JP2008215456A - 流体軸受装置およびそれを備えた流体軸受式回転装置、記録再生装置 - Google Patents

流体軸受装置およびそれを備えた流体軸受式回転装置、記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】軸受の角度剛性を高く保つと同時に、軸受の内部に空気が滞留せず、スムーズに排出され、軸受の油膜切れを防止する。
【解決手段】本発明によれば、連通孔を備え、前記連通孔と前記ラジアル動圧発生溝は潤滑剤の循環経路を構成し、また循環経路に接して第1のスラスト軸受面を有し、第1のスラスト軸受面には第1の動圧発生溝を有し、その動圧発生溝はポンプインパターンのヘリングボーン溝であり、スラスト軸受で低圧部が発生しないため、軸受に圧力変化が生じても低圧部に蓄積された気泡が膨張して軸受面で油膜切れが生じる危険性がなく、また、気泡は非対称ラジアル動圧発生溝による潤滑剤の循環によりスムーズに排出され、また、軸受の回転中のスラスト軸受面での発生圧力は溝パターンの外周部分で十分に高圧になるような圧力分布であり角度剛性が高い。
【選択図】図3

Description

本発明は動圧流体軸受およびそれを使用した流体軸受式回転装置、記録再生装置に関するものである。
近年、回転するディスクを用いた記録装置等はそのメモリー容量が増大し、またデータの転送速度が高速化しているため、これらに使用される記録装置の軸受は常にディスク負荷を高精度に回転させるため、高い性能と信頼性が要求されている。そこでこれら回転装置には高速回転に適した流体軸受が用いられている。
以下、図13〜図19を参照しながら、従来の流体軸受式回転装置の一例について説明する。従来の流体軸受式回転装置は、図13に示すように、スリーブ21、軸22、フランジ23、スラスト板24、シールキャップ25、潤滑剤(オイル)26、ハブ27、ベース28、ロータ磁石29およびステータ30を備えている。
軸22は、フランジ23と一体化しており、スリーブ21の軸受穴21Aに回転可能な状態で挿入される。フランジ23は、スリーブ21の段部21Cに収納される。軸22の外周面またはスリーブ21の内周面の少なくともいずれか一方には、ラジアル動圧発生溝21Bが形成されている。一方、フランジ23とスラスト板24との対向面には第1スラスト動圧発生溝23Aが、フランジ23のスリーブ21との対向面には、第2スラスト動圧発生溝23Bがそれぞれ形成されている。スラスト板24は、スリーブ21またはベース28に固着されている。少なくとも各動圧発生溝21B,23A,23Bの付近の軸受隙間は、オイル26によって充填されており、また、スリーブ21と軸22、スラスト板24によって形成される袋状の空間全体についても、必要に応じてオイル26によって充填されている。シールキャップ25はスリーブ21の上端面付近にその固定部25Aが取り付けられ、テーパ部25Bと,換気孔25Cを有している。21Gは連通路であり、軸受穴21Aに略平行に設けられ、シールキャップ25の潤滑剤溜り部(オイル溜まり部)と、フランジ23の外周近傍を連結するように設けられ、連通路21Gとラジアル動圧発生溝21B、及びスラスト動圧発生溝23Bはオイル26の循環経路を構成する。また、35は軸受内部に混入した気泡である。連通路21Gは例えば図14のようにドリル加工で開けられた穴、または、図18の121Gのように金型等でスリーブ121の外周面に設けられた凹みとして形成されている。
ベース28には、スリーブ21が固定されている。そして、ステータ30が、ロータ磁石29に対向するようにベース28に固定される。ロータ磁石30は、ベース28が磁性体である場合、漏れ磁束によって軸方向に吸引力を発生し、ハブ27をスラスト板24の方向に約10〜100グラムの力で押し付けている。
