JP2008193771A - 低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具 - Google Patents
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Abstract
【課題】低圧用機器の取換作業を実施するに際し、電路を遮断することなく、無停電状態で取換えることのできる低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具において、軽量・コンパクト化が可能であり、接続箇所が少なく、接続時の作業性、信頼性を向上し得るとともに、作業時における安全性にも配慮した低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具を提供する。
【解決手段】電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具とし、バイパス端子を一端部に有する一対のバイパスケーブルの他端部にプラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを取り付け、バイパス端子において接続電線に接続した各バイパスケーブルをプラグインコネクターで接続してバイパス回路を構成するようにした。また、バイパスケーブルに沿ってスライド可能な円筒部とバイパス端子を絶縁する被覆部とを一体成形したスライド絶縁カバーを設け、接続時の安全性を図っている。
【選択図】図1
【解決手段】電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具とし、バイパス端子を一端部に有する一対のバイパスケーブルの他端部にプラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを取り付け、バイパス端子において接続電線に接続した各バイパスケーブルをプラグインコネクターで接続してバイパス回路を構成するようにした。また、バイパスケーブルに沿ってスライド可能な円筒部とバイパス端子を絶縁する被覆部とを一体成形したスライド絶縁カバーを設け、接続時の安全性を図っている。
【選択図】図1
Description
この発明は積算電力量計、ブレー力一等の低圧用機器の取換作業を実施するに際し、電路を遮断することなく、無停電状態で取換えることのできる低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具に関するものである。
昨今の電気機器に依存した生活様式においては、低圧用機器の取換作業において、負荷側に電力を供給しながら取換えるのではなく、停電状態を伴って行う場合にはコンピューターデータの消滅など、電力需要家に不測の損害を与える懸念がある。
そこでこれまでにも積算電力量計等の低圧用機器の取換に際し、電路の遮断を伴うことなく給電状態を維持したまま低圧用機器を取換えることのできる低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具が提供されている。
そこでこれまでにも積算電力量計等の低圧用機器の取換に際し、電路の遮断を伴うことなく給電状態を維持したまま低圧用機器を取換えることのできる低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具が提供されている。
たとえば、定格電流が30Aの積算電力量計(以下、30A計器という)取換用として図6及び特許文献1に示すようなバイパス接続具が使用されている。
30A計器の電源側と負荷側の接続電線に各々接続可能なバイパスケーブル19が本体20内部に設けられた開閉器21を介して接続され、各バイパスケーブル19の自由端にバイパス端子22を接続可能としたバイパス接続具である。
30A計器取換時には、先ずバイパス端子22を電源側と負荷側の接続電線に各々接続する。このバイパス端子22は接続電線の絶縁被覆破壊手段を有する所謂自己接続型のバイパス端子である。次いで、各バイパスケーブル19をバイパス端子22に接続する。この接続はバイパスケーブル19の端部に接続したバナナチップ端子をバイパス端子22に設けた接続孔に嵌合することによって行われている。このようにして電源側と負荷側の接続電線に各々バイパスケーブル19を接続した後、開閉器21をOFF状態からON状態に切り換えればバイパス回路が構成される。本体20には接続状態を確認するため電圧を検知すれば点灯するLED、誤結線を検知して点灯するLED及び警告音を発するブザーなどが備えられている。電気的接続箇所としては電源側と負荷側の接続電線で合計4箇所において接続することになる。
実公平4-7572
30A計器の電源側と負荷側の接続電線に各々接続可能なバイパスケーブル19が本体20内部に設けられた開閉器21を介して接続され、各バイパスケーブル19の自由端にバイパス端子22を接続可能としたバイパス接続具である。
