JP2008174053A - キャリーカート - Google Patents

キャリーカート Download PDF

Info

Publication number
JP2008174053A
JP2008174053A JP2007008254A JP2007008254A JP2008174053A JP 2008174053 A JP2008174053 A JP 2008174053A JP 2007008254 A JP2007008254 A JP 2007008254A JP 2007008254 A JP2007008254 A JP 2007008254A JP 2008174053 A JP2008174053 A JP 2008174053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
plate
shelf
arm
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007008254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4690350B2 (ja
JP2008174053A5 (ja
Inventor
Koichi Okamoto
耕一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007008254A priority Critical patent/JP4690350B2/ja
Publication of JP2008174053A publication Critical patent/JP2008174053A/ja
Publication of JP2008174053A5 publication Critical patent/JP2008174053A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4690350B2 publication Critical patent/JP4690350B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】ネスティング作業時に、各層棚板と底板をフレームから取り外すことなく起立し、同時に底板中央の固定輪を地面から離して、4隅の自在輪で台車を支持し、全方向に移動可能となるキャリーカートを提供する。
【解決手段】底板裏面に取り付けた回転軸を中心に回転するプレート端部に、固定輪を取り付け、プレートが底板の倒伏時に底板と密着し、底板の起立時に底板と離脱して、固定輪を地面から離してネスティング可能な高さで静止させる。
【選択図】 図17

Description

キャリーカートに関する。
台車フレーム底面4隅に、自在輪長手方向の中央に両側面に固定輪が取り付く6輪車において、ネスティング作業時にカートが全方向に移動するように固定輪を地面から上に離す方法として、台板を倒伏状態から起立させる動きに連動して4隅の自在輪を下降させる方法(例えば特許文献1)と、自在輪を上昇させる方法(例えば特許文献2、3)がある。
特開2003−341521 特開平10−109650 特開平10−119786
キャリーカートは台車フレームと底板と各層棚板を取りつけ取り外す側面枠からなるもので、各層棚板を取り外すことがない棚付きキャリーカートをネスティングするには、各層棚面を水平面内にある状態と鉛直面内にある状態で静止状態が保たれる必要があり、荷物の高さによっては棚の高さを自在に換える必要がある。またキャリーカートをネスティングするには、使用時接地状態にある底板中央の固定輪を地面から離して、底板4隅の自在輪だけで、全方向に移動可能とする必要がある。
各層棚板及び底板の長辺方向の回転軸が長辺方向側面付近にある場合、台車フレーム底面の各層棚板を支持する両側の支柱は、4隅の自在輪が取り付く台車フレーム底面の、両側面の短辺方向水平材の端部に直立し、棚板及び底面の中央に長辺方向の回転軸があるとき、上記支柱は上記水平材の中央で直立する。棚板及び底板の回転機構と、固定輪が地面から離れる機構は、上記支柱が上記水平材の端部に直立する場合と中央に直立する場合とでは多少異なり、別々に取り扱う。
棚板及び底板が水平に倒伏状態にあるとき、下から梁材で支えられるとき、ネスティングを可能にするには、各層棚板と底板は下から支える梁材に当たらない高さの位置で起立しなければならない。すなわち起立した棚板と棚板の間の隙間を、棚板を支持した水平方向の片持ち梁が貫通するようにしなければならない。下から梁材で支えられないとき、高さに関係なく起立していればよい。
特許文献3のキャリーカートは底板の起立と倒伏の動作と中央の固定輪を接地させたり地面から離したりする動作が連動するが、使用時に中央の固定輪が接地状態にあっても、全荷重を支持して、浮き上がらないように台板で押さえる必要があり、台板が全荷重を受けても変形しない構造材であり、台板を台車フレームに固定する動作が必要であった。キャリーカートを変身させる動作は、単一であり、軽く容易である必要があり、また、駐車時に動かないようにする装置や走行時に停車させるブレーキなどの装置が追加されることも考慮しなればならない。
請求項1に記載し図1図2図3に例示するように、
棚板或いは底板の短辺方向の両側の側面Aと各層棚板或いは底板の両側の支柱との接続軸において、「長辺方向に平行な回転軸XXを中心軸とする円筒形の突起物1b或いは4b」が長穴1a或いは4d内を回転しながら移動して、棚板4或いは底板5が回転軸XXのまわりを中心に回転できるようにして、同時に棚板或いは底板の回転軸の位置が移動することによって、起立或いは倒伏を可能にし、
「棚板或いは底板の自重による回転の回転方向を阻止する当たり」で、棚板或いは底板の盤面が水平面内にある状態と鉛直面内にある状態で静止状態を保つことが出来ることを特徴とする棚板或いは底板
請求項2に記載し図4図9図10に例示するように、
図4(d)に示すように、「中心軸XXに平行な2つの平面Z,Zで挟まれる円柱の一部」であり、「短辺が円弧sで長辺が直線tである断面を有し、側面が円柱面である円柱から切り出された直方体の回転軸4e」が、棚板4或いは底板5の短辺方向の両側側面Aに取り付き、
棚板4或いは底板5の両側の支柱1に取り付けられる「円筒Hと溝状の間隙Gとが連続する軸受け1c」の円筒内Hを貫通して、
軸受けの円筒の中心軸X1と貫通する上記回転軸の中心軸XXを一致させながら回転し、棚板或いは底板の盤面が水平面内にある状態から鉛直面内にある状態に回転したあと、
軸受け円筒Hと連続する溝状の間隙Gに嵌まりこみ、上記回転軸XXが上下動をして、棚板面或いは底板面が鉛直状態で静止し、
棚板4或いは底板5が倒伏した状態で上記回転軸XXが円筒H内にあるとき、回転軸の左右上下の移動が拘束され、棚板4或いは底板5が起立した状態で、板状の直方体の回転軸4eが溝状の間隙Gに嵌まりこむとき、回転軸の回転が拘束され、棚板4或いは底板5の盤面が水平面内にある状態と鉛直面内にある状態で静止状態を保つことが出来ることを特徴とする棚板或いは底板
請求項3に述べるように、
請求項1及び請求項2の棚板或いは底板を有する棚付きキャリーカートは、自在輪が4隅に着く4輪車である場合も、或いは4隅の自在輪と中央に2つ請求項4の固定輪で台車を支持する6輪車である場合もネスティング可能となる。
請求項4に記載し図5図6図7図12に例示するように、
