JP2008235356A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリセルの微細化を図る。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1及び第2の部分13a、13bを有し、第1及び第2の部分は第1の方向に第1のスペースS1を有する第1の抵抗変化素子MTJと、第1の抵抗変化素子と第1の方向に距離Fを有して配置され、第3及び第4の部分13a’、13b’を有し、第3及び第4の部分は第1の方向に第2のスペースS2を有し、第1及び第2のスペースは距離より短い第2の抵抗変化素子MTJ’とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、抵抗変化素子を有する半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
従来の加工技術において、最小加工寸法(F:Future Size)は露光装置の解像度に強く依存している。このため、メモリセルの面積の縮小化、チップの微細化及び高集積化は、露光装置の性能に大きく制約されている。
尚、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のようなものがある。
特開2006−156657号公報 特開2001−156283号公報 特開平7−263677号公報 特開平6−077180号公報 特開平5−198817号公報
本発明は、メモリセルの微細化を図ることが可能な半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
本発明の第1の視点による半導体記憶装置は、第1及び第2の部分を有し、前記第1及び第2の部分は第1の方向に第1のスペースを有する第1の抵抗変化素子と、前記第1の抵抗変化素子と前記第1の方向に距離を有して配置され、第3及び第4の部分を有し、前記第3及び第4の部分は前記第1の方向に第2のスペースを有し、前記第1及び第2のスペースは前記距離より短い第2の抵抗変化素子とを具備する。
本発明の第2の視点による半導体記憶装置は、第1の抵抗変化素子と、前記第1の抵抗変化素子と第1の方向に離間して配置された第2の抵抗変化素子と、前記第1の抵抗変化素子に接続され、第1及び第2の部分を有し、前記第1及び第2の部分は前記第1の方向に第1のスペースを有する第1のコンタクトと、前記第2の抵抗変化素子に接続され、前記第1のコンタクトと前記第1の方向に距離を有して配置され、第3及び第4の部分を有し、前記第3及び第4の部分は前記第1の方向に第2のスペースを有し、前記第1及び第2のスペースは前記距離より短い第2のコンタクトとを具備する。
本発明の第3の視点による半導体記憶装置の製造方法は、抵抗変化膜上に第1の材料からなる第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第2の材料からなる第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜の側面のみに前記第1の材料からなる第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜の周囲及び前記第2の絶縁膜上に前記第2の材料からなる第4の絶縁膜を堆積する工程と、前記第4の絶縁膜を平坦化し、前記第2及び第3の絶縁膜を露出する工程と、前記第3の絶縁膜で覆われていない領域の前記第1、第2及び第4の絶縁膜を除去し、前記抵抗変化膜上に前記第1及び第3の絶縁膜からなるマスクを形成する工程と、前記マスクを用いて前記抵抗変化膜を除去し、メモリセル毎に抵抗変化素子を形成する工程とを具備する。
本発明によれば、メモリセルの微細化を図ることが可能な半導体記憶装置及びその製造方法を提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[1]第1の実施形態
第1の実施形態は、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)で記憶素子として用いられる磁気抵抗効果素子の微細化を図る例である。ここでは、磁気抵抗効果素子としてMTJ素子(Magnetic Tunnel Junction)を例に挙げる。
[1−1]構造
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。図1(b)は、図1(a)のIB−IB線に沿った断面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図1(a)及び(b)に示すように、絶縁膜11内にトランジスタ(図示せず)に繋がるコンタクト12が形成され、このコンタクト12上にMTJ素子MTJが形成されている。このMTJ素子MTJの周囲はシリコン酸化膜(SiO膜)21で埋め込まれており、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上に配線22が形成されている。MTJ素子MTJの底面はコンタクト12に接続され、MTJ素子MTJの上面は配線22に接続されている。
ここで、1セルMC内には1つのMTJ素子MTJと1つのトランジスタ(図示せず)が配置されている。1つのMTJ素子MTJは、第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dを有する。この第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dは四角形の頂点となる4隅に分離して配置されたレイアウトになっている。この四角形は例えば正方形であるが、第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dは合わせずれ等により正方形の頂点から多少ずれて配置されてもよい。
第1及び第2の部分13a、13bは、X方向に第1のスペースS1を有して配置されている。同様に、第3及び第4の部分13c、13dは、X方向に第1のスペースS1を有して配置されている。この第1のスペースS1は、X方向に隣接するMTJ素子MTJ、MTJ’間の距離Fよりも短くなっている。ここで、距離Fは、例えば最小加工寸法である。
第1及び第3の部分13a、13cは、Y方向に第2のスペースS2を有して配置されている。同様に、第2及び第4の部分13b、13dは、Y方向に第2のスペースS2を有して配置されている。この第2のスペースS2は、Y方向に隣接するMTJ素子間の距離Fよりも短くなっている。ここで、距離Fは、例えば最小加工寸法である。
