JP2008201189A - 作業機械における燃料タンク構造 - Google Patents

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Kazuhiko Aihara
和彦 相原
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

【課題】燃料タンクにドレン孔を設けるにあたり、燃料タンクの下方にドレン配管の配設スペースを確保する必要がないようにすると共に、ドレン性の向上を図る。
【解決手段】燃料タンク8の底面板16を、一端側が高位となり他端側が低位となるよう傾斜状に形成すると共に、低位となる他端側のタンク側面を形成する前側面板14の下部にドレン孔19を形成し、これにより、燃料タンク8の下方にドレン配管の配設スペースを確保する必要がないものでありながら、良好なドレン性を確保できるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械における燃料タンク構造の技術分野に属するものである。
一般に、油圧ショベル等の作業機械には、燃料を貯溜するための燃料タンクが搭載されるが、該燃料タンクの底部には、燃料タンク内に混入した水や塵芥が徐々に溜まっていくため、これら水や塵芥を排出するためのドレン孔が形成される。この様なドレン孔を形成するにあたり、従来、タンクの底板に凹所を設け、該凹所の側面にドレン孔を形成したものが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2000−129721号公報
ところで、前記従来のものは、凹所の側面にドレン孔が形成されているため、該ドレン孔に接続されるドレン配管を水平方向に向くように配することができ、このため、凹所の底面にドレン孔が形成されている場合と比して、燃料タンクの下方に多くのスペースを必要としないという利点がある。しかしながら、凹所の底面は燃料タンクの底面よりも下位となるから、少なくとも凹所の高さ分、燃料タンク底面は機体側取付面から浮いた状態となり、このため、タンクの上面位置が制限される状態でタンクを設置するような場合には、凹所の高さ分だけタンク容量を小さくせざるを得ない。一方、凹所の底面積を大きくすれば、その分タンク容量を大きくすることはできるが、この様に凹所の底面積を大きくした場合は、凹所底面に溜った水や塵芥が凹所側面のドレン孔に導かれずらいという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、燃料タンクを搭載してなる作業機械において、前記燃料タンクの底面を、一端側が高位となり他端側が低位となるよう傾斜状に形成すると共に、低位となる他端側のタンク側面にドレン孔を形成したことを特徴とする作業機械における燃料タンク構造である。
請求項2の発明は、燃料タンクは、前後左右の側面と上面と底面とを有する一方、前後左右の側面のうち互いに対向する二つの側面と上面とを形成する略冂字形状の第一タンク部材と、前後左右の側面のうち残りの二つの側面と底面とを形成する略凵字形状の第二タンク部材とを一体的に組付けて形成されると共に、前記第一タンク部材を構成する側面板の下端部に、燃料タンクを機体側に取付固定するための取付座を一体形成したことを特徴とする請求項1に記載の作業機械における燃料タンク構造である。
請求項1の発明とすることにより、ドレン孔がタンク側面に形成されていることで、該ドレン孔に接続されるドレン配管の配設スペースを燃料タンクの下方に確保する必要がないものでありながら、タンク底面が傾斜していることで水や塵芥を前記ドレン孔に確実に導くことができることになり、而して、燃料タンク下方の無駄なスペースを可及的になくすことができると共に、良好なドレン性を確保することができる。
請求項2の発明とすることにより、タンク底面が傾斜状に形成されていても、別途製造した取付座をタンク底面に溶接で固着するもののように、高さの異なる二種類の取付座や、上面が傾斜状となった特殊形状の取付座を用意する必要がなく、また、この様な取付座をタンク底面に溶接着する必要もなく、燃料タンクに簡単に取付座を設けることができることになって、製造コストの低減に大きく貢献できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図において、1は作業機械の一例である油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着されるフロントアタッチメント4等の各部から構成されている。
さらに、5は前記上部旋回体3の架台フレーム(旋回フレーム)であって、該架台フレーム5の前半側の上方には、運転席6の床面となるフロアプレート7が敷設されているが、該フロアプレート7と架台フレーム5との間は空間部Sが形成されている。そしてこの空間部Sに、燃料タンク8や図示しないバッテリ等の部材装置が収納される構成となっている。
前記燃料タンク8は、前後左右の側面、上面、および底面を有する四角箱形状をしているが、該燃料タンク8は、後述する第一タンク部材9と第二タンク部材10とを一体的に組付けることにより形成される。
つまり、前記第一タンク部材9は、一枚の板金を略冂字形状に成形して形成されるものであって、燃料タンク8の左側面を形成する左側面板11と、右側面を形成する右側面板12と、上面を形成する上面板13とから構成される。また、第二タンク部材10は、一枚の板金を略凵字形状に成形して形成されるものであって、燃料タンク8の前側面を形成する前側面板14と、後側面を形成する後側面板15と、底面を形成する底面板16とから構成される。そして、これら第一タンク部材9と第二タンク部材10とを溶接により一体的に組付けることによって、四角箱形状の燃料タンク8が形成されるようになっている。尚、燃料タンク8の側面の前後左右は便宜上のものであって、任意の側面を前側面としているが、本実施の形態では、左側面および右側面が、本発明の前後左右の側面のうち互いに対向する二つの側面に相当し、また、前側面および後側面が、本発明の前後左右の側面のうち残りの二つの側面に相当する。