一方、ハブ27は、軸22に固定されると共に、ロータ磁石29、ディスク31、スペーサ32、クランパー33およびネジ34が固定されている。
ここで、図13に示す上記従来の流体軸受式回転装置の動作について、図14から図19を用いて説明する。図14においてラジアル動圧発生溝21Bは回転により圧力を発生し軸22を非接触回転させ、へリングボーン(魚骨状)パターン(図15)である第1のスラスト動圧発生溝23Aがフランジ23とスラスト板24の間で圧力を発生し、ハブ27等からなる回転体を浮上させて回転する。また、軸受が回転中に魚骨状パターンからなるラジアル動圧発生溝21Bのポンプ力(図中軸垂直の白色矢印)と、スパイラルパターン(図16参照)である第2スラスト動圧発生溝23Bのポンプ力(図中軸水平の白色矢印)とのこれら2つの動圧発生溝のポンプ力の合力は、シールキャップ25のテーパ部25B間の隙間のオイル26を、軸受穴21Aを通ってフランジ23側に向けて図中黒色矢印方向に運搬するようにそれらの溝パターンが設計されており、オイル26は第2スラスト動圧発生溝23Bを経由して連通路21Gに流入し、再びシールキャップ25のテーパ部25Bに循環し蓄えられる。これにより、オイル26は循環して動圧発生部にオイルを連続的に供給しつつ、軸22をスリーブ21とスラスト板24に対して非接触の状態で回転させることができ、図示しない磁気ヘッドまたは光学ヘッドによって、回転する記録ディスク31に対してデータの記録再生を行うことができる。
しかしながら、図15において、第1スラスト溝23Aはこの業界で最も一般的なヘリングボーン溝パターン(特許文献3、等)であるために、図中P(−)に示すような大気圧より圧力が低い低圧部が発生する。この様な低圧部が発生すると、ここにオイル26中に溶解していた空気が気泡35となって蓄積し、この低圧部に圧力変化が生じた時に膨張した空気が第2スラスト動圧溝23Bに流入して軸受面で油膜切れが生じ、所定の軸受性能が得られなかったり、擦れて焼け付くという課題があった。軸受が擦れたり焼け付いたりすると、回転装置やディスク記録装置全体がまったく動作できなくなり重要な問題を発生していた。尚、図14におけるラジアル動圧発生溝21Bはヘリングボーン溝が1個示されているが、軸方向に2個配置されている場合でも同じ問題が発生する。図17は従来例のオイル26の循環経路の模式図であり、動圧発生溝のポンプ圧力とオイル26の流れを示している。
図面は一体化されたシャフト22とフランジ23、およびスラスト板24を示しており、図面の左半分に示す白抜き部分はラジアル動圧部(軸受穴21A)、第2スラスト動圧部、連通孔21G、オイル溜り部からなる循環経路を模式的に表している。図中のPrと長い白矢印α(シャフト図上)はラジアル動圧部のポンプ圧力と方向を表し、Ptと短い矢印β(フランジ図上)は第2スラスト動圧部のポンプ圧力と方向を表している。また、別の短い矢印γと長い矢印δは、それぞれ第1スラスト動圧部の外周側動圧溝が発生するポンプ圧力と方向、内周側動圧溝が発生するポンプ圧力と方向を表している。そして、矢印αと矢印βのポンプ圧力の合力は、全体として黒矢印εの方向にオイルを循環させることを示している。また、矢印γと矢印δの合力は、全体としてオイルを外周に押し出す力となり、第1スラスト動圧部の内周部に負圧が発生しやすくなり、気泡35が発生する状態を示している。
特開平8−331796号公報 特開2006−170344号公報 特開2001−173645号公報
しかしながら、上記従来の流体軸受式回転装置では、第1のスラスト軸受溝は大気圧より低い低圧部を有するヘリングボーン溝(23B)であったため、低圧部でオイル26中に溶解していた空気が気泡35となって蓄積し、この低圧部に圧力変化が生じた時に膨張した空気が第2スラスト動圧溝23Bに流入して軸受面で油膜切れが生じ、軸受性能が得られなかったり、擦れて焼け付くという課題があった。