「長辺方向を走行方向とする固定輪が、図5図12の場合は回転軸の反対側の端部に、あるいは図6図7の場合は両端に取り付くプレート」が、底板長辺方向中央の位置で、「台車フレームに固定された回転可能な接続軸、図5において接続軸5a、図6において長穴の接続軸5c、図7において接続軸5d、図12において柱つなぎ15」に、底板長辺方向と直角方向に連結され、「回転可能な接続軸に接続される反対側の端部」が、倒伏して「上記台車フレームに固定された底板の下面に付した窪み」に嵌まり込んで、水平面内のあらゆる方向の動きが拘束され、底板に上から押さえつけられることで、上下の動きが止められ、底板に密着して固定されるようになり、上記台車フレームに4隅の自在輪とプレート両端の2つの固定輪が取り付いたキャリーカートが構成され、プレート両端の2つの固定輪が接地状態にあって台車を支持する状態になる。
長辺方向の回転軸を中心にして回転し底板の起立運動に連動して、プレート両端の固定輪が上昇し、接地しない状態でわずかに地面からはなれてネスティング可能な高さで静止することによって、上記台車フレームは4隅の自在輪で支持されようになり、キャリーカートは全方向に移動が可能となり、ネスティング可能となる。
請求項5に記載し図12図13に例示するように、
片端に固定輪10が取り付き中間に上記台車フレームに固定された回転軸3があって、多端が負荷によって上下に動き、固定輪側の端部が円運動して固定輪が接地する状態と接地しない状態で静止させるプレート9で、図12(a)、(b)あるいは図13(a)、(b)に示すように2枚のプレートを互いに反対方向にして回転軸を共通にするか、或いは図12(c)、(d)あるいは図13(c)、(d)に示すように接近させて、他端に負荷によって伸び縮みするスプリングを仕込み、底板を起立させてプレートから離した無負荷時に固定輪をネスティング可能な高さに静止させるプレート
請求項6に述べるように、
底板倒伏時に底板と密着し、底板起立時に底板から離脱し、ネスティング可能な高さで静止するようにした請求項4と請求項5のプレートで構成される底板中央に固定輪を持つ6輪車のキャリーカート
底板長辺方向中央に取り付けられた固定輪を底板底面に取り付けずに、底板が起立したとき、底板と切り離された状態にして、固定輪の高さを接地しない程度の最小限の高さにすることで、ネスティング状態で固定輪が起立した棚板に接触しないようになり、衛生的である。また起立状態に回転した各層棚板が、水平時に占有した高さの領域外にあるので、棚板を支持する片持ち梁がネスティング時に通り抜ける空間が確保でき、棚板をフレームから取り外すことなくネスティング可能となる。
ネスティングを可能にするために、自在輪が取り付く底面の両側の短辺方向の梁材を、支柱と支柱の柱脚をつなぐあるいは長辺方向の横架材は、短辺方向の梁材と同じ高さで台車のフレーム形状がZ形になるようにするか、短辺方向の梁材より高い高さにするか、の方法があるが、支柱と支柱の柱脚をつなぐ柱つなぎ材を底板の回転軸として底板に仕込むことで、或いは省略することで、底板を低く設置することができる。
通常固定輪は台車フレーム或いは底板に固定されるが、本発明においては固定輪を取り付けるプレートを図5、図6、図7においては底板と、図12図13においては両側の水平材を連結する底面の柱つなぎと連結する。固定輪が接地する状態では、底板とプレートとが密着し、固定輪が接地しない状態では、底板の起立によって持ち上げられ、地面から少し離れてネスティング作業に支障のない高さで静止するようにしている。したがって通常底板が底面台車フレームの上に乗るが、本発明においては底板に密着したり離れたりするプレートが構造材であり、また底板も構造材で、台車フレームに取り付いたり取り外されたりするようになる。
図1(a)は、両端に自在輪11が取り付く水平材2の片方の端部に、支柱1が直立する棚付きキャリーカートの姿図で、台車フレーム底面において水平材2と「水平材2に直角方向に剛接合状態で連結する底面の横架材3」とでコ形形状の底面フレームを構成する。図1から図7までの図面は「水平材2の端部に支柱1が直立する棚付きキャリーカート」に関するものである。図1(a)に示す管材の横架材3は各層棚板4の回転軸でもあり、支柱と剛接合される。底面の横架材3は自在輪が取り付く水平材2より高い位置で、ネスチィング作業時には、自在輪が取り付く水平材2は、底面の横架材3の下を通過する。
キャリーカート荷物を載せて運搬するとき、底板5を倒伏して、プレート9の両端に取り付く固定輪を接地させるが、キャリーカートの全荷重を左右の固定輪10が支持することになる。底板5に取り付けられた底板の回転軸3と補強材6を介して底面両側面の水平材をもちあげるようにしなければ、キャリーカートの前後の自在輪のどちらかが宙に浮いた状態で、全荷重を支持する固定輪が常に接地するようにはならない。そのために底板の倒伏時に、底板5に取り付けられた補強材6と底面両側面の水平材2をフック7で接続する必要がある。
底板5の回転軸3と反対側には長辺方向に補強材6が仕込まれ、補強材6は底板の補強の役目を果たすと共に、補強材6は両端部と中央にフック7が取り付き、補強材6を回転させると、両端部と中央のフック7が同時に、底板両側面を水平材2に固定し、両端に固定輪が取り付くプレート9がキャリーカート全体を吊り上げたとき、ぶら下がらないように、底板底面とプレート9の端部を接続する。7aは補強材6を回転させる取手である。
底板が両側の水平材に固定されると、中央の固定輪10の取り付く高さが4隅の自在輪11より低いので、固定輪が常に接地状態にあってカートの荷重を支持し、底板5と両端に固定輪が取り付くプレート9とは常に密着する。底板5とプレート9の接触面において、プレート9の水平面内の動きを止める当たりが必要となるが、上下方向の動きを固定する必要はない。
両側の水平材2のどちらかの自在輪は接地しない。接地する自在輪が取り付く水平材と底板補強材6を連結するフックには、底板補強材6が水平材2を上から下へ押さえるので、引張力は働かない。
接地しない自在輪が取り付く水平材2には、支柱1に負荷された力が伝わり、水平材2が底板補強材6の端部を上から下に引き降ろす。水平材2と底板補強材6を連結するフックには引張力が働くが、支柱1に負荷された力のほとんどが回転軸側に伝わるので、フックに加わる引張力は小さい。したがってフックに、大きな引張強度は要求されない。
図1(a)(b)は各層棚板面が水平な状態を示し、各層棚板の片端は回転軸3で他端は支柱1に剛接合された片持ち梁の上に乗る。図1(c)は各層棚板が起立した状態を示す。最も高い位置の棚板は、棚の重心を少しでも内側にするため、ネスティング効率を悪くしない程度に内側に倒して起立させている。各層棚板は図2に後述する回転機構で、起立と倒伏と2つの静止状態を保つことが出来る。
図1(b)、(c)はキャリーカートの底板中央部の断面図で、両端に固定輪10が取り付くプレート9を図示する。図6で後述するように、図1(b)は底板5が倒伏して「水平材2の両端に固定された固定輪」が接地した状態を示し、図1(c)は底板が起立して、底板の両側がプレート9と離れて、固定輪が地面12から離れた状態を示す。図1(c)の状態は、カートは4隅の自在輪で支持され、全方向に移動可能で、底板中央の固定輪とプレートは起立した底板より低い位置にあり、ネスティング可能な状態である。各層棚板の回転軸側には片持ち梁8が通過し易いように切り欠き4aが施される。
図1(d)は各層棚板を取りつけ取り外すキャリーカートの側面図で、側面枠17は台車フレームと取りつけ取り外しが可能である。側面枠17には支柱1と支柱1の柱脚部の補強材17bが取り付き、支柱1は水平材2に取り付けた鞘間17aに差し込まれ、補強材17bが水平材2に取り付けた「図1(e)に示すように上面が開放されたコ型断面の当たり17c」に当たって、側面枠17の支柱1を回転軸とする回転を止める。図1(e)は図1(d)のイーイ矢視図である
図2は支柱1に施された長穴1a内を、棚板4の側面に取り付く円柱の突起4bが回転しながら移動する一連の動作図で、図2(a)は回転軸と反対側の長辺方向の端部が片持ち梁8の上に乗って、棚板面が水平になった状態を示す。図2(d)は図2(a)の側面図である。
