JP2008168139A - 湾曲したゴルフパター - Google Patents
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Abstract
【課題】パットの意図したラインが見えやすいゴルフパターを提供する。
【解決手段】ゴルフパターヘッド(1)は、ヒール(11)及びトウ(12)を備えたフェース部材(101)と、後方へ延びる本体部材(201)とを有する。本体部材の少なくとも一部は、クラブヘッドのヒールに向かって湾曲している。フェース部材は、トウがヒールよりも大きな高さ寸法を有するよう傾斜し、本体部材も同様に傾斜しているのがよい。本体部材は、フェース部材を貫通し、クラブヘッドの打球面(17)の少なくとも一部を形成している。本体部材を貫通して穴(26)が設けられるのが良く、穴は下に位置するフェース部材の一部分を露出させ、かかる穴をクラブヘッド位置合わせ補助手段として用いるのが良い。種々の本体部材を単一のフェース部材に交換可能に連結できる。
【選択図】図7
【解決手段】ゴルフパターヘッド(1)は、ヒール(11)及びトウ(12)を備えたフェース部材(101)と、後方へ延びる本体部材(201)とを有する。本体部材の少なくとも一部は、クラブヘッドのヒールに向かって湾曲している。フェース部材は、トウがヒールよりも大きな高さ寸法を有するよう傾斜し、本体部材も同様に傾斜しているのがよい。本体部材は、フェース部材を貫通し、クラブヘッドの打球面(17)の少なくとも一部を形成している。本体部材を貫通して穴(26)が設けられるのが良く、穴は下に位置するフェース部材の一部分を露出させ、かかる穴をクラブヘッド位置合わせ補助手段として用いるのが良い。種々の本体部材を単一のフェース部材に交換可能に連結できる。
【選択図】図7
Description
本発明は、ゴルフクラブに関し、特に、本発明は、湾曲した本体及び背丈の高いトウを備えたゴルフパターに関する。
なお、本願は2006年1月4日に出願された米国特許出願第11/324,218号(現在係属中)の一部継続出願であり、この米国特許出願を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。また、本願は、2007年1月10日に出願された米国仮特許出願第60/879,525号の権益主張出願であり、この米国仮特許出願を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。
ゴルフクラブヘッドは、多種多様な形及び作り、例えば、ウッドタイプ又はメタルタイプ、アイアンタイプ(ウエッジタイプクラブヘッドを含む)、ユーティリティタイプ、ハイブリッドタイプ、特別仕様タイプ及びパタータイプのスタイルで売られている。これらスタイルは各々、規定された機能及び構成を有している。本発明は主として、典型的には、ゴルフボールを打ち、これに転がりながら進む経路を与えるために用いられるパターに関する。
パターには多くのスタイルがあり、かかるスタイルとしては、ブレード、槌型、ヒール−トウ重付け型及びTライン型パターが挙げられる。互いに異なるタイプのパターでは、互いに異なる利点が得られる。例えば、Tライン型パターは典型的には、フェースから後方へ延びる本体部材を有する。これは、ゴルファーが、パットの意図したラインを見るのを助けると共に向上した機械的属性をもたらすことができる。さらに、公知のパターは、フェースの長さに沿って(ソールからトップラインまで)全体として一定の高さを有する。しかしながら、湾曲した本体部材又は背丈の高いトウを備えた公知のパターは存在していない。
本発明は、湾曲した本体及び背丈が高く設定されたトウを有するゴルフパターに関する。パターヘッドは、ヒール及びトウを備えたフェース部材と本体部材とを有している。本体部材は、フェース部材に連結された状態でこれから後方へ延びている。本体部材の少なくとも一部は、ゴルフクラブヘッドのヒールに向かって湾曲している。本体部材は、湾曲していない真っ直ぐな部分を有するのがよく、この真っ直ぐな部分は好ましくは、フェース部材のすぐ後方に0.5〜3インチ(1.255〜7.62cm)の距離にわたって延び、そしてこの真っ直ぐな部分は、湾曲した部分に移行している。変形例として、フェース部材の後方へ延びる本体部材は、全体が湾曲している。本体部材は、フェース部材を貫通して延び、ゴルフクラブヘッドの打球面の少なくとも一部を形成している。
本体部材の湾曲部分は、種々の手法で定量化できる。かかる一手法は、曲率半径によるものであり、この曲率半径は好ましくは、0.5インチ〜10インチ(1.255cm〜25.4cm)である。別のかかる手法は、フェース部材に垂直な第1の線と、本体部材の最も後方の端のところで本体部材の湾曲部分に接する第2の線のなす角度によるものである。この本体部材の角度は好ましくは、1°〜10°である。湾曲本体部分は、曲率半径が1つだけ存在するように一様に湾曲しているのがよく、或いは、湾曲本体部分は、多数の曲率半径が存在するように複合湾曲パターンを有してもよい。