本発明は、前記従来の課題である第1のスラスト軸受溝中央付近に発生する低圧部をなくし、油膜切れや焼き付きのない安定した性能良好な流体軸受式回転装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の流体軸受装置および流体軸受式回転装置は、軸と、開口する開口端と閉塞部材によって閉塞された閉塞端からなる軸受孔を有したスリーブと、前記軸を前記スリーブの軸受孔内に相対的に回転自在な姿勢で挿入し、前記軸の外周面またはスリーブ内周面の少なくとも一方にラジアル動圧発生溝が形成されたラジアル軸受面と、前記閉塞部材または軸の少なくとも一方に第1のスラスト動圧発生溝が形成された第1のスラスト軸受面を有し、前記第1のスラスト動圧発生溝はポンプインパターンのヘリングボーン溝であり、前記ヘリングボーン溝の最内周半径をRi、溝頂点半径をRm、最外周半径をRoとしたとき、(Rm−Ri)/(Ro−Ri)が0.6以下であることを特徴とした流体軸受装置であり、スラスト軸受で低圧部が発生しないため、軸受に圧力変化が生じても膨張した空気が軸受面の潤滑剤を押し出して油膜切れが生じる危険性がない。
本発明によれば、連通孔を備え、前記連通孔と前記ラジアル動圧発生溝は潤滑剤の循環経路を構成し、動圧発生溝のポンプ力(循環力または運搬力)により潤滑剤が循環する流体軸受装置および流体軸受式回転装置において、スラスト軸受で低圧部を発生しないような溝パターンとするため、軸受に圧力変化が生じても低圧部に蓄積した気泡が膨張して軸受面で油膜切れが生じる危険性がなく、さらに、ラジアル動圧発生溝部の上流側に位置する動圧発生溝がスリーブの開口端側から閉塞端側に向けて加圧するように潤滑剤を循環させ、スラスト動圧発生溝部での低圧部の発生を防ぐので、ラジアル動圧発生溝及びスラスト動圧発生溝において油膜切れを防止しできる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面とともに記載する。
(実施の形態1)
図1から図12を用いて実施例1の流体軸受装置および流体軸受式回転装置の一例について説明する。本発明の流体軸受式回転装置は、図1に示すように、スリーブ1、軸2、フランジ3、スラスト板4、シールキャップ5、オイル、超流動性グリースまたはイオン性液体等の潤滑剤6、ハブ7、ベース8、ロータ磁石9およびステータ10を備えている。
軸2は、フランジ3と一体化しており、スリーブ1の軸受穴1Aに回転可能な状態で挿入される。フランジ3は、スリーブ1の段部1Cに収納される。軸2の外周面またはスリーブ1の内周面の少なくともいずれか一方には、非対称形状のヘリングボーンパターン溝からなるラジアル動圧発生溝1Bが形成されている。一方、フランジ3とスラスト板4との対向面のいずれか一方には第1のスラスト動圧発生溝3A、およびフランジ3とスリーブ1との対向面のいずれか一方には、第2にスラスト動圧発生溝3Bがそれぞれ形成されている。スラスト板4は、スリーブ1またはベース8に固着されている。例えば閉塞部材はスラスト板である。少なくとも各動圧発生溝1B,3A,3Bの付近の軸受隙間は、潤滑剤6によって充填されており、また、スリーブ1、軸2及びスラスト板4によって形成される袋状の軸受隙間全体についても、必要に応じて潤滑剤6によって充填されている。潤滑剤としては、オイルや高流動性グリス、またはイオン性液体等を使用することができる。シールキャップ5はスリーブ1の上端部に位置し、その固定部5Aがスリーブ1またはベース8に取り付けられ、テーパ部5Bと,換気孔5Cを有している。図ではシールキャップ5全体がテーパ形状になっているが、内周部のみがテーパを形成していてもよい。