図2(b)は棚板の重心をカート内部に残すため、直立した状態より少し斜めに傾けて静止させた状態で、棚板の切り欠き4cが片持ち梁滑走部8の突起に喰いこんで静止する。図2(c)は棚板4が直立した状態で、棚は棚板4の回転軸側の長辺方向の側面が片持ち梁8の上に乗って自立する。また起立した棚は片持ち梁より高い位置にあるので、ネスティング作業時に、片持ち梁8は棚より低い位置を通過できる。
図2(I−)は複数の或いは任意の高さで棚板面が水平な状態で静止し、台車フレームから取り外すことなく棚板面が鉛直な状態で静止する棚板の説明図で、水平な状態で静止した棚板と鉛直な状態で静止する棚板を1つの図面に示すものである。棚板4の両端部は棚板取付けブラケット4iが取り付き、棚板取付けブラケット4iには支柱に施された長穴内を移動する円形の突起4b1と支柱の前面に沿って移動する円形の突起4b2が取り付く。支柱には円形の突起4b1が上下に移動する縦に長い長穴1a1が施され、棚板面が水平な状態で静止する高さで複数の横方向の長穴1a2が縦に長い長穴1a1に連続する。
円柱の突起が長穴内を移動するとき、円形の穴の中を回転するときと違い、回転軸に傾きが生じるが、棚板の長さに対して長穴が短いとき、棚板が傾いて、きしみながら回転する傾向は少ない。
図3は棚板両側面Aに棚板の板厚方向と直角方向に施された長穴4d内を、L形断面を有する支柱1に取り付けた円柱の突起1bが嵌り込む構造の接合部を説明するもので、棚板の面が水平時に、図2の場合のように、端部を片持ち梁で受けるのではなく、棚板自体が片持ち梁であるように、棚板は両側面Aで3角形の断面を有する。
図3(a)は図3(d)の姿図と同じく棚板面が水平な状態を示す。棚板面が水平な状態では、支柱の突起1bは棚板の長穴4dの外側面に当たり、図3(c)に示すように棚板面が直立した状態では、棚板長穴4dの内側に当たる。棚板面が水平状態から直立状態に移行するとき、棚板4は回転した後、鉛直方向に下ろされるが、長穴4dを長くするほど棚板は下に下がる。図3は図2のように片持ち梁8が支柱1に取り付かないカートであるので、棚板4が起立するだけでネスティング可能となる。
図3(e)に示す棚板は支柱1に取りつけたり取り外したりすることが出来る棚板4であり、図3(d)に示した「両側面Aで3角形の断面を有する棚板4」の裏面に「支柱を貫通する貫通穴を有する金具4j」を取り付けたものである。支柱1の裏面にはラック1hが貼り付けられ、棚板は任意の高さで棚板面が水平な状態で静止することができる。
図4(e)は請求項2に記載する「側面が円柱面である円柱から切り出された直方体の回転軸」4eの姿図で、図4(d)は直方体回転軸4eが棚板側面に取り付き、支柱に施された「円筒と溝状の間隙とが連続する軸受け」に嵌め込まれる状態の説明図である。
図4(a)は棚板面が水平で、直方体回転軸4eが軸受け1cの円筒内にあって、回転軸の上下左右の動きを拘束した状態で、図4(b)は棚板面が鉛直面内で直方体回転軸4eが軸受け1cの溝状の間隙内にあって、棚板の左右の揺れは止められる。棚板面が水平な状態から起立するとき、直方体回転軸4eは軸受け1cの円筒内で回転し、起立した後、軸受け1cの溝状の間隙内を下降し、棚板を直立させて倒れないように固定する。図4(c)は「円筒と溝状の間隙とが連続する軸受け」を縦に連続させたもので、棚板を任意の高さで棚板面が水平な状態で静止させる。
図5は請求項4の説明図で、底板5の起立と倒伏の往復運動に連動して、プレート9の片端に取り付く固定輪10bを地面から離して吊り状にする手段の説明図である。回転軸側に取り付く固定輪10aは底板5の回転と共に高い位置に移らないので、図5において、底板に直接取り付けた例を示す。
図5(a)は底板が倒伏し固定輪10bが接地した状態を示し、図5(c)、図5(d)はそれぞれ図5(a)に示すイ部及びロ部の矢視図で、図5(c)に示すように回転軸の反対側の固定輪10bは、プレート9が底板側面に施された切り欠きに嵌まり込むので、固定輪10bの長辺方向の動きは止められ、また図5(e)の姿図に示されるように、固定輪が取り付くプレート9が底板と回転可能な接続軸5aに接続されることで、固定輪10bの短辺方向の動きが止められ、固定輪10bの水平面内の動きは止められる。さらに底板が常に固定輪10bを上から押さえつけるので、固定輪10bは底板5に固定されたことと同じになる。
図5(b)に示すように、底板5を起立させると、接続軸5aは底板の回転軸3を中心に円運動して高い位置に移り、プレート9全体を持ち上げる。
図5(e)に示すように、プレート9には回転軸側の固定輪10aが通り抜ける間隙9aが設けられ、図5(b)に示すように間隙9aの両側の部分が底板の起立時に底板裏面に当たって、プレート9の固定輪10bが落下する方向の接続軸5aを中心とする回転を阻止し、固定輪10bを宙に浮かした状態で静止させる。
図5におけるように、固定輪を底板に直接取り付けた場合、底板を起立させる際、回転軸側の固定輪10aは、接地したまま回転するのでカート全体を短辺方向に動かすことになる。図6図7においては図5aのように底板に直接固定輪を取り付けず、プレート9の両端に固定輪を取り付けているので、底板の起立の際、底板だけが回転し底板のプレートとの密着状態が解かれた状態で、プレート9が引き上げられるようになる。そのため、図5におけるように、底板の起立の際、カート全体を短辺方向に動かすことにならない。図6においては、プレート9の回転軸9bが底板に施された斜め下向きの長穴の持続軸5c内を移動するようにしている。また図7においては、底板5に取り付けたリンク14でプレート9を吊り上げるようにしている。
図6はプレート9の回転軸9bが底板の長穴の接続軸5cに連結して、底板の起立時に、カートの横移動をできるだけ小さくするようにしたもので、底板の起立に伴う回転時に、プレート9の回転軸9bは底板の長穴の接続軸5c内を移動する。図6(a)は底板の倒伏時にはプレート9の回転軸9bは、底板の長穴接続軸5cの上端にあって、図6(b)に示す底板の起立時には回転軸9bは長穴持続軸5cの下端にある。
図6(d)(e)(f)は、接続軸5c周辺の回転軸9b動作を説明するもので、底板の長穴接続軸5cは底板の回転軸3を中心に円運動して高度をあげ、図6(f)に示すように初めに点線で示される位置にあったプレート9は、実線で示される高さまで持ち上げられる。
図7は図6と同様に、底板の起立の際、底板だけが回転するようにしたもので、底板5とプレート9は、リンク14で結ばれる。リンク14と底板の接続軸5dは、図7(a)(b)においては底板の回転軸3に一致し、図7(c)〜(f)においては回転軸から内側にずれた位置にある。
図7(a)(c)(d)は底板が倒伏した状態で、底板5とプレート9は密着している。図7(c)および(d)(e)(f)に示すように、回転軸3を中心に底板5を回転させると、接続軸5dも回転軸3を中心に回転し高い位置に移る。底板が起立する直前において、底板の回転軸側の立ち上がり部分の側面が、リンク14を押しあげ、プレート9が吊り上げられ固定輪が宙に浮く。ネスティング可能とするためには、プレート9とリンク14は起立した底板5より低い高さに位置しなければならないが、リンク14の長さを変えることで、回転軸と反対側の固定輪10bの高さを調整することが出来る。
底板5が回転軸3を中心に回転すると、図7(e)に示すように、底板の回転の途中で底板5はプレート9を押さえつける瞬間があって、カートを横に動かすことがあっても、底板とプレートの密着状態は回転初期に解かれて、カートの横の移動は少なく、回転終了の直前にプレート9はリンク14を介して吊り上げられる。プレート9は起立した底板より低い位置にあり、固定輪が地面から離れるので、カートは全方向に走行可能で、ネスティング可能となる。
図8以降の図面は支柱1が両側の水平材の中央で直立するキャリーカートに関するもので、各層棚板の回転軸は棚板幅方向の中央で長辺方向である。各層棚板と底板は両側の支柱間に挟みこまれ、支柱間の間隔が拡がらないように両側の支柱は柱つなぎ15でつながれる。両側の支柱の間に横架された各層の棚が抜け落ちない。
