JP2008220104A - 充電装置および充電装置の充電制御方法。 - Google Patents
充電装置および充電装置の充電制御方法。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008220104A JP2008220104A JP2007056371A JP2007056371A JP2008220104A JP 2008220104 A JP2008220104 A JP 2008220104A JP 2007056371 A JP2007056371 A JP 2007056371A JP 2007056371 A JP2007056371 A JP 2007056371A JP 2008220104 A JP2008220104 A JP 2008220104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- current
- batteries
- value
- predetermined value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
【課題】複数のバッテリーを充電する場合に、バッテリー間での電流の流れ込みを防止しつつ、短い充電時間で効率的な充電を可能とする。
【解決手段】複数のバッテリーを充電可能な充電装置に関して、定電圧源の最大負荷電流容量と接続されたバッテリーの数に応じて、個別に行う充電容量を算出する。また、バッテリーの中に満充電に近いバッテリーがあった場合、他のバッテリーの充電容量が満充電に近いバッテリーの充電容量と揃ってから同時定電圧充電に加える。
【選択図】図1
【解決手段】複数のバッテリーを充電可能な充電装置に関して、定電圧源の最大負荷電流容量と接続されたバッテリーの数に応じて、個別に行う充電容量を算出する。また、バッテリーの中に満充電に近いバッテリーがあった場合、他のバッテリーの充電容量が満充電に近いバッテリーの充電容量と揃ってから同時定電圧充電に加える。
【選択図】図1
Description
本発明は、充電装置および充電装置の充電制御方法に関する。
図4は、充電装置の従来構成を示す図である。図4において、充電装置400は、定電圧源1、スイッチングFET2、ダイオード3、パワーインダクタ4、平滑コンデンサ5、充電電流検出抵抗6、充電対象バッテリー7、PWM信号生成部8を備えている。
充電装置400では、最初にスイッチングFET2、ダイオード3、パワーインダクタ4、平滑コンデンサ5、PWM信号生成部8により構成される定電流回路により定電流充電を行い、次にスイッチングFETを常時ONとし、定電圧充電を行う。PWM信号生成部8は、充電電流/充電電圧検出部8aとPWM制御部8bとを含む。充電電流/充電電圧検出部8aは、バッテリー7への充電電流及び電圧を検出する。また、検出結果に従ってPWM制御部8bがスイッチングFET2を制御する。
定電流回路は、バッテリー7の電圧が所定電圧に上昇するまで、規定の電流より小さい電流による初期充電を行う。初期充電によってバッテリー7の電圧が所定電圧まで上昇したところで、定電流回路は特定の一定電流を出力して定電流充電を開始する。
定電流充電により充電が進み、バッテリー7に流入する電流が少なくなると、スイッチングFET7は常時ON状態となり、定電圧充電へ移行する。定電圧充電により充電電流が減少し、所定の充電電流以下になったところで充電を停止する。
以上のように、1個のバッテリーを充電する場合には、このような方法で充電を行っている。しかし、複数のバッテリーを取り付け可能な機器の場合、上記充電方式をそのまま適用して複数の充電装置を内蔵すれば、回路規模が大型化し、コストも高くなることから、携帯機器には不向きである。
一方、回路規模を大型化させずに複数のバッテリーを充電する方法として、各々のバッテリーをスイッチで切替、順番に充電する方法がある。しかし、この方法では全てのバッテリーが充電終了するための充電時間が、バッテリー個数がn倍になれば、時間もn倍がかかることになるので非効率である。
また、複数個のバッテリーを充電する際に、最初に所定の充電量まで1個ずつ充電を行い、その後、複数のバッテリーを同時に充電する方法も提案されている(特許文献1を参照)。しかし、コンパクトアダプター等の定電圧源は最大負荷電流容量を持っている。よって、充電対象のバッテリー個数が増加した場合は、定電圧充電による同時充電時の充電電流が最大負荷電流容量を越えないよう、個別の充電期間を長く取らなければならず、結果として充電時間が長くなるという課題を有していた。
また、充電装置に接続された複数のバッテリー中に、充電容量が個別の充電を停止する充電容量よりも高いバッテリーが存在する場合、同時に定電圧充電時にバッテリー間に電位差が発生し、バッテリー間で電流が流れ込む課題もある。
特開平9−103033号公報
以上のように、複数のバッテリーを充電する場合に、バッテリー間での電流の流れ込みを防止しつつ、短い充電時間で効率的に充電を行うことが困難であった。
そこで、本発明は、複数のバッテリーを充電する場合に、バッテリー間での電流の流れ込みを防止しつつ、短い充電時間で効率的な充電を可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、
充電電流検出手段と、
複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチと
前記充電回路、前記充電電流検出手段、前記スイッチを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電制御動作と、充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電制御動作よって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電制御動作とを実行し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする。
定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、
充電電流検出手段と、
複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチと
前記充電回路、前記充電電流検出手段、前記スイッチを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電制御動作と、充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電制御動作よって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電制御動作とを実行し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする。
また、上記課題を更に解決するための発明は、
定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、充電電流検出手段と、複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチとを備える充電装置の充電制御方法であって、
充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電ステップと、
充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電ステップよって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電ステップと、
を有し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする。
定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、充電電流検出手段と、複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチとを備える充電装置の充電制御方法であって、
充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電ステップと、
充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電ステップよって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電ステップと、
を有し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする。
本発明によれば、複数のバッテリーを充電する場合に、バッテリー間での電流の流れ込みを防止しつつ、短い充電時間で効率的な充電を行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、発明の実施形態を説明する。
本発明は、複数のバッテリー充電時に、定電圧源の最大負荷電流容量とバッテリー個数から得られる所定の電流値までは個別充電を行い、その後は電池を並列に接続して同時に定電圧充電を行うことで充電制御動作を切り替える充電装置に関する。
本発明は、複数のバッテリー充電時に、定電圧源の最大負荷電流容量とバッテリー個数から得られる所定の電流値までは個別充電を行い、その後は電池を並列に接続して同時に定電圧充電を行うことで充電制御動作を切り替える充電装置に関する。
[第1の実施形態]
図1は、発明の実施形態に対応する充電装置100の構成の一例を示す図である。図1において、充電装置100は、定電流充電及び定電圧充電を実行する充電回路を備えている。具体的に、定電圧源11、スイッチング素子12、ダイオード13、パワーインダクタ14、平滑コンデンサ15、充電電流検出抵抗16、定電流制御部17、バッテリー個数検出部18、記録部19を有する。更に、互いに並列接続された充電対象のバッテリー10−1…10−nと、個々のバッテリーの充電回路への接続状態を切り替えるためのスイッチ素子20−1…20−nを備えている。スイッチ素子20−nの切替は、セレクタ21により行われる。
図1は、発明の実施形態に対応する充電装置100の構成の一例を示す図である。図1において、充電装置100は、定電流充電及び定電圧充電を実行する充電回路を備えている。具体的に、定電圧源11、スイッチング素子12、ダイオード13、パワーインダクタ14、平滑コンデンサ15、充電電流検出抵抗16、定電流制御部17、バッテリー個数検出部18、記録部19を有する。更に、互いに並列接続された充電対象のバッテリー10−1…10−nと、個々のバッテリーの充電回路への接続状態を切り替えるためのスイッチ素子20−1…20−nを備えている。スイッチ素子20−nの切替は、セレクタ21により行われる。
定電流制御部17は、充電電流/充電電圧検出部17aとPWM制御部17bを含む。充電電流/充電電圧検出部17aは、バッテリー10−nへの充電電流及び電圧を検出する。検出された充電電流の値は、セレクタ21に供給され、スイッチ素子20−nの切替が行われる。また、検出結果に従ってPWM制御部17bがスイッチングFET12を制御する。
以下、充電装置100における動作を説明する。図2は、充電装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
充電が開始されると、ステップS201においてバッテリー個数検出部18が、接続されたバッテリーの個数:Bnを検出する。続くステップS202では、定電圧源11の既知の最大負荷電流容量:Yとバッテリー個数:Bnとに基づいて、第1の閾値Th1を算出する。この第1の閾値Th1は、Y/Bnの除算により算出し、設定することができる。但し、算出されたY/Bnの値が、充電装置100で規定している定電流充電電流値より大きい場合には、第1の閾値Th1は、定電圧充電移行時の充電電流値とする。
次に、ステップS203では、スイッチ素子20−n及びバッテリー10−nを選択するための"n"の値を1に初期化する。次に、ステップS204では、"n"の値に対応するスイッチ素子とバッテリーとを選択して、スイッチ素子20−nを接続し、バッテリー10−nの充電を開始する。ステップS203における初期化直後では、スイッチ素子20−1とバッテリー10−1とがそれぞれ選択される。なお、バッテリー保護のため、最初は初期充電として充分に小さい充電電流でトリクル充電し、バッテリーの電圧が規定の電圧まで上がった後、定電流充電を開始する。