上述する第1及び第2のスペースS1、S2は、本例の場合は等しいが、異なっていてもよい。
第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dの各平面形状は、例えば正方形であり、例えば全て同じ面積である。
第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dのX方向の幅W1は、上述する第1及び第2のスペースS1、S2、距離Fのいずれよりも短い。この幅W1は、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜(SiN膜)16の側壁膜厚で決まる(図2(a)及び(b)参照)。
第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dのY方向の幅W2は、上述する第1及び第2のスペースS1、S2、距離Fのいずれよりも短い。この幅W2は、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜20の側壁膜厚で決まる(図5(a)乃至(c)参照)。
[1−2]製造方法
図2(a)及び(b)から図9(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の図を示す。以下に、第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、図2(a)及び(b)に示すように、絶縁膜11及びコンタクト12上に積層磁性膜13が形成される。この積層磁性膜13上にシリコン酸化膜のエッチングのストッパーであるシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE(Reactive Ion Etching)工程を経て、シリコン酸化膜15のラインアンドスペースが形成される。このラインアンドスペースのシリコン酸化膜15及びシリコン窒化膜14上にシリコン窒化膜16が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン窒化膜16の一部が除去される。これにより、シリコン酸化膜15の側壁のみにシリコン窒化膜16が残される。
次に、図3に示すように、シリコン窒化膜14、16及びシリコン酸化膜15上にシリコン酸化膜17が埋め込み性良く堆積される。
次に、図4に示すように、図3の構造に対して、CMP(Chemical Mechanical Polish)工程又はRIE工程によって全面エッチバックが行われる。これにより、シリコン酸化膜15上に堆積したシリコン窒化膜16の肩落ち部を除去すると共に、平坦なシリコン酸化膜15、17とシリコン窒化膜16のラインが形成される。その後、シリコン酸化膜15、17及びシリコン窒化膜16上にストッパーであるシリコン窒化膜18が堆積される。
次に、図5(a)乃至(c)に示すように、シリコン窒化膜18上にシリコン酸化膜19が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、シリコン酸化膜19のラインアンドスペースが形成される。この図5(a)のラインアンドスペースは、図2(a)のラインアンドスペースを90度回転させた向き(X方向)である。次に、ラインアンドスペースのシリコン酸化膜19及びシリコン窒化膜18上にシリコン窒化膜20が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン窒化膜20の一部が除去される。これにより、シリコン酸化膜19の側壁のみにシリコン窒化膜20が残される。
次に、図6(a)乃至(c)に示すように、RIE工程や薬液等により、シリコン酸化膜19が除去される。
ここで、図7(b)に示すように、図7(a)のVIIB−VIIB断面では、積層磁性膜13上に、シリコン窒化膜14/シリコン窒化膜16/シリコン窒化膜18/シリコン窒化膜20が堆積されている。
図7(c)に示すように、図7(a)のVIIC−VIIC断面では、積層磁性膜13上に、シリコン窒化膜14/シリコン窒化膜16/シリコン窒化膜18が堆積されている。
図7(d)に示すように、図7(a)のVIID−VIID断面では、積層磁性膜13上に、シリコン窒化膜14/シリコン窒化膜16/シリコン窒化膜18/シリコン窒化膜20が堆積されている。
図7(e)に示すように、図7(a)のVIIE−VIIE断面では、積層磁性膜13上に、シリコン窒化膜14/シリコン酸化膜15/シリコン窒化膜18/シリコン窒化膜20が堆積されている。
従って、シリコン窒化膜16とシリコン窒化膜20が交差する領域では、積層磁性膜13上にシリコン窒化膜14、16、18、20のみが堆積している。
次に、図8(a)及び(b)に示すように、シリコン窒化膜よりシリコン酸化膜のエッチングが早い条件でRIEが行われる。これにより、積層磁性膜13上にシリコン窒化膜14、16、18、20のみからなるハードマスクHMが形成される。
ここで、シリコン窒化膜14、16、18、20のハードマスクHMの寸法は、シリコン窒化膜16、20によって決定する。ハードマスクHMのX方向の幅W1は、シリコン窒化膜16の堆積膜厚によって制御でき、ハードマスクHMのY方向の幅W2は、シリコン窒化膜20の堆積膜厚によって制御できる。これにより、シリコン窒化膜14、16、18、20のハードマスクHMの寸法を露光装置の解像度に依存せずに自由に設計できる。
次に、図9(a)及び(b)に示すように、ハードマスクHMを用いて、イオンミリング工程やRIE工程によって積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、1セルMC内に第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dを有するMTJ素子MTJが形成される。
次に、図1(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
尚、本実施形態では、ハードマスクHMの材料としてシリコン窒化膜を選び、このシリコン窒化膜と選択比が高くとれる材料であるシリコン酸化膜を用いている。しかし、この組み合わせに限定されず、選択比の高くとれる材料を選択することは可能である。例えば、ハードマスクHMとなる符号14、16、18、20の第1の材料と符号15、17、19の第2の材料としては、Si、SiO、SiN、Ta等があげられる。これらの材料のうち、第2の材料が第1の材料よりもエッチングレートが早くなる材料を組み合わせ、さらに、RIEのエッチング条件を調整するとよい。尚、第1及び第2の材料として同じ材料を選ぶことも可能であり、この場合RIE条件でエッチングレートの調整を行う。