フェース部材は好ましくは、トウがヒールよりも大きな高さを有するよう傾斜している。フェース部材の頂面と通常のアドレス位置のところでの水平面のなす角度は、好ましくは、1°〜10°である。本体部材は、好ましくは同様に傾斜しているのがよい。これら角度は好ましくは、互いに±0.5°(1/2度)以内、フェース部材角度の±0.5°以内、及びゴルフクラブヘッドのロフトアングルの±0.5°以内にある。
本体部材は、好ましくは、フェース部材角度の±0.5°以内の角度でテーパしている。このテーパは、本体部材の下方、後方部分又はこれら両方の部分のところにおいて、本体部材がヒールに向かう高さ寸法よりも本体部材がトウに向かう高さ寸法が大きいように頂面に沿って設けられているのがよい。
本体部材を貫通して穴が設けられるのが良く、それにより上から見ることができるフェース部材の一部分が露出される。位置合わせ補助手段をフェース部材に設けてこれが本体部材の穴を通して見ることができるようにするのが良い。この位置合わせ補助手段は、独立して機能することができ、例えば、ゴルフクラブが正確な使用位置にあるとき、見ることができる色分けとして又は変形例として、ゴルフクラブが正確な使用位置にないときに見える色分け機能を実行することができる。位置合わせ補助手段は又、クラブヘッドの他の部分と関連して機能しても良く、例えばラインセグメント又は円弧であり、このラインセグメント又は円弧は、クラブが正確な使用位置にあるとき、本体部材に設けられた第2のラインセグメント又は円弧と位置合わせ状態になる。
ゴルフクラブは、ホーゼルを介してクラブヘッドに連結可能なシャフトを有する。ホーゼルは、フェース部材に対し、ロフトアングル、本体部材角度及び(又は)フェース部材角度の±0.5°以内にある角度をなすようフェース部材の頂面に対して傾斜しているのがよい。
フェース部材は、好ましくはステンレス鋼で作られ、本体部材は、好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金で作られる。望ましいプレー特性を達成するため、ゴルフクラブヘッドは、属性として重量を変更できるようになっているのがよい。例えば、フェース部材には重量を減少させる凹部を設けるのがよく、本体部材を少なくとも部分的に貫通して重量を減少させる穴を設けるのがよい。重り部材をフェース部材、本体部材又はこれら両方に設けるのがよい。かかる空所、穴及び重り部材により、ゴルフクラブヘッド設計者は、所望の全体的クラブヘッド重量並びに所望の慣性モーメント及び望ましい重心の位置を達成することができる。
添付の図面を参照して本発明を説明する。図中、同一の参照符号は、同一の要素を示している。
実施例の場合以外において又は別段の指定がなければ、数値による範囲、量、値及び百分率の全ては、「約」という用語が値、量、又は範囲に明記して併記されていない場合であっても、あたかも「約」という用語がその前に付けられているものとして読まれるのがよい。従って、相反する指定がなければ、以下の説明及び特許請求の範囲に記載された数値パラメータは、本発明によって得ようとする所望の特性に応じてばらつきのある近似値である。少なくとも、均等論の適用を特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に制限しようとしてではなく、各数値パラメータは、少なくとも、報告された有効桁の数に照らして且つ通常の丸め法を適用することにより解釈されるべきである。
本発明の広い範囲を記載する数値範囲及びパラメータが近似値であるにもかかわらず、任意特定の例において記載された数値は、できるだけ正確に報告されている。しかしながら、どのような数値であっても、必然的にこれらそれぞれの試験測定に見られる標準偏差に起因した或る程度の誤差を本来的に含む。さらに、変化する範囲の数値範囲が本明細書に記載されている場合、列記した値を含むこれら値の任意の組合せを使用できることが想定されている。
図1及び図3はそれぞれ、本発明のゴルフクラブヘッド1の上から見た斜視図及び下から見た斜視図であり、図2及び図4は、それぞれその分解組立て図である。クラブヘッド1は、2つの主要な構成要素、すなわち、フェース部材10及び本体部材20を有している。フェース部材10と本体部材20は、本体部材20がフェース部材10から後方へ延びるように互いに連結されている。図5で分かるように、本体部材20はクラブヘッド1のヒール11に向かって湾曲している。これにより、ゴルファーは、適正なスイング経路を用いるための位置合わせツールが得られる。パッティングのストロークは、他のゴルフストロークと同様、ゴルファーの体回りに旋回すべきである。スイングの円弧は、クラブライ角度(シャフトとクラブヘッドとの間の距離)によって定められ、ライが平らであればあるほどそれだけ一層スイング経路円弧が大きくなる。本体部材20が、湾曲しているので、ゴルファーは、正確なスイング経路を用いることが促される。