30A計器取換時には、先ずバイパス端子22を電源側と負荷側の接続電線に各々接続する。このバイパス端子22は接続電線の絶縁被覆破壊手段を有する所謂自己接続型のバイパス端子である。次いで、各バイパスケーブル19をバイパス端子22に接続する。この接続はバイパスケーブル19の端部に接続したバナナチップ端子をバイパス端子22に設けた接続孔に嵌合することによって行われている。このようにして電源側と負荷側の接続電線に各々バイパスケーブル19を接続した後、開閉器21をOFF状態からON状態に切り換えればバイパス回路が構成される。本体20には接続状態を確認するため電圧を検知すれば点灯するLED、誤結線を検知して点灯するLED及び警告音を発するブザーなどが備えられている。電気的接続箇所としては電源側と負荷側の接続電線で合計4箇所において接続することになる。
図7は、同様な形式のバイパス接続具で、定格電流が120Aの積算電力量計(以下、120A計器という)取換用として使用されている。バイパスケーブル19の線径が太くなり、開閉器21の容量が大きくなるほか、バイパスケーブル19にバイパス端子22が一体的に取り付けられている点において上記バイパス接続具と相違している。電気的接続箇所としては電源側と負荷側の接続電線で合計2箇所において接続することになる。
上記バイパス接続具はいずれも、電源側と負荷側の接続電線に接続するためのバイパスケーブルが開閉器、表示器を内蔵した本体20に接続されているため、接続具全体の重量が重くなり、大型化するため、バイパスケーブルの接続時に本体が邪魔となり作業性が悪い難点があり、運搬性・携帯性にも劣っていた。
また、電源側と負荷側の接続電線に、一度に全てのバイパス端子を取り付ける必要があり、接続電線が輻輳している箇所では作業性が悪いという難点がある。さらにまた、バイパス端子の充電部が露出しているため、作業中に不用意に触れて感電するなど安全性にも問題があった。また、本体内に電子部品が内蔵されているため、落下などの衝撃に弱いという難点もあった。また、開閉器がON状態において誤結線した場合、短絡事故が発生する難点もあった。
またさらに、30A計器取換用においてはバイパス端子を接続電線に接続し、その後バイパスケーブルと接続するため、電源側と負荷側の接続電線で合計4箇所の電気的接続箇所があり、作業工数が多い上、いずれかの接続箇所における不具合に起因する接続ミスが起き易くなる。
また、警告音を発するブザーを内蔵しているため、ブザー音を聞き取りやすくするために穴が必要であることから密閉が難しく、防水性能が低いため、降雨時には使用できないという難点もあった。
また、電源側と負荷側の接続電線に、一度に全てのバイパス端子を取り付ける必要があり、接続電線が輻輳している箇所では作業性が悪いという難点がある。さらにまた、バイパス端子の充電部が露出しているため、作業中に不用意に触れて感電するなど安全性にも問題があった。また、本体内に電子部品が内蔵されているため、落下などの衝撃に弱いという難点もあった。また、開閉器がON状態において誤結線した場合、短絡事故が発生する難点もあった。
またさらに、30A計器取換用においてはバイパス端子を接続電線に接続し、その後バイパスケーブルと接続するため、電源側と負荷側の接続電線で合計4箇所の電気的接続箇所があり、作業工数が多い上、いずれかの接続箇所における不具合に起因する接続ミスが起き易くなる。
また、警告音を発するブザーを内蔵しているため、ブザー音を聞き取りやすくするために穴が必要であることから密閉が難しく、防水性能が低いため、降雨時には使用できないという難点もあった。
上記のように電源側と負荷側の接続電線に一括で接続する方式のバイパス接続具に換えて、電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具も提供されている。
図8は、バイパス端子22が両端に接続されたバイパスケーブル19の中間部に限流ヒューズ23を備えた形式のバイパス接続具であり、電流を検知して接続状態を確認する電流検知表示器24を有している。自動的に検相ができないため、誤接続をした場合、バイパス端子を接続電線に接続した瞬間、異常電流が流れる可能性がある。異常電流が流れた場合、限流ヒューズが動作してバイパス回路を遮蔽できる構造になっているが、動作が確実で安全であるとは言い難い。また、限流ヒューズは電流が流れると表面温度が高温になるため、人体が触れる可能性がある箇所で使用する場合、取り扱いには十分な注意が必要となる。また、限流ヒューズが切れた場合、ヒューズの取換が必要となる。本例でもバイパス端子の充電部が露出しているため安全面で問題があった。
図8は、バイパス端子22が両端に接続されたバイパスケーブル19の中間部に限流ヒューズ23を備えた形式のバイパス接続具であり、電流を検知して接続状態を確認する電流検知表示器24を有している。自動的に検相ができないため、誤接続をした場合、バイパス端子を接続電線に接続した瞬間、異常電流が流れる可能性がある。異常電流が流れた場合、限流ヒューズが動作してバイパス回路を遮蔽できる構造になっているが、動作が確実で安全であるとは言い難い。また、限流ヒューズは電流が流れると表面温度が高温になるため、人体が触れる可能性がある箇所で使用する場合、取り扱いには十分な注意が必要となる。また、限流ヒューズが切れた場合、ヒューズの取換が必要となる。本例でもバイパス端子の充電部が露出しているため安全面で問題があった。