それぞれの底板には固定輪が長辺方向の位置をたがえて固定され、底板5は中央で2つに折れて直立したとき、固定輪は接地しない状態になる。直立した各層棚板と2つ折りになった底板は同一平面内にあって、底面両側の水平材2だけがこの平面からは直角方向に突き出ているので、ネスティング作業時、水平材だけが上記平面を突き抜けて、通過できるようにすればよい。図8(a)は各層棚板面と底板面が水平で固定輪が接地した状態で、図8(b)は各層棚板と底板が直立し、固定輪が接地しない状態を示す。
図9は図8に示した棚板4と支柱1の接合部における棚板の回転動作説明図で、図9(a)は棚板面が水平時の状態図で、棚板両端には棚板面4fに直行する支持部4gがあり、4gの末端には図4(d)に図示した直方回転軸4eが取り付き、棚板面が水平な時は、支柱に施された軸受け1cの溝状の間隙に嵌まり込んでいる。また支持部4g上端は支柱1に取り付けられた当たり1dに当たり、左右の揺れが止められる。
図9(b)は、棚板4を上方に持ち上げて、支持部末端の直方体回転軸4eを軸受け1cの円筒内に移して回転させた状態で、支持部4gには切り欠き4hが施され、支柱に取り付けた当たり1dが通り抜けるようにしている。図9(c)は支持部4gが当たり1eに当たって棚板面が鉛直になった状態を示す。図9(d)は、図9(a)の側面図である。軸受け1cの円筒部と縦に伸びる間隙の深さは 直方回転軸4eの厚みに相当する深さにする。
図3の「棚板側面に長穴を設けての支柱1に取り付けた円柱の突起1bが嵌り込む構造」が、図2の「棚板側面の円柱の突起1bが支柱1に取り付けた長穴に嵌り込む構造」と同じように動作するように、図9において、「棚板4の支持部末端の直方体回転軸4e」を支柱側面に取り付け、「円筒部と縦に伸びる間隙が連続する軸受け1c」を棚板側面に設けると、図9に示した「棚板4の支持部末端の直方体回転軸4e」が、支柱側面に設けた円筒部と縦に伸びる間隙が連続する軸受け1cに嵌り込む構造」と同じように動作する。
図10は図9に示した棚板と支柱との接合部周辺の部品分解図である。
図11は図8に示した底板5と支柱1の接合部における底板の回転動作説明図で、底板が2枚に分割され、それぞれの底板には長辺方行の側面に位置を違えて固定輪が取り付き、固定輪が取り付く反対側の側面は、長辺方向の回転軸5eで接合される。左右の底板5のそれぞれに取り付けられた補強材6の両端部は、水平材2から支柱1につながる長穴2a内を移動する。図11(b)に示すようにと2枚の底板を鉛直に折りたたむ時、片方の底板に取り付けた取手5gを引き起こして、支柱に取り付けた切り欠き1fに、取手先端を嵌め込むことで、底板を宙吊りにする。
底板の倒伏時には、キャリーカートの全荷重を左右の固定輪が支持することになるが、左右の底板5のそれぞれに取り付けられた補強材6の両端部が、水平材2の長穴2a内にあるので、補強材6と水平材2の接続部において、補強材6の上下方向の動きが止められ補強材6が底面両側面の水平材2をもちあげることになる。すなわち図5図6図7の場合のように補強材6と底面両側面の水平材をフック7などを介して接続する必要がなく、底板を水平に展開するだけで、補強材6を底面両側面の水平材2に接続する動作は省略される。
補強材6と水平材2の接続部において底板の倒伏時に、補強材6の軸方向の水平材2の動きを止めると、台車フレームの構造は長方形になってH型の台車フレームより変形しにくい構造になる。また左右の底板5のそれぞれには補強材6が取り付けられ重くなるが、補強材6は水平に移動し、底板を水平に展開する時と鉛直に折りたたむ時、それほどの力は要らない。図11(c)(d)は固定輪が取り付く底板中央部の断面図で、それぞれ底板を水平に展開した時と鉛直に折りたたんだ時の状態を示す。底板をつなぐ引きバネ5hは、底板を鉛直に折りたたむ時に必要な力を軽減する。
図12に示す「端部に固定輪10が取り付くアーム9」は、他方の端部が「台車フレームの構造材である横架材3」に接続され、アーム9の揺動により固定輪10が上下する。横架材3は台車フレームの構造材でもあり回転可能な接続軸でもある。図12(a)図12(c)は固定輪10が接地して4隅の自在輪が持ち上がった状態を示し、「上記回転可能な接続軸」は回転しないように固定される。一体になった横架材3とアーム9に固定輪10が取り付き、固定輪10は天秤の中心になった様な状態になり、台車フレーム全体を支持し、4隅の自在輪を地面から上に浮かせるようになる。
底板5は上記回転可能な接続軸を回転しないように固定するだけで、荷重を支持する構造材ではない。図5図6図7のように補強材の付いた底板で固定輪が浮き上がらないように押さえつける必要はなくなり、補強材の付いた底板を台車フレームに固定する作業を省略できる。底板に補強材を取り付ける必要はなく軽量となり、底板を上下に回転するだけで、固定輪を台車フレームに固定された状態にしたり固定輪を地面から離した状態にしたりすることが可能となる。
図12は図11のように底板が2枚に分割されるのではなく、1枚の底板5が底板中央の長辺方向の回転軸を中心に回転して起立倒伏するもので、底板5の両側面の短辺方向の中央に、回転軸3を中心軸にして取り付けられた円柱の突起5fが、両側の側面水平材2の中央に直立する支柱1に施された上下方向の長穴の1a内を上下して、底板5が回転する。図12(a)(c)に示すように、底板5は底板面が水平な状態と、図12(b)(d)に示すように鉛直な状態で静止する。底板5は短辺方向の両側面が両側の水平材で支持されるだけでなく、底板中央が「一体になった横架材3とアーム9に固定輪10の接続部」に支持されるので、両端支持の各層棚板より断面性能は小さくてもよい。
図12(a)(b)は、2枚のアーム9の回転軸3が共通する場合で、図12(c)(d)は、2枚のアーム9の回転軸3を別々にする場合である。図12(a)(c)は底板が倒伏した状態で、接続軸3が回転しないように固定された状態を示す。底板裏面中央に取り付けた突起5iが2枚のアーム9の接合部分に乗る。底板両側の長辺方向の立ち上がり部分の底面が、アーム9の固定輪の取り付け部分に乗って、底板側面の立ち上がり部分とアーム9の固定輪の取り付け部分が密着する。底板側面の立ち上がり部分にアーム9が嵌まり込む切り欠き5jを設ければ、アーム9の固定輪の取付け部分は前後に動かない。
底板が倒伏した状態のとき、底板裏面中央に取り付けた突起5iは図12(a)において、2枚のアーム9の回転軸3から延長した部分が互いに離れる方向の動きを、12(c)においては互いに寄る方向の動きを止めて、接続軸3にアーム9が回転しないように固定される。底板が起立したとき、底板裏面中央に取り付けた突起5iは2枚のアーム9の接合部分から離れて、押しバネ16の働きで、2枚のアーム9の回転軸3から延長した部分はそれぞれの場合において上記方向と反対方向の動きをし、それぞれのアーム9に固定輪を地面から引き離す回転を与える。
図12(b)(d)は、底板側面の立ち上がり部分が「アーム9の両側の固定輪が取り付く部分」から離れて、「固定輪が取り付く反対側のアーム9延長部」に乗った状態を示す。図12(b)において、それぞれのアーム9延長部は互いに離れる方向に回転し、底板側面が当たって回転が止まる。図12(d)は互いに近づく方向に回転し、底板側面の当たり5kが挟まれて回転が止まる。浮き上がった固定輪と固定輪を取り付けるアーム9の端部は、柱つなぎでもある回転軸3より低い位置にあって、ネスティング可能になる。
図13は図12と同じく、各アーム9は片方の端部に固定輪10が取り付き、他方の端部は回転軸3に取り付く。図13(a)(b)の場合は2枚のアーム9は回転軸3を共有し、図13(c)(d)の場合は2枚のアーム9のそれぞれは別々の回転軸9cを中心に回転する。図13の底板は図11と同じく2枚に分割され、2枚の底板は中央の長辺方向の回転軸5eで接合される。図11の場合と異なり回転軸5eは固定された位置にあって、2枚の底板は回転軸5eを中心に互いに向かい合って回転する。図13(a)(b)の場合は2枚の底板は回転軸5eを共有し、図13(c)(d)の場合は2枚の底板のそれぞれは別々の回転軸5eを中心に回転する。