また、シールキャップ5がテーパ形状でなくてもスリーブ端面がテーパ部を形成していてもよい。1Gは連通孔であり、軸受穴1Aに略平行に設けられ、シールキャップ5の潤滑剤溜り部(オイル溜まり部)と、フランジ3の外周近傍を連結するように設けられ、連通孔1Gとラジアル動圧発生溝1B、及び第2スラスト動圧発生溝3Bは連なって設けられており、潤滑剤6の循環経路を構成する。また、15は軸受内部に混入した気泡である。連通孔1Gは、ドリル加工等でスリーブ1の内部に少なくとも1箇所以上の穴として形成してもよいし、スリーブ1の外周部に金型加工等で縦溝を形成し、スリーブ1の外周を覆うシールキャップ等の内周部とスリーブ1との間に連通路として構成してもよい。
ベース8には、スリーブ1が固定されている。そして、ステータ10が、ロータ磁石9に対向するようにベース8に固定される。ロータ磁石10は、ベース8が磁性体の場合、漏れ磁束によって軸方向に吸引力を発生し、ハブ7をスラスト板4の方向に約10〜100グラムの力で押し付けている。ベース8が非磁性体の場合、ロータ磁石9の端面下方のベース上に図示しない吸引板を固定し吸引力を発生させることができる。一方、ハブ7は、軸2に固定されると共に、ロータ磁石9、記録ディスク11、スペーサ12、クランパー13およびネジ14が固定されている。
ここで、図1に示す本発明実施例1の流体軸受装置および流体軸受式回転装置の動作について、図2から図4を用いて説明する。図2において、軸受が回転を始めると、ラジアル動圧発生溝1Bは潤滑剤6をかき集めて圧力を発生し軸受穴1Aに対して軸2を浮上させ、また第1スラスト動圧発生溝3Aも圧力を発生しフランジ3を浮上させ非接触で回転させる。軸受が回転中にヘリングボーン(魚骨状)パターンからなるラジアル動圧発生溝1Bのポンプ力(図中白色矢印)と、ヘリングボーン(魚骨状)パターンである第2スラスト動圧発生溝3Bのポンプ力の合力は、シールキップ5のテーパ部5Bの隙間の潤滑剤6を、軸受穴1Aを通ってフランジ3の外周面に向けて図中黒色矢印方向に運搬するようにそれらの溝パターンが設計されており、潤滑剤6はスラスト動圧発生溝3Aを経由して連通孔1Gに流入し、再びシールキャップ5のテーパ部5Bに循環し蓄えられる。これにより、オイル6はとぎれることなく軸受隙間に供給され、軸2をスリーブ1とスラスト板4に対して非接触の状態で回転させることができ、図示しない磁気ヘッドまたは光学ヘッドによって、回転する記録ディスク11に対してデータの記録再生を行うことができる。
スラスト動圧発生溝に負圧を発生させないためには、図3に示すように内径(Di)が十分大きいヘリングボーンパターン(ポンプインのヘリングボーン溝とも呼ぶ)とすることである。内径(Di)が大きいために図3のような圧力分布になり、溝頂点から見た外周部と内周部の寸法は外周部の方が大きいので、スラスト軸受の内周部に低圧部ができない圧力分布とすることができるので、軸受に圧力変化が生じても膨張した空気が軸受面で油膜切れが生じる危険性がない。また、第1のスラスト動圧発生溝3C(図3)の内部に空気が堆積しないので、軸受内部の空気はラジアル動圧発生溝1Bのポンプ力により完全に軸受の外部に向けて排出される。へリングボーンパターンの場合は高圧部を形成する溝頂点のスパンが十分長くとれるため、角度剛性が高いことは言うまでもない。図4は、図2の回転装置の動圧溝の発生圧力とオイルの流れの模式図を示している。