[1−3]効果
上記第1の実施形態によれば、1セルMC内に第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dを有するMTJ素子MTJが形成される。この第1乃至第4の部分13a、13b、13c、13dの幅W1、W2は、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16、20の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16、20の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
[2]第2の実施形態
第2の実施形態は、第1の実施形態の製造方法をMTJ素子上のコンタクトに採用したものである。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[2−1]構造
図10(a)は、本発明の第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。図10(b)は、図10(a)のXB−XB線に沿った断面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図10(a)及び(b)に示すように、第2の実施形態では、MTJ素子MTJ上のコンタクト23が、第1の実施形態のMTJ素子MTJの構造と同じになっている。
つまり、1セル内のコンタクト23は、第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dを有する。この第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dは四角形(本例では正方形)の頂点となる4隅に分離して配置されたレイアウトになっている。
第1及び第2の部分23a、23bは、X方向に第1のスペースS1を有して配置されている。同様に、第3及び第4の部分23c、23dは、X方向に第1のスペースS1を有して配置されている。この第1のスペースS1は、X方向に隣接するコンタクト23、23’間の距離Fよりも短くなっている。ここで、距離Fは、例えば最小加工寸法である。
第1及び第3の部分23a、23cは、Y方向に第2のスペースS2を有して配置されている。同様に、第2及び第4の部分23b、23dは、Y方向に第2のスペースS2を有して配置されている。この第2のスペースS2は、Y方向に隣接するコンタクト間の距離Fよりも短くなっている。ここで、距離Fは、例えば最小加工寸法である。
上述する第1及び第2のスペースS1、S2は、本例の場合は等しいが、異なっていてもよい。
第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dの平面形状は、例えば正方形であり、例えば全て同じ面積である。
第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dのX方向の幅W1は、上述する第1及び第2のスペースS1、S2、距離Fのいずれよりも短い。この幅W1は、コンタクト23の加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の側壁膜厚で決まる(図2(a)及び(b)参照)。
第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dのY方向の幅W2は、上述する第1及び第2のスペースS1、S2、距離Fのいずれよりも短い。この幅W2は、コンタクト23の加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜20の側壁膜厚で決まる(図5(a)乃至(c)参照)。
[2−2]製造方法
第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造方法は、MTJ素子上のコンタクトに対して、第1の実施形態と同様の工程で行われる。
まず、MTJ素子MTJ上に例えばタングステンなどのコンタクト材を堆積させる。次に、コンタクト材上にシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、シリコン酸化膜15のラインアンドスペースが形成される。
その後は、第1の実施形態と同様の方法で、シリコン窒化膜14、16、18、20からなるハードマスクHMが形成される。
次に、図10(a)及び(b)に示すように、ハードマスクHMを用いてコンタクト材がRIEでエッチングされ、微細加工されたコンタクト23が形成される。次に、コンタクト23間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、コンタクト23の一部が露出される。その後、コンタクト23及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属を堆積させてRIE工程によって、配線22が形成される。
[2−3]効果
上記第2の実施形態によれば、1セルMC内に第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dを有するコンタクト23が形成される。この第1乃至第4の部分23a、23b、23c、23dの幅W1、W2は、コンタクト23の加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16、20の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16、20の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にコンタクト23の寸法を決定できる。従って、コンタクト23を微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
さらに、第2の実施形態では、1つのMTJ素子MTJに対して複数に分断されたコンタクト23が接続されている。従って、MTJ素子MTJとコンタクト23との接触面積を少なくできる。このため、スピン注入型磁気メモリの磁化反転機構の磁璧移動を利用でき、コンタクト23とMTJ素子MTJが接触する領域の局所的な磁化反転からMTJ素子MTJの全体の磁化反転を誘起させることができる。
[3]第3の実施形態
上記第1の実施形態ではドット状の微細なMTJ素子を形成したのに対し、第3の実施形態ではライン状の微細なMTJ素子を形成する。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[3−1]構造