左右の底板の回転方向は直下のアームの回転方向が同じであるので、図5図6図7において底板の回転によって直下のプレートを上下したように、図13においても左右の底板の回転によって直下のアームを上下させることができる。図5図6図7におけるように、直下のアームを上下させるだけで、アーム9と接続軸3の接続部において、アーム9が回転しないように固定しなければ、底板に補強材を仕込む必要もあり、補強材を両側の水平材に固定する作業が必要になる。
図13は底板の起立倒伏に伴う回転運動或いは往復直線運動によって、アーム9と接続軸3の接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりするもので、使用時は底板を倒伏させ、ネスティング時には起立させるだけで、底板を上下に回転させる以外の作業は必要ではない。
底板が倒伏し固定輪が接地したとき、たとえば図13(a)の場合、アーム9と回転軸3の接続部において、アーム9延長部は互いに近づく方向に回転するが、回転軸3より上の各アーム9の板厚の上半分に、この回転を阻止するクサビ18を投入することによって、アーム9を回転しないようにする。回転軸3より下の各アーム9の板厚の下半分には、押しバネ16が仕込まれる。
図13(a)(c)に示す底板倒伏時には、クサビ18が押し下げられ、図13(a)においては、回転軸3より上の各アーム9の上半分の延長部分の間に、クサビ18を投入することによって、図13(c)においては、回転軸9cより上の各アーム9の延長部分と横架材3の間に、クサビ18を投入することによって各アーム9の「地面から固定輪が離れる方向の回転」を阻止する。クサビ18を投入することによって、各アーム9は固定輪が接地する方向に回転し、押しバネ16は縮められる。左右のクサビ18を連結するスプリングは引きバネである。
図13(b)(d)に示す底板起立時に、クサビ18が引き上げられアーム9から離れることで、押しバネに負荷がなくなり、押しバネ16が伸びる力で、回転軸3を中心にして下半分が互いに離れる方向に回転し、左右のアーム9は固定輪10が浮き上がる方向に回転する。押しバネ16はアーム9が無負荷の状態で、固定輪を浮かす回転を与える力があればよい。
2枚の底板が起立倒伏する際、どちらの底板でも片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏する。図13(a)(b)の構造は複数の平行四辺形を構成するリンク構造で、各接続軸を通過する直線X1,X2、X3は常に平行となり、左右の底板は回転軸5eを通る中心線Yを中心にして左右対称の動きをして、互いに向かい合って回転する。またクサビ18は回転軸5eを通る中心線Y上を上下する。
図13(c)(d)の構造は左右の底板の延長部を1枚のリンクで連結する構造で、図15に後述するが、この場合も2枚の底板は、ほぼ左右対称の動きをして、互いに向かい合って回転する。また2枚の底板が起立倒伏する際、どちらの底板でも片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏する。2枚の底板が起立倒伏する作業において、底板のどこを持っても作業が可能で、持ち上げる位置を指定する必要もなく、また取手などを取り付ける必要もない。
図14は底板の起立倒伏に伴う回転運動或いは直線的往復運動によって、アーム9と接続軸9cの接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりするもので、使用時は底板を倒伏させ、ネスティング時には起立させるだけでよいようにし、底板を上下に回転させる以外の作業はなくすことを目的とする。
ネスティング可能であるためには、横架材3に直行する両側の水平材2及びアーム9は横架材3より低い位置になければならない。アーム9を固定したり固定を解除したりする装置を横架材3より高い位置に設置すると、地面から底板までの高さが高くなるので、上記装置は横架材3の下側の空間に設置する。
図14は回転体の回転を止める機構の説明図で、提案する構造の機構は、アーム9と接続軸9cの接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりするものである。回転体の任意の点は回転の中心を中心にして円運動し、どの点についても、円運動をとめるには、その点を通る円運動の接線方向に力を働かせる必要がある。アーム9と接続軸9cの接続部において、アームに取り付けた当たりの円運動を止めるには、当たりの円運動の接線方向に力を働かせる必要があり、別のアームで上記アームの当たりの円運動を止めるには、別のアームの回転の中心が当たりの円運動の接線上にあるとき、最も効果的に円運動をとめることが出来る。
図14は回転体同士で互いに回転を止めあう機構で、各アーム9の回転軸9cより上の上半分の延長部分の円運動を、図14(a) (b)においては、三角形形状の1枚の回転体19で、図14(c) (d)においては、2枚のリンク19aが一直線になることによって、円運動の接線方向に力を働かせることにより、各アーム9の「地面から固定輪が離れる方向の回転」を阻止するものである。2枚の底板が起立倒伏する際、どちらの底板でも片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏するが、その構造については図16で後述する。
底板の起立倒伏に伴う回転運動を往復直線運動に換え、各アーム9の上半分の延長部分の間に介在する回転体或いはリンクを起動させる方法として、図14(a) (b)においては、往復直線運動する長穴内を「回転体のテコの作用点に取付けた当たり9b」が上下する方式を採用し、図14(c) (d)においては、リンクのテコの作用点に施した長穴内を往復直線運動する当たり9bが上下する方式を採用する。長穴内を当たりが移動するようにすると、アーム9とアーム9に取り付く固定輪の高さを調節することが出来る。
アーム9と接続軸3の接続部において、各アーム9の上半分の延長部分の間の間隔は、図14(a) (b)においては、三角形形状の1枚の回転体19の底辺の頂点部分が相手アーム9の上半分の延長部分に接したとき最大で、図14(c) (d)においては、2枚のリンク19aが一直線になるとき最大である。14(a) (c)は各アーム9の「地面から固定輪が離れる方向の回転」を阻止された状態で、14(a)においては、三角形形状の1枚の回転体の底辺部分が相手アーム9の上半分の延長部分に接しており、図14(c)においては、2枚のリンクが一直線になって更に回転したところで回転が止められている。各アーム9の上半分の延長部分の間の間隔が最大でないことは、「最大になるには最大の位置に戻す力が必要である」ことを意味しており、回転しないように固定されたアーム9が容易に固定を解除することが出来ないことを意味している。
14(b) (d)は各アーム9の固定が解除され、固定輪が地面から離れた状態で、14(b)においては、三角形形状の1枚の回転体が各アーム9の上半分の延長部分の間の領域から排除された状態である。図14(d)においては、2枚のリンクが折りたたまれた状態で、各アーム9の上半分の延長部分の間の間隔は最小である。2つのアーム9の下面は図13の場合と同様に押しバネで繋がれているものとする。
図15は、2枚の底板が起立倒伏する際、どちらの底板でも片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏する機構を説明するもので、図15(a)は双方の底板が一直線上にある状態を示し、図15(b)は片方の底板が90度回転した状態を示す。片方の底板が90度回転すると他方の底板も90度回転するものとすると、図15(a)の図中に示した各接続軸間の寸法の間に以下の数式で表される関係が成立する。