ここで、前記第一タンク部材9を構成する左側面板11および右側面板12の下部には、該左側面板11および右側面板12の下端部を左右外方に向けて略L字形状に折曲加工することによって、燃料タンク8を架台フレーム5に取付固定するための取付座17が一体形成されている。該取付座17は、第一タンク部材9と第二タンク部材10とを組付けた状態、つまり燃料タンク8が形成された状態で、底面板16よりも僅かに下方に突出するように設計されていると共に、固定用ボルト18が挿通されるボルト孔17aが開設されている。そして、該取付座17を固定用ボルト18で架台フレーム5にボルト止めすることによって、燃料タンク8を架台フレーム5の所定位置に取付固定できるようになっている。
また、前述したように、取付座17は底面板16よりも僅かに下方に突出しており、このため、燃料タンク8を架台フレーム5に取付けた状態で、底面板16は架台フレーム5の上面から僅かに浮いた状態となるが、この状態で、底面板16は、一端側(本実施の形態では後端側)が高位となり、他端側(本実施の形態では前端側)が低位となるように、図2(B)に示す如く傾斜状に形成されている。
さらに、前記底面板16の低位側のタンク側面、つまり本実施の形態ではタンク前側面を形成する前側面板14の下部に、燃料タンク8の底部に溜った水や塵芥を排出するためのドレン孔19が開設されている。該ドレン孔19には、図示しないが、水平方向に向けて配されるドレン配管を介して開閉自在なドレンコックが接続されており、そして、該ドレンコックを開くことで水や塵芥を外部に排出することができるようになっている。この場合、前述したように、底面板16は後端側が高位で前端側が低位となる傾斜状に形成されているため、燃料タンク8内に混入した水や塵芥は自然に底面板16の前端側に導かれて溜まっていくことになり、而して、前側面板14の下部に形成されたドレン孔19から、上記底面板16の前端側に溜った水や塵芥を容易に排出することができるようになっている。
尚、図中、20は燃料タンク8の後側面板15に設けられる給油ホース接続口であって、該給油ホース接続口20には、一端側が燃料給油口21に接続される給油ホース22の他端側が接続されるようになっている。また、23は燃料サクション用パイプ、24は燃料リターン用パイプである。
叙述の如く構成された本形態において、燃料タンク8の底面板16は、後端側が高位となり前端側が低位となるよう傾斜状に形成されていると共に、低位となる前端側のタンク側面を形成する前側面板14の下部には、水や塵芥を排出するためのドレン孔19が形成されている。而して、燃料タンク8内に混入した水や塵芥は、自然に底面板16の前端側に導かれて溜まっていくことになり、そして、該底面板16の前端側に溜った水や塵芥は、前側面板14の下部に開設されたドレン孔19から容易に外部に排出されることになる。
この結果、タンク側面を形成する前側面板14にドレン孔19を設けることで、該ドレン孔19に接続されるドレン配管の配設スペースを燃料タンク8の下方に確保する必要がないようにしたものでありながら、底面板16が傾斜していることで水や塵芥を前記ドレン孔19に確実に導くことができることになる。これにより、燃料タンク8下方の無駄なスペースを可及的になくすことができると共に、良好なドレン性を確保できることになって、本実施の形態のように、架台フレーム5とフロアプレート7との間の空間部Sに燃料タンク8が収納されていて、燃料タンク8の上面位置を高くできないような場合に、特に有用となる。
さらに、前記燃料タンク8は、該燃料タンク8の左側面と右側面と上面とを形成する略冂字形状の第一タンク部材9と、前側面と後側面と底面とを形成する略凵字形状の第二タンク部材10とを溶接により一体的に組付けることで形成されると共に、第一タンク部材9を構成する左側面板11および右側面板12の下端部には、燃料タンク8を架台フレーム5に取付固定するための取付座17が一体形成されている。これにより、第二タンク部材10を構成する底面板16が傾斜状に形成されていても、別途製造した取付座をタンク底面に溶接で固着するもののように、高さの異なる二種類の取付座や、上面が傾斜状となった特殊形状の取付座を用意する必要がなく、また、この様な取付座をタンク底面に溶接着する必要もなく、燃料タンク8に簡単に取付座を設けることができることになって、製造コストの低減に大きく貢献できる。
尚、本発明は、油圧ショベルだけでなく、ホイールローダやクレーン等の各種作業機械に搭載される燃料タンクに実施することができる。
油圧ショベルの側面図である。 (A)は燃料タンクの正面図、(B)は燃料タンクの左側面図である。 第一タンク部材および第二タンク部材を示す斜視図である。
符号の説明
8 燃料タンク
9 第一タンク部材
10 第二タンク部材
11 左側面板
12 右側面板
14 前側面板
16 底面板
17 取付座
19 ドレン孔

Claims (2)

  1. 燃料タンクを搭載してなる作業機械において、前記燃料タンクの底面を、一端側が高位となり他端側が低位となるよう傾斜状に形成すると共に、低位となる他端側のタンク側面にドレン孔を形成したことを特徴とする作業機械における燃料タンク構造。
  2. 燃料タンクは、前後左右の側面と上面と底面とを有する一方、前後左右の側面のうち互いに対向する二つの側面と上面とを形成する略冂字形状の第一タンク部材と、前後左右の側面のうち残りの二つの側面と底面とを形成する略凵字形状の第二タンク部材とを一体的に組付けて形成されると共に、前記第一タンク部材を構成する側面板の下端部に、燃料タンクを機体側に取付固定するための取付座を一体形成したことを特徴とする請求項1に記載の作業機械における燃料タンク構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117817U (ja) * 1974-07-27 1976-02-09
JPS63202520U (ja) * 1987-06-19 1988-12-27

Patent Citations (2)

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