図11(a)は、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。図11(b)は、図11(a)のXIB−XIB線に沿った断面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図11(a)及び(b)に示すように、1セルMC内には1つのMTJ素子MTJと1つのトランジスタ(図示せず)が配置されている。1つのMTJ素子MTJは、ライン状の第1及び第2の部分13a、13bを有する。
第1及び第2の部分13a、13bは、X方向に第1のスペースS1を有して配置されている。この第1のスペースS1は、X方向に隣接するMTJ素子MTJ、MTJ’間の距離Fよりも短くなっている。ここで、距離Fは、例えば最小加工寸法である。
第1及び第2の部分13a、13bのY方向の長さは、例えば距離Fと等しくなっている。
第1及び第2の部分13a、13bの平面形状は、例えば長方形であり、例えば全て同じ面積である。
第1及び第2の部分13a、13bのX方向の幅W1は、上述する第1及び第2のスペースS1、S2、距離Fのいずれよりも短い。この幅W1は、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の側壁膜厚で決まる(図2(a)及び(b)参照)。
[3−2]製造方法
図12(a)及び(b)から図13(a)及び(b)は、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の図を示す。以下に、第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、第1の実施形態と同様、図2(a)及び(b)から図4に示すように、シリコン酸化膜15の側面にシリコン窒化膜16が設けられたラインアンドスペースが形成される。このラインアンドスペース上に、ストッパーであるシリコン窒化膜18が堆積される。
次に、図12(a)及び(b)に示すように、シリコン窒化膜18上にレジスト30が塗布され、フォトリソグラフィーによりラインアンドスペースのレジスト30が形成される。この図12(a)のラインアンドスペースは、図2(a)のラインアンドスペースを90度回転させた向き(Y方向)である。
次に、レジスト30を用いて、RIEにより、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜が等速でエッチングされる。その後、レジスト30が剥離される。さらに、シリコン酸化膜のみを除去するRIE又はウエットエッチングを行う。これにより、図13(a)及び(b)に示すように、積層磁性膜13上にシリコン窒化膜14、16、18からなるハードマスクHMが形成される。
次に、ハードマスクHMを用いて、イオンミリング工程やRIE工程によって積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、MTJ素子MTJが形成される。
次に、図11(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
[3−3]効果
上記第3の実施形態によれば、1セルMC内に第1及び第2の部分13a、13bを有するMTJ素子MTJが形成される。この第1及び第2の部分13a、13bのX方向の幅W1は、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
さらに、第3の実施形態では、シリコン窒化膜16の膜厚を制御することで、MTJ素子MTJのアスペクト比を容易に変更することができる。
[4]第4の実施形態
第4の実施形態は、環状(リング状)の微細なMTJ素子を形成する例である。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[4−1]構造
図14(a)は、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。図14(b)は、図14(a)のXIVB−XIVB線に沿った断面図を示す。以下に、第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図14(a)及び(b)に示すように、絶縁膜11内にトランジスタ(図示せず)に繋がるコンタクト12が形成され、このコンタクト12上に下部電極51が形成されている。この下部電極51の周囲は絶縁膜50で埋め込まれている。下部電極51上には環状のMTJ素子MTJが形成されている。
MTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の側壁膜厚で決まる(図15(a)及び(b)参照)。このMTJ素子MTJの幅Wは、例えば最小加工寸法よりも細くなっている。
[4−2]製造方法
図15(a)及び(b)乃至図18(a)及び(b)は、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の図を示す。以下に、第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、図15(a)及び(b)に示すように、積層磁性膜13上にシリコン酸化膜のエッチングのストッパーであるシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、シリコン酸化膜15内に溝40が形成される。次に、溝40の側面及び底面、シリコン酸化膜15上にシリコン窒化膜16が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン窒化膜16の一部が除去される。これにより、溝40の側壁のみにシリコン窒化膜16が残される。
次に、図16に示すように、シリコン窒化膜14、16及びシリコン酸化膜15上にシリコン酸化膜17が埋め込み性良く堆積される。
次に、図17に示すように、図16の構造に対して、CMP工程又はRIE工程によって全面エッチバックが行われる。これにより、シリコン窒化膜16の肩落ち部を除去すると共に、上面が平坦化され、シリコン窒化膜16及びシリコン酸化膜15が露出される。
次に、図18(a)及び(b)に示すように、図17の構造に対して、シリコン窒化膜よりシリコン酸化膜のエッチングレートが早い条件でRIE工程又は薬液エッチングを用いて、シリコン酸化膜15、17が除去される。これにより、環状のシリコン窒化膜16が形成される。そして、このシリコン窒化膜16をマスクとして、シリコン窒化膜14がエッチングされる。これにより、シリコン窒化膜14、16からなる環状のハードマスクHMが形成される。