続くステップS205では、定電流充電を開始した時点で充電電流/充電電圧検出部17aが検出した充電電流(充電開始時電流値)Isnの値を、記憶部19に記憶する。更にステップS206では、充電電流/充電電圧検出部17aで検出した定電流充電時の充電電流Icnが第1の閾値Th1より大きいか否かを判定する。なお、Isn及びIcnにおける"n"は、スイッチ素子20−nとバッテリー10−nにおける"n"に対応する。
もし、充電電流Icnが第1の閾値Th1より大きい場合には(ステップS206において「YES」)、充電を継続する。一方、充電電流Icnが、第1の閾値以下の場合には(ステップS206において「NO」)、ステップS207に移行して、ステップS204で接続したスイッチ素子20−nを切り離し、充電を停止する。なお、既にある程度の充電がされているバッテリーは、充電開始時点で充電電流Icnの値が閾値Th1より小さくなるので、直ちに充電が停止される。更に、ステップS208では、"n"の値をインクリメントして、ステップS209において、"n"が、バッテリー数Bnよりも大きくなったか否かを判定する。
もし、nがBn以下の場合には(ステップS209において「NO」)、ステップS204に移行する。ステップS204では、更新後の"n"に対応するスイッチ素子20とバッテリー10とを選択して、充電を継続する。即ち、全てのバッテリーについてステップS204からS207までの処理を繰り返す。これによって、接続されたバッテリーは、充電電流Icnが第1の閾値Th1以下となるまで、1つずつ定電流充電される。
一方、nがBnより大きい場合には(ステップS209において「YES」)、ステップS210に移行する。ステップS210では、ステップS205で記録部19に記録されている充電開始時電流値Isnの値が、第1の閾値Th1よりも大きかったバッテリー10−nのスイッチ素子20−nを全て接続して、同時に定電圧充電(同時定電圧充電)を開始する。
この時、充電開始時電流値Isnが第1の閾値Th1以下のバッテリー、即ちS210で同時定電圧充電を開始していないバッテリーの数をBmとすると、S210で同時定電圧充電が開始されているバッテリーの数は、Bn−Bm個となる。このBm個に含まれるバッテリーに関しては、ステップS211で同時定電圧充電に追加するバッテリーが存在するか否かを判定する。この判定は、具体的に、同時定電圧充電時の充電電流をIcsとした場合に、Ics/(Bn−Bm)=Isnとなるバッテリー10−nの有無を判定する。もし、Bm個に含まれるバッテリー10−nの中に、このようなバッテリーが存在する場合には(ステップS211において「YES」)、ステップS212に移行する。ステップS212では、当該バッテリーのスイッチ素子20−nを接続して、同時定電圧充電に追加する。これにより、充電開始時の電流Isnが第1の閾値Th1より小さかったバッテリーは、ステップS210で同時定電圧充電を開始した後、充電電流Icsが低下し、Ics/(Bn−Bm)=Isnの条件を満たした時点で接続される。なお、Bmは、新たに接続されたスイッチ素子数の数に応じて更新(減少)される。その後、ステップS213に移行する。一方、係るバッテリーが存在しない場合には(ステップS211において「NO」)、そのままステップS213に移行する。
ステップS213では、Bmの値が0となったかどうか、即ち全バッテリーが接続されたか否かを判定する。もし、全バッテリーが同時定電圧充電されている場合には(ステップS213において「YES」)、ステップS214に移行する。一方、未接続のバッテリーが存在する場合には、ステップS211に戻って処理を上記の継続する。
ステップS214では、充電電流/充電電圧検出部17aで検出される充電電流Icsが、第2の閾値Th2に達したか否かを判定する。ここで、第2の閾値Th2は、第1の閾値Th1より小さい値であって、所定の電流値Ieに、バッテリー数Bnを乗じた値としている。もし、充電電流Icsが、第2の閾値Th2に達した場合には(ステップS214において「NO」)、ステップS215に移行する。ステップS215では、全てのスイッチを切断して、同時定電圧充電を停止して、本処理を終了する。一方、第2の閾値Th2より大きい場合には(ステップS214において「YES」)、そのまま同時定電圧充電を継続する。
図3に、2つのバッテリーを本実施形態に対応する充電シーケンスにおいて充電した場合の充電時間と、2つを個々に充電した場合の充電時間とを比較したグラフを示す。
図3では、定電圧源11の最大負荷電流容量を1.5Aとし、各バッテリーの電流容量を800mAhとしている。なお、図3の例では、閾値Th1を700mAとして、1.5Aをバッテリー数2で割った値よりも、余裕を持たせている。
図3において、点線301は、2つのバッテリーを個々に充電した場合の充電電流の変化を示している。また、実線302は、本実施形態に対応する充電シーケンスにより充電した場合の充電電流の変化を示している。
図3では、充電電流が約30mAとなった時点で充電完了としているが、実線301では、2つのバッテリーの充電が完了するまで350分以上を必要としている。一方、本実施形態に対応する充電シーケンスでは約180分であるから、ほぼ半分の充電時間で充電が可能となっている。
実線302における充電の流れを説明すると、時刻0.0において最初のバッテリー(バッテリー1)の充電開始されると、充電電流が徐々に下がり始め、Th1に一致する700mAに到達した時点で、次のバッテリー(バッテリー2)の充電に切り替わる。バッテリー2の充電も700mAに到達した時点で一旦停止され、その後は、定電圧充電により、バッテリー1及びバッテリー2が同時に充電される。この時、バッテリー1及び2を個々に充電するために必要な充電電流の合計は、700mA+700mA=1.4Aであって、定電圧源11の最大負荷電流容量である1.5Aより小さいので、両方を同時に充電することが可能となっている。
定電圧充電開始後は、徐々に充電電流が降下していき、30mA+30mA=60mAとなったところで、充電が完了する。
以上のようにして、複数のバッテリーが接続された場合であっても、効率的に充電を実行することができる。
なお、上記において、パワーインダクタ14は定電圧充電中その直流抵抗成分から損失が発生する。また、同時定電圧充電を行う際、個別の定電流充電より高い電流が流れる場合があり、パワーインダクタの大型化・コストアップが発生する。そこで、定電圧充電中はバイパス回路20を接続しても良い。