図9は、バイパス端子22とバイパスケーブル19が分離された形式で、電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具を示している。この場合、バイパス端子を接続電線に接続し、その後、バイパスケーブルとバイパス端子を接続するため、電源側と負荷側の接続電線での接続回数が 4 回となり、作業工数が多く作業性が悪い上、いずれかの接続箇所における不具合に起因する接続ミスが起き易くなる。また、バイパス端子の充電部が露出しているので安全性に問題があった。
上記のような問題点に鑑み、本発明は軽量・コンパクト化が可能であり、接続箇所が少なく、接続時の作業性、信頼性を向上し得るとともに、作業時における安全性にも配慮した低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明においては電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式を採用するとともに、従来の電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具の問題点を払拭したものである。
すなわち、本発明に係るバイパス接続具は、低圧用機器の電源側と負荷側の接続電線に各各接続可能なバイパス端子と、このバイパス端子間を導通し、低圧用機器を迂回して同相の電源側と負荷側を短絡接続するバイパスケーブルとを有する低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具であって、前記バイパス端子を一端部に有する一対のバイパスケーブルの他端部にプラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを取り付け、バイパス端子において接続電線に接続した各バイパスケーブルをプラグインコネクターで接続してバイパス回路を構成するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明に係るバイパス接続具は、低圧用機器の電源側と負荷側の接続電線に各各接続可能なバイパス端子と、このバイパス端子間を導通し、低圧用機器を迂回して同相の電源側と負荷側を短絡接続するバイパスケーブルとを有する低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具であって、前記バイパス端子を一端部に有する一対のバイパスケーブルの他端部にプラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを取り付け、バイパス端子において接続電線に接続した各バイパスケーブルをプラグインコネクターで接続してバイパス回路を構成するようにしたことを特徴とするものである。
上記バイパス端子としては、接続電線の絶縁被覆破壊手段を有する自己接続型のバイパス端子を採用している。
また、作業時の安全性を向上するため、バイパス端子を絶縁カバーで覆うようにしている。すなわち、バイパスケーブルに沿ってスライド可能な円筒部とバイパス端子を絶縁する被覆部とを一体成形したスライド絶縁カバーを設け、この絶縁カバーによって、充電部となるバイパス端子を覆うようにしている。さらにまた、プラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを被覆する絶縁性キャップを設けておけばより安全性が向上する。
また、作業時の安全性を向上するため、バイパス端子を絶縁カバーで覆うようにしている。すなわち、バイパスケーブルに沿ってスライド可能な円筒部とバイパス端子を絶縁する被覆部とを一体成形したスライド絶縁カバーを設け、この絶縁カバーによって、充電部となるバイパス端子を覆うようにしている。さらにまた、プラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを被覆する絶縁性キャップを設けておけばより安全性が向上する。
上述の通り、本発明に係るバイパス接続具は、電源側と負荷側の接続電線に各1線ずつ接続する方式のバイパス接続具であって、従来の電源側と負荷側の接続電線に一括で接続する方式のバイパス接続具に比し軽量・コンパクト化が可能であり、バイパス端子とバイパスケーブルが予め接続されており、プラグインコネクターで電源側と負荷側を接続するものであるから、接続箇所は電源側と負荷側の接続電線で合計3箇所で、しかもプラグインコネクターによる接続方式を採用したので接続時の作業性、信頼性を向上し得たのである。
充電部となるバイパス端子をスライド絶縁カバーによって被覆しておけば、作業時の安全性を保つことができ、また、プラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを絶縁性キャップで被覆しておけばさらに安全性が向上する。
充電部となるバイパス端子をスライド絶縁カバーによって被覆しておけば、作業時の安全性を保つことができ、また、プラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを絶縁性キャップで被覆しておけばさらに安全性が向上する。
以下本発明に係る低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具の実施態様について説明する。