湾曲本体部材20は、種々の仕方で定量化できる。例えば、本体部材は、曲率半径Rを有するのがよく、この曲率半径は、0.5インチ〜10インチ(1.255cm〜25.4cm)であるのがよく、3インチ〜7インチ(7.62cm〜17.78cm)がより好ましい。代替的に又は追加的に、本体部材の曲率をフェース部材10に垂直な第1の線L1と湾曲本体部材20に接した第2の線L2とのなす角度αによって説明できる。線L1,線L2は、種々の位置に配置することができる。図示の実施形態では、第1の線L1は、本体部材20がフェース部材10と接合した本体部材の最も後方の部分のところで本体部材20の中点を通り、第2の線L2は、本体部材20の最も後方の端部のところで本体部材20に接している。線L1,線L2のなす本体部材の角度αは、1°〜10°であるのがよく、3°〜7°がより好ましい。この曲率の量により、ゴルファーは適正なスイング経路に沿ってパットを行うのが促進されると共にクラブヘッド1に対する見栄えがよく且つ有益な美的外観が与えられたままになる。本体部材の曲率を定量化するこれら例示の手法のうちの1つが本明細書において用いられているが、当業者であれば、他の例示の手法並びに追加の手法を同様に用いることができることは認識されよう。
本体部材20の少なくとも一部は、ヒール11に向かって湾曲している。すなわち、本体部材20は、湾曲部分22に加えて真っ直ぐな部分21を有するのがよい。真っ直ぐな部分21は、湾曲しておらず、好ましくは、フェース部材10のすぐ後方に延びている。フェース部材10の後方に向かって本体部材20沿いの或る箇所で、真っ直ぐな部分21は、湾曲部分22に移行しており、それにより、上述した特徴が得られる。好ましくは、本体部材20の残部は、湾曲している。すなわち、好ましくは、フェース部材10の後方へ延びる本体部材20の全体は、真っ直ぐな部分21と湾曲した部分22の結合により形成されている。真っ直ぐな部分21がフェース部材10から後方へ延びる距離D1は好ましくは、0.5インチ〜3インチ(1.255cm〜7.62cm)であるのがよい。湾曲部分22が真っ直ぐな部分21を越えて延びる距離D2は、本体部材20の全長の関数であり、好ましくは、2〜4.5インチ(5.08〜11.43cm)であるのがよい。フェース部材10から後方へ延びる本体部材20の全長は好ましくは、2〜5インチ(5.08〜12.7cm)であるのがよい。注目されるべきこととして、熟練したゴルフクラブデザイナーは、本明細書において開示した利点を保ちながら、上述した寸法形状とは別の寸法形状を選択することができる。
変形例として、フェース部材10から後方へ延びる本体部材20は全体が湾曲していてもよい。換言すると、真っ直ぐな部分21がフェース部材10から後方へ延びる距離D1は、0〜3インチ(0〜7.62cm)であるのがよい。本体部材20の曲率は、これは本体部材の全長の全てであるにせよその一部に過ぎないものであるにせよ、いずれにせよ、好ましくは一定の曲率を有する。すなわち、フェース部材10から後方へ本体部材20の全長に沿って延びるのがよい本体部材20の湾曲部分22は、一定の曲率半径Rを有する。これは、クラブヘッド1に美的に優れていて流れるような見た目を与えるのを助ける。しかしながら、変形実施形態は、本体部材の湾曲した部分22に沿って多数の曲率半径を備えた本体部材20を有してもよい。一例として、フェース部材10の最も近くに位置する湾曲部分22の第1の領域は、フェース部材10から遠くに位置する湾曲部分22の第2の領域よりも曲率半径が大きいのがよい。
図7は、本発明のクラブヘッド1の別の実施形態を示している。この実施形態では、フェース部材101は、より伝統的な外観を備えている。フェース部材101は、比較的薄いトップライン50及びトップライン50と比較して比較的厚いソール51を有している。さらに、フェース部材101は、ヒール部分及びトウ部分のところにフランジ52を有し、これらフランジは、その中央領域にキャビティ53を備えている。オプションとして、1つ又は2つ以上の重り部材を例えばソールのヒール部分及びトウ部分のところ又はこれらの中に設けるのが良い。この設計により、ヒール11及びトウ12のソール側のクラブヘッド重量が増し、所望のヒール−トウ、フロント−バック及びトップ−ボトムの重り付けが可能になり、その結果、バランスの取れた安定性のあるゴルフクラブが得られる。本体部材201は、上述したように、フェース部材101に連結されてこれから後方に延びている。好ましくは、本体部材201は、上述したように有益な理由で湾曲している。図7の図示の実施形態では、本体部材201は、上述した本体部材20ほど後方には延びていない。これは、何割かのゴルファーにとって有益な場合がある。好ましくは、本体部材201は、クラブヘッド1の打球面と反対側のフェース部材101の後面から1〜4インチ(2.54〜10.16cm)、より好ましくは1〜3インチ(2.54〜7.62cm)後方に延びる。本体部材201は、所望に応じて1つ又は2つ以上の重量除去ボア又は穴23を有するのが良い。