(数1) b=c+(2α−1)a
(数2) c=αL
(数3) 0<α<1
ここで α=0.5 とすると
(数4) b=c=0.5L となり、
数式4から以下の結論が導かれる。図15(c)に示すように、2枚の底板の延長部分を連結するリンク14の片方の接続軸は2枚の底板の回転軸5eを結ぶ線分の中点であり、他方の接続軸はaに関係なく、2枚の底板の回転軸を結ぶ直線と0.5Lの距離を保つ平行線XX上にあることになる。図15(c)は、a=0のときの状態で、中心線Yを中心にしてほぼ左右対称の動きをして、互いに向かい合って回転する。図15(a)(c)は底板倒伏時を示し、90度回転して、図15(b)は片方の底板が90度回転した時を示す。
図15(c)に破線で示すように、左右の回転中心5eを回転軸とする同径の歯車をかみ合うようにすれば、左右の底板は互いに向かい合って起立倒伏の回転運動をする。この場合、上述のリンク機構より、回転が緩慢で、の歯車のかみ合わせがずれると、左右の底板は左右対称に動かないようになり、元に修復できない事態に陥る。
図16は、図15と同じく、2枚の底板が起立倒伏する際、どちらか片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏する機構を説明するもので、図16(a)は底板倒伏時を示し、90度回転して、図16(b)は底板起立時を示す。左右の底板は断面形状が同じで、互いに180度回転した関係にあるものとすると、図16(b)に示すように、90度回転したとき、各底板の回転軸からリンク14の接続軸まで延長部は長さが等しく平行であるので、2枚の底板の2つの回転軸とリンク14の2つの接続軸は平行四辺形を形成し、リンク14の接続軸間の長さは、2枚の底板の2つの回転軸間の長さLであることが理解できる。
したがって2枚の底板が同じ延長部分を持ち、リンク14の接続軸間の長さが底板回転軸間の長さであるならば、底板倒伏時に2枚の底板は一直線上にあり、底板起立時にともに直立することになる。図16(a)において2枚の底板の回転軸を結ぶ直線とリンク14のなす角度をΘとし、各底板の回転軸からリンク14の接続軸までの長さをSとすると、
(数5) Θ=90度のとき S=√2L/2
(数6) Θ=60度のとき S=L/2
(数7) Θ=30度のとき S=L*sin(15度)≒0.25L
であるが、Θ=90度のときやΘ=60度のときは、2枚の底板の回転は中心線Yを中心にして左右対称の動きをせず、片方の底板の小さな動きが、他方の底板の大きな動きに連動して、片方だけが底板が直立以上に回転したり、底板の延長部分とリンク14とが重なったりする。
図16(a)に示す回転の始まりにおいて、「2枚の底板の回転軸を結ぶ直線とリンク14のなす角度Θ」が大きいほど、「底板の延長部分とリンク14とのなす角度Θ」1は小さく、図16(b)に示す回転の終わりにおいて、「底板の延長部分とリンク14とのなす角度Θ1」は大きくなる。「底板の延長部分とリンク14とのなす角度Θ1」は鋭角に始まり180度以上になって終わる。途中Θ1=0になるときがあり、このとき底板の延長部分がリンク14を押し出す量が最大になり、Θ1=0になるときを境にして、リンク14は一旦押し出された後、引き戻される。「2枚の底板の回転軸を結ぶ直線とリンク14のなす角度Θ」が小さいほどΘ1=0になるときが底板の回転の終わりに近く、一旦押し出された後引き戻される量も少ない。Θ=30度のとき中心線Yを中心にしてほぼ左右対称の動きをするので採用できるが、底板の回転の終わりに近くにつれて、Θ1=0に近づき、底板の延長部分がリンク14を押し出す力は弱く、不安定な動きをする。
図15の場合、2枚の底板が連動して起立倒伏する際、「底板の延長部分とリンク14とのなす角度Θ1」は鋭角に始まり、終わりにおいて180度以上にならない。途中Θ1=0になるときがなく、リンク14を一旦押し出した後、引き戻すこともなく、また底板の延長部分がリンク14を押し出す力は強く、安定な動きをする。図17は、図15の「2枚の底板が連動して起立倒伏する機構」を採用して、図14の「アーム9と接続軸9cの接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりする機構」を実施するものである。
図17(a)は底板が倒伏して固定輪が接地した状態を、図17(b)は底板が起立して固定輪が地面から離れた状態を示す。底板5は「回転軸5eを中心に回転する回転体5mに取り付く底板取付金具5n」に取り付けられる。底板5は底板取付金具5nに取り付けるだけで、底板倒伏時には両側の水平材の上に乗って両端支持される。回転軸であり接続軸でもある5eは「横架材3に取り付くケース5lに取り付く。左右の回転体5mはリンク14で連結され、図15において前述した「2枚の底板が連動して起立倒伏する機構」に従い、どちらか片方の底板を上下すると、他方の底板も連動して起立倒伏する。
端部に固定輪10が取り付くアーム9はケース9dに取り付く接続軸9cを回転中心にして回転する。図14において説明した「アーム9と接続軸9eの接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりする機構」に従い、回転体19が横架材3の側面に当たって「アームの固定輪が地面から離れる方向の回転」を阻止する。回転体19はアーム9に取り付く接続軸9eを中心にして回転する。14は回転体同士で互いに回転を止めあう機構であるが、図17においては動きあう回転体同士ではなく、動くことがない横架材3に当たるので、回転体19と横架材3との接点と接続軸9eおよびアームの回転中心9cは動かない三角形を形成し、アーム9の回転は止められる。
アーム9の回転を止める回転体19の回転は回転体19と底板の回転体5mとをリンク19aで連結することで、底板の起立倒伏運動に連動する。リンク19aは接続軸19bで回転体19に接続され、接続軸19cで底板の回転体5mと接続される。回転体19は接続軸9eを中心に回転するが、接続軸9e接続軸19b接続軸19cが一直線になる以前にあたり19dによって回転体19の回転は止められる。アーム9を上げ下げするリンク機構において図14のように長穴を採用しない。左右のアームの下面に押しバネを仕込むことで、底板の起立運動と「アームの固定輪が地面から離れる方向の回転」を軽く動くようにする。
図18は9に直接底板を取り付け、アームと底板を一体にするもので、底板の図示は省略する。図12図13図17に示したアームが90度回転するようにするとアームと底板を別々にする必要はなくなり、構造も操作も簡単になる。台車フレームの両側面の水平材が横架材3より下であれば、ネスティング可能となる。ネスティング時にアーム9の回転方向と固定輪10が地面から離れる方向と一致するので、使用時に「アームの固定輪が地面から離れる方向の回転」すなわちネスティング時の底板の起立運動がおきないようにする必要がある。「回転しないように固定されたアーム9」が使用時に容易に固定を解除することが出来ないことは、ネスティング時に固定を解除することが出来ないことを意味している。図12図13図17において、底板を上下に回転して固定の解除したように、ネスティング時に固定を解除するためには、ロックを外したり、レバー20などを回転する操作によってアームを回転させる必要がある。台車フレームにロックやレバー20を追加するので、駐車時に動かないようにする装置20aや走行時に停車させるブレーキ20bなどの装置が追加する。
図18(a)は底板が倒伏して固定輪が接地した状態を、図18(b)は底板が起立して固定輪が地面から離れた状態を示す。図14(c)(d)の「アーム9と接続軸9eの接続部において、アーム9が回転しないように固定したり固定を解除したりする機構」を実施するもので、図18(a)は2枚のリンク19aが一直線になるとき図18(a)は2枚のリンク19aが折りたたまれたときの状態を示す。リンク19aは接続軸19eでアーム9に接続され、左右のリンク19a同志は接続軸19fで接続される。接続軸19fは鉛直線上を上下し