図1は本発明に係るバイパス接続具の一実施例を示す正面図で電源側と負荷側とを分離した状態を示す。図2は電源側と負荷側とを接続した状態を示す。
電源側及び負荷側のバイパスケーブル1、2のいずれも、一端部に低圧用機器の電源側及び負荷側の接続電線に接続可能なバイパス端子3、4を有している。このバイパス端子は略コの字型をした電線係止部5とこの電線係止部5に対して先端の先鋭部6が出没可能な可動ネジ端子7とによって構成され、電線係止部5に係止した接続電線に可動ネジ端子7をねじ込むことにより、接続電線の絶縁被覆を破壊して導電部と接触するようにした所謂自己接続型のバイパス端子としている。可動ネジ端子7には弛み止めナット8が取り付けられている。
図1は本発明に係るバイパス接続具の一実施例を示す正面図で電源側と負荷側とを分離した状態を示す。図2は電源側と負荷側とを接続した状態を示す。
電源側及び負荷側のバイパスケーブル1、2のいずれも、一端部に低圧用機器の電源側及び負荷側の接続電線に接続可能なバイパス端子3、4を有している。このバイパス端子は略コの字型をした電線係止部5とこの電線係止部5に対して先端の先鋭部6が出没可能な可動ネジ端子7とによって構成され、電線係止部5に係止した接続電線に可動ネジ端子7をねじ込むことにより、接続電線の絶縁被覆を破壊して導電部と接触するようにした所謂自己接続型のバイパス端子としている。可動ネジ端子7には弛み止めナット8が取り付けられている。
バイパスケーブル1、2は接続端子を介してバイパス端子3、4の後端部にネジ止め接続され、バイパスケーブルの絶縁被覆部から接続部にかけて絶縁被覆で覆っている。バイパス端子3、4にも全体的に絶縁被覆が施されており、接続電線と可動ネジ端子7とバイパスケーブルの導電部は可動ネジ端子のネジ部分を介して電気的に接続されている。
上記一対のバイパスケーブル1、2の他端部にはプラグインコネクター9のピンプラグ10とソケットプラグ11が各々接続されている。バイパス回路を構成する場合、電源側と負荷側の接続電線にバイパス端子3、4を接続し、各バイパスケーブルをプラグインコネクター9で接続すればよい。
上記一対のバイパスケーブル1、2の他端部にはプラグインコネクター9のピンプラグ10とソケットプラグ11が各々接続されている。バイパス回路を構成する場合、電源側と負荷側の接続電線にバイパス端子3、4を接続し、各バイパスケーブルをプラグインコネクター9で接続すればよい。
プラグインコネクター9の一例を図3から図5において示す。図3はプラグインコネクター9の非接続時の状態を示しており、図4はピンプラグ10の分解状態、図5はソケットプラグ11の分解状態を示す。
ピンプラグ10は、後端部にバイパスケーブルの導電部を圧着接続する筒状部(図示せず)を有するピン部12と、筒状部を覆うカバーAと、カバーAの螺合部aに螺合されピン部12を覆うカバーBと、このカバーBに遊嵌され、カバーBの鍔部bで抜け方向への動きを阻止されるナットCとによって構成されている。
ソケットプラグ11は、後端部にバイパスケーブルの導電部を圧着接続する筒状部(図示せず)を有し、前記ピン部12が嵌合するソケット部13と、筒状部を覆うカバーDと、カバーDの螺合部dに螺合されソケット部13を覆うカバーEと、ソケット部13の先端外周部を被覆するソケットキャップFとによって構成されている。
ピンプラグ10は、後端部にバイパスケーブルの導電部を圧着接続する筒状部(図示せず)を有するピン部12と、筒状部を覆うカバーAと、カバーAの螺合部aに螺合されピン部12を覆うカバーBと、このカバーBに遊嵌され、カバーBの鍔部bで抜け方向への動きを阻止されるナットCとによって構成されている。
ソケットプラグ11は、後端部にバイパスケーブルの導電部を圧着接続する筒状部(図示せず)を有し、前記ピン部12が嵌合するソケット部13と、筒状部を覆うカバーDと、カバーDの螺合部dに螺合されソケット部13を覆うカバーEと、ソケット部13の先端外周部を被覆するソケットキャップFとによって構成されている。
従って、各バイパスケーブル1、2はピンプラグ10のピン部12をソケットプラグ11のソケット部13に嵌合することによって接続可能であり、接続後ピンプラグ10のナットCをソケットプラグ11のカバーEの前端部に形成した螺合部eに螺合することによってピン部12とソケット部13の分離を阻止し、接続状態が確実に保持されるようになっている。
なお、図1及び図2に示す通り、バイパスケーブル1、2に沿ってスライド可能な円筒部14とバイパス端子3、4を絶縁する被覆部15を一体成形したスライド絶縁カバー16を設け、この絶縁カバーによって、充電部となるバイパス端子を覆うようにしている。また、ピンプラグ10とソケットプラグ11が非接続状態において両者を被覆する絶縁性キャップ17、18が紐で本体に連結されて設けられている。
なお、図1及び図2に示す通り、バイパスケーブル1、2に沿ってスライド可能な円筒部14とバイパス端子3、4を絶縁する被覆部15を一体成形したスライド絶縁カバー16を設け、この絶縁カバーによって、充電部となるバイパス端子を覆うようにしている。また、ピンプラグ10とソケットプラグ11が非接続状態において両者を被覆する絶縁性キャップ17、18が紐で本体に連結されて設けられている。