本体部材201を種々の仕方でフェース部材101に連結することができる。図7の図示の実施形態で示すように、機械的締結具を結合手段として用いることができる。接着剤、エポキシ樹脂等も又、単独で又は機械的締結具と関連して用いることができる。これは、例えばゴルファーが本体部材201をゴルフのラウンド中に用いようとする場合に望ましい場合がある。ゴルファーは、練習中にのみスイング経路位置合わせツール(即ち、本体部材201)を使用したいと願うことが可能である。この場合、本体部材201は、これを容易に取り付けたり取り外したりすることができるようにフェース部材101に結合されるのが良い。この場合も又、機械的締結具、接着剤、エポキシ樹脂等を使用することができるが、接着剤又はエポキシ樹脂が選択された場合、接着剤又はエポキシ樹脂は、これが本体部材201の取り付け及び取り外しを困難にするような強度のものであってはならない。注目すべきこととして、この本体部材201を既存のパターに連結することができ、それにより公知のパターで実現されるべき本明細書において説明した利点が得られる。
公知のパターは、フェースの長さに沿ってほぼ一定の高さ(ソールからトップラインまで)を有するが、大抵のアイアンタイプのゴルフクラブは、トウの高さがヒールの高さよりも大きいように傾斜したトップラインを有している。この不一致により、ゴルファーは、アイアンの場合とほぼ同じアドレスにおける見た目をパターで達成するようパターのトウを持ち上げることができるものと思われる。しかしながら、このトウの持ち上げにより、パットのパットラインのねらいは、実際には、標的の左側に向けられる(これは、右利きのゴルファーの場合であり、左利きのゴルファーの場合は、パットラインのねらいは標的の右側に向けられる)。この現象は、パターのロフトアングルの結果である。この位置合わせ不良を無くすため、本発明の一実施形態は、フェース部材10が傾斜した頂面13を備えたパタータイプのゴルフクラブヘッド1を提供する。図6に示すように、フェース部材10は、トウ12のところの高さHTがヒール11のところの高さHHよりも大きいように傾斜した頂面又は上面13を有する。フェース部材10が傾斜していることによりパタートウ12がアイアンタイプのゴルフクラブヘッドと似た外観を有するので、ゴルファーがアドレスでトウを持ち上げる可能性は低い。かくして、結果として得られたパットは、より正確であり、所望の結果を達成する可能性が高い。ヒールからトウへの方向におけるフェース部材10の全長は好ましくは、2〜5インチ(5.08〜12.7cm)である。
図6に示すように、線L3は、表面13の延長線を示し、線L4は、水平面(クラブヘッド1がアドレス1にある場合)を示している。これら線L3,線L4は、フェース部材角度βを形成し、このフェース部材角度βは、1°〜10°であるのがよく、3°〜7°がより好ましい。一実施形態では、フェース部材角度βは、これがロフトアングル(すなわち、アドレスでのクラブヘッドの打球面と鉛直面とのなす角度)の±0.5°以内にあるようにパターヘッドのロフトアングルに合わされている。本体部材角度αとフェース部材角度βは、これら角度が互いの±0.5°以内にあり、オプションとして、ロフトアングルの±0.5°以内にあるように一致しているのがよい。この角度の一致の結果として、流れるような美観的に優れた形状及び外観を備えたクラブヘッドが得られる。
図6に最も明確に示されているように、本体部材20も又、フェース部材10と同様に傾斜し又はテーパしているのがよい。すなわち、本体部材20の頂面は、トウ側がヒール側よりも大きな高さを有するように傾斜しているのがよい。好ましくは、本体部材20は、フェース部材10と同じ角度(フェース部材角度β)で傾斜している。本体部材20の下方、後方部分も又テーパしているのがよい。例えば、図示のように、本体部材20の下方、後方部分は、フェース部材10から遠ざかる方向に本体部材の頂面に向かって上方にテーパし又は傾斜しているのがよい(すなわち、テーパ角の水平成分は好ましくは、フェース部材10に実質的に垂直である)。これら本体のテーパ角は各々好ましくは、1°〜10°であり、ロフトアングル、本体部材角度α及び(又は)フェース部材角度βの±0.5°以内にあるのがよい。
フェース部材10の好ましい構成材料としては、ステンレス鋼、例えば8802ステンレス鋼が挙げられ、本体部材20の好ましい構成材料としては、アルミニウム又はアルミニウム合金が挙げられる。所望の慣性モーメント(MOI)特性を達成するため、重り部材を本体部材20及び(又は)フェース部材10内に設けるのがよい。例えば、重り部材30を本体部材20の後方部分内に位置決めするのがよい。好ましい場所の1つは、フェース部材10の下方側部のうちで上述したテーパ領域である。重り部材30の質量は、5〜30グラムであるのがよい。好ましくは、質量が次第に変わる複数個の重り部材30を設け、特定のゴルファーの要望に応じて特定の重り部材30をこれらから選択する。例えば、質量が5グラム又は10グラムだけ異なる重り部材30を設けるのがよく、特定のゴルファーにとって適した質量をクラブデザイナ又はクラブ仕上げ工によって選択される。このように、クラブヘッド1(及び結果として得られるゴルフクラブ)をゴルファーの個々の要望に合わせて自由に設定できる。用いられる特定の重り部材30は、公知の仕方で、好ましくは、これが使用中容易には調節できないように取り付けられる。クラブヘッド1に対してしっかりとした感触が得られるようガスケット又はOリング31を重り部材30と共に設けるのがよい。同様に、1つ又は2つ以上の重り部材32をフェース部材10に設けるのがよい。
