小遅延単位( 遅延刻み) が同様の構成の可変遅延回路であり、後述するように、カウンタ6からのカウンタ値に応じて遅延量が段階的に増加する。
フリップ・フロップ(F/F)5は可変遅延回路3の出力信号DDQSをデータ入力とし、データストローブ信号DQS0の逆位相をクロック入力とするフリップ・フロップである。
カウンタ6はこのフリップ・フロップ(F/F)5の出力信号CENをカウントアップイネーブル信号とし、カウンタ値すなわち出力信号CN1を可変遅延回路3および1/2演算回路(1/2)7へ出力するカウンタである。
1/2演算回路(1/2)7はカウンタ6から出力される信号CN1を1/2に演算し、信号CN2として可変遅延回路4へ出力する回路である。
次に、可変遅延回路3および4の構成の一例について説明する。図2は可変遅延回路3および4の一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る可変遅延回路3および4の一例は、m(mは正の整数)個の遅延回路(21−1〜21−m)と、セレクタ22とを含んで構成される。各遅延回路(21−1〜21−m)は直列に接続され、各々の出力信号がセレクタ22に入力される。
一例として、各遅延回路(21−1〜21−m)の最小遅延単位をD(sec)とすると、遅延回路(21−1)から遅延量D、遅延回路(21−2)から遅延量2D、・・・、遅延回路(21−m)から遅延量mDの出力信号がセレクタ22に入力される。セレクタ22では出力信号CN1あるいはCN2の値に応じて遅延回路(21−1〜21−m)のいずれかの出力信号が選択され出力される。
次に、本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第1実施例の基本動作について説明する。図1を参照すると、データ信号DQnはデータストローブ信号DQSでFIFO回路12に取り込まれ、FIFO回路12からリードポインタ信号によって取り込まれた順に出力される。
ただし、前述したように、DDR2/DDR3−SDRAMから出力されるデータストローブ信号DQSはデータ信号DQnと同位相で出力されるので、そのままストローブ信号とすると、データを受け取るタイミングが厳しい(窓が無い)ため、自動遅延制御回路8によってデータストローブ信号DQSを90°程度位相をずらした信号DQS1を使用する。
以上、詳細に第1実施例の構成を述べたが、FIFO回路12を構成するライトポインタ信号生成回路9、F/F回路群10、セレクタ11およびリードポインタ信号を受け取るフリップ・フロップ(F/F)13の構成は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
次に、自動遅延制御回路8の動作の一例について説明する。図3は自動遅延制御回路8の第1実施例の動作を示すタイミングチャートである。同図において、縦軸は信号DQS0,DDQS,CEN,CN1,CN2およびDQS1のレベル(mV)、横軸は時間(sec.)を示している。
まず、動作の概要について説明する。データストローブ信号DQS入力であるデータストローブ信号DQS0から可変遅延回路3によって遅延された信号DDQSを逆エッジ動作するフリップ・フロップ(F/F)5によりデータストローブ信号DQS0で取り込む。このフリップ・フロップ(F/F)5の出力を信号CENとし、カウンタ6のイネーブル信号とする。
このカウンタ6のカウンタ値CN1を可変遅延回路3の遅延セレクト信号とし、カウンタ値CN1の1/2となるカウンタ値CN2を可変遅延回路3と同様の構成の可変遅延回路4の遅延セレクト信号とする。
その結果、可変遅延回路4の出力である信号DQS1はデータストローブ信号DQS0よりも位相が90°ずれた所望の信号となる。なお、図3のタイミングチャートはカウンタリセット信号によって、カウンタ6を初期化した後の状態から記している。
次に、動作の詳細について説明する。図3では可変遅延回路3および4の最小遅延単位(遅延刻み)をD0(sec.)としている。データストローブ信号DQS0の最初の立ち上がり100で可変遅延回路3に高レベル信号100が入力されると、可変遅延回路3からD0だけ遅延した信号DDQS101が出力される。
フリップ・フロップ(F/F)5はデータストローブ信号DQS0の最初の立下りタイミング102で、データストローブ信号DQS0の信号のレベル101が高レベルなので、出力信号CENとして高レベル信号103を出力する。この高レベル信号103でカウンタ6はカウントを開始する。初期状態ではカウンタ6のカウンタ値は“0”であり(同図の番号104参照)、信号CN1としてカウンタ値“0”が可変遅延回路3へ出力されている。
カウンタ6はデータストローブ信号DQS0の2回目の立ち上がり104で“1”をカウントし(同図の番号105参照)、信号CN1としてカウンタ値“1”を可変遅延回路3へ出力する。このとき、可変遅延回路3の遅延量は(D0+D0)すなわちD1となる(同図の番号106参照)。したがって、遅延量D1の信号DDQSが可変遅延回路3から出力される。
フリップ・フロップ(F/F)5はデータストローブ信号DQS0の2回目の立下りタイミング107で、データストローブ信号DQS0の信号のレベル101がなおも高レベルなので、出力信号CENとして高レベル信号103を出力する。