図面は一体化されたシャフト2とフランジ3、およびスラスト板4を示しており、図面の左半分に示す白抜き部分はラジアル動圧部(軸受孔1A)、第2スラスト動圧部、連通孔1G、オイル溜り部からなる循環経路を模式的に表している。図中のPrと長い白矢印α(シャフト図上)はラジアル動圧部のポンプ圧力と方向を表し、Ptと短い矢印β(フランジ図上)は第2スラスト動圧部のポンプ圧力と方向を表している。また、別の矢印γとδは、第1スラスト動圧部のヘリングボーンパターンの外周側動圧溝が発生するポンプ圧力と方向、内周側動圧溝が発生するポンプ圧力と方向を表している。スパイラルパターンの場合は矢印γのみとなる。そして、矢印αと矢印βのポンプ圧力の合力は、全体として黒矢印εの方向にオイルを循環させることを示している。また、矢印γと矢印δの合力は、全体としてオイルを内周に押し込む力となり、第1スラスト動圧部の内周部に負圧が発生しなくなる状態を示している。
図3に示すスラスト動圧溝パターンはパターンの外径部で十分高い圧力を発生するため、軸2を傾けるような回転モーメントが加えられてもそれに対して充分大きい圧力を発生することができる。
(実施の形態2)
図5から図6に本発明の第2の実施例の流体軸受式回転装置について説明する。本発明の流体軸受式回転装置は、図5に示すように、スリーブ21は第2スリーブ21Dと一体的に構成され、軸22、スラスト板24、潤滑剤6、ハブ7、ベース8、ロータ磁石9およびステータ10を備えている。
軸22はスリーブ21の軸受穴21Aに回転可能な状態で挿入される。軸2の外周面またはスリーブ21の内周面の少なくともいずれか一方には、非対称なヘリングボーン溝からなるラジアル動圧発生溝21Bが形成されている。スラスト板24は図3に示す内径(Di)が十分大きいヘリングボーン溝と同一のパターンを有する第1のスラスト動圧発生溝(24A)を有し、スリーブ21か第2スリーブ21Dまたはベース8に固着されている。また、少なくとも各動圧発生溝21B,24A付近の軸受隙間は、潤滑剤6によって充填されており、また、スリーブ21と軸22とスラスト板24によって形成される袋状の軸受隙間全体についても、必要に応じて潤滑剤6によって充填されている。21Gは前記ラジアル動圧発生溝21Bの両端を連結するように設けられた連通孔、15は軸受内部に混入した気泡である。
ここで、図5に示す上記従来の第2の流体軸受式回転装置において図5から図6を用いその動作について説明する。軸受が回転中にスラスト動圧発生溝3Cが図3のPに示す圧力を発生し浮上する。また、ラジアル動圧発生溝21Bも圧力を発生し軸2は非接触で回転する。ラジアル動圧発生溝21Bはおよそヘリングボーン(魚骨状)パターンであるが、そのポンプ力はオイル6を図中黒色矢印方向に運搬するようにそれらの溝パターンは設計されており、オイル6は軸受穴21Aを順次通って連通孔21Gに流入しながら循環を繰り返す。
ここで図5のスラスト動圧発生溝24Aは、図3に示すような内径(Di)が十分大きいヘリングボーン溝と同一であり、内径(Di)が大きいために図3のような圧力分布になり、スラスト軸受で低圧部が発生しないため、軸受に圧力変化が生じても膨張した空気が軸受面で油膜切れを生じる危険性がなく、また、第1スラスト動圧発生溝24Aの内部に空気が堆積しないので、軸受内部の空気はラジアル動圧発生溝21Bのポンプ力により完全に軸受の外部に向けて排出される。また、軸受の回転中のスラスト軸受面での発生圧力は溝パターンの外周部分で十分に高くなり、中央部の圧力が突出した高さにはならないような圧力分布であるため、フランジ3に発生するモーメント剛性が高い。図6は、図4の軸受装置の動圧溝の発生圧力とオイルの流れと同様の模式図を示している。
これにより、潤滑剤6は軸受隙間に供給しつつ軸22をスリーブ21とスラスト板24に対して非接触の状態で回転させることができ、図示しない磁気ヘッドまたは光学ヘッドによって、図1に示す回転する記録ディスク11に対してデータの記録再生を行うことができる。
図7から図10は本発明の流体軸受装置(図1)において第1のスラスト動圧発生溝のパターン形状を変えた場合の性能を示している。ここでは2種のスラスト動圧溝のパターンにおける性能を示しており、第2のパターンは、図3に示す内径(Di)が十分大きいヘリングボーンパターン溝であり、内径(Di)が大きいために図3のような圧力分布になり、スラスト軸受部で低圧部が発生しない
第1のパターンは、図15に示すヘリングボーン溝パターンである。この場合も内径Diは0.3mmであり、幅が狭い動圧発生溝を工業的に加工できる最小寸法であることからその寸法が決まっている。
まず、図7は2種類のスラスト動圧発生溝(図3、図15)における各々の軸受パターン有効面積を比較したものである。ここで言う軸受パターン有効面積とは、スラスト動圧発生溝を有するリング状パターンの面積を規定している。
図8は2種類のスラスト動圧発生溝(図3、図15)におけるスラスト方向浮上量を比較したものである第1のヘリングボーンは浮上量が小さい。これはヘリングボーン溝パターンにおいては溝パターンの内周部分が低圧を発生し、外周部分は高圧を発生する様になっているが、低圧発生部分が浮上圧力を低下させてしまい、浮上の妨げになるからである。浮上量が小さいという事は1つの欠点になる。
図9は2種類のスラスト動圧発生溝(図3、図15)の定常回転時における損失トルクを比較したものである。第1のヘリングボーンは損失トルクが大きくなってしまうが、これは軸受面積が大きいのにもかかわらずスラスト浮上高さが低いために、回転抵抗が大きくなるものであり、1つの欠点である。
図10は2種類のスラスト動圧発生溝(図3、図15)の定常回転時の角度剛性を比較したものである。
表1は2種類のスラスト動圧発生溝において図8から図10に示す3つの軸受性能を比較したものである。3項目の性能を満足し、欠点がなくて良好であるパターンは、第2のパターン(図7から図10における「変形ヘリングボーン」)(内径(Di)が十分大きいヘリングボーンパターン溝)である。また、透明材料で作製した軸受の実験によれば、第1のパターンでは多くの気泡(バブル)が残留することが観察された。第2のパターンでは、パターン寸法の設計次第で少量のバブルが溝パターンの中央部に残留する場合が見られるばあいのも設計条件次第では発生するため、即ち設計に当たっては寸法の最適化が必要であることがわかった。そこで以下に第2のパターンについて、内部に気泡(バブル)が残留しない良好なパターンの設計条件を検討した。
Figure 2008215456
図11は、第3のパターン(内径(Di)が十分大きいヘリングボーンパターン溝)において、
Ri:溝パターンの最内周半径
Rm:溝パターンの頂点半径
Ro:溝パターンの最外周半径 と定義した時、
関数KH(KH=(Rm−Ri)/(Ro−Ri))の値を0%から100%に変化させた時の、動圧発生溝パターンの中心部の圧力(パスカル)と、観察実験的に得た流体軸受装置における軸受内部に残留した空気の体積を示している。(前出の図3の事例とは別設計の事例)
このようなヘリングボーンパターンのスラスト動圧発生溝においては、別途数値解析の結果により、数式1の条件に設計すればパタ−ンの中央の圧力がほぼ大気圧と同じ圧力値が0パスカルになる事が示されているが、
Figure 2008215456

観察実験の結果でも、Rmの寸法を数式2の条件に設計することでスラスト軸受面3Cの内部に空気が残留せずにスムーズに排出されることがわかった。
Figure 2008215456

さらに図12に示すように、第2のパターンは、さらに、係数KH((Rm−Ri)/(Ro−Ri))の数値を一定値以下に設計すれば溝パターンの中央での発生圧力が低圧にならず、観察によれば軸受内部に空気が残留しないことがわかった。詳しい観察により、KHの数値を、KH=0.6以下に設計すれば、内部に空気がほとんど残らないことを確認することができた。
KHの値は60%付近に臨界点を示しているが、これは、KHの値が0.6(60%)以下では図3のスラスト溝パターン3Cの中央部に低圧(大気圧より低い圧力のこと)が生じないが、0.6以上で低圧部が生じ始めるからであり、低圧部の発生と共に急激に気泡15が流入し性能を悪化させるのであろうと考察している。
また、KHの値が0.6以上では本発明の流体軸受装置および流体軸受式回転装置を図13に示す記録再生装置等に用いた場合に、記録不良率が悪化する場合も見られた。これはスラスト軸受に気泡15の混入が生じた時に浮上圧力や浮上高さが変化して記録再生の良好な状態を維持できなかったものと思われる。
また、本発明の流体軸受装置は図12に示す記録再生装置等に組み込んで使用されたとき、多湿環境で使用される場合もあるが、図3に示すスラスト軸受パターン3Cを有する流体軸受装置および流体軸受回転装置においては、フランジ3とスラスト板4は通常は防錆効果を有する金属材料で構成しているにも係わらず、従来図15に示すヘリングボ−ン溝23Aの場合3000時間以上の長時間の運転の後にはこれら部品の接触面に微かにサビが発生し始め、これ以上サビが多く発生するとサビの粒子が軸受隙間に咬み込む危険性が認められた。しかし本発明の流体軸受装置においてはサビの発生が防止できている。おそらく、高湿環境においては、スラスト軸受部の圧力の影響で水分や水蒸気が内部に残留なくなり、金属表面にサビが発生しなくなったと考察している。
また、本発明の流体軸受装置および流体軸受式回転装置においては、図4及び図6に示すように、ラジアル動圧発生溝1Aと連通路1Gからなる循環経路を有し、その循環経路に接して第1のスラスト軸受を有しているが、この時に第1のスラスト軸受の溝パターンが図3に示されるヘリングボーン溝パターンにする事との組合せ効果が絶大であり、循環経路を有しない流体軸受装置(図示しない)では本発明のスラスト溝パターンを採用する事で内部に気泡を溜めない効果が得られても気泡15は軸受内の他の場所に回避しているだけであったため、再び気泡が軸受面に侵入する危険性があったが、循環経路との組合せ効果により、軸受内部の気泡は軸受の外に完全に排出する事が可能になった。
本発明の流体軸受回転装置は、図12に示す記録再生装置に組み込んで使用すると、小型ノートパソコンやモバイル機器に使用された場合、高山や上空で使用されても性能劣化がなく、製品の高い性能が広い環境範囲でも発揮できる。
このように軸受内部に空気が残らないようスラスト軸受の溝パターンを設計することにより、スラスト軸受で低圧部が発生しなくなり、製品の使用環境が変化して軸受の内部に圧力変化が生じても、空気が膨張して軸受面で油膜切れが生じる危険性がなく、また、軸受の回転中のスラスト軸受面での発生圧力は溝パターンの外周部分で十分に高圧になるような圧力分布であるため、スラスト板との間に発生するスラスト軸受部の角度剛性が高いので、長寿命で性能良好な流体軸受式回転装置を実現できる。
尚、本発明においてスリーブ1は純鉄、ステンレス鋼、銅合金、鉄系焼結金属、等により構成し、軸2はステンレス鋼、高マンガンクロム鋼等により構成しその直径は2mmから5mmであり、潤滑剤6は低粘度なエステル系オイルを使用している。
尚、図1、図2及び図5においては連通孔1Gを一箇所に設けているが、連通孔は一箇所ではなく複数箇所に設けても同様の効果が得られる。
また、図12に示すように、上記に示した流体軸受装置および流体軸受式回転装置を記録再生装置に適用することにより、信頼性の高い記録再生装置を提供することができる。図中16は蓋、17はヘッドアクチェータユニットである。
本発明に係る流体軸受装置および動圧流体軸受装置は、軸受の信頼性を大幅に向上することができるため、この流体軸受装置および動圧流体軸受装置を用いた記録再生装置等の機器において有用である。
本発明第1の実施の形態に係る流体軸受装置の断面図 本発明第1実施例の流体軸受装置の詳細断面図 本発明のスラスト動圧溝解説図 本発明の潤滑剤の循環経路を示すイメージ図 本発明第2実施例の流体軸受装置の詳細断面図 本発明の潤滑剤の循環経路を示すイメージ図 本発明実施例のスラスト軸受面積説明図 本発明実施例のスラスト軸受浮上量説明図 本発明実施例のスラスト軸受損失トルク説明図 本発明実施例のスラスト軸受角度剛性説明図 本発明実施例のヘリングボーンパターン溝特性説明図 本発明の流体軸受式回転装置を備えた記録再生装置の断面図 従来の第1の流体軸受装置の断面図 従来の第1の流体軸受装置の詳細断面図 従来の第1スラスト動圧溝解説図 従来の第2スラスト動圧溝解説図 従来の潤滑剤の循環経路を示すイメージ図 従来の第2の流体軸受装置の詳細断面図 従来の潤滑剤の循環経路を示すイメージ図
符号の説明
1、21 スリーブ
1A、21A 軸受穴
1B、21B ラジアル動圧発生溝
1G、21G 連通孔
2、22 軸
3、 フランジ
3A 第1スラスト動圧発生溝
3B,3C,24A 第2スラスト動圧発生溝
4、24 スラスト板
5 シールキャップ
5B テーパ部
6 潤滑剤
7 ハブ
8 ベース
9 ロータ磁石
10 ステータ
11 記録ディスク
15 気泡
21D 第2スリーブ
16 蓋

Claims (7)

  1. 軸と、
    開口する開口端と閉塞部材によって閉塞された閉塞端からなる軸受孔を有したスリーブと、
    前記軸を前記スリーブの軸受孔内に相対的に回転自在な姿勢で挿入し、
    前記軸の外周面またはスリーブ内周面の少なくとも一方にラジアル動圧発生溝が形成されたラジアル軸受面と、
    前記閉塞部材または軸の少なくとも一方に第1のスラスト動圧発生溝が形成された第1のスラスト軸受面を有し、
    前記第1のスラスト動圧発生溝はポンプインパターンのヘリングボーン溝であり、前記ヘリングボーン溝の最内周半径をRi、溝頂点半径をRm、最外周半径をRoとしたとき、
    下式の関係を有することを特徴とする流体軸受装置。
    Figure 2008215456
  2. 前記第1のスラスト動圧溝はポンプインパターンのヘリングボーン溝であり、前記ヘリングボーン溝の最内周半径をRi、溝頂点半径をRm、最外周半径をRoとしたとき、
    (Rm−Ri)/(Ro−Ri)が0.6以下であることを特徴とする請求項1に記載の流体軸受装置。
  3. 前記軸受孔に略平行に位置し、かつ前記ラジアル動圧発生溝がその両端に連通する少なくとも1つの連通路を備え、少なくとも前記連通路と前記ラジアル動圧発生溝は潤滑剤の循環経路を構成し、
    前記第1のスラスト動圧発生溝はこの循環経路に接して設けられ、
    前記循環経路には潤滑剤が注入され、
    前記ラジアル動圧発生溝は前記スリーブの開口端側から閉塞端側に向けて前記潤滑剤を運搬する運搬力を発生する非対称溝パターンを有することを特徴とする請求項1および2に記載の流体軸受装置。
  4. 前記第1のスラスト動圧発生溝が軸に与える圧力とは反対方向に圧力を発生する第2のスラスト動圧発生溝を有し、前記循環経路は、少なくとも一つの前記ラジアル動圧発生溝と少なくとも1つの前記連通路と、前記第2のスラスト動圧発生溝からなる、請求項1から3に記載の流体軸受装置。
  5. 前記ラジアル動圧発生溝の非対称溝パターンは、軸方向に見て溝頂点を境に前記軸受孔の開口端側が閉塞端側より長いヘリングボーン溝である請求項1から4に記載の流体軸受装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の流体軸受装置を備えた流体軸受式回転装置。
  7. 請求項6に記載の流体軸受式回転装置を備えた記録再生装置。
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