なお、上記の充電シーケンス中に充電装置100に新たなバッテリーが追加接続された場合は、充電シーケンスを一旦終了し最初からやり直してもよい。その一方で、該新たに接続されたバッテリーは充電対象には加えず、それまで充電対象であったバッテリーの充電は継続し、それらの充電終了後、新たに接続されたバッテリーの充電を開始しても良い。
また、ステップS207以前の充電シーケンスにおいて、個別に定電流充電されているバッテリーが充電装置100から外された場合は、最初からのやり直しは行わず、次のバッテリーの個別充電を開始する。なお、取り外されたバッテリーが、個別充電される最後のバッテリーであった場合は、そのままステップS210以降の同時定電圧充電に移行する。定電流充電が終わって待機中のバッテリーが外された場合は、フローチャートの流れに従って処理を継続する。
なお、定電流充電のシーケンス中にバッテリーが外された場合、第1の閾値Th1を算出する際のBnの値には反映させない。即ち、充電シーケンスの途中でTh1の値を変更することはない。
但し、定電圧充電のシーケンス中にバッテリーが外された場合には、Bnの値を更新し、ステップS211及びステップS214における判定に、接続バッテリー数の変更を反映させる。
以上の本実施形態によれば、複数のバッテリーを充電可能な充電装置100において、定電圧源の最大負荷電流容量と接続されたバッテリーの数に応じて、個別に行う充電容量を算出することにより定電圧源の電流容量を最大限に生かすことができる。これにより、充電時間を短縮することが可能である。
また、充電対象となるバッテリーの中に、満充電に近いバッテリーがあった場合においては、他のバッテリーの充電容量が満充電に近いバッテリーの充電容量と揃ってから同時定電圧充電に加える。これにより、バッテリー間での電流が流れ込むのを防止し、バッテリーの劣化を抑えることが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
1‥‥定電圧源
2‥‥スイッチングFET
3‥‥ダイオード
4‥‥パワーインダクタ
5‥‥平滑コンデンサ
6‥‥充電電流検出抵抗
7‥‥バッテリー
8‥‥定電流制御部
8a‥‥充電電流/充電電圧検出部
8b‥‥PWM制御部
11‥‥定電圧源
12‥‥スイッチングFET
13‥‥ダイオード
14‥‥パワーインダクタ
15‥‥平滑コンデンサ
16‥‥充電電流検出抵抗
17‥‥定電流制御部
17a‥‥充電電流/充電電圧検出部
17b‥‥PWM制御部
18‥‥バッテリー個数検出部
19‥‥記録部
20‥‥バイパス回路
10-1〜10-n‥‥バッテリー
20-1〜20-n‥‥スイッチ素子
21‥‥セレクタ
2‥‥スイッチングFET
3‥‥ダイオード
4‥‥パワーインダクタ
5‥‥平滑コンデンサ
6‥‥充電電流検出抵抗
7‥‥バッテリー
8‥‥定電流制御部
8a‥‥充電電流/充電電圧検出部
8b‥‥PWM制御部
11‥‥定電圧源
12‥‥スイッチングFET
13‥‥ダイオード
14‥‥パワーインダクタ
15‥‥平滑コンデンサ
16‥‥充電電流検出抵抗
17‥‥定電流制御部
17a‥‥充電電流/充電電圧検出部
17b‥‥PWM制御部
18‥‥バッテリー個数検出部
19‥‥記録部
20‥‥バイパス回路
10-1〜10-n‥‥バッテリー
20-1〜20-n‥‥スイッチ素子
21‥‥セレクタ
Claims (8)
- 定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、
充電電流検出手段と、
複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチと
前記充電回路、前記充電電流検出手段、前記スイッチを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電制御動作と、充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電制御動作よって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電制御動作とを実行し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする充電装置。 - 前記第2の所定値は前記第1の所定値より小さい値に設定されることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
- 前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量を充電するバッテリーの個数で除算した値に設定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の充電装置。
- 前記第2の充電制御動作は、
前記第1の充電制御動作における充電開始時電流値が前記第1の所定値よりも大きいバッテリーに対して同時に充電を開始し、
前記充電開始時電流値が前記第1の所定値以下のバッテリーに対しては、前記充電開始時電流値が前記第2の充電制御動作における充電電流を前記第2の充電制御動作を行っているバッテリーの個数で除算した値になった時点で、充電を開始する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の充電装置。 - 定電流充電及び定電圧充電を行う充電回路と、充電電流検出手段と、複数のバッテリーのそれぞれと前記充電回路との接続状態を切り替えるためのスイッチとを備える充電装置の充電制御方法であって、
充電電流値が第1の所定値以下となるまで前記複数のバッテリーを1つずつ定電流充電する第1の充電ステップと、
充電電流値が第2の所定値以下となるまで前記第1の充電ステップよって充電された複数のバッテリーを同時に定電圧充電する第2の充電ステップと、
を有し、
前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量と充電するバッテリーの個数とに基づいて設定されることを特徴とする充電制御方法。 - 前記第2の所定値は前記第1の所定値より小さい値に設定されることを特徴とする請求項5に記載の充電制御方法。
- 前記第1の所定値は前記充電回路の最大負荷電流容量を充電するバッテリーの個数で除算した値に設定されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の充電制御方法。