レバーの自在継ぎ手19gに一致する。左右のリンク19aの回転面とレバーの回転面は直交している。
図18(c)のレバーの倒伏時には、レバーの上面が底板の上面に一致して荷台の水平面を確保し、レバー20は回転が下に限られる接続軸20cで取手20dが延長される。
レバー20の倒伏時に取手20dを踏み込めば、走行時に停車させるブレーキ20bが固定輪10を押さえてブレーキが働くようにする。
図18(d)に示すようにレバー20の起立に連動して、底板が取り付いたアーム9を90度回転させて直立させて静止させると、図18(a)に示すように2枚のリンク19aが折りたたまれて、アーム9は回転軸9eより上側が近づきあう方向の回転を起こし、アーム9の固定を解除する。レバー20の起立はアーム9を90度回転させて直立さると同時に、駐車用ブレーキ20aが自立し、固定輪10に代わって、車体全体を支持する。
支柱が底面両側の水平材の端部に直立する棚付きキャリーカートの姿図 棚板側面の円柱突起が支柱長穴内を回転しながら移動する一連の動作図 支柱の円柱突起が棚板側面長穴内を回転しながら移動する一連の動作図 直方体回転軸が支柱の円筒と溝状間隙とが連続する軸受内を移動する動作図 底板に連動するプレートの動作図で回転軸側固定輪が底板に付く例 底板に連動するプレートの動作図で底板の長穴内をプレートの回転軸が動く例 底板に連動するプレートの動作図で底板とプレートがリンクで連結される例 支柱が底面両側面の水平材の中央に直立する棚付きキャリーカートの姿図 棚板と支柱の接合部における棚板の回転動作説明図 棚板両側の部品分解図 2枚に分割され中央の回転軸で接合される底板の動作説明図 底板が起立時に2枚のプレートを連結する回転軸の上に乗る動作説明図 クサビの投入でアームが起立倒伏する機構説明図 回転体同士で互いに回転を止めあう方法によるアームの回転祖止の機構説明図 90度の延長部を持つ2枚の底板が連動して起立倒伏する機構説明図 同じ延長部を持つ2枚の底板が連動して起立倒伏する機構説明図 図14図15の機構の実施例 レバー20操作でアームが起立倒伏する機構説明図
符号の説明
1 支柱
2 底面両側面の水平材
3 底板の回転軸
4 棚板
5 底板
6 補強材
7 フック
8 片持ち梁
9 固定輪が取り付くプレート
10 固定輪
11 自在輪
12 地面
13 ボルト
14 リンク
15 柱つなぎ
16 押しバネ
17 側面枠
18 クサビ
19 回転体
20 レバー

Claims (8)

  1. 棚板或いは底板の短辺方向の両側の側面と各層棚板或いは底板の両側の支柱との接続軸において、長辺方向に平行な回転軸を中心軸とする円筒形の突起物が長穴内を回転しながら移動して、棚板或いは底板が回転軸のまわりを回転できるようにして同時に棚板或いは底板回転軸の位置が移動することによって、起立或いは倒伏を可能にし、
    棚板或いは底板の自重による回転の回転方向を阻止する当たりで、棚板或いは底板の盤面が水平面内にある状態と鉛直面内にある状態で静止状態を保つことが出来ることを特徴とする棚板或いは底板
  2. 中心軸に平行な2つの平面で挟まれる円柱の一部であり、短辺が円弧で長辺が直線である断面を有する、側面が円柱面である円柱から切り出された直方体の回転軸が、棚板或いは底板の短辺方向の両側側面に取り付き、
    棚板或いは底板の両側の支柱に取り付けられる円筒と溝状の間隙とが連続する軸受けの円筒内を貫通して、
    軸受けの円筒の中心軸と貫通する上記回転軸の中心軸を一致させながら回転し、棚板或いは底板の盤面が水平面内にある状態から鉛直面内にある状態に回転したあと、
    軸受け円筒と連続する溝状の間隙に嵌まりこみ、上記回転軸が上下動をして、棚板或いは底板が鉛直状態で静止し、
    棚板或いは底板が水平状態で上記回転軸が円筒内にあるとき、回転軸の左右上下の移動が拘束され、棚板或いは底板が鉛直状態で板状の回転軸が溝状の間隙Gに嵌まりこむとき、回転軸の回転が拘束され、
    棚板或いは底板の盤面が水平面内にある状態と鉛直面内にある状態で静止状態を保つことが出来ることを特徴とする棚板或いは底板
  3. 請求項1及び請求項2の棚板或いは底板を有する自在輪が4隅に着く4輪車或いは4隅の自在輪と中央に2つ固定輪で台車を支持する6輪車のネスティング可能な棚付きキャリーカート
  4. 底板長辺方向中央の位置で、4隅の自在輪が取り付く水平材と支柱と柱つなぎからなる台車フレームに固定された回転可能な接続軸に、底板長辺方向と直角方向に連結され、底板長辺方向を走行方向とする固定輪が上記接続軸の反対側の端部あるいは両端に取り付くプレートであり、
    倒伏して上記台車フレームに固定された底板の下面に付した窪みに嵌まり込んで、水平面内のあらゆる方向の動きが拘束され、底板に上から押さえつけられることで、上下の動きが止められ、底板に密着して固定されるようになるプレートで、
    プレート両端の固定輪が接地状態にあるとき上記台車フレームを支持するようにし、
    長辺方向の回転軸を中心にして回転する底板の起立運動に連動して、プレート両端の固定輪が上昇し、地面からはなれて接地しない状態でネスティング可能な高さで静止することによって、上記台車フレームは4隅の自在輪で支持されようになり、全方向に移動が可能となる機能を有するプレート
  5. 片端に固定輪が取り付き中間に上記台車フレームに固定された回転軸があって、他端が負荷によって上下に動き、固定輪側の端部が円運動して固定輪が接地する状態と接地しない状態で静止させるプレートで、2枚のプレートを互いに反対方向にして回転軸を共通にするか或いは接近させて、他端に負荷によって伸び縮みするスプリングを仕込み、底板を起立させてプレートから離した無負荷時に固定輪をネスティング可能な高さに静止させるプレート
  6. 底板倒伏時に底板と密着し、底板起立時に底板から離脱し、ネスティング可能な高さで静止するようにした請求項4と請求項5のプレートで構成される底板中央に固定輪を持つ6輪車のキャリーカート
  7. 回転軸を中心に回転する2つのアームがあって、それぞれのアームの回転軸と反対側の端部に接続軸があり、これらの接続軸を1枚のリンクでつなぐ3枚のリンクからなるリンク構造において、それぞれのアームの長さがアームの回転軸の間の距離の半分であり、リンク構造の始動において、片方のアームがアームの回転軸を結ぶ直線状にあり、片方のアームがアームの回転軸を結ぶ直線状に直交する方向を向くとき、片方のアームが90度回転すると他方のアームも向かい合う方向に90度回転することを利用して、観音開きの2枚の床板が、片方を回転させることで、両方の床板が同時に90度回転して水平状態の2枚の床板が同時に直立する機構
  8. 請求項5の法則にしたがって観音開きの2枚の底板が、片方を回転させることで、両方の底板が同時に90度回転して水平状態の2枚の底板が同時に直立するようにして、観音開きの2枚の底板と連動して端部に固定輪を取り付けた観音開きの2枚のアームを上下させるキャリーカート
JP2007008254A 2007-01-17 2007-01-17 キャリーカート Expired - Fee Related JP4690350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008254A JP4690350B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 キャリーカート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008254A JP4690350B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 キャリーカート