次に、図14(a)及び(b)に示すように、環状のハードマスクHMを用いて積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、環状のMTJ素子MTJが形成される。次に、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
[4−3]効果
上記第4の実施形態によれば、環状の微細なMTJ素子MTJが形成される。この環状の幅Wは、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
さらに、第4の実施形態では、MTJ素子MTJが環状であるため、静磁的に安定している。このため、面内磁化型(平行磁化型)のスピン注入磁化反転の磁気メモリに特に有効である。
[5]第5の実施形態
第5の実施形態は、円柱状の微細なMTJ素子を形成する例である。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[5−1]構造
図19(a)は、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。図19(b)は、図19(a)のXIXB−XIXB線に沿った断面図を示す。以下に、第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図19(a)及び(b)に示すように、絶縁膜11内にトランジスタ(図示せず)に繋がるコンタクト12が形成され、このコンタクト12上に下部電極51が形成されている。この下部電極51の周囲は絶縁膜50で埋め込まれている。下部電極51上には円柱状のMTJ素子MTJが形成されている。
MTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の幅で決まり、このシリコン窒化膜16の幅は、シリコン酸化膜17の側壁膜厚で決まる(図20(a)及び(b)参照)。このMTJ素子MTJの幅Wは、例えば最小加工寸法よりも細くなっている。
[5−2]製造方法
図20(a)及び(b)から図23(a)及び(b)は、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の図を示す。以下に、第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、図20(a)及び(b)に示すように、積層磁性膜13上にシリコン酸化膜のエッチングのストッパーであるシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、シリコン酸化膜15内に溝40が形成される。次に、溝40の側面及び底面、シリコン酸化膜15上にシリコン酸化膜17が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン酸化膜17の一部が除去される。これにより、溝40の側壁のみにシリコン酸化膜17が残される。
次に、図21に示すように、シリコン窒化膜14及びシリコン酸化膜15、17上にシリコン窒化膜16が埋め込み性良く堆積される。
次に、図22に示すように、図21の構造に対して、CMP工程又はRIE工程によって全面エッチバックが行われる。これにより、シリコン酸化膜17の肩落ち部を除去すると共に、上面が平坦化され、シリコン酸化膜115、17が露出される。
次に、図23(a)及び(b)に示すように、図22の構造に対して、シリコン窒化膜よりシリコン酸化膜のエッチングレートが早い条件でRIE工程又は薬液エッチングを用いて、シリコン酸化膜15、17が除去される。これにより、円柱状のシリコン窒化膜16が形成される。そして、このシリコン窒化膜16をマスクとして、シリコン窒化膜14がエッチングされる。これにより、シリコン窒化膜14、16からなる円柱状のハードマスクHMが形成される。
次に、図19(a)及び(b)に示すように、円柱状のハードマスクHMを用いて積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、円柱状のMTJ素子MTJが形成される。次に、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
[5−3]効果
上記第5の実施形態によれば、円柱状の微細なMTJ素子MTJが形成される。このMTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16の幅で決定される。このシリコン窒化膜16の幅は、溝40の側面のシリコン酸化膜17の堆積膜厚に依存する。このため、シリコン酸化膜17の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
[6]第6の実施形態
第6の実施形態は、U字型の微細なMTJ素子を形成する例である。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[6−1]構造
図24は、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。以下に、第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図24に示すように、メモリセルMC内にコンタクト(図示せず)に接続するU字型のMTJ素子MTJが形成されている。ここで、U字の底面の長さ(X方向の長さ)は、U字の端部の長さ(Y方向の長さ)よりも長いことが望ましい。これは、MTJ素子MTJの磁化の方向をX方向に安定させるためである。また、U字の両端部の内側面間の距離は、例えば最小加工寸法Fになっている。
MTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の側壁膜厚で決まる(図25、図26(a)及び(b)参照)。このMTJ素子MTJの幅Wは、例えば最小加工寸法Fよりも細くなっている。
[6−2]製造方法
図25から図28は、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の図を示す。以下に、第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、図25に示すように、シリコン酸化膜の側面にシリコン窒化膜16が堆積され、シリコン窒化膜16の環状スペーサーが形成される。このシリコン窒化膜16の環状スペーサーは、上記各実施形態で説明した種々のプロセスによって形成される。