フェース部材10がテーパしているために、本来的にトウ12により多くの材料が存在している。同じ理由で、クラブヘッド1の重心は、トウ12寄りに偏っており、これにより、ゴルファーにはアイアンタイプのクラブと同様な感触を与えることができ、更に、適正なスイング面及び経路の達成が促進される。クラブヘッド1の全重量/質量を制御する手段として、クラブヘッドの設計に重り調節手段を組み込むのがよい。例えばトウ12から材料を除去するのがよく、それにより重量を減少させる凹部14が形成される。重り部材32は、凹部14の少なくとも一部の中に位置決めされる。これら重量の抑制を一段と達成するため、重り部材32は、重りではなく質量の小さなインサートの形態を取ってもよい。この場合、フェース部材10それ自体の質量は、所望のMOIをもたらす。別の例示の重量減少手段としては、フェース部材10と本体部材20の接合部のところのフェース部材10の内面から材料を除去することが挙げられる。かくして、重量減少凹部15が、図2に示されている。注目されるべきこととして、フェース部材10と本体部材20との間の適正な連結を保証するのに十分な材料がフェース部材10に提供される。
適当な全クラブヘッド重量を達成するのを一段と保証するため、重量を減少させる穴23を本体部材20に設けるのがよい。これら穴23は、本体部材20を完全に貫通してもよく、或いは、これら穴が空所を形成するよう本体部材20を部分的に通るに過ぎないものであってもよい。後者の場合、一対又は複数対をなす鏡像関係にあるキャビティが、本体部材20の各側に設けられる。2つのかかる穴(又は、キャビティの対)23は、図示の実施形態に示されている。これよりも多い数又は少ない数の穴23を使用してもよい。穴23の数はパタータイプの関数であるのがよい。例えば、標準型のパターには2つのかかる穴23を設けるのがよく、ベリー(belly )タイプのパターに関してはかかる穴23を1つ設けるのがよく、ロングパターについてはかかる穴23を設けないのがよい。重り部材30,32は又、少なくとも1つにはパタータイプに基づいて選択されるのがよい。
クラブヘッド1は、適正なスイング及びその結果としての所望のゴルフショットを一段と促進する標識を有するのがよい。例えば頂面13に又はこれに沿って照準又はねらい付けライン16を設けるのがよい。図示の実施形態では、ねらい付けライン16は、ヒールからトウの方向に延び、パットの意図した経路に実質的に垂直である。これは、ゴルファーが所望の結果を目で見て達成するのを助ける。追加の例として、本体部材20の頂面に又はこれに沿ってスイング経路ライン24を設けるのがよい。スイング経路ライン24は、ゴルファーが適正なスイング面及び経路を目で見て達成するのを助け、このスイング経路ラインは好ましくは、本体部材20の中央に位置決めされる。これら標識16,24が太い黒の線として図示されているが、当業者であれば、標識16,24は、種々の他の形態を取りうることは認識されよう。例えば、標識は、薄い線、互いに異なる色、線ではなくドットであってもよいことなどである。図10に示すように、ねらい定めライン16′をフェース部材10の長手方向軸線に隣接して且つこれに平行に本体部材20の頂部に設けるのが良い。このヒールからトウへの位置合わせ状態のねらい定めライン16′をフェース部材10の頂部の実質的に平行なねらい定めライン16と関連して又は好ましくはこれに代えて用いることできる。
図8は、本発明のクラブヘッド1の別の実施形態、即ち、フェース部材101及び本体部材202を有するクラブヘッド1を示している。この実施形態は、図7の実施形態に類似したものとして示されているが、この実施形態は、図7に示すタイプのものであっても良い。本体部材202は、本体部材202を貫通した穴26を備える壁25を有している。本体部材202を打球面と反対側のフェース部材101の実質的に垂直の後面に隣接して且つフェース部材101の実質的に水平の表面の頂部に設けた場合、この実質的に水平の表面は、穴26を通してゴルファーに見えることになる。本明細書で用いる「実質的に」垂直及び「実質的に」水平という用語は、フェース部材101の相対的な表面を区別するために用いられている。これら表面は、それぞれ、実際には正確に垂直又は正確に水平である必要はない。穴26は、クラブヘッドの前方部分から重量を除去することに加えて、フェース部材101の一部分を上から見ることができるようにする。これにより、有利には、フェース部材101に設けられている標識18が、穴26を通してゴルファーに見えるようになる。図8の図示の実施形態では、この標識18は、スイング経路ライン24の延長部として示されている。標識18,24相互間の相対的な高さの差により、この実施形態は、二次的位置合わせ補助手段を有している。