カウンタ6はデータストローブ信号DQS0の3回目の立ち上がり108で“2”をカウントし(不図示)、信号CN1としてカウンタ値“2”を可変遅延回路3へ出力する。このとき、可変遅延回路3の遅延量は(D0+D0+D0)すなわちD2(不図示)となる。したがって、遅延量D2の信号DDQSが可変遅延回路3から出力される。
以後、同様のカウントアップを繰り返し、データストローブ信号DQS0と信号DDQSとの位相差が180°となると(同図の番号109および110参照)、フリップ・フロップ(F/F)5はデータストローブ信号DQS0の(n+1)回目の立下りタイミング109で、信号DDQSのレベルが低レベル111に変化したので、出力信号CENのレベルを高レベルから低レベル112に変化させる。
カウンタ6のカウンタ値はこのとき“n”であるが、フリップ・フロップ(F/F)5から低レベル112の出力信号CENが入力されたため、カウントアップを停止する。
一方、カウンタ6がカウンタ値“n”でカウントを停止するため、後続のデータストローブ信号DQS0が可変遅延回路3に入力されたとしても、可変遅延回路3の遅延量は以後Dn一定となる。
他方、可変遅延回路4には1/2演算回路(1/2)7を介してカウンタ6のカウンタ値の1/2入力されるため、カウンタ6のカウンタ値が“n”のとき(同図の番号113参照)、可変遅延回路4に入力されるカウンタ値は“n/2”となる(同図の番号114参照)。したがって、可変遅延回路4から出力される信号DQS1の遅延量は可変遅延回路3から出力される信号DDQSの遅延量の半分、すなわち90°一定となる。
すなわち、データストローブ信号DQS0と信号DQS1の位相差は90°一定に保持される。これは、データ信号DQnとデータストローブ信号DQS1の位相差が90°一定に保持されることと同等である。
なお、本実施例において、可変遅延回路3へ入力されるカウント値の1/2が可変遅延回路4へ入力される構成としたが、カウント値の比率はこれに限定されるものではなく、任意に設定(たとえば、1/3,1/4等)が可能である。
以上説明したように、本発明の第1実施例による第1の効果は、メモリのリードタイミングマージンを増やせることである。その理由は、データストローブ信号DQSの最適な遅延制御(90°位相ずれ)が可能となるためである。
第2の効果は、回路面積を削減できることである。その理由は、一般的に用いられるDDL回路やメモリ初期化キャリブレーション制御回路を使用しないためである。
第3の効果は、消費電力を削減できることである。その理由は、第2の効果の場合と同様に、一般的に用いられるDDL回路やメモリ初期化キャリブレーション制御回路を使用しないためである。
図4は本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第2実施例の構成図である。なお、同図において図1と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
同図を参照すると、第1実施例の構成(図1参照)から1/2演算回路(1/2)7が削除され、かつ可変遅延回路4が遅延刻みD0/2の可変遅延回路4aに変更されている。
すなわち、第1実施例では可変遅延回路3および4の遅延刻みはD0で同一であったが、第2実施例では可変遅延回路4の遅延刻みを可変遅延回路3の半分にしている。このため、第2実施例では第1実施例で必要であった1/2演算回路(1/2)7が不要となる。これにより、単一の遅延セレクト信号(CN1)で可変遅延回路4aは可変遅延回路3の半分の遅延を出力する。
以上説明したように、本発明の第2実施例によれば1/2演算回路(1/2)7を削除することが可能となる。
図5は本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第3実施例の構成図である。なお、同図において図1と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
図5を参照すると、第3実施例では第1実施例(図1参照)の構成に同期化回路16を追加している。同期化回路16は2段構成のフリップ・フロップ(F/F)14および15で構成され、その出力信号DQS02は可変遅延回路3、フリップ・フロップ(F/F)5およびカウンタ6へ出力される。
図6は自動遅延制御回路8の第3実施例の動作を示すタイミングチャートである。同図において、信号CLKはフリップ・フロップ(F/F)13〜15に入力されるクロック、信号DQSO2はフリップ・フロップ(F/F)15の出力信号を表している。その他の信号は図3と同様である。
データストローブ信号DQSはDDR2/DDR3−SDRAMから伝送されてくるLSI外部信号であるため、LSI内部のクロック信号CLKと比べてノイズの影響を受けやすく、ジッタが大きいという問題がある。
このため、第1および第2実施例においては、データストローブ信号DQSのデューティ(duty)比やクロスポイントがノイズによって一時的に悪化した場合に、信号DDQSの立ち上がりエッジが本来検出される遅延量よりも小さい状態で信号DQS0の立ち下がりエッジを超えてしまい、カウンタ6をホールドしてしまう可能性がある。