例えば、図26(a)に示すように、シリコン窒化膜16は、円柱状のシリコン酸化膜15の側面に形成されてもよい。この第1の方法は、具体的には以下のようになる。まず、積層磁性膜13上にシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、楕円状のシリコン酸化膜15が形成される。このシリコン酸化膜15及びシリコン窒化膜14上にシリコン窒化膜16が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン窒化膜16の一部が除去される。これにより、シリコン酸化膜15の側壁のみにシリコン窒化膜16が残される。その後、シリコン窒化膜16の周囲にシリコン酸化膜17が埋め込まれる。
また、図26(b)に示すように、シリコン窒化膜16は、シリコン酸化膜15の溝40の側面に形成されてもよい。この第2の方法は、具体的には以下のようになる。まず、積層磁性膜13上にシリコン窒化膜14が堆積され、このシリコン窒化膜14上にシリコン酸化膜15が堆積される。次に、フォトリソグラフィー工程及びRIE工程を経て、シリコン酸化膜15内に溝40が形成される。次に、溝40の側面及び底面、シリコン酸化膜15上にシリコン窒化膜16が堆積される。次に、垂直性の高い異方性エッチング(例えばRIE)によりシリコン窒化膜16の一部が除去される。これにより、溝40の側壁のみにシリコン窒化膜16が残される。その後、溝40内にシリコン酸化膜17が埋め込まれる。
次に、図27に示すように、フォトリソグラフィー技術によって、ラインアンドスペースのレジスト60が形成される。次に、RIE工程により、レジスト60で覆われていない領域のシリコン酸化膜15、17及びシリコン窒化膜16が除去される。この際、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜が等速にエッチングされる。
次に、図28に示すように、レジスト60が剥離される。次に、シリコン酸化膜15、67とシリコン窒化膜16の選択比エッチングが行われ、シリコン酸化膜15、17が除去される。これにより、U字型のシリコン窒化膜16が形成される。その後、シリコン窒化膜16を用いてシリコン窒化膜14が加工され、U字型のハードマスクHMが形成される。
次に、図24に示すように、U字型のハードマスクHMを用いて積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、U字型のMTJ素子MTJが形成される。
その後は、各実施形態と同様、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
[6−3]効果
上記第6の実施形態によれば、U字型の微細なMTJ素子MTJが形成される。このMTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
さらに、第6の実施形態では、MTJ素子MTJがU字型であることから、磁壁移動型の磁気メモリに特に有効である。
[7]第7の実施形態
第7の実施形態は、L字型の微細なMTJ素子を形成する例である。尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[7−1]構造
図29は、本発明の第7の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの平面図を示す。以下に、第7の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
図29に示すように、メモリセルMC内にコンタクト(図示せず)に接続するL字型のMTJ素子MTJが形成されている。ここで、L字のX方向の長さとL字のY方向の長さは、一方が他方よりも長いことが望ましい。これは、MTJ素子MTJの磁化の方向を長い辺の方向に安定させるためである。
MTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時のハードマスクHMの一部となるシリコン窒化膜16の側壁膜厚で決まる(図30参照)。このMTJ素子MTJの幅Wは、例えば最小加工寸法Fよりも細くなっている。
[7−2]製造方法
図30乃至図32は、本発明の第7の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程の平面図を示す。以下に、第7の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルの製造方法について説明する。
まず、図30に示すように、シリコン酸化膜の側面にシリコン窒化膜16が堆積され、シリコン窒化膜16のスペーサーが形成される。このシリコン窒化膜16のスペーサーは、上記各実施形態で説明した種々のプロセスによって形成される。
例えば、シリコン窒化膜16は、シリコン酸化膜15の側面に形成されてもよい。この方法は、図26(a)に示す方法を参照されたい。また、シリコン窒化膜16は、シリコン酸化膜15の溝40の側面に形成されてもよい。この方法は、図26(b)に示す方法を参照されたい。
次に、図31に示すように、フォトリソグラフィー技術によって、長方形のレジスト60が形成される。次に、RIE工程により、レジスト60で覆われていない領域のシリコン酸化膜15、17及びシリコン窒化膜16が除去される。この際、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜が等速にエッチングされる。
次に、図32に示すように、レジスト60が剥離される。次に、シリコン酸化膜15、67とシリコン窒化膜16の選択比エッチングが行われ、シリコン酸化膜15、17が除去される。これにより、L字型のシリコン窒化膜16が形成される。その後、シリコン窒化膜16を用いてシリコン窒化膜14が加工され、L字型のハードマスクHMが形成される。
次に、図27に示すように、L字型のハードマスクHMを用いて積層磁性膜13がエッチングされる。これにより、L字型のMTJ素子MTJが形成される。
その後は、各実施形態と同様、MTJ素子MTJの間に埋め込み性の高いシリコン酸化膜21が堆積され、RIE工程によってエッチバックされ、MTJ素子MTJの一部が露出される。その後、MTJ素子MTJ及びシリコン酸化膜21上にアルミニウムなどの金属材が堆積され、RIE工程によって配線22が形成される。
[7−3]効果
上記第7の実施形態によれば、L字型の微細なMTJ素子MTJが形成される。このMTJ素子MTJの幅Wは、MTJ素子MTJの加工時に用いるハードマスクHMの一部であるシリコン窒化膜16の堆積膜厚で決定される。このため、シリコン窒化膜16の膜厚を制御することで、露光装置の解像度に依存せずに自由にMTJ素子MTJの寸法を決定できる。従って、MTJ素子MTJを微細化できるため、メモリセルの微細化を実現できる。