標識18,24が連続したラインとして見えるようにするためには、クラブヘッドを正しい位置に保持しなければならない。トウ12が高すぎ又は低すぎる場合、標識18,24は、連続したラインではなく切れた又はとびとびのラインとして見えることになる。高いトウ位置では、フェース部材の標識18は、本体部材の標識24よりもトウ12の近くに見えるようになる。同様に、低いトウ位置では、フェース部材の標識18は、本体部材の標識24よりもヒール11の近くに見えるようになる。かくして、穴26及び標識18を設けたことにより、本発明は、ライアングル位置合わせ補助手段を有することができ、それにより、一段とゴルファーが有益な結果を達成することができる。この意味では、「ライアングル」は、シャフトとクラブヘッドとの間の角度を意味する場合があり又は、クラブヘッドの長手方向軸線を通る垂直平面内におけるゴルフクラブの角度位置を意味する場合がある。好ましくは、第1の標識18と第2の標識24は、0.25〜1.5インチ(0.635〜3.810cm)だけ垂直方向にオフセットしている。フェース部材の標識18は、クラブヘッド1が真正面(square)の向きにあるとき、この標識18が本体部材の標識24と連続したラインを作るようフェース部材101に設けられるべきである。この位置は、ゴルファーにより様々であって良く、フェース部材の標識18の正しい位置は、穴26の中心と位置が合っていない場合があることは、注目されるべきである。この構成も又、トウ12が前方又は後方に逸れるのを阻止するよう垂直軸線回りの正しい回転位置を達成するための補助手段として機能することができる。
フェース部材の標識18は、ラインの形態ではなく、種々の他の形状又は形態で設けられても良い。例えば、他の形状、例えば三角形及び円を用いても良い。さらに、フェース部材の標識18は、色の形態を取っていても良い。例えば、穴26に相当するフェース部材101の少なくとも一部分をクラブヘッドの他の部分から識別できる色、例えば赤色で設けられても良い。ゴルファーは、上述したように標識18を位置決めすることにより、赤色を見ることがクラブヘッド1が正しく位置合わせされていることを意味しているものと了解することになる。これとは逆に、標識18は、赤色を見ることが、クラブヘッド1が正しく位置合わせされておらず、調節が行われなければならないことを意味するように位置決めされても良い。
本発明のゴルフクラブヘッド1の部分断面図である図9に示す実施形態では、壁25は、上から下へ内方に傾けられている。これは、クラブヘッド1の位置合わせ上の利点を最適化するのに望ましい場合がある。さらに、水平の穴23を本体部材202に設けることにより、更に、本体部材の穴26に差し込む光を多くすることができ、それにより標識18が見やすくなる。
本体部材20は、クラブヘッドの打球面又は打撃面17の少なくとも一部を形成するようフェース部材10を貫通して延びるのがよい。例えば図6に示すように、本体部材20は、最も前方の部分がフェース部材10の最も前方の部分と面一をなし、共同して打球面17を形成するようフェース部材10に結合されている。これは、パターに対してしっかりとした感触及び結果としての所望のパットを確実にするのを助ける。防振材料の層35を打球面17の付近でフェース部材10と本体部材20との間に位置決めするのがよい。この層35は、フェース部材10と本体部材20を結合するために用いられる接着剤又はエポキシの形態をしているのがよい。変形例として、層35は、フェース部材10と本体部材20の両方に結合された別個独立の部品、例えば、エラストマー、ポリウレタンなどであってもよい。幾つかの実施形態、例えば図7に示す実施形態では、本体部材は、打球面17の一部分を形成するようフェース部材を貫通してはいないのが良い。これは、例えば、本体部材を既存のゴルフクラブヘッドに付け足す場合又はゴルファーが練習中にのみ曲線状スイング補助手段を用いるというオプションを持ちたいと思う場合に望ましい場合がある。
ホーゼル40及びシャフト42を、公知の仕方で、クラブヘッド、フェース部材10又は本体部材20に取り付けることができる。かかるホーゼル40及び(又は)シャフト42を任意の仕方で、例えば真っ直ぐな状態、傾斜した状態又オフセットした状態でクラブヘッド1に取り付けることができる。これについては、米国特許第6,334,818号及び米国特許出願第10/946,394号明細書を参照されたい。なお、これら特許文献を参照により引用し、これらの開示内容を本明細書の一部とする。傾斜状態のホーゼル40を用いる場合、このホーゼルは好ましくは、頂面13に対し、ロフトアングル、本体部材角度α及び(又は)フェース部材角度βの±0.5°以内の角度γをなす。ホーゼルに結合されているシャフトの角度を必要に応じて変更することができる。シャフト及び(又は)ホーゼルは、貫通設計のものであるのがよく、或いは、変形例として、クラブヘッドソールまで完全に貫通していなくてもよい。
クラブヘッド構成部品は、公知の仕方で、例えばフライス加工により形成される。他の製造方法も又使用できる。これら構成部品は、公知の仕方で、例えば、機械的接続、接着剤又はこれらの組合せによって組み立てられる。