よって、データストローブ信号DQSに比べてジッタの小さいメモリコントローラLSIの内部クロック信号CLKにより、同期化回路16によってデータストローブ信号DQS0の同期化を行い、この出力信号DQSO2を可変遅延回路3、フリップ・フロップ(F/F)5およびカウンタ6のクロック入力として使用する。これにより、ノイズの影響を受けた信号DQSの立ち上がりおよび立ち下がりエッジを削除することにより、安定化した動作を行う。
図7はデータストローブ信号DQS0がノイズの影響を受けた場合の同期化回路16の動作の一例を示すタイミングチャートである。同図において、縦軸は信号CLK、信号DQS0、信号DQSO1および信号DQSO2のレベル(mV)、横軸は時間(sec.)を示している。
また、信号CLKはフリップ・フロップ(F/F)13〜15に入力されるクロック、信号DQS0はデータストローブ信号、信号DQSO1はフリップ・フロップ(F/F)14の出力信号、信号DQSO2はフリップ・フロップ(F/F)15の出力信号を表している。
同図に示すように、信号DQS0がノイズの影響により、一時的にデューティ比が悪化した場合、同期化回路16内のフリップ・フロップ(F/F)14および15により、信号DQS0のノイズを受けた成分に対応する信号DQSO2の成分(エッジ)は削除される。
なお、図5では第1実施例と同様の可変遅延回路の構成としたが、第2実施例と同様の可変遅延回路の構成とすることも可能である。また、図5では同期化回路16としてフリップ・フロップ(F/F)を2段直列に入れた一般的な構成としたが、同期化ミスの確率を減らすべく3段以上にしてもよいし、データストローブ信号DQS0と内部クロック信号CLKの位相差が正確に見積もれてメタステーブル状態にならないと判明している場合はフリップ・フロップ(F/F)段数を1段としてもよい。
以上説明したように、本発明の第3実施例によれば、データストローブ信号DQSがノイズの影響を受けジッタが大きくなることに起因して、信号DDQSの立ち上がりタイミングが変動するのを防止することが可能となる。
本発明の利用分野として、メモリインタフェースを多用するハイエンドサーバ用LSIやスーパーコンピュータ用LSI等が挙げられる。
本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第1実施例の構成図である。 可変遅延回路3および4の一例の構成図である。 自動遅延制御回路8の第1実施例の動作を示すタイミングチャートである。 本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第2実施例の構成図である。 本発明に係るメモリインタフェース制御回路の第3実施例の構成図である。 自動遅延制御回路8の第3実施例の動作を示すタイミングチャートである。 データストローブ信号DQS0がノイズの影響を受けた場合の同期化回路16の動作の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1,2 I/Oバッファ
3,4,4a 可変遅延回路
5,13 フリップ・フロップ(F/F)
14,15 フリップ・フロップ(F/F)
6 カウンタ
7 1/2演算回路(1/2)
8 自動遅延制御回路
9 ライトポインタ信号生成回路
10 F/F回路群
11,22 セレクタ
12 FIFO(first-in first-out)回路
16 同期化回路
21 遅延回路

Claims (8)

  1. 二値信号を所定時間遅延させて出力する自動遅延制御回路であって、
    前記二値信号を計数する計数手段と、
    前記計数手段の計数値に応じて遅延量が段階的に増加しかつ前記二値信号が入力される第1および第2可変遅延手段と、
    前記二値信号と前記第1可変遅延手段から出力される信号の位相を監視し、位相差が180度となった場合に前記計数手段の計数を停止させる計数制御手段とを含み、
    前記第2可変遅延手段の遅延量は前記第1可変遅延手段の遅延量を整数で除算した値であることを特徴とする自動遅延制御回路。
  2. 前記計数手段の計数値を整数で除算する除算手段を含み、
    前記計数手段の計数値は前記除算手段を介して前記第2可変遅延手段へ入力されるのに対し、前記第1可変遅延手段へは直接入力され、
    かつ前記第1および第2可変遅延手段の最小遅延単位は等しいことを特徴とする請求項1記載の自動遅延制御回路。
  3. 前記第2可変遅延手段の最小遅延単位は前記第1可変遅延手段の最小遅延単位を整数で除算した値であることを特徴とする請求項1記載の自動遅延制御回路。
  4. 前記二値信号を内部クロック信号に同期化して前記第1可変遅延手段へ出力する同期化手段を含むことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の自動遅延制御回路。
  5. メモリと集積回路間に設けられるメモリインタフェース制御回路であって、
    前記メモリから読み出された二値信号を計数する計数手段と、
    前記計数手段の計数値に応じて遅延量が段階的に増加しかつ前記二値信号が入力される第1および第2可変遅延手段と、
    前記二値信号と前記第1可変遅延手段から出力される信号の位相を監視し、位相差が180度となった場合に前記計数手段の計数を停止させる計数制御手段とを含み、
    前記第2可変遅延手段の遅延量は前記第1可変遅延手段の遅延量を整数で除算した値であることを特徴とするメモリインタフェース制御回路。