[8]第8の実施形態
第8の実施形態では、各実施形態で用いられるMTJ素子について説明する。
[8−1]トンネル接合構造
MTJ素子MTJは、1重トンネル接合(シングルジャンクション)構造でもよいし、2重トンネル接合(ダブルジャンクション)構造でもよい。
1重トンネル接合構造のMTJ素子MTJは、磁化方向が固定された固定層と、磁化方向が反転可能な記録層と、固定層及び記録層間に設けられた非磁性層とを有する。つまり、MTJ素子MTJが非磁性層を1層有する。
2重トンネル接合構造のMTJ素子MTJは、第1の固定層と、第2の固定層と、第1及び第2の固定層間に設けられた記録層と、第1の固定層及び記録層間に設けられた第1の非磁性層と、第2の固定層及び記録層間に設けられた第2の非磁性層とを有する。つまり、MTJ素子MTJが非磁性層を2層有する。
2重トンネル接合構造の場合、1重トンネル接合構造の場合よりも、同じ外部バイアスを印加したときのMR(Magneto Resistive)比(“1”状態、“0”状態の抵抗の変化率)の劣化が少なく、より高いバイアスで動作できる。すなわち、2重トンネル接合構造は、セル内の情報を読み出す際に有利となる。
[8−2]磁化配置
MTJ素子MTJの固定層及び記録層の磁化方向は、膜面に対して垂直方向を向いていてもよいし(垂直磁化型)、膜面に対して平行方向に向いていてもよい(平行磁化型、面内磁化型)。
尚、垂直磁化型のMTJ素子MTJであれば、従来のように素子形状の長手方向で磁化方向が決定されることがなくなるという利点がある。
[8−3]材料
MTJ素子MTJは、例えば以下のような材料からなる。
固定層及び記録層の材料には、例えば、Fe、Co、Ni又はそれらの合金、スピン分極率の大きいマグネタイト、CrO、RXMnO3ーy(R;希土類、X;Ca、Ba、Sr)などの酸化物の他、NiMnSb、PtMnSbなどのホイスラー合金などを用いることが好ましい。また、これら磁性体には、強磁性を失わないかぎり、Ag、Cu、Au、Al、Mg、Si、Bi、Ta、B、C、O、N、Pd、Pt、Zr、Ir、W、Mo、Nbなどの非磁性元素が多少含まれていてもよい。
非磁性層の材料には、Al3、SiO、MgO、AlN、Bi、MgF、CaF、SrTiO、AlLaOなどの様々な誘電体を使用することができる。これらの誘電体には、酸素、窒素、フッ素欠損が存在していてもよい。
固定層の非磁性層と反対側の面には、固定層の磁化方向を固着させるための反強磁性層を設けてもよい。この反強磁性層の材料としては、Fe−Mn、Pt−Mn、Pt−Cr−Mn、Ni−Mn、Ir−Mn、NiO、Feなどを用いることが好ましい。
その他、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。例えば、上記各実施形態では、電流誘導磁化反転型やスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリを例に挙げたが、例えば、相変化メモリ(PRAM:Phase change Random Access Memory)、抵抗変化メモリ(RRAM:Resistive Random Access Memory)等の2端子抵抗変化型メモリに適用することが可能である。ここで、RRAMの場合、MTJ素子の代わりにCER(Colossal electro-resistance)効果を利用した抵抗変化素子が用いられる。PRAMの場合、MTJ素子の代わりに結晶相変化を利用した相変化素子が用いられる。
さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図、図1(b)は、図1(a)のIB−IB線に沿った断面図。 図2(a)は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図2(b)は、図2(a)のIIB−IIB線に沿った断面図。 図2(b)に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図3に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図5(a)は、図4に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図5(b)は、図5(a)のVB−VB線に沿った断面図、図5(c)は、図5(a)のVC−VC線に沿った断面図。 図6(a)は、図5(a)に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図6(b)は、図6(a)のVIB−VIB線に沿った断面図、図6(c)は、図6(a)のVIC−VIC線に沿った断面図。 図7(a)は、図6(a)の一部拡大図、図7(b)は、図7(a)のVIIB−VIIB線に沿った断面図、図7(c)は、図7(a)のVIIC−VIIC線に沿った断面図、図7(d)は、図7(a)のVIID−VIID線に沿った断面図、図7(e)は、図7(a)のVIIE−VIIE線に沿った断面図。 図8(a)は、図6(a)に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図8(b)は、図8(a)のVIIIB−VIIIB線に沿った断面図。 図9(a)は、図8(a)に続く、本発明の第1の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図9(b)は、図9(a)のIXB−IXB線に沿った断面図。 図10(a)は、本発明の第2の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図、図10(b)は、図10(a)のXB−XB線に沿った断面図。 図11(a)は、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図、図11(b)は、図11(a)のXIB−XIB線に沿った断面図。 図12(a)は、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図12(b)は、図12(a)のXIIB−XIIB線に沿った断面図、図12(c)は、図12(a)のXIIC−XIIC線に沿った断面図。 図13(a)は、図12(a)に続く、本発明の第3の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図13(b)は、図13(a)のXIIIB−XIIIB線に沿った断面図。 