上述したように、本発明の本体部材及びフェース部材を種々の技術を用いて互いに結合するのが良く、これらの技術のうちの幾つかは、非永続的である。かかる非永続的結合手段、例えば機械的締結具の使用により、種々の本体部材を同一のフェース部材10に連結することができる。例えば、図1〜図6の本体部材20、図7の本体部材201、図8及び図9の本体部材202、及び図10の本体部材20を含む一群の本体部材は、全て、同一のフェース部材10に交換可能に結合できる。この互換性により、ゴルファーは、特定の目的に合った設計のゴルフパターを選択する上で多大な融通性を得ることができる。例えば、ゴルファーは、図1〜図6の本体部材20を用いて練習をしたいと願う場合があるが、1ラウンドのゴルフをプレーする際に図7の本体部材201を使用したいと思う場合がある。ゴルファーは又、機能拡張手段を全て取り除いて例えば米国特許第6,231,458号明細書に開示された重い重りを備えたフェースインサートを用いたいと思う場合がある。なお、この米国特許を参照により引用し、その開示内容を本明細書の一部とする。また、この互換性により、レッスン中、様々な知識と経験の下でゴルファーを観察して評価するゴルフレッスンプロの能力が高められる。さらに又、この互換性に鑑みて、複数個のゴルフクラブヘッドに必要な多種多様な部品を減らすことにより製造時間及び製造費が減少する。
本発明の好ましい実施形態を上述したが、これら実施形態は例示として与えられているに過ぎず、本発明を限定するものではないことは理解されるべきである。当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、これら実施形態の形態及び細部における種々の変更例を想到できる。かくして、本発明は上述の例示の実施形態によって限定されるべきではなく、特許請求の範囲の本発明の範囲及びこれらの均等範囲によってのみ定められるべきである。さらに、本発明の或る特定の利点を本明細書において説明したが、本発明の任意の特定の実施形態に従ってかかる利点を必ずしも全て達成できるとは限らないことは理解されるべきである。かくして、例えば、当業者であれば、本発明は、本明細書において教示され又は示唆された他の利点を必ずしも達成することなく、本明細書において教示された1つの利点又は利点の組合せを達成し又は最適化する仕方で具体化でき又は実施できることは認識されよう。
1 ゴルフクラブヘッド
10,101 フェース部材
11 ヒール
12 トウ
13 頂面又は上面
16 照準又はねらい付けライン
17 打球面
18,24 標識
20,201 本体部材
21 真っ直ぐな部分
22 湾曲部分
25 壁
26 穴
30 重り部材
50 トップライン
51 ソール
52 フランジ
53 キャビティ
10,101 フェース部材
11 ヒール
12 トウ
13 頂面又は上面
16 照準又はねらい付けライン
17 打球面
18,24 標識
20,201 本体部材
21 真っ直ぐな部分
22 湾曲部分
25 壁
26 穴
30 重り部材
50 トップライン
51 ソール
52 フランジ
53 キャビティ
Claims (25)
- ゴルフクラブヘッドであって、
打球面を構成し、且つ、該打球面と反対側の後面と、ヒールと、トウとを備えたフェース部材と、
前記フェース部材から後方へ、前記後面から延びる本体部材とを有し、
前記本体部材の少なくとも一部分が前記ヒールに向かって湾曲し、
前記打球面と反対側の前記フェース部材の後方部分がヒールフランジと、トウフランジとを有し、前記後面が前記ヒールフランジと前記トウフランジの中間に位置している、
ゴルフクラブヘッド。 - 前記本体部材は、前記後面から1〜4インチ(2.54〜10.16cm)にわたって延びている、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記本体部材の前記湾曲部分は、0.5インチ〜10インチ(1.255cm〜25.4cm)の曲率半径を有する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記曲率半径は、前記湾曲部分全体にわたり一定である、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェース部材に垂直な第1の線と、前記本体部材の最も後方の端のところで前記本体部材の前記湾曲部分に接する第2の線は、1°〜10°の角度をなす、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記ゴルフクラブヘッドは、前記角度の±0.5°のロフトアングルを有する、請求項5記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記本体部材は、前記本体部材の前記湾曲部分と同程度に湾曲した標識を含む頂面を有する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- ゴルフクラブヘッドであって、