  6. 前記計数手段の計数値を整数で除算する除算手段を含み、
    前記計数手段の計数値は前記除算手段を介して前記第2可変遅延手段へ入力されるのに対し、前記第1可変遅延手段へは直接入力され、
    かつ前記第1および第2可変遅延手段の最小遅延単位は等しいことを特徴とする請求項5記載のメモリインタフェース制御回路。
  7. 前記第2可変遅延手段の最小遅延単位は前記第1可変遅延手段の最小遅延単位を整数で除算した値であることを特徴とする請求項5記載のメモリインタフェース制御回路。
  8. 前記二値信号を内部クロック信号に同期化して前記第1可変遅延手段へ出力する同期化手段を含むことを特徴とする請求項5から7いずれかに記載のメモリインタフェース制御回路。
JP2007071707A 2007-03-20 2007-03-20 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路 Pending JP2008236273A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007071707A JP2008236273A (ja) 2007-03-20 2007-03-20 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路
US12/073,514 US7586351B2 (en) 2007-03-20 2008-03-06 Apparatus and method for controlling delay of signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007071707A JP2008236273A (ja) 2007-03-20 2007-03-20 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008236273A true JP2008236273A (ja) 2008-10-02

Family

ID=39774523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007071707A Pending JP2008236273A (ja) 2007-03-20 2007-03-20 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7586351B2 (ja)
JP (1) JP2008236273A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101119903B1 (ko) * 2007-06-18 2012-03-13 고쿠리츠다이가쿠호진 나가사키다이가쿠 타이밍 발생 회로
WO2010013385A1 (ja) * 2008-08-01 2010-02-04 株式会社アドバンテスト 時間測定回路、時間測定方法、それらを用いた時間デジタル変換器および試験装置
KR101103065B1 (ko) * 2010-02-25 2012-01-06 주식회사 하이닉스반도체 딜레이 회로
KR20110131765A (ko) * 2010-05-31 2011-12-07 주식회사 하이닉스반도체 위상 보정 회로 및 이를 이용한 데이터 정렬 회로
KR101096273B1 (ko) * 2010-10-27 2011-12-22 주식회사 하이닉스반도체 데이터스트로브신호 생성회로
US9305622B1 (en) * 2015-01-23 2016-04-05 Apple Inc. Data strobe to data delay calibration

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301638A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Nec Home Electronics Ltd 文字放送デ−タ抜き取り装置
JPH06326570A (ja) * 1993-05-18 1994-11-25 Fujitsu Ltd 可変遅延回路
JPH0856143A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Advantest Corp 周期クロックの可変遅延回路
JP2001331365A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Fujitsu Ltd メモリコントローラ及びシステム
JP2002163034A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6504408B1 (en) * 2001-07-09 2003-01-07 Broadcom Corporation Method and apparatus to ensure DLL locking at minimum delay
US7336752B2 (en) * 2002-12-31 2008-02-26 Mosaid Technologies Inc. Wide frequency range delay locked loop