- 前記第2の充電ステップは、
前記第1の充電ステップの充電開始時電流値が前記第1の所定値よりも大きいバッテリーに対して同時に充電を開始し、
前記第1の充電ステップの充電開始時電流値が前記第1の所定値以下のバッテリーに対しては、前記充電開始時電流値が前記第2の充電ステップおける充電電流を前記第2の充電ステップを行っているバッテリーの個数で除算した値になった時点で、充電を開始する
ことを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の充電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056371A JP2008220104A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 充電装置および充電装置の充電制御方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056371A JP2008220104A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 充電装置および充電装置の充電制御方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008220104A true JP2008220104A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39839452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007056371A Withdrawn JP2008220104A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 充電装置および充電装置の充電制御方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008220104A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011130592A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Jfe Engineering Corp | 電気自動車用急速充電装置 |
JP2011130593A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Jfe Engineering Corp | 電気自動車用急速充電装置の充電制御方法 |
JP2012239326A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Fdk Twicell Co Ltd | 充電装置 |
WO2013021988A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | 日立建機株式会社 | 電動式建設機械 |
JP2016073021A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社日立情報通信エンジニアリング | 蓄電システム及び蓄電システムのプリチャージ方法 |
US9438061B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-09-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Controlling charging current supplied to plurality of cell modules connected in parallel |
JP2017041967A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 蓄電制御装置及び輸送機器、並びに、蓄電制御方法 |
JP2017052466A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載用電源装置 |
US9653924B2 (en) | 2011-07-28 | 2017-05-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Battery system |
JP2017153302A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 並列充電装置 |
WO2018138843A1 (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 電気機器 |
CN111525654A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-11 | 深圳市稳先微电子有限公司 | 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法 |
WO2022224618A1 (ja) * | 2021-04-19 | 2022-10-27 | ウシオ電機株式会社 | 蓄電池システム、および、その充電制御方法 |
-
2007
- 2007-03-06 JP JP2007056371A patent/JP2008220104A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011130592A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Jfe Engineering Corp | 電気自動車用急速充電装置 |
JP2011130593A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Jfe Engineering Corp | 電気自動車用急速充電装置の充電制御方法 |
JP2012239326A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Fdk Twicell Co Ltd | 充電装置 |