打球面を備えると共に前記打球面と反対側の第1の実質的に垂直の後面、第2の実質的に水平の後面、ヒール、及びトウを備えたフェース部材と、
前記第1の後面に結合されていて、前記打球面から後方に遠ざかって延びる本体部材とを有し、前記本体部材を貫通して穴が設けられ、前記穴は、前記実質的に水平の後面の一部分を露出させ、
前記フェース部材は、前記実質的に水平の後面の一部分に設けられた位置合わせ補助手段を有する、ゴルフクラブヘッド。 - 前記位置合わせ補助手段は、第1のラインの形態をしており、前記本体部材は、その上面に設けられた第2のラインを有し、前記第1のラインと前記第2のラインは、ゴルフクラブが正しい使用位置にあるとき、互いに位置合わせ状態にある、請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記第1のラインと前記第2のラインは、0.25〜1.5インチ(0.635〜3.810cm)だけ垂直方向にオフセットしている、請求項9記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記第1のライン及び前記第2のラインは、円弧である、請求項9記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記位置合わせ補助手段は、着色面の形態をしている、請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記着色面は、ゴルフクラブが正しい使用位置にあるとき、ユーザに見える、請求項12記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記着色面は、ゴルフクラブが正しい使用位置にあるとき、ユーザには見えない、請求項12記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記本体部材の少なくとも一部分は、前記ヒールに向かって湾曲している、請求項8記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記本体部材の前記湾曲部分は、0.5インチ〜10インチ(1.255cm〜25.4cm)の曲率半径を有する、請求項15記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェース部材に垂直な第1の線と、前記本体部材の最も後方の端のところで前記本体部材の前記湾曲部分に接する第2の線は、1°〜10°の角度をなす、請求項15記載のゴルフクラブヘッド。
- ゴルフクラブヘッドであって、
打球面を備えると共にヒール及びトウを備えたフェース部材と、
前記フェース部材に結合された交換可能な本体部材とを有し、前記本体部材は、
少なくとも一部分が前記ヒールに向かって湾曲した第1の本体部材、及び
穴が貫通して設けられていて、前記フェース部材の実質的に水平の部分を露出させる第2の本体部材を含む群から選択される、ゴルフクラブヘッド。 - 前記打球面と反対側の前記フェース部材の後方部分は、ヒールフランジ及びトウフランジを有する、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記第1の本体部材は、前記後面から1〜4インチ(2.54〜10.16cm)にわたって延びている、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記第1の本体部材の前記湾曲部分は、0.5インチ〜10インチ(1.255cm〜25.4cm)の曲率半径を有する、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェース部材に垂直な第1の線と、前記本体部材の最も後方の端のところで前記本体部材の前記湾曲部分に接する第2の線は、1°〜10°の角度をなす、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェース部材は、前記実質的に水平の表面部分に設けられた第1の位置合わせ補助手段を有し、前記第2の本体部材は、その上面に設けられた第2の位置合わせ補助手段を有し、前記第1の位置合わせ補助手段と前記第2の位置合わせ補助手段は、ゴルフクラブが正しい使用位置にあるとき、互いに位置合わせ状態になるよう協働する、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記位置合わせ補助手段は、ライン又は円弧の形態で設けられる、請求項23記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記交換可能な本体部材は、前記ゴルフクラブヘッドの打球面を有する、請求項18記載のゴルフクラブヘッド。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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