JP4099431B2 (ja) * 2003-06-19 2008-06-11 沖電気工業株式会社 パルスデューティ悪化検出回路
JP4450586B2 (ja) 2003-09-03 2010-04-14 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路
JP4284527B2 (ja) 2004-03-26 2009-06-24 日本電気株式会社 メモリインターフェイス制御回路
JP4583088B2 (ja) 2004-06-29 2010-11-17 株式会社リコー ストローブ信号遅延装置及び同装置を備える半導体装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301638A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Nec Home Electronics Ltd 文字放送デ−タ抜き取り装置
JPH06326570A (ja) * 1993-05-18 1994-11-25 Fujitsu Ltd 可変遅延回路
JPH0856143A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Advantest Corp 周期クロックの可変遅延回路
JP2001331365A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Fujitsu Ltd メモリコントローラ及びシステム
JP2002163034A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7586351B2 (en) 2009-09-08
US20080232178A1 (en) 2008-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5537568B2 (ja) 信号受信回路、メモリコントローラ、プロセッサ、コンピュータ及び位相制御方法
US9818462B1 (en) Apparatuses and methods for providing internal clock signals of different clock frequencies in a memory device
US7802123B2 (en) Data processing apparatus and method using FIFO device
US20050248997A1 (en) Semiconductor memory device for controlling output timing of data depending on frequency variation
US20100052739A1 (en) Device and control method of device
US8643416B2 (en) Semiconductor device including a delay locked loop circuit
JP2010003397A (ja) 半導体装置
KR101062741B1 (ko) Dll 회로 및 그 제어 방법
JP5331902B2 (ja) 信号復元回路、レイテンシ調整回路、メモリコントローラ、プロセッサ、コンピュータ、信号復元方法及びレイテンシ調整方法
JP2008236273A (ja) 自動遅延制御回路およびその回路を用いたメモリインタフェース制御回路
US20120051493A1 (en) Continous high-frequency event filter
US9564907B2 (en) Multi-channel delay locked loop
KR101076889B1 (ko) 데이터출력제어회로
JP5005928B2 (ja) インタフェース回路及びそのインタフェース回路を備えた記憶制御装置
US9304530B1 (en) Skew-tolerant strobe-to-clock domain crossing
US8947956B2 (en) Delay circuit and latency control circuit of memory, and signal delay method thereof
US20090116331A1 (en) Semiconductor memory device and method for operating the same
JP2008172574A (ja) クロック位相シフト回路
JP5113433B2 (ja) メモリコントローラ
JP3859885B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2012100058A (ja) 遅延回路、遅延制御装置、メモリ制御装置及び情報端末機器
TWI401697B (zh) 動態調整電路系統之時脈之方法與電路系統
JP2007003337A (ja) 半導体集積回路
CN110349606B (zh) 半导体存储器件及其操作方法
JP2011242838A (ja) メモリインタフェース回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120327