JP2008217940A - 光ヘッドおよび光ディスクドライブ - Google Patents
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Abstract
曲率可変ミラーを用いて球面収差を補正できる光ヘッド、およびそれを搭載する光ディスクドライブを提供する。
【解決手段】
光ヘッドは、光ビームを出射するレーザ光源と、光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、光ディスクを反射した光ビームから光ディスク上の情報を検出するPDと、
光ビームの進行方向とは反対方向に反射する機能と、反射した光ビームを所定の出射角度に変換する機能とを有する曲率可変ミラーを少なくとも2個備えさせ、レーザ光源から出射した光ビームが対物レンズへ到達する間の光路を第1の光路とし、光ディスクを反射した光ビームがPDへ到達する間の光路を第2の光路とすると、曲率可変ミラーは第1と第2の光路に少なくとも1個ずつ配置させる。
【選択図】 図1
Description
特許文献1、2では、その曲率可変ミラーをいわゆる立ち上げミラーに代用して用いる光学系が記載されているが、45度で反射させる立ち上げミラーの曲率を単に変えてしまうと、非対称性のため、光ビームの発散角度を変えるのと同時に非点収差やコマ収差が発生してしまう。つまり板厚誤差に起因する球面収差を補正したにもかかわらず、他の収差が逆に増大し読み取り性能を改善することができない。また、特許文献2には非対称に曲率可変ミラーを配置すると記載されているが、単に非対称に配置しただけでは、45度反射の非対称性による非点収差、コマ収差を完全に排除することはできない。
レーザ光源101から光ビームが発散光として出射される。光ディスクの記録または再生に一般的に用いられる半導体レーザをレーザ光源として使用することを想定としている。半導体レーザは直線偏光の光ビームを発散光として出射するのが一般的であり、レーザ光源101は紙面と平行な方向の直線偏光の光ビームを発散光として出射することを想定している。なお、レーザ光源101から出射された光ビームの進路を破線120にて図示している。また、レーザ光源101から出射した光ビームの偏光状態を実線121にて図示している。
曲率可変ミラーは第1と第2の光路に少なくとも1個ずつ配置させる。
光ビームの進行方向とは反対方向に反射する機能と、反射した光ビームを所定の出射角度に変換する機能とを有する第1および第2の曲率可変ミラーと、光ビームの偏光状態を直線偏光から円偏光に変換する第1、第2および第3の波長板と、所定方向の直線偏光の光ビームを透過し、該光ビームの直線偏光と直行する方向の直線偏光の光ビームを反射する第1および第2の偏光ビームスプリッタとを少なくとも備えさせ。レーザ光源から出射した光ビームは、第1の偏光ビームスプリッタ、第1の波長板、第1の曲率可変ミラー、第1の波長板、第1の偏光ビームスプリッタ、第2の波長版、対物レンズの順に光ディスクへ到達させ、光ディスクを反射した光ビームは、対物レンズ、第2の波長版、第2の偏光ビームスプリッタ、第3の波長版、第2の曲率可変ミラー、第3の波長版、第2の偏光ビームスプリッタの順にPDへ到達させる。
レーザ光源501から光ビームが発散光として出射される。レーザ光源501は紙面と平行な方向の直線偏光の光ビームを発散光として出射することを想定している。なお、レーザ光源501から出射された光ビームの進路を破線502にて図示している。
レーザ光源501から出射偏光選択素子507までの光ビームの進行は、光ディスク512のときと同じなので説明を省略する。光ディスク523に対応する光学系では、紙面と直交した方向の偏光を選択するように制御する。つまり、出射偏光選択素子507には、紙面と平行な偏光の光ビームが入射するのが、紙面と直交した方向の偏光が出射偏光選択素子507から出射する。
なお、コントロール回路709はアクセス制御回路714を駆動し所定の半径位置に光ヘッド702を移動させるためローディングモータを駆動する機能も有する。
前記2個の曲率可変ミラーの曲率を変換する2個の曲率制御回路を備え、
前記2個の曲率駆動回路は、前記2個の曲率可変ミラーの曲率を所定比率に基づき連動させて制御するコントロール回路を備えさせる。
Claims (10)
- 光ビームを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射された光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、