このようなバイパス接続具によれば、低圧用機器を迂回して同相の電源側と負荷側を短絡接続する場合、電源側と負荷側の接続電線に一括で接続する方式のバイパス接続具のように開閉器や表示器を内蔵した本体がなく、プラグインコネクターの接続と開放によりバイパス回路の開閉ができるので、飛躍的に軽量・コンパクト化が可能となった。また、バイパス回路の構成時における電源側と負荷側の接続電線への接続箇所は、バイパス端子の2箇所とプラグインコネクターの1箇所の3箇所となるため、接続箇所が低減され作業性の向上も図ることができる。
また、接続作業時において邪魔な本体がなく、一線ずつバイパスケーブルを接続してプラグインコネクターによってバイパス回路を構成すればよいため、接続作業がやり易いという利点も有している。接続状態の確認、誤結線の有無の確認はピンプラグ10とソケットプラグ11において、それぞれ工事業者が手持ちの測定器を使用して相確認を行えばなんら問題はなく、一線ずつ安全で確実に検証することができる。
また、バイパス端子の接続時においては、ピンプラグ10とソケットプラグ11を絶縁性キャップ17、18で被覆しておけば、安全性が向上する。
なお、バイパスケーブルの長さを長くすれば長距離バイパスが可能となるが、この場合においても端部のピンプラグとソケットプラグを接続してバイパス回路を構成するので、バイパス端子の接続状態によって生ずる捩れなどのケーブル癖を簡単に補整して接続できる。また、長距離バイパスを行う場合、別途ピンプラグとソケットプラグを両端部に設けた延長用ケーブルを用いることも可能となる。
なお、上記は実施態様の一例を示すもので、本発明の技術的思想の範囲内において種々の態様を採用し得ることはいうまでもない。
なお、バイパスケーブルの長さを長くすれば長距離バイパスが可能となるが、この場合においても端部のピンプラグとソケットプラグを接続してバイパス回路を構成するので、バイパス端子の接続状態によって生ずる捩れなどのケーブル癖を簡単に補整して接続できる。また、長距離バイパスを行う場合、別途ピンプラグとソケットプラグを両端部に設けた延長用ケーブルを用いることも可能となる。
なお、上記は実施態様の一例を示すもので、本発明の技術的思想の範囲内において種々の態様を採用し得ることはいうまでもない。
1、2… バイパスケーブル
3、4… バイパス端子
9… プラグインコネクター
10… ピンプラグ
11… ソケットプラグ
14… 円筒部
15…被覆部
16…スライド絶縁カバー
17、18…絶縁性キャップ
3、4… バイパス端子
9… プラグインコネクター
10… ピンプラグ
11… ソケットプラグ
14… 円筒部
15…被覆部
16…スライド絶縁カバー
17、18…絶縁性キャップ
Claims (4)
- 低圧用機器の電源側と負荷側の接続電線に各各接続可能なバイパス端子と、このバイパス端子間を導通し、低圧用機器を迂回して同相の電源側と負荷側を短絡接続するバイパスケーブルとを有する低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具において、前記バイパス端子を一端部に有する一対のバイパスケーブルの他端部にプラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを取り付け、バイパス端子において接続電線に接続した各バイパスケーブルをプラグインコネクターで接続してバイパス回路を構成することを特徴とする低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具。
- バイパス端子は、接続電線の絶縁被覆破壊手段を有する自己接続型のバイパス端子とした請求項1記載の低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具。
- バイパスケーブルに沿ってスライド可能な円筒部とバイパス端子を絶縁する被覆部とを一体成形したスライド絶縁カバーを有する請求項1または2記載の低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具。
- プラグインコネクターのピンプラグとソケットプラグを被覆する絶縁性キャップを有する請求項1、2又は3記載の低圧用機器の無停電取換用バイパス接続具。
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KR200458464Y1 (ko) | 2010-04-21 | 2012-02-22 | (주) 진흥이엔지 | 컷 아웃 스위치 무정전 점검 장치 |
CN108173164A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-06-15 | 国家电网公司 | 一种不停电作业旁路保险器 |
CN110763884A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-07 | 云南电网有限责任公司临沧供电局 | 一种快速拔插有载更换计量表计方法 |
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2007
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