図14(a)は、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図、図14(b)は、図14(a)のXIVB−XIVB線に沿った断面図。 図15(a)は、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図15(b)は、図15(a)のXVB−XVB線に沿った断面図。 図15(b)に続く、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図16に続く、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図18(a)は、図17に続く、本発明の第4の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図18(b)は、図18(a)のXVIIIB−XVIIIB線に沿った断面図。 図19(a)は、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図、図19(b)は、図19(a)のXIXB−XIXB線に沿った断面図。 図20(a)は、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図20(b)は、図20(a)のXXB−XXB線に沿った断面図。 図20(b)に続く、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図21に続く、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す断面図。 図23(a)は、図22に続く、本発明の第5の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図、図23(b)は、図23(a)のXXIIIB−XXIIIB線に沿った断面図。 本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図。 本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。 図26(a)は、図25の構造を形成するための第1の方法を示す磁気ランダムアクセスメモリの断面図、図26(b)は、図25の構造を形成するための第2の方法を示す磁気ランダムアクセスメモリの断面図。 図25に続く、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。 図27に続く、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。 本発明の第7の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリを示す平面図。 本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。 図30に続く、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。 図31に続く、本発明の第6の実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの製造工程を示す平面図。
符号の説明
11、50…絶縁膜、12、23、23a、23b、23c、23d…コンタクト、13…積層磁性膜、13a、13b、13c、13d、MTJ…MTJ素子、14、16、18、20…シリコン窒化膜、15、17、19、21…シリコン酸化膜、30、60…レジスト、40…溝、51…下部電極、HM…ハードマスク、MC…メモリセル。

Claims (5)

  1. 第1及び第2の部分を有し、前記第1及び第2の部分は第1の方向に第1のスペースを有する第1の抵抗変化素子と、
    前記第1の抵抗変化素子と前記第1の方向に距離を有して配置され、第3及び第4の部分を有し、前記第3及び第4の部分は前記第1の方向に第2のスペースを有し、前記第1及び第2のスペースは前記距離より短い第2の抵抗変化素子と
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の抵抗変化素子は第5及び第6の部分をさらに有し、
    前記第2の抵抗変化素子は第7及び第8の部分をさらに有し、
    前記第1、第2、第5及び第6の部分は四角形の頂点に分離して配置され、
    前記第3、第4、第7及び第8の部分は四角形の頂点に分離して配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1乃至第4の部分は、前記第1の方向と直交する第2の方向に延在したライン状であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 第1の抵抗変化素子と、
    前記第1の抵抗変化素子と第1の方向に離間して配置された第2の抵抗変化素子と、
    前記第1の抵抗変化素子に接続され、第1及び第2の部分を有し、前記第1及び第2の部分は前記第1の方向に第1のスペースを有する第1のコンタクトと、
    前記第2の抵抗変化素子に接続され、前記第1のコンタクトと前記第1の方向に距離を有して配置され、第3及び第4の部分を有し、前記第3及び第4の部分は前記第1の方向に第2のスペースを有し、前記第1及び第2のスペースは前記距離より短い第2のコンタクトと
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 抵抗変化膜上に第1の材料からなる第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜上に第2の材料からなる第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜の側面のみに前記第1の材料からなる第3の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第3の絶縁膜の周囲及び前記第2の絶縁膜上に前記第2の材料からなる第4の絶縁膜を堆積する工程と、
    前記第4の絶縁膜を平坦化し、前記第2及び第3の絶縁膜を露出する工程と、
    前記第3の絶縁膜で覆われていない領域の前記第1、第2及び第4の絶縁膜を除去し、前記抵抗変化膜上に前記第1及び第3の絶縁膜からなるマスクを形成する工程と、
    前記マスクを用いて前記抵抗変化膜を除去し、メモリセル毎に抵抗変化素子を形成する工程と
    を具備する半導体記憶装置の製造方法。
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