US9653924B2 (en) | 2011-07-28 | 2017-05-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Battery system |
WO2013021988A1 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-14 | 日立建機株式会社 | 電動式建設機械 |
JP2013038928A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 電動式建設機械 |
US9438061B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-09-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Controlling charging current supplied to plurality of cell modules connected in parallel |
JP2016073021A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社日立情報通信エンジニアリング | 蓄電システム及び蓄電システムのプリチャージ方法 |
CN106469938A (zh) * | 2015-08-19 | 2017-03-01 | 本田技研工业株式会社 | 蓄电控制装置及运输设备、以及蓄电控制方法 |
JP2017041967A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 蓄電制御装置及び輸送機器、並びに、蓄電制御方法 |
JP2017052466A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載用電源装置 |
JP2017153302A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 並列充電装置 |
WO2018138843A1 (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 電気機器 |
US11342760B2 (en) | 2017-01-26 | 2022-05-24 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Electrical device for parallel connected batteries |
CN111525654A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-11 | 深圳市稳先微电子有限公司 | 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法 |
CN111525654B (zh) * | 2020-06-02 | 2023-08-22 | 西安稳先半导体科技有限责任公司 | 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法 |
WO2022224618A1 (ja) * | 2021-04-19 | 2022-10-27 | ウシオ電機株式会社 | 蓄電池システム、および、その充電制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008220104A (ja) | 充電装置および充電装置の充電制御方法。 | |
JP6636654B2 (ja) | 省エネルギー及び速いセルバランシングが可能な充電制御装置及び方法 | |
EP1964235B1 (en) | Battery full-charge detection for charge-and-play circuits | |
JP5008950B2 (ja) | 充電システム、電池パック、及びその充電方法 | |
US9590451B2 (en) | Autonomous power supply system | |
JP4732857B2 (ja) | バック・アップ・バッテリ・システム、これを充電する方法及びプログラム | |
JP2009296868A (ja) | インテリジェント電池充電率管理方法及び装置 | |
JP5178094B2 (ja) | バッテリー、制御方法、及びプログラム | |
CN107769295B (zh) | 电池充电方法和采用其的电池充电设备 | |
JP6332273B2 (ja) | 蓄電システム、蓄電池の制御方法及びプログラム | |
JP2008079497A (ja) | バッテリ駆動による装置の電圧供給方法 | |
TWI492037B (zh) | 使用電腦系統控制從轉接器汲取的電流 | |
JP4991514B2 (ja) | 電子機器及びその制御方法 | |
JP2022516947A (ja) | 並列で接続されたバッテリーパックのバランシング装置及び方法 | |
JP2009033795A (ja) | 充電装置およびこの充電装置を備えた充電式電動器具セット | |
JP7067033B2 (ja) | 給電制御装置、給電制御方法及びコンピュータプログラム | |
JP5306582B2 (ja) | 電池管理装置及び電池管理方法 | |
EP3100337B1 (en) | Charge algorithm for battery propelled elevator | |
JP2020202626A (ja) | 電源切り替え装置、ロボット、および方法、並びにプログラム | |
JP2006238514A (ja) | 無停電電源装置 | |
JP4047195B2 (ja) | 充電装置 | |
JP6627567B2 (ja) | 電源装置、ストレージ装置及び電源装置制御方法 | |
JP2021090318A (ja) | 電池パック、制御方法およびプログラム | |
JP2001333545A (ja) | 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体 | |
CN113140817B (zh) | 充电控制方法与装置、计算机可读存储介质、充电器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100511 |