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008174053A true JP2008174053A (ja) 2008-07-31
JP2008174053A5 JP2008174053A5 (ja) 2010-05-06
JP4690350B2 JP4690350B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=39701402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008254A Expired - Fee Related JP4690350B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 キャリーカート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4690350B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181628A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Nekusuten:Kk 展示用パネル取付具
CN112722043A (zh) * 2021-01-15 2021-04-30 贵州斯乐新材料科技有限公司 一种铝锭生产用运输车
CN114162535A (zh) * 2021-09-30 2022-03-11 老肯医疗科技股份有限公司 一种脉动真空压力蒸汽灭菌器的对接机构
CN115006985A (zh) * 2022-05-13 2022-09-06 天津大学 一种便于移动的防爆除烃器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111422231B (zh) * 2020-03-09 2021-07-02 江苏理工学院 一种车座搭巾安放装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182267U (ja) * 1974-12-25 1976-07-01
JPS51114991U (ja) * 1975-03-12 1976-09-17
JPS544723U (ja) * 1977-06-11 1979-01-12
JPH0591440U (ja) * 1992-05-06 1993-12-14 株式会社田窪工業所 棚の取付装置
JPH09150743A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Showa Alum Corp 料理等の搬送用台車
JPH10119786A (ja) * 1996-10-23 1998-05-12 Kawajun Kk ストックカート
JP2005096532A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Daifuku Co Ltd 荷搬送台車の中間棚支持装置
JP2008149758A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Koichi Okamoto 棚付きキャリーカート

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182267U (ja) * 1974-12-25 1976-07-01
JPS51114991U (ja) * 1975-03-12 1976-09-17
JPS544723U (ja) * 1977-06-11 1979-01-12
JPH0591440U (ja) * 1992-05-06 1993-12-14 株式会社田窪工業所 棚の取付装置
JPH09150743A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Showa Alum Corp 料理等の搬送用台車
JPH10119786A (ja) * 1996-10-23 1998-05-12 Kawajun Kk ストックカート
JP2005096532A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Daifuku Co Ltd 荷搬送台車の中間棚支持装置
JP2008149758A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Koichi Okamoto 棚付きキャリーカート

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181628A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Nekusuten:Kk 展示用パネル取付具
CN112722043A (zh) * 2021-01-15 2021-04-30 贵州斯乐新材料科技有限公司 一种铝锭生产用运输车
CN114162535A (zh) * 2021-09-30 2022-03-11 老肯医疗科技股份有限公司 一种脉动真空压力蒸汽灭菌器的对接机构
CN114162535B (zh) * 2021-09-30 2023-12-22 老肯医疗科技股份有限公司 一种脉动真空压力蒸汽灭菌器的对接机构
CN115006985A (zh) * 2022-05-13 2022-09-06 天津大学 一种便于移动的防爆除烃器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4690350B2 (ja) 2011-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690350B2 (ja) キャリーカート
JP4400756B2 (ja) 昇降搬送装置
EP2688830B1 (en) Arrangement for damping oscillation of loading member in crane
CN101962112A (zh) 带升降机构的轨道行进台车
CN104602995B (zh) 具有自承的承载支架的高架输送装置
JP2012158248A (ja) 搬送据付装置
JP5405973B2 (ja) 移動式黒板装置
JP4690298B2 (ja) 棚付きキャリーカート
JP2017052561A (ja) パネル積載用ラック
KR200468202Y1 (ko) 선박용 선반
JP5698474B2 (ja) 天井クレーンの設置方法
US11440772B2 (en) Elevator pit ladder apparatus
JP6824835B2 (ja) 中間免震層対応フォーク式機械駐車装置
NL2010422C2 (nl) Steigermodule alsmede lift geschikt voor een dergelijke steigermodule.
JP2011080360A (ja) 駐車装置と昇降装置
JP3185897U (ja) 軽量建材運搬機
JP3699252B2 (ja) 免震装置
JP5119100B2 (ja) 蛇腹式テント
JP5696905B2 (ja) ラックの制振構造
JP2020196430A (ja) 運搬台車
JP4121519B2 (ja) 重量物用パレット
JP4251091B2 (ja) 中間棚付き運搬用台車
JP4228294B2 (ja) 荷搬送台車の中間棚支持装置
JP6544793B2 (ja) 昇降式上下二段駐輪装置
CN102563294A (zh) 电视机臂摆升降机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees