JP2008202576A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2008202576A
JP2008202576A JP2007042399A JP2007042399A JP2008202576A JP 2008202576 A JP2008202576 A JP 2008202576A JP 2007042399 A JP2007042399 A JP 2007042399A JP 2007042399 A JP2007042399 A JP 2007042399A JP 2008202576 A JP2008202576 A JP 2008202576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust valve
piston
combustion engine
internal combustion
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007042399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007042399A priority Critical patent/JP2008202576A/ja
Publication of JP2008202576A publication Critical patent/JP2008202576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】剥離渦を積極的に発生させることにより、効率よく燃焼室内に乱れを発生させることができる内燃機関を提供する。
【解決手段】本実施例に係る内燃機関のピストン70の冠面71には、排気弁40側に位置し排気弁40側からピストン70の冠面71の中心へと向かう方向に下り傾斜した下り案内面71bと、点火プラグ90を通過するピストン70の往復動軸線よりも排気弁40側に位置し下り案内面71bと連続すると共に、排気弁40側から吸気弁30側へと向かう方向から反り返って排気弁40側を向く反り返し面71aとが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関に関する。
従来から内燃機関においては、種々の課題を解決すべくピストン冠面の改良が行われてきた。例えば、特許文献1乃至5には、混合気の燃焼性の向上や、成層燃焼性の向上などを図るべく、ピストン冠面が凹部状に形成された構造が開示されている。
実開平05−021132号公報 特開10−176596号公報 特開2002−106354号公報 特開2002−327622号公報 特開2004−137989号公報
ところで、ピストン冠面にこのような形状を採用した場合、凹部の形状によっては、圧縮行程におけるピストンの上昇に伴って吸気の一部が剥離し、燃焼室内で局所的な剥離渦が発生する場合がある。
しかしながら、上記特許文献で開示されている構造は、このように剥離渦が発生する観点からの検討がなされていない。
したがって本発明の目的は、剥離渦を積極的に発生させることにより、効率よく燃焼室内に乱れを発生させることができる内燃機関を提供することである。
上記目的は、燃焼室を画定するシリンダ及びピストンと、シリンダヘッドに設けた吸気弁及び排気弁の間に配設された点火プラグと、前記吸気弁側から前記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えた内燃機関であって、前記ピストン冠面には、前記排気弁側に位置し前記排気弁側から該ピストン冠面の中心へと向かう方向に下り傾斜した案内面と、前記点火プラグを通過する該ピストンの往復動軸線よりも前記排気弁側に位置し前記案内面と連続すると共に、前記排気弁側から前記吸気弁側へと向かう方向から反り返って前記排気弁側を向く反り返し面とが形成されている、ことを特徴とする内燃機関によって達成できる。
この構成により、圧縮行程におけるピストンの上昇に伴い、燃焼室内での吸気が案内面に沿って、ピストン冠面の排気弁側から中心部へと導かれる。圧縮行程終期では、ピストン冠面によって上方に押上げられた吸気が、反り返し面によって、剥離して剥離渦が発生する。反り返し面は、点火プラグを通過するピストンの往復動軸線よりも排気弁側に位置しているので、その剥離渦が、点火プラグ近傍に導かれる。これにより、点火プラグ近傍に混合気を集めることが可能となり、燃焼室内に効率的に乱れを生成することが可能となる。
本発明によれば、剥離渦を積極的に発生させることにより、効率よく燃焼室内に乱れを発生させることができる内燃機関を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る内燃機関について説明する。
図1は、内燃機関の要部を示す断面図であり、圧縮行程の初期の状態を示している。
本発明に係る内燃機関は、吸気ポート10、排気ポート20、吸気弁30、排気弁40、シリンダヘッド50、シリンダブロック60、ピストン70、燃料噴射弁80、点火プラグ90などから構成される。
シリンダブロック60には、略円筒状のボア内壁面61を形成し、ボア内壁面61の内周面には図示しない略円筒状のシリンダライナを配設している。
ボア内壁面61内には、このシリンダライナを介してピストン70を収容している。冠面71についての詳細は、後述する。
ピストン70は図示しないコネクティングロッドと連結されており、さらにコネクティングロッドは図示しないクランクシャフトと連結されている。これによって、ピストン70がシリンダブロック60内で往復運動すると、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに動力が伝達され、さらにクランクシャフトによって往復運動が回転運動に変換される。
シリンダブロック60の上面にはシリンダヘッド50が互いの合わせ面を当接させた状態で固定されている。
燃焼室BCは、シリンダヘッド50、シリンダブロック60及びピストン70によって囲われた空間として形成されている。詳細には、シリンダヘッド50の下面51、シリンダブロック60のボア内壁面61、ピストン70の冠面71によって燃焼室BCが画定される。
シリンダヘッド50には、吸気行程で吸気を燃焼室BC内に導入するための吸気ポート10が形成されている。吸気ポート10は流路を開閉するための吸気弁30が配設されている。
また、シリンダヘッド50には、燃焼したガスを燃焼室BCから排気するための排気ポート20が形成されている。排気ポート20には流路を開閉するための排気弁排気弁40が配設されている。
シリンダヘッド50には、燃焼室BC頂部に先端が突出するように点火プラグ90が配設されている。点火プラグ90は、吸気弁30及び排気弁40の間に配設されている。
また、燃料噴射弁80は、燃焼室BC内に臨むようにシリンダヘッド50の吸気弁30側に配置されている。燃料噴射弁80は、吸気行程で燃焼室BC内に直接燃料を噴霧する。
次に、冠面71の形状について詳しく説明する。
図2は、ピストン70の冠面71の正面図である。
図1に示すように、冠面71は、略中央部が、その周縁部よりも隆起している。また、冠面71は、図1及び図2に示すように、反り返し面71a、下り案内面71b、上り面71cから構成される。反り返し面71aは、図1に示すように、排気弁40から吸気弁30への方向から反り返って排気弁40側を向くように湾曲して形成されている。
また、反り返し面71aは、点火プラグ90を通過する、ピストン70の往復動軸線よりも、排気弁40側の位置に形成されている。即ち、反り返し面71aは、冠面71の中心よりも排気弁40側にずれた位置に形成されている。
また、下り案内面71bは、排気弁40から吸気弁30への方向に緩やかに下り傾斜して、反り返し面71aと連続している。反り返し面71a及び下り案内面71bは、燃焼室BC内でのタンブル流の旋回を助長するように形成されている。
上り面71cは、吸気弁30から排気弁40への方向に緩やかに上り傾斜して形成されている。また、ボア内壁面61近傍の上り面71cの縁部は、ピストン70の往復動軸線方向に垂直な平面状に形成され、その平面部分から、冠面71の中心に向かって、緩やかに上り傾斜するように形成されている。
上り面71cの上り傾斜している部分は、ペントルーフ状に形成されている、吸気弁30側の下面51の傾斜よりも、僅かに緩やかに形成されている。上り面71cは、吸気弁30側の冠面71の縁部から、冠面71の中心を越えて、反り返し面71aの頂部へと連続する。
次に、圧縮行程終期での燃焼室BC内での吸気の状態について説明する。
図3は、圧縮行程終期の内燃機関の状態を示している。図3におけるピストン70は、上死点に位置している。
ピストン70は、図1に示した圧縮行程初期においては、下死点に位置し、この下死点の位置から上昇して、圧縮行程終期においては、図3に示した上死点に位置付けられる。従って、冠面71によって燃焼室BC内の吸気は、上方に圧縮される。
この際に燃焼室BC内での吸気は、ピストン70の上昇に伴って、下り案内面71bに沿って流れる。下り案内面71bは、排気弁40から吸気弁30への方向に下り傾斜しているため、排気弁40側の吸気が、図2及び図3に示した矢印のように、冠面71の中心に向かうようにして流れる。
しかし、下り案内面71bに沿って流れた吸気は、急角度に反り返った反り返し面71aにより、反り返し面71aの頂部から剥離し、細かい剥離渦SVが発生する。
この剥離渦SVは、下り案内面71bに沿って、排気弁40側から冠面71の中心に向かって流れた吸気が反り返し面71aで剥離したものであるため、排気弁40から吸気弁30への方向に流れる。
反り返し面71aは、点火プラグ90を通過するピストン70の往復動軸線よりも排気弁40側に位置しているため、剥離渦SVは、反り返し面71aの頂点部から、図3における左上に、即ち点火プラグ90に向かって流れる。
これにより、点火プラグ90近傍に混合気を集めることができ、燃焼室BC内に効率的に乱れを生成することができる。これにより、点火プラグ90付近に混合気を集めることができ、成層燃焼時においても燃焼速度が向上する。
尚、上り面71c側の吸気は、ピストン70の上昇に伴って、冠面71の中心へと導かれるので、点火プラグ90付近に効率的に混合気を集めることができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上り面71cの、ボア内壁面61に沿った縁部にスキッシュエリアを形成してもよい。
内燃機関の要部を示す断面図であり、圧縮行程の初期の状態を示している。 ピストン冠面の正面図である。 圧縮行程終期の内燃機関の状態を示している。
符号の説明
10 吸気ポート
20 排気ポート
30 吸気弁
40 排気弁
50 シリンダヘッド
60 シリンダブロック
61 ボア内壁面
70 ピストン
71 冠面
71a 反り返し面
71b 下り案内面
71c 上り面
80 燃料噴射弁
90 点火プラグ
SV 剥離渦
BC 燃焼室

Claims (1)

  1. 燃焼室を画定するシリンダ及びピストンと、シリンダヘッドに設けた吸気弁及び排気弁の間に配設された点火プラグと、前記吸気弁側から前記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えた内燃機関であって、
    前記ピストン冠面には、前記排気弁側に位置し前記排気弁側から該ピストン冠面の中心へと向かう方向に下り傾斜した案内面と、前記点火プラグを通過する該ピストンの往復動軸線よりも前記排気弁側に位置し前記案内面と連続すると共に、前記排気弁側から前記吸気弁側へと向かう方向から反り返って前記排気弁側を向く反り返し面とが形成されている、ことを特徴とする内燃機関。



JP2007042399A 2007-02-22 2007-02-22 内燃機関 Pending JP2008202576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042399A JP2008202576A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042399A JP2008202576A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 内燃機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008202576A true JP2008202576A (ja) 2008-09-04

Family

ID=39780321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042399A Pending JP2008202576A (ja) 2007-02-22 2007-02-22 内燃機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008202576A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615789B2 (en) Piston for internal combustion engines
US10352231B2 (en) Internal combustion engine
JP2019190286A (ja) 内燃機関のシリンダヘッド
JP2006183512A (ja) 内燃機関の燃焼室構造
JP2011074836A (ja) 内燃機関
EP0801216B1 (en) Combustion chamber of an internal combustion engine
JP5891059B2 (ja) 2ストロークエンジン
JP5702129B2 (ja) エンジンの燃焼室構造及びシリンダヘッド構造
JP2007100546A (ja) 往復動ピストン型エンジン
JP4591192B2 (ja) 内燃機関
JPWO2018158951A1 (ja) 内燃機関の吸気ポート構造
JP2008202577A (ja) 内燃機関
JP2008202576A (ja) 内燃機関
US10815872B2 (en) Intake port structure for internal combustion engine
JP6101106B2 (ja) 2ストローク内燃エンジン
JP6564288B2 (ja) ピストン
CN112824662B (zh) 内燃机
JP2006152825A (ja) 内燃機関の燃焼室
JP4779964B2 (ja) 内燃機関
JP4998242B2 (ja) 火花点火式内燃機関の燃焼室構造
CN220365655U (zh) 活塞构造
JP2007278095A (ja) 4ストロークサイクル内燃機関
EP4006322A1 (en) Engine with combustion chamber
JP4520113B2 (ja) 内燃機関
JP6946944B2 (ja) 内燃機関の燃焼室構造