光ディスクから反射した光ビームを検出する光検出器と、
入射する光ビームを反射し、入射する光ビームの出射角度を調整する、少なくとも2つの曲率可変ミラーと、
を備える光ヘッド。 - 請求項1記載の光ヘッドであって、
少なくとも1つの前記曲率可変ミラーは、前記レーザ光源から出射した光ビームが前記対物レンズへ到達する間の光路中に配され、
少なくとももう1つの前記曲率可変ミラーは、前記光ディスクを反射した光ビームが前記光検出器へ到達する間の光路中に配される、
光ヘッド。 - 光ビームを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射された光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、
光ディスクから反射した光ビームを検出する光検出器と、
入射する光ビームを反射し、入射する光ビームの出射角度を調整する第1および第2の曲率可変ミラーと、
光ビームの偏光状態を直線偏光から円偏光に変換する第1、第2および第3の波長板と、
所定方向の直線偏光の光ビームを透過し、該光ビームの直線偏光と直行する方向の直線偏光の光ビームを反射する第1および第2の偏光ビームスプリッタと、
を備え、
前記レーザ光源から出射された光ビームを、前記第1の偏光ビームスプリッタ、前記第1の波長板、前記第1の曲率可変ミラー、前記第1の波長板、前記第1の偏光ビームスプリッタ、前記第2の波長板、前記対物レンズの順に光ディスクへ到達させ、
光ディスクを反射した光ビームを、前記対物レンズ、前記第2の波長板、前記第2の偏光ビームスプリッタ、前記第3の波長板、前記第2の曲率可変ミラー、前記第3の波長板、前記第2の偏光ビームスプリッタの順に光検出器へ到達させるように、各構成が配される、
光ヘッド。 - 請求項2または3記載の光ヘッドであって、
出射する光ビームの偏光を、入射した光ビームの偏光と同じ方向の偏光状態に維持するか、または入射した光ビームの偏光と直交する方向の偏光状態に変換するかを選択できる出射偏光選択素子を備える、
光ヘッド。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の光ヘッドであって、
前記曲率可変ミラーは、光ビームを反射する面に対向する面において、円形に配置された圧電素子が付加電圧によって半径方向に伸縮することで曲率を変化させる、
光ヘッド。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の光ヘッドであって、
前記曲率可変ミラーの周辺温度を検出する温度センサを備える、
光ヘッド。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の光ヘッドを駆動する光ディスクドライブであって、
該光ディスクドライブは、前記2個の曲率可変ミラーの曲率を変換する2個の曲率制御回路を備え、該2個の曲率駆動回路は、前記2個の曲率可変ミラーの曲率を連動させて制御するコントロール回路を備える、
光ディスクドライブ。 - 請求項7記載の光ディスクドライブであって、
前記光検出器から検出された信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成回路と、
前記光検出器から検出された信号からフォーカシングエラー信号を生成するフォーカシングエラー信号生成回路と、
前記光検出器から検出された信号から光ディスクの情報信号を生成する情報信号生成回路と、
を備え、
前記フォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号および情報信号の信号振幅が大きくなるように曲率制御回路をフィードバック制御するコントロール回路を備える、
光ディスクドライブ。 - 請求項8記載の光ディスクドライブであって、
前記レーザ光源から出射する光ビームのパワーを制御するレーザ光源駆動回路を備え、
前記レーザ光源駆動回路からのレーザ光源の制御信号と連動させて前記曲率制御回路をフィードフォワード制御するコントロール回路を備える、
光ディスクドライブ。 - 請求項9記載の光ディスクドライブであって、
前記光ヘッドの前記温度センサの出力信号から周辺温度の変化を検出する温度差検出回路を備え、
前記温度差検出回路から出力される信号により前記曲率可変ミラーの曲率が変化しないように前記曲率制御回路をフィードバック制御するコントロール回路を備える、
光ディスクドライブ。
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